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加陽麻里布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かよう まりの

加陽 麻里布
生誕 (1992-08-29) 1992年8月29日(32歳)
日本の旗 日本千葉県千葉市
職業 司法書士
行政書士
実業家
YouTuber
団体 東京司法書士会
肩書き 司法書士法人永田町事務所代表
東京司法書士会理事
株式会社あさなぎコンサルティング代表取締役
運動・動向 足立区議会議員選挙(当選無効)
千代田区議会議員補欠選挙(落選)
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加陽 麻里布(かよう まりの、1992年8月29日 - )は、日本司法書士[1]

司法書士法人永田町事務所代表、株式会社あさなぎコンサルティング代表取締役、東京司法書士会理事、YouTuber[2][3]

人物

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千葉県千葉市生まれ。2013年宅地建物取引主任者資格試験(現在の宅地建物取引士資格試験)合格。2017年司法書士試験合格。その後、行政書士試験合格。2018年あさなぎ司法書士事務所を開設、同代表。同年株式会社あさなぎコンサルティングを設立し、同代表取締役就任。会社法人登記業務を中心に活動。債務整理に関する正しい情報を発信する債務整理ガイドの監修を務める。

選挙及び裁判

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2019年5月26日投票の東京都足立区議会議員選挙にNHKから国民を守る党公認で立候補[4]。選挙後、区内に居住実態がなく被選挙権がないとして、加陽に投じられた5,548票[注 1]は無効となった。投票が有効であれば57名中8位であった[5][6]。加陽は足立区に住んでいないことを認めた上で、住所要件を課した公職選挙法違憲であるとして異議を申し立てたが、同年6月17日、区選管はこれを棄却する決定を行った[7]

当該棄却決定に対し、同年7月1日に都選管へ異議申出棄却に対する審査の申立てを行ったが、8月28日都選管は審査の申立てに対する棄却を決定したため、9月26日に東京高等裁判所に対して、審査の申立て棄却に対する訴えを提訴した。12月19日に東京高等裁判所は加陽の請求を棄却したため、翌日に最高裁判所へ上告を行った。翌年2020年7月2日、最高裁判所は加陽の上告を棄却し、同日足立区議会議員選挙は最終確定した[8]

2021年1月31日投票の東京都千代田区議会議員補欠選挙に無所属で立候補[9]。4,441票を得たが落選[9]

著書

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  • 民意の黙殺: 無投票選挙を考える(kindle本) ASIN B08HX9QX5W
  • 司法書士事務所の独立開業マニュアル: 完全版(kindle本) ASIN B08HZ45H1H
  • 司法書士雑学集(kindle本) ASIN B08HYKBK2H
  • 司法書士試験 超ストイック勉強法: 短期合格のための具体的学習法(kindle本)
  • 自分で出来る!発信者情報開示請求手続のすべて: 匿名投稿者を特定!手順と手続書面の全ひな型を収録(kindle本)

脚注

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注釈

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  1. ^ 有効票の場合8位当選相当(定数45)[5]

出典

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  1. ^ 加陽 麻里布 - 日本司法書士会連合会、2020年10月13日閲覧。
  2. ^ 株式会社あさなぎコンサルティング、2020年10月21日閲覧。
  3. ^ 司法書士YouTuber カヨウマリノ - YouTubeチャンネル、2020年10月13日閲覧。
  4. ^ 令和元年5月26日執行 足立区議会議員選挙 開票状況(最終確定)”. 足立区 (2019年5月27日). 2021年2月21日閲覧。
  5. ^ a b 「NHKから守る党」候補、投票無効=住所要件満たさず-東京都足立区議選”. 時事通信社 (2019年5月27日). 2019年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月27日閲覧。
  6. ^ 5548票が「無効」に 足立区議選で居住実態ない女性候補”. 産経新聞社 (2019年5月27日). 2019年5月27日閲覧。
  7. ^ “区議選得票無効、N国党候補の異議棄却 東京・足立区選管”. 産経新聞. (2019年6月17日). https://www.sankei.com/politics/news/190617/plt1906170031-n1.html 2019年6月17日閲覧。 
  8. ^ 令和元年5月26日執行の足立区議会議員選挙にかかる選挙争訟の判決について2020年7月13日 足立区選挙管理委員会事務局
  9. ^ a b 千代田区議会議員補欠選挙 開票結果”. 千代田区 (2021年2月2日). 2021年2月10日閲覧。

外部リンク

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