「映像の世紀 バタフライエフェクト」の版間の差分
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2023年5月31日 (水) 10:38時点における版
映像の世紀バタフライエフェクト | |
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テーマ曲作者 | 加古隆 |
音楽 | 加古隆 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2022年4月4日 – |
放送時間 | 月曜日 22:00 – 22:45 |
放送分 | 45分 |
『映像の世紀バタフライエフェクト』(えいぞうのせいきバタフライエフェクト)は、2022年4月4日よりNHK総合テレビジョンで放送されている教養番組である。
概要
2022年1月11日 19:57 - 20:43に『バタフライエフェクト あの日があるから』[1]というパイロット版の番組を制作・生放送し、同4月から月曜 22:00 - 22:45(再放送・水曜ミッドナイトチャンネル枠内の23:50 - 24:35(木曜 0:35))[2]でレギュラー放送を開始した。
「バタフライエフェクト」とは、“蝶の羽ばたきが、巡り巡って竜巻を起こす”という意味で、歴史はこの「バタフライエフェクト」が積み重なって積み上げられてきたといわれている。この番組では、これまで1995年の放送70周年・戦後50周年を記念して製作を開始した一連の『映像の世紀』シリーズ(映像の世紀、新・映像の世紀、映像の世紀プレミアム)のスタッフがプロデュースし、NHKが保存している戦後の映像史の中から、「罪と勇気の連鎖」をキーワードに、様々な歴史を振り返っていく[3]。
2023年1月16日公式Twitterアカウントを開設[5]、2022年度第31回からは放送後に放送内容を振り返る企画を開始した[6]。
放送タイトル
2022年度
回 | 放送日 | タイトル | 取り扱った事項 |
---|---|---|---|
1 | 4月 4日 | モハメド・アリ 勇気の連鎖[注 1][7][8] | モハメド・アリ | メキシコシティ五輪での人種差別抗議 | バラク・オバマの大統領就任 |
2 | 4月11日 | アインシュタイン 科学者たちの罪と勇気[9] | 相対性理論 | 原爆開発 | ブラウン運動に関する数式 | 金融市場革命 |
3 | 4月18日 | ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生[10][注 2] | 歌手ニナ・ハーゲンのカラーフィルムを忘れたのね | カトリン・ハッテンハウワーのデモ | ベルリンの壁崩壊 | アンゲラ・メルケルの首相就任 |
4 | 4月25日 | スペイン風邪 恐怖の連鎖[注 3][17] | スペイン風邪の流行とペンシルベニア大学 | 新型コロナウイルスの流行とカリコー・カタリンによるワクチン開発 |
5 | 5月 9日 | ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー[18] | ヴェルヴェット・アンダーグラウンド「I’m Waiting for the Man」 | アレクサンデル・ドゥプチェク | プラハの春 | 憲章77 | ビロード革命 | 劉暁波と零八憲章 |
6 | 5月16日 | 宇宙への挑戦 夢と悪夢 天才たちの頭脳戦[注 4][19] | フォン・ブラウンによるナチスのV2ロケット開発とアポロ計画 | セルゲイ・コロリョフによるソ連の宇宙開発 |
7 | 5月23日 | スターリンとプーチン[20] | スターリンのソ連での権力掌握とソ連五カ年計画 | 独ソ戦 | チェチェン紛争とプーチンの台頭 | プーチンによるロシアのウクライナ侵攻 |
8 | 5月30日 | 我が心のテレサ・テン[21] | テレサ・テンの歌う「月亮代表我的心」 | 文化大革命 | 天安門事件 | 香港民主化デモ |
