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'''塘路駅'''(とうろえき)は、[[北海道]][[川上郡]][[標茶町]]字塘路4番地11にある、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[釧網本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''トロ'''。[[事務管理コード]]は▲111603<ref name=":02322222222">{{Cite book|和書 |title=停車場一覧 昭和41年3月現在 |date= |year=1966 |url=https://doi.org/10.11501/1873236 |publisher=日本国有鉄道 |language=ja |doi=10.11501/1873236 |access-date=2023-04-02 |editor=日本国有鉄道営業局総務課 |page=246}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅番号]]は'''B58'''。
'''塘路駅'''(とうろえき)は、[[北海道]][[川上郡]][[標茶町]]字塘路4番地11にある、[[北海道旅客鉄道]](JR北海道)[[釧網本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。[[電報略号 (鉄道)|電報略号]]は'''トロ'''。[[事務管理コード]]は▲111603<ref name=":02322222222">{{Cite book|和書 |title=停車場一覧 昭和41年3月現在 |date= |year=1966 |url=https://doi.org/10.11501/1873236 |publisher=日本国有鉄道 |language=ja |doi=10.11501/1873236 |access-date=2023-04-02 |editor=日本国有鉄道営業局総務課 |page=246}}</ref>。[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]は'''B58'''。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
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* [[1992年]](平成4年)4月1日:簡易委託が廃止され、[[無人駅]]となる。
* [[1992年]](平成4年)4月1日:簡易委託が廃止され、[[無人駅]]となる。
* [[1998年]](平成10年)[[7月1日]]:駅施設を改装<ref name="鉄道百年の歩み_JR釧路支社_133" /><ref group="新聞" name="hokkaido-np/1998-07-02" />。
* [[1998年]](平成10年)[[7月1日]]:駅施設を改装<ref name="鉄道百年の歩み_JR釧路支社_133" /><ref group="新聞" name="hokkaido-np/1998-07-02" />。
* [[2007年]](平成19年)[[10月1日]]:[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング|駅番号]]を設定 (B58) <ref group="JR北" name="jrhokkaido/press/2007/070912-3" />。
* [[2007年]](平成19年)[[10月1日]]:[[北海道旅客鉄道の駅ナンバリング・区間カラー|駅番号]]を設定 (B58) <ref group="JR北" name="jrhokkaido/press/2007/070912-3" />。


=== 駅名の由来 ===
=== 駅名の由来 ===

2023年11月19日 (日) 22:40時点における版

塘路駅
駅舎(2018年9月)
とうろ
Tōro
B59 茅沼 (7.0 km)
(7.2 km) 細岡(臨) B57
地図
所在地 北海道川上郡標茶町字塘路4番地11
北緯43度9分6.19秒 東経144度29分48.52秒 / 北緯43.1517194度 東経144.4968111度 / 43.1517194; 144.4968111座標: 北緯43度9分6.19秒 東経144度29分48.52秒 / 北緯43.1517194度 東経144.4968111度 / 43.1517194; 144.4968111
駅番号 B58
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 釧網本線
キロ程 141.9 km(網走起点)
電報略号 トロ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1927年昭和2年)9月15日
備考 無人駅
テンプレートを表示

塘路駅(とうろえき)は、北海道川上郡標茶町字塘路4番地11にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線である。電報略号トロ事務管理コードは▲111603[1]駅番号B58

歴史

1977年の塘路駅と周囲約500m範囲。上が網走方面。周辺は既に観光地化されている。カーブ状の相対式ホーム2面2線と駅裏側に副本線、駅舎横の釧路側に貨物ホームと引込み線を有した。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

所在地名より。

駅構造

相対式ホーム2面2線をもつ地上駅である。かつては副本線および貨物ホームを有していた[10]釧路駅管理の無人駅

駅舎はログハウスを模した外観[新聞 1]となっており、内には喫茶店「ノロッコ & 8001」が入居している[10][8][新聞 2]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 釧網本線 下り 釧路方面
2 上り 摩周網走方面

