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: 初期案では、頭部の前方に伸びた一本角が強調されていた{{R|M2超全集48}}。また、飛行形態の準備稿では、[[双胴機|双胴爆撃機]]をイメージしたものもあった{{R|M2超全集48}}。4足歩行とする案もあったが、前作のデスギドラとの差別化からそれは避け、水中にいることがほとんどのため足をあまり映さないことからすり足状でも良いということになり、最終的にヒレ状となった{{R|東宝SF1294}}。 |
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2023年10月27日 (金) 22:56時点における版
ダガーラ | |
---|---|
東宝怪獣映画のキャラクター | |
初登場 | 『モスラ2 海底の大決戦』 |
作者 | 吉田穣(デザイン) |
演 | 吉田瑞穂 |
ダガーラは、東宝の特撮映画『モスラ2 海底の大決戦』に登場する架空の怪獣。
概要
ダガーラ DAGAHRA[出典 1][注釈 1] | |
---|---|
別名 | 魔怪獣[出典 2][注釈 2] |
全高 | 36 m[3][13][5] |
全長 | 73 m[出典 4] |
体重 | 17,700 t[出典 5][注釈 3] |
飛行速度 | マッハ10[出典 6] |
水中速度 | 150ノット[3] |
出身地 | ニライ・カナイ[出典 7][注釈 4] |
出現地 | 超古代文明ニライ・カナイ[11] |
ニライカナイの古代文明の科学者により、高度な遺伝子操作技術を用いて汚染された海の汚染物質を食べさせるために毒と古代の海洋生物のDNAを食べるバクテリアの遺伝子を特定の海洋生物に組み込んで作り出された人工生物[出典 8]。当時、発生していた海洋汚染を改善するための生体海洋浄化システムとして誕生したが、体内で取り込んだ海洋汚染物質を濃縮してベーレムと呼ばれる生物を大量に変換・排出する欠陥の性質を持った結果、それによる汚染を拡散させてニライカナイ文明を滅ぼした[出典 9]。その後は海底にて長い眠りについていたが、現代において化学物質の影響で再び海洋汚染が進んだことをきっかけに復活すると[1]、原子力潜水艦を破壊して石垣島に上陸し[6]、本能でニライカナイの遺跡(ピラミッド)に自身への脅威になる存在があると察し、それを破壊しようとする。
凶暴な性格で、水棲に適した形態の前足に水かきを持ち、後脚は鰭となっているほか、背面の翼を広げた飛行形態[13][10]に進化して空を飛び[14]、口からは猛毒を視覚化した光線を吐く。水中戦を得意としており、モスラを海へ引きずり込んで崖に激突させるなど知能も高く、絶体絶命の窮地に追い込む。また、両肩の口状の器官からベーレムを吐き出す。
ニライカナイ遺跡の2度目の襲撃直前には、閃光とともに両肩の排出口が肥大化し、翼が大きくなった最終形態[出典 10](完全体[8][6])に進化する。水中モードに変身したモスラとの水中戦の末、ミクロ化したモスラに体内のベーレム発生器官を破壊されて力尽き、最後はモスラに引き上げられてピラミッドの上に激突し、ともに爆発して消滅した。
武器
輝雷襲撃波 ()[3] - 頭部の角を放電させ、口から吐き出す破壊光線。轟渦赤猛毒弾 ()[3] - 回転することでベーレムを含んだ巨大竜巻を起こす。爆龍赤塊光波 ()[3] - 高速回転しながら三日月型の光弾を射出する。縦列毒撃砲弾 ()[3] - 背中に集めた毒素を赤色光弾として真上へ連射する。海中から上空のモスラを狙えるほどの射程がある。噴灼毒撃波 ()[3] - 光線化したベーレム毒素を口から吐く。超重龍爆炎 ()[出典 11] - 強化後、両肩からバズーカのように放つ破壊光線。
制作
- 創作経緯
- 名称は、脚本の末谷真澄によってアッシリア神話のダゴンからつけられた。[要出典]シナリオでの表記によれば外観は半魚獣。
- 末谷は、モスラは自然を守る存在であり人間の都合で戦うわけではないため、その敵も単に人間の建物を壊すような怪獣ではならないと考え、古代文明によって産み出された存在が暴走したという設定にしたが、それを映像で描くには言葉で説明するシーンを入れなければならず、ストーリーが複雑になってしまうのが問題となったと述懐している[16]。
- 製作の富山省吾は、ダガーラを人間の都合で産み出されて結果として自然を汚すことになってしまったかわいそうな怪獣と位置づけており、モスラもダガーラと戦うのは本意ではなかったとしている[17]。
- デザイン
- デザインは吉田穣が担当[18]。ただし、デザイン画自体が決定デザインではなく、複数の粘土原型[注釈 5]の中から1つをもとに、他の案の良いところを合わせて決定デザインとした[出典 12]。MONSTERSの若狭新一は、結果的には西川伸司によるデザイン案に近くなったとも述べている[21][注釈 6]。
- 頭部は爬虫類風だが、全体的には魚を意識したシルエットとなっている[21]。
