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小泉悠
人物情報
別名	ユーリィ・イズムィコ
生誕	1982年6月2日（42歳）
居住	千葉県松戸市出身
出身校	早稲田大学（学士、修士）
学問
研究分野	ロシアの軍事・安全保障政策、宇宙政策、危機管理政策
研究機関	公益財団法人未来工学研究所、東京大学先端科学技術研究センター
主要な作品	『軍事大国ロシア』; 『プーチンの国家戦略』; 『「帝国」ロシアの地政学』
学会	国際安全保障学会、戦略研究学会
主な受賞歴	『国際安全保障』最優秀新人論文賞（2018年） ; サントリー学芸賞（2019年）
公式サイト
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小泉悠（こいずみゆう、1982年 6月2日^[2] - ）は、日本の軍事評論家^[6]^[7]^[11]、軍事アナリスト^[6]^[12]^[13]^[14]^[15]。ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする^[2]。ユーリィ・イズムィコの筆名でも知られる^[16]。

2023年（令和5年）現在、東京大学先端科学技術研究センター准教授を務める^[17]。千葉県松戸市出身^[1]^[18]。

経歴

父方の祖父は第二次世界大戦後、ソビエト連邦によるシベリア抑留から復員^[19]して千葉県柏市の下総航空基地で働く軍属となり、一家は通勤に便利な同県松戸市で暮らした^[20]。中学校の社会科教員だった父親と、児童書の挿絵画家だった母親のもとに生まれた^[20]。下総航空基地にP3C哨戒機が発着していたこともあって子供時代から軍事に興味を抱き、図書館で軍事関連書を読んだり、プラモデル屋に通って自衛隊員と交流したり、中学・高校の美術部でロケットの絵を描いたりしていた^[20]。軍艦や軍用機を「かっこいい」と感じるだけでなく、その運用や政治的意味に関心を持つようになったのは、江畑謙介の著作に影響を受けたためという^[20]。計画的に造られた無機質な建物という意味で団地が好きで見て回ることが多かったが、1999年、コソボ紛争に介入した北大西洋条約機構（NATO）軍により空爆されたユーゴスラビアの街のテレビ映像が近所の団地によく似ていたことに衝撃を受け、往年の社会主義圏への関心を深めた^[20]。反核・平和運動に熱心な両親とは考えが合わなかったが、日本の安全保障について意見が異なる人々をどう説得するかを考える際に、両親の顔が浮かぶという^[20]。

千葉県立松戸国際高等学校、早稲田大学社会科学部卒業後、2007年早稲田大学大学院政治学研究科修了。ロシアの軍事を研究したいと思い進学先を選んだが、国際関係論に関わる国際秩序論や法哲学に興味は持てず、論文への評価も低く、大学に残っての研究者の道は諦めた^[20]。2007年に電気機器メーカーに就職して営業を担当したが、仕事のミスを連日叱責されて1年で退職した^[20]。無職になっても軍事雑誌への寄稿は続けており、この頃が「貧乏だったけれど一番楽しかった」と回想している^[21]。また、国立国会図書館でのコピー受付のアルバイトもしている^[22]。

とはいえこのままでは生計を立てることは難しいと考えていたが、小泉の論文に注目していた元駐ウズベキスタン日本大使の河東哲夫から電話が来てホテルで会食し、その推薦で2009年、外務省国際情報統括官組織専門分析員となった^[20]。ロシアの軍事に関する分析レポートが評価され自信を取り戻し、同年12月から2011年にかけてロシアに滞在し、ロシア側の研究者や政府・ロシア連邦軍関係者との人脈を築いた^[20]。この折、ロシアの大学で日本語を学んでいたロシア人^[6]のエレーナと知り合って後に結婚し、2010年には長女が生まれた^[20]。同年、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員^[20]。

2011年に帰国し、公益財団法人未来工学研究所研究員^[23]^[24]^[25]や国立国会図書館調査員^[20]を兼務した。2019年、イスラム研究者である池内恵の誘いで東京大学先端科学技術研究センター特任助教に就き^[20]、2022年1月には同センター専任講師（グローバルセキュリティ・宗教分野）^[3]、2023年12月1日には同センターの准教授に昇格^[17]。

受賞

2019年、『「帝国」ロシアの地政学』（東京堂出版）でサントリー学芸賞受賞^[9]。

人物

ロシアには思い入れがあり、妻もロシア人であるが、日本から見て「仮想敵国」としての興味であり、ロシアが大国である以上「やっていることに同意できなくても、その行動原理を理解することは重要」と考えて研究している^[21]。ロシア語が堪能である^[6]^[1]。
著書が書評で取り上げられた際に「軍事オタク」^[4]^[6]と評されたが、サントリー学芸賞受賞時の選評では「視野の狭い単なる『軍事オタク』ではない」と評されている^[9]。これは軍事だけでなくロシア論であることや柔らかい文体などが評価されたためで、蔵書には架空戦記作家の佐藤大輔のほか軍事以外の小説家の作品も多い（長野まゆみ、澁澤龍彦、吉田修一、村上春樹など）^[20]。2022年に刊行した『ロシア点描まちかどから見るプーチン帝国の素顔』では、ロシアの政治や対外政策を、ロシア人の国民性や日常生活と絡めて描いている^[21]。
インターネットでのハンドルネーム・ペンネームとしてユーリィ・イズムィコ名義も用いており^[16]、この名義での著作もある。Twitterでも長らくこの名義を使っていたが、2022年ロシアのウクライナ侵攻以降は「丸の内OL(27)」「コスメ女子」など、アカウント名を度々変更している。変更の理由を問われた際には「酒飲んで酔っ払って書いているから、覚えてない（笑）」と答えている^[26]。
自身がロシア軍事を専門に研究するようになった理由を「ロシアの兵器やロケットが格好よかったから」と説明している^[27]。
研究のためマクサー・テクノロジーズの衛星画像サービスに個人で契約している^[28]。
猫を飼っており（先住猫と小泉の娘が保護してきた子猫の計２匹）、その画像をSNS上に投稿するなど、愛猫家としての一面も持ち合わせる。小泉本人は飼い猫を「猫氏」と呼んでいる。

著作

『ロシア軍は生まれ変われるか』東洋書店〈ユーラシア・ブックレット〉、2011年。ISBN 978-4-86459-009-9。
『［図解］武器・兵器の秘密』PHP研究所、2014年。ISBN 978-4-569-82090-3。
『軍事大国ロシア新たな世界戦略と行動原理』作品社、2016年。ISBN 978-4-86182-580-4。
『プーチンの国家戦略岐路に立つ「強国」ロシア』東京堂出版、2016年。ISBN 978-4-490-20950-1。
『恐ロシア航空機列伝』パンダ・パブリッシング、2018年。ISBN 978-4909400772。ユーリィ・イズムィコ名義
『「帝国」ロシアの地政学「勢力圏」で読むユーラシア戦略』東京堂出版、2019年。ISBN 978-4-490-21013-2。
『現代ロシアの軍事戦略』筑摩書房〈ちくま新書〉、2021年5月。ISBN 978-4-480-07395-2。
『ロシア点描まちかどから見るプーチン帝国の素顔』PHP研究所、2022年5月。ISBN 978-4569-85185-3。
『ウクライナ戦争の200日』文藝春秋〈文春新書〉、2022年9月。ISBN 978-4-16-661378-6。
『ウクライナ戦争』ちくま新書、2022年12月。ISBN 978-4-480-07528-4。
『終わらない戦争　ウクライナから見える世界の未来』文春新書、2023年9月。ISBN 978-4-16-661419-6。
『オホーツク核要塞　歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2024年2月。ISBN 978-4-02-295253-0。
『情報分析力』祥伝社〈朝日新書〉、2024年11月。ISBN 978-4-396-61826-1。

