「目黒寄生虫館」の版間の差分
東急バス車内で、大鳥神社前停車時に本館の紹介画面が表示される タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
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{{博物館 |
{{博物館 |
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|名称=目黒寄生虫館<br/>Meguro Parasitological Museum |
|名称 = 目黒寄生虫館<br/>Meguro Parasitological Museum |
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|Wikimedia maps を表示 |
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|東京都区部地図を表示 |
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|専門分野=寄生虫 |
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|事業主体= |
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|専門分野 = [[寄生虫]] |
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|収蔵作品数 = [[標本 (分類学)|標本]] 約60,000点([[タイプ (分類学)|模式]]標本 約1,500点を含む)({{Small|※公式ながら時期不明}}){{Sfn|brief|loc=2022年8月22日閲覧}}、図書文献 約16,000冊({{Small|※公式ながら時期不明}}){{Sfn|brief|loc=2022年8月22日閲覧}}、論文別刷 約50,000部(2009年時){{Sfnp|谷川|2009|p=126}} |
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|建築面積= |
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|来館者数 = |
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|敷地面積= |
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|館長 = [[#倉持利明|倉持利明]] |
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|事業主体 = [[公益財団法人]]目黒寄生虫館 |
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|所在地郵便番号=153-0064 |
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|管理運営 = 公益財団法人目黒寄生虫館 |
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|所在地=[[東京都]][[目黒区]][[下目黒]]四丁目1番1号 |
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|建築面積 = |
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|位置={{coord|35|37|54|N|139|42|24|E|region:JP-13|display=inline,title}} |
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|敷地面積 = |
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|URL =http://www.kiseichu.org/}} |
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|開館 = [[1953年]](昭和28年)<ref name=BIZMAPS_20220822view>{{Cite web |title=https://biz-maps.com/item/vx1jKo9ElG |url=https://biz-maps.com/item/vx1jKo9ElG |publisher=株式会社アイドマ・ホールディングス |work=BIZMAPS |accessdate=2022-08-22 }}</ref> |
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|所在地郵便番号 = 153-0064 |
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'''目黒寄生虫館'''(めぐろきせいちゅうかん)は[[東京都]][[目黒区]][[下目黒]]にある[[博物館]]である。運営は'''公益財団法人目黒寄生虫館'''が行っている。 |
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|所在地 = {{JPN}} [[東京都]][[目黒区]][[下目黒]]四丁目1番1号 |
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'''目黒寄生虫館'''(めぐろ きせいちゅうかん、[[英語|英]]称:{{Lang|en|Meguro Parasitological Museum}}、[[頭字語]]:MPM{{Sfn|disclosure|loc=定款}})は、[[日本]]の[[東京都]][[目黒区]][[下目黒]]に所在する[[博物館]]。[[寄生虫学]]専門の私立博物館であり{{Sfn|brief}}、'''[[公益財団法人]]目黒寄生虫館'''が運営している。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
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[[寄生虫]]に関する研究、展示、[[標本]]や資料の収集・鑑定、啓蒙活動等を行っている。世界でも珍しい寄生虫専門博物館で、海外からの来訪者も多い{{Sfnp|小島|2010|p=185}}。2017年12月<ref>{{cite web|url=http://www.parasite.or.kr/bbs/board.php?bo_table=bdstory&wr_id=2|title=<제1화> "기생충병연구소는 어떤 곳일까?" - 한국건강관리협회장 채종일|publisher=기생충박물관|accessdate=2022-9-3}}</ref>に[[大韓民国|韓国]]は[[ソウル]]の[[江西区 (ソウル特別市)|江西区]]にて[[寄生虫博物館 (韓国)|寄生虫博物館]]<ref name=MPM_20220110>{{Cite web |date=2022-01-10 |title=「日韓共同展示 済州島の象皮病-リンパ系フィラリア症の制圧をめぐる日韓の協働-」を開催 |url=https://www.kiseichu.org/single-post/20220110 |publisher=公益財団法人目黒寄生虫館 |website=公式ウェブサイト |accessdate=2022-08-22 }}</ref>{{Refnest|group="注"|{{lang|ko|기생충박물관}}. {{仮リンク|韓国健康管理協会|ko|한국건강관리협회}}により設置されている。}}が開館<ref name=AIDH_20191022>{{Cite web |author=飯島渉 |date=2019-10-22 |title=世界で二つ目の寄生虫博物館 < ソウルの寄生虫博物館(2019年10月22日)|url=https://aidh.jp/information/fieldwork/fieldwork191022/ |publisher=感染症アーカイブズ (AIDH) |accessdate=2022-08-22 }}</ref>するまでは、寄生虫専門の博物館として長らく「世界で唯一」{{Sfnp|小島|2010|p=185}}の存在だった。 |
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[[File:Laika ac Meguro Parasitological Museum (7482791412).jpg|thumb|left|250px|館内の様子]] |
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[[寄生虫]]に関する研究、展示、[[標本]]や資料の収集・鑑定、啓蒙活動等を行っている。世界でも珍しい寄生虫専門博物館で、海外からの来訪者も多い<ref>小島荘明『寄生虫病の話 身近な虫たちの脅威』([[中公新書]]、2010年)p.185</ref>。 |
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現在の当館の建物は、床面積があまり広くない地上6階・地下1階のビルで、さらに展示スペースは1階と2階のみという、小さな施設である。上層階は研究室・収蔵庫・事務室等となっている。寄生虫形態学および[[分類学]]を中心とした地道な研究活動や、定期的な特別展示や講演会、外部での講演など教育活動も行う研究博物館である。 |
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物珍しさと怖いもの見たさから[[デート]]スポットともされている。また、[[サブカルチャー]]の分野で取り上げられることも多い。 |
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== 利用案内 == |
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*開館時間:10:00~17:00 |
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*休館日:毎週月曜日・火曜日(月曜日または火曜日が祝祭日の場合は開館し、翌平日に休館)および年末年始 |
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== 歴史 == |
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=== 前史 === |
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*無料(任意で寄付を募っている。1階展示室の脇にパンフレットとともに募金箱が置かれている。) |
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[[南満洲鉄道株式会社]]の衛生研究所に勤務していた[[医学]][[博士(医学)|博士]]・[[#亀谷了|亀谷了]]は、[[1947年]]([[昭和]]22年)7月に[[中国]]の[[奉天]]{{Refnest|group="注"|[[1945年]](昭和20年)までの[[満州国]][[奉天市]]、1947年(昭和22年)6月までの[[中華民国]][[瀋陽市]]、亀谷が引き揚げた同年7月時点での中華民国奉天市。現在の[[中華人民共和国]][[遼寧省]]瀋陽市。}}から日本への[[引き揚げ]]を果たすと{{Sfn|AIDH}}、[[1948年]](昭和23年)4月、[[目黒区]]に[[診療所]]を開設した{{Sfn|AIDH}}。亀谷はその頃から寄生虫を専門とする研究所を設立したいと考えていた{{Sfn|AIDH}}。 |
