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「ジャンヌ・ダルク (映画)」の版間の差分

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2021年8月17日 (火) 23:21時点における版

ジャンヌ・ダルク
The Messenger: The Story of Joan of Arc
監督 リュック・ベッソン[1]
脚本 リュック・ベッソン
アンドリュー・バーキン
製作 パトリス・ルドゥー
製作総指揮 リュック・ベッソン
アンドリュー・バーキン
出演者 ミラ・ジョボヴィッチ
ジョン・マルコヴィッチ
フェイ・ダナウェイ
ダスティン・ホフマン
音楽 エリック・セラ
撮影 ティエリー・アルボガスト
編集 シルヴィ・ランドラフランス語版
製作会社
配給 フランスの旗 Gaumont Buena Vista International (GBVI)
アメリカ合衆国の旗 SPE/コロンビア映画
日本の旗 SPE
公開 フランスの旗 1999年10月27日
アメリカ合衆国の旗 1999年11月12日
日本の旗 1999年12月11日
上映時間 158分
製作国 フランスの旗 フランス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $85,000,000[2]
興行収入 $66,976,317[2]
22億円[3] 日本の旗
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ジャンヌ・ダルク』(原題: The Messenger: The Story of Joan of Arc)は、1999年に公開されたフランスアメリカ合作の伝記映画リュック・ベッソン監督、ミラ・ジョボヴィッチ主演で、ジャンヌ・ダルクの誕生から処刑までを描いた歴史映画である。

概要

フランスの英雄として扱われてきたジャンヌ・ダルクを一人の少女という視点から描いた映画。全体を通して宗教と神の存在を絡めながら進行するが、同時にジャンヌは神の使いではないと否定的に描いている。また、作中にたびたび登場する大規模で迫力のある攻城シーンにより、娯楽大作としても評価が高い。一貫して当時の状況をリアルに描いており、ジャンヌの目の前で彼女の姉の服を引き裂いたあと殺害して屍姦したり、ジャンヌが処女かどうかを確かめるために性器の中に手をいれるのをギリギリの場所から撮影したり、宗教裁判でジャンヌが捕縛された際、男達に囲まれて殴る蹴るの暴行を受け、飯を顔面に投げつけられるなど過激な描写が多々ある。そのため近年のテレビ放映ではそれらのシーンはカットされる場合もある。[4]

ストーリー

百年戦争下のフランス。人並み外れて信仰心豊かな少女、ジャンヌ・ダルクは、ある日自らの村をイングランド軍に焼き討ちにされ、目の前で姉を虐殺されるという悲劇に見舞われる。心に傷を負い、教会の神父にやり場のない感情をぶつけるジャンヌ。彼女のあまりの悲しみを目の当たりにした神父は彼女に「いつか神が、お前を必要とする日が来る」と言う。そして数年後、フランス王家の元に、ジャンヌからの手紙が届く・・・。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 日本テレビ
ジャンヌ・ダルク ミラ・ジョボヴィッチ 朴璐美 松本梨香
シャルル7世 ジョン・マルコヴィッチ 土師孝也 山寺宏一
ヨランド・ダラゴン フェイ・ダナウェイ 沢田敏子 此島愛子
ジャンヌの良心 ダスティン・ホフマン 有本欽隆 津嘉山正種
ジル・ド・レ ヴァンサン・カッセル 中田和宏 大塚芳忠
デュノワ伯 チェッキー・カリョ 廣田行生 谷口節
アランソン公 パスカル・グレゴリー 山野井仁 内田直哉
ドーロン デズモンド・ハリントン 檀臣幸 関俊彦
ラ・イル リチャード・ライディングス英語版 郷里大輔 玄田哲章
ピエール・コーション ティモシー・ウェスト 宝亀克寿 黒沢良
ルニョー デビッド・ベグ 小山武宏 佐々木勝彦
ジャンヌの父 ブルース・バイロン 高橋翔 山路和弘
ジャンヌの伯母 バーバラ・エルボーン 梅田貴公美 小島幸子
ジャンヌ(幼少時代) ジェーン・バレンタイン 小暮英麻 矢島晶子
その他 齋藤龍吾
楠見尚己
柳沢栄治
仲野裕
塚田正昭
高森奈緒
星野充昭
梅津秀行
岩崎ひろし
藤本譲
大木民夫
斎藤志郎
坂東尚樹
天田益男
小関一
糸博
西川幾雄
辻村真人
津田英三
藤夏子
楠大典
宗矢樹頼
加瀬康之
佐藤ゆうこ
浜田賢二
演出 清水洋史 小山悟
翻訳 徐賀世子
調整 オムニバス・ジャパン 重光秀樹
効果 リレーション
編集 MA:KSSスタジオ
担当 別府憲治
プロデューサー 大塚恭司
北島有子
プロデューサー補 野地玲子
制作 東北新社 ケイエスエス
初回放送 2016年1月20日
午後のロードショー
2002年2月1日
21:03-23:39
金曜ロードショー

脚注

  1. ^ ジャンヌ・ダルク : 作品情報 - 映画.com
  2. ^ a b The Messenger: The Story of Joan of Arc (1999)” (英語). Box Office Mojo. 2015年7月4日閲覧。
  3. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)600頁
  4. ^ 従来のお色気描写の目立ったミラ・ジョボヴィッチの姿は一切無く、全編にわたり徹底したリアリズム映像で描かれている

外部リンク