共著

宮永忠将、石動竜仁共著『日本海軍用語事典』辰巳出版、2015年。ISBN 978-4-7778-1508-1。
渡部恒雄、近藤大介共著『大国の暴走「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか』講談社、2017年。ISBN 978-4-06-220639-6。
高町紫亜、関賢太郎、JSF、CRS@VDV共著『イラストでまなぶ! 軍事大国ロシア』ホビージャパン、2017年。ISBN 978-4-7986-1541-7。
速水螺旋人、名城犬朗 (イラスト）『徹底抗戦都市モスクワ戦い続ける街を行く!』ホビージャパン、2018年。ISBN 978-4-7986-1661-2。
桒原響子・小宮山功一朗共著『偽情報戦争　あなたの頭の中で起こる戦い』ウェッジ、2023年1月
小宮山功一朗共著『サイバースペースの地政学』早川書房〈ハヤカワ新書〉、2024年6月

監修

M・ガレオッティ、茂木作太郎（訳）、小泉悠（監修）『スペツナズ』並木書房、2017年。ISBN 978-4-89063-367-8。
小泉悠（監修）『僕らは戦争を知らない世界中の不条理をなくすためにキミができること』Gakken、2024年。ISBN 978-4-05-501415-1。

翻訳

ドミトリー・トレーニン著、河東哲夫、湯浅剛、小泉悠訳『ロシア新戦略――ユーラシアの大変動を読み解く』作品社、2012年。ISBN 978-4-86182-379-4。
マーク・ガレオッティ著、小泉悠監訳・茂木作太郎訳『スペツナズロシア特殊部隊の全貌』並木書房、2017年

記事

ジャパン・ミリタリー・レビュー発行の軍事情報専門誌『軍事研究』でほぼ毎月、国立国会図書館が刊行する『外国の立法』、潮書房光人新社『丸』等に不定期で記事を執筆している^[29]。
また、日本ビジネスプレス、WEDGE Infinity、Yahoo!ニュース個人、ハーバービジネスオンライン等のインターネット上の媒体でも記事を執筆している。

論文

「ロシアの安全保障政策における戦術核兵器の位置づけと展望」『国際安全保障』第40巻第4号（国際安全保障学会、2013年3月）^[29]^[30]

その他

『空母いぶき GREAT GAME』7巻（かわぐちかいじ、小学館、ビッグコミックス、2022年5月） - 巻末コラム『空母いぶき「と」GREAT GAME』を執筆。

メディア出演

ロシアによるクリミア侵攻やウクライナ侵攻、北朝鮮によるミサイル発射実験の際などに、解説者としてニュース番組に度々出演している。「多くの人が感情的になっている時には、ちょっとドライなくらいの方がいい」と考えて冷静な解説を心掛けているという^[20]。

脚注

^ ^a ^b ^c ^d 佐々木孝博「書評小泉悠著『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』」『国際安全保障』第44巻第4号、国際安全保障学会、2017年3月、115-119頁。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ koizumi_03.pdf 未来工学研究所（2018年8月26日閲覧）
^ ^a ^b “【着任】小泉悠氏が専任講師に就任”. 先端研・創発戦略研究オープンラボ（ROLES）. 東京大学先端科学技術研究センター. 2022年1月19日閲覧。
^ ^a ^b 山内昌之、片山杜秀、井上章一「文藝春秋BOOK倶楽部鼎談書評（第31回）小泉悠『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』」『文藝春秋』第94巻第10号、文藝春秋社、2016年7月、394-397頁。
^ 福田秀人「Book Reviews 私の『イチオシ収穫本』『軍事⼤国ロシア新たな世界戦略と⾏動原理』小泉悠著」『週刊ダイヤモンド』第104巻第29号（通巻4639号）、2016年7月23日、79頁。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 兵頭慎治「書評小泉悠著『軍事大国ロシア ― 新たな世界戦略と行動原理』」『ロシア・ユーラシアの経済と社会』第1007号、ユーラシア研究所、2016年8月、44-49頁。
^ ^a ^b 永田伸吾「（書評論文）現代ロシアの戦略文化 ――「多極世界」をめぐる対米脅威認識―― 小泉悠著『軍事大国ロシア――新たな世界戦略と行動原理』」『戦略研究』第20号、戦略研究学会、2017年3月、127-138頁。
^ 三浦瑠麗 (2017年1月8日). “本よみうり堂「プーチンの国家戦略」⼩泉悠著説得⼒ある公平な分析”. 『読売新聞』東京朝刊: p. 24
^ ^a ^b ^c ^d “小泉悠『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』受賞者一覧・選評サントリー学芸賞”. サントリー文化財団 (2019年). 2020年6月18日閲覧。
^ “研究奨励事業”. 国際安全保障学会. 2020年6月18日閲覧。
^ 田中洋之、林哲平 (2014年7月19日). “クローズアップ2014：マレーシア旅客機撃墜主張対立、究明に時間”. 『毎日新聞』東京朝刊: p. 3
^ 杉尾直哉「〔WORLD・WATCH〕ロシア対独戦勝記念式典目⽟は失脚閣僚の遺産」『週刊エコノミスト』第93巻第22号、毎日新聞出版、2015年6月2日、68-70頁。
^ 磨井慎吾 (2017年5月25日). “【論壇時評】6⽉号⽂化部・磨井慎吾「敵」の論理で考えること”. 『産経新聞』東京朝刊: p. 6
^ ⾼⾒浩太郎 (2017年11月3日). “＜総論各論＞10⽉北朝鮮の核と⽇本冷静で息の⻑い議論を”. 『神戸新聞』朝刊. 共同通信配信記事: p. 17
^ 駒木明義 (2018年6月27日). “（平成とはあの時：9）北⽅領⼟、つかみ損ねた糸⼝”. 『朝日新聞』東京朝刊: p. 36
^ ^a ^b “小泉悠×安田峰俊×マライ・メントライン×神島大輔「ロシア！ドイツ！チャイナ！オール大国大進撃」『現代ロシアの軍事戦略』（筑摩書房）『中国vs.世界呑まれる国、抗う国』（PHP研究所）W刊行記念”. 本屋B&B (2021年6月17日). 2022年3月22日閲覧。
^ ^a ^b 小泉悠氏が准教授に昇格東大先端研創発戦略研究オープンラボ（ROLES）2023年12月1日
^ 第41回サントリー学芸賞受賞者略歴
^ 小泉悠『現代ロシアの軍事戦略』ちくま新書、2021年5月8日、297頁。ISBN 9784480073952。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p 【Breakthrough 突破する力】247：小泉悠（ロシア軍事研究者）挫折と確執その先に見つけた天職『朝日新聞』GLOBE（2022年6月19日G4面）
^ ^a ^b ^c 【著者来店】小泉悠さん「ロシア点描」不可解な国素顔知って『読売新聞』朝刊2022年6月26日（文化面）
^ “【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗　無職で気づいた自分の天職”. 朝日新聞 GLOBE+ (2022年8月19日). 2022年9月28日閲覧。
^ 研究員紹介未来工学研究所（2017年12月30日閲覧）
^ 小泉悠講演依頼.com（2017年12月30日閲覧）
^ 編集長プロフィール World Security Intelligence（2017年12月31日閲覧）
^ “NHKで解説小泉悠が“丸の内OL”を名乗るワケ”. 週刊文春電子版 (2022年3月9日). 2022年3月22日閲覧。
^ 小泉悠『現代ロシアの軍事戦略』ちくま新書、2021年5月8日、298頁。ISBN 9784480073952。
^ https://www.facebook.com/mainichishimbun.+“「ロシアが日本侵攻」報道を打ち消した小泉悠さん職人芸の分析手法”. 毎日新聞. 2023年5月28日閲覧。
^ ^a ^b CiNii articles 著者 - 小泉悠 CiNii 国立情報学研究所（2018年8月17日閲覧）
^ 『国際安全保障』総目次詳細国際安全保障学会（2017年12月30日閲覧）

