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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2024年2月17日 (土) 09:05時点における版

LaLa(ララ)
ジャンル 少女漫画
読者対象 少女
刊行頻度 隔月刊月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 470円(2014年6月号以降)
出版社 白泉社
編集長 佐藤一哉[1]
雑誌名コード 09205
刊行期間 1976年7月 -
発行部数 58,500部(2023年7月 - 2023年9月日本雑誌協会調べ)
レーベル 花とゆめコミックス
姉妹誌 LaLa DX、××LaLa
ウェブサイト 白泉社オンライン
テンプレートを表示

LaLa』(ララ)は、白泉社の発行する少女向け漫画雑誌。毎月24日発売[2]。キャッチコピーは「バラエティに富んだ パワーあふれるコミック誌」[2]。版型はB5判[2]

歴史

創刊

1974年に『花とゆめ』を創刊させ、当時同誌の編集長であった小長井信昌は、同誌を軌道に乗せることに成功した[3]。小長井はその「次なるプロジェクト」として[3]1976年7月に隔月刊誌として本誌を創刊[4][5][6]。創刊号は山岸凉子の「花の精たち」というイラストが表紙を飾った[6][7]。創刊時の表紙について、成田美名子は「枠の中に入っていて、すごくおしゃれ。当時はこういうデザインがなかったので、すごく新鮮」だと語っている[8]。創刊号には美内すずえ和田慎二木原としえ萩尾望都竹宮恵子倉多江美三原順などの漫画家の作品が掲載された[3]

創刊当時の誌名は『花とゆめ LaLa』であり[6]、価格は260円[9]。初代編集長は小長井信昌が務めた[6]。キャッチフレーズは「ビューティフルなまんが雑誌」であった[8]。創刊号は24万8千部で、売行きは97.3パーセントという驚異の数字であったため、売り切れる店が続出したという[6]

1970年代

創刊からちょうど1年後の1977年7月に同年9月号をもって月刊化され、誌名も『LaLa』へと変更された[6]。それから1年の間、表紙を萩尾望都が担当した[6]。本誌は「花とゆめよりも高い年齢層をカバーする少女マンガ誌」という位置づけであった[3]

コミックナタリーによると、このころの主な作品に三原順の『ルーとソロモン』、和田慎二の『あさぎ色の伝説』、木原敏江の『摩利と新吾』、美内すずえの『黒百合の系図』、大島弓子の『綿の国星』、青池保子の『Z -ツェット-』、坂田靖子の『バジル氏の優雅な生活』などがある[6]

1979年7月、初の増刊号である『LaLa2月大増刊』が刊行される[6]

1980年代

女子漫画研究家の小田真琴によると、初期の本誌は24年組が支えていた[3]。例として山岸凉子の『日出処の天子』や大島弓子の『綿の国星』を挙げている[3]。編集長の小長井は、集英社で『別冊マーガレット』の編集者として活動し、同誌で鈴木光明たちと創設した「マンガスクール」での経験を活かし、「白泉社でも新人の発掘・育成に力を入れて」いた[3]。それにより、本誌から成田美名子森川久美ひかわきょうこ樹なつみ清水玲子などがデビューを果たす[3]

1980年代には『別冊LaLa SUMMER』をはじめとした増刊を多く刊行[6]。「一つのマンガ誌が成功すると、それに付随して、別冊、増刊類の雑誌群、そしてコミックスのような単行本群が、比較的容易に出せるうまみと利点がある」という考えを持つ小長井によると、「グループの知名度も上り、かつマンガ家の活躍の場を作り、また有望作家や新人を他誌、他社にとられぬよう確保、維持する」目的のためであった[6]

コミックナタリーによると、このころの主な作品に山岸凉子の『日出処の天子』、成田美名子の『CIPHER』、吉田秋生の『櫻の園』、なかじ有紀の『小山荘のきらわれ者』、安孫子三和の『みかん・絵日記』、清水玲子の『月の子 MOON CHILD』、樹なつみの『花咲ける青少年』などがある[6]。1984年には『綿の国星』が劇場アニメ化されている[6]

1990年代

コミックナタリーによると、このころの主な作品にやまざき貴子の『っポイ!』、ひかわきょうこの『彼方から』、清水玲子の『輝夜姫』、樹なつみの『八雲立つ』、猫山宮緒の『今日もみんな元気です』、森生まさみの『おまけの小林クン』、平井摩利の『火宵の月』、津田雅美の『彼氏彼女の事情』、マツモトトモの『キス』、田中メカの『お迎えです。』などがある[6]