9 | 6月 6日 | ヒトラーVSチャップリン 終わりなき闘い[22] | ヒトラーとチャップリンの誕生 | トーキー映画の出現と両者のトーキーへの姿勢 | 映画『民族の祭典』 | 映画『独裁者』 | 赤狩りで米国を追放されるチャップリン | 映画『独裁者』と安保闘争 |
10 | 6月20日 | 砂漠の英雄と百年の悲劇[23] | 第一次世界大戦とオスマン帝国 | ロレンスとファイサルとバルフォア | 第二次世界大戦の勃発とナチスの侵攻 | シオニズム運動と第一次中東戦争 | テルアビブ空港乱射事件とミュンヘン五輪事件 |
11 | 6月27日 | キューバ危機 世界が最も核戦争に近づいた日[24] | キューバ危機の13日間 | ミュンヘン会談 | 米軍による日本空襲 | ケネディ暗殺 | 米スパイのペンコフスキー |
12 | 7月 4日 | RBG 最強と呼ばれた女性判事 女性たち 百年のリレー[25] | 保守的なヴィクトリア女王の葬儀 | エミリー・デイヴィソンと女性参政権運動 | 第一次世界大戦と女性の地位向上、女性参政権の認定 | アリス・ポール率いる全国女性党 | 入党したアメリア・イアハートの2度の大西洋横断飛行と太平洋横断飛行中の失踪 | ルース・ベイダー・ギンズバーグの連邦最高裁判所判事就任 | ヒラリー・クリントンがガラスの天井に挑んだ2016年アメリカ合衆国大統領選挙とトランプ政権下でのギンズバーグの逝去 |
13 | 7月11日 | 太平洋戦争 “言葉”で戦った男たち[26] | 日本語情報士官ボルダー・ボーイズの誕生 | オーテス・ケーリとドナルド・キーン | テルファー・ムックとテニアンスクール | ボルダー・ボーイズと米軍による占領 | 川端康成とサイデンステッカー | 上間繁子と沖縄 |
14 | 7月25日 | 難民 命を救う闘い[27] | 海洋研究学者フリチョフ・ナンセンとロシア難民 | ロバート・キャパが撮影したスペイン内戦 | マルセル・マルソーによる難民支援 | 沢田教一によるベトナム難民の写真 | 緒方貞子による難民救済 | ウクライナ難民 |
15 | 8月22日 | 中国 女たちの愛と野望[28][29] | 西太后による近代化 | 革命に巻き込まれる宋家の三姉妹宋靄齢、宋慶齢、宋美齢 | 共産党に近づく江青 | 毛沢東と江青による文化大革命 | 劉少奇と王光美の失脚 | 宋美齢の支援で留学をした蔡英文 |
16 | 8月29日 | 東京 破壊と創造 関東大震災と東京大空襲[28][30][31] | 建築家アントニン・レーモンド | 関東大震災 | 戒厳令発布と朝鮮人虐殺 | 後藤新平による帝都復興計画 | 東京大空襲 |
17 | 9月 5日 | 映像プロパガンダ戦 嘘と嘘の激突[28][30][32] | エイゼンシュテインが考え出したモンタージュ手法 | プロパガンダ映画を利用するナチス | 円谷英二の特撮技術の利用 | モーゲンソウによる映画利用 | 日米に利用される自決 | ズミイヌイ島の攻防でのプロパガンダ戦 |
18 | 9月12日 | 9.11 同時多発テロへの点と線[30][33] | ロックフェラー財閥による石油精製事業 | スタンダード石油の進出で激変するサウジアラビア | ミノル・ヤマサキによるサウジアラビア通貨庁とWTCビル | 孤高奮闘するジョン・オニール | WTCに突っ込むボーイング機 | 米国によるオサマ・ビンラディンとその息子の殺害 |
19 | 9月26日 | ルーズベルトとリンドバーグ 大戦前夜 アメリカは参戦すべきか[34][35] | リンドバーグによる大西洋横断飛行 | ルーズベルトの大統領就任 | ナチスドイツの再軍備 | リンドバーグのドイツ視察 | 第二次世界大戦の勃発 | 1940年アメリカ合衆国大統領選挙 | 日本の真珠湾攻撃と米国の参戦 | 非公式に軍務に就くリンドバーグ | ルーズベルトの死 |
20 | 10月 | 3日ひとつの友情がアメリカを変えた[36][注 5] | 太平洋戦争によって日系人の友人を連れて行かれたドナルド・デルムズ | 442連隊に入隊したダニエル・イノウエ | 議員となり日系人差別撤廃を訴えるイノウエ | キング牧師の影響で非暴力闘争に身を転じたデルムズ | 「市民の自由法」の制定 | 彼らの意志を引き継ぐノーマン・ミネタやバーバラ・リーら |
