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2023年8月11日 (金) 01:10時点における版

アイドル
YOASOBI配信限定シングル
リリース2023年4月12日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンルJ-POP
アニメソング
レーベルYOASOBI
作詞者Ayase
作曲者Ayase
プロデュースAyase
チャート順位

YOASOBI 配信限定シングル 年表
セブンティーン
(2023年)
アイドル
(2023年)
ミュージックビデオ
「アイドル」 - YouTube

アイドル」は、日本の音楽ユニット・YOASOBIの楽曲。2023年4月12日に各種音楽配信サービスにて配信が開始され[10]6月21日には完全生産限定盤として、7inchレコードサイズの紙ジャケット仕様に、赤坂アカ書き下ろしの小説『45510』(後述)が掲載されたポスター型ブックレットが付属したCDが発売され[11][12][13]7月26日には7インチアナログレコード盤も発売された[14]

本楽曲は、テレビアニメ【推しの子】』のオープニングテーマとなっており[15][16]、漫画原作者である赤坂アカがYOASOBIのために書き下ろし、特設サイトで公開されている『【推しの子】』のスピンオフ小説『45510』を元に制作されている[17][16]

背景・リリース

映像外部リンク
【推しの子】ノンクレジットオープニング|YOASOBI「アイドル」 - YouTube
映像外部リンク
「YOASOBI / Idol (「アイドル」English Ver. )」 - YouTube

『【推しの子】』のアニメ化は2022年6月に発表され[18]、2023年2月19日にYOASOBIがオープニングテーマを担当することや、曲名が「アイドル」であること、漫画の著者赤坂アカが楽曲の原作となる短編小説を描き下ろしたことが発表された[19]

メンバーのAyaseは、今回アニメのテーマソングを歌うことが決定する以前から個人的に『【推しの子】』を読んだことがあり、また漫画を読んだことで「何かを生み出したい」という創作意欲がわき、曲が「アイドル」として世の中に発表される1年半ほど前に、YOASOBIとして発表する予定もないまま個人的に原型となるデモを制作していた[20]。デモ時点での仮タイトルは「究極の奥義」で、最強無敵のケンカが強いバトルガールである一方、何かしらの闇を抱えているという設定で、『ストリートファイター』の春麗を連想させるチャイナチックな曲調で制作されており、歌詞は「アイドル」とはまったく異なる内容だった[20]。当初はAyase自身のソロプロジェクトの一環として、ボーカロイドの楽曲としてリリースされる予定だったが[20][21]、YOASOBIがアニメのオープニングテーマを担当する事になったため、その計画は変更されることとなった。Ayaseはオリジナルのデモをもとに作曲を進めていき、最終バージョンとして「アイドル」が完成することとなった[20]

アニメの放送に先駆け、90分ある第1話を2023年3月17日に、全国の劇場で上映された『【推しの子】Mother and Children』の本予告に本楽曲の一部が使用されており、フルバージョンは上映された本編で初公開となった[15][22]。同年4月5日に名古屋の日本ガイシホールで行われた電光石火アリーナツアーの初日公演で初披露した後、YOASOBIはの同年4月12日にデジタル・ダウンロード並びにストリーミングで配信開始する事を発表した[23]

YOASOBIの公式Twitterアカウントは、2023年5月6日にボーカルのikuraがレコーディング・スタジオで「アイドル」の英語バージョンを録音している様子をいち場面として公開し[24]、同年5月26日に英語バージョンである「Idol」の配信が開始された[25][26]

音楽性・歌詞

「アイドル」は、ヒップホップの要素をベースに、教会聖歌隊による合唱のようなゴシック・ロック調の特徴を持つポップトラックである[27][28]。『ジャパンタイムズ』のパトリック・セント・ミッシェルはこの曲について、「秋葉原ライブハウスアトランタのヒップホップから得た様々な影響がミックスされた曲」と評している[29]。イントロでのゴスペル調のコーラスには、YOASOBIの英語版楽曲にも参加している外国人コーラス隊が参加している[30]。また曲においては、アニソンダンスパフォーマーのREAL AKIBA BOYZによるコールパートでのバックグラウンドシャウトとゴスペルが特徴的となっている[31]。本楽曲は、ikuraの節回しが特徴的なトラップビート風のラップパートや、アイドルソングをオマージュした合いの手パート、エレクトロサウンドのサビパートなど、複数のパートが目まぐるしく移り変わる楽曲となっている[32]