外部リンク

小泉悠 - 東京大学先端科学技術研究センター
小泉悠 (@OKB1917) - X（旧Twitter）（※アカウント名は度々変更され、一定しない。都度リンク先で確認のこと）
ユーリィ・イズムィコ (cccp1917) - note
【小泉悠】投稿一覧 - 日本経済新聞
ロシア軍事情勢ウォッチ - 個人 - Yahoo!ニュース
★くろいあめ、あかいほしM2 - 公式ブログ
小泉悠 - iRONNA - ウェイバックマシン（2021年5月15日アーカイブ分）
「プリンセス・プリンシパル」のスパイ描写はどこがスゴイ？軍事研究家の小泉悠氏に聞いてみた - AnimeAnime.jp
JB Press
WEDGE Infinity

[佐々木-1] 佐々木孝博「書評小泉悠著『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』」『国際安全保障』第44巻第4号、国際安全保障学会、2017年3月、115-119頁。

[ifeng-profile-2] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ koizumi_03.pdf 未来工学研究所（2018年8月26日閲覧）

[ROLES-3] “【着任】小泉悠氏が専任講師に就任”. 先端研・創発戦略研究オープンラボ（ROLES）. 東京大学先端科学技術研究センター. 2022年1月19日閲覧。

[文芸春秋-4] 山内昌之、片山杜秀、井上章一「文藝春秋BOOK倶楽部鼎談書評（第31回）小泉悠『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』」『文藝春秋』第94巻第10号、文藝春秋社、2016年7月、394-397頁。

[5] 福田秀人「Book Reviews 私の『イチオシ収穫本』『軍事⼤国ロシア新たな世界戦略と⾏動原理』小泉悠著」『週刊ダイヤモンド』第104巻第29号（通巻4639号）、2016年7月23日、79頁。

[兵頭-6] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 兵頭慎治「書評小泉悠著『軍事大国ロシア ― 新たな世界戦略と行動原理』」『ロシア・ユーラシアの経済と社会』第1007号、ユーラシア研究所、2016年8月、44-49頁。

[永田-7] 永田伸吾「（書評論文）現代ロシアの戦略文化 ――「多極世界」をめぐる対米脅威認識―― 小泉悠著『軍事大国ロシア――新たな世界戦略と行動原理』」『戦略研究』第20号、戦略研究学会、2017年3月、127-138頁。

[8] 三浦瑠麗 (2017年1月8日). “本よみうり堂「プーチンの国家戦略」⼩泉悠著説得⼒ある公平な分析”. 『読売新聞』東京朝刊: p. 24

[サントリー学芸賞-9] “小泉悠『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』受賞者一覧・選評サントリー学芸賞”. サントリー文化財団 (2019年). 2020年6月18日閲覧。

[国際安全保障最優秀新人論文賞-10] “研究奨励事業”. 国際安全保障学会. 2020年6月18日閲覧。

[11] 田中洋之、林哲平 (2014年7月19日). “クローズアップ2014：マレーシア旅客機撃墜主張対立、究明に時間”. 『毎日新聞』東京朝刊: p. 3

[エコノミスト150602-12] 杉尾直哉「〔WORLD・WATCH〕ロシア対独戦勝記念式典目⽟は失脚閣僚の遺産」『週刊エコノミスト』第93巻第22号、毎日新聞出版、2015年6月2日、68-70頁。

[産経新聞170525-13] 磨井慎吾 (2017年5月25日). “【論壇時評】6⽉号⽂化部・磨井慎吾「敵」の論理で考えること”. 『産経新聞』東京朝刊: p. 6

[神戸新聞171103-14] ⾼⾒浩太郎 (2017年11月3日). “＜総論各論＞10⽉北朝鮮の核と⽇本冷静で息の⻑い議論を”. 『神戸新聞』朝刊. 共同通信配信記事: p. 17

[朝日新聞180627-15] 駒木明義 (2018年6月27日). “（平成とはあの時：9）北⽅領⼟、つかみ損ねた糸⼝”. 『朝日新聞』東京朝刊: p. 36

[BB-16] “小泉悠×安田峰俊×マライ・メントライン×神島大輔「ロシア！ドイツ！チャイナ！オール大国大進撃」『現代ロシアの軍事戦略』（筑摩書房）『中国vs.世界呑まれる国、抗う国』（PHP研究所）W刊行記念”. 本屋B&B (2021年6月17日). 2022年3月22日閲覧。

[ROLES1-17] 小泉悠氏が准教授に昇格東大先端研創発戦略研究オープンラボ（ROLES）2023年12月1日

[18] 第41回サントリー学芸賞受賞者略歴

[19] 小泉悠『現代ロシアの軍事戦略』ちくま新書、2021年5月8日、297頁。ISBN 9784480073952。

[朝日20220619-20] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p 【Breakthrough 突破する力】247：小泉悠（ロシア軍事研究者）挫折と確執その先に見つけた天職『朝日新聞』GLOBE（2022年6月19日G4面）

[読売20220626-21] 【著者来店】小泉悠さん「ロシア点描」不可解な国素顔知って『読売新聞』朝刊2022年6月26日（文化面）

[22] “【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗　無職で気づいた自分の天職”. 朝日新聞 GLOBE+ (2022年8月19日). 2022年9月28日閲覧。

