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:HEROZ(2014年7月30日までは[[NECビッグローブ]])の[[スマートフォン]]向けアプリのカードコレクションゲーム『[[嫁コレ]]』に参加している。2014年3月28日に雪ノ下雪乃、2014年5月7日に由比ヶ浜結衣が配信開始。2016年8月31日配信終了。 |
:HEROZ(2014年7月30日までは[[NECビッグローブ]])の[[スマートフォン]]向けアプリのカードコレクションゲーム『[[嫁コレ]]』に参加している。2014年3月28日に雪ノ下雪乃、2014年5月7日に由比ヶ浜結衣が配信開始。2016年8月31日配信終了。 |
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;[[千葉ロッテマリーンズ]] |
;[[千葉ロッテマリーンズ]] |
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:2015年に地元球団である千葉ロッテマリーンズとのコラボを実施した。企画チケットや[[千葉マリンスタジアム|QVCマリンフィールド]]での売店で限定グッズを販売したほか、6月11日の対[[中日ドラゴンズ]]戦の始球式に江口拓也・早見沙織・東山奈央が参加した<ref>[ |
:2015年に地元球団である千葉ロッテマリーンズとのコラボを実施した。企画チケットや[[千葉マリンスタジアム|QVCマリンフィールド]]での売店で限定グッズを販売したほか、6月11日の対[[中日ドラゴンズ]]戦の始球式に江口拓也・早見沙織・東山奈央が参加した<ref>[https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1432105529 江口拓也さん・早見沙織さん・東山奈央さんがQVCマリンに来場! 「俺ガイル。続×千葉ロッテマリーンズ」コラボ企画の詳細を発表] [[アニメイトTV]]ニュース 2015年5月22日、同6月12日閲覧。</ref>。 |
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[[File:アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」ラッピング車両.jpg|thumb|100px|ラッピング列車]] |
[[File:アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」ラッピング車両.jpg|thumb|100px|ラッピング列車]] |
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;[[千葉都市モノレール]] |
;[[千葉都市モノレール]] |
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:アニメ制作会社[[ufotable]]が企画制作するアニメやゲームなどのエンターテインメントが集うイベント。2015年10月に[[徳島県]]で開催されたマチ★アソビ vol.15にて原画や台本、キャストサインなどのミニ展示会が開催<ref>[http://gigazine.net/news/20151010-oregairu-machiasobi15/ 俺ガイルの原画や台本、キャストサインなどが見られる「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」ミニ展示会 Gigazine 2015年10月10日]</ref>。11月には[[福岡県]][[北九州市]]にある[[マチ★アソビ#マチ★アソビ CAFE|マチ★アソビ CAFE]]にてコラボレーションカフェが開催。展示やオリジナルメニューに加え、アニメ制作会社[[feel.]]によるノベルティやグッズ販売が行われた<ref>[https://twitter.com/anime_oregairu/status/662563957295546368 Twitter やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2015年11月6日 ]</ref>。 |
:アニメ制作会社[[ufotable]]が企画制作するアニメやゲームなどのエンターテインメントが集うイベント。2015年10月に[[徳島県]]で開催されたマチ★アソビ vol.15にて原画や台本、キャストサインなどのミニ展示会が開催<ref>[http://gigazine.net/news/20151010-oregairu-machiasobi15/ 俺ガイルの原画や台本、キャストサインなどが見られる「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」ミニ展示会 Gigazine 2015年10月10日]</ref>。11月には[[福岡県]][[北九州市]]にある[[マチ★アソビ#マチ★アソビ CAFE|マチ★アソビ CAFE]]にてコラボレーションカフェが開催。展示やオリジナルメニューに加え、アニメ制作会社[[feel.]]によるノベルティやグッズ販売が行われた<ref>[https://twitter.com/anime_oregairu/status/662563957295546368 Twitter やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2015年11月6日 ]</ref>。 |
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;ウチの姫さまがいちばんカワイイ |
;ウチの姫さまがいちばんカワイイ |
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:[[サイバーエージェント]]が提供する[[スマートフォン]]向け弾丸アクションRPGのウチの姫さまがいちばんカワイイで、2015年11月12日より「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」とのコラボレーションが行われ、作品をモチーフにした特別ステージ登場し、本作品のキャラクターたちの制服を着た「ぴよきち」が特別ステージのボスとして出現したり、本作品登場ヒロインが『姫さま』となって参加した<ref>{{Cite web |date=2015-11-14 |url= |
:[[サイバーエージェント]]が提供する[[スマートフォン]]向け弾丸アクションRPGのウチの姫さまがいちばんカワイイで、2015年11月12日より「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」とのコラボレーションが行われ、作品をモチーフにした特別ステージ登場し、本作品のキャラクターたちの制服を着た「ぴよきち」が特別ステージのボスとして出現したり、本作品登場ヒロインが『姫さま』となって参加した<ref>{{Cite web |date=2015-11-14 |url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1447388707|title=弾丸アクションRPG『ウチ姫』がアニメ『俺ガイル。続』とコラボ! 特別ステージクリアで戸塚彩加が手に入る! |publisher=animate.tv |accessdate=2016-03-15}}</ref>。 |
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;[[ディバインゲート]] |
;[[ディバインゲート]] |
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:[[ガンホー・オンライン・エンターテイメント]]が提供するスマートフォン向けパネルRPGのディバインゲートで、2017年1月27日より「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」とのコラボレーションが行われ、キャラクターが登場したりコラボクエストが行われた<ref>{{Cite web |date=2017-01-27 |url=http://www.4gamer.net/games/232/G023201/20170127005/|title=「ディバゲ」とアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」のコラボイベントがスタート。雪乃や彩加ら,特別なキャラ達の能力も判明 |publisher=4gamer.net|accessdate=2017-08-13}}</ref>。同コラボは2017年8月4日より復刻開催された<ref>{{Cite web |date=2017-08-04 |url=http://www.4gamer.net/games/232/G023201/20170804009/|title=「ディバインゲート」,“やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続”コラボが復活開催 |publisher=4gamer.net|accessdate=2017-08-13}}</ref>。 |
:[[ガンホー・オンライン・エンターテイメント]]が提供するスマートフォン向けパネルRPGのディバインゲートで、2017年1月27日より「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」とのコラボレーションが行われ、キャラクターが登場したりコラボクエストが行われた<ref>{{Cite web |date=2017-01-27 |url=http://www.4gamer.net/games/232/G023201/20170127005/|title=「ディバゲ」とアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」のコラボイベントがスタート。雪乃や彩加ら,特別なキャラ達の能力も判明 |publisher=4gamer.net|accessdate=2017-08-13}}</ref>。同コラボは2017年8月4日より復刻開催された<ref>{{Cite web |date=2017-08-04 |url=http://www.4gamer.net/games/232/G023201/20170804009/|title=「ディバインゲート」,“やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続”コラボが復活開催 |publisher=4gamer.net|accessdate=2017-08-13}}</ref>。 |
2021年8月27日 (金) 12:18時点における版
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テレビアニメ版のロゴ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | 学園、ラブコメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 渡航 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イラスト | ぽんかん⑧ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | 小学館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | ガガガ文庫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
刊行期間 | 2011年3月18日 - 2021年4月20日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 全18巻(本編14巻+短編4巻) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アニメ:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 渡航 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 吉村愛 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 菅正太郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 進藤優 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 石濱翔、MONACA | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | ブレインズ・ベース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | やはりこの製作委員会は まちがっている。/ TBS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | TBSほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 2013年4月 - 6月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全13話 + OVA1話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメ:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 渡航 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 及川啓 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 菅正太郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 田中雄一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 石濱翔、高橋邦幸 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | feel. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | やはりこの製作委員会は まちがっている。続 / TBS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | TBSほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 2015年4月 - 6月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全13話 + OVA1話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメ:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 渡航 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 及川啓 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 大知慶一郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 田中雄一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 石濱翔、高橋邦幸 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | feel. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | やはりこの製作委員会は まちがっている。完 / TBS | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | TBSほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 2020年7月 - 9月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全12話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲーム: やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームジャンル | 迷走系青春ADV | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | PlayStation Vita | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | MAGES. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メディア | PSVitaカード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プレイ人数 | 1人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | 2013年9月19日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイティング | CERO:B(12才以上対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲーム: やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。続 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームジャンル | 奉仕部体験アドベンチャー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | PlayStation Vita | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | MAGES. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
