「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」の版間の差分
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: 声 - ドーン・M・ベネット<ref>{{Twitter status|DawnMBennettVA|1715456580618203611}}</ref> |
: 声 - ドーン・M・ベネット<ref>{{Twitter status|DawnMBennettVA|1715456580618203611}}</ref> |
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: パワーアップとヨッシー特有の能力がない代わりに、こちらは敵に当たってもそのまま素通りできる<ref name="Vol.2"/>。さらに本作ではマリオたちと同様にヨッシーに乗ることができる<ref name="Vol.2"/>。 |
: パワーアップとヨッシー特有の能力がない代わりに、こちらは敵に当たってもそのまま素通りできる<ref name="Vol.2"/>。さらに本作ではマリオたちと同様にヨッシーに乗ることができる<ref name="Vol.2"/>。 |
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=== ノンプレイヤーキャラクター === |
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この項目ではプレイヤーが操作するキャラクターではない重要キャラクターについて記述する。 |
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; フロリアン王子 |
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: 声 - ケイトリン・エリザベス<ref>{{Twitter status|BoobsMcbalrog|1715459381419196787}}</ref> |
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: フラワー王国の王子。クッパの悪名を知っており、各ワールドの解説役やバッジの管理者としてマリオたちに同行しプレイヤーをサポートしてくれる。 |
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; おしゃべりフラワー |
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: 声 - [[北島淳司]] |
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: コースのいたる場所に配置されている花。花に触れるとプレイのヒントや応援メッセージ、関係のない他愛もない話をしてくる。ほとんどのおしゃべりフラワーの色は黄色だが、赤色のおしゃべりフラワーも特定の場所にいる。プレイヤーの行動やミス、言語設定を切り替えることで発言内容が変わることもある。 |
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; ポプリン |
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: 声 - [[クリスティーン・マリー・カバノス]]<ref>{{Twitter status|christinemcabz|1715501978963640660}}</ref> |
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: フラワー王国に住む一族。頭部がつぼみのような形状となっており、嬉しいときに開花する。またコースクリア後にゾウマリオでゴールしたプレイヤーがいる場合、鼻から水を吹きかけられて開花する{{efn2|象に変身しており鼻に水を含んでいないと花は開花しない。}}。 |
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; [[キノコ族#キノピオ隊長|キノピオ隊長]] |
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: 声 - サマンサ・ケリー |
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: キノピオ探検隊のリーダー。見つけて話しかけるとフラワーコインをくれる。 |
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=== クッパ軍団 === |
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; [[クッパ (ゲームキャラクター)|クッパ]] |
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: 声 - ケニー・ジェームズ |
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: クッパ軍団の首領。フラワー王国のパーティ会場を襲撃し、奪ったワンダーフラワーの力でフラワー城と合体した「城クッパ」に変貌する{{R|城クッパ}}。 |
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; [[クッパJr.]] |
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: 声 - ケーティー・サゴイアン |
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: クッパの息子。占拠した各ワールドのパレスでボスとして待ち構える。ワールドごとに攻撃手段が変化し、一度攻撃を受けるとワンダーパワーを浴びて強化される。 |
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; [[カメック]] |
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: クッパの側近。得意の魔法を使い、フラワー王国を混乱に陥れる。 |
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=== そのほかの敵キャラクター === |
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{{See also|マリオシリーズのキャラクター一覧}} |
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* [[クリボー]] |
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* [[ノコノコ]] |
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* [[パタパタ (ゲームキャラクター)|パタパタ]] |
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* [[パックンフラワー]] |