- 初期案では、頭部の前方に伸びた一本角が強調されていた[18]。また、飛行形態の準備稿では、双胴爆撃機をイメージしたものもあった[18]。4足歩行とする案もあったが、前作のデスギドラとの差別化からそれは避け、水中にいることがほとんどのため足をあまり映さないことからすり足状でも良いということになり、最終的にヒレ状となった[21]。
- 特技監督の川北紘一は、当初は様々な海洋生物がモチーフの候補に挙がっていたが、得体の知れないものでは商品化しづらく、子供たちの愛着もわきにくいだろうとして、新しいイメージを取り入れつつも東宝の伝統的なキャラクターを踏襲したものになったと述べている[23]。
- 造型
- 造型はMONSTERS[出典 13]。
- スーツ
- スーツは1体のみで、水中撮影が多いためにメンテナンスでは苦労させられたといい[21][25]、撮影終盤では素材のラテックスが腐って悲惨な状態になったという[27][21]。吸水による型崩れを防ぐため、上半身内部にはFRPを用いている[24]。内部もウレタンに代わってラテックスを用いている[5]。
- 強化後の肩の角は、MONSTERSによって撮影中のスタジオ内で制作された[24][28]。水中から頭を出す場面では、頭部だけのギニョールも使用された[出典 14]。ベーレム弾の発射口は6つあり、開閉の仕掛けは顔と同様であるため、若狭は「7つの顔があるようなもの」としている[27][21]。しかし、開閉ギミックは撮影では用いられず、一体型の差替式としたため胸部が中空となり脆くなってしまっていた[21]。
- その他の造型物
- そのほか、胴体と尾のみの海用[出典 15]、大小2種類の飛行形態のミニチュアなどが制作された[21][24]。
- 海用の内部メカは、前作でのモスラ幼虫と同じものを用いており、エアシリンダーで上下する本体を台座に乗せ、それをトラックがワイヤーで牽引している[20]。しかし、ダガーラの形状では水の抵抗が強く、ワイヤーが外れてしまう事態も起きた[20]。
- 飛行用ミニチュアは、大サイズがレプリカ、小サイズがサンク・アール製[21][19]。飛行用もスーツと同様のギミックを内蔵している[21]。
- 体内のシーンは、ドッグファイトを繰り広げるモスラとベーレムはCGで制作されたが、背景の体内描写はすべてミニチュアセットで撮影された[23]。胃や食道など2 - 3メートル程度の小型のセットを4つ組み、最新型のシュノーケル・カメラを用いて撮影された[27][23]。また、体内の突起物は5,000本ものソーセージが型に用いられて作られた[27]。
- 撮影・演出
- スーツアクターは前作でデスギドラを担当した吉田瑞穂[25]。プールでの撮影では、水中やピラミッドのミニチュアの上で着付けなければならなかったという[21]。水中では酸素ボンベから伸ばした10メートルのホースを装着して演じている[20]。ボンベはセットの山陰などに隠しているが、ホースは水の中で浮いてしまうため1メートル置きほどの間隔に重りをつけて沈めている[20]。
- モスラとの体内での戦いは、『ゴジラvsモスラ』との原型になった『ゴジラの逆襲』→『ゴジラ対メカニコング』→『マイクロユニバース イン ゴジラ』のゴジラとメカニコングの戦いで検討された内容である[29]。川北は、巨大怪獣同士の戦いだけではマンネリ化しているため、新しいビジュアルを提供する必要があったと述べている[23]。制作にあたっては、ダガーラの体内の解剖図を作成し、モスラの進行ルートを明確にしている[23]。
- 沖縄ロケでは、石垣島から竹富島へ向かう際に漁船の上からダガーラの主観撮影が行われたが、予定していた竹富島沖へのピラミッドの合成が中止となったため、このカットも用いられなかった[20]。
- ダガーラが海上を飛ぶモスラを追うシーンは、大プールに組んだイントレにカメラを設置し、その下を海用のダガーラが進むという方法で撮られた[20]。その際にダガーラがぶつかりカメラマンが落ちる事故もあったが、カメラは水没せずに無事だった[20]。
- ダガーラがタンカーに向かうという想定で、タンカーを後から合成する予定でダガーラのみの撮影も行われていたが、編集段階でカットされた[20]。西表島での戦いでは、フェアリーが光線でダガーラに攻撃するシーンも撮影されていたが、完成作品ではカットされている[20]。
- ダガーラがピラミッドのバリヤーに阻まれ吹き飛ばされるシーンは、スーツをショックロープで引っ張って撮影している[20]。竜巻を発生させるシーンは、回転台を乗せた移動車にダガーラを固定させ、回転台の中心に開けた穴からエアーでホコリを送り撮影している[20]。
- 記者発表では、ピラミッドにとりついたダガーラをモスラが上空から攻撃するという特写が撮影された[20]。このカットの出来が良かったため、完成作品に組み込むことも検討されていた[20]。
漫画版
