白地山

白地山
山頂一帯には広大な湿原が広がる
標高	1,034.0 m
所在地	日本 秋田県鹿角郡小坂町
位置	北緯40度26分49.8秒 東経140度47分17.5秒
白地山の位置 北緯40度26分49.8秒 東経140度47分17.5秒 白地山 - 地理院地図 白地山 - Google マップ
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プロジェクト 山

白地山（しろじやま）は、秋田県鹿角郡小坂町にある山である。

概要

標高1,034.0m。十和田湖の西岸に位置し、湖を取り囲む外輪山の一つである。

山頂付近には標高約1000mの細長い「白地湿地帯」が西北から東南に広がり、キンコウカ、ワタスゲ、ヒメシャクナゲ、ミズゴケ、モウセンゴケ、ノガリヤス、ミネカエデ、ミヤマハンノキ、ミヤマヤナギ、アカミノイヌツゲ、アオジクスノキ、ウラジオヨウラク、オヤマリンドウ、ミズギボウシ、エゾシオガマ、ウメバチソウ、ミズギク、イワイチョウ、ゴゼンタチバナ、アカモノ、コバイケイ、ミツバオウレン、ツルコケモモ、マンネンスギ、ミヤマヒゲカズラなど約20数種類の高山植物が自生している。多くの植物の花期は、6月末から7月一杯程度である。

一帯は濃霧の発生する所としても知られている。

秋田県側の鉛山峠（樹海ライン（秋田県道2号大館十和田湖線）沿線）や大川岱（国道454号沿線）から登山路が設けられており、山頂から登山道を東へ約1.5km移動した辺りでは、湖の眺望が開けている。

大鰐温泉方面から十和田湖に移動する者は、昔は徒歩でこの山を越えていた。この山を「白地峠」と言い、別名「四郎治峠」と言った。

観光

東側山麓には大川岱集落があり、十和田湖に接している。 湖畔には東北自然歩道のほか、 和井内神社、十和田ふるさとセンター、十和田プリンスホテルなどもあり、観光地として賑わっている。

近くの山

• 岩岳
• 鉛山

関連項目

• 秋田県の山の一覧
• 十和田八幡平国立公園