[ex01-23] 研究員紹介未来工学研究所（2017年12月30日閲覧）

[ex02-24] 小泉悠講演依頼.com（2017年12月30日閲覧）

[ex05-25] 編集長プロフィール World Security Intelligence（2017年12月31日閲覧）

[26] “NHKで解説小泉悠が“丸の内OL”を名乗るワケ”. 週刊文春電子版 (2022年3月9日). 2022年3月22日閲覧。

[27] 小泉悠『現代ロシアの軍事戦略』ちくま新書、2021年5月8日、298頁。ISBN 9784480073952。

[28] ttps://www.facebook.com/mainichishimbun.+“「ロシアが日本侵攻」報道を打ち消した小泉悠さん職人芸の分析手法”. 毎日新聞. 2023年5月28日閲覧。

[ex03-29] CiNii articles 著者 - 小泉悠 CiNii 国立情報学研究所（2018年8月17日閲覧）

[ex04-30] 『国際安全保障』総目次詳細国際安全保障学会（2017年12月30日閲覧）

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-|主要な作品=『軍事大国ロシア』<ref name="文芸春秋">{{Cite journal|和書|author=[[山内昌之]]、[[片山杜秀]]、[[井上章一]] |title=文藝春秋BOOK倶楽部 鼎談書評（第31回） 小泉悠『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』 |journal=[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]] |volume=94 |issue=第10号 |pages=394-397 |publisher=[[文藝春秋|文藝春秋社]] |date=2016年7月}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=Book Reviews 私の『イチオシ収穫本』 『軍事⼤国ロシア 新たな世界戦略と⾏動原理』小泉悠著|author=福田秀人 |journal=[[週刊ダイヤモンド]] |volume=104 |issue=第29号（通巻4639号） |page=79 |date=2016-07-23}}</ref><ref name="兵頭">{{Cite journal|和書|author=兵頭慎治 |title=書評 小泉悠著『軍事大国ロシア ― 新たな世界戦略と行動原理』 |journal=ロシア・ユーラシアの経済と社会 |issue=第1007号 |publisher=ユーラシア研究所 |date=2016年8月 |pages=44-49}}</ref><ref name="永田">{{Cite journal|和書|author=永田伸吾 |title=（書評論文）現代ロシアの戦略文化 ――「多極世界」をめぐる対米脅威認識―― 小泉悠著『軍事大国ロシア――新たな世界戦略と行動原理』 |journal=戦略研究 |publisher=戦略研究学会 |issue=第20号 |date=2017年3月 |pages=127-138}}</ref><ref name="佐々木">{{Cite journal|和書 |title=書評 小泉悠著『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』 |author=佐々木孝博 |journal=国際安全保障 |volume=44 |issue=第4号 |publisher=[[国際安全保障学会]] |date=2017年3月 |pages=115-119}}</ref><br />『プーチンの国家戦略』<ref>{{Cite news|author=[[三浦瑠麗]] |title=本よみうり堂 「プーチンの国家戦略」⼩泉悠著　説得⼒ある公平な分析 |newspaper=[[読売新聞]]東京朝刊 |date=2017-01-08 |page=24}}</ref><br />『「帝国」ロシアの地政学』<ref name="サントリー学芸賞">{{Cite web|url=https://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_ssah/detail/201905.html |title=小泉 悠『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』　受賞者一覧・選評　サントリー学芸賞 |publisher=[[サントリー文化財団]] |year=2019 |accessdate=2020-6-18}}</ref>
+|主要な作品=『軍事大国ロシア』<ref name="文芸春秋">{{Cite journal|和書|author=[[山内昌之]]、[[片山杜秀]]、[[井上章一]] |title=文藝春秋BOOK倶楽部 鼎談書評（第31回） 小泉悠『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』 |journal=[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]] |volume=94 |issue=第10号 |pages=394-397 |publisher=[[文藝春秋|文藝春秋社]] |date=2016年7月}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=Book Reviews 私の『イチオシ収穫本』 『軍事⼤国ロシア 新たな世界戦略と⾏動原理』小泉悠著|author=福田秀人 |journal=[[週刊ダイヤモンド]] |volume=104 |issue=第29号（通巻4639号） |page=79 |date=2016-07-23}}</ref><ref name="兵頭">{{Cite journal|和書|author=兵頭慎治 |title=書評 小泉悠著『軍事大国ロシア ― 新たな世界戦略と行動原理』 |journal=ロシア・ユーラシアの経済と社会 |issue=第1007号 |publisher=ユーラシア研究所 |date=2016年8月 |pages=44-49}}</ref><ref name="永田">{{Cite journal|和書|author=永田伸吾 |title=（書評論文）現代ロシアの戦略文化 ――「多極世界」をめぐる対米脅威認識―― 小泉悠著『軍事大国ロシア――新たな世界戦略と行動原理』 |journal=戦略研究 |publisher=戦略研究学会 |issue=第20号 |date=2017年3月 |pages=127-138}}</ref><ref name="佐々木">{{Cite journal|和書 |title=書評 小泉悠著『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』 |author=佐々木孝博 |journal=国際安全保障 |volume=44 |issue=第4号 |publisher=[[国際安全保障学会]] |date=2017年3月 |pages=115-119}}</ref><br />『プーチンの国家戦略』<ref>{{Cite news|author=[[三浦瑠麗]] |title=本よみうり堂 「プーチンの国家戦略」⼩泉悠著 説得⼒ある公平な分析 |newspaper=『[[読売新聞]]』東京朝刊 |date=2017-01-08 |page=24}}</ref><br />『「帝国」ロシアの地政学』<ref name="サントリー学芸賞">{{Cite web|和書|url=https://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_ssah/detail/201905.html |title=小泉 悠『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』 受賞者一覧・選評 サントリー学芸賞 |publisher=[[サントリー文化財団]] |year=2019 |accessdate=2020-06-18}}</ref>
 |影響を受けた人物=
 |学会=[[国際安全保障学会]]<ref name="ifeng-profile" />、[[戦略研究学会]]<ref name="ifeng-profile" />
-|主な受賞歴=『国際安全保障』最優秀新人論文賞（2018年）<ref name="国際安全保障最優秀新人論文賞">{{Cite web|url=https://is-japan.org/project/index.html |title=研究奨励事業 |publisher=国際安全保障学会 |accessdate=2020-6-18}}</ref> <br />[[サントリー学芸賞]]（2019年）<ref name="サントリー学芸賞" />