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[[寄附金控除]]が認められる公益財団法人であることから、来館者へ積極的に寄付を呼びかけている。 |
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=== |
=== 年表 === |
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<!--※「本館・別館」の「本館」との混同を避けるべく「当館」を用いています。--> |
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*[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]・[[東急電鉄|東急]]・[[東京地下鉄|東京メトロ]]・[[東京都交通局|都営地下鉄]] [[目黒駅]] 徒歩12分 |
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* [[1953年]](昭和28年) - 医学博士・[[#亀谷了|亀谷了]]が私財を投じて研究機関「目黒寄生虫館」を設立し、木造[[平屋建て]]{{Sfn|AIDH}}の仮建築のままに開館する{{Sfn|brief}}{{R|BIZMAPS_20220822view}}。 |
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*[[東急バス]] [[大鳥神社 (目黒区)|大鳥神社]]前下車すぐ<ref>到着アナウンス時、車内のLCD画面に本館の紹介画面が出る</ref> |
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* [[1956年]](昭和31年) - 当館施設として[[鉄筋コンクリート|鉄筋コンクリート造]]2階建て[[ビルディング|ビル]]が竣工{{Sfn|AIDH}}{{Sfn|brief}}。その後、この建物は3度の増改築を行っている{{Sfn|AIDH}}。 |
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* [[1957年]](昭和32年)8月{{Sfn|J-GLOBAL}}{{R|BIZMAPS_20220822view}} - 文部省(現・[[文部科学省]])より[[財団法人]]の許可を受ける{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1958年]](昭和33年) - [[三笠宮崇仁親王]]が来館{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1959年]](昭和34年) - 館報『目黒寄生虫館月報』(現『むしはむしでもはらのむし通信』)の創刊{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1960年]](昭和35年) - [[高松宮宣仁親王]]が来館{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1961年]](昭和36年) - 『日本における寄生虫学の研究』和文版第1巻の刊行{{Sfn|brief}}{{Sfn|『日本における寄生虫学の研究』}}。 |
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* [[1964年]](昭和39年) - 『日本における寄生虫学の研究』英文版Vol.1の刊行{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1976年]](昭和51年) - 医学博士・亀谷了(初代館長)が[[褒章#紫綬褒章|紫綬褒章]]を受章{{Sfn|brief}}。 |
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* {{Anchors|日本海裂頭条虫 1986}}[[1986年]](昭和61年) - [[サナダムシ]]の一種である8.8[[メートル]]の[[日本海裂頭条虫]]([[学名]]:{{Snamei||Diphyllobothrium|Diphyllobothrium nihonkaiense}})を駆虫して展示を開始{{Sfn|brief}}。以後、当館の目玉展示物となる。 |
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* [[1987年]](昭和62年) - 医学博士・亀谷了(初代館長)が[[勲三等瑞宝章]]を受章{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1992年]](平成4年) - 地上6階・地下1階の新たな当館ビル(現在の建物)が竣工{{Sfn|brief}}{{Sfnp|谷川|2009|p=125}}。 |
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* [[1993年]](平成5年) |
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** 4月 - リニューアルオープン{{Sfn|brief}}{{Sfn|J-GLOBAL|loc=ただし「1月」とある}}。 |
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** 月日不明 - [[常陸宮正仁親王]]が来館{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1994年]](平成6年)[[7月1日]]{{Sfnp|亀谷了|1994}} - 亀谷了『寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし』(ネスコ){{Sfnp|亀谷了|1994}}の刊行{{Sfn|brief}}。 |
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* [[1997年]](平成9年) - 第2代館長・[[#亀谷俊也|亀谷俊也]]の就任{{Sfn|brief}}。 |
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* [[2000年]](平成12年) - 第3代館長・[[#内田明彦|内田明彦]]の就任{{Sfn|brief}}。 |
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* [[2001年]](平成13年) - [[東京都教育庁]]より、[[博物館#博物館の法制度|登録博物館]]の認定を受ける{{Sfn|brief}}{{Sfnp|谷川|2009|p=125}}。 |
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* [[2006年]](平成18年) - 第4代館長・[[#町田昌昭|町田昌昭]]の就任{{Sfn|brief}}。 |
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* [[2008年]](平成20年)8月 - 展示物の照明設備をリニューアルする{{Sfnp|谷川|2009|p=125}}。 |
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* [[2011年]](平成23年) - 第5代館長・[[#小川和夫|小川和夫]]の就任{{Sfn|brief}}。 |
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* [[2012年]](平成24年) - 展示室2階常設展示パネルの更新。 |
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* [[2013年]](平成25年)[[4月1日]] - 財団法人目黒寄生虫館が[[財団法人#公益財団法人|公益財団法人]]目黒寄生虫館に移行{{Sfn|brief}}。 |
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* [[2017年]](平成29年) - 「[[#小宮文庫|小宮文庫]]」の一部が、[[国立感染症研究所]]から目黒寄生虫館に[[寄託 (日本法)|寄託]]される{{Sfn|AIDH}}。 |
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* [[2021年]](令和3年)4月1日 - 第6代館長・[[#倉持利明|倉持利明]]の就任{{Sfn|brief}}<ref name="倉持-挨拶20210407" group="人" />。 |
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* [[2022年]](令和4年)[[8月19日]] - [[ビル・ゲイツ]]が来館<ref name=BillGates_20220820>{{Cite tweet |author=Bill Gates |user=BillGates |number=1560771328814108673 |title=I’m at my happiest when I’m learning – no matter how gross the subject matter. Today, I experienced the Meguro Parasitological Museum in Tokyo, and saw what is believed to be the world’s longest tapeworm. 10/10 would visit again. |language=en |date=2022年8月20日 |accessdate=2022-08-21 }}</ref><ref name=LIMO_20220820>{{Cite web |date=2022-08-20 |title=ビル・ゲイツ氏が目黒寄生虫館を訪問、一番幸せな時について語る |url=https://limo.media/articles/-/32074 |publisher=株式会社ナビゲータープラットフォーム |work=LIMO |accessdate=2022-08-22 }}</ref><ref>{{Cite web |author=吉原知也 |date=2022.09.01 |title=70年無料を貫く「目黒寄生虫館」に訪れた予想外の夏 ビル・ゲイツ氏来館、寄付金増加 |url=https://encount.press/archives/349434/ |website=ENCOUNT |access-date=2022-09-02}}</ref>。 |
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== |
== 関係者 == |
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=== 理事長 === |
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*[[1953年]] 医学博士・[[亀谷了]](かめがい さとる:1909年-2002年)の私財により研究機関として設立。 |
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* <!--第?代:-->亀谷みどり(かめがい みどり) - 少なくとも2013年度(平成25年度){{Sfn|brief|loc=典拠は、当人の挨拶「【2013.04.01】公益財団法人に移行しました。」}}以前に就任。現任{{Sfn|J-GLOBAL}}{{R|BIZMAPS_20220822view}}。 |
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*[[1956年]] 本館完成、のちに増築され最終的には3階建てとなる。 |