メディア | PSVitaカード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プレイ人数 | 1人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | 2016年10月27日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レイティング | CERO:C(15才以上対象) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ・ゲーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | 文学・漫画・アニメ・ゲーム |
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(やはりおれのせいしゅんラブコメはまちがっている、英題:My Youth Romantic Comedy Is Wrong As I Expected.[注 1]、My Teen Romantic Comedy SNAFU[注 2])は、渡航による日本のライトノベル。イラストはぽんかん⑧が担当。2011年3月から2021年4月にかけて全18巻(本編14巻、外伝4巻)がガガガ文庫(小学館)より刊行された。略称は「はまち」。通称は「俺ガイル」。
作風
友達を作ろうとも思わず、いつも一人でいるひねくれた高校生が、それを見かねた教師によって「奉仕部」という部活に入れられてからの高校生活を描いたラブコメディ作品。『あやかしがたり』に次ぐ渡航の第2作であり、初のラブコメディ作品。
当初の仮題は「俺の青春ラブコメが間違っている件」であった[1]。正式タイトル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」は、句点を含めて20文字と非常に長いため、著者の公式Twitterアカウントを用いて略称が募集されたが、2018年現在でも公式の略称は決定されておらず、著者は応募された略称のうち「はまち」もしくは「俺ガイル」という略称を用いており[2]、テレビアニメでは「俺ガイル」または「アニガイル」を略称としている。
元々1巻で終わる予定であったが、予想以上の人気のため続刊を書くこととなった。既刊10巻の時点で作者は「全然考えていなかった。1巻で完結していたので続編が出せると聞いてあわてて6巻くらいまでのストーリーをおおざっぱに考えました。でも構想の中ではラストシーンは浮かんでいますよ」と語っている[3]。
作者自身も千葉県出身であるため、作中には千葉に関連する事物が多数登場する。ただし、登場人物の名前はすべて神奈川県内の地名に由来している[4]。
評価
2019年12月時点で全世界累計発行部数は1000万部を突破している[5]。
宝島社が発行するライトノベルのガイドブック『このライトノベルがすごい! 2014』にて作品部門1位を獲得し[6]、好きな男性キャラクター部門では比企谷八幡が1位を獲得した。さらに『このライトノベルがすごい! 2015』での作品部門でも1位を獲得。また、好きな男性キャラクター部門では再び比企谷八幡が、好きな女性キャラクター部門では雪ノ下雪乃が、好きなイラストレーター部門ではぽんかん⑧が1位を獲得した。なお作品部門2連覇と4冠の同時達成は史上初の快挙である。そして、『このライトノベルがすごい! 2016』でも作品部門で1位を獲得し、殿堂入りを果たす。また、好きな男性キャラクター部門では比企谷八幡が1位を獲得。好きなイラストレーター部門ではぽんかん⑧が1位を獲得した。その他、2015年3月には第1回SUGOI JAPAN Awardでラノベ部門1位を獲得している。
あらすじ
1 - 6巻
千葉市立総武高等学校に通う高校2年生の比企谷八幡は、高校でも友達が出来なかったことから、友達を作ることを諦めて「一人ぼっち」を極めようとしていた。妙な屁理屈をこねながらぼっちな高校生活を謳歌しつつリア充を嫌い呪っていた八幡だったが、生活指導担当の教師・平塚静に目をつけられ、「奉仕部」に無理矢理入部させられる。そこで八幡は、校内一の才女として知られる雪ノ下雪乃と出会う。
雪乃は、才色兼備な超人で弁も立つが、八幡と同じく人付き合いが不器用な少女だった。二人は似たような境遇でありながら考え方が根本的に異なり、意見が衝突する。静はそんな二人に対し、どちらがより多く奉仕部に持ち込まれた依頼を解決できるか、という勝負を命じる。その矢先、最初の依頼人であり、八幡のクラスのスクールカーストの上位に属し、八幡への特別な感情が見え隠れする由比ヶ浜結衣もまた、奉仕部に入部することになる。まったく異なる性格と立場の三人は、中二病全開の材木座義輝、テニス部員で男子だが可愛い女子にしか見えない戸塚彩加、一見すると無愛想で近寄りがたいが本当は家庭的で家族思いの川崎沙希、何でもそつなくこなすスクールカースト上位の人間である葉山隼人から受けた依頼を次々とこなしていく。
雪乃の正論では行き詰まる問題を、八幡が彼独自の理屈に基づく変則的な方法で解決する。そんな奉仕部の活動を通して、三人の関係は少しずつ良い方向に変わっていく。ところが、八幡が交通事故の際に助けた犬は、結衣の飼い犬であったことが発覚。八幡は、結衣が自分に好意的な行動をとっていた理由が事故に遭ったことへの同情だけだったと考え、その好意を拒み結衣との関係をリセットしようとするが、雪乃のとりなしによりどうにか二人の関係は元に戻る。だが、今度は事故を起こした車に雪乃が乗っていたことが明らかになる。雪乃に対して勝手な理想を押し付けていたことを後悔する八幡と、事故について黙っていたことを気にする雪乃。お互いに負い目を感じ、二人の関係がおかしくなっていく。
表面上は取り繕いながら、しかし決定的に噛み合わない奉仕部の面々。そんな時に、文化祭実行委員長に立候補した相模南から委員長の職務をサポートするよう依頼される。有能とは言いがたい上に委員長としての心構えがどこか欠如している相模に加え、雪乃の姉であり姉妹の確執らしいものがある雪ノ下陽乃が関わってきたこともあり運営は破綻しかけるが、八幡の自己犠牲的な貢献によって文化祭は対外的には無事に終わりを迎え、八幡と雪乃の関係も改善された。
7 - 11巻
文化祭での行動の結果、悪名を背負うことになった八幡だったが、修学旅行先で葉山グループのメンバーである、戸部翔と海老名姫菜の恋愛問題の解決を求められることになる。難航の末、文化祭と同様に八幡の犠牲的な行動によってとりあえずの解決をみたが、その対処方法を雪乃と結衣は拒絶し、三人の関係は再び変わっていく。
三人がギクシャクしている中、一年生の一色いろはから、生徒会選挙で望まぬ立候補をさせられたので落選したい、という依頼が奉仕部に舞い込む。またしても犠牲的な解決方法を提案する八幡に対し、雪乃と結衣は反発し、それぞれが自ら会長へ立候補することで解決を図ろうとする。それを目の当たりにした八幡は考えを改め、小町からの依頼という名分を得た上で、策略をもっていろはを説得し、依頼の取り下げに成功する。その結果、いろはは生徒会長に就任した。
一件落着したかに見えたが、立候補を取りやめた後から雪乃の態度がおかしくなってしまう。そんな中、生徒会長となったいろはから、海浜総合高校との合同クリスマスイベントの手伝いを依頼される。雪乃が内心、生徒会長になりたかったのではないかと考えた八幡は、雪乃を生徒会から遠ざけるために個人として依頼を受けることにした。 海浜総合高校側と総武高校側の双方に問題があり、イベントの企画は迷走していくが、八幡は自分のやり方に自信が持てなくなっており、対策が打てずにいた。雪乃の問題とイベントの問題が重なり途方に暮れる八幡だったが、静の助言を受け自分を見つめ直すことで問題の整理に成功する。そして、本心をさらけ出すことで三人の関係を修復し、雪乃と結衣の協力によりイベントも無事に終えることができた。
年を越え、一月。3年生進級時の文理選択の進路希望調査が実施された。選択に迷う葉山グループの面々に対し、葉山はなぜか頑なに自分の進路を話そうとしない。3年生でも葉山と同じクラスになりたい三浦優美子は、奉仕部に葉山の進路を調べるよう依頼する。材木座と戸塚の協力を得た八幡は、マラソン大会を利用して葉山の進路を聞き出すことに成功し、依頼を達成する。お互いを意識しつつもかつてのように活動できるようになった奉仕部に満足する八幡だったが、葉山と陽乃からそれぞれ思わせぶりな指摘を受けることになる。
二月になり、バレンタインの依頼を三浦たちから受けた奉仕部は、八幡の提案による生徒会主催の手作りチョコ試食会に協力する。名目が試食とはいえ、目当ての相手に手作りチョコを食べて貰えることに喜ぶ面々だったが、結衣は八幡と雪乃が互いに意識しているかのような様子を見て表情を曇らせる。そんな中、陽乃から現状に対する指摘を受けて三人は戸惑いを見せる。高校入学試験の前日、母親から雪乃と同居するよう指示を受けた陽乃が三人の前に現われる。姉に逆らった雪乃は帰る場所を無くしてしまうが、結衣の提案で彼女の家に泊めてもらう。その経緯の中で、八幡のアドバイス通りに行動する雪乃に、結衣と八幡は何かを感じる。次の日、結衣の提案で出掛けることになった三人は水族館で過ごした後、雪乃と結衣の本心を聞いた八幡だがこれを否定する。そして、彼女なりの決意をした雪乃の依頼を受けることになる。
12巻 - 14巻
水族館から帰る際に雪乃からの依頼を聞いた八幡と結衣は彼女が住むマンションに向かいそこに住み込んでいた陽乃に雪乃が導き出した答えを話すのを見守る。その後、結衣は雪乃の引越しの手伝いの為にマンションに泊まることになり、八幡はマンションから出て一人帰路に就く中、待ち伏せていた陽乃からある言葉を告げられる。後日、一色から卒業生へのイベントとしてプロムを行うことを提案される。その支援を頼まれた雪乃は自らの考えで成功させる為、八幡と結衣の協力を拒む。その意思に賛同した二人から見守られつつ仮のプロムを計画し、無事に成功させるも、その件で彼女の母親と陽乃が学校を訪れ、プロムに対する生徒や保護者からの現状を指摘される。その中で平塚の移動の事も知り動揺しつつも、雪乃はプロムを実現する決意をし、八幡や結衣も手伝おうとするが、陽乃の言葉により思いとどまる。数日後、結衣と下校中にプロムに対する学校側の動きを知った八幡は平塚に連絡し、学校へと引き返す。
平塚から学校側の動きについて聞いた八幡は雪乃を支援する為に生徒会室に向かうも一色に阻まれる。一色に連れ出され、問い詰められた際に行動の原理を吐露した八幡は生徒会室にて雪乃に自分もプロムをやることを話す。それを拒む雪乃だったが、八幡は奉仕部に入部した時に話した事を持ち掛け彼女もそれに乗る。八幡は自らの考えに賛同した結衣等の支援を受けながら自ら考えたプロムを形付けていき、ネットに公表する。二つのプロムの候補が上がり、その中で雪乃の方のプロムが開催される事を平塚から聞いた八幡はその事を雪乃に伝える。それを聞いた雪乃は八幡に依頼をする。
雪乃からの依頼を受けた八幡の誘いを受けた結衣は小町の合格祝いにお菓子を作ることを提案し八幡もそれに乗る。結衣の家で彼女の母親からアドバイスを貰いながらお菓子を完成させた八幡は帰宅途中に結衣にもお礼としてお菓子を渡し、彼女もそれを受け取る。後日、卒業式が行われそれぞれが涙を流しながら卒業生を見送り、前生徒会長であった城廻めぐりからもお礼の言葉を受ける。その後、一色にプロムの会場である体育館に連れられ雪乃の指示の元、八幡と結衣もプロムの支援をする事になる。終了後、雪乃と結衣はこれからについての考えを出し合うも八幡は陽乃の呼び出しを理由にその場を離れてしまう。八幡は待ち伏せていた陽乃と対話した際に彼女に自分の本心を指摘され、さらに以前言われた言葉を痛感する。その後、平塚からアドバイスを貰った八幡は結衣と下校時に自分がこれからの中で納得できない事を吐露し、結衣もその中で八幡の気持ちを理解し、彼と別れて帰宅後、母親に抱かれながら号泣する。後日、八幡は自らが起こした行動に周囲から冷たい目でみられながらも、雪乃の協力を取り付ける事に成功し、彼女と下校中に自らの想いを告白し彼女もそれを受け入れる。その後、二人の呼びかけで集まった多くの生徒に結衣も加わり、海浜総合高校との合同によるプロムを行い、無事に終わらせる。終了後、八幡は静から皮肉が交じった称賛の言葉を受け、雪乃は八幡に自分の想いを告白する。3年生に進級後、2人でプロムの残務処理を元奉仕部の部室で行う中、入学した小町が訪れさらに一色が生徒会長の証人印が押された奉仕部の部活動創部の申請書を所持してくる。驚愕する2人の前に最初の依頼人である結衣が部室を訪れる。以前と変わらない雪乃と結衣のやり取りを見た八幡は心の中で「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」と呟く。
登場人物
担当声優はドラマCD版、アニメ版同様のもの。
総武高校
千葉市立の架空の高等学校。
奉仕部
本校生徒らの自己改革を促し、悩みを解決する手助けを行う言わば相談所的な部活動。平塚静が顧問を務めており、当初の部員は部長である雪ノ下雪乃だけであったが、後に静の紹介及び最初に来た依頼がきっかけで比企谷八幡と由比ヶ浜結衣の二人が入部して部員は3人となった。また、依頼が来る回数はあまり多くなく、普段は自由に過ごしていることが多いが、それでも静に必要だと判断された者が導かれて依頼に来ることがあり、時にはその部活動の話を聞いたり、結衣の紹介で来る者もいる。
- 比企谷 八幡(ひきがや はちまん)
- 声 - 江口拓也
- 8月8日生まれ。A型。座右の銘は「押してだめなら諦めろ」[7]。
- 本作の主人公。総武高校2年F組に所属している男子生徒。作品全体を通しての語り手でもある。雪乃・陽乃からは「比企谷君」、結衣からは「ヒッキー」(他人に紹介する際は「比企谷君」)、小町からは「お兄ちゃん」[注 3]、戸塚・材木座・留美からは「八幡」、川崎・葉山・折本からは「比企谷」[注 4]、優美子からは「ヒキオ」、戸部・海老名からは「ヒキタニ君」、いろはからは「先輩」と呼ばれている。己の経験を集約した「青春とは嘘であり、悪である」と題する作文を書き、静によって懲罰名目で奉仕部に強制的に入部させられる。
- 幼少時から友達ができず、周囲に存在を軽んじられ、裏切られたりしたなどの経験からトラウマを抱えており、他人からの好意を信じられない性格になった。女嫌いであり、女子にたいして強い警戒心と猜疑心を抱いている[注 5]。長年人の醜い部分を見てきたため洞察力に優れ、表面的な現象や世俗的な正義のみにとらわれることがない[注 6]。現在では友達を作ることを諦めて「ぼっち」であることを誇りにさえしている。