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* [[メット (ゲームキャラクター)|メット]] |
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* [[ジュゲム]] |
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* [[トゲゾー]] |
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* [[プクプク]] |
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* [[キラー (ゲームキャラクター)|キラー]] |
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* [[ハンマーブロス]] |
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* [[バブル (ゲームキャラクター)|バブル]] |
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* [[カロン (ゲームキャラクター)|カロン]] |
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* [[テレサ (ゲームキャラクター)|テレサ]] |
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* [[ドッスン]] |
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* [[ボムへい]] |
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* [[ガボン (ゲームキャラクター)|ガボン]] |
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* [[サンボ (ゲームキャラクター)|サンボ]] |
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* [[ハックン]] |
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* [[メカクッパ]] |
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* [[キングテレサ]]{{efn2|本作ではボスキャラクターとしてではなく、『[[New スーパーマリオブラザーズ 2]]』に登場した「テレドン」と同様の役割で登場する。}} |
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以上のキャラクターの詳細は個別記事を参照。 |
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; スイカパックン |
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: スイカの果実のような縞模様が特徴の、パックンフラワーの亜種。飛ばした種を踏んでジャンプ台代わりにすることができる。またヨッシーで食べると、『[[ヨッシーアイランド]]』のスイカのようにスイカの種を吐き出すことができる。 |
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; ホッピン |
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: プレイヤーの真似をしてジャンプする。ジャンプを利用してハテナブロックを叩くことができる。 |
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; メリコンドル |
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: コンドルのような姿をした生物。ブロックごと粉砕しながら突撃し、くちばしが壁にめり込むと一時的に動けなくなる。 |
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; ゴッツン |
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: ドッスンの亜種。通常のドッスンと違い水平にプレイヤーを追尾し、下から上の逆方向に突撃してくるタイプもいる。 |
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; マキマキ |
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: 頭頂部が非常に長いミイラのような敵。通常の踏み付けでは倒せないが、背後の取っ手ごと包帯を引きはがして倒すことができる。 |
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; アングリ |
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: 鼻水を垂らしたサンショウウオのような生物。大きな口でプレイヤーやほかの敵を飲み込もうとし、飲み込んだファイアボールを吐き出して反撃してくる。 |
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; トッシン |
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: [[バッファロー]]のような大柄な生物。プレイヤーに突進をしかけてくるが、背中にはダメージ判定がなく足場にすることができるほか、登り斜面の端から放物線状に跳躍したり、壊せない土管や壁などの障害物に当たると一時的にダウンする。ワンダーフラワーの力で列をなして走ってくることもある{{R|ワンダー変化}}。 |
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; コロンポリン |
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: 毬のような体型をもつカバのような生物。触れたプレイヤーを跳ね飛ばしながらもダメージにはならず、踏んだり何らかの攻撃を加えるとトランポリンのように跳ね転がり、隙間に挟まるとジャンプ台代わりに利用できる。 |
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; ズラカル |
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: 茶色い体毛をしたげっ歯類のような生物。口からドングリを吐いて攻撃してくるほか、プレイヤーが近づくと逃走して距離を取ろうとする。コースによっては、ワンダーフラワーやコインなどのアイテムをもっている場合もある。 |
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; オシダシー |
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: ハンマーブロスに似たメットと分厚いグローブをはめた敵。進行方向にある土管やほかの敵を押し出すが、スーパー以上の形態であれば押し合いに勝つことができる。 |