歌詞は、原作者である赤坂アカが書き下ろした小説『45510』とリンクする内容となっている。作品中のアイドルグループ・B小町の星野アイに対して妬みの感情を持つメンバーの内心や、嘘を付きながら完璧なアイドルへと成長を遂げていくアイの心境など、アイドルの光と影の二面性が表現されている[33]。『UtaTen』によると、曲は3つの視点で描かれており、1番ではファン目線での星野アイの姿が、2番ではアイが所属していた架空のアイドルグループ「B小町」元メンバーの視点で、3番ではアイ自身の言葉や本心が綴られている[34]。また、本楽曲の歌詞は意図的にアニメ『【推しの子】』第1話までのエピソードのみにフォーカスして描かれている[20]。これは、Ayaseのアイを主人公とした歌詞にしたいという思いが影響している。YOASOBIプロジェクトの小説を音楽にするという性質から、漫画の原作者である赤坂アカとの対話を通し、曲の原作小説の落とし所として『45510』はB小町のメンバーから見たアイの姿や出来事をベースにしたストーリーとなった[20]。Ayaseはそれらの理由を以下のように語っている。

この楽曲ではアニメにおける1話の最後、あの瞬間までのことだけを描いていて。アイが生きていたときに思っていたこと、起きた出来事、そしてアクアとルビーに対する愛を語る、そんな楽曲がその後もずっとオープニング主題歌として歌われ続けば、いつまでもアイのことを忘れないし、彼女の存在が伝説になっていくと思ったんですよね。

— YOASOBI, Ayase(Billboard JAPAN【MONTHLY FEATURE】インタビュー[20]より)

批評

音楽評論家スージー鈴木は、「歌詞の内容および音作りが、小泉今日子の「なんてったってアイドル」や、2010年代女性アイドルのパロディとなっている」点を挙げ、「よく出来すぎていて『普通のアイドルソングよりもアイドルソングっぽい』というメタ構造にまで達している」と評している[35]

音楽ライターの小町碧音は、本楽曲が「YOASOBIの楽曲の中でも特筆してボカロ曲のエッセンスを感じる楽曲になっている」と述べ、「簡単には心を読ませない理想的なアイドルであるアイの心情を、無機質に近い声色で演じ切った」と評している[33]

チャート成績

Billboard JAPAN

2023年4月26日に発表されたBillboard JAPANのダウンロード・ソング・チャートではダウンロード数30,505ダウンロードを記録し1位を獲得[2]、ストリーミング・ソング・チャートでは再生回数20,366,113回を記録し2週連続で1位を獲得すると[3]、総合ソング・チャート「Billboard Japan Hot 100」でも自己最高となる7週連続で1位を獲得した[36]。本楽曲はYOASOBIにとって初となるストリーミング・ソング・チャートでの週間2,000万回超えを達成している[3]

Billboard Japan Hot 100チャートでは、13週連続かつ通算13週にわたって総合首位を獲得している。Japan Hot 100チャートでの総合首位はYOASOBIにとって、デビュー曲「夜に駆ける」以来の自身2曲目となる首位獲得となり、また通算13週首位獲得は、Japan Hot 100チャートにおいてOfficial髭男dismSubtitle」と並ぶチャート史上歴代最多タイのチャート記録となっている[37]

Billboard

Billboard Global 200チャートでは日本のアーティストとして最高位となる7位、Global Excl. U.S.チャートではJ-POPの楽曲としては初となる1位を獲得し、通算3週にわたって同チャート首位を記録している[38]。ストリーミングにおいても新たな記録を打ち立てており、史上最速となる5週でストリーミング1億回再生を突破した楽曲となった[39][40]。 ビルボードのグローバルチャート「Global Excl. U.S.」においても、英語版リリースの影響もあり、2023年6月10日付チャートで日本語楽曲初となる1位を獲得している[41]

オリコンチャート

2023年4月26日に発表されたオリコンチャートのデジタルランキングでは、オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングでダウンロード数34,070ダウンロードを記録、オリコン週間ストリーミングランキングでは再生回数21,970,019回を記録して1位を獲得した[6]。本楽曲のオリコン週間ストリーミングランキングの週間再生数は、YOASOBIの楽曲としては自己最高週間再生回数となった[6]。5月17日に発表されたオリコン週間デジタルストリーミングランキングでは、本楽曲の週間再生回数が25,632,534回を記録し、オリコン史上最速の登場5週目で累積再生数が1億回を突破した楽曲となった[39]

日本レコード協会

日本レコード協会からはダウンロード認定ストリーミング認定がプラチナに認定されている[42][43]

ミュージック・ビデオ

本楽曲のミュージック・ビデオのアニメーションは、『【推しの子】』を手がけた動画工房によって製作され、監督は中山直哉が担当した[17][31]