- 静には「純粋すぎる」と評され、建前と同情による交友関係に否定的で、純粋な友情を尊む。自分自身の他人に対する期待や評価が外れていると例え対象の人物が不誠実で自分が不利益を被っても「自分のイメージの押しつけであり自業自得」と割り切って自己嫌悪するなどの内罰的なところがある。同様に自分を無価値との認識からヒールに徹するなど自己犠牲を厭わない一方、社会的立場の向上に対する執着はない。また、他人の自身に対する感情には疎く、結衣の好意などに気付いておらず[注 7]、陽乃からは”自意識の怪物”という皮肉を言われ、人の悪性しか信じず周囲の好意を無碍にする姿勢で、正反対の価値観を持つ葉山と衝突することもしばしばある。
- 雪乃に対しては奉仕部に入部する前からその存在を認識しており、初対面時はその容姿に見とれたものの、いきなり辛辣な言葉を掛けられた為に良い印象は持っておらず、互いに嫌悪し衝突していたが、関わって行く内に徐々にシンパシーを感じるようになり、さらに自身と同じような境遇でも自分自身を貫く彼女に対して尊敬の念を持つようになる。一方で雪乃が見せる弱さに対し幻滅してしまう自分に嫌悪感を持っている。また、クリスマスの件以降は異性としても意識するようになり、彼女と視線が合ったり、距離が近くなった際に動揺するようになり、さらにプロムの件以降は彼女との関わりを無くしたくないと思うようになる。最終的には雪乃に不器用ながらも自分の想いを告白して彼女がそれを受け入れた事で相思相愛になり、彼女と2人で行動することが多くなる。
- 結衣に対して当初はクラスメートであるにも関わらず全く認識していなかった。その容姿から良い印象を持たず「ビッチ」呼ばわりしていたが、関わって行く内に徐々に彼女の優しさ等を認識するようになる。しかし、彼女が自分が助けた犬の飼い主と知った際[注 8]はその引け目や同情で優しく接してくれていると感じて関係のリセットを試みるが、それでも踏み込んでくる結衣なりの考えを悟ってからは行動を改める。彼女の好意に気付いてはいないものの、接触した際に赤面したり、彼女が好奇の目に晒されることに不快感を匂わすなどの描写も見られる。また、彼女を「アホの子」と酷評する一方で、「優しい子」や「素敵な女の子」などとも評している[注 9]。
- 修学旅行において強引な方法で依頼を解決したために雪乃や結衣から拒絶されてしまい、結果として部活動自体に亀裂が生じてしまうが、最終的には静に諭され小町から励まされたことをきっかけに自分なりの答えを見つけ二人の前で、「本物」が欲しいと打ち明けたことで和解し、同時に信念を貫きつつもそれ以外の方法で解決するということも考えるようになる。
- 読書が好きで[注 10]、文系科目の成績は優秀。特に国語は学年3位となったり、素養力の高さは雪乃と対等に渡り合えるほどである一方で、理系科目は苦手で数学は学年最下位の9点を取っている。
- それなりの大学に進学し、優秀な女性と結婚して働かない、専業主夫として養ってもらうことを将来の夢としており、またMAXコーヒーを好んで飲み、学校から帰ればチバテレビでアニメの再放送を視聴して千葉愛にも溢れているが、休日にはプリキュアを視聴して泣いている(小町談)。また、小町と戸塚に対してはかなり甘い面もある。
- 雪ノ下 雪乃(ゆきのした ゆきの)
- 声 - 早見沙織
- 1月3日生まれ。B型。座右の銘は「目には目を、歯には歯を」[7]。
- 本作のメインヒロイン。総武高校2年J組に所属している女子生徒で奉仕部の部長。八幡・川崎からは「雪ノ下」、結衣からは「ゆきのん」(出会った当初は「雪ノ下さん」)、小町からは「雪乃さん」、陽乃からは「雪乃ちゃん」、戸塚・葉山達・折本からは「雪ノ下さん」、いろはからは「雪ノ下先輩→雪乃先輩」と呼ばれている。長い黒髪と大人びた顔立ちの美少女で、白いラインが入った黒のニーソックスを履いている。
- 普通科よりも偏差値の高い国際教養科であるJ組に所属しており成績優秀[注 11]で頭脳明晰、八幡が「ユキペディア」と揶揄するほどの豊富な知識を持ち、さらには運動でも楽器の演奏でも大抵のことは3日でそれなりに修得できるという万能振りは、八幡も高く評価している。反面、その高い能力が仇となって継続して何かに取り組むといった経験に乏しく、その影響で持久力は極端に低い。極度の方向音痴でもある。また、結衣や陽乃に比べて胸が小さく、それを気にしている[注 12]。
- 幼少期から他人に妥協せずに我が道を貫いてきたため、周囲から疎まれ、その美貌と完璧さに多くの男子生徒に好意を寄せられ、女子生徒からは常に嫉妬の対象となっていた。その結果、上履きを隠されるなどの嫌がらせを受け続け、友達と呼べる存在が誰もいなかったという悲惨な過去を持ち、その経験から人の嫉妬などの醜い部分を含め世界を変えるために奉仕部に入部する。また、極度の負けず嫌いで、合理的かつ客観的に相手を論破することもある。反面、アドリブや感情的な言葉や仕草には弱い。現在の学校生活においては、過去のような孤立はなく、その存在感と能力の高さに憧れてシンパとなっているクラスメイトまでも存在し、修学旅行の際は共にグループ行動をしていた。
- 八幡に対しては、当初は辛辣に反発していたが、奉仕部の活動を通して交流するうちに仲間と認めるようになり、異性としても意識するようになる。だが、高校入学初日に八幡を撥ねた車が雪ノ下家のもので、事故の時に彼女自身も同乗していた[注 13]ことが判明した際はその事を気にするあまり互いに相手との距離感に困惑してしまうも文化祭の一件で元の交友関係に修復される。その後、修学旅行で強引な解決方法を取った八幡を否定し、一時は部活動自体に亀裂が生じるが、最終的には八幡の答えを聞いたことや結衣に諭されたことをきっかけに和解し、同時に性格も穏やかになるなど、徐々に変わり始めて行き、クリスマス以降は以前よりも暴言の回数が減って内容も穏やかになっていく。最終的には八幡からの不器用な告白を受けてそれを受け入れた事で相思相愛になり、彼と2人で行動する事が多くなる。
- 結衣に対しては依頼を受けた際に彼女の人との関わり方等に対して不快に思いそのことを容赦無く指摘したが逆にそのまっすぐな姿勢に憧れを抱かれる。その後、入部してきた彼女とのコミュニケーションや積極的なスキンシップに困惑しつつも徐々に心を開いていき友達関係になる。
- 部活動中の空き時間には本を読んでいることが多く、特に東京ディスティニーランドの人気キャラクターでもある「パンダのパンさん」を幼少の頃に原書を読んで以来はマニアとも呼べる域に達している程のファン。猫が大好きだが、人前では中々それを素直に出せない。逆に犬は大の苦手。休日には映画鑑賞などをして過ごしている。
- 父親が県議会議員かつ建設会社の社長であるため裕福で、現在は高級マンションで1人暮らしをしている。自身と同等以上のスペックを持つ姉の陽乃に対しては、その存在を認めて憧れつつも反目し、母親に対しては確執があることを思わせており、また、葉山とは幼馴染でありながらも過去に何かあったらしく、現在は奉仕部の活動を除いて交流はない[注 14]。
- 由比ヶ浜 結衣(ゆいがはま ゆい)
- 声 - 東山奈央
- 6月18日生まれ。O型。座右の銘は「命短し恋せよ乙女」[7]。
- 本作のもう1人のメインヒロイン。総武高校2年F組に所属している女子生徒。八幡・川崎からは「由比ヶ浜」、雪乃・戸塚・折本からは「由比ヶ浜さん」、小町からは「結衣さん」、陽乃からは「ガハマちゃん」、葉山達からは「結衣」、相模からは「結衣ちゃん」、いろはからは「結衣先輩」と呼ばれている。葉山や優美子を中心としたクラス内カースト最上位のグループに所属している。奉仕部に依頼に訪れた際に自分とは正反対のタイプの雪乃の姿に感銘を受けたことから奉仕部に出入りするようになり、後に部員となる。
- 緩くウェーブのかかった肩までの明るい茶髪に短いスカートや胸元のボタンを3つほど外したブラウスにクロスストラップタイプのキャミソールといった派手な外見とギャル風な言葉遣い[注 15]に反して男女交際の経験は無く、雪乃とは対照的に童顔で、身長は少し低いが胸は大きい。空気を読んで周囲に合わせる[注 16]ことを信条としており人間関係に器用だが、同時に悪癖として自覚してもいる。自分の非を認められる素直さを持ち、険悪な相手であっても思いやる優しさもあるが、相手をフォローするつもりの発言が常に地雷を踏んでしまう才能の持ち主。また、金銭関係には細かい一面もある。
- 「やっはろー!」という独特の挨拶をする。また、親しくなった人間にあだ名を付けたがる[注 17]が、ネーミングセンスは無い[注 18]。
- 学校の成績は悪く、八幡と同様に数学が苦手であり、八幡からは「アホの子」と言われているが、奉仕部では、八幡と雪乃には無い高いコミュ力や豊富な人脈を活かしている。また、勉強に時間を割くのは意味がないと考えていたが、八幡と同じ大学を目指してからは勉強をしようという姿勢を見せる。
- 料理の腕は壊滅的で、クッキーを作ろうとしても「木炭みたいなもの」[注 19]になってしまうが、奉仕部に関わってからは料理に興味が湧いたようで、趣味は料理(料理鑑賞)などとも語っていたりするが、一向に上達した気配はない。
- かつて愛犬を八幡に助けてもらった事故の後で、八幡の入院中にお菓子を持って八幡の自宅に見舞いに来たことがあり、その時に会っていた小町には「お菓子の人」と記憶されていた[注 20]。
- 八幡に好意を抱いており、彼が他の女性に迫られていると激しく嫉妬するが、自分の気持ちは伝えられていない。八幡に助けた犬の飼い主が自分だと知られた時は自身の気持ちを誤解され、すれ違ってしまうも自身の気持ちを吐露した事で関係を修復する。修学旅行で八幡の考えを否定し、一時は険悪な関係になってしまうが、最終的には八幡の答えを聞くと同時に雪乃を諭して和解する。クリスマスの件以降、八幡と雪乃が互いに意識し始めている事に薄々気付いており表面上は明るく振舞いつつも複雑な心境を抱いていた。後に八幡の気持ちを知った際は涙を呑んで彼を後押した。八幡と雪乃が相思相愛になってからは2人との距離を取りかねていたがいろはや小町の後押しを受けた事で吹っ切れ、以前と変わらない態度で接している。
- 雪乃に対しては自身の悪癖を真っ向から指摘された事で憧れを抱く。その後、自身も入部し彼女との交流を続けて行く内に友達関係になる。雪乃から冷ややかな対応を受ける事もあるが、それの付き合い方も徐々に慣れていき、後に過去や家庭環境を知った際にも彼女を裏切らないと進言している。また、雪乃とは対照的に猫が苦手である。
- 平塚 静(ひらつか しずか)
- 声 - 柚木涼香
- 誕生日は非公開。A型。座右の銘は「真ん中から打ち砕く!!俺の自慢の、拳でぇぇッ!!」[7]。
- 総武高校の国語教師。生活指導と奉仕部の顧問を担当している。生徒達のことは基本的に名字の呼び捨てで呼ぶが、かつての教え子である陽乃のことは下の名前で呼び捨てにしている。また、陽乃からは「静ちゃん」と呼ばれている。
- 黒髪ロングに巨乳とそれなりの格好をすれば周囲から注目を集めるほどの美人であるが、反面、ヘビースモーカーかつどこかおっさん臭いところがあり、加えて相手との距離感の詰め方のせいもあってか、かなり強い結婚願望に反して男っ気が全くない。年齢は明かされていないが、本人は「私はまだ立派なアラサーだ」と語っている。愛車はアストンマーティン・ヴァンテージ[注 21]。学校内ではスーツの上に白衣を着用している。
- 社会に適応できないと思われる生徒を奉仕部に強制入部させており、またそういった生徒達は見ていて面白いとも評しているが、奉仕部の活動については競争させるなどの方針は決めていながらも具体的な行動についての強制はしておらず、基本的に生徒自身に任せている。
- 教師社会においては若輩であるために地域の奉仕活動の監督(小学校の林間学校のサポート)や文化祭、体育祭の顧問などの仕事を押し付けられることが多く、それらの仕事を奉仕部が受けるように仕向けることで奉仕部の活動を促進している。
- 熱い少年マンガやアニメをこよなく愛しており、会話でも頻繁にそのネタが登場するだけでなく、実際に「拳で語る」こともしばしばあるが、八幡に対しては何かと気にかけたり[注 22]、他の生徒には話せないようなことを話したりもする。八幡も悪印象は抱いておらず、10年早く生まれていて10年早く出会っていたら心底惚れてたんじゃないかとも思わせている。
- 奉仕部の3人が進級するのと同時に他校への異動が確定しており、その際の心残りだった八幡と雪乃が相思相愛になった事は素直に感激しており八幡には皮肉を入り交えた称賛の言葉を送っている。
八幡の関係者
- 戸塚 彩加(とつか さいか)
- 声 - 小松未可子
- 5月9日生まれ。A型。座右の銘は、清沢哲夫の詩「道」の全文[注 23][7]。八幡からは「戸塚」、雪乃からは「戸塚君」、結衣からは「さいちゃん」、小町からは「戸塚さん」、いろはからは「戸塚先輩」と呼ばれている。
- 総武高校2年F組に所属している男子生徒。テニス部の部員。出席番号は20番。信条は初志貫徹。趣味は手芸で、特技はテニス[注 24]とジグソーパズル。得意科目は生物と地学。好きな食べ物は野菜(特に根菜系)。八幡のことは出会った当初は「比企谷君」と呼んでいたが、後に彼から不意に一度だけ名前で呼ばれたことをきっかけに、以降は「八幡」と呼び捨てで呼んでいる[注 25]。
- 性別は男だが、小柄な上に腕も腰も脚も細く肌も抜けるように白く、可愛らしい顔にソプラノの声と外見も立ち居振る舞いも儚げな可愛い美少女にしか見えないためにクラスの一部の女子生徒からは「王子」と呼ばれて人気があるが、男子の友達は少ない。性格は素直で、優しく控えめであり、作中では最もまともな部類に入っている。本人は可愛いと言われることを好まず男らしい振る舞いに憧れているが、嗜好は乙女趣味で、結衣が驚嘆するほどに可愛らしいアイテムを選ぶセンスに優れている。また校内では基本的にジャージを着用している。
- 八幡とは1年の時からの同じクラスだったが、2年の時、選択授業で交わした初めての会話をきっかけで彼に懐いて行動を共にするようになり、八幡の初めての友達となる。文化祭の一件では周囲の八幡憎しの空気に中立の立場を取らざるを得なかったがその後は以前と同様の友達関係を続けている。後にテニス部の部長に就任する。また、結衣とは以前から仲が良く、テニス部を強くしたいという相談がきっかけで奉仕部を紹介されている。
- 川崎 沙希(かわさき さき)
- 声 - 小清水亜美
- 10月26日生まれ。A型。座右の銘は「顔はやめな、ボディにしな。ボディに」[7]。
- 総武高校2年F組に所属している女子生徒。2巻から登場。八幡からは「川崎」、雪乃・戸塚からは「川崎さん」、結衣からは「沙希」(当初は「川崎さん」)、小町からは「沙希さん」、いろはからは「川崎先輩」、姫菜からは「サキサキ」と呼ばれている[注 26]。
- 細身で長身、青みがかった長い黒髪を後ろで一つにまとめており、右目に泣きぼくろがある。家族想いな性格ではあるが無愛想で口が悪く、人を寄せつけない雰囲気があるために教室でも大抵は一人でいる。一方、修学旅行の際にはお化け屋敷で怖がるなどの年相応の女子らしい一面も見られる。また、裁縫を趣味にしているらしく、身の回りの服飾もリメイクしたり、自作したりしていて、文化祭や体育祭での衣装作りに貢献してからは姫菜と親しくなった描写がある[注 27]。一方で、優美子とは折り合いが悪く、ガンを飛ばし合う間柄[注 28]。
- 二年生に進学した後は家族のためにバイトを始めて朝方まで家に帰らずに学校にも度々遅刻していたが、後に弟である大志の依頼を受けた奉仕部の面々と八幡の勧めで予備校のスカラシップを取ったことで状況は好転することとなる。以降は彼が失踪した相模を探す際に言ったお礼(「愛してるぜ」)[注 29]などで八幡を意識している様子が伺え、話しかけるようになるが名前ではなく「あんた」などと呼んでいる[注 30]。八幡からも好印象を抱かれているが、時々「殴る」、「殺す」などの物騒な発言をしたり、本気で睨むことがあるために若干怖がられており、名前も「川なんとかさん」とうろ覚えにされている[注 31]。また、妹と弟がいてブラコンであり、9巻ではシスコンの気も見せている。
- 材木座 義輝(ざいもくざ よしてる)
- 声 - 檜山修之
- 11月23日生まれ。AB型。座右の銘は「大事なのはイラスト」[7]。
- 総武高校2年C組に所属している男子生徒。八幡からは「材木座」、結衣からは「中二」、小町からは「中二さん」と呼ばれている。
- 眼鏡をかけて常にコートを羽織っており、一見は中年サラリーマンの風貌をしている。一人称は「我」である等中二病全開の「イタさ」があり、自らを足利義輝にちなんで「剣豪将軍」と称しているが、その性格や言動から友達ができず、同じく友達がおらずに体育でペアを組んだことのある八幡のことを相棒と呼んで何かと寄ってくる(あくまで学校で友達がいないだけで、ゲーセンなどでは同じ言葉使いの仲間がいる模様)。
- 普段の言動から周囲に「馬鹿」と思われがちであるが、文化祭の際に八幡が相模を助けるために悪役を演じた際にはその真意に気付いても敢えて何も問わないという素振りを見せ、雪乃のプロムの企画を通すための八幡のプロムがダミーであることを即座に見抜くなど、八幡に対して理解力を示す面もあり、それゆえに八幡からは本気で拒絶されるような仕打ちまではされていない。また、比企谷兄妹に対して自身とそのゲーセン仲間の使う口癖のような言葉である「ちゃんす」を伝染させつつある。