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; ブースケ |
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: 風船のような生物。上から叩くと割れ、中にワンダーフラワーが入っていることもある。 |
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; ハイデン |
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: [[カレイ]]のような魚。砂底を這ってプレイヤーを追尾し、水上まで跳ね上がって噛みついてくる。ワンダー状態では地形ごと食らうほどの巨大な個体が現れる。 |
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; フキヤン |
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: くちばしを吹き矢のように飛ばしてくる鳥。飛ばしたくちばしは一定時間で復活するほか、刺さったくちばしのうしろが伸びて足場代わりにもなる。 |
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; ズンドコ |
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: 白い毛皮とゴーグルを纏ったクリボーのような体型のキャラクター。おもに雪のある寒冷地に生息し、眼前にある氷ブロックやノコノコの甲羅などを蹴転がして攻撃してくる。 |
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; ヘビムシ |
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: 空中にある点線を伝って移動するイモムシのような生物。棘付きのメットや鎧で覆われた部分に触れるとダメージを受けるが、無防備な尻の部分を踏んで倒せる。通常の緑タイプと、移動速度が速い赤タイプがいる。 |
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; ヨコドリー |
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: ゴーグルをつけた青い鳥。上空から急降下して進行方向上にあるコインなどを奪う。 |
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; ガシガシ |
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: オレンジ色の鳥。目の前にハテナブロックなどの障害物がある場合、噛み砕いてしまう。POWブロックで一時的に動きを止めることが可能。 |
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; チョロチュー |
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: ハーネスをつけたキャラクター。ハーネスを引っ張って取ると、進行方向に向かって真っ直ぐダッシュする。 |
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; モロコン |
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: とうもろこしの粒の姿をしたキャラクター。ファイアボールやアチアチブロックに触れると弾けてポップコーンになり跳ね回る。 |
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; エイミー |
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: 三角形の魚のキャラクター。水面から飛び出てくる。 |
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; コロブー |
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: 転がってくるボールの姿をしたキャラクター。 |
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; ホバーメカクッパ |
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: 常に空を飛んでいるメカクッパの亜種。 |
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; ハナビへい |
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: ボムへいの亜種。 |
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; ファイアガボン |
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: ガボンの亜種。 |
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; チェイスキラー |
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: キラーの亜種。 |
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; ランランパックン |
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: パックンフラワーの亜種。 |
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; ロングキラー |
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: 細長いキラーの亜種。 |
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; スライドン |
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: ドッスンの亜種。 |
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== 開発 == |
== 開発 == |
2024年11月3日 (日) 12:17時点における版
このページは「スーパーマリオブラザーズシリーズのキャラクター一覧」との間で記事内容の一部転記が提案されています。 議論は「ノート:スーパーマリオブラザーズシリーズのキャラクター一覧」を参照してください。(2024年10月) |
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 | Nintendo Switch |
開発元 | 任天堂企画制作本部 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 手塚卓志[1] |
