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「Wikipedia:投稿ブロック依頼/I.hidekazu」の版間の差分

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被依頼者コメントとして、大まかに反論を記載した。
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====被依頼者コメント====
====被依頼者コメント====
まず反論の機会を与えていただきありがとうございます。
* 先日コメント依頼([[Wikipedia:コメント依頼/I.hidekazu|I.hidekazu さんへのコメント依頼]])を受け、反省する弁を行いましたが、それ以後の投稿に対して今回のブロック依頼が提出されたと理解しています。
* 「コミュニティを消耗させる」「信用できない」等については個人の捉え方によるので、こちらとしては配慮していますが、そうとられるのであればそれに対してこちらから他人になにかできるということはないと思います。
* ただ、「情報源に関して容易にばれる嘘をつくという行為を行いました」という点については違うのでその点も含めて主張します。


; 1 「前回のコメント依頼後に被依頼者の取るべき行動は、過去の自分の編集を振り返り独自研究であったところを修正するという作業を行うことだと思いますが、そのような編集を行った形跡はありませんでした。」
: 独自研究テンプレートがつけられたと認識していた記事については修正を行った。
: [[クラス (コンピュータ)]]の記事の概要でダールのSimulaにおけるコルーチンを用いたプログラミングに対して「第0世代オブジェクト指向プログラミング」という造語を使ったことから独自研究と判断された。コメント依頼で指摘されたこともあり当該記述を「コルーチンを用いたプログラミング」に修正した。当該修正に対してはコメント依頼を行った[[利用者:Hexirp|Hexirp]]氏からもノートで確認いただいた([[ノート:クラス_(コンピュータ)#「第0世代オブジェクト指向プログラミング」という造語について]])。
; 2 [[一般相対性原理]]の加筆について
: 加筆内容については当該記事の要約欄に記載したとおり私もちゃんと理解していなかったところがありました。間違った発言も行いました。ただ、一応申しますと、相手方の匿名ユーザーの主張するところが主張するところが言葉少なで、こちらもこの匿名ユーザーがどういう点を問題にしているのかいろいろ探ってみないとわからなかった、ということは申し添えておきます。
; 3 「被依頼者がこの出典をもとに[[ノート:一般相対性理論]]に書いた「アインシュタインは自然の一般法則は座標系に依存しない形式、すなわち(テンソル)=0という性質を持つものであると仮定しました。」というのも嘘であることが分かりました。」
: まず、この記述は平成27年のものでコメント依頼以前のものです。
: ここでの「アインシュタインは自然の一般法則は座標系に依存しない形式、すなわち(テンソル)=0という性質を持つものであると仮定しました。」というのは当時p.107,108だけに基づいたものではなく、それに加えて『リーマン幾何とその応用』の訳者の矢野健太郎氏の解説 p.208,209も参考にした記述で、引用すると、
{{Quotation|アインシュタインはまず、特殊相対性原理の代わりに、
:(1)すべての物理法則は、互いに任意の運動をするすべての観測者に対して同一の形式で与えられる('''一般相対性原理''')
ということを要求した。