21 | 10月17日 | ジェノサイド 虐殺と黙殺[37][38] | ナチス親衛隊の設立 | ドイツの領土拡大と必然的に増加するユダヤ人人口 | ゲットーの誕生 | 追放から虐殺への方針転換 | ヤン・カルスキによる絶滅収容所の潜入調査 | 米国による原爆の使用 | 1948年のジェノサイド条約の締結 | ルワンダ虐殺と国連の対応 | ウクライナでの住民の殺戮 | ルワンダでの経験を語り継ぐロメオ・ダレール |
22 | 10月24日 | 大恐慌 欲望と破滅の1929年[39][注 6] | 大量消費社会の到来 | 作家スコット・フィッツジェラルドの活躍 | 株取引の流行 | ブロードウェイのジーグフェルド・フォーリーズを作り出したフローレンツ・ジーグフェルド | 相場師ジョセフ・ケネディの暗躍 | フーヴァー大統領の就任 | クラレンス・ハトリーの逮捕 | 株の値下がりの始まり | 株価の大崩落 | 大恐慌を境に運命が変わるフィッツジェラルドとヘミングウェイ | フランクリン・ルーズベルトの大統領就任とケネディの証券取引委員会委員長就任 |
23 | 10月31日 | ソ連崩壊 ゴルバチョフとロックシンガー[40][注 7] | スターリンの国葬 | 共産党に入党し昇進するゴルバチョフ | ソ連のアフガン侵攻 | ペレストロイカを実行するゴルバチョフ | 「俺たちの時代がやってくる」ヴィクトル・ツォイのキノー設立 | 肋骨レコードの流通 | チョルノーブィリ原発事故とグラスノスチ | アフガニスタンからの撤退と軍縮 | 自由選挙の実施と民主議会の失敗 | ツォイの事故死 | 共産党保守派と軍部のクーデターとサプチャーク市長らの抵抗 | クーデターの失敗とソ連の崩壊 | ロシアのウクライナ侵攻 |
24 | 11月 | 7日世界を変えた“愚か者” フラーとジョブズ[42][43] | フラーが考案したダイマクションハウスとジオデシック・ドーム | 宇宙船地球号発言 | ヒッピーらに崇められたフラーと『ホールアースカタログ』の売上によるホームブリュー・クラブの設立 | Macintoshの発売とAppleを追われるスティーヴ・ジョブズ | 新たに立ち上げたNeXTでも変わらぬジョブズ | コンピューター会社ピクサー社が制作した映画『ティン・トイ』と『トイ・ストーリー』 | iMac、iPod、iPhoneの発売 | スタンフォード大の卒業式での演説 | フラーに学んだノーマン・フォスターによるアップルの新社屋「宇宙船」 |
25 | 12月12日 | ナチハンター 「忘却」との闘い[44][45][注 8] | ナチ・ハンターのサイモン・ヴィーゼンタールに見つかるアドルフ・アイヒマン | 西独アデナウアー政権の誕生とナチ党員だった閣僚たち | フランクフルト・アウシュヴィッツ裁判 | キージンガー首相に平手打ちをしたベアテ・クラルスフェルト | クルト・リシュカ親衛隊中佐 | ヘルベルト・ハーゲン | エルンスト・ハインリッヒゾーン | 西ドイツで撤廃された戦争犯罪の時効 |
26 | 12月19日 | 戦場の女たち[44][46] | 無着陸飛行を行ったソ連の整備士マリーナ・ラスコーヴァ | ソ連で狙撃士となったリュドミラ・パヴリチェンコ | ドイツのグライダーでアルプスを横断したハンナ・ライチュ | ナチスの軍用グライダーと有人飛行爆弾の開発 | 特殊作戦執行部によるノルマンディー上陸作戦の支援 | 女性兵士の証言を集めたアレクシェーヴィチ | ロシアのウクライナ侵攻で祖国を防衛するウクライナの女性兵士たち |
特 | 12月30日 | ロックが壊した冷戦の壁[47][48] | 主として第3、5、23回の内容を再編集。 |
27 | 1月16日 | 危機の中の勇気[49][50] | 2001年の新大久保駅での事故 | 2007年の上野駅での事故 || 1906年のサンフランシスコ地震とドロシー・デイ | 1923年の関東大震災と今村明恒 || ロンドン大空襲とチャールズ・フリッツ || ドロシー・デイと核実験反対運動 || アメリカ同時多発テロと赤いバンダナのウェルズ・クラウザーや船による救助活動 | 遺族らが結成したピースフル・トゥモロウズによる反戦運動 || 昭和三陸大地震後の今村の高地移転の主張とそれを受け継いだ山下文男 | 津波てんでんこ | 2011年の東日本大震災 || 新大久保駅での事故の義援金を元に設立されたLSHアジア奨学会 |