ディレクター | 毛利志朗[1] |
デザイナー | 林田宏一[1] |
音楽 | 近藤浩治(サウンドディレクター)[1] |
美術 | 佐藤真靖(アートディレクター)[1] |
シリーズ | スーパーマリオシリーズ |
バージョン | Ver.1.0.1 (2023年11月21日)[2] |
人数 | 1 - 4人(オンラインでは1 - 12人) |
メディア |
Nintendo Switch専用ゲームカード ダウンロード販売 |
発売日 | 2023年10月20日[3][4] |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象)[5] ESRB:E(6歳以上)[3] PEGI:7[4] USK:6(6歳未満提供禁止)[6] ACB:G[7] |
コンテンツアイコン |
ESRB:Mild Fantasy Violence[3] USK:Handlungsdruck[8] ACB:Online interactivity, Very mild fantasy themes and violence[7] |
売上本数 |
268万本 (2024年3月末時点)[9] 1,344万本 (2024年3月末時点)[9] |
対応言語 | 日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、韓国語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)[5] |
その他 | Nintendo Switch Online対応 |
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』(Super Mario Bros. Wonder)は、任天堂より2023年10月20日に発売されたNintendo Switch専用ゲームソフト。
『スーパーマリオブラザーズ』の流れを汲むスーパーマリオシリーズの2D(横スクロール)ゲームとしては2016年リリースのスマートフォン用ソフト『Super Mario Run』以来7年ぶり、スーパーマリオブラザーズシリーズとしては2012年発売のWii U用ソフト『New スーパーマリオブラザーズ U』以来の11年ぶりの新作である。発売2週間で430万本と、過去最高ペースで売り上げた[10]。
システム
基本的なシステムは『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズと同様で、「カベキック」「ヒップドロップ」をはじめとした同シリーズのテクニックも一通り実装されている。また、「3Dマリオ」のようにしゃがみながら移動することができる。その一方で、本作ではスコアや制限時間の概念が廃止されている。
2人以上でのプレイ時はプレイヤーの残り数(残機)が共有となっていて、ミスをしたプレイヤーは「タマシイ」の状態となってコース内を浮遊し、健在な仲間プレイヤーが5カウント以内にタマシイに触れれば、残り数を減らさずプレイに復帰できる[11]。
各ステージに配置されている「ワンダーフラワー」に触れると「ワンダー」が発動し、地形やギミック、プレイヤーや敵の外見など、さまざまな変化が起こる。ワンダーには制限時間があるものもあり、0になると通常状態に戻る。
冒険を進めると、便利なアクションを追加したり、難易度を上げたりすることが可能な「バッジ」が手に入る[12]。一度に付けられるバッジは1枚のみ。
パワーアップ形態
本項では便宜上、各パワーアップ時の名称を「○○マリオ」と表記する。
- ちびマリオ
- 「スーパーマリオ」の状態でダメージを受けるとこの状態になり、レンガブロックを壊せなくなる。この状態でダメージを受けるとミスになり、再挑戦時は強制的にこの状態になる。
- スーパーマリオ
- 「ちびマリオ」の状態でスーパーキノコを取ると変身する。実質的な標準形態で、最初のコースから始める場合はこの状態でスタートする。
- ファイアマリオ
- ファイアフラワーを取ることで変身するパワーアップ。画面上に連続2個までファイアボールを投げられる。
- ゾウマリオ
- ゾウフルーツを取ることで変身する。鼻で攻撃したり、鼻に水を溜めて噴射したりするなど、ゾウを意識したアクションが可能[13]。
- アワマリオ
- アワフラワーを取ることで変身する。前方に泡を放ち、近づいた敵を包み込むと同時にコインに変化させることができる。また、泡は壁やブロックなどの障害物を貫通して敵に到達し、ひと跳び限りの足場とすることもできる[13]。
- ドリルマリオ
- ドリルキノコを取ることで変身する。頭突きで棘付きの敵や硬い敵を倒すことができるほか、天井や地中に潜ることができる[13]。
- 無敵マリオ
- スーパースターを取ることで変身する、シリーズ共通の無敵状態。触れた敵を一方的に倒したり、ダメージのある棘床などのトラップを無効化するほか、近くにあるコインを引き寄せる。穴に落ちたり、底のない溶岩や毒沼につかった場合は通常通りミスとなる。
ワールドとコース
「フラワー諸島」を中心に、各ワールドが時計回りに配置されているのが特徴で、ワールド2以降に行くにはフラワー諸島を経由する必要がある。また、従来のルートに沿って自動的に進む地帯に加え、『スーパーマリオ 3Dワールド』のような自由に歩き回れる地帯が混在している。
ストーリー
舞台はキノコ王国より少し離れた場所にあるフラワー王国。フロリアン王子が主催するパーティに招待されたマリオたちの前に、突如としてクッパ軍団が襲来。クッパは王国から奪ったワンダーフラワーの力でフラワー城と合体し、各地の人々を牢に閉じ込めるなど王国を混乱に陥れる。マリオたちはフロリアン王子の協力のもと、クッパの悪事を阻止し、フラワー王国を救うための旅を始める。
キャラクター
プレイヤーキャラクター
本作では『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズの倍以上となる12体のキャラクターから選択できる[14]。また、一部のコースには特定のキャラクターが近づくと見えるようになる隠しブロックが存在する。
- マリオ、ルイージ、ピーチ、デイジー、きいろキノピオ、あおキノピオ、キノピコ
- 声 - ケビン・アフガニ(マリオ、ルイージ)[15]、サマンサ・ケリー(ピーチ、きいろキノピオ、あおキノピオ、キノピコ)、ジゼル・フェルナンデス(デイジー)[16]
- 基本となる操作キャラクター。アイテムを取ることでさまざまなパワーアップが可能。身体能力上の差は存在しないが[17]、前述の「バッジ」で過去の作品における固有能力をある程度再現できる。
- ヨッシー、あかヨッシー、きいろヨッシー、みずいろヨッシー
- たべる、はきだす、ふんばりジャンプといった、「ヨッシーシリーズ」でも使用したアクションが使える[17]。また、別のヨッシーを含むほかのキャラクターを騎乗させることもできる[17]。敵に当たってもダメージを受けない[17](一瞬行動不能となる)が、谷底に落ちたり溶岩、毒沼に触れると通常通りのミスになる。また、マリオたちと違いアイテムによるパワーアップはできない。
- トッテン
- 声 - ドーン・M・ベネット[18]
- パワーアップとヨッシー特有の能力がない代わりに、こちらは敵に当たってもそのまま素通りできる[17]。さらに本作ではマリオたちと同様にヨッシーに乗ることができる[17]。
開発
『Newスーパーマリオシリーズ』のエンジンを流用するのではなく、「新たな2Dマリオのベースとなるシステムをつくる」ことを目標に制作された[1]。