- ライトノベル作家を目指しており[注 32]、何とか小説を書き上げるもそれを見てくれる友達がいないために静から話を聞いて自身の小説を読んでもらうために奉仕部を訪れる。その後、雪乃から徹底的に酷評された上に結衣からも追い討ちをかけられ、さらには八幡に止めを刺されたが、それでもちゃんと評価を示してくれたことに感謝し、めげずに創作に一層勤しむようになる。その後はゲームのシナリオライターへの夢に傾いたりもしたが、稼げないと知って一瞬で諦めた。
- 富岡 美緒(とみおか みお)
- 三年生編から登場した八幡のクラスメイトで学級委員。三年生に進級してから八幡は知り合いが葉山と海老名しかいなかったが、何故か当初から八幡を「比企谷君」と呼ぶなどしている。
葉山グループ
F組のトップカーストグループ。葉山と優美子以外は2巻から登場している。
- 葉山 隼人(はやま はやと)
- 声 - 近藤隆
- 9月28日生まれ。B型。座右の銘は「Your time is limited so don't waste it living someone else's life(時間には限りがある。だから、誰かの人生を生きることで浪費すべきではない)」[注 33][7]。
- 総武高校2年F組に所属している男子生徒。最初は八幡を「ヒキタニ君」と呼ぶことが多かったが、後に「比企谷(君)」と正確に呼ぶようになっている。
- 八幡とは逆に義理や人情を重んじる正義感に溢れており、クラス内外問わずに人望の厚く、グループの中心人物として人気も高い。特に、サッカー部のエースかつ次期部長候補(後に部長に就任している)としても活動しており、成績も文系では学年2位と文武両道で典型的な優等生であり、八幡の対極に位置する存在である。また、冷静沈着で、落ち着いた性格であるために優美子と奉仕部との諍いに仲裁役として入ることが多く人当たりも良いために、機会こそ少ないものの八幡に対しても友好的に接するが、当の八幡からは忌々しく思われている。
- 普段は温厚だが苛烈な一面もあり、特に八幡に対しては「俺は君が思っているほど、いい奴じゃない」と告げたり、八幡のことが嫌いだと言い放ったりするなどのその内面を隠さない部分がある。
- 父親が雪乃の父親の会社の顧問弁護士であることから雪乃とは幼いころから親交があり、また雪乃とは同じ小学校に通っており、陽乃とも知り合いである。それにもかかわらず、ごく自然に異性を名前で呼ぶ彼が雪乃のことは苗字で呼びながら、陽乃に対しては名前で呼びタメ口で話すことに、八幡は違和感を覚えている。また、正月にカフェで雪乃とあった際に「雪乃ちゃん」と口走ったが、すぐに「雪ノ下さん」と言い直している。
- 人の悪性しか信じない八幡とは正反対に人の善性を信じており、「みんな仲良くする」ことを良しとする信条であるために人の好意を明確に拒む八幡とはしばしば衝突する一方で、現状維持に固執するあまりに自分の周囲の関係が壊れて失うことを極端に恐れる負の一面も描写され、八幡が周囲の関係に変化をもたらす要因になり得る存在であることを認識した上で彼に敵意を露わにしているが、逆にこの内面が原因で雪乃に対して負い目を抱いていることも八幡に仄めかしている。また、基本的に冷静で温厚な性格ではあるが、予想外の出来事にはまるで対応しきれなかったり、相手を信じすぎるあまり負の面を読めないなど、一辺倒に「完璧」と言うわけではない。
- また、その信条ゆえに自らが泥を被って事態を収めようとする八幡のやり方を快く思っていないが、姫菜の件についてはそのやり方を通すように頼んでいる。
- クリスマスパーティーの件などで雪乃が変わり始めたのを感じ取っていて、それが八幡を意識するようになったことに起因していると感じている描写があり、彼にそのことを仄めかしている。
- 三浦 優美子(みうら ゆみこ)
- 声 - 井上麻里奈
- 12月12日生まれ。B型。座右の銘は「パンがないならバターいりのお菓子を食べればいいじゃない」[7]。
- 総武高校2年F組に所属している女子生徒。長身かつ美形で、ギャル風な風貌に加えて髪を金髪縦ロールにしており派手さが目立ち、友人を認定する基準も「見栄えの良さ」であるなど外見に拘りを見せる。
- 「あーし」という一人称が特徴で、口調は傲岸不遜かつ苛烈であるためにクラスの女王的存在[注 34]として振る舞い、またかなりプライドが高く、自己中心的でわがままだが、葉山と同様に自分達の関係を壊したくないと思うなどの世話焼きかつ友達想いな一面もあり、八幡からは「おかん」と認識されている。彼女は八幡の名前をあまり覚えておらず、彼のことは「ヒキオ」と呼んでいる。雪乃に対抗心を燃やしているようで、結衣からその名前が出た時は露骨に機嫌を悪くした[注 35]が、葉山の進路に関する件以降は彼女に対する態度も温厚になり、威圧的な言動を取ることも少なくなっている。また、泣けば済むと思っているのが嫌いという割に自身は打たれ弱いらしく、雪乃などからしばしば泣かされることがあり、結衣からは「結構乙女なところがある」と評されている。
- 恋愛話には積極的で、自身も葉山に好意を抱いているために彼を侮辱する人間に対しては即座に怒りと敵対心を露にする。グループでは姫菜と仲が良く、彼女が暴走した時にはそれを抑えに回る。中学時代は女子テニス部に所属しており、県選抜に選ばれたほどの腕前。
- 海老名 姫菜(えびな ひな)
- 声 - ささきのぞみ
- 7月14日生まれ。AB型。座右の銘は「ホモが嫌いな女子なんていません!」[注 36][7]。
- 総武高校2年F組に所属している女子生徒。葉山グループに所属しており、周りと同様に八幡のことを「ヒキタニ君」と呼んでいる。
- 肩まである黒髪に赤いフレームの眼鏡をした一見清楚な腐女子。戸部らの男性グループ及び八幡を葉山狙いのBLのような関係と妄想[注 37]しており、一度妄想が始まるとその妄想が極まって興奮して鼻血を噴出し、優美子ですら止めに入るほどに暴走する。戸部が自分に好意を抱いていることに気付いてはいるが、自分の置かれている環境に満足しており、八幡(奉仕部)及び葉山にそれを壊さないで欲しいという願いを暗に相談し、現在のような心地よい環境は久しぶりだとも発言している。
- 修学旅行編では腐女子の顔の裏にほの暗い部分を隠し持っていることが明らかになり、八幡の抱えているものを理解して共感している節もあり、それ以降は自らも八幡に対してかなり素の部分を見せている。
- 戸部 翔(とべ かける)
- 声 - 堀井茶渡
- 総武高校2年F組に所属している男子生徒。サッカー部に所属している葉山グループの一人。金髪[注 38]に染めた長めの髪を後ろに流してヘアバンドで留めており、ブレザーの下にはパーカーを着込んでいる。性根の悪い人間ではないものの、「マジ○○だわー」と言ったような若者言葉を駆使し、外見も言動も軽薄そのもので無神経な言動が多く、時々勝手に八幡を会話のネタにしているために当然本人からは「ウザいチャラ男」と思われている。文化祭以降は[注 39]、奉仕部に依頼をしようとした際にもその態度を改めようともしなかった結果、普段交友のある結衣にも嫌悪の目を向けられ、雪乃からも依頼を拒否されて出て行くように言われてしまっている。良く言えば葉山曰く「見た目は悪そうだがノリの良いムードメーカー、イベントにも積極的に動く良い奴」、悪く言えば雪乃曰く「お調子者」と評されている。また、同じ部活ゆえに葉山とセットで登場することが多いが、マネージャーのいろはからはパシリに使われたりするなど、葉山と比較してひどい扱いをされることが多い。
- 同じグループの大和や大岡とは葉山を間に挟んだ「友達の友達」でしかなかったが、職場見学の一件の後はそれなりに仲良くなっている。また、姫菜に好意を寄せており、修学旅行の直前にその件で奉仕部に依頼をしに来るが、そのこともあって八幡からは自身や大和、大岡の三人のうちでは一番話しかけやすい奴と認識されている。
- 大和(やまと)
- 声 - 川原慶久
- 総武高校2年F組に所属している男子生徒。ラグビー部に所属している葉山グループの一人。大柄で体格が良い。また、葉山曰く「冷静で人の話をよく聞く。マイペースで人を安心させる、寡黙で慎重な性格の良い奴。」、雪乃曰く「反応が鈍い上に優柔不断」と評されている。最初は戸部や大岡との仲は葉山を挟んだ「友達の友達」でしかなかったためにあまり良いとは言えなかったが、職場見学の一件の後は戸部や大岡と三人でつるむようになる。
- 大岡(おおおか)
- 声 - 白石稔
- 総武高校2年F組に所属している男子生徒。野球部に所属している葉山グループの一人。小柄で、猿っぽい顔立ちをしており、制服の袖は常に捲っている。また、葉山曰く「人懐こく、何時も誰かの味方をしてくれる気の良い性格。上下関係に気を配って礼儀正しい良い奴。」、雪乃曰く「人の顔色を窺う風見鶏」と評されており、また八幡には童貞であると見抜かれている。最初は戸部や大和との仲は良くなかったが、職場見学の一件の後は戸部や大和と三人でつるむようになる。
相模グループ
5巻から登場したクラス内では葉山グループに次ぐ位置にいるカースト。一年時は結衣もこのグループに所属しており、それゆえに彼女とはカーストが違う現在でも普通に接している。
- 相模 南(さがみ みなみ)
- 声 - 寿美菜子
- 総武高校2年F組に所属している女子生徒。6月26日生まれ[8]。
- 相模グループのリーダー格。クラス女子内でトップに君臨する優美子に対抗意識を抱いているが、特に表立って対立することはない。だが、八幡だけは明確に見下している(グループの仲間も同様)。
- 葉山の頼みで文化祭でクラスの女子の実行委員になり、さらには葉山にいい顔をしたいという欲望から実行委員長に立候補し、その上で奉仕部にその手伝いを依頼するが、陽乃の誘導と本人の自覚の無さが原因で準備から本番まで色々と問題行動[注 40]を起こして自滅し、その際に八幡による解決方法の餌食に遭いながらもそれによって周囲から孤立せずに済むこととなる[注 41]。その後、6.5巻[注 42]にてめぐりからの依頼及び本人の復活も兼ねて体育祭の実行委員長に就任し、最初は文化祭時の行動が仇になるも八幡や雪乃への逆恨みともいえる怒り[注 43]がきっかけとなって復活したことで明るい元の性分を取り戻す。
- ゆっこ
- 声 - 桜川めぐ
- 文化祭実行委員。女子バスケットボール部に所属している。八幡達とは別のクラスの女子生徒。文化祭では相模と共に委員会を半ばサボっていた。文化祭のフィナーレの際に八幡が相模に放った言動から、彼に敵意を抱く。しかし、体育祭での運営会議では相模と衝突する立場に回る。
- 遥(はるか)
- 声 - 井上美樹
- 文化祭実行委員。女子バスケットボール部に所属している。八幡達とは別のクラスの女子生徒。ゆっこと同様に文化祭では相模と共に委員会を半ばサボっていた。文化祭のフィナーレの際に八幡の言動から、彼に敵意を抱く。体育祭の運営会議では相模と衝突する立場に回る。
生徒会
- 城廻 めぐり(しろめぐり めぐり)
- 声 - 浅倉杏美
- 6巻から登場する生徒会長。1月21日生まれ。雪ノ下陽乃の後輩にあたり、彼女のことを「はるさん」と呼び、陽乃からは呼び捨てで呼ばれている。生徒会長としての実務能力はそこそこで、統率力が目に見えて高いというわけではないが、独特の雰囲気[注 44]から他の生徒会役員に慕われている。また、人間の心理面に対しても鋭い面がある。文化祭では急遽でっち上げられた有志バンドとして、キーボード担当で参加している。
- 八幡を真面目なキャラクターと一目置いていたが、相模への行為の裏を知らなかったこともあり、「やっぱり君は不真面目で最低だね」と酷評していた[注 45]。それでも6.5巻では体育祭を盛り上げようと奉仕部に依頼しに来た際にはかなり働いてくれていたという部分を評価していると打ち明けた(しかし、八幡の名前は覚えていなかった)。また、この時八幡にかなり近づいており、結衣に嫉妬された。 その後は一色いろは(後述)の生徒会選挙絡みで奉仕部にいろはと共に依頼を掛けるが、依頼終了後は本来の意図とは外れたことを八幡にボヤいた。卒業式では卒業生の代表として答辞を述べた後にアドリブの呼び掛けで全校生徒を盛り上げた。卒業式終了後に生徒会室にて奉仕部の3人にも感謝の言葉を述べた。
- 一色 いろは(いっしき いろは)
- 声 - 佐倉綾音
- 本作の3人目のメインヒロイン。7.5巻から登場[注 46]。サッカー部のマネージャーで、総武高校1年C組に所属している女子生徒。4月16日生まれ。八幡からは「一色」、雪乃からは「一色さん」、結衣からは「いろはちゃん」、葉山からは「いろは」、戸部からは「いろはす」と呼ばれている[注 47]。
- 性格や制服の着こなしこそ、ゆるふわ系ギャルだが、その実は他人から見られることに慣れ、その上で自身の容姿や他人が求めるキャラクター性を理解し発揮しているもので、八幡曰く「非天然」。
- 基本的にやる気に乏しいが、自分のやりたいことについては八幡も驚くほどの行動力を見せることもあり、また、結衣ほどではないが時折地雷を踏む言動を取ることがある[注 48]。
- 生徒会役員選挙が実施された際、自らの意志によらず一年生にして生徒会長候補者にされてしまった[注 49]。そのため、めぐりと静を通して自身を選挙で落選させるよう奉仕部へ依頼した[注 50]。その過程で、雪乃と結衣が、それぞれ生徒会長へ立候補しようと動く[注 51]が、最終的には「可愛くない[注 52]小町且つ劣化版陽乃さん且つニセめぐり且つ超強化相模且つタイプ別折本」というキャラクター性や、いろはの真意を見ぬいた八幡による誘導や説得により、生徒会長になることを決意した[注 53]。
- 後に八幡ら奉仕部に海浜総合高校との合同クリスマスパーティー準備の手伝いを依頼した際には、生徒会長としての自信のなさや海浜総合の生徒会役員との関係もあって、当初は議論や準備が進まない状況に悩んでいたが、八幡達三人に触発されたことで邁進、無事パーティーを成功させたことで自信をつける。以降は様々なイベントなどでリーダーシップを発揮するようになる。
- 生徒会選挙の時点では葉山への好意を匂わせている。その後、奉仕部を尋ねた際、部室の前で偶然聞いた「本物」を求める八幡の発言に影響され、ディスティニーランドで葉山に告白をしたが振られている。それ以降は、葉山を追いかける姿勢を見せながらも、その一方で八幡に対しても何らかの感情を抱いており[注 54]、年明け以降はサッカー部をサボって、何かと理由をつけては奉仕部へ入り浸り、八幡を強引にデートへ連れ出すなど、より深く関わっていくようになる。
- 優美子の背中を押すかのような行動や、八幡に対して雪乃と結衣について暗に忠告するような行動を取る[注 55]などの一面があるほか、葉山はいろはの本心に気がついているかのような素振りを見せているが、八幡からは「正直こいつに関してはよくわからん」と評されている。
- 本牧 牧人[注 56]
- 声 - 工藤雅久
- いろはの代の生徒会副会長。二年生。いろはと違ってモチベーションが高く、クリスマスイベントの当初はリーダーシップを取ろうとしないいろはを苦々しく思っていた。また、保守的な常識人であるために八幡からは「一色いろは被害者の会」の一員と見なされている。10.5巻では書記の子と一緒にカフェから出てくるところを八幡に目撃された。また、生徒会を手伝ってくれている八幡には比較的好印象を持っているようで、自ら彼に話しかけることも多い。
- 藤沢 沙和子[注 57]
- 声 - 桜川めぐ
- いろはの代の生徒会書記。一年生。眼鏡に三つ編みで、少し気弱そうながらもかっちりと校則通りに制服を着ている。クリスマスイベントの当初はいろはと話をすることもほとんどなかったが、イベント後半にはいろはから「うちの書記ちゃん」と言われるほどに仲良くなる。
遊戯部
- 秦野(はたの)
- 声 - 阿座上洋平
- 3巻に登場した一年生。やや猫背気味の痩せ型で、やや鋭角な台形の眼鏡をしている。材木座がゲーム仲間に語った夢が元で材木座と対立し、彼と勝負することになる。
- 相模(さがみ)
- 声 - 土屋神葉
- 3巻に登場した一年生。白い肌に中学生のような風貌に加えて細身で、丸みを帯びた眼鏡をしている。材木座によって奉仕部と共に巻き込まれて勝負に参加する。13巻で相模南の弟であることが明らかになった。
教師
- 厚木(あつぎ)
- 声 - 川原慶久
- 広島弁の体育教師。強面のテニス部の顧問。教師としてやや思いやりなどに欠ける部分があり、人数の関係でペアになれなかった八幡から「一人で壁打ちをしててもいいか」と聞かれた際は何の配慮もすること無く了承していた。
- 鶴見(つるみ)
- 1巻で登場した家庭科の教師。調理実習をサボった八幡へ課した補習レポートを再提出させる際、静に丸投げした(静が生徒指導担当であるため)。職員室の隅っこのほうで観葉植物に水をあげている。
親族・家族関係
- 比企谷 小町(ひきがや こまち)
- 声 - 悠木碧
- 3月3日生まれ。O型。座右の銘は「使えるものは兄でも使う」[7]。八幡からは「小町」、雪乃からは「小町さん」、結衣・戸塚からは「小町ちゃん」と呼ばれている。
