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南斜里駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南斜里駅
駅全体(2009年5月)
みなみしゃり
Minami-Shari
B69 清里町 (5.1 km)
(2.2 km) 中斜里 B71
地図
所在地 北海道斜里郡斜里町字川上
北緯43度52分3.05秒 東経144度38分3.65秒 / 北緯43.8675139度 東経144.6343472度 / 43.8675139; 144.6343472座標: 北緯43度52分3.05秒 東経144度38分3.65秒 / 北緯43.8675139度 東経144.6343472度 / 43.8675139; 144.6343472
駅番号 B70
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 釧網本線
キロ程 122.1 km(東釧路起点)
電報略号 ヤリ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
2人/日
-2012年-
開業年月日 1962年昭和37年)10月1日[1]
廃止年月日 2021年令和3年)3月13日[JR北 1][JR北 2][新聞 1]
備考 無人駅
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南斜里駅(みなみしゃりえき)は、北海道斜里郡斜里町字川上にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線廃駅)である。駅番号B70事務管理コードは▲111622[2]

歴史

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1977年の南斜里駅と周囲約500m範囲。右が網走方面。斜里平野の広大な畑作地帯の真ん中にポツンと置かれている。仮乗降場スタイルの簡易型ホームを持つ。西二線の踏切傍の道路脇に白く光っているのが木造の待合室。後年傷みが激しくなって撤去された。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

廃止時点で一部の上り普通列車は当駅を通過していた[3]

駅名の由来

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斜里の南方にあることから「南」をつけたもの[4]

駅構造

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1面1線の単式ホーム地上駅だった。知床斜里駅管理の無人駅であった。

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 3 [7]
2016年(平成28年) 0.8 [JR北 3]
2017年(平成29年) 1.6 [JR北 4]
2018年(平成30年) 2.6 [JR北 5]
2019年(令和元年) 3.6 [JR北 6]
2020年(令和02年) 4.0 [JR北 7]

駅周辺

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駅の南方に斜里川が流れる。周辺は農地が多い。

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線(当駅廃止時点)[8]
中斜里駅 (B71) - 南斜里駅 (B70) - 清里町駅 (B69)

脚注

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出典

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  1. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、925頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年4月2日閲覧 
  3. ^ 『北海道時刻表』通巻723号 128頁
  4. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、164頁。ASIN B000J9RBUY 
  5. ^ 「日本国有鉄道公示第399号」『官報』1962年9月27日。
  6. ^ 「通報 ●釧網本線南斜里駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1962年9月27日、6面。
  7. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、914頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  8. ^ 下り順に記載。路線は清里町駅方の東釧路駅が起点。

JR北海道

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  1. ^ a b 来春のダイヤ見直しについて』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月9日。オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201209060401/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201209_KO_kaisei.pdf2020年12月9日閲覧 
  2. ^ a b 2021年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218050637/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201218_KO_Daikai.pdf2020年12月18日閲覧 
  3. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102545/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/08.pdf2017年12月10日閲覧 
  4. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818153329/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/08.pdf2018年8月19日閲覧 
  5. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  6. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。

新聞記事

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  1. ^ a b “18無人駅に「ありがとう」 JRダイヤ改正で廃止 住民やファン 各地で別れ”. 北海道新聞. (2021年3月13日). オリジナルの2021年3月13日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/k4tNW 2021年3月13日閲覧。 
  2. ^ a b “JR釧網線の南斜里駅 21年3月末に廃止見通し”. 北海道新聞. (2019年9月25日). オリジナルの2019年9月25日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/rCQah 2019年9月25日閲覧。 

参考文献

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  • グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年
  • 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年
  • 『北海道時刻表』第61巻第3号(通巻723号)、交通新聞社、2020年2月25日、pp.128。 

関連項目

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外部リンク

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