・・・中略・・・

まず、上の第1の一般相対性原理は、物理法則を
:(テンソル)=0
の形に書き表すことによって満足される。なぜなら、テンソルの成分がある座標系においてすべて0であれば、その成分は、変換法則からわかるように、他のすべての座標系においても、すべて0であるからである。|リーマン幾何とその応用,p.208,209}}
:という記述です。一応言っておけば訳者解説は二次資料ですし、そもそもここは今問題とすべき箇所ではないと思います。嘘というのは人聞きが悪いのでここも訂正していただきたい。
: 独自研究かどうかということについてですが、(テンソル)=0ということの意味を式で表現しようとすることがそれに該当するのでしょうか?
;4  [[フレネ・セレの公式]]の記事について
:(1) 「この改稿自体が記事の文章の品質を著しく劣化させています。」
:: 日本語としての文章の品質については第三者の評価を待つ必要があるでしょう。
:: 記述内容については、例えば、(1)曲線の定義を与えた、(2)パラメータが弧長である曲線の定義を与えた、(3)標構の定義を与えた、(4)曲率、捩率のはっきりした定義を与えた、(5)フレネ標構の各成分の性質を導出とともに記載した、などを出典を示した上で具体的に拡充しました。
:(2) 「「任意の曲線は、パラメータをその曲線の弧長に変更することでその速さを1にすることができる。すなわち、任意の曲線 \alpha (t) に対して、パラメータを弧長 s に変更することで、速さが1である曲線 {\displaystyle \beta (s)=\alpha (t(s))} が存在する[2]。」という記述には出典がついていますが、数学的に正しくない文章であり出典が虚偽の可能性があります。」
::出典の該当箇所を引用すると、
{{Quotation|曲線の研究では、曲線の軌跡だけに関心があり、曲線の速さを問題にしないことがある。そのような場合に、退化しない曲線に対しては速さを1に標準化する方法がある:
:定理2.7 ユークリッド空間の退化しない任意の曲線αに対して、そのパラメータを変更してできる曲線βで、速さ||β'||が1であるものが存在する。
:証明
:-略-
 速さが1である曲線をパラメータが弧長である曲線ともいう。定理2.7での弧長によるパラメータの変更では、ds/dt > 0が成り立っているから、ここでのパラメータの変更は曲線の向きを保つ変更になっている。
|『微分幾何学入門』関沢正躬著 p.26,27}}
::とあり虚偽ではありません。
:(3)「「曲率ベクトル場」などの「~場」という用語がたくさん出てきますが、ほとんどが検索してもヒットしない用語であり造語の可能性があります。」
:検索でヒットするかはチェックしてなかったが、「平均曲率ベクトル場」ならヒットします。少なくとも曲率ベクトルという用語は見つかります。[https://ramenhuhu.com/math-cylindrical_helix 接線・主法線・従法線と曲率・捩率の求め方ー円柱らせんの例]。曲線の各点で曲率ベクトルを定義できるのであれば、曲線の点を与えてその点の曲率ベクトルを与えるベクトル場は定義できます。
:出典の該当箇所も引用します。
{{Quotation|
速さが1である曲線をβ:I → E<sup>3</sup>とすれば||β'||=1である。このベクトル場T=β’をβの'''単位接ベクトル場'''(unit tangent vector field)という。ベクトル場Tの導ベクトル場T'=β’’はつねにTに垂直であり、曲線βの曲がり方を測っている。ベクトル場T'をβの'''曲率ベクトル場'''(curvature vector field)という。曲率ベクトル場T'の長さはβの曲がる度合いを表す関数である。この関数
:κ=||T'||=||β’’||
を曲線βの曲率(curvature function)という。
|『微分幾何学入門』関沢正躬著 p.31}}
:(4) 「「退化しない(regular)曲線({\displaystyle \alpha '(t)\neq 0}{\displaystyle \alpha '(t)\neq 0})」という用語が出てきていますが、{\displaystyle \alpha '(t)\neq 0}{\displaystyle \alpha '(t)\neq 0}を満たす曲線をregularというのは普通ですが通常は正則と訳します。退化しないという訳語は造語だと思われます。」
::出典に基づいた用語です。該当箇所を引用します。
{{Quotation|
微積分の観点からは、曲線αに関するもっとも重要な条件は'''退化しない'''(regular)という条件、つまり任意の時刻tにおける速度α’(t)が0ではないという条件である。この条件をみたす曲線には「角」や「先端」がない。平面上の曲線α(t)=(t<sup>3</sup>,t<sup>2</sup>,0)はなめらかな曲線であるが、α'(0) = '''0'''だから点0で退化している。実際、αは点α(0)で「尖っている」(図1.6)。

