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2023年1月27日 (金) 04:51時点における版
東京ヤクルトスワローズ #45 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 静岡県三島市 |
生年月日 | 1998年3月9日(26歳) |
身長 体重 |
181 cm 81 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2015年 ドラフト2位 |
初出場 | 2017年8月24日 |
年俸 | 1100万円(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
|
小澤 怜史(こざわ れいじ、1998年3月9日 - )は、静岡県三島市出身[2]のプロ野球選手(投手)。右投左打。東京ヤクルトスワローズ所属[3]。
「小澤」は『おざわ』ではなく『こざわ』と読む。
経歴
プロ入り前
三島市立北小学校3年生からリトルジャイアンツで軟式野球を始め[4]、中学では一つ上の兄とともに静岡裾野リトルシニアに所属していた[2][5]。
日大三島高校に進学し、1年生からベンチ入りメンバーとなる。春夏ともに甲子園出場はなかったが、2年生の秋季静岡大会で1安打完封勝利や[6]、3年夏の静岡大会では、自己最速152km/hを計測するなど注目された[7]。
2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議にて福岡ソフトバンクホークスから2巡目指名を受け[8]、同年11月25日に契約金6000万円、年俸700万円(金額はすべて推定)で契約を合意し[9]、入団[10]。背番号は40。
ソフトバンク 時代
2016年シーズンは一軍公式戦、二軍公式戦ともに登板はなく、三軍で18試合登板、48回2/3イニング、3勝5敗2セーブ、防御率4.81の成績を残す[11]。
2017年シーズンは3月18日のウエスタン・リーグ対阪神タイガース2回戦において二軍公式戦初先発初勝利を記録する[12]。7月13日のフレッシュオールスターゲーム(静岡県草薙総合運動場硬式野球場)に選出され、5回から5番手で登板し1イニングを無失点で抑えた[13]。8月までに25試合に先発やリリーフで登板し、5勝3敗、防御率5.22の成績を残し、8月24日にプロ入り2年目で初めて一軍に昇格する[14]。同日の対埼玉西武ライオンズ21回戦(福岡ヤフオク!ドーム)において、9回表に3番手投手として一軍公式戦初登板を果たし、2本の被安打を許したが、打者5人に対して1イニングを無失点で抑えた[15]。シーズン通算で一軍公式戦で2試合に登板。二軍公式戦では、30試合の登板で64回2/3を投げ、6勝3敗、防御率5.43の成績を残す[16]。
2018年シーズンは、6月に首から背中を痛め離脱を余儀なくされる[17]。一軍公式戦登板はなく、二軍公式戦の登板も14試合にとどまった[18]。10月31日に自由契約となり、同年11月20日に育成選手として再契約を結んだ[17]。背番号は123。
2019年シーズンは、二軍公式戦に8試合登板し、防御率1.93[19]、三軍戦では30試合の登板で39回1/3を投げ、3勝1敗6セーブ、防御率2.52を記録する[20]。
2020年シーズンは二軍公式戦6試合に登板し、16回1/3を投げて2勝1敗、防御率5.51[21]、三軍戦では19試合の登板で36回を投げ、2勝1敗2セーブ、防御率4.00の成績で[22]前年よりも成績を落とす。11月4日、球団から戦力外通告を受けた[23][24]。12月7日開催の12球団合同トライアウト(神宮)に参加し、伊藤隼太、村上海斗、折下光輝相手に最速145km/hの投球で3者連続空振り三振に仕留めた[25]。12日、東京ヤクルトスワローズが育成選手としての獲得オファーを出していることが報じられた[26]。
ヤクルト時代
12月14日に東北楽天ゴールデンイーグルスから戦力外通告を受けた近藤弘樹と共に東京ヤクルトスワローズと育成契約を結んだ。背番号は014[27]。
2021年は、二軍で35試合に登板し、34回2/3を投げ、2勝3敗3セーブ、防御率3.63の成績を残したが[28]、投球回数とほぼ同じ数の四死球を与えるなど課題も残した[29]。シーズン終盤には、投球フォームをサイドスローに変更した[30]。シーズン終了後は、みやざきフェニックス・リーグに参加。10月27日の対中日ドラゴンズ戦では小澤を含む継投によるノーヒットノーランを達成[31]。12月10日、育成再契約を結んだ[32]。
2022年は、二軍で主に抑えとして、6月26日までに24試合に登板[33]。1勝1敗8セーブ、防御率1.30と安定した成績を残し、同日に支配下登録された[33]。背番号は70[34]。その後、同日中に一軍登録されると、同日の読売ジャイアンツ戦(神宮球場)で3回表、無死満塁という場面で、1766日ぶりに一軍登板を果たした[30][注 1]。このピンチを無失点に抑えると[30]、6回表まで投げ、4回2失点と好投[35]。7月3日、対横浜DeNAベイスターズ12回戦(神宮)では、プロ初先発を任され、5回3失点だったものの、味方が1回裏に5点を先制するなど大量得点の援護もあり、プロ初勝利を挙げた[36][37]。更に7月19日の巨人戦でも先発で起用され、6回無失点の好投を見せ、6連敗中だったチームに勝利をもたらし[38]、これは松元ユウイチ監督代行の初勝利試合ともなった[39]。
選手としての特徴・人物
自己最速152km/hのストレートをもつ速球派投手。持ち球はスライダー、カットボール、カーブ、フォークボール[40]。2021年シーズン途中よりオーバースローからサイドスローへフォームを変更した[41]。