+|主な受賞歴=『国際安全保障』最優秀新人論文賞（2018年）<ref name="国際安全保障最優秀新人論文賞">{{Cite web|和書|url=https://is-japan.org/project/index.html |title=研究奨励事業 |publisher=国際安全保障学会 |accessdate=2020-06-18}}</ref> <br />[[サントリー学芸賞]]（2019年）<ref name="サントリー学芸賞" />
 |公式サイト=https://note.com/cccp1917
 }}
-'''小泉 悠'''（こいずみ ゆう、[[1982年]][[6月2日]]<ref name="ifeng-profile" /> - ）は、[[日本]]の[[軍事]][[評論家]]<ref name="兵頭" /><ref name="永田" /><ref>{{Cite news|author=田中洋之、林哲平 |title=クローズアップ２０１４：マレーシア旅客機撃墜　主張対立、究明に時間 |newspaper=[[毎日新聞]]東京朝刊 |date=2014-07-19 |page=3}}</ref>、軍事[[アナリスト]]<ref name="兵頭" /><ref name="エコノミスト150602">{{Cite journal|和書|author=杉尾直哉 |title=〔ＷＯＲＬＤ・ＷＡＴＣＨ〕ロシア　対独戦勝記念式典　目⽟は失脚閣僚の遺産 |date=2015-06-02 |publisher=[[毎日新聞出版]] |journal=[[エコノミスト (日本の雑誌)|週刊エコノミスト]] |volume=93 |issue=第22号 |pages=68-70}}</ref><ref name="産経新聞170525">{{Cite news|author=磨井慎吾 |title=【論壇時評】６⽉号　⽂化部・磨井慎吾　「敵」の論理で考えること |newspaper=[[産経新聞]]東京朝刊 |date=2017年5月25日 |page=6}}</ref><ref name="神戸新聞171103">{{Cite news|author=⾼⾒浩太郎 |title=＜総論　各論＞１０⽉　北朝鮮の核と⽇本　冷静で息の⻑い議論を |newspaper=[[神戸新聞]]朝刊 |agency=[[共同通信]]配信記事 |date=2017年11月3日 |page=17}}</ref><ref name="朝日新聞180627">{{Cite news|author=駒木明義 |title=（平成とは　あの時：９）北⽅領⼟、つかみ損ねた糸⼝ |newspaper=[[朝日新聞]]東京朝刊 |date=2018年6月27日 |page=36}}</ref>。[[東京大学先端科学技術研究センター]]専任講師<ref name="ROLES" />。[[ロシア]]の軍事・安全保障政策を専門とする<ref name="ifeng-profile" />。
+'''小泉 悠'''（こいずみ ゆう、[[1982年]][[6月2日]]<ref name="ifeng-profile" /> - ）は、[[日本]]の[[軍事]][[評論家]]<ref name="兵頭" /><ref name="永田" /><ref>{{Cite news|author=田中洋之、林哲平 |title=クローズアップ2014：マレーシア旅客機撃墜 主張対立、究明に時間 |newspaper=『[[毎日新聞]]』東京朝刊 |date=2014-07-19 |page=3}}</ref>、軍事[[アナリスト]]<ref name="兵頭" /><ref name="エコノミスト150602">{{Cite journal|和書|author=杉尾直哉 |title=〔WORLD・WATCH〕ロシア 対独戦勝記念式典 目⽟は失脚閣僚の遺産 |date=2015-06-02 |publisher=[[毎日新聞出版]] |journal=[[エコノミスト (日本の雑誌)|週刊エコノミスト]] |volume=93 |issue=第22号 |pages=68-70}}</ref><ref name="産経新聞170525">{{Cite news|author=磨井慎吾 |title=【論壇時評】6⽉号 ⽂化部・磨井慎吾 「敵」の論理で考えること |newspaper=『[[産経新聞]]』東京朝刊 |date=2017年5月25日 |page=6}}</ref><ref name="神戸新聞171103">{{Cite news|author=⾼⾒浩太郎 |title=＜総論 各論＞10⽉ 北朝鮮の核と⽇本 冷静で息の⻑い議論を |newspaper=『[[神戸新聞]]』朝刊 |agency=[[共同通信]]配信記事 |date=2017年11月3日 |page=17}}</ref><ref name="朝日新聞180627">{{Cite news|author=駒木明義 |title=（平成とは あの時：9）北⽅領⼟、つかみ損ねた糸⼝ |newspaper=『[[朝日新聞]]』東京朝刊 |date=2018年6月27日 |page=36}}</ref>。[[ロシア]]の軍事・安全保障政策を専門とする<ref name="ifeng-profile" />。'''ユーリィ・イズムィコ'''の筆名でも知られる<ref name="BB" />。
+[[2023年]]（[[令和]]5年）現在、[[東京大学先端科学技術研究センター]]准教授を務める<ref name="ROLES1" />。[[千葉県]][[松戸市]]出身<ref name="佐々木" /><ref>[https://www.suntory.co.jp/news/article/13599-2.html 第41回 サントリー学芸賞受賞者略歴]</ref>。
 == 経歴 ==
+父方の祖父は[[第二次世界大戦]]後、[[ソビエト連邦]]による[[シベリア抑留]]から復員<ref>{{Cite book|和書|author=小泉悠 |title= 現代ロシアの軍事戦略|publisher=ちくま新書 |page= 297|date= 2021-05-08|isbn= 9784480073952}}</ref>して[[千葉県]][[柏市]]の[[下総航空基地]]で働く[[軍属]]となり、一家は通勤に便利な同県[[松戸市]]で暮らした<ref name="朝日20220619">[https://digital.asahi.com/article_search/detail.html?keyword=%E5%B0%8F%E6%B3%89%E6%82%A0&FormRadioSelect=&searchcategory=2&from=&to=&MN=default&inf=&sup=&page=1&idx=1&s_idx=1&kijiid=A1102120220619M003-Z8-001&iref=pc_articletab_article&version=0394081935 【Breakthrough 突破する力】247：小泉悠（ロシア軍事研究者）挫折と確執 その先に見つけた天職][[朝日新聞グローブ|『朝日新聞』GLOBE]]（2022年6月19日G4面）</ref>。中学校の社会科教員だった父親と、児童書の挿絵画家だった母親のもとに生まれた<ref name="朝日20220619"/>。下総航空基地に[[P-3 (航空機)|P3C]]哨戒機が発着していたこともあって子供時代から軍事に興味を抱き、図書館で軍事関連書を読んだり、[[プラモデル]]屋に通って自衛隊員と交流したり、中学・高校の美術部でロケットの絵を描いたりしていた<ref name="朝日20220619"/>。軍艦や軍用機を「かっこいい」と感じるだけでなく、その運用や政治的意味に関心を持つようになったのは、[[江畑謙介]]の著作に影響を受けたためという<ref name="朝日20220619"/>。計画的に造られた無機質な建物という意味で[[団地]]が好きで見て回ることが多かったが、1999年、[[コソボ紛争]]に介入した[[北大西洋条約機構]]（NATO）軍により[[アライド・フォース作戦|空爆]]された[[ユーゴスラビア]]の街のテレビ映像が近所の団地によく似ていたことに衝撃を受け、往年の社会主義圏への関心を深めた<ref name="朝日20220619"/>。反核・平和運動に熱心な両親とは考えが合わなかったが、日本の[[安全保障]]について意見が異なる人々をどう説得するかを考える際に、両親の顔が浮かぶという<ref name="朝日20220619"/>。
-[[千葉県]][[松戸市]]生まれ<ref>[https://www.suntory.co.jp/news/article/13599-2.html 第41回 サントリー学芸賞受賞者略歴]</ref>。[[千葉県立松戸国際高等学校]]卒業。2005年、[[早稲田大学社会科学部]]卒業。2007年、早稲田大学大学院[[政治学]]研究科修了（政治学修士）。