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*[[1957年]] [[文部科学省|文部省]](当時)より財団法人の許可を受ける。 |
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*[[1992年]] 現在の建物に改築する。 |
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*[[2001年]] 東京都教育庁より、登録博物館の認定を受ける。 |
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*[[2012年]] 展示室二階常設展示パネルの更新。 |
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*[[2013年]] 公益財団法人に移行。 |
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== 館長 == |
=== 館長 === |
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* {{Anchors|亀谷了}}初代:[[亀谷了]](かめがい さとる) |
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:: [[1909年]](明治42年)生まれ。[[2002年]](平成14年)没。[[生物学者]]([[獣医学者]]、[[寄生虫学|寄生虫学者]])、[[医学者]]、[[医師]]。 |
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# [[亀谷俊也]](1997-) |
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:: [[1953年]](昭和28年)就任。[[1997年]](平成9年)退任。 |
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# [[内田明彦]](2000-)元[[ヤマザキ学園大学]]動物看護学部動物看護学科教授<ref>[http://acoffice.jp/yguhp/KgApp?kyoinId=ymedgsybggy 教員情報] ヤマザキ学園大学</ref> |
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* {{Anchors|亀谷俊也}}第2代:亀谷俊也(かめがい しゅんや) |
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# [[町田昌昭]](2006-)元[[国立科学博物館]]動物研究部部長<ref>{{Cite journal|和書|author=谷川力 |title=目黒寄生虫館(虫笛) |journal=家屋害虫 |issn=0912974X |publisher=日本家屋害虫学会 |year=2009 |month=dec |volume=31 |issue=2 |pages=125-127 |naid=110007659945 |url=https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10508037}}</ref> |
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:: 1997年(平成9年)就任。[[2000年]](平成12年)退任。 |
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# [[小川和夫]](2011-)元[[東京大学]]大学院農学生命科学研究科教授 <ref>[http://edu.tca.ac.jp/mojitama/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%ACweb/03.html 「寄生虫は人間の生まれるずっと前からライフサイクルを確立して、今日まで生きてきたのです。」]creare</ref> |
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* {{Anchors|}}第3代:[[内田明彦 (獣医学者)|内田明彦]](うちだ あきひこ)<ref name="JST_内田" group="人" /><ref name="ヤマザキ-News_20211203" group="人" /> |
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#倉持利明(2021-)元[[国立科学博物館]]動物研究部研究部長 |
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:: 2000年(平成12年)就任。[[2006年]](平成18年)退任。前職は、ヤマザキ学園大学(現・[[ヤマザキ動物看護大学]])動物看護学部動物看護学科 教授<ref name="ヤマザキ-Db_20190802ed" group="人" />。 |
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* {{Anchors|町田昌昭}}第4代:[[町田昌昭]](まちだ まさあき)<ref name="KAKEN_町田" group="人" /> |
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:: 2006年(平成18年)就任。[[2011年]](平成23年)退任。前職は、[[国立科学博物館]]動物研究部部長{{Sfnp|谷川|2009}}。 |
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* {{Anchors|小川和夫}}第5代:[[小川和夫 (寄生虫学者)|小川和夫]](おがわ かずお)<ref name="KAKEN_小川" group="人" /><ref name="研com_小川" group="人" /> |
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:: 2011年(平成23年)就任。[[2021年]](令和3年)3月31日退任。前職は、[[東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部|東京大学大学院農学生命科学研究科]] 教授<ref name="creare_小川和夫" group="人" />。 |
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* {{Anchors|倉持利明}}第6代:[[倉持利明]](くらもち としあき)<ref name="KAKEN_倉持" group="人" /><ref name="研com_倉持" group="人" /><ref name="倉持-挨拶20210407" group="人" /> |
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:: 2021年(令和3年)4月1日就任。現任。前職は、[[国立科学博物館]]動物研究部部長。 |
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== 公益目的事業 == |
== 公益目的事業 == |
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* 研究・調査活動、学術資料の収集と整理、指導・助言、外部研究者との連携協力 |
* 研究・調査活動、学術資料の収集と整理、指導・助言、外部研究者との連携協力。 |
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* 「目黒寄生虫館」の設置運営、教育普及活動、出版活動、標本販売、ミュージアムの運営 |
* 「目黒寄生虫館」の設置運営、教育普及活動、出版活動、標本販売、ミュージアムの運営。 |
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== 所蔵品 == |
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* [[標本 (分類学)|標本]]:約60,000点([[タイプ (分類学)|模式]]標本 約1,500点を含む)(※公式ながら時期情報なし){{Sfn|brief|loc=2022年8月22日閲覧}}。2009年時点では、標本 約45,000点(模式標本 約1,500点を含む){{Sfnp|谷川|2009|p=126}}。 |
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* 図書文献:約16,000冊(※公式ながら時期情報なし){{Sfn|brief|loc=2022年8月22日閲覧}}。 |
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** 図書:約5,000冊。2009年時点では約6,000冊{{Sfnp|谷川|2009|p=126}}。 |
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** 刊行物:約300種、約11,000冊。 |
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* 論文別刷:2009年時点で約50,000部{{Sfnp|谷川|2009|p=126}}。 |
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* 特筆性の高い資料 |
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** 日本の寄生虫分類学に多大な業績を遺した[[山口左仲]] (1894-1976) が論文などの執筆時に使用した寄生虫の原図の一部{{Sfn|AIDH}}。 |
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** {{Anchors|大鶴資料}}大鶴資料 - [[琉球大学]]医学部長を務めた寄生虫学者・大鶴正満 (1916-2008) が遺した1,000点以上の膨大な資料{{Sfn|AIDH}}<ref name="AIDH_大鶴資料">{{Cite web |title=大鶴資料(旧琉球大学医学部寄生虫学教室)|url=https://aidh.jp/archives01/otsuru/ |publisher=感染症アーカイブズ (AIDH) |accessdate=2022-08-22 }}</ref>。 |
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** {{Anchors|小宮文庫}}小宮文庫 - 国立予防衛生研究所(現・[[国立感染症研究所]])の所長を務めた寄生虫学者・[[小宮義孝]] (1900-1976) を中心とする研究者が保存してきた[[寄生虫病]]や[[感染症]]に関する研究資料{{Sfn|AIDH}}。その一部が2017年(平成29年)に研究所から当館に[[寄託 (日本法)|寄託]]されたもので{{Sfn|AIDH}}<ref name="AIDH_感染研小宮文庫">{{Cite web |title=感染研小宮文庫 |url=https://aidh.jp/archives01/komiya/ |publisher=感染症アーカイブズ (AIDH) |accessdate=2022-08-22 }}</ref>、様々な言語で書かれた約8,000件の学術論文や会議報告集などからなる{{Sfn|AIDH}}。 |
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== 主な展示物 == |
== 主な展示物 == |