「怜史」という名前は「冷静な心を積み重ねてほしい」という両親の願いからつけられた。父親は「静かすぎるくらい」と語る[39]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | ソフトバンク | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 12 | 2.0 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 3 | 13.50 | 3.00 |
2022 | ヤクルト | 10 | 8 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 200 | 46.0 | 48 | 4 | 17 | 1 | 6 | 44 | 2 | 0 | 21 | 21 | 4.11 | 1.41 |
通算:2年 | 12 | 8 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 212 | 48.0 | 53 | 4 | 18 | 1 | 6 | 46 | 2 | 0 | 24 | 24 | 4.50 | 1.48 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | ソフトバンク | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2022 | ヤクルト | 10 | 0 | 7 | 1 | 1 | .875 |
通算 | 12 | 0 | 7 | 1 | 1 | .875 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2017年8月24日、対埼玉西武ライオンズ21回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)、9回表に3番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初奪三振:同上、9回表に木村文紀から空振り三振
- 初先発登板・初勝利・初先発勝利:2022年7月3日、対横浜DeNAベイスターズ12回戦(明治神宮野球場)、5回3失点
- 打撃記録
- 初打席:2022年6月26日、対読売ジャイアンツ12回戦(明治神宮野球場)、3回裏に今村信貴から見逃し三振
- 初安打:2022年8月21日、対中日ドラゴンズ18回戦(バンテリンドームナゴヤ)、5回表に上田洸太朗から中前安打
背番号
- 40(2016年 - 2018年)
- 123(2019年 - 2020年)
- 014(2021年 - 2022年6月25日)
- 70(2022年6月26日 - 同年終了)
- 45(2023年 - )
登場曲
- 「花唄」GReeeeN(2016年 - 2017年)
- 「BIG CITY RODEO」 GENERATIONS from EXILE TRIBE(2018年)
- 「Stand Out Fit In」ONE OK ROCK(2019年)
- 「キミシダイ列車」ONE OK ROCK(2019年)
- 「Teenager Forever」King Gnu(2020年)
脚注
注釈
出典
- ^ “ヤクルト - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月23日閲覧。
- ^ a b “球児憧れのプロ選手に聞く(上) 福岡ソフトバンクホークス・小沢怜史投手”. 伊豆新聞 (2016年7月28日). 2017年4月14日閲覧。
- ^ 近藤弘樹投手、小澤怜史投手が育成契約で入団 東京ヤクルトスワローズ (2020年12月14日) 2020年12月16日閲覧。
- ^ “2015年ドラフト会議 主な高校生ドラフト候補”. スポーツ報知. 2017年4月14日閲覧。
- ^ 第234回 日本大学三島高校 小澤 怜史投手 【前編】高校野球ドットコム 2015年1月2日掲載
- ^ 日大三島・小沢1安打完封、東海決めた!日刊スポーツ 2014年9月29日掲載
- ^ 日大三島・小沢怜史投手 自己最速152キロも無念産経ニュース 2015年7月20日掲載
- ^ ドラフト会議特集・2015年ドラフト会議 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- ^ ソフトバンク2位小沢入団合意、1位純平に負けない日刊スポーツ 2015年11月26日掲載
- ^ ソフトバンク2位小沢「沢村賞取れる投手に」日刊スポーツ 2015年12月3日掲載
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2016年12月1日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2017年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
- ^ “2017/03/18(土)第2回戦 福岡ソフトバンク vs 阪神・出場選手成績”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2017年7月15日閲覧。
- ^ “【フレッシュ球宴】静岡出身ソフトバンク小沢、楽天・堀内との地元対決で雪辱”. スポーツ報知 (2017年7月14日). 2017年7月15日閲覧。
