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* [https://horie-juku.com/ 堀江政経塾: わたしらしい政治参加で未来の生き方を考える] |
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2021年9月23日 (木) 05:55時点における版
ホリエモン新党 Horiemon New Party | |
---|---|
代表 | 立花孝志 |
成立年月日 | 2020年5月25日[1][2] |
本部所在地 |
〒124-0023 東京都葛飾区東新小岩1-1-1-401[2] |
9700150103143 |
ホリエモン新党(ホリエモンしんとう)は、日本の政治団体で、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で(旧・NHKから国民を守る党、以下「NHK党」)の政治資金団体である[3]。2020年5月25日に発足。代表者はNHK党党首の立花孝志。会計責任者は末永友香梨。
党名に実業家の堀江貴文の愛称である「ホリエモン」を冠し、選挙ポスターにも堀江を起用しているが、堀江自身はこの党の設立には関与していない(#概説を参照)。なお、堀江の秘書の斉藤健一郎は、同党公認・NHK党推薦で2020年東京都知事選挙に立候補し、落選している。
概説
2020年5月25日に政治団体設立届を提出し東京都選挙管理委員会事務局に受理された[1][2][4]。代表者はNHK党党首の立花孝志[1]。所在地はNHK党の元本部。立花は堀江貴文の了承を得ていると語っている一方、堀江は自身のTwitterで「特定の政党や候補者とは関係ありません」と投稿[5][6][7]。5月31日には立花が「本人に許可されてはないけど、拒否されてもない」と前言を撤回し、言い換えている[8]。
結党目的や政策に堀江の著書『東京改造計画』[9]を挙げているが[10]、党首である立花自身は「(本は)読んでいない」としている[11]。
党史
結党と都知事選挙出馬
2020年5月25日、立花は政治団体設立届を提出し[1][2][4]、同年の東京都知事選挙について「ホリエモン新党から出馬することを決めた」と、自身の出馬を宣言した[12]。
同年5月26日東京都庁記者クラブで記者会見を行い[1]立花自身はホリエモン新党の公認候補として出馬するが当選する気はないとした。しかし、堀江貴文は無所属で東京都知事選に出馬すると語っている[13][14]。党を立ち上げた理由について立花は「堀江さんは私に港区長選挙に候補者を1人出したいということを以前から口にしており、柏井茂達に区長選挙に出馬しないかと話していた。堀江さんが東京都知事選に出馬する可能性が極めて高いという状況の中でそれに対する合法的な宣伝活動しようという意味合いではないか」と語り「ホリエモン新党を立ち上げて政策は堀江さんの東京改造計画37項をそのまま公約にする」と語っている[13][14][11]。党名に付いて立花は『ホリエモン』が商標登録済みであることは「知らなかった」と答え、関係者に電話する一幕があった[15][13]。
会見終了後、堀江はTwitterで「命令も指示してません。自主的に立候補されたのだと思います。合意もなにもしてません笑」と否定。さらに「ええと、俺は特にメリットないですね笑。俺何も知らんので絡まれても困る」と投稿した[16][17][18][19]。
6月12日に立花は自身はNHK党公認に変更して立候補すると表明した[20][21]。さらに、堀江が出馬しない場合は堀江の秘書である斉藤健一郎が本党から立候補するとした[22]。6月17日に都庁で行われた記者会見で斉藤健一郎の出馬表明と政策を正式に発表した[23]。さらに立花は将来的にNHK党とホリエモン新党との合体案を公表した[24]。
その後、告示日の6月18日に立花、斉藤、ミュージシャンの服部修の3人がホリエモン新党公認・NHK党推薦で立候補を届け出た[25]。
選挙ポスターには立候補者の写真を使用するのが一般的であるが、立候補者である斉藤と服部の写真の代わりにホリエモン新党とは無関係の堀江貴文の写真を立候補者である立花孝志の両隣に並べるという前代未聞の行為を行った。このあたかも堀江貴文がホリエモン新党から出馬したかのように思わせる行為に対し、斉藤と服部の選挙ポスターに立候補していない堀江の写真が使われていることにTwitterでは疑問の声が聞かれた。東京都選挙管理委員会事務局の担当者は取材に対して「公職選挙法では内容について規定がなく、問題がない」さらに「本人の許可を取っているかどうかはわからない」と回答した[26]。
6月7日にホリエモン新党のロゴマークデザインを募集すると発表した[27]。その応募の中から10個のデザインに絞りアンケート投票で票が多かったものを採用すると公表した[28]。同月21日にロゴのデザインが決定したとTwitterで報告した[29]。
6月25日、学校法人森友学園元理事長の籠池泰典と諄子は都知事選挙に立候補している立花の応援弁士をする為に大阪から上京し財務省、法務省、国会議事堂、自民党本部前と秋葉原で演説した[30][31][32][33][34][35][36][37][38]。
7月5日の投開票の結果、都知事選に立候補した3人は共に落選した[39]。
7月14日に立花は新型コロナウイルスの感染防止対策についてTwitterで、三浦瑠麗が同月13日に投稿した内容を引用し「これがホリエモン新党がやりたいコロナ対策です」と紹介しネット上では賛否の声が聞かれた[40]。
都知事選後