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[[File:Laika ac Meguro Parasitological Museum (7482790682).jpg|thumb|全長8.8メートルの日本海裂頭条虫の標本]] |
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* [[ホルマリン]]漬けの寄生虫実物標本(約300点) |
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* 寄生虫(実物)の[[ホルマリン]]固定[[標本 (分類学)|標本]] |
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** 特に長大な[[サナダムシ]](全長約8.8m)は圧巻である。標本は約1mずつに折り曲げて展示されているが、標本の横に同じ長さのひもが固定されており、引っ張ってその長さを実感できるように工夫されている。 |
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: 全部で約300点あるが、全長8.8[[メートル]]に及ぶ長大な[[日本海裂頭条虫]]([[サナダムシ]]の一種)は当館を代表する展示物である{{Sfnp|谷川|2009|pp=125-126}}。[[#日本海裂頭条虫 1986|1986年(昭和61年)]]から展示されているこの標本は、約1メートルずつに折り曲げて展示されているが、同じ長さの[[紐]]が標本の横に設置されており、それを手に取ることで長さを実感できるようになっている。 |
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* [[蝋]]細工の寄生虫や[[昆虫]]の模型 |
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* 寄生虫や[[昆虫]]の[[蝋]]細工[[模型]] |
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* 寄生虫罹患者の写真等のパネル |
* 寄生虫罹患者の写真等のパネル |
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== 所蔵品 == |
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* 標本:約60,000点 |
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* 図書:5,000冊 |
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* 刊行物:300種 11,000冊 |
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== 刊行物 == |
== 刊行物 == |
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; 書籍 |
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目黒寄生虫館では、『目黒寄生虫館ガイドブック』という小冊子(和文版/英文版)を発行している。その他に開館以来発行してきた『目黒寄生虫館月報』『目黒寄生虫館ニュース』(第179号、1998年12月まで)は公式サイト上で閲覧可能である。[[2000年]]に『むしはむしでもはらのむし通信』に改題して現在に至る。 |
|||
* {{Cite book |和書 |author=[[亀谷了]] |date=1994-07-01 |title=寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし |publisher=[[ネスコ (出版社)|ネスコ]] |ref={{SfnRef|亀谷了|1994}} }}{{Small|{{ISBN2|4-89036-876-0}}、{{ISBN2|978-4-89036-876-1}}、{{OCLC|673822789}}}}。 |
|||
** [[電子書籍]]版:{{Cite book |和書 |author=亀谷了 |date=2018-08-10 |origdate=1994-07-01 |title=寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし |url=https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1676600900000000000C |publisher=[[文藝春秋]] |series=文春e-book |ref={{SfnRef|亀谷了|2018}} }}{{Small|{{ASIN|B07G3ZPBYZ}}}}。 |
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; 論文 |
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* {{Cite journal |和書 |editor=森下薫、[[小宮義孝]]、[[松林久吉]]{{Spaces}} |date=1961年~1999年 |title=日本における寄生虫学の研究 |publisher=目黒寄生虫館 |ref={{SfnRef|『日本における寄生虫学の研究』}} }}{{Small|{{ISBN|4998072609}}、{{NCID|BN04882632}}}}。 |
|||
:: 日本における寄生虫学の発展史が、研究者86名の成果を綴る形で編纂されている{{Sfn|archive-PDF}}。和文版は[[1961年]](昭和36年)から[[1999年]](平成11年)までに全7巻が刊行された。[[PDF]]ファイルは公式ウェブサイトから無料ダウンロードが可能{{Sfn|archive-PDF}}。 |
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:* 英文版:{{Cite journal |editor=Morishita, Kaoru; [[小宮義孝|Komiya, Yoshitaka]]; [[松林久吉|Matsubayashi, Hisakichi]] |date=1900-1976 |title=Progress of Medical Parasitology in Japan |url= |location=[[東京|Tokyo]] |publisher=Meguro Parasitological Museum }} |
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:: 英文版は[[1964年]](昭和39年)から[[2003年]](平成15年)までに全8巻が刊行された<ref name=archive-en>{{Cite web |title=Progress of Medical Parasitology in Japan (PDF files) |url=http://kiseichu.la.coocan.jp/publ/pmre-e.html |publisher=Meguro Parasitological Museum |website=official website |work=Meguro Parasitological Museum, Archives |language=en |accessdate=2022-08-22 }}</ref>。和文版と同じく無料ダウンロードが可能{{R|archive-en}}。 |
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; その他 |
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* 開館以来発行してきた『目黒寄生虫館月報』および『目黒寄生虫館ニュース』([[1998年]]〈平成10年〉12月発行の通巻第179号まで)は、公式ウェブサイト上で閲覧可能{{Sfn|publication}}。[[2000年]](平成12年)に『むしはむしでもはらのむし通信』に改題した{{Sfn|publication}}。 |
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* [[パンフレット]]『目黒寄生虫館ガイドブック』(和文版、英文版){{Sfn|publication}} |
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== グッズ == |
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入館料を徴収しない |
入館料を徴収しない当館にとっては、来館者による寄付金とともに貴重な収入源である。当館の珍しい特色を生かしたオリジナル商品が用意されている。館内のショップ{{Sfn|shop}}とオンラインショップ([[ECサイト]]){{Sfn|online-shop}}がある。 |
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* [[Tシャツ]] - 絵柄は、発泡プリント{{Refnest|group="注"|[[熱膨張]]する[[発泡剤]]入り[[インク]]を使った[[シルクスクリーン]]印刷。}}でサナダムシを立体的にデザインしたものや、寄生虫の体内詳細図を配したもの、寄生虫のホルマリン固定標本(標本瓶)をいくつも配したものなどがある。 |
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* Tシャツ |
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* [[ストラップ#携帯機器用ストラップ|携帯機器用ストラップ]] - 研究員が採取した寄生虫([[アニサキス]]の幼虫、および、ニベリン条虫{{Refnest|group="注"|サナダムシの一種。}}の幼虫)や小さな[[巻貝]]([[ミヤイリガイ]])を[[合成樹脂]]で封入したペンダントトップがぶら下がっている{{Refnest|group="注"|オンラインショップのページでは[[パッケージ]]を取り除いた状態で紹介されているが、館内ショップのページでは青を背景色にした標本瓶を印刷した台紙と一緒にパッケージされた状態で紹介されており、後者はホルマリン固定標本瓶の雰囲気を醸し出している。}}。 |
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** 立体サナダムシ柄(発泡プリント) |
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* [[キーホルダー]] - 個性的な3種類の寄生虫がデザインされている。 |
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** 寄生虫の体内詳細図柄 |
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* 寄生虫の絵や館内の写真がプリントされた小物 - [[文房具]]([[定規]]、クリアファイル、[[ボールペン]]など)、[[手拭い]]、[[マグカップ]]、[[トートバッグ]]、[[ポストカード]]。 |
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* ストラップ(研究員が採取した寄生虫([[アニサキス]]・ニベリン条虫)を樹脂に封入したものがぶら下がっている) |
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* 寄生虫学に関する書籍 - 多くの一般書と一部の専門書。 |
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* 定規・付箋等の小物類 |
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* 寄生虫学に関する専門書籍 |