- 八幡の妹。生徒会役員を務める中学三年生。
- 要領が良く、兄の八幡を利用することに長けているが、あまり頭は良くないため(作者からは「腹黒いが底が浅い」と言われている)裏目に出てしまうことが多い、それでも八幡のことは大好きで、なおかつ良き理解者としても有り続けており、また、八幡周囲の女性陣に対して積極的に彼を勧めるような言動が見られる[注 58]。学校の成績はあまり良くなく、八幡曰く「アホな妹」だが、八幡と同じ総武高校に進むことを志望し、後に合格する。父親[注 59]に溺愛されており、喧嘩になっても父が加勢しての二重の反撃が確定している状況から八幡は迂闊に手が出せないでいる。台詞の中に度々「小町ポイント」なる言葉が出てくるが、具体的にどんなものかは語られておらず兄に対する行動によっては消費される。八幡曰く「静かに怒るタイプ」で、一度怒り出すと仲直りするまでに時間が掛かるが、奉仕部解散の危機には喧嘩を仲裁し、「雪乃と結衣の友達」として八幡に解散させないように依頼するなどの面も見られる。また、八幡の前で平気で着替えたり、八幡のシャツを勝手に着て下着丸出しで寝るなど家ではずぼら。基本的には明るく社交的で周囲との協調も図れるが、単独行動を好むなど、八幡に似た面も見られる。
- 八幡の入院中にお菓子を持って自宅を訪れた結衣と会っており、名前は忘れてしまったものの、「お菓子の人」として記憶しており[注 60]、結衣が八幡と同じ学校の生徒だということもその時に聞いていた。小さい時に家に誰もいないのが嫌で家出したことがあり、その時には兄の八幡が迎えに来てそれ以降は兄は妹より早く帰るようになった[注 61]。
- 比企谷(母)
- 八幡と小町の母親。眼鏡を掛けており、仕事で多忙の時は睡眠不足で機嫌が悪い。また、八幡に比べて小町には甘い所があるが、出掛ける際に彼を気遣う発言をしており、気に掛けていない訳では無い。
- 雪ノ下 陽乃(ゆきのした はるの)
- 声 - 中原麻衣
- 雪乃の姉で千葉県内にあるの国立理工系大学に通っている。7月7日生まれの20歳。妹の雪乃のことは「雪乃ちゃん」、八幡のことは「比企谷くん」と普通に呼ぶが、結衣に対しては「ガハマちゃん」と呼ぶ[注 62]。
- 雪乃とは愛憎入り混じったような複雑な関係で、それを意図的にやっている節があり、事ある毎に雪乃を煽ったり、雪乃の弱い面を糾弾する傾向がある。
- 雪乃以上に頭脳明晰かつ容姿端麗だが、妹とは違い人当たりも非常に良く、友人も多い。
- ただ、それは雪ノ下家の長女として昔から親の仕事関係の人と接するうちに形成された「外面」[注 63]であるためにそれは例え相手が材木座であっても揺るがない。
- ほとんど会話を交わしたことのない八幡の言動の裏を見抜く洞察力もあり、その内面に強かで腹黒い部分を持ち、八幡に対する毒舌は雪乃の3倍の切れ味がある。
- 八幡達と入れ違いに総武高校を卒業しており、かつては静から色々と教わっていたが、静には成績は「優秀」ではありながらも「優等生」ではなかったと評されている。また、葉山には「あの人は興味のないものには何もせず、好きなものを構いすぎて殺すか、嫌いなものを徹底的に潰すことしかしない」と表現されているが、静からは「大抵の人間はそれに気付かず、見抜いた者も多くはそれを好ましく思う」と述べている。
- 雪ノ下(母)
- 声 - 井上喜久子
- 雪乃と陽乃の母親。落ち着いた雰囲気と均整のとれたプロポーションを誇り、軽々に声をかけることを躊躇わせるほどの威厳を持っている。また、陽乃曰く「私より怖い」や「何でも決めて従わせようとする人」と女帝のように評されており、雪乃の一人暮らしには最後まで反対していた。
- 自分に逆らう者は身内とて容赦しない烈女であり、「自分の発言こそ正しい」として人の話を聞くつもりは始めから無いなど、その本質は冷血。雪乃の3年進級前、陽乃を通じて実家に帰って来るよう伝えるも雪乃がこれを蹴ったため、自分に逆らった報復として雪乃のマンションに陽乃を同居させ、帰る場所を潰す。
- 由比ヶ浜(母)
- 声 - 大原さやか
- 結衣の母親。やや童顔で、スタイルが良く、結衣と似通った雰囲気を持っている。また、親子の仲は良好で、結衣から八幡や雪乃のことを良く聞いていたらしく、八幡を「ヒッキーくん」、雪乃を「ゆきのんちゃん」と呼んでいる。
- 川崎 大志(かわさき たいし)
- 声 - 村瀬歩
- 沙希の弟。小町と同じ学習塾に通っている中学三年生。小町に好意を寄せているらしく、八幡はやや敵視している。
- 川崎 京華(かわさき けいか)
- 声 - 浅倉杏美
- 沙希の妹。市立の保育園に通っている女の子。沙希を「さーちゃん」と呼び、沙希からは「けーちゃん」と呼ばれている。クリスマスイベントでは天使の格好をし、ケーキの運び役を担当していた。
- 人懐っこい性格で、いろはの手伝いで保育園を訪れた八幡に少し構ってもらったことで彼を「はーちゃん」と呼んで非常に懐き、後のバレンタインのチョコの試食会で再会した時は喜んで彼に作ったチョコを渡している。
- カマクラ
- 声 - 桜川めぐ
- 比企谷家で飼われている血統書付きのオス猫。名前はかまくらのように丸くなっていたことに由来しており、過去の動物イベントにて比企谷家に迎えられている。また、アニメ一期では尻尾と耳の先端が黒い白猫、二期では白地に灰色の縞を持つサバトラの白猫として描かれており、原作の挿絵や他の媒体で登場する時も後者に準ずることが多い。
- サブレ
- 声 - 悠木碧
- 結衣の飼い犬。ロングコートのミニチュアダックスフント。恩人である八幡のことを覚えていたようで、彼に非常に懐いて服従の姿勢まで見せる。だが、飼い主である結衣のことは家族旅行のために比企谷家に預けられた僅かの間に忘れてしまう。
海浜総合高校
総武高校から程近いところにあるそこそこの進学校。三つの高校が合併して出来たために比較的新しい。
- 折本 かおり(おりもと かおり)
- 声 - 戸松遥
- 八幡の中学時代の同級生。8巻から登場。自称姉御肌のサバサバとした性格で、積極的に人との距離を詰めたがる。また、「それあるー!」と度々口癖のように言うことがあり、話し合いの際も事あるごとに発言しているが、特に意味はない。
- かつて八幡から本気で好意を寄せられていたが、彼からの告白をにべもなく即座に振った上にこのことを翌日すぐにバラし、クラス中に笑い話として拡散させて八幡に大恥をかかせる[注 64]。
- 陽乃により葉山と引き合わされて結果的には仲町や葉山、八幡と4人で遊びに行くことになり、遊んでいる間にも事あるごとに八幡を小馬鹿にする言動をしていたが、そのことに対して葉山から苛烈な言葉で攻められ、さらには葉山がニセ情報で呼び出した雪乃や結衣を見ると何かに納得したような呟きを残しながら去って行った。
- その後、合同クリスマスイベントの準備にて八幡と再会。八幡との関係を尋ねたいろはに対して言葉を濁した回答をしたりするなどの八幡を馬鹿にする言動が見られなくなっており、特に八幡に対しては「恋人は無理でも友達としてなら良かったかも」と発言している。また、それからの八幡との交友も比較的良好になっているらしく、八幡も彼女に対して普通に接している。また、八幡から合同プロムの案件を持ち掛けられた際は結衣を通じて連絡が来た事に驚いており、八幡が自身の連絡先を知らなかった事を不満に思っていた。
- 仲町 千佳(なかまち ちか)
- 声 - 藤田咲
- 折本の友人。8巻から登場。以前から葉山のことが気になっていたが、後に折本と同様に葉山からの言葉を受けて困惑しつつも葉山を気にしながら去って行った。
- 玉縄(たまなわ)
- 声 - 日野聡
- 海浜総合高校の生徒会長。9巻から登場。一見は爽やかだが、いわゆる「意識高い系」であるためにセリフにカタカナ語を多用しているが、本人もあまり英語力が高いわけではないため、しばしばそれが文法を間違えたり、日本語との間で重言になってしまっていることもある。また、愛機はMacBook Airである。クリスマスイベントの企画ではリーダーとして人の話を聞いて全てを半端に取り入れようとした[注 65]ために企画を現実的な範囲にまとめることができずに迷走させてしまう。折本に気があるらしく、バレンタインイベントでは折本と八幡が話している際に割り込んできて謎の捨て台詞を残して去って行った。
その他
- 鶴見 留美(つるみ るみ)
- 声 - 諸星すみれ
- 小学6年生。4巻から登場。林間学校の旅行先で八幡達と出会った少女。友達から裏切られて疎外された経験から内向性が強く、引っ込み思案な性格になって由香達のグループから孤立しているが、雪乃と似て気が強いところがある。八幡のことは「八幡」と呼び捨てで呼んでいる。9巻で再登場し、クリスマスパーティーのために小学校側から選抜されてその準備の場で八幡と再会するが、当初は準備を一人で勧めるなどの林間学校時と変わらない状況でありながらもパーティー後は葉山達を囲む小学生達に混ざって笑顔を見せるようになる。また、八幡に対しても名前で呼ばせる等信頼を寄せるようになる(八幡は「ルミルミ」と呼んでいたが、「キモい」と言われた)。
- 由香(ゆか)、仁美(ひとみ)、森ちゃん(もりちゃん)、ヨッコ
- 声 - 木戸衣吹、山崎エリイ、白石晴香、桜川めぐ
- 留美の同級生。留美に対しては話かけることもなく、少し距離を置いている。由香は茶髪のロングヘアで、仁美は右サイドのポニーテールで、森はおかっぱである。
- パンダのパンさん
- 凶悪な目に研ぎ澄まされた爪にぎらりと光る牙といった容姿を持つ東京ディスティニーランドの人気キャラクター。原題は「ハロー、ミスターパンダ(改題前はパンダズガーデン)」。作者はアメリカの生物学者ランド・マッキントッシュ。パンダの研究のために家族で中国へ渡った際に新しい環境になかなか馴染めなかった息子のために書いたもので、ディスティニー版は「日頃から笹をたくさん食べることを夢見ており、いざ笹を食べると酔って酔拳をするキャラクター」をより強調したデフォルメがされている。
既刊一覧
巻数 | タイトル | 初版発行日 | 発売日 | 通常版 | 限定特装版 |
---|---|---|---|---|---|
1 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | 2011年3月23日 | 3月18日[9] | 978-4-09-451262-5 | - |
2 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2 | 2011年7月25日 | 7月20日[10] | 978-4-09-451286-1 | |
3 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 3 | 2011年11月23日 | 11月18日[11] | 978-4-09-451304-2 | 978-4-09-451307-3 |
4 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 4 | 2012年3月21日 | 3月16日[12] | 978-4-09-451332-5 | 978-4-09-451333-2 |
5 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 5 | 2012年7月23日 | 7月18日[13] | 978-4-09-451356-1 | - |
6 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 6 | 2012年11月25日 | 11月20日[14] | 978-4-09-451380-6 | |
7 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 7 | 2013年3月24日 | 3月19日[15] | 978-4-09-451402-5 | 978-4-09-451403-2 |
8 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 7.5 | 2013年8月23日 | 8月20日[16] | 978-4-09-451434-6 | - |
9 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 8 | 2013年11月24日 | 11月19日[17] | 978-4-09-451451-3 | 978-4-09-451453-7 |
10 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 9 | 2014年4月23日 | 4月18日[18] | 978-4-09-451482-7 | - |
11 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 6.5 | 2014年7月27日 | 7月18日[注 66][19] | 978-4-09-451501-5 | 978-4-09-451502-2 |
12 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 10 | 2014年11月21日 | 11月18日[20] | 978-4-09-451523-7 | - |
13 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 10.5 | 2015年3月23日 | 3月18日[21] | 978-4-09-451542-8 | - |
14 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 11 | 2015年6月23日 | 6月24日[22] | 978-4-09-451558-9 | - |
15 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 12 | 2017年9月20日 | 9月19日[23] | 978-4-09-451674-6 | - |
16 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 13 | 2018年11月20日 | 11月20日[24] | 978-4-09-451762-0 | - |
17 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 14 | 2019年11月24日 | 11月19日[25] | 978-4-09-451781-1 | - |
18 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 14.5 | 2021年4月25日 | 4月20日[26] | 978-4-09-453004-9 | - |
備考
- 第1巻発売日間際に起きた東北地方太平洋沖地震などの影響に因り、一部地域での発売日が遅れた[27]。
- 第3巻では、雪ノ下雪乃・由比ヶ浜結衣のキャラクターソング、『Bright Generation』(作詞:SugarLover、作曲:橋本由香利、編曲:宮崎誠)が挿入歌として収録され、ドラマCD付き限定特装版も販売された。収録CDドラマは「たとえばこんなバースデーソング」。
- 第4巻では、H2SO4、CUTEG、津路参汰、ヤス、るろおによるアンソロジーイラストやぽんかん⑧による描き下ろしイラスト、キャラクター設定集などが収録されたイラスト集付き限定特装版が販売された。
- 第7巻ではドラマCD付き限定特装版が販売され、雪乃と結衣のキャラクターソング『ROCK YOU!!』(作詞:SugarLover、作曲・編曲:斉藤悠弥)が挿入歌として収録される。収録ドラマCDは 「彼女たちの、うぃー・うぃる・ろっく・ゆー」。
- 第6.5巻は当初、2014年7月18日発売の予定であったが、「制作進行上の理由」から7月22日および24日に発売が延期されていた。
- 第6.5巻にも雪ノ下雪乃・由比ヶ浜結衣のキャラクターソング、『君とMerry Christmas』(作詞:rino、作曲:増谷賢、編曲:長田直之)が挿入歌として収録され、ドラマCD付き限定特装版も設定された。収録ドラマCDは「そのクリスマスキャンドルの灯が揺れる時……。」。
- 第11巻は本来、他のガガガ文庫新刊と同じく2015年6月17日発売だったのだが、発行部数の関係上、発売日をずらしたため遅れた[28]。
単行本未収録作品
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 6.25巻
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第1巻』の初回特典に収録。
- 後述の6.50巻と6.75巻と一緒に再構成再編集・加筆修正し、1冊の総集編としてまとめ直し6.5巻として正式に発売された。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 6.50巻