1990年代には吉田秋生の『櫻の園』、安孫子三和の『みかん・絵日記』、津田雅美の『彼氏彼女の事情』、やまざき貴子の『っポイ!』がメディアミックス化されている[6]

2000年代

2001年に創刊25周年を迎える[6]。その記念に「LaLa25★25 SUMMER FESTIVAL」が企画され、原画展などを開催[6]。2004年、創刊28周年を記念して、本誌初となるドラマCDが付属される[6]。『桜蘭高校ホスト部』、『彼氏彼女の事情』、『美女が野獣』、『めるぷり メルヘン☆プリンス』、『おまけの小林クン』のボイスドラマが収録された[6]。2007年、30周年を記念して、立正大学大崎キャンパスにて、イベント「ララ学園☆夏祭り」を開催[6]

コミックナタリーによると、このころの主な作品に水野十子ルビーパーティーによる『遙かなる時空の中で』、葉鳥ビスコの『桜蘭高校ホスト部』、呉由姫、ルビーパーティーによる『金色のコルダ』、樋野まつりの『ヴァンパイア騎士』、にざかなの『4ジゲン』、藤原ヒロの『会長はメイド様!』、あきづき空太の『赤髪の白雪姫』、緑川ゆきの『夏目友人帳』、原作:有川浩、弓きいろによる『図書館戦争 LOVE&WAR』、可歌まとの『狼陛下の花嫁』、時計野はりの『学園ベビーシッターズ』などがある[6]

2000年代には宇野亜由美の『オコジョさん』、葉鳥ビスコの『桜蘭高校ホスト部』、樹なつみの『獣王星』、樋野まつりの『ヴァンパイア騎士』、緑川ゆきの『夏目友人帳』、吉田秋生の『櫻の園』、樹なつみの『花咲ける青少年』がメディアミックス化されている[6]

2010年代以降

2011年、創刊35周年を記念して、新宿駅コンコースのメトロプロムナード壁面にて、本誌歴代35作品のポスターを掲示[6]。2016年7月23日から8月2日まで、創刊40周年を記念して原画展「美しい少女まんがの世界」を開催[6][8]。2018年より本誌の電子版配信が開始[6]

コミックナタリーによると、このころの主な作品に天乃忍の『ラストゲーム』、池ジュン子の『水玉ハニーボーイ』、斎藤けんの『天堂家物語』、縞あさとの『君は春に目を醒ます』、林みかせの『マリッジパープル』、冬夏アキハルの『転生悪女の黒歴史』などがある[6]

2010年代には藤原ヒロの『会長はメイド様!』、葉鳥ビスコの『桜蘭高校ホスト部』、あきづき空太の『赤髪の白雪姫』、田中メカの『お迎えです。』、時計野はりの『学園ベビーシッターズ』がメディアミックス化されている[6]

単行本は、白泉社の総合レーベル「花とゆめコミックス」より刊行されており、「白泉社文庫」にも収録されている作品もある。

特徴

創刊ごろ

誌名について、「多くの読者に愛されるよう、親しみやすい」名称にするために4つの由来がある[6]。姓名判断より「外国の女の子の名前」、「口ずさみやすく馴染みの深い「歌声」」、「『ドクトル・ジバゴ』のヒロインの名前[注 1]」より「名作」、「当時のフランスの少女たちにポピュラーな人形の名前」より「かわいい人形」の4つ[6]

初代編集長の小長井信昌によると、創刊時は『花とゆめ』よりやや上の読者層で「マンガ読みのための雑誌」を想定していた[6]。しかし小長井のコンセプトである「オタクとかマニア向に偏しない、『わかりやすくおもしろい』という、マンガへのかねての私の持論は絶対外さないように」していた[6]。編集長の佐藤一哉は、小長井は創刊時に過去に編集長を務めていた雑誌の『別冊マーガレット』とは異なる「ドラマ性をもった作品」を制作し、「懐の深い雑誌であろうという意志」があったと思うと話している[1]

マンガ研究者のヤマダトモコによると、創刊ごろの本誌は「当時注目の漫画家がほかの雑誌では描けない作品をLaLaで描く」といった様子で「新しいことをしている雑誌という印象」であった[7]。「少女マンガの世界が恋愛一辺倒みたいになっていたころに、それとは違うタイプの作品がたくさん載っていた」と語っている[7]

誌風

編集長を務める佐藤一哉によると、本誌や『花とゆめ』には「代々引き継がれている何か」はないが、「学園が舞台の恋愛マンガ以外を読みたいと思っている読者の受け皿になりたい」という気風が受け継がれており、「雑多性の強い雑誌」である[1]

