「西大和学園中学校・高等学校」の版間の差分
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2022年10月7日 (金) 03:24時点における版
西大和学園中学校・高等学校 | |
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北緯34度35分17.1秒 東経135度42分50.2秒 / 北緯34.588083度 東経135.713944度座標: 北緯34度35分17.1秒 東経135度42分50.2秒 / 北緯34.588083度 東経135.713944度 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人西大和学園 |
校訓 | 探求・誠実・気迫 |
設立年月日 | 1986年6月1日 |
創立者 | 田野瀬良太郎 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合無) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード |
C129310000094 中学校) D129310000136 (高等学校) | (
高校コード | 29515K |
所在地 | 〒636-0082 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
西大和学園中学校・高等学校(にしやまとがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、奈良県北葛城郡河合町に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。
中学校から入学した内部進学の生徒と、高等学校から入学した外部進学の生徒とを、混合せず分けたまま学級を編成する併設型中高一貫校(別クラス型)の形態を採っている。
概要
1986年(昭和61年)4月、奈良県北葛城郡河合町の緑に囲まれた地に西大和学園高等学校が開校。当時奈良県議会議員で文教委員だった田野瀬良太郎が、毎年奈良県から大阪府下の私立高校へ進学する生徒の数が3000名以上あることを知り、進学を目指す男女共学の高等学校として奈良県内の現在地に開校した[1]。1988年には西大和学園中学校開校。以前は男子のみ6年間の中高一貫教育課程と、高校からの男女共学の3年間の教育課程があったが、2014年度より中高共に男女共学の併設型中高一貫校となった。
校訓
- 探究 (Study) …探究心に満ち知識や情操を養う
- 誠実 (Sincerity) …誠実に徹し、高邁な品性を培う
- 気迫 (Spirit) …気迫にみなぎる強い意志を育む
学寮
青雲寮(中学1年生~高校1年生)が学園敷地内に、清榮寮(高校2年生・高校3年生)が隣接する白鳳短期大学の敷地内にある。いずれも男子寮。自宅からの通学所要時間が片道2時間以上であることが入寮条件となっているが、大学受験への配慮として、主に高校2年生から、通学時間が2時間以内でも入寮許可が得られる場合がある。
中学留学プログラム
毎年、中学3年生は希望制で短期留学を行っており、冬休み頃から卒業式直前までの3ヶ月間、アメリカまたはカナダに留学する行程になっている。設定された成績基準を上回らなければ参加を希望することはできない。
沿革
年表
- 1986年4月 - 西大和学園高等学校開校
- 1988年4月 - 西大和学園中学校開校
- 1993年4月 - ロサンゼルス郊外のローリングヒルズに西大和学園カリフォルニア校開校(1996年3月文部省より在外教育施設に認定)
新たな取り組み
- 2012年度より、中学2年生で教育と探究社のクエストエデュケーションプログラムを開始。
- 2014年度より、西大和学園中学校で男子生徒の募集枠を40人減らして、別学で女子生徒の募集(約40名)を始める。(男子枠:約180人 女子枠:約40人)[2]
- 2014年度より、西大和学園高校1年生を対象に、iPadを用いた授業を始める。
- 2018年度より、西大和学園高校1年生を対象に、Chormebookを用いた授業を始める。
- 2019年度より、高校1年生・高校2年生の希望者を対象に、AIP活動(アクション・イノベーション・プログラム)を開始。
- 2021年度より、女子クラスを1つ増設
- 2022年度より、新たな音楽室などの建築開始
体験学習
中学1年生~中学3年生で実施。年度ごとに異なる企画が行われるが、例としては以下の通り。
- アカウミガメの産卵(1泊2日)
- 橿原市オオムラサキチョウ博物館・蛍の観察会
- 亀の瀬地すべり対策見学会
- 琵琶湖カヤック、キャンプ宿泊会(1泊2日)
- 化石発掘会
- 万葉集の時代へタイムスリップ
- 山の辺の道散策
- しし座流星群観察会(1泊2日)
学校行事
- 4月
- 5月
- 6月
- 前期中間考査
- 7月
- 8月
- 9月
- 夏季課題考査
- 文化祭(2日間開催される。約2日間の全日準備期間がある。)
- 10月
- 前期期末考査
- アメリカ語学研修旅行(中学3年。約10日あり、内1週間はホームステイを行う。)
- 11月
- 球技大会
- 海外探究プログラム(高校1年。過去には中国へ約2週間の行程となっていた。2018年度まではインド、シンガポール・マレーシア、ベトナム・カンボジアの3コースからの選択となっていたが、2019年度はインド、中国、ベトナム・カンボジアの3コースからの選択となった。)
- 12月
- 後期中間考査
- 三者面談
- 冬休み
- 1月
- 冬期課題考査
- かるた大会(中学校)
- 入学試験(中学校)
- 2月
- 入学試験(高等学校)
- マラソン大会(中学1年~高校2年。午前:中学の部 午後:高校の部)
- スキースクール(中学1年)
- 3月
- 卒業式
- 後期期末考査
- 春休み
部活動
中学では文化部と体育部の兼部が認められている。特別局との兼部の制限はない。高校からは特別局との兼部のみ可能。
- 文化部
交通アクセス
- 王寺駅(JR大和路線、JR和歌山線、近鉄生駒線、近鉄田原本線(新王寺駅))
- 奈良交通バスを利用。「星和台1丁目」が最寄りのバス停。
- 徒歩で通学する者も多く、徒歩では駅より約20分。
- 近鉄田原本線大輪田駅から徒歩で8分
著名な関係者
教職員
出身者
- 高橋伸彰 - フィル・カンパニー創業者
- 田野瀬太道 - 奈良4区選出、衆議院議員、太樹の弟
- 網秀一郎 - NHKアナウンサー
- 丸山穂高 - 大阪19区選出、前衆議院議員
- 佐藤啓 - 奈良県選挙区選出、参議院議員
- 森章浩 - 奈良県田原本町長
- 若林寛朗 - 元お笑い芸人、放送作家、長野朝日放送社員
- 山本康正 - ベンチャー投資家
- 小川拓朗 - ラグビー選手、清水建設ブルーシャークス
不祥事
2019年の入学式において、西大和学園の設立者の田野瀬良太郎の次男で衆議院議員の田野瀬太道の関係者が、新入生の保護者に対し、後援会への入会を促していたことが、2021年3月までに明らかになった。生徒らからの訴えを受け調査した弁護士は、教育基本法で定められた、学校での政治的中立性の確保に抵触するとしている[3]。
脚注
- ^ 沿革
- ^ 2021年度より女子枠を増加させた。
- ^ 保護者に田野瀬衆院議員後援会への入会促す 奈良の西大和学園入学式会場 毎日新聞 2021年3月4日