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第3巻』の初回特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 6.75巻
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第5巻』の初回特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(a)
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第1巻』の初回限定版特典に収録。
- 後述の作品と合わせ「another」として一つの物語となっている。原作のパラレルワールド的ストーリー。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(n)
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第2巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(o)
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第3巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(t)
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第4巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(h)
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第5巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(e)
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第6巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(r)
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第7巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。‐新‐ 1
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第1巻』の初回限定版特典に収録。
- 原作の3年生編が描かれる。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。‐新‐ 2
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第2巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。‐新‐ 3
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第3巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。‐新‐ 4
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第4巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。‐新‐ 5
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第5巻』の初回限定版特典に収録。
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。‐新‐ 6
- Blu-ray&DVD『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第6巻』の初回限定版特典に収録。
オーディオブック
2019年4月12日からオーディオブックサービスのAudibleで、石井一貴と戸田めぐみの朗読が配信されている[29]。第1巻から順に、シリーズ全巻のAudible版オーディオブックが制作される予定となっている。
アンソロジー
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー
- 本編完結後順次刊行の公式小説アンソロジー。執筆者・イラストレーターは各話で異なり、更に各巻に原作者渡航とぽんかん⑧による書き下ろし短編も収録されている。
- 「雪乃side」2020年3月18日発売[30]、ISBN 978-4-09-451835-1
- 「オンパレード」2020年3月18日発売[31]、ISBN 978-4-09-451836-8
- 「結衣side」2020年4月17日発売[32]、ISBN 978-4-09-451845-0
- 「オールスターズ」2020年4月17日発売[33]、ISBN 978-4-09-451846-7
漫画
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録(モノローグ)-
- 『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)2012年Vol.10より連載、佳月玲茅作。テレビアニメ版のコミカライズ。
- 2013年3月19日発行(同日発売[34])、ISBN 978-4-7575-3925-9
- 2013年8月20日発行(同日発売[35])、ISBN 978-4-7575-4031-6
- 2013年12月25日発行(同日発売[36])、ISBN 978-4-7575-4193-1
- 2014年5月24日発行(同日発売[37])、ISBN 978-4-7575-4318-8
- 2014年11月18日発行(同日発売[38])、ISBN 978-4-7575-4466-6
- 2015年3月18日発行(同日発売[39])、ISBN 978-4-7575-4581-6
- 2015年6月18日発行(同日発売[40])、ISBN 978-4-7575-4663-9
- 2015年12月25日発行(同日発売[41])、ISBN 978-4-7575-4845-9
- 2016年7月25日発行(同日発売[42])、ISBN 978-4-7575-5062-9
- 2017年1月25日発行(同日発売[43])、ISBN 978-4-7575-5226-5
- 2017年8月25日発行(同日発売[44])、ISBN 978-4-7575-5456-6
- 2018年3月24日発行(同日発売[45])、ISBN 978-4-7575-5675-1
- 2019年3月25日発行(同日発売[46])、ISBN 978-4-7575-5897-7
- 2019年6月25日発行(同日発売[47])、ISBN 978-4-7575-6174-8
- 2019年11月25日発行(同日発売[48])、ISBN 978-4-7575-6359-9
- 2020年3月25日発行(同日発売[49])、ISBN 978-4-7575-6578-4
- 2020年7月25日発行(7月22日発売[50])、ISBN 978-4-7575-6714-6
- 2021年1月25日発行(同日発売[51])、ISBN 978-4-7575-7052-8
- 2021年7月26日発行(同日発売[52])、ISBN 978-4-7575-7380-2
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic
- 『月刊サンデージェネックス』(小学館)2013年1月号より連載、伊緒直道作。
- 2013年5月17日発売[53]、ISBN 978-4-09-157349-0
- 2013年11月19日発売[54]、ISBN 978-4-09-157362-9
- 2014年5月19日発売[55]、ISBN 978-4-09-157377-3
- 2014年11月19日発売[56]、ISBN 978-4-09-157396-4
- 2015年5月19日発売[57]、ISBN 978-4-09-157417-6
- 2015年11月21日発売[58]、ISBN 978-4-09-157430-5
- 2016年6月17日発売[59]、ISBN 978-4-09-157450-3
- 2016年11月18日発売[60]、ISBN 978-4-09-157464-0
- 2017年5月19日発売[61]、ISBN 978-4-09-157486-2
- 2017年11月17日発売[62]、ISBN 978-4-09-157506-7
- 2018年5月18日発売[63]、ISBN 978-4-09-157525-8
- 2018年11月19日発売[64]、ISBN 978-4-09-157550-0
- 2019年4月19日発売[65]、ISBN 978-4-09-157563-0
- 2019年11月19日発売[66]、ISBN 978-4-09-157581-4
- 2020年3月19日発売[67]、ISBN 978-4-09-157592-0
- 2020年9月18日発売[68]、ISBN 978-4-09-157606-4
- 2021年2月19日発売[69]、ISBN 978-4-09-157623-1
- 2021年7月19日発売[70]、ISBN 978-4-09-157642-2
- やはり4コマでも俺の青春ラブコメはまちがっている。
- 『まんが4コマぱれっと』(一迅社)2013年5月号にプレビューコミックが掲載され、翌6月号より2015年8月号まで連載された。種田優太作。
- 2014年6月21日発売[71]、ISBN 978-4-7580-8203-7
- 2015年7月22日発売[72]、ISBN 978-4-7580-8243-3
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 コミックアンソロジー
- 一迅社。アニメ公式サイトでも紹介されている公認アンソロジー[73]。執筆者は個々に異なり省略する。
- 2013年5月25日発売[74]、ISBN 978-4-7580-0748-1
- 2013年7月25日発売[75]、ISBN 978-4-7580-0765-8
- 2015年8月25日発売[76]、ISBN 978-4-7580-0856-3
- 2016年1月28日発売[77]、ISBN 978-4-7580-0887-7
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。GXコミックアンソロジー
- 小学館。公式アンソロジー。執筆者は個々に異なり省略する。
- 2020年7月17日発売[78]、ISBN 978-4-0915-7601-9
ドラマCD
- 単行本第3巻ドラマCD付き特装版 「たとえばこんなバースデーソング」
- 単行本第7巻ドラマCD付き特装版 「彼女たちの、うぃー・うぃる・ろっく・ゆー」
- 単行本第6.5巻ドラマCD付き特装版 「そのクリスマスキャンドルの灯が揺れる時……。」
- イベント限定スペシャルドラマCD やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。「比企谷小町の計略」 His sister's tactics
テレビアニメ
第1期は2013年4月より6月までTBSテレビほかにて放送された。
第2期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』(やはりおれのせいしゅんラブコメはまちがっている ぞく)は2014年4月18日に制作決定が報じられ[79]、2015年4月より6月まで放送された。アニメ制作会社や一部スタッフが変更されている。
第3期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』(やはりおれのせいしゅんラブコメはまちがっている かん)は2019年3月19日に制作決定が報じられた[80][81]。メインスタッフやアニメ制作会社は第2期からの続投となるが、第1期・第2期を通してシリーズ構成・脚本を担当していた菅正太郎が2015年に死去したため、第2期で菅と共同で脚本を担当した大知慶一郎が第3期にて同役を引き継いでいる。当初はTBSテレビ『アニメリコ』枠ほかにて2020年4月より放送予定だったが[82]、新型コロナウイルスの影響により同年7月から9月まで放送された[83][84]。
スタッフ
第1期[85] | 第2期[86] | 第3期[87] | |
---|---|---|---|
原作 | 渡航 | ||
キャラクター原案 | ぽんかん⑧ | ||
監督 | 吉村愛 | 及川啓 | |
助監督 | 池端隆史 | 今井翔太 | |
シリーズ構成 | 菅正太郎 | 大知慶一郎 | |
キャラクターデザイン | 進藤優 | 田中雄一 | |
プロップデザイン | 樋口聡美 | 山崎正和 | |
美術監督 | 池田繁美 | 峯田佳実 | 池田繁美、丸山由紀子 |
美術設定 | 池田繁美 | 池田繁美、友野加世子、乗末美帆 | |
大久保修一 | |||
色彩設計 | 辻田邦夫 | 岩井田洋 | |
撮影監督 | 田村仁 | 中村雄太 | |
編集 | 関一彦 | 平木大輔 | |
音響監督 | 本山哲 | ||
音楽 | 石濱翔 | ||
MONACA | 高橋邦幸 | ||
音楽プロデューサー | 西村潤 | 川口真司、藤平直孝 | |
プロデューサー | 田中潤一朗 | ||
丸山創、服部健太郎、金庭こず恵 | 小浜匠、髙橋和彰、林洋平 | 加藤正純、髙橋和彰、長谷川嘉範 | |
アニメーションプロデューサー | 平野強 | 吉田啓祐 | 瀧ヶ崎誠 |
アニメーション制作 | ブレインズ・ベース | feel. | |
製作協力 | マーベラス、NBCユニバーサル・エンターテイメント、ムービック | ||
製作 | やはりこの製作委員会は まちがっている。 |
やはりこの製作委員会は まちがっている。続 |
やはりこの製作委員会は まちがっている。完 |
TBS |
主題歌
オープニングテーマ
エンディングテーマ・挿入歌
歌は雪ノ下雪乃(早見沙織)と由比ヶ浜結衣(東山奈央)[88]、作曲は黒須克彦が担当。
- 「Hello Alone」
- 第1期エンディングテーマ。作詞は藤林聖子。東タカゴーの編曲による通常バージョン、安瀬聖の編曲による結衣ソロバージョン「Hello Alone -Yui Ballade-」、黒須の編曲による「Hello Alone -Band arrange-」がある。
- 「エブリデイワールド」
- 第2期エンディングテーマ。作詞は藤林聖子。黒須の編曲による通常バージョンと安瀬聖の編曲による各ソロバージョン「エブリデイワールド -Ballade Arrange-」がある。
- 「ダイヤモンドの純度」
- 第3期エンディングテーマ。作詞は藤林聖子。編曲は黒須克彦。通常バージョンと各ソロバージョンがある。
- 「Bitter Bitter Sweet」
- 第1期第11話・第12話、第2期第1話、第3期第1話の挿入歌。作詞はrino、編曲は黒須。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | ||||||
第1話 | こうして彼らのまちがった青春が始まる。 | 待田堂子 | 吉村愛 | 進藤優、中野圭哉 坂本ひろみ |
進藤優 中野圭哉 | |
第2話 | きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。 | 吉村愛 | 有冨興二 | 徳田夢之介 | ||
第3話 | たまにラブコメの神様はいいことをする。 | 今掛勇 | 飯田薫久 | 谷川亮介、田村正文 中村深雪 | ||
第4話 | つまり、彼は友達が少ない。 | 菅正太郎 | 高橋秀弥 | 小倉寛之、坂本ひろみ 福世真奈美、栗田聡美 | ||
第5話 | またしても、彼は元来た道へ引き返す。 | 待田堂子 | 黒柳トシマサ | 野亦則行 | 齋藤雅和、小川浩司 吉田肇、片岡育 | |
第6話 | ようやく彼と彼女の始まりが終わる。 | 菅正太郎 | Royden B | 黒川智之 | 渡辺亜彩美、堤谷典子 | |
第7話 | ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。 | 高山カツヒコ | 河村智之 | 徳田夢之介、奥野浩行 藤澤俊幸 | ||
第8話 | いずれ彼ら彼女らは真実を知る。 | 中野英明 | 一ノ瀬結梨、栗田聡美 香田知樹、坂本ひろみ 志賀道憲、松下純子 | |||
