南斜里駅
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南斜里駅 | |
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駅全体(2009年5月) | |
みなみしゃり Minami-Shari | |
◄B69 清里町 (5.1 km) (2.2 km) 中斜里 B71► | |
所在地 | 北海道斜里郡斜里町字川上 |
駅番号 | ○B70 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 122.1 km(東釧路起点) |
電報略号 | ヤリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
2人/日 -2012年- |
開業年月日 | 1962年(昭和37年)10月1日[1] |
廃止年月日 | 2021年(令和3年)3月13日[JR北 1][JR北 2][新聞 1] |
備考 | 無人駅 |
南斜里駅(みなみしゃりえき)は、北海道斜里郡斜里町字川上にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅(廃駅)である。駅番号はB70。事務管理コードは▲111622[2]。
歴史
[編集]廃止時点で一部の上り普通列車は当駅を通過していた[3]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:日本国有鉄道の駅として開業[4][5]。気動車列車の旅客のみ取扱いの無人駅[6][1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 2021年(令和3年)3月13日:利用者減少とダイヤ改正に伴い、廃止[JR北 1][JR北 2][新聞 1]。
駅名の由来
[編集]斜里の南方にあることから「南」をつけたもの[4]。
駅構造
[編集]1面1線の単式ホームの地上駅だった。知床斜里駅管理の無人駅であった。
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ホーム(2009年5月)
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駅名標
併せて、発車時刻案内も貼られている(2017年5月) -
北海道道1000号沿いの西2線停留所より望む(2009年5月。バスは2019年4月1日廃止)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 3 | [7] | |||
2016年(平成28年) | 0.8 | [JR北 3] | |||
2017年(平成29年) | 1.6 | [JR北 4] | |||
2018年(平成30年) | 2.6 | [JR北 5] | |||
2019年(令和元年) | 3.6 | [JR北 6] | |||
2020年(令和 | 2年)4.0 | [JR北 7] |
駅周辺
[編集]駅の南方に斜里川が流れる。周辺は農地が多い。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、925頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236 。2023年4月2日閲覧。
- ^ 『北海道時刻表』通巻723号 128頁
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、164頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 「日本国有鉄道公示第399号」『官報』1962年9月27日。
- ^ 「通報 ●釧網本線南斜里駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1962年9月27日、6面。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、914頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ 下り順に記載。路線は清里町駅方の東釧路駅が起点。
JR北海道
[編集]- ^ a b 『来春のダイヤ見直しについて』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月9日。オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブ 。2020年12月9日閲覧。
- ^ a b 『2021年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ 。2020年12月18日閲覧。
- ^ 「釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ 。2018年8月19日閲覧。
- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
新聞記事
[編集]- ^ a b “18無人駅に「ありがとう」 JRダイヤ改正で廃止 住民やファン 各地で別れ”. 北海道新聞. (2021年3月13日). オリジナルの2021年3月13日時点におけるアーカイブ。 2021年3月13日閲覧。
- ^ a b “JR釧網線の南斜里駅 21年3月末に廃止見通し”. 北海道新聞. (2019年9月25日). オリジナルの2019年9月25日時点におけるアーカイブ。 2019年9月25日閲覧。
参考文献
[編集]- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 『北海道時刻表』第61巻第3号(通巻723号)、交通新聞社、2020年2月25日、pp.128。