28 | 1月23日 | 零戦 その後の敗者の戦い[51][52] | 千葉県で発掘された零戦 | ライト兄弟の飛行と同年に生まれた堀越二郎 | 第一次世界大戦での飛行機の活躍 | 堀越による九六式艦上戦闘機 | 零戦による真珠湾攻撃の護衛 | 米に暴かれる弱点 | オリンパス光学工業の胃カメラ開発に協力する元海軍技師の深海正治 | 元中島飛行機の技師糸川英夫によるペンシルロケットの開発 | 堀越二郎・土井武夫らの国産旅客機YS-11の設計 | 東京オリンピック時に製作された新幹線に流用された零戦の技術 | |
29 | 2月 6日 | ブルース・リー 友よ 水になれ[53][54][注 9] | 香港で栄えはじめた映画産業 | 映画『細道祥』 | ドラマ『グリーン・ホーネット』 | 『燃えよカンフー』で主役を外されたリー | 『ドラゴン危機一髪』『ドラゴンへの道』 | 毛沢東が気に入った『ドラゴン怒りの鉄拳』 | ハリウッドで制作された『燃えよドラゴン』 | 死後に公開された『死亡遊戯』 | 旧ユーゴスラビアで制作された平和の像としてのブルース・リー | 香港民主化デモ |
30 | 2月13日 | 朝鮮戦争 そして核がばらまかれた[53][56] | 戦後38度線で分割して米ソに統治される朝鮮半島 | 半島統一の野望を持つ李承晩と金日成 | 朝鮮戦争の勃発 | 警察予備隊の設立 | 岸信介の公職追放解除 | マッカーサーによる仁川上陸作戦 | 文鮮明による国際勝共連合の設立 | 米の巻き返しに対する中国の義勇軍 | 朝鮮特需に湧く日本 | 米の水爆開発 ソ中の水爆開発 | 北朝鮮の核実験 |
31 | 3月 6日 | 大統領が恐れたFBI長官 [57] | リンドバーグ愛児誘拐事件 | フーバーによる科学捜査 | FBIの誕生とフーバーの初代長官就任 | 電話盗聴を行うFBI | トルーマンによるCIAの設立 | 赤狩りの時代 | 公民権運動の弾圧 | レインズ夫妻によるFBI偵察と暴露 | フーバーの国葬 | NSCによる無許可の盗聴 |
32 | 3月13日 | 運命の恋人たち [57] | 男性の求める女性を演じたマリリン・モンロー | ジョン・F・ケネディを支援するモンロー | 中毒死したモンロー || 異人種間結婚禁止法によって逮捕されたラヴィング夫妻 | ラヴィング対ヴァージニア州裁判で敗訴し上告し違憲判決を手にした二人 || エルトン・ジョンの『Candle in the Wind』 | エイズによって偏見が広まる同性愛者 | ダイアナ妃によるエイズ患者訪問 | 同性パートナシップ制度によってカップルとなったエルトン・ジョンとデイヴィッド・ファーニッシュ | ルース・ベイダー・ギンズバーグらによって米で認められた同性婚 |
再放送
回 | 放送日 | 開始時間 | 放送局 | 放送内容 | 備考 | 出典 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4月16日 | 01:55 | NHK総合1 | 1.01 | モハメド・アリ 勇気の連鎖 | 「選」として放送。 | [58] |
2 | 4月16日 | 02:40 | NHK総合1 | 1.02 | アインシュタイン 科学者たちの罪と勇気 | 「選」として放送。 | [59] |
3 | 6月 5日 | 17:15 | NHK総合1 | 1.07 | スターリンとプーチン | [60] | |
4 | 7月28日 | 00:25 | NHK総合1 | 1.10 | 砂漠の英雄と百年の悲劇 | 再放送枠での放送(最初の再放送)。 | [61] |
5 | 8月16日 | 00:45 | NHK総合1 | 1.03 | ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生 | 「選」として放送。 | [62] |
6 | 8月16日 | 01:31 | NHK総合1 | 1.07 | スターリンとプーチン | 「選」として放送。 | [63] |