ライターの立花もも[11]は、本誌に夢中になる理由として「恋愛一辺倒」ではなく、「物語の枠組みを重視している」点を挙げている[1]。立花によると、本誌や『花とゆめ』は「王道の設定を著者の好みで自在にアレンジしていくもの」や「フェチ性の強い作品」が多く見られる[1]

歴代編集長

  • 小長井信昌(1976年(創刊[6]) - )
  • 井手優美[12]
  • 鈴木浩介( - 2021年[13]
  • 佐藤一哉(2021年6月[1] - )

現在の掲載作品

2024年3月号現在。

作品名 作者(作画) 原作者など 開始号 備考
なつめゆうしんちよう夏目友人帳 みとりかわ ゆき緑川ゆき 2007年09月号 LaLa DX』から移籍
かくえんへひいしつたあす学園ベビーシッターズ とけいの はり時計野はり 2009年11月号
あかかみのしらゆきひめ赤髪の白雪姫 あきつき そらたあきづき空太 2011年11月号 LaLa DX』から移籍
かわいいたぬきもらくしやない可愛いたぬきも楽じゃない かわくち けい河口けい 2017年05月号
てんとうけものかたり天堂家物語 さいとう けん斎藤けん 2018年02月号 LaLa DX』から移籍
てんせいあくしよのくろれきし転生悪女の黒歴史 とうか あきはる冬夏アキハル 2018年10月号
すえなかくよろしくおねかいします末永くよろしくお願いします いけ しゆんこ池ジュン子 2020年05月号
しおのまちしえいたいさんふさくしりいす塩の街 自衛隊三部作シリーズ ゆみ きいろ弓きいろ ありかわ ひろ有川ひろ(原作) 2021年10月号 コミカライズ
こんやくしやはてきあいのふり婚約者は溺愛のふり なかの えみこ仲野えみこ 2021年11月号
それてもおとうとはこいをしたかるそれでも弟は恋したがる はやし みかせ林みかせ 2022年04月号
ていこくのこいよめ帝国の恋嫁 かうた まと可歌まと 2022年05月号
あかのたち春夏秋冬代行者 春の舞 こまつた なつは小松田なっぱ あかつき かな暁佳奈(原作)
すおうスオウ(キャラクターデザイン)
2022年09月号 コミカライズ
しにもとりれいしようのるちえつた死に戻り令嬢のルチェッタ あまの しのふ天乃忍 2022年11月号
もものいしゆつしモモの医術史 あさの のん淺野のん ななもと さんは猶本三羽(ネーム原作) 2023年02月号
ぬいにこいしていいてすかぬいに恋していいですか? やまる やすこ屋丸やす子 2023年10月号
おしかあしすたんとにきたはなし推しがアシスタントに来た話 かりねかりね。 かわくち けい河口けい(原作) 2024年01月号
こいたのあいたのきみはほくのたいようた恋だの愛だの〜君は僕の太陽だ〜 つした りりこ辻田りり子 2024年01月号
まいりましたといわせたいまいりましたと言わせたい あきもと あきあきもと明希 2024年02月号
いけにえのすすめ生贄のすゝめ ゆめき みつる夢木みつる 2024年03月号

過去の掲載作品

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

映像化作品

コミカライズを除くオリジナル作品に限る。

劇場アニメ

作品 公開年 原作 アニメーション制作 備考
綿の国星 1984年[6] 大島弓子 虫プロダクション

実写映画

作品 公開年 原作 監督 備考
櫻の園 1990年[6] 吉田秋生 中原俊
2008年[6]
桜蘭高校ホスト部 2012年[6] 葉鳥ビスコ 韓哲

テレビアニメ

作品 放送年 原作 アニメーション制作 備考
みかん・絵日記 1992年[6] 安孫子三和 日本アニメーション テレビアニメのタイトルは『みかん絵日記』[6]
彼氏彼女の事情 1998年[6] 津田雅美 GAINAXJ.C.STAFF
オコジョさん 2001年[6] 宇野亜由美 RADIX テレビアニメのタイトルは『しあわせソウのオコジョさん』[6]
桜蘭高校ホスト部 2006年[6] 葉鳥ビスコ ボンズ
獣王星 2006年[6] 樹なつみ
ヴァンパイア騎士 2008年(第1期、第2期)[6] 樋野まつり スタジオディーン
夏目友人帳 2008年(第1期)[6] 緑川ゆき ブレインズ・ベース
2009年(第2期) テレビアニメのタイトルは『続 夏目友人帳』[14]
2011年(第3期) テレビアニメのタイトルは『夏目友人帳 参』[15]
2012年(第4期) テレビアニメのタイトルは『夏目友人帳 肆』[15]
2016年(第5期) 朱夏 テレビアニメのタイトルは『夏目友人帳 伍』[16]
2017年(第6期) テレビアニメのタイトルは『夏目友人帳 陸』[16]
未公表(第7期) テレビアニメのタイトルは『夏目友人帳 漆』
花咲ける青少年 2009年[6] 樹なつみ ぴえろ
会長はメイド様! 2010年[6] 藤原ヒロ J.C.STAFF
赤髪の白雪姫 2015年[6] あきづき空太 ボンズ
学園ベビーシッターズ 2018年[6] 時計野はり ブレインズ・ベース
転生悪女の黒歴史 未公表 冬夏アキハル 未公表

