「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の版間の差分
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2022年3月27日 (日) 22:32時点における版
SUNNY 強い気持ち・強い愛 | |
---|---|
監督 | 大根仁 |
脚本 | 大根仁 |
原作 | 『サニー 永遠の仲間たち』より |
製作 |
川村元気(企画・プロデュース) 市山竜次 馬場千晃 |
製作総指揮 | 山内章弘 |
出演者 |
篠原涼子 広瀬すず 小池栄子 ともさかりえ 渡辺直美 池田エライザ 山本舞香 野田美桜 田辺桃子 富田望生 三浦春馬 リリー・フランキー 板谷由夏 |
音楽 | 小室哲哉 |
撮影 |
阿藤正一 橋本桂二 |
編集 | 大関泰幸 |
制作会社 |
東宝映画 オフィスクレッシェンド |
製作会社 | 「SUNNY」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
公開 |
2018年8月31日 2018年11月21日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 9.5億円[1] |
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(サニー つよいきもち つよいあい)は、2018年8月31日に全国東宝系にて公開された日本映画。監督・脚本は大根仁、主演は篠原涼子[2]。
概要
2011年公開の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』の日本リメイク作品。オリジナルでは1980年代後半だった舞台を1990年代中盤に置き、コギャル(いわゆるアムラー)など日本版としてのアレンジが加えられている[3]。
過去の女子高生時代は1995年 - 1997年、現代は2018年の設定で描かれている[4]。
2017年11月10日、芹香役で出演が予定されていた真木よう子が体調不良を理由に降板したことが発表された[5]。代役は板谷由夏[5]。
音楽を担当した小室哲哉は、2018年1月に引退宣言をしており[6]、2017年3月にオファーを受けた本作が当時は最後の映画音楽だった[7](2020年初夏に復帰)。更に大根監督が厳選した安室奈美恵や小沢健二といった1990年代を代表するJ-POPの数々が劇中曲として登場する[8]。
あらすじ
90年代、仲良しだった女子高生6人グループ「SUNNY」。それから20年以上経ち大人になった彼女たちは、それぞれに問題を抱えながらも日々を送っていた。その中の一人、今は普通の主婦となった奈美は同じメンバーの芹香が末期がんに冒され、余命1か月を宣告されていることを知る。ある事件をきっかけに疎遠になってしまった彼女たちだったが、芹香のもう一度SUNNYのメンバーに会いたいという願いをかなえるため、奈美はメンバーたちを捜し始める。
キャスト
- 阿部奈美(オリジナル版のイム・ナミ):篠原涼子
- 阿部奈美(女子高生時代):広瀬すず
- 宮崎裕子(オリジナル版のファン・ジニ):小池栄子
- 裕子(女子高生時代):野田美桜
- 井口心(オリジナル版のリュ・ポッキ):ともさかりえ
- 井口心(女子高生時代):田辺桃子
- 林梅(オリジナル版のキム・チャンミ):渡辺直美
- 林梅(女子高生時代):富田望生
- 伊藤芹香(オリジナル版のハ・チュナ):板谷由夏[注 1][5]
- 伊藤芹香(女子高生時代):山本舞香
- 藤井渉 (現在・オリジナル版のイ・ギョンヨン) : 橋爪淳
- 藤井渉(オリジナル版のジュノ):三浦春馬
- 中川(私立探偵):リリー・フランキー
- 新井(原作版のチャンミの上司):新井浩文
- 梅の兄(原作版のチャンミの兄):矢本悠馬
- 鰤谷美礼(オリジナル版のチョン・ウヒ):小野花梨
- 奈々(オリジナル版のチョン・スジ):池田エライザ
- 担任:高田聖子
- 奈美の母:キムラ緑子
- 奈美の父:橋本じゅん
- 奈美の祖母:三田和代
- 奈美の兄:坂口涼太郎
- 奈美の娘・繭:松本穂香
- 奈美の夫:岡部たかし
- 奈々の継母:宮下今日子
- 裕子の夫・宮崎:宮崎吐夢
- 屋台のオヤジ:不破万作
スタッフ
- 原作:「Sunny(邦題:『サニー 永遠の仲間たち』)」CJ E&M CORPORATION
- 監督・脚本:大根仁
- 音楽:小室哲哉[7](オリジナルサウンドトラック:avex trax)
- 製作:市川南
- 共同製作 - 上田太地、鄭泰成、弓矢政法、宮崎伸夫、広田勝己、瀧藤雅朝、見城徹、出來由紀子、渡辺章仁、髙橋誠、舛田淳、長坂信人、田中祐介、藤田晋
- エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
- 企画・プロデュース:川村元気
- プロデューサー:市山竜次、馬場千晃
- ラインプロデューサー:小泉朋
- 音楽プロデューサー:成川沙世子
- 撮影:阿藤正一、橋本桂二
- 美術:都築雄二
- 照明:高倉進
- 録音:渡辺真司
- 編集:大関泰幸
- キャスティング:おおずさわこ
- 助監督:二宮孝平
- 制作担当:田辺正樹
- スクリプター:井坂尚子
- VFXスーパーバイザー:菅原悦史
- 装飾:茂木豊