4月12日の深夜0時半(日本時間)にYouTubeでプレミア公開され[44]、英語バージョンである「Idol」のミュージック・ビデオも5月26日に公開されている[45]

ミュージック・ビデオの1億回再生突破は「夜に駆ける」[46]、「怪物」[47]、「群青」[48]に続き自身4曲目となった[49]。 2023年7月12日時点で「アイドル」のミュージック・ビデオはYouTube上で2億4千万回再生を超え、YouTubeの世界楽曲チャートであるmusic charts TOP 100 songs Globalでは、6月30日から7月6日までの期間で世界1位を獲得した[50]ニコニコ動画では6月末時点で530万回再生されている[51]

ライブ・パフォーマンス

「アイドル」は初の単独アリーナツアー『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火”』の中でセットリストに含まれる形で披露され、初のパフォーマンスは愛知・日本ガイシホールでの2023年4月5日の初日公演だった[23]。ツアーのうち、6月4日の さいたまスーパーアリーナ公演の模様はYouTube上でもライブ・パフォーマンス映像として公開された[52]。 2023年4月24日に新宿新宿TOKYU MILANOTikTokスペシャルライブイベントとして行われた公演の中でも披露された[53]

反響

「アイドル」とJAM Projectの「STORM」(OVA真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』主題歌)のサビ部分を繋げたMAD動画から派生した「(君は)完璧で究極のゲッター」がインターネット・ミームとして話題となり、YOASOBIと水木一郎の公式Twitterがそれぞれ反応を見せ[54][55]、2023年7月3日には「STORM」のサブスクリプション配信が解禁されるに至った[56]

ファンによって考案された振り付けを元にした「アイドル」のカバーやダンスもTikTok上で乃木坂46AKB48FANTASTICSTWICELE SSERAFIMIVEENHYPENなど日本や韓国のアイドルを中心にバイラルヒットしている[57][58][59]

受賞

「アイドル」の受賞およびノミネート
式典 受賞年 結果 出典
Spring 2023 Anime Awards 2023年 Favorite Opening Theme Song 受賞 [60]

収録内容

「アイドル」
YOASOBIシングル
リリース
規格
ジャンル
レーベル Sony Music Entertainment (Japan) Inc.
作詞・作曲 Ayase
チャート最高順位
YOASOBI シングル 年表
祝福
(2022年)
アイドル
(2023年)
EANコード

EAN 4580128896519 (CD、完全生産限定盤)

EAN 4580128896557 (7inch、完全生産限定盤)
テンプレートを表示

CD

CD(完全生産限定盤)[63]
全作曲・編曲: Ayase
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「アイドル」AyaseAyase
2.「Idol」
  • Ayase
  • 英訳: Konnie Aoki
Ayase
3.「アイドル -Anime Edit-」AyaseAyase
4.「アイドル -Instrumental-」 Ayase
合計時間:

7inch

全作曲・編曲: Ayase
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「アイドル」AyaseAyase
2.「Idol」
  • Ayase
  • 英訳: Konnie Aoki
Ayase
合計時間:
  • 7inchシングル盤(完全生産限定盤)
  • B面[64]
全作曲・編曲: Ayase。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「アイドル -Anime Edit-」AyaseAyase
2.「アイドル -Instrumental-」 Ayase
合計時間:

クレジット

参加ミュージシャン

YOASOBI

  • Ayase – コンポーザー
  • ikura – ボーカル

ノベル

チャート

認定

認定 (RIAJ) 売上/再生回数
ダウンロード プラチナ[42] 250,000 DL
ストリーミング プラチナ[43] 100,000,000 回
*認定のみに基づく売上/再生回数

リリース日一覧

地域 日付 規格 バージョン レーベル 出典
世界 2023年4月12日 「アイドル」 Sony Music Entertainment (Japan) Inc. [81]
2023年5月26日 「Idol」 [82]
日本 2023年6月21日 CD+小説
  • 「アイドル」
  • 「Idol」
[83]
2023年7月26日 7inchシングル盤+ポスター型ブックレット