11月21日、ホリエモン新党が運営する「堀江政経塾」の第1回が都内で開催され、前述の斉藤が塾長を務めた。堀江は自身の名前が塾名に使われているものの運営には関与せず、外部講師として講演するとしている[41][42]。
2021年1月14日、NHK党の政治資金団体に指定された。立花や斉藤と共に東京都知事選挙で落選した服部は翌月に大阪府箕面市長選挙、2021年7月18日投開票の兵庫県知事選挙に政治団体「市民生活を守る会」代表として立候補したがいずれも落選した[43]。
2021年7月には西村康稔経済再生担当大臣が自粛要請に従わない飲食店への金融機関を通じた働きかけを行う趣旨の発言をしたことを受け、堀江政経塾が「不公平な『緊急事態宣言』には断固反対します。秋の総選挙では、自民党と公明党以外に投票します」としたポスターを制作。趣旨に賛同する飲食店などに画像をプリントアウトし店先に掲示するように促し、twitterでは「自公以外」というワードが一時トレンド入りした[44]。
7月21日にNHK党は第49回衆議院議員総選挙の候補予定者を発表し、斉藤が比例東京ブロックの1位に内定した[45]。ほかにも堀江政経塾のメンバーが主体となっており、斉藤は堀江自身にも立候補を打診する考えを示した[46]。
役職
歴代党首一覧
代 | 党首 | 在任期間 | |
---|---|---|---|
1 | 立花孝志 | 2020年(令和2年)5月25日 - (現職) |
党役員
代表 | 就任年月 |
---|---|
立花孝志 | 2020年5月 |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e 立花孝志 [@tachibanat] (2020年5月25日). "本日【ホリエモン新党】を立党しました。". X(旧Twitter)より2020年5月25日閲覧。 |number=の値が不正です(解説)
- ^ a b c d 立花孝志 [@tachibanat] (2020年5月25日). "ホリエモン新党の届出が正式に東京都選挙管理委員会事務局に受理されました。". X(旧Twitter)より2020年5月25日閲覧。 |number=の値が不正です(解説)
- ^ 政党・政治資金団体一覧(令和3年2月9日現在)2021年2月9日 総務省
- ^ a b “N国・立花党首「ホリエモン新党」立党 東京都選管が受理”. デイリースポーツ. (2020年5月25日) 2020年5月25日閲覧。
- ^ “「ホリエモン新党」設立!N国・立花孝志党首が代表に 「ご本人の了承も得ています」”. スポーツ報知. (2020年5月25日) 2020年5月25日閲覧。
- ^ “N国の立花党首「ホリエモン新党を立党しました」”. 日刊スポーツ. (2020年5月25日) 2020年5月25日閲覧。
- ^ 堀江貴文 [@takapon_jp] (2020年5月25日). "私も特定の政党や候補者とは関係ありません。". X(旧Twitter)より2020年5月25日閲覧。 |number=の値が不正です(解説)
- ^ “N国・立花党首、堀江氏著書を片手に熱弁 ホリエモン新党が出陣”. スポーツ報知 (2020年5月31日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ 堀江貴文『東京改造計画』(NewsPicks Book) 2020年5月30日 幻冬舎 ISBN 4344036271
- ^ 立花孝志 [@tachibanat] (2020年5月25日). "本日【ホリエモン新党】を立党しました。". X(旧Twitter)より2020年12月25日閲覧。 |number=の値が不正です(解説)
- ^ a b “「ホリエモン新党」立ち上げは堀江氏の“合法的な宣伝活動”。立花孝志代表が狙い明かす”. ハフポスト (2020年5月26日). 2020年5月27日閲覧。
- ^ “N国・立花氏「ホリエモン新党」から都知事選出馬へ”. 日刊スポーツ. (2020年5月25日) 2020年5月25日閲覧。
- ^ a b c “【ホリエモン新党設立記者会見】特典映像は「会見後、記者さんとの質疑応答映像」”. YouTube. 2020年5月27日閲覧。
- ^ a b “N国・立花氏「ホリエモン新党」は堀江氏の“合法的”宣伝活動”. 東スポWed. (2020年3月26日) 2020年5月26日閲覧。
- ^ “立花孝志氏「ホリエモン」の商標登録「知らなかった」…堀江氏の著書宣伝説には”. デイリースポーツ. (2020年3月26日) 2020年5月26日閲覧。
- ^ “堀江貴文氏 ホリエモン新党設立会見に「俺何も知らんので絡まれても困る」”. 東スポWed. (2020年3月26日) 2020年5月26日閲覧。
- ^ “ホリエモン、立花氏会見発言に「合意もなにもしてません笑」”. デイリースポーツ. (2020年3月26日) 2020年5月26日閲覧。
- ^ 堀江貴文 [@takapon_jp] (2020年5月26日). "命令も指示もしてません。自主的に立候補されたのだと思います。合意もなにもしてません笑". X(旧Twitter)より2020年5月26日閲覧。 |number=の値が不正です(解説)
- ^ 堀江貴文 [@takapon_jp] (2020年5月26日). "ええと、俺は特にメリットないですね笑。俺何も知らんので絡まれても困る". X(旧Twitter)より2020年5月26日閲覧。 |number=の値が不正です(解説)