+[[千葉県立松戸国際高等学校]]、[[早稲田大学社会科学部]]卒業後、[[2007年]][[早稲田大学大学院政治学研究科]]修了。ロシアの軍事を研究したいと思い進学先を選んだが、[[国際関係論]]に関わる国際秩序論や[[法哲学]]に興味は持てず、論文への評価も低く、大学に残っての研究者の道は諦めた<ref name="朝日20220619"/>。2007年に電気機器メーカーに就職して営業を担当したが、仕事のミスを連日叱責されて1年で退職した<ref name="朝日20220619"/>。無職になっても軍事雑誌への寄稿は続けており、この頃が「貧乏だったけれど一番楽しかった」と回想している<ref name="読売20220626"/>。また、[[国立国会図書館]]でのコピー受付のアルバイトもしている<ref>{{Cite web|和書|url=https://globe.asahi.com/article/14697008|title=【小泉悠】研究者は挫折、就活はことごとく失敗　無職で気づいた自分の天職|publisher=朝日新聞 GLOBE+|date=2022-08-19|accessdate=2022-09-28}}</ref>。
-年、[[外務省]][[国際情報統括官組織]]専門分析員。2010年[[ロシア科学アカデミー]]世界経済国際関係研究所客員研究員。2011年公益財団法人[[未来工学研究所]]研究員就任<ref name="ex01" /><ref name="ex02" /><ref name="ex05" />。
+とはいえこのままでは生計を立てることは難しいと考えていたが、小泉の論文に注目していた元駐[[ウズベキスタン]]日本大使の[[河東哲夫]]から電話が来てホテルで会食し、その推薦で[[2009年]]、[[外務省]][[国際情報統括官組織]]専門分析員となった<ref name="朝日20220619"/>。ロシアの軍事に関する分析レポートが評価され自信を取り戻し、同年12月から[[2011年]]にかけてロシアに滞在し、ロシア側の研究者や政府・[[ロシア連邦軍]]関係者との人脈を築いた<ref name="朝日20220619"/>。この折、ロシアの大学で[[日本語]]を学んでいた[[ロシア人]]<ref name="兵頭" />のエレーナと知り合って後に結婚し、[[2010年]]には長女が生まれた<ref name="朝日20220619"/>。同年、[[ロシア科学アカデミー]]世界経済国際関係研究所客員研究員<ref name="朝日20220619"/>。
-年、[[東京大学先端科学技術研究センター]]特任助教。同年[[サントリー学芸賞]]受賞<ref name="サントリー学芸賞" />。
-年1月、東京大学先端科学技術研究センター専任講師（グローバルセキュリティ・宗教分野）<ref name="ROLES">{{Cite web |title=【着任】小泉悠氏が専任講師に就任 |url=https://roles.rcast.u-tokyo.ac.jp/news/20220101 |website=先端研・創発戦略研究オープンラボ（ROLES） |publisher=東京大学先端科学技術研究センター |accessdate=2022-01-19}}</ref>。
+年に帰国し、公益財団法人[[未来工学研究所]]研究員<ref name="ex01" /><ref name="ex02" /><ref name="ex05" />や[[国立国会図書館]]調査員<ref name="朝日20220619"/>を兼務した。[[2019年]]、[[イスラム]]研究者である[[池内恵]]の誘いで[[東京大学先端科学技術研究センター]]特任助教に就き<ref name="朝日20220619"/>、[[2022年]]1月には同センター[[講師 (教育)#高等教育|専任講師]]（グローバルセキュリティ・宗教分野）<ref name="ROLES">{{Cite web|和書|title=【着任】小泉悠氏が専任講師に就任 |url=https://roles.rcast.u-tokyo.ac.jp/news/20220101 |website=先端研・創発戦略研究オープンラボ（ROLES） |publisher=東京大学先端科学技術研究センター |accessdate=2022-01-19}}</ref>、2023年12月1日には同センターの准教授に昇格<ref name="ROLES1">[https://roles.rcast.u-tokyo.ac.jp/news/20231201　小泉悠氏が准教授に昇格]東大先端研創発戦略研究オープンラボ（ROLES）2023年12月1日</ref>。
+== 受賞==
+年、『「帝国」ロシアの[[地政学]]』（[[東京堂出版]]）で[[サントリー学芸賞]]受賞<ref name="サントリー学芸賞" />。
 == 人物 ==
+*ロシアには思い入れがあり、妻もロシア人であるが、日本から見て「[[仮想敵国]]」としての興味であり、ロシアが大国である以上「やっていることに同意できなくても、その行動原理を理解することは重要」と考えて研究している<ref name="読売20220626"/>。[[ロシア語]]が堪能である<ref name="兵頭" /><ref name="佐々木" />。
-* 著書を書評で取り上げられた際には「軍事オタク」<ref name="文芸春秋" /><ref name="兵頭" />と評されたが、サントリー学芸賞受賞時の選評では視野の狭い単なる軍事オタクではないとも評されている<ref name="サントリー学芸賞" />。
+*著書が書評で取り上げられた際に「軍事オタク」<ref name="文芸春秋" /><ref name="兵頭" />と評されたが、サントリー学芸賞受賞時の選評では「視野の狭い単なる『軍事オタク』ではない」と評されている<ref name="サントリー学芸賞" />。これは軍事だけでなくロシア論であることや柔らかい文体などが評価されたためで、蔵書には[[架空戦記]]作家の[[佐藤大輔]]のほか軍事以外の小説家の作品も多い（[[長野まゆみ]]、[[澁澤龍彦]]、[[吉田修一]]、[[村上春樹]]など）<ref name="朝日20220619"/>。2022年に刊行した『ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔』では、ロシアの政治や対外政策を、ロシア人の国民性や日常生活と絡めて描いている<ref name="読売20220626">【著者来店】小泉悠さん「ロシア点描」不可解な国素顔知って『読売新聞』朝刊2022年6月26日（文化面）</ref>。
-* [[ロシア語]]が堪能で<ref name="兵頭" /><ref name="佐々木" />、妻はロシア人である<ref name="兵頭" />。
+*[[インターネット]]での[[ハンドルネーム]]・[[ペンネーム]]として'''ユーリィ・イズムィコ'''名義も用いており<ref name="BB">{{Cite web|和書|url=http://bookandbeer.com/event/20210617_rdc/ |title=小泉悠×安田峰俊×マライ・メントライン×神島大輔「ロシア！ ドイツ！ チャイナ！ オール大国大進撃」『現代ロシアの軍事戦略』（筑摩書房）『中国vs.世界 呑まれる国、抗う国』（PHP研究所）W刊行記念 |website=本屋B&B |date=2021-06-17 |accessdate=2022-03-22}}</ref>、この名義での著作もある。[[Twitter]]でも長らくこの名義を使っていたが、[[2022年ロシアのウクライナ侵攻]]以降は「丸の内OL(27)」「コスメ女子」<!-- アカウント名の例示は、出典が確認できた前出2例のみに留めています。ほかのアカウント名を追記されたい場合はノートを確認の上、出典を明示してください。出典なき追記は、ノートでの合意に従い除去される場合がございます。 -->など、[[アカウント]]名を度々変更している。変更の理由を問われた際には「酒飲んで酔っ払って書いているから、覚えてない（笑）」と答えている<ref>{{Cite web|和書|url=https://bunshun.jp/denshiban/articles/b2602 |title=NHKで解説 小泉悠が“丸の内OL”を名乗るワケ |website=週刊文春 電子版 |date=2022-03-09 |accessdate=2022-03-22}}</ref>。
+*自身がロシア軍事を専門に研究するようになった理由を「ロシアの兵器やロケットが格好よかったから」と説明している<ref>{{Cite book|和書|author=小泉悠 |title= 現代ロシアの軍事戦略|publisher=ちくま新書 |page= 298|date= 2021-05-08|isbn= 9784480073952}}</ref>。
+*研究のため[[マクサー・テクノロジーズ]]の衛星画像サービスに個人で契約している<ref>{{Cite web|和書|title=「ロシアが日本侵攻」報道を打ち消した小泉悠さん 職人芸の分析手法 |url=https://mainichi.jp/articles/20230525/k00/00m/030/104000c |website=毎日新聞 |access-date=2023-05-28 |language=ja |last=https://www.facebook.com/mainichishimbun}}</ref>。