『月刊コロコロコミック』に掲載された坂井孝行による漫画版では、「ダガーラ」とは古代ニライカナイ語で掃除機を意味する単語であり、ダガーラの正体は汚染された海を浄化するために生体改造された1匹の小さな魚だった。モスラに敗れた後、ダガーラはベルベラに対し、「母親に再会する夢を諦めてモスラを助けた航平のような人間がニライカナイにいれば、自分が改造されることはなかっただろう」と言い残して息絶える。ベルベラの手には1粒の魚卵が遺され、彼女はその卵にイードゥ(親友)という新たな名を与えた。
作中では超重龍爆炎を放つ際に、肩の2つの棘が開く描写がある。
その他の作品
2017年公開のアニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』では、人類がオーストラリア大陸を失う原因となった怪獣であることが、公式サイトで説明されている[30]。
その前日譚である小説『GODZILLA 怪獣黙示録』では、初確認は2017年11月末で、アメリカ海軍の原子力潜水艦シーウルフが南緯47度9分 西経126度43分 / 南緯47.150度 西経126.717度の深海で接触したものとされる。2週間後、アメリカ領サモアにてサラトガをはじめとするアメリカ海軍との交戦で負傷するが、ベーレムの毒のために追撃できなかった軍を尻目に海中へ姿を消す。その3日後には、パゴパゴ港へベーレムが流れ着いたことによる細菌感染症で住民の3分の1が死亡し、公式記録ではこれが初の存在確認ということになっている。さらに2週間後の12月25日には、毒素への危惧からオーストラリア海軍が攻撃できなかったため、シドニーへの上陸を許してニューカッスルまで蹂躙されてしまい、首脳部の壊滅で一時的な政府機能の混乱の中で下された攻撃命令により、致命傷を負う。しかし、瀕死で飛行して海中で死亡したために海洋がベーレムで汚染されてしまった結果、後に「赤いクリスマスの惨劇」と呼ばれるパンデミックと飢餓が発生し、海洋汚染で外国からの救援も受けられず2018年までに300万人が犠牲となり、推定で約670万人が死傷したされている[31]。
商品化
- 東宝怪獣としては久しぶりの既存キャラクターを元にしていないまったくの新怪獣であるが、ソフビ人形が単品売りされたことはない。また、レトロ風ソフビやカプセルトイでの商品化もない。
- 『ハイパーホビー』誌[要文献特定詳細情報]のソフビ化して欲しい怪獣のアンケートで、ウルトラ怪獣に混ざってバランと共にランクインしたことがある。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e パンフレット 1997
- ^ 東宝SF特撮映画シリーズ12 1997, pp. 96–97, 「DESIGN WORKS」
- ^ a b c d e f g h i j k l モスラ2超全集 1998, pp. 12–13, 「モスラ2 海底の大決戦 キャラクター図鑑 ダガーラ」
- ^ a b c d e f ゴジラ画報 1999, p. 34, 「東宝怪獣紳士録」
- ^ a b c d e f g h i j オール東宝怪獣大図鑑 2014, p. 269, 「『モスラ2 海底の大決戦』ダガーラ」
- ^ a b c d e f g h 全怪獣大図鑑 2021, pp. 250–251, 「世界をゆるがすパワフル怪獣」
- ^ a b c d 東宝特撮映画大全集 2012, p. 258, 「『モスラ2 海底の大決戦』怪獣図鑑」
- ^ a b c キャラクター大全 2014, p. 147, 「モスラ2、モスラ3」
- ^ a b c GTOM vol.0 2022, p. 35, 「モスラ2 海底の大決戦」
- ^ a b c d e f g h i j 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 101, 「モスラ2 海底の大決戦」
- ^ a b c d e f 超常識 2016, pp. 298–300, 「驚異の水中モード・モスラ登場! モスラ2 海底の大決戦」
- ^ a b c d ゴジラ来襲 1998, p. 217, 「第7章 特選!東宝怪獣名鑑'98」
- ^ a b c d e f 動画王特別編集ゴジラ大図鑑 2000, p. 192, 「1990年代 モスラ2 海底の大決戦」
- ^ モスラ2超全集 1998, p. 45, 「モスラ2 海底の大決戦 完全情報 魔海獣ダガーラ大解剖」
- ^ a b モスラ2超全集 1998, pp. 14–15, 「モスラ2 海底の大決戦 キャラクター図鑑 ダガーラ」
- ^ 東宝SF特撮映画シリーズ12 1997, pp. 40–41, 「脚本 末谷真澄」
- ^ 東宝SF特撮映画シリーズ12 1997, pp. 34–35, 「製作 富山省吾」
- ^ a b c モスラ2超全集 1998, pp. 48–49, 「モスラ2 海底の大決戦 完全情報 モスラ2アートギャラリー」
- ^ a b c 若狭新一 2017, p. 110, 「『モスラ2 海底の大決戦』」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 東宝SF特撮映画シリーズ12 1997, pp. 80–88, 助監督 鈴木健二「特撮撮影日誌」