- ^ “立花氏はN国公認で都知事選へ 同姓同名戦略も発表”. 日刊スポーツ. (2020年6月12日) 2020年6月18日閲覧。
- ^ “立花氏、N国から出馬 都知事選”. 時事通信. (2020年6月12日) 2020年6月18日閲覧。
- ^ “ホリエモン都知事選出馬は告示前日に判断 不出馬なら秘書が代理出陣”. 東スポWeb. (2020年6月16日) 2020年6月18日閲覧。
- ^ “出馬表明の堀江氏秘書、ポスターに自身の顔写真・名前無し「これはチーム戦」”. スポーツ報知. (2020年6月17日) 2020年6月18日閲覧。
- ^ “N国立花氏、都知事選へはホリエモン新党公認で出馬”. 日刊スポーツ. (2020年6月17日) 2020年6月18日閲覧。
- ^ “【都知事選】立花孝志氏が予告「小池百合子」同姓同名候補の擁立なし”. 東スポweb. (2020年6月18日) 2020年6月20日閲覧。
- ^ “不出馬なのに「ホリエモン」堀江貴文氏の写真がズラリ 都知事選ポスター問題ない?都選管の見解は”. J-CASTニュース. (2020年6月19日) 2020年6月24日閲覧。
- ^ “ホリエモン新党【ロゴマークデザイン募集】と港区長選挙結果とポスター貼りアルバイトの募集について”. YouTube (2020年6月7日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ “ホリエモン新党ロゴ投票開始しました。”. YouTube (2020年6月16日). 2020年6月18日閲覧。
- ^ 立花孝志 [@tachibanat] (2020年6月21日). "ホリエモン新党ロゴが決まりました。". X(旧Twitter)より2020年6月21日閲覧。 |number=の値が不正です(解説)
- ^ “〝森友問題〟籠池夫妻が緊急上京! ホリエモン新党・立花氏と合流 「私は300日間も大阪拘置所に拘留された」”. 東スポWeb. (2020年6月25日) 2020年6月26日閲覧。
- ^ “【都知事選】籠池夫妻が緊急上京! 因縁の地で読んだ〝お礼参り〟の一句”. 東スポWeb. (2020年6月26日) 2020年6月26日閲覧。
- ^ “【都知事選】立花氏応援の籠池諄子氏が初マイク「今日は紅茶を頼む時に『ダーリン』と言ってしまいました」”. 東スポWeb. (2020年6月25日) 2020年6月27日閲覧。
- ^ “森友学園の籠池夫婦と選挙運動”. YouTube (2020年6月25日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “森友学園前理事籠池さん財務省前で選挙応援演説”. YouTube (2020年6月25日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “法務省前より籠池さんと選挙演説”. YouTube (2020年6月25日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “国会議事堂前より選挙演説”. YouTube (2020年6月25日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “自由民主党前より街頭演説”. YouTube (2020年6月25日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “秋葉原で演説中20時まで”. YouTube (2020年6月25日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ “東京都知事選挙(令和2年7月5日執行) 投開票結果”. 東京都選挙管理委員会 (2020年7月5日). 2020年7月7日閲覧。
- ^ “三浦瑠麗氏の“高齢者などの行動制限”案に立花氏「ホリエモン新党がやりたいコロナ対策」 賛否の声集まる”. リアルライブ. (2020年7月15日) 2020年7月16日閲覧。
- ^ “ホリエモン政治塾が発足! 堀江氏秘書が塾長「イズムを受け継ぐ」”. 東スポweb. (2020年11月21日) 2020年11月23日閲覧。
- ^ “【堀江政経塾】ホリエモンが塾生に仰天ノルマ「とりあえず出馬!選挙区3つ選べ」”. 東スポweb. (2020年11月22日) 2020年11月23日閲覧。
- ^ “兵庫県知事選 服部氏が立候補表明 「コロナ前の生活を取り戻す」”. 神戸新聞. (2021年6月18日) 2021年6月19日閲覧。
- ^ “「自公以外に投票」がトレンド入り 西村氏の発言で不満噴出か”. 毎日新聞. (2021年7月12日) 2021年7月22日閲覧。
- ^ “嵐の党、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」に党名変更…19年参院選以降5回目”. 読売新聞. (2021年7月22日) 2021年7月22日閲覧。
- ^ “衆院選で堀江貴文氏〝DH出馬〟というウルトラC 当選後に辞めて次点者繰り上がり”. 東スポweb. (2021年7月22日) 2021年7月22日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ホリエモン新党 公式サイト - ウェイバックマシン(2021年3月2日アーカイブ分)
- 堀江政経塾: わたしらしい政治参加で未来の生き方を考える
- ホリエモン新党 (@horiemon_np) - X(旧Twitter)
- ホリエモン新党 - YouTubeチャンネル