OVA

作品 発売年 原作 アニメーション制作 備考
八雲立つ 1997年[6] 樹なつみ スタジオぴえろ
火宵の月 1998年[6] 平井摩利 フォーサム

テレビドラマ

作品 放送年 原作 備考
っポイ! 1999年[6] やまざき貴子
桜蘭高校ホスト部 2011年[6] 葉鳥ビスコ
お迎えです。 2016年[6] 田中メカ テレビドラマのタイトルは『お迎えデス。』[17]

新人賞

アテナ大賞
1976年7月に、新人漫画賞である「アテナ大賞」(後の「白泉社アテナ新人大賞」)が『花とゆめ』との共催で新設[6]。初回は水野英子が審査委員長、山岸凉子美内すずえ和田慎二、『LaLa』編集長が審査委員を務めた[6]。同賞は1976年から2012年まで開催され、2013年以降は「白泉社少女まんが新人大賞」としてリニューアルされた。受賞作品は開催の翌年2月号に掲載される。
ララまんが家スカウトコース
新人賞として、毎月開催される「ララまんが家スカウトコース」を主宰[18]。LMSと呼ばれる「ララまんが家スカウトコース」は「プロの少女まんが家育成を目的」とした賞で、編集長と編集部員により審査される[18]
ララまんがグランプリ
4月、8月、12月に開催される「ララまんがグランプリ」は、「プロの少女漫画家になるために設立された漫画賞」である[19]。LMGと呼ばれる[19]
ララまんがスクール
かつて主宰されていた漫画賞。
ラララボ!1dayハイスピードマンガ賞
マンガ投稿サイトの「マンガラボ!」とともに開催される漫画賞[20]。第1回は2019年10月27日[21]、第2回は2020年5月24日[20]、第3回は2020年11月29日[22]、第4回は2021年8月9日に開催[1]。「1日限定で投稿を受け付け、最終結果が1週間後に発表される」ことが特徴で[22]、1本以上グランプリ受賞者が確約され、LaLa編集部よりデビューとなる[21]。大賞受賞作品は本誌または『LaLaDX』に掲載される[21]

発行部数

  • 1978年6月:公称30万部[23]
  • 1979年7月:公称30万部[24]
  • 1980年7月:公称30万部[25]
  • 1981年9月:公称30万部[26]
  • 1982年12月:公称400,000部[27]
  • 1984年4月:公称450,000部[28]
  • 1985年3月:公称450,000部[29]
  • 1986年3月:公称350,000部[30]
  • 1987年3月:公称350,000部[31]
  • 1988年3月:公称350,000部[32]
  • 1989年2月:公称380,000部[33]
  • 1990年2月:公称380,000部[34]
  • 1991年2月:公称380,000部[35]
  • 1991年4月 - 1992年3月:公称380,000部[36]
  • 1992年4月 - 1993年3月:公称380,000部[37]
  • 1993年4月 - 1994年3月:公称380,000部[38]
  • 1996年1月 - 12月:推定21万部[39]
  • 1997年1月 - 12月:推定20万部[40]
  • 1998年1月 - 12月:推定22万部[41]
  • 1999年1月 - 12月:推定23万部[42]
  • 2000年1月 - 12月:推定20万部[43]
  • 2003年9月1日 - 2004年8月31日:166,750部[44]
  • 2004年9月1日 - 2005年8月31日:173,583部[44]
  • 2005年9月1日 - 2006年8月31日:171,750部[44]
  • 2006年9月1日 - 2007年8月31日:170,833部[44]
  • 2007年10月1日 - 2008年9月30日:173,750部[44]
  • 2008年10月1日 - 2009年9月30日:178,667部[44]
  • 2009年10月1日 - 2010年9月30日:169,542部[44]
  • 2010年10月1日 - 2011年9月30日:160,250部[44]
  • 2011年10月1日 - 2012年9月30日:155,950部[44]
  • 2012年10月1日 - 2013年9月30日:144,609部[44]
  • 2013年10月1日 - 2014年9月30日:137,934部[44]
  • 2014年10月1日 - 2015年9月30日:130,359部[44]
  • 2015年10月1日 - 2016年9月30日:126,500部[44]
  • 2016年10月1日 - 2017年9月30日:120,675部[44]
  • 2017年10月1日 - 2018年9月30日:106,250部[44]
  • 2018年10月1日 - 2019年9月30日:101,250部[44]
  • 2019年10月1日 - 2020年9月30日:86,125部[44]
  • 2020年10月1日 - 2021年9月30日:78,200部[44]
  • 2021年10月1日 - 2022年9月30日:65,083部[44]
  • 2022年10月1日 - 2023年9月30日:58,042部[44]