-図等省略-
|『微分幾何学入門』関沢正躬著 p.17}}
:参考に正則と訳している文献を教えてください。
:(5) 「 <math>\frac{ \mathrm{d} s }{ \mathrm{d} t } > 0</math>と書いてありますが、<math>\frac{ \mathrm{d} s }{ \mathrm{d} t } = 0</math>なので矛盾しています。これは高校数学レベルのはずです。」
:[[利用者:Hexirp|Hexirp]]氏のコメントでわかりました。<math>s = \int_{a}^{b} \| \alpha'(t)\| \mathrm{d} t = \int_{a}^{b} \frac{ \mathrm{d} s }{ \mathrm{d} t } \mathrm{d} t</math>のところが書き間違いで、<math>S = \int_{a}^{b} \| \alpha'(t)\| \mathrm{d} t = \int_{a}^{b} \frac{ \mathrm{d} s }{ \mathrm{d} t } \mathrm{d} t</math>ですね。でもここで、<math>\frac{ \mathrm{d} s }{ \mathrm{d} t } = \| \alpha'(t)\|</math> と導けるのだから、書き間違いを具体的に指摘してくれればそれで済む話ではないですか?高校数学レベルとかほのめかすだけというのは不親切に思います。
;5 disjoint unionの訳語として「分離和」を当てることについて
:disjoint unionという用語はマックレーンの『圏論の基礎』で知り、disjoint unionの訳は分離和という認識でした。余積は圏論の用語ということで『圏論の基礎』の訳語を当てました。
;6 「被依頼者は[[特別:差分/87702516]]のコメントで「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあったので分離和で統一しましたが、一般的ではないということなので「直和」に戻しました。」と書きました。私は「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあった」について英語版の記事[[:en:Coproduct]]を確認しましたが、そのような記述は見られませんでした。'''造語を正当化するために簡単にばれる嘘を書いた'''ことは決して許されないことだと思います。」
:当該編集のコメントを全文引用すると、
::「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあったので分離和で統一しましたが、一般的ではないということなので「直和」に戻しました。ただ、'''disjoint unionで直和と訳している出典も必要ではないでしょうか?'''」
:です。当該編集で以前のdisjoint unionという単語にあたる訳語に「直和」という用語を当てるように戻す作業をしました。ここで英語版でdirect sumという単語になっていれば別に問題ないのですが、英語版でdisjoint unionになっているところに「直和」という用語を当てるのは根拠がいるのではないかという記述です。
:自分の主張を正当性を根拠づけるために発言の一部を切り取って主張するのはやめてください。こちらも謝罪と訂正を求めます。
;7 「「[[フランツ・ブレンターノ]]」の([[特別:差分/85372594]])はおそらく独自研究だと思われます。少なくとも出典が書かれていません。」
:分析哲学(言語哲学)と現象学は水と油みたいに相容れないものですが、[[マイケル・ダメット]]は『分析哲学の起源』でそれが同じルーツを持つものだと示唆しました。[[ペール・マルティン=レーフ]]は明らかに分析哲学的な形式体系である直観主義型理論の中に現象学的な判断の理論(theory of judgement)を導入するという偉業を成し遂げました。その過程で混同され続けてきた「命題」と「判断」の違いも明らかにしました。判断(judgement)するためには直観(現象)を得る必要があり、ブレンターノが鍵となっています。出典をつけるならば、[https://ncatlab.org/nlab/files/MartinLofOnTheMeaning96.pdf ON THE MEANINGS OF THE LOGICAL CONSTANTS AND THE JUSTIFICATIONS OF THE LOGICAL LAWS]。
最後駆け足になりました。とりあえず、大まかに反論を記載させていただきました。--[[利用者:I.hidekazu|I.hidekazu]]([[利用者‐会話:I.hidekazu|会話]]) 2022年4月2日 (土) 15:28 (UTC)
====審議・コメント====
====審議・コメント====
* {{BL|賛成||無期限}} 依頼者票 --[[利用者:Kik|Kik]]([[利用者‐会話:Kik|会話]]) 2022年3月30日 (水) 17:24 (UTC)
* {{BL|賛成||無期限}} 依頼者票 --[[利用者:Kik|Kik]]([[利用者‐会話:Kik|会話]]) 2022年3月30日 (水) 17:24 (UTC)