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== 利用案内 == |
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== 目黒寄生虫館を初めて「面白スポット」として紹介した書籍 == |
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* 開館時間:午前10時から午後5時まで (10:00 - 17:00) {{Sfn|info}}。 |
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* [[渡辺和博]]『たらこ筋肉毒電波』(北宋社 1982年刊行 角川文庫版は『たらこ筋肉』と改題) |
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* 休館日:毎週月曜日・火曜日(月曜日または火曜日が祝祭日の場合は開館し、翌平日を休館日とする{{Sfn|disclosure|loc=規程}}。)、および、年末年始(12月29日~1月4日{{Sfn|disclosure|loc=規程}}){{Sfn|info}}。 |
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** 当該書において目黒寄生虫館の紹介がされている。この文章は、1981年創刊の『[[写真時代]]』に掲載されたものであるため、その1981年頃に記述された文章と推定されている。 |
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* 見学時間:おおよそ30分から40分程度{{Sfn|info}}。 |
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=== 入館料 === |
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* 無料。 |
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* {{Cite journal|和書|author=嶋津武 |title=13. 財団法人目黒寄生虫館(東京)の保管する,尾崎佳正博士の寄生虫標本について(動物分類学会第30回大会記事) |journal=動物分類学会誌 |issn=0287-0223 |publisher=日本動物分類学会 |year=1994 |volume=51 |pages=77 |naid=110002341627 |doi=10.19004/pjssz.51.0_77_3 |url=https://doi.org/10.19004/pjssz.51.0_77_3}} |
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* 任意で[[寄付]]を募っており、1階展示室の脇にパンフレットとともに[[募金]]箱が置かれているほか、[[寄附金控除]]が認められる[[公益財団法人]]であることから、来館者へ積極的に寄付を呼びかけている。 |
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* {{Cite journal|和書|author=嶋津武 |title=1923年~1966年に尾崎佳正博士の報告した寄生性蠕虫類の改訂照合表と文献目録およびそれらの目黒寄生虫館(東京)保管標本 |journal=長野県短期大学紀要 |issn=02861178 |publisher=長野県短期大学 |year=1995 |month=dec |issue=50 |pages=33-50 |naid=120005424370 |url=http://id.nii.ac.jp/1118/00000496/}} |
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=== 交通アクセス === |
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* 最寄りの鉄道駅は、[[目黒駅]]。 |
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** {{Color|#008000|■}}[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]は[[山手線]]、{{Color|#ee0011|■}}[[東急電鉄|東急]]は[[東急目黒線|目黒線]]、{{Color|#00bfff|■}}[[東京地下鉄|東京メトロ]]は[[東京メトロ南北線|南北線]]、{{Color|limegreen|■}}[[東京都交通局|都営地下鉄]]は[[都営地下鉄三田線|三田線]]を利用する。 |
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** 目黒駅西口で下り、徒歩の場合は、[[東京都道312号白金台町等々力線|目黒通り]]沿い(世田谷・[[東京都道318号環状七号線|環七]]方面)を直進して[[徒歩所要時間|徒歩]]12分で到着。 |
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** 目黒駅西口で下り、[[路線バス]]を利用する場合は、{{Color|orange|●}}[[東急バス]](路線は黒01・黒02・黒06・黒07・東98のいずれか)に乗り、2番目の停留所「[[大鳥神社 (目黒区)|大鳥神社]]前」で下車した後、バスの進行方向に沿って徒歩1分で到着。なお、到着[[車内放送|アナウンス]]時、車内の[[液晶ディスプレイ|LCD]]画面に当館の紹介画面が出る。 |
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* 当館に[[駐車場]]は無いため、[[公共交通機関]]を利用するのが良い。自家用車の場合、周辺のコインパーキングを利用すること。 |
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== 関連作品 == |
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; 書籍 |
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* {{Cite book |和書 |author=[[渡辺和博]] |date=1982-01 |title=たらこ筋肉毒電波 |publisher=[[北宋社]] |ref={{SfnRef|渡辺和博|1982}} }}{{Small|{{ASIN|B000J7IY4S}}、{{全国書誌番号|83010323}}}}。 |
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** 文庫版:{{Cite book |和書 |date=1985-07-01 |title=たらこ筋肉 |url=https://www.kadokawa.co.jp/product/199999161801/ |publisher=角川書店(現・[[KADOKAWA]])|series=[[角川文庫]] 緑-618-1 |ref={{SfnRef|渡辺和博|1985}} }}{{Small|{{ISBN2|4-04161801-0}}、{{ISBN2|978-4-04161801-1}}、{{OCLC|673847608}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001754284}}}}。 |
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:: 当館を初めて「面白スポット」として紹介した文献。その内容は、[[1981年]](昭和56年)に創刊された雑誌『[[写真時代]]』の掲載物であるため、1981年の頃に記述されたものと推定される。 |
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== 参考文献 == |
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; 書籍、ムック |
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* <!--こじま-->{{Cite book |和書 |author=小島荘明<ref name="小島荘明" group="人" /> |date=2010-10-01 |title=寄生虫病の話―身近な虫たちの脅威 |publisher=[[中央公論新社]] |series=[[中公新書]] |ref={{SfnRef|小島|2010}} }}{{Small|{{ISBN2|4-12-102078-2}}、{{ISBN2|978-4-12-102078-9}}、{{OCLC|676740727}}}}。 |
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; 論文 |
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* <!--たにかわ-->{{Cite journal |和書 |author=谷川力<ref name="ヤマザキ-Db_谷川力" group="人" /> |date=2009-12 |title=目黒寄生虫館(虫笛) |url= |publisher=家屋害虫研究会 |journal=家屋害虫 = House and household insect pests |volume=31 |issue=2 |pages= 125-127 |ref={{SfnRef|谷川|2009}} }}{{Small|{{ISSN|0912974X}}、{{CRID|1524232504555374976}}、{{NAID|110007659945}}}}。 |
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== 関連文献 == |
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<!--※典拠にする場合は、出典表示(必要ならページ番号付き)をした上で「参考文献」節へ移動させて下さい。--> |
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; 論文 |
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* <!--しまづ-->{{Cite journal |和書 |author=嶋津武 |year=1994 |title=13. 財団法人目黒寄生虫館(東京)の保管する,尾崎佳正博士の寄生虫標本について(動物分類学会第30回大会記事) |url=https://doi.org/10.19004/pjssz.51.0_77_3 |publisher=[[日本動物分類学会]] |journal=動物分類学会誌 |volume=51 |pages=77 |ref={{SfnRef|嶋津|1994}} }}{{Small|{{ISSN|0287-0223}}、{{DOI|10.19004/pjssz.51.0_77_3}}、{{NAID|110002341627}}}}。 |
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* {{Cite journal |和書 |author=嶋津武 |date=1995-12 |title=1923年~1966年に尾崎佳正博士の報告した寄生性蠕虫類の改訂照合表と文献目録およびそれらの目黒寄生虫館(東京)保管標本 |url=http://id.nii.ac.jp/1118/00000496/ |publisher=[[長野県短期大学]] |journal=長野県短期大学紀要 |issue=50 |pages=33-50 |ref={{SfnRef|嶋津|1995}} }}{{Small|{{ISSN|02861178}}、{{DOI|10.19004/pjssz.51.0_77_3}}、{{NAID|120005424370}}}}。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{ |