- ^ a b c d e f g h i j k l m 東宝SF特撮映画シリーズ12 1997, pp. 94–95, 「MAKING of MONSTERS ダガーラ造型 モンスターズ 若狭新一・伊藤成昭」
- ^ 「デザインワークス:西川伸司」『モスラ3 キングギドラ来襲』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.13〉、1998年12月12日、84頁。ISBN 4-924609-74-9。
- ^ a b c d e 東宝SF特撮映画シリーズ12 1997, pp. 45–48, 「特技監督 川北紘一」
- ^ a b c d e f モスラ2超全集 1998, p. 53, 「MAKING OF モスラ2 海底の大決戦 ダガーラの造型」
- ^ a b c d 東宝特撮映画大全集 2012, p. 259, 「『モスラ2 海底の大決戦』撮影秘話/川北監督に訊く」
- ^ a b c 若狭新一 2017, p. 105, 「『モスラ2 海底の大決戦』」
- ^ a b c d パンフレット 1997, 「PRODUCTION NOTES」
- ^ 「モスラ2 海底の大決戦 特撮川北組写真館」『宇宙船YEAR BOOK 1998』朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、1998年4月10日、7頁。雑誌コード:01844-04。
- ^ 『平成ゴジラパーフェクション』監修:川北紘一、アスキー・メディアワークス〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2012年2月10日、131-135頁。ISBN 978-4-04-886119-9。「川北紘一が振り返る 幻の平成ゴジラストーリー」
- ^ “アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』OFFICIAL SITE”. 2017年11月9日閲覧。
- ^ 監修:虚淵玄、著者:大樹連司『GODZILLA 怪獣黙示録』角川書店、2017年10月25日。ISBN 978-4-04-106181-7。
出典(リンク)
参考文献
- 『モスラ2 海底の大決戦』パンフレット 1997年12月13日発行 / 発行所:東宝(株)出版・商品事業室
- 『モスラ2 海底の大決戦』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.12〉、1997年12月3日。ISBN 4-924609-69-2。
- 『モスラ2 海底の大決戦超全集』構成 窪内裕、鞍城沙貴、八島丈、小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、1998年1月10日。ISBN 4-09-101461-5。
- 坂井由人、秋田英夫『ゴジラ来襲!! 東宝特撮映画再入門』KKロングセラーズ〈ムックセレクト635〉、1998年7月25日。ISBN 4-8454-0592-X。
- 『ゴジラ画報 東宝幻想映画半世紀の歩み』(第3版)竹書房、1999年12月24日(原著1993年12月21日)。ISBN 4-8124-0581-5。
- 『動画王特別編集 ゴジラ大図鑑 東宝特撮映画の世界』キネマ旬報社〈キネ旬ムック〉、2000年12月16日。ISBN 4-87376-558-7。
- 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2。
- 『別冊映画秘宝 オール東宝怪獣大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年4月27日。ISBN 978-4-8003-0362-2。
- 講談社 編『キャラクター大全 ゴジラ 東宝特撮映画全史』講談社、2014年7月15日。ISBN 978-4-06-219004-6。
- 『東宝特撮全怪獣図鑑』東宝 協力、小学館、2014年7月28日。ISBN 978-4-09-682090-2。
- 『ゴジラの超常識』[協力] 東宝、双葉社、2016年7月24日(原著2014年7月6日)。ISBN 978-4-575-31156-3。
- 若狭新一『ゴジラの工房 若狭新一造形写真集』洋泉社、2017年10月21日。ISBN 978-4-8003-1343-0。
- 『ゴジラ 全怪獣大図鑑』講談社〈講談社 ポケット百科シリーズ〉、2021年7月2日。ISBN 978-4-06-523491-4。
- 講談社 編『ゴジラ&東宝特撮 OFFICIAL MOOK』 vol.0《ゴジラ&東宝特撮作品 総選挙》、講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2022年12月21日。ISBN 978-4-06-530223-1。