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麻布台ヒルズは[[麻布台ヒルズ森JPタワー]]、[[麻布台ヒルズレジデンス]]A、麻布台ヒルズレジデンスB、麻布台ヒルズガーデンプラザに分かれている<ref>{{Cite web|url=https://project.azabudai-hills.com/|archiveurl= https://web.archive.org/web/20230124025950/https://project.azabudai-hills.com/|archivedate=2023-01-24|title=麻布台ヒルズ Azabudai Hills|publisher=森ビル株式会社|accessdate=2023-01-28}}</ref>。麻布台ヒルズ森JPタワーの高さは325.19m(地上64階、地下5階)で、[[オフィス]]のほか、住宅、医療施設、商業施設、[[インターナショナル・スクール]]も併設される。2棟の麻布台ヒルズレジデンスは住宅主体の高層ビルで、レジデンスBの高さは262.83m、レジデンスAの高さは237.20mとなる。麻布台ヒルズガーデンプラザは3〜8階建ての建物4棟から成っている。また、森JPタワーとガーデンプラザの間に面積約6,000 m{{sup|2}} の中央広場を設置する。 |
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麻布台ヒルズ森JPタワーの建設地にはかつて[[麻布郵便局#旧局舎(飯倉ビル)|日本郵政グループ飯倉ビル]]があった。麻布台ヒルズレジデンス及び麻布台ヒルズガーデンプラザの建設地は「[[我善坊谷]]」と呼ばれる窪地で、住宅や商店が建ち並んでいた。麻布台に住む住民によると、建設地には着工の20年以上前に森ビルの社員寮が建ち、それ以来、森ビルは建設地に入る各家に「土地を売って欲しい」と声をかけて回っていたものの、ビルが建つことは全く教えてくれなかったという<ref>{{Cite news |title=森ビル「330メートル超高層」計画への地元一等地住民の反応|newspaper= デイリー新潮|date=2019-09-07|url=https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09070559/?all=1|access-date=2022-12-21}} </ref>。 |
麻布台ヒルズ森JPタワーの建設地にはかつて[[麻布台ヒルズ郵便局#旧局舎(飯倉ビル)|日本郵政グループ飯倉ビル]]があった。麻布台ヒルズレジデンス及び麻布台ヒルズガーデンプラザの建設地は「[[我善坊谷]]」と呼ばれる窪地で、住宅や商店が建ち並んでいた。麻布台に住む住民によると、建設地には着工の20年以上前に森ビルの社員寮が建ち、それ以来、森ビルは建設地に入る各家に「土地を売って欲しい」と声をかけて回っていたものの、ビルが建つことは全く教えてくれなかったという<ref>{{Cite news |title=森ビル「330メートル超高層」計画への地元一等地住民の反応|newspaper= デイリー新潮|date=2019-09-07|url=https://www.dailyshincho.jp/article/2019/09070559/?all=1|access-date=2022-12-21}} </ref>。 |
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設計については、麻布台ヒルズ森JPタワーと麻布台ヒルズレジデンスAは[[森ビル]]/[[日本設計]]、麻布台ヒルズレジデンスBは[[森ビル]]/[[日建設計]]/[[日建ハウジングシステム]]、麻布台ヒルズガーデンプラザは[[森ビル]]/[[山下設計]]がそれぞれ担当。 |
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2023年11月26日 (日) 23:36時点における版
麻布台ヒルズ(あざぶだいヒルズ、英語: Azabudai Hills)は、日本の東京都港区麻布台一丁目・虎ノ門五丁目・六本木三丁目に所在する複合施設である。
区域面積は約8.1 ha 、敷地面積は約63,900 m2 、延床面積は約861,500 m2 、
2023年6月30日竣工[1]。2023年11月24日開業[2]。総事業費はおよそ5792億円になる[3]。デベロッパーは森ビル。
概要
森ビルが主導した六本木ヒルズと似通い、地権が非常に複雑で着工までに長い年月を費やした[4]。1989年(平成元年)に「街づくり協議会」を設立し、2017年(平成29年)に都市計画決定され[4]、2018年(平成30年)3月27日付をもって、東京都がこの再開発の事業組合の設立を認可し[3]、2019年(令和元年)8月5日に着工した[4]。
麻布台ヒルズは麻布台ヒルズ森JPタワー、麻布台ヒルズレジデンスA、麻布台ヒルズレジデンスB、麻布台ヒルズガーデンプラザに分かれている[5]。麻布台ヒルズ森JPタワーの高さは325.19m(地上64階、地下5階)で、オフィスのほか、住宅、医療施設、商業施設、インターナショナル・スクールも併設される。2棟の麻布台ヒルズレジデンスは住宅主体の高層ビルで、レジデンスBの高さは262.83m、レジデンスAの高さは237.20mとなる。麻布台ヒルズガーデンプラザは3〜8階建ての建物4棟から成っている。また、森JPタワーとガーデンプラザの間に面積約6,000 m2 の中央広場を設置する。
麻布台ヒルズ森JPタワーの建設地にはかつて日本郵政グループ飯倉ビルがあった。麻布台ヒルズレジデンス及び麻布台ヒルズガーデンプラザの建設地は「我善坊谷」と呼ばれる窪地で、住宅や商店が建ち並んでいた。麻布台に住む住民によると、建設地には着工の20年以上前に森ビルの社員寮が建ち、それ以来、森ビルは建設地に入る各家に「土地を売って欲しい」と声をかけて回っていたものの、ビルが建つことは全く教えてくれなかったという[6]。