{{脚注ヘルプ}} |
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=== 注釈 === |
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{{Reflist|2|group="注"}} |
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=== 出典 === |
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{{Reflist|2}} |
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; 人物情報 |
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{{Reflist|group="人"|refs= |
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<ref name="JST_内田" group="人">{{Cite web |title=内田 明彦 |url=https://researchmap.jp/read0160767 |publisher=[[科学技術振興機構]] (JST) |work=researchmap |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="ヤマザキ-News_20211203" group="人">{{Cite web |author= |date=2021-12-03 |title=寄生虫学研究室の内田明彦教授が日本獣医寄生虫学会誌に学術論文を発表しました(2021/12/3 配信) < ニュース |url=https://univ.yamazaki.ac.jp/univ/news/news.html?itemid=1208&dispmid=759 |publisher=[[ヤマザキ動物看護大学]] |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="ヤマザキ-Db_20190802ed" group="人">{{Cite web |date=2019年8月2日更新 |title=内田 明彦 |url=https://www.acoffice.jp/yguhp/KgApp?kyoinId=ymedgsybggy |publisher=ヤマザキ動物看護大学 |work=教育・研究業績データベース |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="KAKEN_町田" group="人">{{Cite web |title=町田 昌昭 |url=https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000040000129/ |publisher=[[文部科学省]]、[[日本学術振興会]] |website=KAKEN |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="KAKEN_小川" group="人">{{Cite web |title=小川 和夫 |url=https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000020092174/ |publisher=文部科学省、日本学術振興会 |website=KAKEN |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="研com_小川" group="人">{{Cite web |title=小川和夫 |url=https://research-er.jp/researchers/view/143692 |publisher=株式会社バイオインパクト |work=日本の研究.com |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="creare_小川和夫" group="人">{{Cite web |author=目黒寄生虫館館長 小川和夫 |date= |title=「寄生虫は人間の生まれるずっと前からライフサイクルを確立して、今日まで生きてきたのです。」|url=http://edu.tca.ac.jp/mojitama/クレアーレweb/03.html |publisher=creare(クレアーレ)|accessdate=2022-08-22 }}</ref> |
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<ref name="KAKEN_倉持" group="人">{{Cite web |title=倉持 利明 |url=https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000080277590/ |publisher=文部科学省、日本学術振興会 |website=KAKEN |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="研com_倉持" group="人">{{Cite web |title=倉持利明 |url=https://research-er.jp/researchers/view/121493 |publisher=株式会社バイオインパクト |work=日本の研究.com |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="倉持-挨拶20210407" group="人">{{Cite web |author=館長 倉持利明 |date=2021-04-07 |title=【2021.04.07】新館長就任のごあいさつ |url=https://www.kiseichu.org/association |publisher=目黒寄生虫館 |accessdate=2022-08-22 }}</ref> |
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<ref name="小島荘明" group="人">{{Cite web |title=小島 荘明 |url=https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000000009622/ |publisher=[[文部科学省]]、[[日本学術振興会]] |website=KAKEN |accessdate=2022-08-21 }}</ref> |
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<ref name="ヤマザキ-Db_谷川力" group="人">{{Cite web |date=2022年8月16日更新 |title=谷川 力 |url=https://www.acoffice.jp/ygjhp/KgApp?resId=S000043 |publisher=[[ヤマザキ動物看護専門職短期大学]] |work=教育・研究業績データベース |accessdate=2022-08-22 }}</ref> |
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}} |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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; 当事者 |
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* [http://kiseichu.org 公益財団法人目黒寄生虫館] |
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* {{Cite web |title=目黒寄生虫館 |url=http://kiseichu.org |publisher=公益財団法人目黒寄生虫館 |website=公式ウェブサイト |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|MPM}} }} |
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** {{Cite web |title=利用案内 |url=https://www.kiseichu.org/information |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|info}} }} |
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** {{Cite web |title=刊行物 |url=https://www.kiseichu.org/publication |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|publication}} }} |
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** {{Cite web |title=法人概要 |url=https://www.kiseichu.org/association |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|brief}} }} |
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** {{Cite web |title=情報公開 |url=https://www.kiseichu.org/disclosure |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|disclosure}} }} |
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** {{Cite web |title=ミュージアムショップ |url=https://www.kiseichu.org/museumshop |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|shop}} }} |
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* {{Cite web |title=目黒寄生虫館月報 / 目黒寄生虫館ニュース |url=http://kiseichu.la.coocan.jp/publ/MPM_News.html |publisher=公益財団法人目黒寄生虫館 |website=公式ウェブサイト |work=公益財団法人目黒寄生虫館アーカイブ |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|archive}} }} |
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** {{Cite web |title=日本における寄生虫学の研究 (PDFファイル) |url=http://kiseichu.la.coocan.jp/publ/pmrj.html |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|archive-PDF}} }} |
