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「セニエサ・エストラーダ」の版間の差分

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'''セニエサ・カルメン・エストラーダ'''(Seniesa Carmen Estrada、[[1992年]][[6月26日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の女子[[プロボクサー]]である。[[世界ボクシング協会|WBA]]・[[世界ボクシング評議会|WBC]]女子世界[[ミニマム級]]統一王者、[[世界ボクシング機構|WBO]]女子世界[[ライトフライ級]]王者、元WBA女子世界[[フライ級]]暫定王者。
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== 来歴 ==
== 来歴 ==
[[イーストロサンゼルス]]出身のメキシコ系アメリカ人で、8歳でボクシングを始めた<ref>{{cite news|url=https://www.dazn.com/en-US/news/boxing/voices-from-the-ring-seniesa-estrada/3kogkgecnj7x1d4v5lg9ja3jl|title=Voices from the Ring: Seniesa Estrada|work=[[DAZN]]|first=Steven|last=Muehlhausen|date=2020-04-06 |accessdate=2020-07-24 |language=en }}</ref>。
[[イーストロサンゼルス]]出身のメキシコ系アメリカ人で、8歳でボクシングを始めた<ref>{{cite news|url=https://www.dazn.com/en-US/news/boxing/voices-from-the-ring-seniesa-estrada/3kogkgecnj7x1d4v5lg9ja3jl|title=Voices from the Ring: Seniesa Estrada|publisher=[[DAZN]]|date=2020-04-06 |accessdate=2020-07-24 |}}</ref>。


2011年5月13日、プロデビュー。
2011年5月13日、プロデビュー。
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2019年11月2日、ロンドンオリンピック銅メダリストの[[マーレン・エスパーザ]]とのWBA女子世界フライ級暫定王座決定戦に挑み、9回に偶然のバッティングで負傷したものの負傷判定で勝利し2冠目獲得。
2019年11月2日、ロンドンオリンピック銅メダリストの[[マーレン・エスパーザ]]とのWBA女子世界フライ級暫定王座決定戦に挑み、9回に偶然のバッティングで負傷したものの負傷判定で勝利し2冠目獲得。


2020年7月24日、42歳のミランダ・アドキンス相手にWBCシルバー王座の防衛戦を行い、女子ボクシング史上最短となる7秒でのKO決着により勝利<ref>{{Cite web|url=https://au.sports.yahoo.com/boxing-fans-divided-seniesa-estrada-records-fastest-ko-ever-054318028.html|title='Seriously dangerous': Fastest KO ever leaves boxing fans fuming|website=au.sports.yahoo.com |accessdate=2021-01-20 |language=en }}</ref>。
2020年7月24日、42歳のミランダ・アドキンス相手にWBCシルバー王座の防衛戦を行い、女子ボクシング史上最短となる7秒でのKO決着により勝利<ref>{{Cite web|url=https://au.sports.yahoo.com/boxing-fans-divided-seniesa-estrada-records-fastest-ko-ever-054318028.html|title='Seriously dangerous': Fastest KO ever leaves boxing fans fuming|publisher=au.sports.yahoo.com |accessdate=2021-01-20 |}}</ref>。


2021年3月20日、[[アナベル・オルティス]]が持つWBA女子世界ミニマム級王座に挑戦し、3-0判定を制して2階級制覇達成。
2021年3月20日、[[アナベル・オルティス]]が持つWBA女子世界ミニマム級王座に挑戦し、3-0判定を制して2階級制覇達成。


2021年7月9日、ロサンゼルス・[[BMOスタジアム|バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム]]にて[[天海ツナミ]]が持つWBO女子世界ライトフライ級王座に挑戦し、3-0判定で3階級制覇達成<ref>{{Cite news |url=https://www.asahi.com/articles/DA3S14970126.html|title=藤岡が防衛、天海は敗れる ボクシング:朝日新聞デジタル|newspaper=|date=2021-07-11}}</ref>。なお、このタイトルは防衛戦を行わず返上し、WBAミニマム級王座を引き続き保持する。
2021年7月9日、ロサンゼルス・[[BMOスタジアム|バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム]]にて[[天海ツナミ]]が持つWBO女子世界ライトフライ級王座に挑戦し、3-0判定で3階級制覇達成<ref>{{Cite news |url=https://www.asahi.com/articles/DA3S14970126.html|title=藤岡が防衛、天海は敗れる ボクシング:朝日新聞デジタル|publisher=朝日新聞デジタル|date=2021-07-11}}</ref>。なお、このタイトルは防衛戦を行わず返上し、WBAミニマム級王座を引き続き保持する。