2022年4月2日 (土) 15:29時点における版

「暴言」と「コミュニティを消耗させる利用者」を理由としてブロックを依頼します。10年近くにわたって被依頼者の書いたトンデモ数学を除去する作業をしてきましたが、被依頼者は下に記す通り情報源に関して容易にばれる嘘をつくという行為を行いました。もうこれ以上被依頼者を信用することはできません。また、前回のコメント依頼後に被依頼者の取るべき行動は、過去の自分の編集を振り返り独自研究であったところを修正するという作業を行うことだと思いますが、そのような編集を行った形跡はありませんでした。--Kik会話2022年3月30日 (水) 17:24 (UTC)[返信]

経緯

被依頼者は昨年のWikipedia:コメント依頼/I.hidekazuでは「これからはWikipedia:独自研究を載せないを守る」と表明しましたが、全く守られることはなく相変わらず独自研究の加筆を続けておりコミュニティを消耗させる行為を行っています。

「暴言」についてはコメント依頼にもあるこの発言になります。

コメント依頼以降に行われた独自研究を挙げていきます。

まず、「一般相対性原理」への加筆については利用者‐会話:I.hidekazu#出典の明記のお願いで指摘されている内容となります。被依頼者は「『リーマン幾何とその応用』のp.107,108に基づいた内容」と言っていますが、「検討しなおしたところ、ゼロテンソルになる導出が自明でない」とも言っています。ちゃんとした数学書を情報源にして、検討したら証明が間違っていたということが起きるとは到底思えません。出典にない独自研究を行った箇所で誤った導出を行っていたと私は想像しています。付け加えて言うと、被依頼者は特別:差分/88221506の編集コメントに「”局所座標系”でどうなるかという話です。円の各点の局所座標系がxy座標系と線型変換で結ばれるかであって、局所的でない座標系が線型変換で結ばれるという話ではないです。」と書きましたが、ここで指摘されていた直交座標と極座標の変換は局所座標の変換であり、線型変換でもないという数学的に二重な誤りをしています。数学においては数学的に正しくない内容に出典があるはずがなく、このコメントも独自研究だと思われます。

被依頼者の挙げていた出典は、おそらく特別:差分/54183643/54188103だと思われます。他の方の翻訳ですが http://home.catv.ne.jp/dd/pub/tra/general.html でも読めます(B. 一般共変方程式の定式化のための数学的準備)。読んでみたところ「一般相対性原理」への加筆の元になっている記述は全くありませんでした。ついでに、被依頼者がこの出典をもとにノート:一般相対性理論に書いた「アインシュタインは自然の一般法則は座標系に依存しない形式、すなわち(テンソル)=0という性質を持つものであると仮定しました。」というのも嘘であることが分かりました。そもそもこの文献はアインシュタインの論文という一次資料であり出典として適切なのかという問題もあります。被依頼者はコメント依頼で独自研究を載せないと宣言しているわけですから、当然WP:PSTSも理解していて実践されていないとおかしいわけです。しかし、被依頼者の「一般相対性原理」への加筆は独自研究ですし、WP:PSTSに太字で書かれている注意を無視したことによって発生した言ってもよいと思っています。被依頼者にはWP:NORを理解する気がもともとないのではないかと思います。

フレネ・セレの公式」において被依頼者は大幅な改稿を行っています(特別:差分/88340169/88629815)。この改稿自体が記事の文章の品質を著しく劣化させていますが、数学的に正しくない箇所や造語だと思われる記述が大量にあります。一部を指摘したところ部分的な修正(特別:差分/88661617)はありましたが、率先して問題のある記述を修正しようという意思はないように見えます。

  • 「任意の曲線は、パラメータをその曲線の弧長に変更することでその速さを1にすることができる。すなわち、任意の曲線 \alpha (t) に対して、パラメータを弧長 s に変更することで、速さが1である曲線 {\displaystyle \beta (s)=\alpha (t(s))} が存在する[2]。」という記述には出典がついていますが、数学的に正しくない文章であり出典が虚偽の可能性があります。
  • 「曲率ベクトル場」などの「~場」という用語がたくさん出てきますが、ほとんどが検索してもヒットしない用語であり造語の可能性があります。
  • 退化しない(regular)曲線()」という用語が出てきていますが、を満たす曲線をregularというのは普通ですが通常は正則と訳します。退化しないという訳語は造語だと思われます。
  • と書いてありますが、なので矛盾しています。これは高校数学レベルのはずです。