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1973年(昭和48年) 52,868 (144.8) [11]
1974年(昭和49年) 49,602 (135.9)
1975年(昭和50年) 44,558 (121.7)
1976年(昭和51年) 42,443 (116.3)
1977年(昭和52年) 38,878 (106.5)
1978年(昭和53年) 35,906 (98.4)
1979年(昭和54年) 32,675 (89.3)
1980年(昭和55年) 30,066 (82.4)
1981年(昭和56年) 26,933 (73.8)
1982年(昭和57年) 28,305 (77.5)
1983年(昭和58年) 26,471 (72.3)
1984年(昭和59年) 24,290 (66.5)
1985年(昭和60年) 25,185 (69.0)
1986年(昭和61年) 26,280 (72.0)
1987年(昭和62年) 13,140 (35.9)
1988年(昭和63年) 9,150 (25.1)
1989年(平成元年) 8,030 (22.0)
1990年(平成02年) 6,400 (17.5)
1991年(平成03年) 4,325 (11.8)
1992年(平成04年) 4,917 (13.5)
1993年(平成05年) 6,696 (18.3)
1994年(平成06年) 7,300 (20.0)
1995年(平成07年) 4,758 (13.0)
2016年(平成28年) 5.4 [JR北 2]
2017年(平成29年) 5.2 [JR北 3]
2018年(平成30年) 5.2 [JR北 4]
2019年(令和元年) 5.6 [JR北 5]
2020年(令和02年) 4.8 [JR北 6]
2021年(令和03年) 4.8 [JR北 7]

駅周辺

周辺は小さな集落がある。

  • 塘路湖
  • 釧路湿原
  • 塘路湖エコミュージアムセンターあるこっと(博物館)
  • レイクサイド塘路(カヌーステーション、湿原カヌー下り)
  • 標茶町郷土館(旧 釧路集治監本館)
  • サルボ展望台
  • 標茶町塘路住民センター
  • 弟子屈警察署 塘路駐在所
  • 塘路郵便局
  • 塘路漁業協同組合
  • 標茶町立塘路小中学校
  • 国道391号
  • 標茶町有バス 塘路バス停[12]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線
快速「しれとこ摩周号」
茅沼駅 (B59) - 塘路駅 (B58) - *釧路湿原駅(B56) - 遠矢駅 (B55)
*:冬季間、上り列車は釧路湿原駅を通過する。
普通
茅沼駅 (B59) - 塘路駅 (B58) - **(細岡駅 (B57) - ***釧路湿原駅 (B56) - 遠矢駅 (B55)
**:冬季間、全列車が細岡駅を通過する。
***:一部列車は、釧路湿原駅を通年もしくは冬季間通過する。

脚注

注釈

  1. ^ この時点では釧路駅 - 別保信号場(→東釧路駅)間は根室本線との重複区間。

出典

  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年4月2日閲覧 
  2. ^ 内閣印刷局, ed (1927-09-08). “鉄道省告示 第198号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (210). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2956670/2. 
  3. ^ 『鉄道百年の歩み:JR釧路支社』 92頁
  4. ^ 『鉄道百年の歩み:JR釧路支社』 104頁
  5. ^ 『鉄道百年の歩み:JR釧路支社』 113頁
  6. ^ 『鉄道百年の歩み:JR釧路支社』 117頁
  7. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、924頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  8. ^ a b 『北海道鉄道駅大図鑑』 297頁
  9. ^ 『鉄道百年の歩み:JR釧路支社』 133頁
  10. ^ a b 『北海道 釧網本線』 87頁
  11. ^ Ⅴ. 建設・運輸・水道” (PDF). 標茶町統計書(2021年版). 標茶町. p. 51 (2021年). 2022年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月4日閲覧。
  12. ^ 阿歴内線路線図” (PDF). 標茶町. 2019年11月14日閲覧。

JR北海道

  1. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2007年9月30日閲覧 
  2. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102545/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/08.pdf2017年12月10日閲覧 
  3. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818153329/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/08.pdf2018年8月19日閲覧 
  4. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  5. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

新聞記事

  1. ^ a b “塘路駅の新駅舎落成 観光客がくつろげる場に 緑に似合うログハウス風 ミニエゾシカ牧場も” (日本語). 北海道新聞 (北海道新聞社). (1998年7月2日) 
  2. ^ 矢野直美 (2017年1月21日). “北海道、おいしい鉄道旅” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(矢野直美 いつも旅日和) (北海道新聞社). オリジナルの2017年1月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170124045955/http://dd.hokkaido-np.co.jp/lifestyle/weekly_column/naomi_yano/2-0106564.html 2017年1月24日閲覧。 

参考文献

  • グループ169.1『北海道 釧網本線』須田製版、1999年12月、87頁。 
  • 北海道旅客鉄道釧路支社(編)『鉄道百年の歩み:JR釧路支社』北海道旅客鉄道釧路支社、2001年12月、85,92,104,113,117,133頁頁。 

書籍

関連項目

外部リンク