設計については、麻布台ヒルズ森JPタワーと麻布台ヒルズレジデンスAは森ビル/日本設計、麻布台ヒルズレジデンスBは森ビル/日建設計/日建ハウジングシステム、麻布台ヒルズガーデンプラザは森ビル/山下設計がそれぞれ担当。
施工については、麻布台ヒルズ森JPタワーと麻布台ヒルズレジデンスAは清水建設、麻布台ヒルズレジデンスBは三井住友建設、麻布台ヒルズガーデンプラザは大林組がそれぞれ担当する。
なお、ドイツ銀行の日本における事業拠点を2024年(令和6年)に、これまでの山王パークタワーから麻布台ヒルズ森JPタワーに移転することがすでに発表されている[7]。ブリティッシュ・スクール・イン 東京も麻布台ヒルズに新キャンバスを開く予定[8]
また、2018年6月から2022年8月31日までの期間で設けられた東京・台場地区のパレットタウン内の「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」をこの麻布台ヒルズ内に移転した上で開業する[9]。これについて、森ビル新領域企画部の杉山央課長は、「日本人ならではの感性や最先端の技術を駆使することで、ここでしか得られない特別な体験を提供したい」と述べている[10]。さらに、杉山は「人々の営みがシームレスにつながる街になり、チームラボボーダレスのコンセプトともつながります。ボーダレスは、言語に縛られず楽しむことができるアート作品です。新しい街に文化要素を加えることで、豊かなライフスタイルになると考えています。」とも述べている[11]。
そして、2022年12月14日に、森ビルはこの街の名称を『麻布台ヒルズ』にすることを明らかにした[12][13]。それと同時に、この『麻布台ヒルズ』のロゴデザインも明らかにした[12]。また、2023年7月より都営バスの麻布台停留所が『麻布台ヒルズ』に改称された。
2023年8月8日に、開業日を2023年11月24日にすることを明らかにした[14]。これに先行して8月30日にブリティッシュ・スクール・イン・東京が開校したほか、11月6日に慶應義塾大学予防医療センターが検査提供を開始する[14]。11月24日に予定通り開業し、中央広場にてリボンカッティングが行われた[2]。
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Tower Plaza
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オフィスタワーロビー
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中央広場
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アプローチ イメージ
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果樹園
交通
- 鉄道
- 路線バス
周辺
脚注
- ^ a b c “麻布台ヒルズの高層タワーが竣工、森ビル社長「ついに現実の街になり感無量」”. 日経BP日経クロステック. 2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “日本一330mのタワー擁する「麻布台ヒルズ」開業”. Impress Watch. (2023年7月3日) 2023年11月25日閲覧。
- ^ a b 「虎ノ門・麻布台の再開発、都が認可 総事業費5792億円」『日本経済新聞』2018年3月26日。2022年9月15日閲覧。
- ^ a b c “虎ノ門・麻布台プロジェクト:開発経緯”. 森ビル株式会社. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “麻布台ヒルズ Azabudai Hills”. 森ビル株式会社. 2023年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月28日閲覧。
- ^ “森ビル「330メートル超高層」計画への地元一等地住民の反応”. デイリー新潮. (2019年9月7日) 2022年12月21日閲覧。
- ^ 谷口崇子「ドイツ銀行が日本拠点を虎ノ門・麻布台に移転へ-2024年の予定」『ブルームバーグ通信』2022年5月10日。2022年5月11日閲覧。
- ^ “BST プライマリースクール 2023年9月 新キャンパスオープン”. インターナショナルスクールタイムズ (2022年9月1日). 2023年3月14日閲覧。
- ^ “「森ビル デジタルアート ミュージアム:チームラボボーダレス」がお台場から「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に移転 世界を惹きつける東京・日本のデスティネーションがさらに進化”. 森ビル (2022年8月24日). 2022年8月24日閲覧。
- ^ 「チームラボボーダレス、来年虎ノ門・麻布台プロジェクトに移転」『産経ニュース』2022年8月24日。2022年8月25日閲覧。
- ^ 林ゆり「森ビルとチームラボの体験型ミュージアム「チームラボボーダレス」が虎ノ門・麻布台プロジェクトへ移転」『@DIME』2022年9月2日。2022年9月3日閲覧。
- ^ a b ““ヒルズの未来形” 虎ノ門・麻布台プロジェクト 街の名称は「麻布台ヒルズ」に決定~「ヒルズ」がつながり、都心部に新たな文化・経済圏を創出~” (PDF). 森ビル (2022年12月14日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ “森ビル、東京・港の再開発の名称を「麻布台ヒルズ」に”. 日本経済新聞 (2022年12月14日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ a b “「麻布台ヒルズ」2023年11月24日開業”. 森ビル (2023年8月8日). 2023年8月8日閲覧。
- ^ “みんくるガイド(路線図)” (PDF). 東京都交通局 (2023年4月1日). 2023年8月15日閲覧。
- ^ “都営バスからのお知らせ 渋88系統” (PDF). 東京都交通局 (2023年6月13日). 2023年8月15日閲覧。