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[[単式ホーム]]1面1線(1番線)と[[島式ホーム]]1面2線(2・3番線)、計2面3線を有する[[地上駅]]{{R|zeneki23}}。駅舎は単式ホームに面しており、両ホームは仙台方にある[[構内踏切]]で連絡している。構内踏切には[[スロープ]]があり、車椅子等が使用可能。駅出入口付近と北側を結ぶ歩道橋(自由通路)が設置されている。開設以来の[[木造駅舎]]<ref>{{Cite news |title = <東仙台駅>築74年の木造駅舎お別れ |newspaper = [[河北新報]] ONLINE NEWS |date = 2015-09-09 |url = http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150909_13020.html |accessdate = 2016-03-23 |publisher = [[河北新報社]] |archiveurl = https://megalodon.jp/2016-0323-0100-30/www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150909_13020.html |archivedate = 2016-03-23 }}</ref>(延床面積84&nbsp;m<sup>2</sup><ref name="交通20180126"/>)は、2018年に鉄骨平屋建ての駅舎(延床面積140&nbsp;m<sup>2</sup>)に建て替えられた<ref name="交通20180126"/>。
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仙台地区センター管理の[[業務委託駅]]([[JR東日本東北総合サービス]]受託)で、[[自動券売機]]・[[指定席券売機]]・[[自動改札機]]設置。2014年3月末までは、[[キヨスク|KIOSK]]も営業していた。
仙台地区センター管理の[[業務委託駅]]([[JR東日本東北総合サービス]]受託)で、[[自動券売機]]・[[指定席券売機]]・[[自動改札機]]設置。2014年3月末までは、[[Kiosk (JRグループ)|KIOSK]]も営業していた。


JR[[特定都区市内]]制度における「仙台市内」の駅である。
JR[[特定都区市内]]制度における「仙台市内」の駅である。

2024年3月20日 (水) 22:57時点における版

愛子駅
駅舎と自由通路(2021年10月)
あやし
Ayashi
(秋保温泉口)
陸前落合 (2.5 km)
(5.4 km) 陸前白沢
地図
所在地 仙台市青葉区愛子中央一丁目8-1
北緯38度16分21.61秒 東経140度45分41.88秒 / 北緯38.2726694度 東経140.7616333度 / 38.2726694; 140.7616333座標: 北緯38度16分21.61秒 東経140度45分41.88秒 / 北緯38.2726694度 東経140.7616333度 / 38.2726694; 140.7616333
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 仙山線
キロ程 15.2 km(仙台起点)
電報略号 ヤシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
3,947人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1929年昭和4年)9月29日[1]
備考
テンプレートを表示

愛子駅(あやしえき)は、宮城県仙台市青葉区愛子中央一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線である[1]

仙台方面からの列車は大部分が当駅で折返しとなる。「秋保温泉口」の副名を有する。

歴史

1929年に仙山東線の終着駅として開設。関山街道の愛子宿の近くにできた駅で、当時の広瀬村の中心駅であり、合併して宮城村(後に宮城町)が出来るとその中心駅となった。西に路線が延長されるまでは、機関車の転車台を備えていた[3]

2001年皇太子徳仁親王夫妻の長女である敬宮愛子内親王[注釈 1]の誕生に伴って全国的に有名な駅になった。入場券は普段1日1枚程しか売れないが、名前が発表された12月7日には記念に買い求める行列が出来夕方までに1000枚以上売れた[4]。JR東日本によると、7 - 11日の5日間で約3万3200枚売れたという[5]

年表

駅構造

単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線を有する地上駅[1]。駅舎は単式ホームに面しており、両ホームは仙台方にある構内踏切で連絡している。構内踏切にはスロープがあり、車椅子等が使用可能。駅出入口付近と北側を結ぶ歩道橋(自由通路)が設置されている。開設以来の木造駅舎[12](延床面積84 m2[10])は、2018年に鉄骨平屋建ての駅舎(延床面積140 m2)に建て替えられた[10]

仙台地区センター管理の業務委託駅JR東日本東北総合サービス受託)で、自動券売機指定席券売機自動改札機設置。2014年3月末までは、KIOSKも営業していた。

JR特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 仙山線 下り 作並山形方面[13]
上り 仙台方面[13]
2・3 上り 仙台方面[13]
  • 1番線の上り列車は当駅始発のみ発着する。

利用状況

JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員3,947人である[利用客数 1]