関連誌

従来の別冊・増刊など各誌の再編が始まり、1983年には姉妹誌の季刊『LaLa DELUXE』(のち『LaLa DX』)が創刊[6]

他方、それまでの『LaLa大増刊』を引き継いで同1985年夏に登場した『LaLaスペシャルWendy』は、翌1986年夏に『LaLaスペシャルCindy』に改題し、1987年には短編特集の増刊『Short Stories』も登場するなど、約2年間にわたって題号や発行周期に混乱が見られたが、1988年に季刊の『LaLa Club』(『LaLa SPRING Club』など)に一本化して1990年まで刊行した。1991年には『LaLa'』に再改題して計3回刊行したのを最後に、季刊増刊誌は一時消滅した。

のち『Lunatic LaLa』(1994年-1996年、年2回刊)、『LaLaスペシャル』(2004年-2010年、初期は年刊・後期は不定期刊)などが登場している。

年代別関連誌
  • LaLa大増刊(1979年[6] - :不定期刊[6]
  • LaLa DELUXE(1983年:単発刊行[6]、1985年 - 1986年:不定期刊)[45][46][47] →1987年に『LaLa DX』に誌名変更[6]
  • 別冊LaLa(1982年[6] - 1984年:季刊[6]、1984年[6] - 1985年[6]:隔月刊[6][48][49]
  • My LaLa(1984年 - 1985年:不定期刊)[50]
  • LaLa DX(1987年 - 1995年:季刊、1995年 - 刊行中:隔月刊)[46][47]
  • LaLaスペシャルWendy(1985年[6] - 1986年:不定期刊)[51] →1986年に『LaLaスペシャルCindy』に誌名変更[6]
  • LaLaスペシャルCindy(1986年 - 1988年:季刊)[52]
  • LaLa CLUB(1989年[6] - )
  • LaLa’(ララダッシュ)(1991年[6] - :不定期刊[6]
  • LunaticLaLa(1994年[6] - :不定期刊[6]
  • LaLa Special(2004年[6] - :不定期刊[6]
  • 黒LaLa(2011年[6][53]:単発刊行)
  • 白LaLa(2011年[6][54]:単発刊行)
  • トリコロールLaLa(2012年[6]):『青LaLa』[6][55]、『赤LaLa』[6][56]、『白LaLa』[6][57]の3号が刊行。
  • AneLaLa(2013年[58] - 2014年[59]:季刊、2014年[60] - 2017年[61]:隔月刊):季刊時代は1月・4月・7月・10月発行の前月5日発売。隔月刊時代は偶数月発行の前月5日発売。2013年6月5日発売の2013年『LaLa』7月号増刊(創刊号)から[58]2014年6月5日発売の『LaLa』7月号増刊まで季刊[59]。2014年9月5日発売の10月号より隔月刊[60]。2017年9月5日発売の10月号で休刊[62]、WEBへ移行したが2018年7月19日配信のVol.29で終了[63]
  • LaLaファンタジー(2013年[6]
  • ××LaLa(2021年[64] - ):電子雑誌[64]。2021年3月24日配信開始[64]
  • 異世界転生LaLa(2022年[65] - ):電子雑誌[65]。2022年4月1日配信開始[65]。「悪役令嬢、騎士、転生、聖女」など、ファンタジーに焦点を当てたオリジナルの作品を掲載[65]

参考文献

  • 白泉社発行月刊LaLa総目次[1]
  • コミックホームズ 白泉社系少女マンガ作品データベース[2]

脚注

注釈

  1. ^ 正確な英字表記はLara[10]

出典

  1. ^ a b c d e f g 「LaLa」編集長が語る、45年の歴史と作家との関係性 「“これはLaLaらしい”と誰もが感じる作品を送り出していきたい」”. リアルサウンド ブック. blueprint (2021年7月25日). 2022年9月3日閲覧。
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外部リンク