+*[[猫]]を飼っており（先住猫と小泉の娘が保護してきた子猫の計２匹）、その画像をSNS上に投稿するなど、愛猫家としての一面も持ち合わせる。小泉本人は飼い猫を「猫氏」と呼んでいる。
-== 著作==
+== 著作 ==
-=== 単著 ===
 * {{Cite book|和書|author=|title=ロシア軍は生まれ変われるか |series=ユーラシア・ブックレット |publisher=[[東洋書店]] |year=2011 |isbn=978-4-86459-009-9}}
 * {{Cite book|和書|author=|title=［図解］武器・兵器の秘密 |publisher=[[PHP研究所]] |year=2014 |isbn=978-4-569-82090-3}}
 * {{Cite book|和書|author=|title=軍事大国ロシア 新たな世界戦略と行動原理|publisher=[[作品社]] |year=2016 |isbn=978-4-86182-580-4}}
 * {{Cite book|和書|author=|title=プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア |publisher=[[東京堂出版]]|year=2016 |isbn=978-4-490-20950-1}}
-* {{Cite book|和書|author=|title=「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略 |publisher=[[東京堂出版]]|year=2019 |isbn=978-4-490-21013-2}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=恐ロシア航空機列伝 |publisher=パンダ・パブリッシング|year=2018 |isbn=978-4909400772}} ユーリィ・イズムィコ名義
-* {{Cite book|和書|author=|title=現代ロシアの軍事戦略 |series=[[ちくま新書]] |publisher=[[筑摩書房]]|year=2021 |isbn=978-4-480-07395-2}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略 |publisher=東京堂出版|year=2019 |isbn=978-4-490-21013-2}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=[[現代ロシアの軍事戦略]] |series=[[ちくま新書]]|publisher=[[筑摩書房]] |date=2021-05|isbn=978-4-480-07395-2}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔 |publisher=PHP研究所|date=2022-05|isbn=978-4569-85185-3}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=ウクライナ戦争の200日 |series=[[文春新書]]|publisher=[[文藝春秋]] |date=2022-09|isbn=978-4-16-661378-6}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=ウクライナ戦争 |series=|publisher=ちくま新書|date=2022-12|isbn=978-4-480-07528-4}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=終わらない戦争　ウクライナから見える世界の未来 |series=|publisher=文春新書|date=2023-09|isbn=978-4-16-661419-6}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=オホーツク核要塞　歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略 |series=[[朝日新書]]|publisher=[[朝日新聞出版]]|date=2024-02|isbn=978-4-02-295253-0}}
+* {{Cite book|和書|author=|title=情報分析力 |series=[[朝日新書]]|publisher=[[祥伝社]]|date=2024-11|isbn=978-4-396-61826-1}}
 === 共著 ===
-* {{Cite book|和書|author=小泉悠、宮永忠将、石動竜仁（著） |title=日本海軍用語事典 |publisher=[[辰巳出版]] |year=2015 |isbn=978-4-7778-1508-1}}
+* {{Cite book|和書|author=宮永忠将、石動竜仁共著 |title=日本海軍用語事典 |publisher=[[辰巳出版]] |year=2015 |isbn=978-4-7778-1508-1}}
-* {{Cite book|和書|author=[[渡部恒雄]]、[[近藤大介 (評論家)|近藤大介]]、小泉悠（著） |title=大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか |publisher=[[講談社]] |year=2017 |isbn=978-4-06-220639-6}}
+* {{Cite book|和書|author1=渡部恒雄|authorlink1=渡部恒雄|author2=近藤大介共著|authorlink2=近藤大介 (評論家) |title=大国の暴走 「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか |publisher=[[講談社]] |year=2017 |isbn=978-4-06-220639-6}}
-* {{Cite book|和書|author=小泉悠、高町紫亜、[[関賢太郎]]、JSF、CRS@VDV（著）|title=イラストでまなぶ! 軍事大国ロシア |publisher=[[ホビージャパン]] |year=2017 |isbn=978-4-7986-1541-7}}
+* {{Cite book|和書|author1=高町紫亜|author2=関賢太郎|authorlink2=関賢太郎|author3=JSF|author4=CRS@VDV共著|title=イラストでまなぶ! 軍事大国ロシア |publisher=[[ホビージャパン]] |year=2017 |isbn=978-4-7986-1541-7}}
-* {{Cite book|和書|author1=小泉悠（著） |author2=[[速水螺旋人]]、名城犬朗 (イラスト）|title=徹底抗戦都市モスクワ 戦い続ける街を行く! |publisher=ホビージャパン |year=2018 |isbn=978-4-7986-1661-2}}
+* {{Cite book|和書|author1=速水螺旋人|authorlink1=速水螺旋人|author2=名城犬朗 (イラスト）|title=徹底抗戦都市モスクワ 戦い続ける街を行く! |publisher=ホビージャパン |year=2018 |isbn=978-4-7986-1661-2}}
+* [[桒原響子]]・小宮山功一朗共著『偽情報戦争　あなたの頭の中で起こる戦い』[[ウェッジ (出版社)|ウェッジ]]、2023年1月
+* 小宮山功一朗共著『サイバースペースの地政学』[[早川書房]]〈ハヤカワ新書〉、2024年6月
 === 監修 ===
-* {{Cite book|和書|author1=[[:en:Mark Galeotti|M・ガレオッティ]]（著） |author2=茂木作太郎（訳） |author3=小泉悠（監修） |title=スペツナズ |publisher=[[並木書房]] |year=2017 |isbn=978-4-89063-367-8}}
+* {{Cite book|和書|author=M・ガレオッティ|authorlink=:en:Mark Galeotti |author2=茂木作太郎（訳） |author3=小泉悠（監修） |title=スペツナズ |publisher=並木書房 |year=2017 |isbn=978-4-89063-367-8}}
+* {{Cite book|和書|author1=小泉悠（監修） |title=僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること |publisher=[[Gakken]] |year=2024 |isbn=978-4-05-501415-1}}
 === 翻訳 ===