余積」の編集特別:差分/87632702において「分離和」という造語を行っています(検索してもヒットしない語です)。編集前は「集合の直和」と常識的な用語になっていたのを、なぜ造語で上書きを行ったのか意味不明です。それだけにとどまらず、被依頼者は特別:差分/87702516のコメントで「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあったので分離和で統一しましたが、一般的ではないということなので「直和」に戻しました。」と書きました。私は「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあった」について英語版の記事en:Coproductを確認しましたが、そのような記述は見られませんでした。造語を正当化するために簡単にばれる嘘を書いたことは決して許されないことだと思います。

フランツ・ブレンターノ」の(特別:差分/85372594)はおそらく独自研究だと思われます。少なくとも出典が書かれていません。

被依頼者コメント

まず反論の機会を与えていただきありがとうございます。

  • 先日コメント依頼(I.hidekazu さんへのコメント依頼)を受け、反省する弁を行いましたが、それ以後の投稿に対して今回のブロック依頼が提出されたと理解しています。
  • 「コミュニティを消耗させる」「信用できない」等については個人の捉え方によるので、こちらとしては配慮していますが、そうとられるのであればそれに対してこちらから他人になにかできるということはないと思います。
  • ただ、「情報源に関して容易にばれる嘘をつくという行為を行いました」という点については違うのでその点も含めて主張します。
1 「前回のコメント依頼後に被依頼者の取るべき行動は、過去の自分の編集を振り返り独自研究であったところを修正するという作業を行うことだと思いますが、そのような編集を行った形跡はありませんでした。」
独自研究テンプレートがつけられたと認識していた記事については修正を行った。
クラス (コンピュータ)の記事の概要でダールのSimulaにおけるコルーチンを用いたプログラミングに対して「第0世代オブジェクト指向プログラミング」という造語を使ったことから独自研究と判断された。コメント依頼で指摘されたこともあり当該記述を「コルーチンを用いたプログラミング」に修正した。当該修正に対してはコメント依頼を行ったHexirp氏からもノートで確認いただいた(ノート:クラス_(コンピュータ)#「第0世代オブジェクト指向プログラミング」という造語について)。
2 一般相対性原理の加筆について
加筆内容については当該記事の要約欄に記載したとおり私もちゃんと理解していなかったところがありました。間違った発言も行いました。ただ、一応申しますと、相手方の匿名ユーザーの主張するところが主張するところが言葉少なで、こちらもこの匿名ユーザーがどういう点を問題にしているのかいろいろ探ってみないとわからなかった、ということは申し添えておきます。
3 「被依頼者がこの出典をもとにノート:一般相対性理論に書いた「アインシュタインは自然の一般法則は座標系に依存しない形式、すなわち(テンソル)=0という性質を持つものであると仮定しました。」というのも嘘であることが分かりました。」
まず、この記述は平成27年のものでコメント依頼以前のものです。
ここでの「アインシュタインは自然の一般法則は座標系に依存しない形式、すなわち(テンソル)=0という性質を持つものであると仮定しました。」というのは当時p.107,108だけに基づいたものではなく、それに加えて『リーマン幾何とその応用』の訳者の矢野健太郎氏の解説 p.208,209も参考にした記述で、引用すると、
アインシュタインはまず、特殊相対性原理の代わりに、
(1)すべての物理法則は、互いに任意の運動をするすべての観測者に対して同一の形式で与えられる(一般相対性原理