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* {{Cite web |title=目黒寄生虫館オンラインショップ |url=https://kiseichukan.monozoo.net/ |publisher=公益財団法人目黒寄生虫館 |website=公式ウェブサイト |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|online-shop}} }} |
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; 第三者 |
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* {{Cite web |title=目黒寄生虫館 |url=https://aidh.jp/archives01/parasitological-museum/ |publisher=[[感染症アーカイブズ]] (AIDH) |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|AIDH}} }} |
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* {{Cite web |title=公益財団法人目黒寄生虫館 |url=https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200905041948537010 |publisher=[[国立研究開発法人]][[科学技術振興機構]] |work=[[J-GLOBAL]](科学技術総合リンクセンター)|accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|J-GLOBAL}} }} |
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* {{Cite web |author=ナカムラ |date=2007-02-23 |title=1000円持って寄生虫館へ行こう! |url=https://funabashi.mypl.net/mp/thousand/?sid=420 |publisher=まいぷれ([[船橋市]]公式[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]アカウント)|work=まいぷれ |accessdate=2022-08-22 |ref={{SfnRef|まいぷれ 20070223}} }} |
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{{Pref-stub|pref=東京都}} |
{{Pref-stub|pref=東京都}} |
2022年9月14日 (水) 15:37時点における版
目黒寄生虫館 Meguro Parasitological Museum | |
---|---|
施設情報 | |
専門分野 | 寄生虫 |
収蔵作品数 | 標本 約60,000点(模式標本 約1,500点を含む)(※公式ながら時期不明)[1]、図書文献 約16,000冊(※公式ながら時期不明)[1]、論文別刷 約50,000部(2009年時)[2] |
館長 | 倉持利明 |
事業主体 | 公益財団法人目黒寄生虫館 |
管理運営 | 公益財団法人目黒寄生虫館 |
開館 | 1953年(昭和28年)[3] |
所在地 |
〒153-0064 日本 東京都目黒区下目黒四丁目1番1号 |
位置 | 北緯35度37分54秒 東経139度42分24秒 / 北緯35.63167度 東経139.70667度座標: 北緯35度37分54秒 東経139度42分24秒 / 北緯35.63167度 東経139.70667度 |
外部リンク | http://www.kiseichu.org/ |
プロジェクト:GLAM |
目黒寄生虫館(めぐろ きせいちゅうかん、英称:Meguro Parasitological Museum、頭字語:MPM[4])は、日本の東京都目黒区下目黒に所在する博物館。寄生虫学専門の私立博物館であり[5]、公益財団法人目黒寄生虫館が運営している。
概要
寄生虫に関する研究、展示、標本や資料の収集・鑑定、啓蒙活動等を行っている。世界でも珍しい寄生虫専門博物館で、海外からの来訪者も多い[6]。2017年12月[7]に韓国はソウルの江西区にて寄生虫博物館[8][注 1]が開館[9]するまでは、寄生虫専門の博物館として長らく「世界で唯一」[6]の存在だった。
現在の当館の建物は、床面積があまり広くない地上6階・地下1階のビルで、さらに展示スペースは1階と2階のみという、小さな施設である。上層階は研究室・収蔵庫・事務室等となっている。寄生虫形態学および分類学を中心とした地道な研究活動や、定期的な特別展示や講演会、外部での講演など教育活動も行う研究博物館である。
物珍しさと怖いもの見たさからデートスポットともされている。また、サブカルチャーの分野で取り上げられることも多い。
歴史
前史
南満洲鉄道株式会社の衛生研究所に勤務していた医学博士・亀谷了は、1947年(昭和22年)7月に中国の奉天[注 2]から日本への引き揚げを果たすと[10]、1948年(昭和23年)4月、目黒区に診療所を開設した[10]。亀谷はその頃から寄生虫を専門とする研究所を設立したいと考えていた[10]。
年表
- 1953年(昭和28年) - 医学博士・亀谷了が私財を投じて研究機関「目黒寄生虫館」を設立し、木造平屋建て[10]の仮建築のままに開館する[5][3]。
- 1956年(昭和31年) - 当館施設として鉄筋コンクリート造2階建てビルが竣工[10][5]。その後、この建物は3度の増改築を行っている[10]。
- 1957年(昭和32年)8月[11][3] - 文部省(現・文部科学省)より財団法人の許可を受ける[5]。
- 1958年(昭和33年) - 三笠宮崇仁親王が来館[5]。
- 1959年(昭和34年) - 館報『目黒寄生虫館月報』(現『むしはむしでもはらのむし通信』)の創刊[5]。
- 1960年(昭和35年) - 高松宮宣仁親王が来館[5]。
- 1961年(昭和36年) - 『日本における寄生虫学の研究』和文版第1巻の刊行[5][12]。
- 1964年(昭和39年) - 『日本における寄生虫学の研究』英文版Vol.1の刊行[5]。
- 1976年(昭和51年) - 医学博士・亀谷了(初代館長)が紫綬褒章を受章[5]。
- 1986年(昭和61年) - サナダムシの一種である8.8メートルの日本海裂頭条虫(学名:Diphyllobothrium nihonkaiense)を駆虫して展示を開始[5]。以後、当館の目玉展示物となる。
- 1987年(昭和62年) - 医学博士・亀谷了(初代館長)が勲三等瑞宝章を受章[5]。
- 1992年(平成4年) - 地上6階・地下1階の新たな当館ビル(現在の建物)が竣工[5][13]。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)7月1日[15] - 亀谷了『寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし』(ネスコ)[15]の刊行[5]。
- 1997年(平成9年) - 第2代館長・亀谷俊也の就任[5]。
- 2000年(平成12年) - 第3代館長・内田明彦の就任[5]。
- 2001年(平成13年) - 東京都教育庁より、登録博物館の認定を受ける[5][13]。
- 2006年(平成18年) - 第4代館長・町田昌昭の就任[5]。
- 2008年(平成20年)8月 - 展示物の照明設備をリニューアルする[13]。
- 2011年(平成23年) - 第5代館長・小川和夫の就任[5]。
- 2012年(平成24年) - 展示室2階常設展示パネルの更新。
- 2013年(平成25年)4月1日 - 財団法人目黒寄生虫館が公益財団法人目黒寄生虫館に移行[5]。
- 2017年(平成29年) - 「小宮文庫」の一部が、国立感染症研究所から目黒寄生虫館に寄託される[10]。
- 2021年(令和3年)4月1日 - 第6代館長・倉持利明の就任[5][人 1]。
- 2022年(令和4年)8月19日 - ビル・ゲイツが来館[16][17][18]。
関係者
理事長
館長
- 初代:亀谷了(かめがい さとる)
- 第2代:亀谷俊也(かめがい しゅんや)
- 1997年(平成9年)就任。2000年(平成12年)退任。
- 2000年(平成12年)就任。2006年(平成18年)退任。前職は、ヤマザキ学園大学(現・ヤマザキ動物看護大学)動物看護学部動物看護学科 教授[人 4]。
- 2011年(平成23年)就任。2021年(令和3年)3月31日退任。前職は、東京大学大学院農学生命科学研究科 教授[人 8]。
- 2021年(令和3年)4月1日就任。現任。前職は、国立科学博物館動物研究部部長。
公益目的事業
- 研究・調査活動、学術資料の収集と整理、指導・助言、外部研究者との連携協力。
- 「目黒寄生虫館」の設置運営、教育普及活動、出版活動、標本販売、ミュージアムの運営。
所蔵品
- 標本:約60,000点(模式標本 約1,500点を含む)(※公式ながら時期情報なし)[1]。2009年時点では、標本 約45,000点(模式標本 約1,500点を含む)[2]。
- 図書文献:約16,000冊(※公式ながら時期情報なし)[1]。
- 図書:約5,000冊。2009年時点では約6,000冊[2]。
- 刊行物:約300種、約11,000冊。
- 論文別刷:2009年時点で約50,000部[2]。
- 特筆性の高い資料
- 日本の寄生虫分類学に多大な業績を遺した山口左仲 (1894-1976) が論文などの執筆時に使用した寄生虫の原図の一部[10]。
- 大鶴資料 - 琉球大学医学部長を務めた寄生虫学者・大鶴正満 (1916-2008) が遺した1,000点以上の膨大な資料[10][21]。
- 小宮文庫 - 国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)の所長を務めた寄生虫学者・小宮義孝 (1900-1976) を中心とする研究者が保存してきた寄生虫病や感染症に関する研究資料[10]。その一部が2017年(平成29年)に研究所から当館に寄託されたもので[10][22]、様々な言語で書かれた約8,000件の学術論文や会議報告集などからなる[10]。
主な展示物
- 全部で約300点あるが、全長8.8メートルに及ぶ長大な日本海裂頭条虫(サナダムシの一種)は当館を代表する展示物である[23]。1986年(昭和61年)から展示されているこの標本は、約1メートルずつに折り曲げて展示されているが、同じ長さの紐が標本の横に設置されており、それを手に取ることで長さを実感できるようになっている。
刊行物
- 書籍
- 亀谷了『寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし』ネスコ、1994年7月1日。ISBN 4-89036-876-0、ISBN 978-4-89036-876-1、OCLC 673822789。
- 電子書籍版:亀谷了『寄生虫館物語―可愛く奇妙な虫たちの暮らし』文藝春秋〈文春e-book〉、2018年8月10日(原著1994年7月1日) 。ASIN B07G3ZPBYZ。
- 論文
- 森下薫、小宮義孝、松林久吉 (編)「日本における寄生虫学の研究」、目黒寄生虫館、1961年~1999年。ISBN 4998072609、NCID BN04882632。
- 日本における寄生虫学の発展史が、研究者86名の成果を綴る形で編纂されている[24]。和文版は1961年(昭和36年)から1999年(平成11年)までに全7巻が刊行された。PDFファイルは公式ウェブサイトから無料ダウンロードが可能[24]。
- 英文版:Morishita, Kaoru; Komiya, Yoshitaka; Matsubayashi, Hisakichi, ed (1900-1976). Progress of Medical Parasitology in Japan. Tokyo: Meguro Parasitological Museum.