2021年12月18日、サンアントニオにてマリア・サンティソ相手にWBA世界ミニマム級王座の初防衛に臨み、4回KOで初防衛成功。
2021年12月18日、サンアントニオにてマリア・サンティソ相手にWBA世界ミニマム級王座の初防衛に臨み、4回KOで初防衛成功。
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2023年3月25日、フレズノにてWBC王者[[ティナ・ルプレヒト]]相手に王座統一戦に挑み、三者フルマークの3-0判定で圧勝し3度目の防衛とWBA・WBC王座統一に成功。
2023年3月25日、フレズノにてWBC王者[[ティナ・ルプレヒト]]相手に王座統一戦に挑み、三者フルマークの3-0判定で圧勝し3度目の防衛とWBA・WBC王座統一に成功。


2023年7月28日、ラスベガスにて元IBF世界フライ級王者[[レオネラ・ジュディカ]]相手にWBA・WBC統一王座の防衛戦を行い、3-0判定でWBA4度目・WBC初防衛に成功<ref>{{Cite news |title=Seniesa Estrada beats Leonela Yudica by unanimous decision and eyes Yokasta Valle in undisputed showdown |url=https://www.skysports.com/boxing/news/12183/12929755/seniesa-estrada-beats-leonela-yudica-by-unanimous-decision-and-eyes-yokasta-valle-in-undisputed-showdown |newspaper=SkySports |date=2023-07-28 }}</ref>。試合後にIBF・WBO女子世界ミニマム級王者[[ヨカスタ・バジェ]]がリングインし、コスタリカでの4団体統一戦をアピールした<ref>{{Cite news |title=女子ミニマム級2団体王者エストラーダ 防衛成功で4団体統一戦に前進 |url=https://boxingnews.jp/news/101119/ |newspaper=BOXING NEWS(ボクシング・ニュース) |date=2023-07-29 |accessdate=2023-07-30 }}</ref>。
2023年7月28日、ラスベガスにて元IBF世界フライ級王者[[レオネラ・ジュディカ]]相手にWBA・WBC統一王座の防衛戦を行い、3-0判定でWBA4度目・WBC初防衛に成功<ref>{{Cite news |title=Seniesa Estrada beats Leonela Yudica by unanimous decision and eyes Yokasta Valle in undisputed showdown |url=https://www.skysports.com/boxing/news/12183/12929755/seniesa-estrada-beats-leonela-yudica-by-unanimous-decision-and-eyes-yokasta-valle-in-undisputed-showdown |publisher=SkySports |date=2023-07-28 }}</ref>。試合後にIBF・WBO女子世界ミニマム級王者[[ヨカスタ・バジェ]]がリングインし、コスタリカでの4団体統一戦をアピールした<ref>{{Cite news |title=女子ミニマム級2団体王者エストラーダ 防衛成功で4団体統一戦に前進 |url=https://boxingnews.jp/news/101119/ |publisher=BOXING NEWS(ボクシング・ニュース) |date=2023-07-29 |accessdate=2023-07-30 }}</ref>。

2024年1月23日、[[大阪府立体育会館|エディオンアリーナ大阪]]で行われた[[寺地拳四朗]] 対 [[カルロス・カニサレス]]戦を全米で放送した[[ESPN+]]でゲスト出演ながらも初めて解説を行った<ref>{{cite web|url=https://www.tapology.com/fightcenter/events/108485-kenshiro-vs-canizales|title= Kenshiro vs. Canizales|publisher=Tapology.com|date=2024-01-23|access-date=2024-01-23}}</ref>。