ということを要求した。

・・・中略・・・

まず、上の第1の一般相対性原理は、物理法則を

(テンソル)=0
の形に書き表すことによって満足される。なぜなら、テンソルの成分がある座標系においてすべて0であれば、その成分は、変換法則からわかるように、他のすべての座標系においても、すべて0であるからである。 — リーマン幾何とその応用,p.208,209
という記述です。一応言っておけば訳者解説は二次資料ですし、そもそもここは今問題とすべき箇所ではないと思います。嘘というのは人聞きが悪いのでここも訂正していただきたい。
独自研究かどうかということについてですが、(テンソル)=0ということの意味を式で表現しようとすることがそれに該当するのでしょうか?
4  フレネ・セレの公式の記事について
(1) 「この改稿自体が記事の文章の品質を著しく劣化させています。」
日本語としての文章の品質については第三者の評価を待つ必要があるでしょう。
記述内容については、例えば、(1)曲線の定義を与えた、(2)パラメータが弧長である曲線の定義を与えた、(3)標構の定義を与えた、(4)曲率、捩率のはっきりした定義を与えた、(5)フレネ標構の各成分の性質を導出とともに記載した、などを出典を示した上で具体的に拡充しました。
(2) 「「任意の曲線は、パラメータをその曲線の弧長に変更することでその速さを1にすることができる。すなわち、任意の曲線 \alpha (t) に対して、パラメータを弧長 s に変更することで、速さが1である曲線 {\displaystyle \beta (s)=\alpha (t(s))} が存在する[2]。」という記述には出典がついていますが、数学的に正しくない文章であり出典が虚偽の可能性があります。」
出典の該当箇所を引用すると、
曲線の研究では、曲線の軌跡だけに関心があり、曲線の速さを問題にしないことがある。そのような場合に、退化しない曲線に対しては速さを1に標準化する方法がある:
定理2.7 ユークリッド空間の退化しない任意の曲線αに対して、そのパラメータを変更してできる曲線βで、速さ||β'||が1であるものが存在する。
証明
-略-

 速さが1である曲線をパラメータが弧長である曲線ともいう。定理2.7での弧長によるパラメータの変更では、ds/dt > 0が成り立っているから、ここでのパラメータの変更は曲線の向きを保つ変更になっている。

— 『微分幾何学入門』関沢正躬著 p.26,27
とあり虚偽ではありません。
(3)「「曲率ベクトル場」などの「~場」という用語がたくさん出てきますが、ほとんどが検索してもヒットしない用語であり造語の可能性があります。」
検索でヒットするかはチェックしてなかったが、「平均曲率ベクトル場」ならヒットします。少なくとも曲率ベクトルという用語は見つかります。接線・主法線・従法線と曲率・捩率の求め方ー円柱らせんの例。曲線の各点で曲率ベクトルを定義できるのであれば、曲線の点を与えてその点の曲率ベクトルを与えるベクトル場は定義できます。
出典の該当箇所も引用します。

速さが1である曲線をβ:I → E3とすれば||β'||=1である。このベクトル場T=β’をβの単位接ベクトル場(unit tangent vector field)という。ベクトル場Tの導ベクトル場T'=β’’はつねにTに垂直であり、曲線βの曲がり方を測っている。ベクトル場T'をβの曲率ベクトル場(curvature vector field)という。曲率ベクトル場T'の長さはβの曲がる度合いを表す関数である。この関数

κ=||T'||=||β’’||

を曲線βの曲率(curvature function)という。

— 『微分幾何学入門』関沢正躬著 p.31
(4) 「「退化しない(regular)曲線({\displaystyle \alpha '(t)\neq 0}{\displaystyle \alpha '(t)\neq 0})」という用語が出てきていますが、{\displaystyle \alpha '(t)\neq 0}{\displaystyle \alpha '(t)\neq 0}を満たす曲線をregularというのは普通ですが通常は正則と訳します。退化しないという訳語は造語だと思われます。」
出典に基づいた用語です。該当箇所を引用します。

微積分の観点からは、曲線αに関するもっとも重要な条件は退化しない(regular)という条件、つまり任意の時刻tにおける速度α’(t)が0ではないという条件である。この条件をみたす曲線には「角」や「先端」がない。平面上の曲線α(t)=(t3,t2,0)はなめらかな曲線であるが、α'(0) = 0だから点0で退化している。実際、αは点α(0)で「尖っている」(図1.6)。