第9話 | 三度、彼は元来た道へ引き返す。 | 菅正太郎 | 高橋秀弥 | 浅賀和行、進藤優 たむらかずひこ、田中織枝 徳田夢之介、柴田健児 中野圭哉 | ||
第10話 | 依然として彼らの距離は変わらずに、 祭りはもうすぐカーニバる。 |
今掛勇 | 吉田りさこ | 本橋秀之 | ||
第11話 | そして、それぞれの舞台の幕が上がり、 祭りは最高にフェスティバっている。 |
高山カツヒコ | 工藤利春 | 石川俊介 | 福世真奈美、堤谷典子 高橋敦子、浅賀和行 松下純子 | |
第12話 | それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。 | 菅正太郎 | 有冨興二 吉村愛 |
吉村愛 | 栗田聡美、高原修司 中野圭哉、進藤優 長谷川亨雄、千葉充 柴田健児、坂本ひろみ | |
番外編 | だから、彼らの祭りは終わらない。 | 渡航 | 高橋秀弥 | 徳田夢之介、村田峻治 一ノ瀬結梨、栗田聡美 坂本ひろみ、志賀道憲 高原修司、福世真奈美 松下純子 | ||
OVA[注 67] | こちらとしても彼ら彼女らの行く末に 幸多からんことを願わざるを得ない。 |
Royden B | 小野田雄亮 | 一ノ瀬結梨、坂本ひろみ 徳田夢之介、中野圭哉 福世真奈美、松下純子 | ||
第2期 | ||||||
第1話 | 何故、彼らが奉仕部に来たのか誰も知らない。 | 菅正太郎 | 及川啓 | 松下周平 | 山本善哉、高原修司 山崎正和 |
田中雄一 枡田邦彰 |
第2話 | 彼と彼女の告白は誰にも届かない。 | 嵯峨敏 | 辻上彩華、山本篤史 | 貞方希久子 藤崎賢二 | ||
第3話 | 静かに、雪ノ下雪乃は決意する。 | 大知慶一郎 | 池端隆史 | 直谷たかし | 近藤優次、松本朋之 三船智帆 |
藤崎賢二 |
第4話 | そして、由比ヶ浜結衣は宣言する。 | RoydenB | 橋口洋介 | 立田眞一、川島尚 袴田裕二 |
桝田邦彰、佐藤元昭 山崎正和、貞方希久子 藤崎賢二 | |
第5話 | その部屋には、紅茶の香りはもうしない。 | 村田峻治 | 柳瀬雄之 | 柴田志朗、服部憲知 藤田正幸 |
藤崎賢二、桝田邦彰 | |
第6話 | つつがなく、会議は踊り、されど進まず。 | 菅正太郎 | 及川啓 | 松本マサユキ | 山本篤史、高原修司 重本和佳子 |
野口孝行、佐藤元昭 山崎正和、桝田邦彰 藤崎賢二 |
第7話 | されど、その部屋は終わらぬ日常を演じ続ける。 | 川口敬一郎 | 直谷たかし | 近藤優次、松本朋之 三船智帆 |
藤崎賢二、桝田邦彰 | |
第8話 | それでも、比企谷八幡は。 | 大知慶一郎 | RoydenB | 岩崎光洋 | 山本善哉、山本篤史 北村友幸 |
藤崎賢二、桝田邦彰 佐藤元昭 |
第9話 | そして、雪ノ下雪乃は。 | 高橋知也 | 川島尚、安田祥子 山崎正和 |
藤崎賢二、桝田邦彰 佐藤元昭、山崎正和 | ||
第10話 | それぞれの、掌の中の灯が照らすものは。 | 菅正太郎 | 川口敬一郎 | 松下周平 平峯義大 |
服部憲知、藤田正幸 李周鉉、山内亜紀 森下智恵、室山祥子 平田賢一、Synod Animation |
田中雄一、藤崎賢二 佐藤元昭、山崎正和 桝田邦彰 |
第11話 | いつでも、葉山隼人は期待に応えている。 | 大知慶一郎 | 岩崎光洋 | 山本篤史、高原修司 袴田裕二、山本彩 |
藤崎賢二、桝田邦彰 佐藤元昭、山崎正和 柳伸亮、野口孝行 田中雄一 | |
第12話 | 未だ、彼の求める答えには手が届かず、 本物はまちがい続ける。 |
RoydenB | 直谷たかし | 近藤優次、松本朋之 三船智帆 |
藤崎賢二、桝田邦彰 佐藤元昭、直谷たかし 田中雄一 | |
第13話 | 春は、降り積もる雪の下にて結われ、 芽吹き始める。 |
平川哲生 | 池端隆史 小林公二 及川啓 |
山本善哉、川島尚 北村友幸、安田祥子 山本篤史、山崎正和 山本彩、辻上彩華 | ||
OVA[注 68] | きっと、女の子はお砂糖とスパイスと 素敵な何かでできている。 |
岩崎光洋 | 辻上彩華、高原修司 | 桝田邦彰 | ||
第3期 | ||||||
第1話 | やがて、季節は移ろい、雪は解けゆく。 | 大知慶一郎 | 及川啓 | 清水慶太 | - | |
第2話 | 今日まで、その鍵には一度も触れたことがない。 | 清水聡 | 山中祥平 | アルベルト・キエ 平田賢一、安本学 |
清水慶太、枡田邦彰 高原修司、谷川亮介 瀬川真矢、吉井弘幸 | |
第3話 | やはり、一色いろはは最強の後輩である。 | 鈴木龍太郎 | 立田眞一、北村友幸 清水直樹、細田沙織 |
清水慶太、枡田邦彰 高原修司 | ||
第4話 | ふと、由比ヶ浜結衣は未来に思いを馳せる。 | 今井翔太 | 古山瑛一朗、五十子忍 川島尚、劉云留 |
枡田邦彰 | ||
第5話 | しみじみと、平塚静はいつかの昔を懐かしむ。 | 清水聡 | 戸澤俊太郎 | アルベルト・キエ、平田賢一 安本学、岡本健一郎 |
清水慶太、枡田邦彰 高原修司、谷川亮介 穂積彩夏、柳川沙樹 | |
第6話 | あらためて、比企谷八幡はかたりかける。 | 今井翔太 | 平井義道 山田弘和 今井翔太 |
飯塚葉子、江口麻里 佐藤桂、堀光明 山本真嗣、BSP LARC、金井裕子 辻上彩華、穂積彩夏 五十子忍、清水直樹 |
吉井弘幸、高原修司 谷川亮介、古山瑛一朗 柳川沙樹 | |
第7話 | 最後まで、由比ヶ浜結衣は見守り続ける。 | 及川啓 今井翔太 |
山中祥平 | 五十子忍、北村友幸 清水直樹、立田眞一 林信秀 |
清水慶太、枡田邦彰 | |
第8話 | せめて、もうまちがえたくないと願いながら。 | 池端隆史 | 鈴木龍太郎 | 五十子忍、川島尚 立田眞一、林信秀 細田沙織、劉云留 |
清水慶太、柳川沙樹 穂積彩夏 | |
第9話 | きっと、その香りをかぐたびに、 思い出す季節がある。 |
田中大貴 | 佃泰佑 | 桐谷美咲、坂本俊太 | 清水慶太、枡田邦彰 | |
第10話 | 颯爽と、平塚静は前を歩く。 | 大原実 | 佐々木達也 | 北村友幸、清水直樹 谷川亮介、林信秀 劉云留 |
枡田邦彰、高原修司 | |
第11話 | 想いは、触れた熱だけが確かに伝えている。 | 鈴木龍太郎 | 五十子忍、川島尚 立田眞一、林信秀 細田沙織 |
清水慶太、枡田邦彰 高原修司、古山瑛一朗 柳川沙樹、穂積彩夏 | ||
第12話 | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 | 森本育郎 | 佐々木達也 | 北村友幸、清水直樹 谷川亮介、柳川沙樹 劉云留 |
清水慶太、枡田邦彰 高原修司、穂積彩夏 |
放送・配信
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [90] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2013年4月5日 - 6月28日 | 金曜 1:28 - 1:58(木曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | 製作局 |
2013年4月9日 - 7月2日 | 火曜 2:25 - 2:55(月曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | |
2013年4月12日 - 7月5日 | 金曜 2:38 - 3:08(木曜深夜) | 中部日本放送 | 中京広域圏 | |
2013年4月14日 - 7月7日 | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | BS-TBS | 日本全域 | BS放送 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [90] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年4月3日 - 6月26日 | 金曜 1:46 - 2:16(木曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | 製作局 |
金曜 2:47 - 3:17(木曜深夜) | CBCテレビ | 中京広域圏 | ||
2015年4月5日 - 7月5日 | 日曜 1:53 - 2:23(土曜深夜)[注 69] | チューリップテレビ | 富山県 | |
2015年4月8日 - 7月1日 | 水曜 3:30 - 4:00(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメ特区』第3部 |
2015年4月12日 - 7月5日 | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | BS-TBS | 日本全域 | BS放送 |
2015年4月20日 - 7月13日 | 月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) | TBSチャンネル1[92] | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [90] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020年7月10日 - 9月25日 | 金曜 1:58 - 2:28(木曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | 製作局 / 『アニメリコ』第2部 |
金曜 2:30 - 3:00(木曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | ||
2020年7月12日 - 9月27日 | 日曜 2:00 - 2:30(土曜深夜) | BS-TBS | 日本全域 | BS放送 / 『アニメリコ』枠 |
2020年7月16日 - 10月1日 | 木曜 2:35 - 3:05(水曜深夜) | CBCテレビ | 中京広域圏 | |
2020年7月20日 - 10月5日 | 月曜 1:30 - 2:00(日曜深夜) | TBSチャンネル1 | 日本全域 | CS放送 / 『アニメリコ』枠 / リピート放送あり[93] |
2020年7月22日 - 10月7日 | 水曜 2:24 - 2:54(火曜深夜) | 静岡放送 | 静岡県 | 『アニメ6区』枠 |
配信サイト
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2013年4月15日 | 月曜 0:00 - 0:30(日曜深夜) | ニコニコ生放送 |
月曜 0:30(日曜深夜) 更新 | ニコニコチャンネル | |
2013年4月23日 | 火曜 0:00(月曜深夜) 更新 | TBSオンデマンド |
2013年4月29日 | 月曜更新 | バンダイチャンネル |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2015年4月17日 | 金曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル |
GYAO! | ||
2015年4月20日 | 月曜 20:00 更新(第1話) 金曜 12:00 更新(第2話以降) |
ニコニコチャンネル |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2020年7月10日 | 金曜 1:43(木曜深夜)頃 更新 | Amazonプライム・ビデオ |
関連商品
BD / DVD
巻数 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
BD初回版 | BD通常版 | DVD初回版 | DVD通常版 | |||
第1期 | ||||||
1 | 2013年6月26日 | 第1話 | GNXA-7261 | GNXA-7271 | GNBA-8021 | GNBA-8031 |
2 | 2013年7月24日 | 第2話 - 第3話 | GNXA-7262 | GNXA-7272 | GNBA-8022 | GNBA-8032 |
3 | 2013年8月28日 | 第4話 - 第5話 | GNXA-7263 | GNXA-7273 | GNBA-8023 | GNBA-8033 |
4 | 2013年9月25日 | 第6話 - 第7話 | GNXA-7264 | GNXA-7274 | GNBA-8024 | GNBA-8034 |
5 | 2013年10月23日 | 第8話 - 第9話 | GNXA-7265 | GNXA-7275 | GNBA-8025 | GNBA-8035 |
6 | 2013年11月27日 | 第10話 - 第11話 | GNXA-7266 | GNXA-7276 | GNBA-8026 | GNBA-8036 |
7 | 2013年12月25日 | 第12話 - 番外編 | GNXA-7267 | GNXA-7277 | GNBA-8027 | GNBA-8037 |
BOX | 2015年3月4日 | 全13話 | GNXA-7268 | |||
第2期 | ||||||
1 | 2015年6月24日 | 第1話 | GNXA-7321 | GNBA-8081 | ||
2 | 2015年7月23日 | 第2話 - 第3話 | GNXA-7322 | GNBA-8082 | ||
3 | 2015年8月26日 | 第4話 - 第5話 | GNXA-7323 | GNBA-8083 | ||
4 | 2015年10月23日 | 第6話 - 第7話 | GNXA-7324 | GNBA-8084 | ||
5 | 2015年11月26日 | 第8話 - 第9話 | GNXA-7325 | GNBA-8085 | ||
6 | 2015年12月29日 | 第10話 - 第11話 | GNXA-7326 | GNBA-8086 | ||
7 | 2016年4月28日 | 第12話 - 第13話 | GNXA-7327 | GNBA-8087 | ||
BOX | 2017年10月25日 | 全13話 | GNXA-7320 | |||
第3期[94] | ||||||
1 | 2020年9月25日 | 第1話 - 第2話 | GNXA-7431 | GNBA-8171 | ||
2 | 2020年10月28日 | 第3話 - 第4話 | GNXA-7432 | GNBA-8172 | ||
3 | 2020年11月27日 | 第5話 - 第6話 | GNXA-7433 | GNBA-8173 | ||
4 | 2021年1月15日 | 第7話 - 第8話 | GNXA-7434 | GNBA-8174 | ||
5 | 2021年3月8日 | 第9話 - 第10話 | GNXA-7435 | GNBA-8175 | ||
6 | 2021年3月26日 | 第11話 - 第12話 | GNXA-7436 | GNBA-8176 |
- 第4巻発売日延期に伴い、5巻以降の発売日が繰り越された。
- 第6巻は本来12月23日発売の予定であったが制作上の都合により12月29日に延期された。
- 第7巻は制作上の都合により2016年1月27日から4月28日に延期された。
- BOX初回特典
- 特典CD:webラジオ「総武高校奉仕部ラジオ。」新規録り下ろし収録(出演:江口拓也、早見沙織、東山奈央、小松未可子)
- キャラクターソング:『Wrong as I expected』 歌:MCわたりん ( CV渡航 ) with 堀井茶渡 aka.CHA-DQN
CD
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2013年5月22日 | Hello Alone | GNCA-0283 |
2013年7月10日 | やはりこのキャラソンはまちがっている。 | GNCA-1375 |
2015年6月3日 | エブリデイワールド | GNCA-0387 |
2015年12月29日[注 70] | やはりこのキャラソンはまちがっている。続 | GNCA-1430 |
2020年11月26日 | やはりこのキャラソンはまちがっている。-完- |
WEBラジオ
- 『総武高校奉仕部ラジオ。』
- アニメイトTVで2013年3月15日から同年7月26日までの第2・第4金曜日に配信された[95]。
- パーソナリティは早見沙織(雪ノ下雪乃 役)、東山奈央(由比ヶ浜結衣 役)、江口拓也(比企谷八幡 役、番組内番組「江口拓也のぼっちラジオ。」担当)。構成作家はゆーやん。
- プレ配信1回目(2013年3月15日):早見沙織と東山奈央のみで進行