7 | 8月16日 | 02:19 | NHK総合1 | 1.12 | RBG 最強と呼ばれた女性判事 女性たち 百年のリレー | 「選」として放送。 | [64] |
8 | 8月16日 | 03:05 | NHK総合1 | 1.13 | 太平洋戦争 “言葉”で戦った男たち | 「選」として放送。 | [65] |
9 | 9月29日 | 00:25 | NHK総合1 | 1.01 | モハメド・アリ 勇気の連鎖 | 再放送枠での放送。 | [66] |
10 | 10月13日 | 15:54 | BSプレミアム | 1.09 | ヒトラーVSチャップリン 終わりなき闘い | [67] | |
11 | 10月20日 | 00:26 | NHK総合1 | 1.11 | キューバ危機 世界が最も核戦争に近づいた日 | 再放送枠での放送(最初の再放送)。 | [68] |
12 | 11月14日 | 22:00 | NHK総合1 | 1.03 | ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生 | 「選」として本放送枠でアンコール放送[注 2]。 | [69] |
13 | 12月 | 1日00:25 | NHK総合1 | 1.03 | ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生 | 再放送枠での放送[注 2]。 | [70] |
14 | 12月 | 2日20:00 | BS1 | 1.09 | ヒトラーVSチャップリン 終わりなき闘い | [71] | |
15 | 12月 | 8日00:55 | NHK総合1 | 1.12 | RBG 最強と呼ばれた女性判事 女性たち 百年のリレー | 再放送枠での放送。 | [72] |
16 | 12月 | 9日20:00 | BS1 | 1.13 | 太平洋戦争 “言葉”で戦った男たち | [73] | |
17 | 12月15日 | 00:55 | NHK総合1 | 1.22 | 大恐慌 欲望と破滅の1929年 | 再放送枠での放送。 | [74] |
18 | 12月16日 | 20:00 | BS1 | 1.22 | 大恐慌 欲望と破滅の1929年 | [75] | |
19 | 12月23日 | 20:00 | BS1 | 1.11 | キューバ危機 世界が最も核戦争に近づいた日 | [76] | |
20 | 12月29日 | 05:10 | NHK総合1 | 1.03 | ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生 | [77] | |
21 | 12月29日 | 15:00 | BS1 | 1.01 | モハメド・アリ 勇気の連鎖 | [78] | |
22 | 12月29日 | 15:45 | BS1 | 1.07 | スターリンとプーチン | [79] | |
23 | 12月29日 | 16:30 | BS1 | 1.12 | RBG 最強と呼ばれた女性判事 女性たち 百年のリレー | [80] | |
24 | 12月29日 | 17:15 | BS1 | 1.24 | 世界を変えた“愚か者” フラーとジョブズ | [81] | |
25 | 2月23日 | 13:05 | NHK総合1 | 1.07 | スターリンとプーチン | 「選」として放送。 | [82] |
26 | 2月25日 | 15:05 | NHK総合1 | 1.特 | ロックが壊した冷戦の壁 | 「選」として放送。 | [83] |
27 | 3月 4日 | 15:05 | NHK総合1 | 1.12 | RBG 最強と呼ばれた女性判事 女性たち 百年のリレー | [84] |
2023年度
回 | 放送日 | タイトル | 取り扱った事項 |
---|---|---|---|
1 | 4月 3日 | 戦争の中の芸術家[85][86] | ナチスに利用されたワーグナーの音楽 | ナチスのもとで指揮を続けたフルトヴェングラー | ショスタコーヴィチによる交響曲『革命』・『レニングラード』の執筆 | 日本で戦争協力をする林芙美子・火野葦平などの文学者 | 『トリスタンとイゾルデ』を演奏したバレンボイム |