-図等省略-

— 『微分幾何学入門』関沢正躬著 p.17
参考に正則と訳している文献を教えてください。
(5) 「 と書いてありますが、なので矛盾しています。これは高校数学レベルのはずです。」
Hexirp氏のコメントでわかりました。のところが書き間違いで、ですね。でもここで、 と導けるのだから、書き間違いを具体的に指摘してくれればそれで済む話ではないですか?高校数学レベルとかほのめかすだけというのは不親切に思います。
5 disjoint unionの訳語として「分離和」を当てることについて
disjoint unionという用語はマックレーンの『圏論の基礎』で知り、disjoint unionの訳は分離和という認識でした。余積は圏論の用語ということで『圏論の基礎』の訳語を当てました。
6 「被依頼者は特別:差分/87702516のコメントで「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあったので分離和で統一しましたが、一般的ではないということなので「直和」に戻しました。」と書きました。私は「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあった」について英語版の記事en:Coproductを確認しましたが、そのような記述は見られませんでした。造語を正当化するために簡単にばれる嘘を書いたことは決して許されないことだと思います。」
当該編集のコメントを全文引用すると、
「英語版で"disjoint union"(分離和)と書いてあったので分離和で統一しましたが、一般的ではないということなので「直和」に戻しました。ただ、disjoint unionで直和と訳している出典も必要ではないでしょうか?
です。当該編集で以前のdisjoint unionという単語にあたる訳語に「直和」という用語を当てるように戻す作業をしました。ここで英語版でdirect sumという単語になっていれば別に問題ないのですが、英語版でdisjoint unionになっているところに「直和」という用語を当てるのは根拠がいるのではないかという記述です。
自分の主張を正当性を根拠づけるために発言の一部を切り取って主張するのはやめてください。こちらも謝罪と訂正を求めます。
7 「「フランツ・ブレンターノ」の(特別:差分/85372594)はおそらく独自研究だと思われます。少なくとも出典が書かれていません。」
分析哲学(言語哲学)と現象学は水と油みたいに相容れないものですが、マイケル・ダメットは『分析哲学の起源』でそれが同じルーツを持つものだと示唆しました。ペール・マルティン=レーフは明らかに分析哲学的な形式体系である直観主義型理論の中に現象学的な判断の理論(theory of judgement)を導入するという偉業を成し遂げました。その過程で混同され続けてきた「命題」と「判断」の違いも明らかにしました。判断(judgement)するためには直観(現象)を得る必要があり、ブレンターノが鍵となっています。出典をつけるならば、ON THE MEANINGS OF THE LOGICAL CONSTANTS AND THE JUSTIFICATIONS OF THE LOGICAL LAWS

最後駆け足になりました。とりあえず、大まかに反論を記載させていただきました。--I.hidekazu会話2022年4月2日 (土) 15:28 (UTC)[返信]

審議・コメント

  • 賛成 (期間:無期限) 依頼者票 --Kik会話2022年3月30日 (水) 17:24 (UTC)[返信]
  • 賛成 (期間:無期限) 私は I.hidekazu さんへのコメント依頼を提出した者です。その後も「一般相対性原理」での一件についてノートでお願いをしておりました。「フレネ・セレの公式」にて I.hidekazu さんは「特別:差分/88340169/88629815」というように出典を追加しながら記述を追加していますが、これらの記述は Kik さんが指摘するように間違っているようです。たとえば、 と書いてありますが、 の定義を見ると、これは の関数ではなく の関数になっているので、 の関数として見なすと定数関数になり となるはずです。このような間違いや造語などが混入した記述を I.hidekazu さんは長期に渡って追加し続けております。このことをノートやコメント依頼などで指摘しても、このことは改善されないようです。そのため、大変、残念なことに、強制的に I.hidekazu さんの編集活動を停止させる必要があると考えます。 -- Hexirp会話2022年4月1日 (金) 13:23 (UTC)[返信]
  • 確認ですが、ここは対象者に反論する機会は与えられていますか?--I.hidekazu会話2022年4月1日 (金) 14:45 (UTC)[返信]