- プレ配信2回目(2013年3月29日):江口拓也が「江口拓也のぼっちラジオ。」を進行
- 第1回配信(2013年4月12日):前半は早見沙織と東山奈央、後半は江口拓也が進行
- 第2回配信(2013年4月26日):ゲストは小松未可子(戸塚彩加 役)(奉仕部ラジオ)
- 第3回配信(2013年5月10日):ゲストは中原麻衣(雪ノ下陽乃 役)(奉仕部ラジオ)
- 第4回配信(2013年5月24日):ゲストはなし
- 第5回配信(2013年6月14日):ゲストは檜山修之(材木座義輝 役)(ぼっちラジオ)
- 第6回配信(2013年6月28日):ゲストはなし
- 第7回配信(2013年7月26日):ゲストはなし
- 『総武高校奉仕部ラジオ。奇跡の復活特番』
- アニメイトTVで2013年9月19日に配信された。
- 今回はゲーム「やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。」発売記念として今回のみの復活。
- 番組:「総武高校奉仕部ラジオ。」&「江口拓也のぼっちラジオ。」
- 番組内で出演者にゲームを一部プレイする。また、以前のコーナーも一部復活。
- 『DJCD 総武高校奉仕部ラジオ。』
- 「〜sideA〜」と「〜sideB〜」が2013年8月30日に同時発売された。
タイトル CD枚数 内容 仕様 アニメイト規格品番 「〜sideA〜」 2 (1)配信済みのラジオドラマのオーディオCD
(2)配信済みのラジオを1枚にまとめたmp3データCDフルカラー4Pブックレット HRBR-1 「〜sideB〜」 1 録り下ろし新録音源 HRBR-2
- アニメイト通販サイト:2巻同時予約特典:特典CD
- 『総武高校奉仕部ラジオ。続』
- アニメイトTVにて2015年3月20日よりプレ放送が配信。本放送は同年4月10日から7月31日まで隔週金曜日に配信された。
- パーソナリティは、江口拓也(比企谷八幡 役)、早見沙織(雪ノ下雪乃 役)、東山奈央(由比ヶ浜結衣 役)。構成作家はゆーやん。
- プレ配信1回目(2015年3月20日):ゲストはなし
- 第1回配信(2015年4月10日):ゲストはなし
- 第2回配信(2015年4月24日):ゲストはなし
- 第3回配信(2015年5月8日):ゲストはなし
- 第4回配信(2015年5月22日):ゲストは佐倉綾音(一色いろは 役)(奉仕部ラジオ)
- 第5回配信(2015年6月12日):ゲストはなし
- 第6回配信(2015年6月26日):ゲストはなし
- 第7回配信(2015年7月31日):ゲストは渡航(原作者)(奉仕部ラジオ)
受賞歴
TBSテレビ 金曜 1:28 - 1:58(木曜深夜)枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ささみさん@がんばらない
※1:25 - 1:55 |
やはり俺の青春ラブコメは
まちがっている。 |
|
TBSテレビ 金曜 1:46 - 2:16(木曜深夜)枠 | ||
やはり俺の青春ラブコメは
まちがっている。続 |
||
TBSテレビ アニメリコ 第2部 | ||
やはり俺の青春ラブコメは
まちがっている。続 (再放送) ↓ やはり俺の青春ラブコメは まちがっている。完 |
コンシューマーゲーム
- 『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。』
- MAGES.よりPlayStation Vita用のソフトとして2013年9月19日に発売。テレビ未放送のOVA版が同梱される限定版も発売された。OP・ED曲はテレビアニメ第1期と同じもの。
- 『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。続』
- MAGES.よりPlayStation Vita用のソフトとして2016年10月27日に発売された。当初は2015年発売予定であったが、2016年7月28日に延期になり、その後再度延期となった。OP曲はテレビアニメ第2期と同じもの、ED曲は『Be clear』(作詞・唄:佐々木恵梨/作曲・編曲:横山克)。
- 『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。&続 おまとめセット』
- MAGES.より上記のゲーム2作品をまとめたPlayStation 4ソフトとして2017年10月26日に発売された。移植の際、グラフィックを向上させている。
ボイスアラームアプリ
博報堂DYミュージック&ピクチャーズとゲームゲートよりiOS/Android用のボイスアラームアプリ『俺ガイルアラーム』として、2016年11月5日に結衣編、2017年6月17日に雪乃編といろは編が発売された。
コラボレーション
- 嫁コレ
- HEROZ(2014年7月30日まではNECビッグローブ)のスマートフォン向けアプリのカードコレクションゲーム『嫁コレ』に参加している。2014年3月28日に雪ノ下雪乃、2014年5月7日に由比ヶ浜結衣が配信開始。2016年8月31日配信終了。
- 千葉ロッテマリーンズ
- 2015年に地元球団である千葉ロッテマリーンズとのコラボを実施した。企画チケットやQVCマリンフィールドでの売店で限定グッズを販売したほか、6月11日の対中日ドラゴンズ戦の始球式に江口拓也・早見沙織・東山奈央が参加した[96]。
- 千葉都市モノレール
- 2015年に作品の舞台となった千葉県の千葉都市モノレールとのコラボを実施した。ラッピング列車(いろはと八幡、結衣と雪乃の組み合わせでイラストが大きく描かれた)の運行や、コラボグッズを販売した[97]。なお、千葉都市モノレールでは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」とのコラボレーションを行ったことがあるが、同作品は本作品と類似した作品名ではあるものの、作者などが異なり、関連性はない。
- マチ★アソビ
- アニメ制作会社ufotableが企画制作するアニメやゲームなどのエンターテインメントが集うイベント。2015年10月に徳島県で開催されたマチ★アソビ vol.15にて原画や台本、キャストサインなどのミニ展示会が開催[98]。11月には福岡県北九州市にあるマチ★アソビ CAFEにてコラボレーションカフェが開催。展示やオリジナルメニューに加え、アニメ制作会社feel.によるノベルティやグッズ販売が行われた[99]。
- ウチの姫さまがいちばんカワイイ
- サイバーエージェントが提供するスマートフォン向け弾丸アクションRPGのウチの姫さまがいちばんカワイイで、2015年11月12日より「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」とのコラボレーションが行われ、作品をモチーフにした特別ステージ登場し、本作品のキャラクターたちの制服を着た「ぴよきち」が特別ステージのボスとして出現したり、本作品登場ヒロインが『姫さま』となって参加した[100]。
- ディバインゲート
- ガンホー・オンライン・エンターテイメントが提供するスマートフォン向けパネルRPGのディバインゲートで、2017年1月27日より「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」とのコラボレーションが行われ、キャラクターが登場したりコラボクエストが行われた[101]。同コラボは2017年8月4日より復刻開催された[102]。
関連項目
- 千葉市立稲毛高等学校‐千葉市内に存在している高等学校の中で唯一、国際教養科が設置されている。
- 千葉県立幕張総合高等学校‐千葉市内に存在している高等学校の中で唯一、校名に「総合」を冠している。また、3校が合併してできた学校である。
脚注
注釈
- ^ 日本での小説のカバー、アニメの画像などで見られる。エン・プレスより小説ではMy Youth Romantic Comedy Is Wrong, As I Expected。
- ^ センタイ・フィルムワークスよりアニメ。
- ^ 時々「ごみいちゃん」と呼ぶ事もある。
- ^ 葉山も当初は「ヒキタニ君」と呼んでいた。
- ^ 中学時代に好きになった女子に告白して振られ、その女子がこのことを翌日にクラス中に広めたことで笑い者にされて大恥をかかされたというトラウマが起因している。8巻から登場するその張本人である「折本かおり」については当該項目も参照。
- ^ その鋭さは初対面で陽乃の外面を見抜く程であり、その事は雪乃からも称賛された。
- ^ 葉山から指摘されたり、張り詰めた空気を感じたりはしているものの、それが何なのかは理解していない。
- ^ 高校入学の当日に通りすがりの結衣が散歩させていた犬(=サブレ)が車(後にその車には雪乃が乗っていたことが判明する)に轢かれそうになったのを身を挺して助けたために自分が轢かれてしまい、結果として三週間入院。
- ^ 戸部が発言した彼女の競争率が高いことも素直に納得している。
- ^ 比企谷家のリビングの蔵書数は結衣が引くほど。
- ^ 学力テストでは常に学年1位をキープ。
- ^ 本人は気にしていないと振る舞っているものの、指摘されると饒舌になるために周りにはバレている。
- ^ 少なくとも3巻の時点で事故の相手が八幡であったと認識している。
- ^ 同学年の女子生徒のほとんどが彼の事を名前で呼ぶのに対し、彼女は一貫して名字で呼んでいる。
- ^ 八幡からは当初リア充(=敵)と認定され、その容姿から「ビッチ」と呼ばれていた。
- ^ 巻が進むにつれて言葉遣いもギャル風な感じが抜けてきている。
- ^ それほど親しくない人間に対しては女子なら「さん」、男子なら「君」をそれぞれ付けて呼ぶ。
- ^ 自分のあだ名を「ゆいゆい」と決めた時は全員から引かれて自分でも恥ずかしがっていた。
- ^ 八幡曰く「不器用な上に大雑把で無駄に独創的」や「味、というか刺激といったほうがいい」とのことである。
- ^ 八幡自身は助けた犬の飼い主が女の子であることは認識していたが、顔などは覚えていなかった。
- ^ 千葉村に向かう際はレンタルしたワゴン車を運転していたために八幡からはそのワゴン車が自身の愛車だと勘違いされていた。
- ^ 中盤以降は、八幡に色んな場面で度々助言を行っている。
- ^ 正確にはアントニオ猪木の引退スピーチで引用された、言葉が一部異なる派生バージョンの方。
- ^ 部活の他にテニススクールにも通っており、テニスの腕前もそれなりに良い。
- ^ 最初は結衣に倣って「ヒッキー」と呼ぼうとしたが、八幡から拒否された。
- ^ その際は「サキサキ言うな」と反論している。
- ^ 厳密には懐かれた。
- ^ 原作版では優美子とキャラが被るために折り合いが悪いのではと言及されている。
- ^ アニメ版の第一期ではこの相模を探す際に言ったお礼の場面は描かれていないが第三期では回想シーンとして語られた。
- ^ ゲームでは名字で呼んでいる。
- ^ 弟の友人である小町にすらなぜか苗字を正確に覚えてもらっていない。
- ^ どちらかと言うといわゆる「ワナビ」に近く、八幡に「作家病」とまで言わしめている。
- ^ スティーブ・ジョブズの言葉。
- ^ 八幡曰く「獄炎の女王」。
- ^ もっとも、そのことを理由にして結衣を疎んじるといったことはやっておらず、結衣が雪乃と親密にしていることに関しても黙認している。
- ^ 「げんしけん」での大野加奈子の台詞[要出典]。
- ^ 八幡のことはヘタレ受けと認識している。
- ^ 後に八幡は「金髪というより茶髪」と言い直している。
- ^ 何も真相を知らなかったとはいえ嫌味交じりで八幡を会話のネタにするようになった。
- ^ 最たるものは仲間とつるんで委員会をほったらかし、雪乃に決済を丸投げしたこと。
- ^ また、それがクラス全体の雰囲気を沈める原因になり、クラス一丸での八幡への敵対心増大に繋がった。それを葉山が辛うじて止めている状態。
- ^ アニメDVD/BDの特典(6.25巻、6.50巻、6.75巻の再構成版)
- ^ 本心では反省した所を八幡に評価してほしいような口ぶりである。[独自研究?]
- ^ 八幡曰く「めぐりんアトモスフィア」、「めぐめぐめぐりん♪めぐりんぱわー☆の持ち主」、「癒しの波動、ほんわかぱっぱめぐめぐめぐ☆りんめぐりんパワーでめぐりっしゅされる」。
- ^ その後、体育祭実行委員での実働部隊への反乱時には最初から謀議に関わっていたために「やっぱり君は不真面目で最低だね」と同じ言葉を告げて全面肯定した。
- ^ 本格的な登場は8巻。
- ^ 八幡も内心でツッコミを入れる際などはこの呼び方をしている。
- ^ それが原因で雪乃等に睨まれることがある。
- ^ いろは曰く「友達の悪ノリ」と、静曰く「人の話を聞かない担任」のせい。
- ^ 総武高校の生徒会役員選挙は各役職の候補者が一名のみの場合は信任投票になるが、その時点でいろは以外の生徒会長候補がいなかったため、自動的に生徒会長になってしまう可能性が高かった。
- ^ 修学旅行の一件以来、八幡の行動に対して反感を持っていた。
- ^ 当初は八幡はそう表現していたが、以降いろはと接する機会が増えるにつれて、性格も含めて「可愛くないということにはならない」や「可愛い」などへと評価が変わっている
- ^ いろは曰く「先輩に乗せられて」。
- ^ 結衣と雪乃も、いろはが取る八幡に対しての行動や感情に対して警戒する素振りを見せている。
- ^ 『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。続』付属のOVAなどでは、3人の仲を後押ししようとするような場面がある
- ^ 氏名はアニメ版で描かれたもの。本編では「副会長」と表記されている。
- ^ 氏名はアニメ版で描かれたもの。本編では「書記」と表記されている。
- ^ 八幡が自身と一緒に雪乃や結衣と買い物などに行った際に隙を見て忽然と居なくなる行動を取ったりするものの、当の八幡からはその行動を疎ましく思われている。
- ^ 八幡曰く「発言と思想がゴミなちょっとした重度のクズ人間」で、彼の眼力はこの父親を見て育ったために育まれたものである。
- ^ 見舞いのお菓子は一切八幡の手には渡っていない。
- ^ 雪ノ下雪乃は比企谷八幡に友達がいなかったからだろうと指摘している。
- ^ 花火大会の時に結衣に対して含むところがあり、「なにヶ浜ちゃんだったっけ?」と問いかけているのが最初である。
- ^ 八幡は初見でそれを「強化外骨格のような外面」と感じ取った。
- ^ それが、彼のトラウマの一端と女子に対する警戒心と猜疑心を形成するというきっかけになる。
- ^ この行動は企画が失敗した時に周囲の意見を取り入れたという事実を免罪符ないしは慰めとするためだと八幡に考察されている。
- ^ 実際には7月22日および24日になっていた(備考も参照)
- ^ ゲーム限定版特典完全新作オリジナルアニメBD。
- ^ ゲーム(第2作)限定版特典完全新作オリジナルアニメBD。
- ^ 最終話は『音楽の日』放送のため1週繰り下げ、日曜 2:23 - 2:53(土曜深夜)に放送。
- ^ 当初は8月26日だったが制作上の都合により9月30日に延期された。また、9月30日から11月23日に、11月23日から12月23日に、12月23日から12月29日に再延期された。
出典
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- ^ “弾丸アクションRPG『ウチ姫』がアニメ『俺ガイル。続』とコラボ! 特別ステージクリアで戸塚彩加が手に入る!”. animate.tv (2015年11月14日). 2016年3月15日閲覧。
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- ^ “「ディバインゲート」,“やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続”コラボが復活開催”. 4gamer.net (2017年8月4日). 2017年8月13日閲覧。
外部リンク
- 原作小説
- 漫画
- テレビアニメ
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 公式ホームページ|TBSテレビ
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 公式ホームページ|TBSテレビ
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 公式ホームページ|TBSテレビ
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (@anime_oregairu) - X(旧Twitter)
- 「俺ガイル」比企谷八幡のひねくれ名言 (@oregairu_meigen) - X(旧Twitter)
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