作品のテーマは「秘密や不思議がいっぱいのマリオ」。ブロックをたたくとコインが出る、スーパーキノコで体が大きくなる等の発売当時から続くシリーズ伝統のギミックだけでなく、「今の時代でも感じられる秘密や不思議」を模索するようプロデューサーの手塚卓志から課題が出たという[1]。
『スーパーマリオメーカー2』の開発が始まった時から「次のマリオはどんなものにしよう?」と模索したが多くのユーザーがスーパーマリオメーカーシリーズの手作りコースだけで満足する声が出てきてデザイナーの林田宏一は相当な不安を抱えた。手塚は楽観視のため、「次のマリオはちゃんと『スーパーマリオメーカー』と全然違うものになるから、心配しないで」と説得を続けた[1]。
アイデア案は2000枚以上も存在した。その中の一つが「アイテムを取ると別世界にワープできる」。美術担当の佐藤真靖が提案した物で土管やつるブロックの様にワープする事から構想し、手塚から従来のワープとは変わらないことを指摘し、その場の地形を変化する様に指示を出したがディレクターの毛利志朗たちから無茶な指示に困惑した。土管を芋虫の様に曲げながら移動するアイデアは従来の2Dマリオではスペックの都合で出来なかったことを実現できたことから核が見えてきて決定した。サウンドディレクターの近藤浩治の案は、8頭身リアルサイズの実写版マリオがBGMを鼻歌で歌いながら進み、ジャンプするときは「ぴょ~んっ!」と声で喋るものだった。採用されなかった理由はアイデアとしては面白いが、遊び方の違いがどう変わるのか分からないからとされる[1]。その不採用となったアイデアは、「ハナ歌効果音」バッジの効果として採用された。採用された理由は、いろいろな声を聞きたくなるため、さまざまなアクションを試したくなる点がよかったからとのこと[19]。
開発が遅れた理由としては「納期よりも中身優先で」の指示があったため、制作期間に制限が設けられておらず、長期にわたる時間やコストがかかったことや、当初は少人数体制で開発が行われたことが理由として挙げられる[1]。
音声
BGMの変化は大きく意識しており、異質感をより高めるように、アップテンポの曲を多めにしたり、環境音と効果音をより派手な音にして通常コースをガラッと変わった印象を与えるように従来のアナログシンセから楽器音やデジタルシンセを採用してこれまでのマリオになかったジャンルを取り入れ、一新した[1]。
『スーパーマリオ64』から長年に渡ってマリオとルイージの声優を担当していたチャールズ・マーティネーが引退することを2023年8月に発表したため、後任としてケビン・アフガニが声を担当する初のゲーム作品となった[20][21][22]。また、デイジーやトッテンの声優も過去作から変更された。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k “開発者に訊きました : スーパーマリオブラザーズ ワンダー”. 任天堂ホームページ. 2023年10月17日閲覧。
- ^ “スーパーマリオブラザーズ ワンダー 更新データ”. 任天堂ホームページ. 2023年11月22日閲覧。
- ^ a b c “Super Mario Bros.™ Wonder for Nintendo Switch - Nintendo Official Site”. Nintendo of America. 2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “Super Mario Bros. Wonder | Nintendo Switch games | Games | Nintendo”. Nintendo UK. 2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “スーパーマリオブラザーズ ワンダー”. My Nintendo Store. 任天堂. 2024年2月9日閲覧。
- ^ “Nintendo Switch Super Mario Bros. Wonder”. Nintendo Store DE. 任天堂DE. 2024年2月9日閲覧。
- ^ a b “Nintendo Switch Super Mario Bros. Wonder”. Nintendo Store AUS. 任天堂AUS. 2024年2月9日閲覧。
- ^ “Start › Ergebnisse für Ihre Suche nach "Super Mario Bros. Wonder"”. USK. USK.de. 2024年2月9日閲覧。
- ^ a b “任天堂株式会社 2024年3⽉期 決算説明資料” (PDF). 任天堂 (2024年5月7日). 2024年5月7日閲覧。
- ^ “マリオ新作、過去最高ペースで爆売れ”. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “CHAPTER4: ゆるいつながり”. 開発者に訊きました. 任天堂 (2023年10月18日). 2024年2月9日閲覧。
- ^ “バッジで広がる多彩なアクション”. スーパーマリオブラザーズ・ワンダー公式サイト. 任天堂. 2023年10月24日閲覧。
- ^ a b c “アイテムでパワーアップ”. スーパーマリオブラザーズ・ワンダー公式サイト. 任天堂. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “マリオも仲間も一緒に冒険”. スーパーマリオブラザーズ・ワンダー公式サイト. 任天堂. 2023年10月24日閲覧。
- ^ KevinAfghaniのツイート(1712900880218181648)
- ^ GZFernVOのツイート(1715442836169183277)
- ^ a b c d e f “マリオも仲間もみんなで冒険。シリーズ最多12種類の操作キャラクターをご紹介。【ワンダーの世界へ Vol.2】”. Nintendo Switch スーパーマリオブラザーズ ワンダー. 任天堂 (2023年9月13日). 2024年2月9日閲覧。
- ^ DawnMBennettVAのツイート(1715456580618203611)
- ^ “『マリオワンダー』が不思議あふれる2Dマリオとして新生した方法。採用されなかったワンダーや開発資料も公開【GDC 2024】”. ファミ通.com (2024年3月21日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ Adam Bankhurst (2023年8月22日). “引退を表明したマリオの声優チャールズ・マーティネットは最新作の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』には関与していない”. IGN Japan. 2023年8月22日閲覧。
- ^ “任天堂「マリオ」声優交代 「64」から主要キャラ担当”. 共同通信 (2023年8月22日). 2023年8月22日閲覧。
- ^ "「マリオ」新声優は米国の声優ケビン・ザカリー・アフガニ氏(26歳)に。本人が発表し任天堂も認める。『原神』のアーノルド(英語版)など担当、出演クレジットは数えるほど少ない若手新人が大役務める". 電ファミニコゲーマー. マレ. 14 October 2023. 2023年10月14日閲覧。
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