2024年3月29日、[[アリゾナ州]][[グレンデール (アリゾナ州)|グレンデール]]のデザート・ダイヤモンド・アリーナにて[[オスカル・バルデス]]対リアム・ウィルソンの前座で[[国際ボクシング連盟|IBF]]・WBO女子世界ミニマム級統一王者の[[ヨカスタ・バジェ]]と女子世界ミニマム級4団体王座統一戦を行う予定。
2024年3月29日、[[アリゾナ州]][[グレンデール (アリゾナ州)|グレンデール]]のデザート・ダイヤモンド・アリーナにて[[オスカル・バルデス]]対リアム・ウィルソンの前座で[[国際ボクシング連盟|IBF]]・WBO女子世界ミニマム級統一王者の[[ヨカスタ・バジェ]]と女子世界ミニマム級4団体王座統一戦を行う予定。

2024年1月23日 (火) 14:36時点における版

セニエサ・エストラーダ
基本情報
通称 Super Bad
階級 ミニマム級
身長 157cm
リーチ 160cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1992-06-26) 1992年6月26日(32歳)
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 25
勝ち 25
KO勝ち 9
敗け 0
引き分け 0
無効試合 0
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セニエサ・カルメン・エストラーダSeniesa Carmen Estrada1992年6月26日 - )は、アメリカ合衆国の女子プロボクサー。現WBAWBC女子世界ミニマム級統一王者、元WBO女子世界ライトフライ級王者、元WBA女子世界フライ級暫定王者。

来歴

イーストロサンゼルス出身のメキシコ系アメリカ人で、8歳でボクシングを始めた[1]

2011年5月13日、プロデビュー。

2018年11月17日、メキシコにてデボラ・レンヒフォとのWBC女子世界ライトフライ級シルバー王座決定戦に挑み、4回TKOで初タイトル獲得。

2019年11月2日、ロンドンオリンピック銅メダリストのマーレン・エスパーザとのWBA女子世界フライ級暫定王座決定戦に挑み、9回に偶然のバッティングで負傷したものの負傷判定で勝利し2冠目獲得。

2020年7月24日、42歳のミランダ・アドキンス相手にWBCシルバー王座の防衛戦を行い、女子ボクシング史上最短となる7秒でのKO決着により勝利[2]

2021年3月20日、アナベル・オルティスが持つWBA女子世界ミニマム級王座に挑戦し、3-0判定を制して2階級制覇達成。

2021年7月9日、ロサンゼルス・バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムにて天海ツナミが持つWBO女子世界ライトフライ級王座に挑戦し、3-0判定で3階級制覇達成[3]。なお、このタイトルは防衛戦を行わず返上し、WBAミニマム級王座を引き続き保持する。

2021年12月18日、サンアントニオにてマリア・サンティソ相手にWBA世界ミニマム級王座の初防衛に臨み、4回KOで初防衛成功。

2022年7月、ゴールデンボーイ・プロモーションズを離れトップランク社と契約した。女子ボクサーでトップランク社と契約したのはミカエラ・メイヤーに続き2人目となった[4]

2022年11月12日、ラスベガスにてハスミン・ビジャリーニョ相手に2度目の防衛戦に臨み、三者フルマークの3-0判定で圧勝し2度目の防衛成功。

2023年3月25日、フレズノにてWBC王者ティナ・ルプレヒト相手に王座統一戦に挑み、三者フルマークの3-0判定で圧勝し3度目の防衛とWBA・WBC王座統一に成功。

2023年7月28日、ラスベガスにて元IBF世界フライ級王者レオネラ・ジュディカ相手にWBA・WBC統一王座の防衛戦を行い、3-0判定でWBA4度目・WBC初防衛に成功[5]。試合後にIBF・WBO女子世界ミニマム級王者ヨカスタ・バジェがリングインし、コスタリカでの4団体統一戦をアピールした[6]

2024年1月23日、エディオンアリーナ大阪で行われた寺地拳四朗カルロス・カニサレス戦を全米で放送したESPN+でゲスト出演ながらも初めて解説を行った[7]

2024年3月29日、アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナにてオスカル・バルデス対リアム・ウィルソンの前座でIBF・WBO女子世界ミニマム級統一王者のヨカスタ・バジェと女子世界ミニマム級4団体王座統一戦を行う予定。