脚注

注釈

出典

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  4. ^ Billboard JAPAN 2023年上半期チャート発表、Official髭男dismが【JAPAN Hot 100】/King & Princeが【Hot Albums】首位に”. Billboard Japan (2023年6月9日). 2023年6月10日閲覧。
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  9. ^ World Digital Song Sales: Week of April 29, 2023” (英語). Billboard (2023年4月29日). 2023年4月25日閲覧。
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  12. ^ “アニメ『【推しの子】』YOASOBIが歌う主題歌『アイドル』がApple Musicで全世界1位に。明日6月21日にはCDがリリース”. ファミ通.com (KADOKAWA Game Linkage). (2023年6月20日). https://www.famitsu.com/news/202306/20306839.html 2023年6月21日閲覧。 
  13. ^ YOASOBI、プロジェクト「はじめての」4曲収録EP発売&グッズ販売開始 「アイドル」CDリリース決定も」『CDJournal』May 10, 2023。May 10, 2023閲覧。
  14. ^ YOASOBI、『アイドル』数量限定7インチ・アナログ盤7/26リリース決定。アリーナ・ツアー"電光石火"より「アイドル」ライヴ映像をYouTubeにて公開」『Skream!』June 28, 2023。June 28, 2023閲覧。
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  18. ^ 『推しの子』アニメ化決定!『かぐや様は告らせたい』赤坂アカ&『クズの本懐』横槍メンゴによる累計300万部の芸能界サスペンス”. BARKS (2022年6月10日). 2023年7月13日閲覧。
  19. ^ “【推しの子】: YOASOBIがテレビアニメOP担当 タイトルは「アイドル」 赤坂アカ書き下ろし小説を基に制作”. Mantan Web. (February 19, 2023). https://mantan-web.jp/article/20230219dog00m200016000c.html 2023年7月15日閲覧。 
  20. ^ a b c d e f g <インタビュー>YOASOBIが語る「アイドル」誕生秘話、完璧で究極な“アイ”への想い【MONTHLY FEATURE】」『Billboard Japan』June 1, 2023。2023年7月15日閲覧。
  21. ^ アイを信仰するがゆえに生まれた"究極のアイドル"――TVアニメ『【推しの子】』OP主題歌「アイドル」の制作秘話、ラップ、宗教性、様々な視点から新たなYOASOBIの姿に迫る」『Lisani』June 24, 2023。June 25, 2023閲覧。
  22. ^ YOASOBI、4月クールTVアニメ"【推しの子】"OPテーマ担当。原作者 赤坂アカ書き下ろし小説をもとに楽曲「アイドル」制作。楽曲の一部が公開、本人の動画コメントも到着」『Skream!』February 19, 2023。February 19, 2023閲覧。
  23. ^ a b YOASOBI、初の単独アリーナツアー開幕。追加公演も決定”. BARKS (2023年4月5日). 2023年6月10日閲覧。
  24. ^ Yoasobi [@YOASOBI_staff] (2023年5月6日). "Coming soon…😈 / #YOASOBIアイドル / #YOASOBIIdol / #推しの子 / #OSHINOKO". X(旧Twitter)より2023年7月15日閲覧
  25. ^ YOASOBI「【推しの子】」OP主題歌の英語版「Idol」を配信リリース」『Natalie』May 18, 2023。May 18, 2023閲覧。
  26. ^ 編集部. “勢いを増したikuraのラップ、YOASOBI「アイドル」英語版が配信リリース&MV公開”. MusicVoice. 2023年5月27日閲覧。
  27. ^ Leung, Hilary (May 7, 2023). “Oshi no Ko's Opening and Ending Theme Songs Highlight Ruby's and Aqua's Diverging Paths”. CBR. https://www.cbr.com/oshi-no-ko-op-ed-themes-ruby-aqua-idol-vs-revenge-paths/ May 8, 2023閲覧。 
  28. ^ YOASOBI「アイドル」国際チャート1位の快挙に学ぶ、日本の音楽が世界で勝つ方法」『』Yahoo! News Japan、June 12, 2023。June 18, 2023閲覧。
  29. ^ Michel, Patrick St. (June 30, 2023). “With 'Idol,' Yoasobi pens a new chapter in J-pop's story”. The Japan Times. https://www.japantimes.co.jp/culture/2023/06/30/music/idol-yoasobi-pens-new-chapter-j-pops-story/ June 30, 2023閲覧。 
  30. ^ スピッツの映画『名探偵コナン』主題歌、YOASOBIの新曲、奇妙礼太郎×菅田将暉のコラボ、マンウィズ×milet『鬼滅の刃』主題歌など『New Music Wednesday』が今週注目の新作11曲紹介」『Spice』April 12, 2023。April 13, 2023閲覧。
  31. ^ a b YOASOBI が担当するテレビアニメ『【推しの子】』OP主題歌「アイドル」にREAL AKIBA BOYZがまさかのコールパートに参画・・・配信リリースと共にその裏側もYouTubeにて同時公開!」『PR Times』2023年4月14日。2023年7月13日閲覧。
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外部リンク

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