2 | 4月10日 | 満州帝国 実験国家の夢と幻[85][87] | 南満州鉄道株式会社初代総裁後藤新平のもとでの満州開発 | 石原莞爾らによる柳条湖事件 | 満洲国の設立 | 岸信介のもと、満州開発を行う日産コンツェルンの鮎川義介 | 溥儀の満州帝国皇帝就任 | ノモンハン事件 | ソ連の満州侵攻 | 日本の敗戦と満州帝国の滅亡 |
3 | 4月17日 | ベルリン 戦後ゼロ年[88][注 10] | ヒトラーの自殺と終戦 | ヴァルター・ウルブリヒト | 連合軍兵士によるドイツ人女性の強姦と出生率の急増 | 劣悪な環境の収容所のドイツ軍将校たち | 活気を取り戻すユダヤ人 | 連合軍によるドイツの分割統治 | 東西で異なる統治方針 | ベルリン封鎖 | ヘルムート・シュミットによる先進国首脳会議の主導 | ドイツの積極的なウクライナ難民の受け入れ |
4 | 4月24日 | 大東亜共栄圏の3年8か月 [85][89] | 日本海軍のマレー半島上陸 | 大東亜共栄圏の建設 | 町田敬二率いる宣伝班 | マニラ入城とバターン死の行進 | 南方特別留学生として訪日したラジャ・ノン・チックやレオカディオ・デアシス | フィリピンでの傀儡政権樹立 | 労務者の徴用 | 終戦 || インドネシア独立戦争に参加する元日本兵 | インドネシアの独立とスカルノの大統領就任 | 米と対峙するホセ・ラウレル | 町田敬二と糸居五郎のANN | 東南アジアへの日本の技術の輸出 | ASEAN経済共同体の発足 |
5 | 5月15日 | ハリウッド 夢と狂気の映画の都[90][91] | エジソンから逃れ西の地で興ったアメリカの映画産業 | 第一次大戦後に欧州に代わって成長するハリウッド | 映画のお陰で息を吹き返したKKK | MGMの専属俳優となったジュディ・ガーランド | 横行するcasting coach | 赤狩りの時代とクレジットから消されたダルトン・トランボ | テレビ番組の台頭による衰退 | 1970年代以降の映画産業の盛り返し | 映画『タクシー・ドライバー』影響され起きたレーガン大統領暗殺未遂事件 |
6 | 5月22日 | 独ソ戦 地獄の戦場[90][92] | ドイツによるソ連侵攻 | モスクワの戦い | スターリングラード攻防戦 | イタリアの降伏 | テヘラン会談 | ドイツの降伏 || ブレジネフの西独訪問 | メルケル仲介の露宇首脳会談(2019年) |
7 | 5月29日 | ベトナム戦争 マクナマラの誤謬[90][93] | |
8 | 6月12日 | ビートルズの革命 前編[94][95] | |
9 | 6月19日 | ビートルズの革命 後編[94][95] |
出演
(a)-NHK放送センターアナウンサー
パイロット版
レギュラー版
2022年12月特番
声の出演
当初は81プロデュースのみの表示であったが、第14回から声優の氏名のみが表示されるようになった[注 11][注 12]。
※丸括弧内は出演の回。
※一年度を一シリーズとして表記[注 13]。
|
|
サウンドトラック
『映像の世紀バタフライエフェクト オリジナル・サウンドトラック』 | |
---|---|
加古隆 の サウンドトラック | |
リリース | |
プロデュース | Avex |
EANコード | |
EAN 4988064841387 |
全作詞・作曲・編曲: 加古隆。 | ||
# | タイトル | |
---|---|---|
1. | 「グラン・ボヤージュ」 | |
2. | 「パリは燃えているか」 | |
3. | 「風のリフレイン」 | |
4. | 「ザ・サードワールド (Violin & Guitar)」 | |
5. | 「神のパッサカリア」 | |
6. | 「グラン・ボヤージュ (Violin & Piano)」 | |
7. | 「パリは燃えているか (Jazz Quintet)」 | |
8. | 「機械工場」 | |
9. | 「トルストイの手紙」 | |
10. | 「シネマトグラフ」 | |
11. | 「マネーは踊る」 | |
12. | 「時の刻印」 | |
