犬山検査場
座標: 北緯35度22分38.7秒 東経136度57分9.4秒 / 北緯35.377417度 東経136.952611度
犬山検査場・犬山検車区 | |
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転削庫(手前)と検車庫(奥) | |
基本情報 | |
所在地 | 愛知県犬山市梅坪 |
鉄道事業者 | 名古屋鉄道(名鉄) |
最寄駅 | 犬山駅 |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 35,627 m2 |
検査線本数 | 4本 |
その他設備 |
ドロップピット ポリシャー洗車機 天井走行クレーン (7.5t) :1基 車輪転削盤:1台 など |
最大収容両数 | 52両 |
備考 | データは2009年(平成21年)3月現在[1]。 |
犬山検査場(いぬやまけんさじょう、Inuyama Inspection Yard)は、愛知県犬山市にある、名古屋鉄道(名鉄)の車両基地である。
概要
[編集]1985年(昭和60年)に開設。広さは35,627m2あり、名古屋鉄道の車両基地の中では2番目の規模である。
主な設備は、検査ピット(8両用3線・4両用1線)、洗車台(8両対応)、車輪旋盤、自動車輪測定装置、ドロップピットなどがある。また最大52両を留置可能。
基本的に瀬戸線を除く車両の日常検査、月検査、列車検査を行っているほか、日常修理、事故・故障対応も行っている。また、名鉄以外では名古屋市交通局7000形電車の検査も行っている(書類上は同局日進工場の所属)。鶴舞線の車両(N3000形等)も異常時には乗り入れて外泊することがある。
検査場内にある犬山検車区のほか、茶所、新川、豊明、猿投、尾張旭の各検車支区を下部組織として管轄している[2]。かつて存在した喜多山、新可児の両検車区やモノレール車庫も犬山検査場所属であった[3][4]。
構内の線路には日本では数少ない三枝分岐器も設置されている。
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検査場入口
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広見線との分岐地点
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洗車機
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留置線
← 犬山方面 |
→ 新可児方面 |
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凡例 出典:[5][6] |
その他
[編集]1997年(平成9年)に舞木定期検査場(現・舞木検査場)が開設されるまでは、名古屋鉄道で最大の検査場であった。
過去には、瀬戸線の車両、モノレール(モンキーパークモノレール線)の車両(MRM100形)、気動車(キハ10形・キハ20形・キハ30形、キハ8000系、キハ8500系)の定期検査も担当していた。
現在は、舞木検査場が定期検査、犬山検査場が日常検査を担当している。
脚注
[編集]- ^ 伊藤慎悟「検車区の概要」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、59頁。
- ^ 伊藤慎悟「検車区の概要」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、58頁。
- ^ 伊藤慎悟「検車区の概要」『鉄道ピクトリアル』第771巻、電気車研究会、2006年1月、63頁。
- ^ 宇佐美晃「車両保守体制と車両基地の概要」『鉄道ピクトリアル』第624巻、電気車研究会、1996年7月、47頁。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 油原誠 「車両工場・検車区の概要」(『鉄道ピクトリアル No.473 1986年12月増刊号』、p.26、電気車研究会、1986年