-*{{Cite book|和書|author1=[[ドミトリー・トレーニン]]（著） |author2=[[河東哲夫]]、湯浅剛、小泉悠（訳） |title=ロシア新戦略――ユーラシアの大変動を読み解く |publisher=作品社 |year=2012 |isbn=978-4-86182-379-4}}
+*{{Cite book|和書|author1=ドミトリー・トレーニン|authorlink1=ドミトリー・トレーニン |translator=[[河東哲夫]]、湯浅剛、小泉悠 |title=ロシア新戦略――ユーラシアの大変動を読み解く |publisher=作品社 |year=2012 |isbn=978-4-86182-379-4}}
+*マーク・ガレオッティ著、小泉悠監訳・茂木作太郎訳『スペツナズ ロシア特殊部隊の全貌』並木書房、2017年
 === 記事 ===
-* ジャパン・ミリタリー・レビュー発行の軍事情報専門誌『[[軍事研究]]』でほぼ毎月、[[国立国会図書館]]が刊行する『[[外国の立法]]』、潮書房光人新社『[[丸 (雑誌)|丸]]』等に不定期で記事を執筆している<ref name="ex03"/>。
+* ジャパン・ミリタリー・レビュー発行の軍事情報専門誌『[[軍事研究]]』でほぼ毎月、国立国会図書館が刊行する『[[外国の立法]]』、[[潮書房光人新社]]『[[丸 (雑誌)|丸]]』等に不定期で記事を執筆している<ref name="ex03"/>。
 * また、[[日本ビジネスプレス]]、[[WEDGE Infinity]]、[[Yahoo!ニュース|Yahoo!ニュース 個人]]、[[HARBOR BUSINESS Online|ハーバービジネスオンライン]]等のインターネット上の媒体でも記事を執筆している。
 === 論文 ===
 * 「ロシアの安全保障政策における戦術核兵器の位置づけと展望」『国際安全保障』第40巻第4号（[[国際安全保障学会]]、2013年3月）<ref name="ex03"/><ref name="ex04"/>
+=== その他 ===
+* 『[[空母いぶき GREAT GAME]]』7巻（[[かわぐちかいじ]]、小学館、ビッグコミックス、2022年5月） - 巻末コラム『空母いぶき「と」GREAT GAME』を執筆。
 == メディア出演 ==
-ニュース番組に[[ロシアのクリミア侵攻]]や、[[北朝鮮によるミサイル発射実験]]の際などに解説者として度々出演している。
+ロシアによる[[ロシアのクリミア侵攻|クリミア侵攻]]や[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|ウクライナ侵攻]]、[[北朝鮮]]による[[北朝鮮によるミサイル発射実験|ミサイル発射実験]]の際などに、解説者としてニュース番組に度々出演している。「多くの人が感情的になっている時には、ちょっとドライなくらいの方がいい」と考えて冷静な解説を心掛けているという<ref name="朝日20220619"/>。
 == 脚注 ==
 {{Reflist|refs=
-<ref name="ifeng-profile">[http://www.ifeng.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/05/koizumi_03.pdf koizumi_03.pdf] 、未来工学研究所、2018年8月26日閲覧。</ref>
+<ref name="ifeng-profile">[http://www.ifeng.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/05/koizumi_03.pdf koizumi_03.pdf] [[未来工学研究所]]（2018年8月26日閲覧）</ref>
-<ref name="ex01">[http://www.ifeng.or.jp/researcher 研究員紹介] [[未来工学研究所]]、2017年12月30日閲覧。</ref>
+<ref name="ex01">[http://www.ifeng.or.jp/researcher 研究員紹介] 未来工学研究所（2017年12月30日閲覧）</ref>
-<ref name="ex02">[https://www.kouenirai.com/profile/6699 小泉悠] 講演依頼.com、2017年12月30日閲覧。</ref>
+<ref name="ex02">[https://www.kouenirai.com/profile/6699 小泉悠] 講演依頼.com（2017年12月30日閲覧）</ref>
-<ref name="ex03">[https://ci.nii.ac.jp/nrid/9000010266047 CiNii articles 著者 - 小泉 悠] [[CiNii]] [[国立情報学研究所]]、2018年8月17日閲覧。</ref>
+<ref name="ex03">[https://cir.nii.ac.jp/crid/1420282801194451200 CiNii articles 著者 - 小泉 悠] [[CiNii]] [[国立情報学研究所]]（2018年8月17日閲覧）</ref>
-<ref name="ex04">[http://is-japan.org/journal/articles_jp.html#40_4 『国際安全保障』総目次 詳細] [[国際安全保障学会]]、2017年12月30日閲覧。</ref>
+<ref name="ex04">[http://is-japan.org/journal/articles_jp.html#40_4 『国際安全保障』総目次 詳細] [[国際安全保障学会]]（2017年12月30日閲覧）</ref>
-<ref name="ex05">[http://wsintell.org/top/profile/ 編集長プロフィール] World Security Intelligence、2017年12月31日閲覧。</ref>
+<ref name="ex05">[http://wsintell.org/top/profile/ 編集長プロフィール] World Security Intelligence（2017年12月31日閲覧）</ref>
 }}
 == 関連項目 ==
-* [[国際関係論]]
+* [[ロシア#軍事]]
-* [[未来工学研究所]]
 == 外部リンク ==
+* [https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/research/people/staff-koizumi_yu.html 小泉悠] - [[東京大学先端科学技術研究センター]]
-* {{Twitter}}
+* {{Twitter}}（※アカウント名は度々変更され、一定しない。都度リンク先で確認のこと<!-- アカウント名を逐一更新することは、ニュース速報的な編集と考えられるため保留しています。ご意見があればノートにて合意形成をお願いします。 -->）
-* {{note.mu|cccp1917|ユーリィ・イズムィコ}}
+* {{Note.com|cccp1917|ユーリィ・イズムィコ}}
-* {{Yahoo!ニュース個人|koizumiyu}}
+* [https://www.nikkei.com/topics/EVP01127 【小泉悠】投稿一覧] - [[日本経済新聞]]
-<!-- * {{Wayback|url=http://brrsm2.blog.fc2.com/|title=★くろいあめ、あかいほしM2}} - 公式ブログ -->
+* {{Yahoo!ニュース個人|id=koizumiyu|name=ロシア軍事情勢ウォッチ}}
+* {{Official blog|name=★くろいあめ、あかいほしM2}} - 公式ブログ
 * {{Wayback|date=20210515045905|url=https://ironna.jp/blogger/333|title=小泉悠 - iRONNA}}
 * [https://animeanime.jp/article/2017/08/10/34937.html 「プリンセス・プリンシパル」のスパイ描写はどこがスゴイ？ 軍事研究家の小泉悠氏に聞いてみた - AnimeAnime.jp]
 * [http://jbpress.ismedia.jp/search/author/小泉%20悠 JB Press]
-* [http://wedge.ismedia.jp/category/russianmedia WEDGE Infinity]
+* [https://wedge.ismedia.jp/category/russianmedia WEDGE Infinity]
 {{Normdaten}}
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 [[Category:サントリー学芸賞受賞者]]
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