13. | 「神のパッサカリア (Synthesizer)」 | |
14. | 「風のリフレイン (Piano & Strings)」 | |
15. | 「未来世紀」 | |
16. | 「ザ・サード・ワールド」 | |
17. | 「睡蓮のアトリエ」 | |
18. | 「愛と憎しみの果てに」 | |
19. | 「パリは燃えているか (Piano Solo)」 |
受賞
年 | 賞 | 部門 | 受賞者 | 結果 | Ref. |
---|---|---|---|---|---|
2022 | ギャラクシー賞 | 2022年4月度月間賞 | 第1-4回 | 受賞 | [103] |
第70回菊池寛賞 | ― | NHK「映像の世紀バタフライエフェクト」 | 受賞 | [104] | |
ギャラクシー賞 | 2022年4月度-月間ノミネート | 4月度 | 得票3位[注 14] | [106] | |
2022年9月度-月間ノミネート | 映像プロパガンダ戦 嘘と嘘の激突 | 得票1位 | [107] |
脚注
注釈
- ^ アリの代名詞である「fly butterfly」から番組のタイトルである「映像の世紀 バタフライエフェクト」を大写しにして番組を締めくくっている。このような番組の終わり方は当回のみ。
- ^ a b c 2022年11月14日に熱い声援に答えて番組初めてのアンコール放送が本放送の枠で行われることとなった[11][12]が、22時27分に能登半島で発生した地震で緊急地震速報が発出された[13]ために22時32分で打ち切りとなり[14][15]、さらなる再放送として11月30日の深夜(12月1日午前)に放送された[16]。
- ^ サイトでは「スペインかぜ」と案内されているが、放送時のテロップは全て「スペイン風邪」表記であった。
- ^ 2022年5月に放送された「2分PR「映像の世紀バタフライエフェクト」」では「宇宙への挑戦 夢と悪夢を追った二人の科学者」として紹介された。
- ^ 事前には「自由への闘争 一つの友情がアメリカを変えた」と予告されていた[34]。
- ^ 事前には「世界恐慌 欲望と破滅の1929年」と予告されていた[37]。
- ^ 事前には「ソ連崩壊」と予告されていた[41]。
- ^ サイトでは「忘却との闘い」と案内されているが、放送時のテロップは全て「「忘却」との闘い」と鉤括弧のついた表記であった。
- ^ 基本的に当番組はNHKプラスで配信が行われているが、この回は配信されなかった[55]。
- ^ 事前には「戦後ゼロ年 ベルリン」と告知されていた[85]。
- ^ 第1.10、1.12、1.13、1.17、1.18回は氏名と81プロデュースが併記されていた。
- ^ 第1.15回は81プロデュースのみ
- ^ 第1期第23回の場合、1.23と表記
- ^ 毎月得票の高い3本が「月間ノミネート」として選ばれ、毎月の月間ノミネートからグランプリ作品が選出される[105]。
出典
- ^ バタフライエフェクト あの日があるから今がある
- ^ 2022年度放送番組時刻表
- ^ 2022年度国内放送編成計画
- ^ “「菊池寛賞」に羽生結弦、三谷幸喜、『映像の世紀バタフライエフェクト』など”. マイナビニュース. (2022年10月11日) 2022年10月11日閲覧。
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外部リンク
- 映像の世紀バタフライエフェクト - NHK
- 映像の世紀バタフライエフェクト - NHK放送史
- バタフライエフェクト あの日があるから今がある - NHK放送史
- 映像の世紀バタフライエフェクト (@nhk_butterfly) - X(旧Twitter)
NHK総合 月曜 22:00 - 22:45 | ||
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逆転人生
(2019年4月1日 - 2022年3月14日) |
映像の世紀バタフライエフェクト
(2022年4月4日 - ) |
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