- その他
- 開館以来発行してきた『目黒寄生虫館月報』および『目黒寄生虫館ニュース』(1998年〈平成10年〉12月発行の通巻第179号まで)は、公式ウェブサイト上で閲覧可能[26]。2000年(平成12年)に『むしはむしでもはらのむし通信』に改題した[26]。
- パンフレット『目黒寄生虫館ガイドブック』(和文版、英文版)[26]
グッズ
入館料を徴収しない当館にとっては、来館者による寄付金とともに貴重な収入源である。当館の珍しい特色を生かしたオリジナル商品が用意されている。館内のショップ[27]とオンラインショップ(ECサイト)[28]がある。
- Tシャツ - 絵柄は、発泡プリント[注 3]でサナダムシを立体的にデザインしたものや、寄生虫の体内詳細図を配したもの、寄生虫のホルマリン固定標本(標本瓶)をいくつも配したものなどがある。
- 携帯機器用ストラップ - 研究員が採取した寄生虫(アニサキスの幼虫、および、ニベリン条虫[注 4]の幼虫)や小さな巻貝(ミヤイリガイ)を合成樹脂で封入したペンダントトップがぶら下がっている[注 5]。
- キーホルダー - 個性的な3種類の寄生虫がデザインされている。
- 寄生虫の絵や館内の写真がプリントされた小物 - 文房具(定規、クリアファイル、ボールペンなど)、手拭い、マグカップ、トートバッグ、ポストカード。
- 寄生虫学に関する書籍 - 多くの一般書と一部の専門書。
利用案内
- 開館時間:午前10時から午後5時まで (10:00 - 17:00) [29]。
- 休館日:毎週月曜日・火曜日(月曜日または火曜日が祝祭日の場合は開館し、翌平日を休館日とする[30]。)、および、年末年始(12月29日~1月4日[30])[29]。
- 見学時間:おおよそ30分から40分程度[29]。
入館料
交通アクセス
関連作品
- 書籍
- 渡辺和博『たらこ筋肉毒電波』北宋社、1982年1月。ASIN B000J7IY4S、全国書誌番号:83010323。
- 文庫版:『たらこ筋肉』角川書店(現・KADOKAWA)〈角川文庫 緑-618-1〉、1985年7月1日 。ISBN 4-04161801-0、ISBN 978-4-04161801-1、OCLC 673847608、国立国会図書館書誌ID:000001754284。
参考文献
- 書籍、ムック
- 小島荘明[人 11]『寄生虫病の話―身近な虫たちの脅威』中央公論新社〈中公新書〉、2010年10月1日。ISBN 4-12-102078-2、ISBN 978-4-12-102078-9、OCLC 676740727。
- 論文
- 谷川力[人 12]「目黒寄生虫館(虫笛)」『家屋害虫 = House and household insect pests』第31巻第2号、家屋害虫研究会、2009年12月、125-127頁。ISSN 0912974X、CRID 1524232504555374976、NAID 110007659945。
関連文献
- 論文
- 嶋津武「13. 財団法人目黒寄生虫館(東京)の保管する,尾崎佳正博士の寄生虫標本について(動物分類学会第30回大会記事)」『動物分類学会誌』第51巻、日本動物分類学会、1994年、77頁。ISSN 0287-0223、doi:10.19004/pjssz.51.0_77_3、NAID 110002341627。
- 嶋津武「1923年~1966年に尾崎佳正博士の報告した寄生性蠕虫類の改訂照合表と文献目録およびそれらの目黒寄生虫館(東京)保管標本」『長野県短期大学紀要』第50号、長野県短期大学、1995年12月、33-50頁。ISSN 02861178、doi:10.19004/pjssz.51.0_77_3、NAID 120005424370。
脚注
注釈
出典
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- ^ a b c d 谷川 (2009), p. 126.
- ^ a b c d “https://biz-maps.com/item/vx1jKo9ElG”. BIZMAPS. 株式会社アイドマ・ホールディングス. 2022年8月22日閲覧。
- ^ disclosure, 定款.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w brief.
- ^ a b 小島 (2010), p. 185.
- ^ “<제1화> "기생충병연구소는 어떤 곳일까?" - 한국건강관리협회장 채종일”. 기생충박물관. 2022年9月3日閲覧。
- ^ “「日韓共同展示 済州島の象皮病-リンパ系フィラリア症の制圧をめぐる日韓の協働-」を開催”. 公式ウェブサイト. 公益財団法人目黒寄生虫館 (2022年1月10日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ 飯島渉 (2019年10月22日). “世界で二つ目の寄生虫博物館 < ソウルの寄生虫博物館(2019年10月22日)”. 感染症アーカイブズ (AIDH). 2022年8月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l AIDH.
- ^ a b J-GLOBAL.
- ^ 『日本における寄生虫学の研究』.
- ^ a b c 谷川 (2009), p. 125.
- ^ J-GLOBAL, ただし「1月」とある.
- ^ a b 亀谷了 (1994).
- ^ Bill Gates [@BillGates] (2022年8月20日). "I'm at my happiest when I'm learning – no matter how gross the subject matter. Today, I experienced the Meguro Parasitological Museum in Tokyo, and saw what is believed to be the world's longest tapeworm. 10/10 would visit again" (英語). X(旧Twitter)より2022年8月21日閲覧。
- ^ “ビル・ゲイツ氏が目黒寄生虫館を訪問、一番幸せな時について語る”. LIMO. 株式会社ナビゲータープラットフォーム (2022年8月20日). 2022年8月22日閲覧。
- ^ 吉原知也 (2022年9月1日). “70年無料を貫く「目黒寄生虫館」に訪れた予想外の夏 ビル・ゲイツ氏来館、寄付金増加”. ENCOUNT. 2022年9月2日閲覧。
- ^ brief, 典拠は、当人の挨拶「【2013.04.01】公益財団法人に移行しました。」.
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- 人物情報
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- ^ “寄生虫学研究室の内田明彦教授が日本獣医寄生虫学会誌に学術論文を発表しました(2021/12/3 配信) < ニュース”. ヤマザキ動物看護大学 (2021年12月3日). 2022年8月21日閲覧。
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- ^ “谷川 力”. 教育・研究業績データベース. ヤマザキ動物看護専門職短期大学 (2022年8月16日更新). 2022年8月22日閲覧。
外部リンク
- 当事者
- “目黒寄生虫館”. 公式ウェブサイト. 公益財団法人目黒寄生虫館. 2022年8月22日閲覧。
- “利用案内”. 2022年8月22日閲覧。
- “刊行物”. 2022年8月22日閲覧。
- “法人概要”. 2022年8月22日閲覧。
- “情報公開”. 2022年8月22日閲覧。
- “ミュージアムショップ”. 2022年8月22日閲覧。
- “目黒寄生虫館月報 / 目黒寄生虫館ニュース”. 公式ウェブサイト. 公益財団法人目黒寄生虫館アーカイブ. 公益財団法人目黒寄生虫館. 2022年8月22日閲覧。
- “日本における寄生虫学の研究 (PDFファイル)”. 2022年8月22日閲覧。
- “目黒寄生虫館オンラインショップ”. 公式ウェブサイト. 公益財団法人目黒寄生虫館. 2022年8月22日閲覧。
- 第三者
- “目黒寄生虫館”. 感染症アーカイブズ (AIDH). 2022年8月22日閲覧。
- “公益財団法人目黒寄生虫館”. J-GLOBAL(科学技術総合リンクセンター). 国立研究開発法人科学技術振興機構. 2022年8月22日閲覧。
- ナカムラ (2007年2月23日). “1000円持って寄生虫館へ行こう!”. まいぷれ. まいぷれ(船橋市公式SNSアカウント). 2022年8月22日閲覧。