1957年度(昭和32年度)以降の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
1957年(昭和32年) 784
1958年(昭和33年) 769
1959年(昭和34年) 800
1960年(昭和35年) 869
1961年(昭和36年) 893
1962年(昭和37年) 901
1963年(昭和38年) 959
1964年(昭和39年) 872
1965年(昭和40年) 953 [利用客数 2]
1970年(昭和45年) 365
1975年(昭和50年) 567
1977年(昭和52年) 557
1978年(昭和53年) 569
1979年(昭和54年) 597
1980年(昭和55年) 612
1981年(昭和56年) 620
1982年(昭和57年) 665
1983年(昭和58年) 790
1984年(昭和59年) 992
1985年(昭和60年) 1,111
1986年(昭和61年) 1,300
1990年(平成02年) 1,901
1995年(平成07年) 2,273
1999年(平成11年) 2,782
2000年(平成12年) 2,939 [利用客数 3]
2001年(平成13年) 3,042 [利用客数 4]
2002年(平成14年) 3,099 [利用客数 5]
2003年(平成15年) 3,233 [利用客数 6]
2004年(平成16年) 3,245 [利用客数 7]
2005年(平成17年) 3,380 [利用客数 8]
2006年(平成18年) 3,358 [利用客数 9]
2007年(平成19年) 3,419 [利用客数 10]
2008年(平成20年) 3,458 [利用客数 11]
2009年(平成21年) 3,441 [利用客数 12]
2010年(平成22年) 3,409 [利用客数 13]
2011年(平成23年) 3,543 [利用客数 14]
2012年(平成24年) 3,657 [利用客数 15]
2013年(平成25年) 3,757 [利用客数 16]
2014年(平成26年) 3,742 [利用客数 17]
2015年(平成27年) 3,857 [利用客数 18]
2016年(平成28年) 3,950 [利用客数 19]
2017年(平成29年) 4,010 [利用客数 20]
2018年(平成30年) 4,184 [利用客数 21]
2019年(令和元年) 4,269 [利用客数 22]
2020年(令和02年) 3,355 [利用客数 23]
2021年(令和03年) 3,630 [利用客数 24]
2022年(令和04年) 3,947 [利用客数 1]
1日平均乗車人員(人/日)
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
1960年度
1970年度
1980年度
1990年度
2000年度
2010年度
2020年度
マウスポインタを棒グラフの各要素に合わせると、該当年度の数値がポップアップする。

駅周辺

駅前広場(2015年7月)

線路は東西に走り、駅舎南に駅前広場がある。同広場中心にあるシダレザクラは、当駅開設時に近くの子愛観音堂から分けられたもの。現位置には2000年(平成12年)頃に移された。この桜の存在から、「駅前広場の樹齢50年を超える枝垂桜の木は、春には鮮やかな花を咲かせ、乗客の目を楽しませる駅」として、当駅は東北の駅百選に選定された。

駅前広場から宮城県道134号愛子停車場線が南に伸び、すぐに東西道の作並街道国道457号、旧・国道48号)と交差する。さらに南に直進する道は宮城県道132号秋保温泉愛子線である。この道を南進し、駅南約600mで直交する東西道が現在の国道48号・愛子バイパスである。この周辺から南側は市街化調整区域として水田が残されている。秋保温泉愛子線をそのまま南進すると、蕃山丘陵上の新興住宅地である錦ケ丘に至る。

駅の周りは東西に長い市街地で、駅北側約600 - 800m先を流れる広瀬川まで低層住宅地である。1980年代から駅周辺が仙台市ベッドタウンとして開発され始めると、乗車人員は顕著な増加傾向を見せ、愛子副都心構想も生まれた。現在は駅周辺でマンション開発も進んでいる。

バス路線

駅ロータリー内に「愛子駅」停留所がある。

駅から南の国道457号上には「愛子駅前」停留所もあり、本数はこちらの方が多い。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
仙山線
快速
陸前落合駅 - 愛子駅 - 作並駅
普通
陸前落合駅 - 愛子駅 - 陸前白沢駅

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 「愛子」の読みは「あいこ」。

出典

  1. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、25頁。 
  2. ^ a b 駅業務委託の拡大について【提案】” (PDF). JREU 仙台地本業務部 (2020年7月29日). 2020年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月1日閲覧。
  3. ^ 『宮城町誌』本編692頁。
  4. ^ 仙台のJR「愛子」駅に切符求め行列 駅員2回びっくり - 朝日新聞(2001年12月7日)
  5. ^ 読売新聞(2001年12月12日)
  6. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、474頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  7. ^ 「仙台圏 JR在来線 41駅 自動改札でスイスイ 8月完了」『河北新報河北新報社、2003年6月6日、夕刊、1面。
  8. ^ 2003年10月26日(日)仙台エリアSuica(スイカ)デビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2003年8月21日。オリジナルの2020年5月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200526144246/https://www.jreast.co.jp/press/2003_1/20030806.pdf2020年5月26日閲覧 
  9. ^ 仙山線 愛子駅が新しくなります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2017年11月22日。オリジナルの2019年7月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190729085706/http://jr-sendai.com/upload-images/2017/11/20171122_1.pdf2020年10月5日閲覧 
  10. ^ a b c “愛子駅新駅舎使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2018年1月26日) 
  11. ^ a b 駅の情報(愛子駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2021年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月14日閲覧。
  12. ^ “<東仙台駅>築74年の木造駅舎お別れ”. 河北新報 ONLINE NEWS (河北新報社). (2015年9月9日). オリジナルの2016年3月23日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2016-0323-0100-30/www.kahoku.co.jp/tohokunews/201509/20150909_13020.html 2016年3月23日閲覧。 
  13. ^ a b c 時刻表 愛子駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月13日閲覧。

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。
  2. ^ 宮城町誌(続編)(仙台市役所 1989年12月25日 発行) p.450
  3. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月18日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月26日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月11日閲覧。

参考文献

  • 宮城町誌編纂委員会『宮城町誌』本編、宮城町役場、1969年。

関連項目

外部リンク