- スタイリスト:伊賀大介
- 衣装デザイン:下田梨来
- ヘアメイク:百瀬広美
- 小道具:安部千夏
- サウンドエフェクト:北田雅也
- 特機:奥田悟
- 振付:左 HIDALI
- 配給:東宝
- 製作プロダクション:東宝映画、オフィスクレッシェンド
- 製作:「SUNNY」製作委員会(東宝、CJ E&M CORPORATION、ジェイアール東日本企画、朝日新聞社、毎日新聞社、ジャパン・ミュージックエンターテインメント、幻冬舎、フォスター・プラス、ローソンエンタテインメント、KDDI、LINE、オフィスクレッシェンド、GYAO、サイバーエージェント)
劇中曲
- 小沢健二「強い気持ち・強い愛 Metropolitan Love Affair」(1995年2月28日リリース)
- 安室奈美恵「Don't wanna cry」(1996年3月13日リリース)
- 安室奈美恵「SWEET 19 BLUES」(1996年8月21日リリース)
- 作詞・作曲・編曲:小室哲哉
- hitomi「CANDY GIRL」(1995年4月21日リリース)
- 作詞:hitomi、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉&久保こーじ、Mixed by Pete Hammond, Steve Hammond
- TRF「survival dAnce 〜no no cry more〜」(1994年5月25日リリース)
- 作詞・作曲・編曲:TETSUYA KOMURO,Mixed by Pete Hammond, Steve Hammond
- TRF「EZ DO DANCE」(1993年6月21日リリース)
- 作詞・作曲・編曲:小室哲哉、Mixed by Pete Hammond, Steve Hammond
- 久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL「LA・LA・LA LOVE SONG」(1996年5月13日リリース)
- 作詞・作曲:久保田利伸
- JUDY AND MARY「そばかす」(1996年2月19日リリース)
- PUFFY「これが私の生きる道」(1996年10月7日リリース)
- 作詞・作曲:奥田民生
- CHARA「やさしい気持ち」(1997年4月23日リリース)
- 作詞・作曲:CHARA、編曲:渡辺善太郎
- 森田童子「ぼくたちの失敗」(1993年1月25日リリース)
- 作詞・作曲:森田童子、編曲:石川鷹彦
受賞
脚注
注釈
出典
- ^ 『キネマ旬報』2019年3月下旬特別号 p.41
- ^ “韓国のヒット作「サニー」の日本版を大根仁が撮る!主人公の現在は篠原涼子、過去は広瀬すず”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2017年10月2日) 2017年10月7日閲覧。
- ^ “広瀬すずが篠原涼子のコギャル時代演じる、大根仁監督「SUNNY」製作決定”. 映画ナタリー. (2017年10月2日) 2017年10月4日閲覧。
- ^ “「SUNNY 強い気持ち・強い愛」広瀬すず×池田エライザ×山本舞香×野田美桜×田辺桃子×富田望生×大根仁 座談会”. 映画ナタリー. (2018年8月27日) 2020年9月21日閲覧。
- ^ a b c “真木よう子 体調不良で降板 代役は女優の板谷由夏 出演映画公式サイトで発表”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年11月10日) 2017年11月10日閲覧。
- ^ “小室哲哉、涙の引退会見「悔いなし、なんて言葉は出てこない」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年1月19日) 2018年4月25日閲覧。
- ^ a b “小室哲哉、最後の映画音楽!主演の篠原涼子と22年ぶり黄金タッグ”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2018年4月25日) 2018年4月25日閲覧。
- ^ “小室哲哉×篠原涼子、約20年振りタッグ実現 90年代を彩る珠玉のJ-POP満載の映画『SUNNY』8月31日公開」”. Billboard JAPAN. (2018年4月25日) 2018年5月21日閲覧。
- ^ “【報知映画賞】篠原涼子が主演女優賞、夫・市村正親と二人三脚で初戴冠”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年11月28日) 2018年11月28日閲覧。
外部リンク
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 (@sunny_movie0831) - X(旧Twitter)
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 - 映画.com
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 - Yahoo! 映画
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 - YouTubeプレイリスト