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「北豊津信号場」の版間の差分

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== 歴史 ==
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* [[1991年]](平成3年)[[12月24日]]:駅舎改築<ref name="haruka"/>。
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* [[2016年]](平成28年)[[6月2日]]:同じ長万部町の[[蕨岱駅]]、森町の[[桂川駅 (北海道) |桂川駅]]、[[東山駅 (北海道) |東山駅]]、[[姫川信号場|姫川駅]]と共に、JR北海道から各町へ2017年(平成29年)3月実施予定のダイヤ改正に合わせて廃止の意向を示す<ref group="新聞" name="dd.hokkaido-np/2016-06-03/news/economy/economy/1-0277706">{{Cite news|author=|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0277706.html|language=日本語|title=JR北海道、道南5駅3月廃止 森、長万部両町に意向|newspaper=[[北海道新聞]]|agency=どうしんウェブ/電子版(経済)|publisher=[[北海道新聞社]]|date=2016-06-03|accessdate=2016-06-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160609235545/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0277706.html|archivedate=2016年6月9日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。その後、長万部町は当駅の廃止を容認<ref group="新聞" name="dd.hokkaido-np/2016-10-02/news/economy/economy/1-0322438">{{Cite news|author=|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0322438.html|language=日本語|title=JR北海道、17駅の廃止打診 名寄「北星」、幕別「稲士別」も|newspaper=北海道新聞|agency=どうしんウェブ/電子版(経済)|publisher=北海道新聞社|date=2016-10-02|accessdate=2016-10-02|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161001230621/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0322438.html|archivedate=2016年10月1日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。
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2023年11月19日 (日) 23:03時点における版

北豊津信号場
待合室(北豊津駅時代、2009年9月)
きたとよつ
Kita‐Toyotsu
H51 黒岩 (3.8 km)
(4.6 km) 国縫 H49
地図
所在地 北海道山越郡長万部町字豊津
北緯42度24分3.4秒 東経140度17分52.3秒 / 北緯42.400944度 東経140.297861度 / 42.400944; 140.297861座標: 北緯42度24分3.4秒 東経140度17分52.3秒 / 北緯42.400944度 東経140.297861度 / 42.400944; 140.297861
駅番号H50
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 98.2 km(函館起点)
電報略号 ヨツ
駅構造 信号場
ホーム 2面2線[1]
開業年月日 1944年昭和19年)7月1日
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北豊津信号場(きたとよつしんごうじょう)は、北海道山越郡長万部町字豊津にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線信号場電報略号ヨツ[2]事務管理コードは▲140126[3]。旅客扱い末期の駅番号H50

歴史

太平洋戦争に伴う戦時輸送力強化の一環で旅客扱いも行う信号場として設置され[2]、国鉄分割民営化と同時にに昇格したが、2017年(平成29年)3月4日に旅客扱いを廃止し[報道 1]、信号場となった[4][5]

1976年の北豊津信号場と周囲約750m範囲。下が単線区間函館方面。右側には国道5号が見える。上述のとおり、国道から当駅は見えない。短めだが相対式ホームを持つ。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

信号場名の由来

所在地「豊津」の北方にあるため[10]

もともと当地は「六津(ろこつ、ろくつ)」と呼ばれていたが[11][10]、信号場開設前の1940年(昭和15年)の地区名改正で地名が「豊津」となっている[10]

「六津」の名称は長万部町と八雲町の境を流れるルコツ川のアイヌ語名である「ルコッ(ru-kot)」(足跡・くぼみ→道・沢)に由来し、これはかつてルコツ川沿いに瀬棚方面へ山越えする道があったことに由来するとされる[12]

構造

もともと函館方が両開き、旭川方が下り線を直線とする片開き分岐器(いずれも安全側線なし)の単なる2線構造の信号場であったが[2]1970年(昭和45年)に当信号場から長万部方が複線化される際に上り本線が単線区間に進入する直前の函館方の両開き分岐器に安全側線が付帯された[9][2]

旅客扱い当時はこれに加え相対式ホーム2面2線が設置され、構内踏切で結ばれており[2]、ホームの脇に待合所があった[1]

旅客営業廃止前の利用状況

  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[報道 3][新聞 1]

周辺

  • 国道5号
  • 旧長万部町立豊津小学校
  • 豊津いちご農園
  • 函館バス「北豊津」停留所
    駅であった当時は国道5号線上に「北豊津信号所前」停留所があったが、旅客営業廃止に伴い、地元から住宅の多い町道豊津二号線へのバス路線経路変更の要望があり[13]、町と函館バスの協議を経て2017年(平成29年)11月に経路変更と停留所名の変更が行われた[14]

隣の施設

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
黒岩駅 (H51) - (北豊津信号場) - 国縫駅 (H49)

脚注

注釈

  1. ^ 北日本砂鉄鉱業専用線0.4km。噴火湾海岸で採取される砂鉄を室蘭方面に出荷していた。

出典

  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、23頁。 
  2. ^ a b c d e 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、43頁。ISBN 4-09-395401-1 
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、215頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ a b 岩成雅和 (2017-08-01). “存廃に揺れる北辺の本線”. 鉄道ジャーナル (鉄道ジャーナル社) No.610: 56. 
  5. ^ 「函館本線458.4km+α」『鉄道ジャーナル』No.628、2019年2月、27頁。 
  6. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、11頁。ASIN B000J9RBUY 
  7. ^ a b c d 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行。
  8. ^ a b c 停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II、P808-809。
  9. ^ a b 日本国有鉄道札幌工事局70年史編集委員会 編『札幌工事局七十年史日本国有鉄道札幌工事局、1977年3月、191-194頁。doi:10.11501/12050108https://dl.ndl.go.jp/pid/12050108/1/100 
  10. ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 33. ISBN 4-89391-549-5 
  11. ^ 本多貢 (1995-01-25). 児玉芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 98. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  12. ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、415頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  13. ^ 広報おしゃまんべ 平成29年4月号』(PDF)長万部町、7頁https://www.town.oshamambe.lg.jp/uploaded/attachment/2079.pdf2021年12月27日閲覧 
  14. ^ 平成29年11月1日ダイヤ改正のお知らせ” (PDF). 函館バス. 2019年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月27日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ a b 平成29年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2016年12月16日http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161216-3.pdf2016年12月16日閲覧 
  2. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2014年9月6日閲覧 
  3. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)」(PDF)『平成28年度事業運営の最重点事項』、北海道旅客鉄道、6頁、2016年3月28日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160328-1.pdf2017年9月25日閲覧 

新聞記事

  1. ^ a b “JR北海道、道南5駅3月廃止 森、長万部両町に意向” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(経済) (北海道新聞社). (2016年6月3日). オリジナルの2016年6月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160609235545/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0277706.html 2016年6月9日閲覧。 
  2. ^ “JR北海道、17駅の廃止打診 名寄「北星」、幕別「稲士別」も” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(経済) (北海道新聞社). (2016年10月2日). オリジナルの2016年10月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161001230621/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0322438.html 2016年10月2日閲覧。 

関連項目