戦績

  • 25戦 25勝 9KO


日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2011年5月13日 4R 判定3-0 マリア・ルイズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 プロデビュー戦
2 2011年7月1日 4R 判定3-0 ブランカ・レイムンド アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
3 2014年3月14日 2R TKO ブランカ・レイムンド アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
4 2015年5月16日 6R 判定3-0 カーリー・ベイティ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
5 2015年8月27日 4R 判定3-0 マリア・アンダヴェルデ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
6 2016年4月23日 6R 判定3-0 セレネ・ロペス メキシコの旗 メキシコ
7 2016年6月3日 6R 判定3-0 クリスティーナ・フェンテス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
8 2016年9月10日 8R 判定 3-0 ナンシー・フランコ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
9 2017年6月22日 1R 0:38 KO レイチェル・サゾフ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
10 2017年7月21日 6R 判定3-0 アラセリ・パラシオス メキシコの旗 メキシコ
11 2017年9月9日 8R 判定3-0 アナイ・トレス メキシコの旗 メキシコ
12 2018年3月16日 8R 判定3-0 ソニア・オソリオ メキシコの旗 メキシコ
13 2018年5月4日 3R 0:38 TKO アマリリス・アドルノ プエルトリコの旗 プエルトリコ
14 2018年7月13日 3R 0:20 KO ジョセプ・ビスカイノ ベネズエラの旗 ベネズエラ
15 2018年11月17日 4R 1:59 TKO デボラ・レンヒフォ ベネズエラの旗 ベネズエラ WBC女子世界ライトフライ級シルバー王座獲得
16 2019年2月23日 5R終了 RTD ジェニフェル・レオン ベネズエラの旗 ベネズエラ WBCシルバー王座防衛1
17 2019年6月13日 4R終了 RTD グレッツェン・アバニエル フィリピンの旗 フィリピン WBCシルバー王座防衛2
18 2019年11月2日 9R終了 負傷判定3-0 マーレン・エスパーザ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBA女子世界フライ級暫定王座獲得
19 2020年7月24日 1R 0:07 KO ミランダ・アドキンス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBCシルバー王座防衛3
20 2021年3月20日 10R 判定3-0 アナベル・オルティス メキシコの旗 メキシコ WBA女子世界ミニマム級王座獲得
21 2021年7月9日 10R 判定3-0 天海ツナミ(山木) 日本の旗 日本 WBO女子世界ライトフライ級王座獲得
22 2021年12月18日 4R 1:51 KO マリア・サンティソ グアテマラの旗 グアテマラ WBA防衛1
23 2022年11月12日 10R 判定3-0 ハスミン・ビジャリーニョ アルゼンチンの旗 アルゼンチン WBA防衛2
24 2023年3月25日 10R 判定3-0 ティナ・ルプレヒト ドイツの旗 ドイツ WBA・WBC女子世界ミニマム級王座統一戦
WBA防衛3・WBC獲得
25 2023年7月28日 10R 判定3-0 レオネラ・ジュディカ アルゼンチンの旗 アルゼンチン WBA・WBC女子世界ミニマム級タイトルマッチ
WBA防衛4・WBC防衛1
26 2024年3月29日 - - - オスカル・バルデス コスタリカの旗 コスタリカ WBA・WBC・IBF・WBO女子世界ミニマム級王座統一戦
試合前
テンプレート

獲得タイトル

  • WBC女子世界ライトフライ級シルバー王座
  • WBA女子世界フライ級暫定王座
  • WBA女子世界ミニマム級王座(防衛4)
  • WBO女子世界ライトフライ級王座(防衛0=返上)
  • WBC女子世界ミニマム級王座(防衛1)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
アナベル・オルティス
第5代WBA女子世界ミニマム級王者

2021年3月20日 - 現在

次王者
N/A
前王者
天海ツナミ
第7代WBO女子世界ライトフライ級王者

2021年7月9日 - 2021年(返上)

空位
次タイトル獲得者
エブリン・ベルムデス
前王者
ティナ・ルプレヒト
第9代WBC女子世界ミニマム級王者

2023年3月25日 - 現在

次王者
N/A