- ^ “ソフトB 2年目小沢が初の1軍昇格「「昨日の夜から緊張していました」”. スポニチ Sponichi Annex (2017年8月24日). 2017年8月25日閲覧。
- ^ “ソフトバンク小沢1軍デビュー「いい経験ができた」”. 日刊スポーツ (2017年8月24日). 2017年8月25日閲覧。
- ^ “2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年11月25日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク戦力外の小沢、古沢、黒瀬が育成再契約”. 日刊スポーツ (2018年11月20日). 2018年4月6日閲覧。
- ^ “2018年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “2019年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2019年10月14日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2019/10/31(木)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月15日閲覧。
- ^ “2020年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2020年11月5日閲覧。
- ^ “3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2020/10/20(火)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月15日閲覧。
- ^ "来季契約について". 公式サイト. 福岡ソフトバンクホークス. 4 November 2020. 2020年11月4日閲覧。
- ^ “ソフトバンク、8選手に戦力外通告 14年ドラ3古澤、15年ドラ2小澤ら育成選手に”. Full-Count. (2020年11月4日) 2020年11月5日閲覧。
- ^ “ソフトバンク元ドラ2右腕・小沢が3者連続の空振りKでアピール 12球団合同トライアウト”. 西日本スポーツ. (2020年12月7日) 2020年12月7日閲覧。
- ^ “ヤクルトがソフトバンク戦力外の小沢怜史にオファー”. 日刊スポーツ. (2020年12月12日) 2020年12月14日閲覧。
- ^ “ヤクルトが前楽天の近藤弘樹、前ソフトバンクの小澤怜史と育成契約を締結 近藤「本当にありがたかった」”. ベースボールチャンネル. (2020年12月15日) 2021年2月13日閲覧。
- ^ “2021年度 東京ヤクルトスワローズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2021年11月9日閲覧。
- ^ 『プロ野球カラー名鑑』ベースボール・マガジン社、2022年2月17日、27頁。
- ^ a b c d “ヤクルト・小沢怜史が5年ぶり1軍復帰登板!新背番「70」のユニホーム間に合わず「014」で登板”. スポーツニッポン. (2022年6月26日) 2022年6月26日閲覧。
- ^ “ヤクルトが“ノーヒットノーラン継投”V一夜明け快挙 フェニックスリーグ”. 日刊スポーツ. (2021年10月27日) 2021年11月9日閲覧。
- ^ “契約更改について”. 東京ヤクルトスワローズ (2021年12月10日). 2021年12月14日閲覧。
- ^ a b “【ヤクルト】小沢怜史が支配下登録「絶対やってやる」背番号014→70、昨秋サイドスロー転向”. 日刊スポーツ. (2022年6月26日) 2022年6月26日閲覧。
- ^ “小澤怜史投手の支配下選手契約について”. 東京ヤクルトスワローズ (2022年6月26日). 2022年6月26日閲覧。
- ^ “ヤクルト、史上初の全11球団連続勝ち越し 村上V弾、デビュー戦の小澤が力投”. ベースボールキング (2022年6月26日). 2022年6月26日閲覧。
- ^ “小澤投手がプロ初勝利!中村選手が二発!11対4で快勝し、優勝へのマジック「51」に!”. 東京ヤクルトスワローズ (2022年7月3日). 2022年7月3日閲覧。
- ^ “ヤクルト・小沢怜史がプロ初先発を白星で飾る 14カード連続勝ち越しで優勝マジック「51」に”. サンケイスポーツ (2022年7月3日). 2022年7月3日閲覧。
- ^ “先発・小澤投手が6回無失点で2勝目!武岡選手が3安打3打点の活躍! 5対3で勝利し、連敗を6で止める!”. 東京ヤクルトスワローズ (2022年7月19日). 2022年7月20日閲覧。
- ^ a b “ヤクルト・小沢、松元監督代行に初白星プレゼント! 6回無失点、連敗6で止めた”. サンスポ. (2022年7月20日) 2022年8月8日閲覧。
- ^ 【ソフトバンク2位】小沢怜史 静岡史上最速152キロ右腕スポニチ Sponichi Annex 2015年10月22日掲載
- ^ “ヤクルト小沢怜史「ラストチャンス」生き残りへ監督と同じ右横手投げ転向”. 日刊スポーツ. (2022年1月25日) 2022年6月26日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2020年11月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 小澤怜史 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube