「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」の版間の差分
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自宅で就寝中だった少年リンクは、助けを求めるゼルダ姫の悲痛な言葉を夢の中で聞き、夜中に目を覚ました。その横では武具を身につけた叔父が家を出ようとしていた。叔父は家に留まるようリンクに伝えると、1人ハイラル城へと向かった。しかし、時間が経過しても叔父は戻らない。リンクは家を出て叔父の後を追った。 |
自宅で就寝中だった少年リンクは、助けを求めるゼルダ姫の悲痛な言葉を夢の中で聞き、夜中に目を覚ました。その横では武具を身につけた叔父が家を出ようとしていた。叔父は家に留まるようリンクに伝えると、1人ハイラル城へと向かった。しかし、時間が経過しても叔父は戻らない。リンクは家を出て叔父の後を追った。 |
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== ハイラルの歴史 == |
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==== 3人の神々 ==== |
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はるか昔、3人の神々が混沌とした地上に下り立ち、それぞれの力で大地と秩序とすべての生き物を創造していった。そして、すべてを創造し終えた神々は、この世界を去るときに、自らの力を象徴する黄金の聖三角体トライフォースを残し、その力で世界を治めさせた。トライフォースはいまでも世界のどこかにある大地で輝き続けており、トライフォースを手にするものは世界のすべてを支配できる。そう信じた人々が聖地を求めて冒険の旅に出たが、誰ひとりとして見つけることはできなかった。しかし、あるときひとりの盗賊がまったくの偶然から、異次元にある聖地への入り口を見つけ、トライフォースを手にしてしまったのだ。彼の名はガノンドロフ。通称魔盗賊ガノン。ハイラルを脅かす邪悪の王。魔王ガノンはまさにこのとき誕生したのであった。 |
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==== 封印戦争 ==== |
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トライフォースを手中に治めたガノンは、聖地を自らの欲望の世界に変化させるが、それだけではあきたらず今度はハイラルの地を侵略しようと考えた。その日からハイラルには不吉な兆候が現われ、事態を重く見た国王は7人の賢者と騎士団に悪の封印を命じた。また、トライフォースが悪の手に渡ったことを知った神々は、一部のハイラル人に、悪を撃退する聖なる剣、マスターソードの鍛えかたを告げていた。賢者たちはまず、マスターソードとそれを使いこなせる勇者の存在を探そうとするが、ガノンの邪気はすでに王宮まで及んでおり、状況は切迫していた。騎士団は命を賭けてガノンの力に対抗し、つぎつぎと力尽き倒れていく。が、彼らがガノンを食い止めている間に、賢者たちは封印を完了させることができた。ハイラルの平和は守られたのである。 |
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==== 新たなる伝説の始まり ==== |
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封印戦争から数世紀ののち、再びハイラルに災いの兆候が現われたが、どこからか現れたアグニムという男が、不思議な力で災いを静めてしまうのだった。民衆は彼を英雄と称え、国王は司祭として迎え入れた。しかし、権力を得たアグニムはその力を自らの思うままに行使しはじめるようになっていった。そしていま、彼は七賢者の血を引く娘たちを捕らえ、真夜中に怪しげな儀式を行っている。彼の正体は?そして狙いはいったいなんなのか?いま、ハイラルに新たな危機が訪れようとしている。<ref>{{Cite book|title=増刊ファミコン通信 特別増刊|date=1991年12月27日|year=1991|publisher=株式会社アスキー|page=46}}</ref> |
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== 主な登場人物 == |
== 主な登場人物 == |
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=== 光の世界 === |
=== 光の世界 === |
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; リンクの家 |
; リンクの家 |
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: リンクが叔父と暮らす家。ハイラル城の南にある。物語の序盤では[[セーブ (コンピュータ)|セーブ]]後のゲーム再開時にこの地点から始まる。 |
: リンクが叔父と暮らす家。ハイラル城の南にある。物語の序盤では[[セーブ (コンピュータ)|セーブ]]後のゲーム再開時にこの地点から始まる。真夜中にゼルダ姫かのメッセージを受け取る場面からスタートする。 |
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; ハイラル城 |
; ハイラル城 |
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: ハイラル王国の中央に位置する城。司祭アグニムの手に落ちている。城内ではアグニムに操られた兵士達が巡回し、地下牢ではゼルダ姫が囚われている。 |
: ハイラル王国の中央に位置する城。司祭アグニムの手に落ちている。城内ではアグニムに操られた兵士達が巡回し、地下牢ではゼルダ姫が囚われている。 |
2021年7月27日 (火) 11:41時点における版
ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム |
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対応機種 |
スーパーファミコン[SFC] Wii、Wii U、Newニンテンドー3DSバーチャルコンソール[VC] |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー |
山内溥(エグゼクティブプロデューサー) 宮本茂 |
ディレクター | 手塚卓志 |
シナリオ | 田邊賢輔 |
プログラマー |
中郷俊彦 副島康成 森田和明 |
音楽 | 近藤浩治 |
美術 |
富田聡一郎 今村孝矢 有本正直 渡辺剛 |
シリーズ | ゼルダの伝説シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | SFC:8Mbitロムカセット |
発売日 |
SFC 1991年11月21日 1992年4月13日 1992年9月24日 Wii(VC) 2006年12月2日 2007年1月22日 2007年3月23日 2008年6月10日 Wii U(VC) 2013年12月12日 2014年1月30日 2014年2月12日 Newニンテンドー3DS(VC) 2016年3月4日 2016年3月10日 2016年4月14日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:7 |
売上本数 |
約461万本 約115万本[1] |
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(ゼルダのでんせつ かみがみのトライフォース)は、1991年11月21日に任天堂から発売されたスーパーファミコン用ゲームソフト。ジャンルはアクションアドベンチャーゲーム[2]。
概要
『リンクの冒険』から約5年ぶりとなるゼルダの伝説シリーズの新作。スーパーファミコン本体の発売からちょうど1年後の1991年11月21日に発売された。
今作では広大な2つの世界を行き来しながら冒険を進める。ダンジョン内には高低差があり、複数の階層によって構成されている。作中では「マスターソード」「ビン」など、後のシリーズで定番となるアイテムが登場する。
CMではスチャダラパーの楽曲『ゲームボーイズ』のリズムに本作向けの歌詞を乗せてスチャダラパー自身が歌い、この曲に合わせて主人公ら登場人物に扮した人々がダンスを披露した。本作の主人公は少年だが、主人公役を演じたのは少年ではなくオーディションで選ばれた女子高校生である[3]。このオーディションの最終選考には、TOKIO結成前の長瀬智也も残っていた[3]。ヒロインのゼルダ姫役には新島弥生が選ばれた。
2003年3月14日には新作ゲーム『ゼルダの伝説 4つの剣』と本作のリメイク版を同時収録したゲームボーイアドバンス用ソフト『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』(以下、GBA版と表記)が発売。また、Wii、Wii U、Newニンテンドー3DS用のバーチャルコンソールとして配信されているほか、2017年10月5日発売のスーパーファミコンの復刻版『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』や、2019年9月6日配信開始の『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』(Nintendo Switchのオンラインサービス特典ソフト)[4]に本作が収録されている。
システム
1作目『ゼルダの伝説』より大幅なシステム変更が行われた2作目の『リンクの冒険』とは異なり、基本的なシステムは1作目を踏襲している。
画面構成も1作目と同様の見下ろし型、画面切り替えスクロール方式に戻ったが、1作目が完全な1画面単位のスクロールだったのに対して、本作では切り替え型と通常型のスクロールを併用している。
通常の剣による斬りつけ攻撃のほかに、攻撃用のボタンを押し続けて力を溜め通常の2倍の威力で広範囲を攻撃する「回転斬り」を行うことができる。
画面上には魔法力の残量を表す「魔法メーター」が表示されている。一部のアイテムを用いる際に魔法力を消費する。消費量はアイテムにより異なる。
アクション部分では、これまでの物を押す動作以外にも、引っ張る、担ぐ、投げるといった動作が可能となった。これらは多目的ボタン1つでその場に応じて実行できる。
ストーリー
古来より、ハイラル王国の聖地には触れた者の願いを叶えるという黄金の秘宝「トライフォース」が眠っていた。その聖地で、ある時より悪しき力が湧き出てきたため、ハイラル王は7人の賢者たちに聖地の封印を命じた。途中、賢者を護衛していた「ナイトの一族」が多数犠牲になったものの、賢者たちにより聖地の入り口は封印された。この出来事は、後に「封印戦争」と呼ばれ語り継がれることになる。
その封印戦争が遥か昔の物語になりつつあった頃、王国に謎の司祭アグニムが現れた。アグニムはハイラル王の命を奪い、魔力で王国の兵士たちを操って、かつての七賢者の末裔にあたる娘たちを次々とさらい生贄にしていった。そして魔の手は末裔の1人でもある王国のゼルダ姫にまで及ぼうとしていた。
自宅で就寝中だった少年リンクは、助けを求めるゼルダ姫の悲痛な言葉を夢の中で聞き、夜中に目を覚ました。その横では武具を身につけた叔父が家を出ようとしていた。叔父は家に留まるようリンクに伝えると、1人ハイラル城へと向かった。しかし、時間が経過しても叔父は戻らない。リンクは家を出て叔父の後を追った。
ハイラルの歴史
3人の神々
はるか昔、3人の神々が混沌とした地上に下り立ち、それぞれの力で大地と秩序とすべての生き物を創造していった。そして、すべてを創造し終えた神々は、この世界を去るときに、自らの力を象徴する黄金の聖三角体トライフォースを残し、その力で世界を治めさせた。トライフォースはいまでも世界のどこかにある大地で輝き続けており、トライフォースを手にするものは世界のすべてを支配できる。そう信じた人々が聖地を求めて冒険の旅に出たが、誰ひとりとして見つけることはできなかった。しかし、あるときひとりの盗賊がまったくの偶然から、異次元にある聖地への入り口を見つけ、トライフォースを手にしてしまったのだ。彼の名はガノンドロフ。通称魔盗賊ガノン。ハイラルを脅かす邪悪の王。魔王ガノンはまさにこのとき誕生したのであった。
封印戦争
トライフォースを手中に治めたガノンは、聖地を自らの欲望の世界に変化させるが、それだけではあきたらず今度はハイラルの地を侵略しようと考えた。その日からハイラルには不吉な兆候が現われ、事態を重く見た国王は7人の賢者と騎士団に悪の封印を命じた。また、トライフォースが悪の手に渡ったことを知った神々は、一部のハイラル人に、悪を撃退する聖なる剣、マスターソードの鍛えかたを告げていた。賢者たちはまず、マスターソードとそれを使いこなせる勇者の存在を探そうとするが、ガノンの邪気はすでに王宮まで及んでおり、状況は切迫していた。騎士団は命を賭けてガノンの力に対抗し、つぎつぎと力尽き倒れていく。が、彼らがガノンを食い止めている間に、賢者たちは封印を完了させることができた。ハイラルの平和は守られたのである。
新たなる伝説の始まり
封印戦争から数世紀ののち、再びハイラルに災いの兆候が現われたが、どこからか現れたアグニムという男が、不思議な力で災いを静めてしまうのだった。民衆は彼を英雄と称え、国王は司祭として迎え入れた。しかし、権力を得たアグニムはその力を自らの思うままに行使しはじめるようになっていった。そしていま、彼は七賢者の血を引く娘たちを捕らえ、真夜中に怪しげな儀式を行っている。彼の正体は?そして狙いはいったいなんなのか?いま、ハイラルに新たな危機が訪れようとしている。[5]
主な登場人物
- リンク
- 本作の主人公。本来デフォルトネームは存在しないが、当時のCMの影響などからリンクと呼ばれることが多いため[6]、本記事では「リンク」の呼称を用いる。
- 両親はおらず、ハイラル城の南の一軒家に叔父と2人で暮らしている。かつて封印戦争で犠牲となったナイトの一族の末裔で、一族の秘伝の技「回転斬り」を使いこなす。利き手は左手。
- おじさん
- リンクと一緒に住んでいるリンクの叔父。名前は不明。親代わりとしてリンクを育ててきた。ゼルダ姫のテレパシーによって窮地を知り、助けるために城に向かうが城の地下道で力尽き、駆けつけたリンクに剣と盾を託して絶命する。
- 媒体によって名前が異なり、漫画では「デミー」や「ザンジ」という名前が設定されている。
- ゼルダ姫
- ハイラル王国の王女。七賢者の子孫の1人でもある。アグニムによってハイラル城の地下牢に幽閉され、テレパシーを使ってリンクに助けを求める。救出後は教会に匿われていたが、リンクの留守中に再びさらわれ、闇の世界に送り込まれてしまう。その後リンクと再会し、他の賢者の末裔たちと共に「ガノンの塔」の結界を解く。
- アグニム
- 突如ハイラル王国にやってきた謎の司祭。魔術を用いてハイラル王を葬り去り、兵士たちを洗脳して七賢者の子孫の娘たちを次々と捕らえさせ生贄に捧げた。その正体は大魔王ガノンの分身。
- サハスラーラ
- カカリコ村に住む長老で、七賢者の1人の子孫。ハイラル城東の神殿の調査も行っている。王国の伝説に関して豊富な知識を持っており、様々な場面でリンクにアドバイスを送る。
- ガノン
- ハイラル王国の支配を目論む大魔王。かつては人間の盗賊・ガノンドロフの名で呼ばれていたが、聖地に進入してトライフォースを手にし怪物へと変貌、さらにその力で聖地を「闇の世界」に変えてしまった。後に、当時の七賢者によって闇の世界にトライフォースごと封印される。ハイラル王国のある「光の世界」に分身のアグニムを送り込み、2つの世界をつなげて光の世界での復活を狙う。
- ガノンドロフは本作では名前が語られるのみだが、本作の前の時代にあたる1998年発売の『ゼルダの伝説 時のオカリナ』で初めてその姿が描かれた。
地理・建物
光の世界と闇の世界の地形は類似しており、一部のダンジョンの位置は共通している。
光の世界
- リンクの家
- リンクが叔父と暮らす家。ハイラル城の南にある。物語の序盤ではセーブ後のゲーム再開時にこの地点から始まる。真夜中にゼルダ姫かのメッセージを受け取る場面からスタートする。
- ハイラル城
- ハイラル王国の中央に位置する城。司祭アグニムの手に落ちている。城内ではアグニムに操られた兵士達が巡回し、地下牢ではゼルダ姫が囚われている。
- 教会
- ハイラル城の北にある教会。ハイラル城と隠し通路で繋がっている。一度訪れると、光の世界でセーブしてからゲームを再開する際にこの地点から始められる。
- カカリコ村
- ハイラル城の西にある村。ゼルダ姫をさらった犯人としてリンクがお尋ね者となっており、リンクを見つけると兵士を呼ぶ村人もいる。物語の中盤以降は住人が村内から姿を消し、兵士が徘徊するようになる。
- 東の神殿
- 勇気の紋章が眠る神殿。屋外にいるサハスラーラからは試練を課される。
- 草原のほこら
- 石像が点在する草原の中央に存在するほこら。内部のレバーを引くと周囲の水が干上がる。
- あやしの砂漠
- 砂漠の神殿がある砂漠。設置されている地雷に触れるとダメージを受ける。
- 砂漠の神殿
- 力の紋章が眠る神殿。砂地が広がっている。
- ヘブラ山
- ヘラの塔がある山。洞窟が点在する。
- ヘラの塔
- 知恵の紋章が眠る塔。最上階が目的地となる。
- ハイリア湖
- 南東にある湖。中央に位置する島には「幸せの泉」がある。
- 魔法屋
- 魔法のクスリを専門に扱う店。魔法使いの老婆「魔法オババ」とその弟子がいる。
- ゾーラの滝
- 北東端にある滝。水中から攻撃してくる敵「ゾーラ」が登場するほか、最深部にいる「キングゾーラ」は水かきを販売している。
- 願いの滝
- 大きな滝の裏側に洞窟があり、女神が出現する。
- 迷いの森
- ハイラル城の北西に位置する、霧に包まれた森。奥には退魔の剣「マスターソード」が安置されているが、所々にその偽物も置かれている。
闇の世界
- ピラミッド
- 世界の中央にある建造物。闇の世界でセーブ後にゲームを再開する際には頂上からスタートすることになる。
- 闇の神殿
- 光の世界では東の神殿がある場所。猿のサルキッキの協力が無ければ内部に入れない。通常の攻撃ではダメージを与えにくい魔物が多く登場する。
- 水のほこら
- 光の世界では草原のほこらがある場所。周囲には石像が点在している。内部の至る所で水が流れており、敵が水中から攻撃してくる。
- ドクロの森
- 光の世界では迷いの森がある場所。出入口が数箇所あるが、最深部まで辿り着けるのは1箇所のみ。内部では「フォールマスター」(手の形をした魔物)が降りてきて、捕まると入り口に強制的に戻されてしまう。
- はぐれ者の村
- 光の世界ではカカリコ村がある場所。「ピック」(キツネの姿をした泥棒)が金品を狙っている。
- 村の中央の像がダンジョンの入り口になっている。奥深くの牢屋には1人の女の子が囚われている。
- 氷の塔
- 光の世界では幸せの泉がある場所。塔ではあるが地下に向かって進んでいく。床面が氷で覆われており滑りやすい。
- 悪魔の沼
- 光の世界ではあやしの砂漠がある場所。激しい嵐が吹き荒れる沼地。周囲を崖に囲まれているため、徒歩での侵入は不可能。内部は広く入り組んでいる。
- デスマウンテン
- 光の世界ではヘブラ山がある場所。ヘブラ山と同様にいくつかの洞窟が点在するが、ヘブラ山とは異なり外から登ることは出来ない。
- カメ岩
- デスマウンテンの東方にある亀の形のダンジョン。入り口が封印されている。内部には魔法力を使用して解く仕掛けが多く存在する。
- ガノンの塔
- 光の世界ではヘラの塔がある場所。闇の世界の7つのダンジョンを全てクリアしないと中に入れない。これまでのボスキャラクターが再登場する。
- 4つの剣の神殿
- GBA版にのみ存在するダンジョン。ピラミッドに入り口があり、『神々のトライフォース』と『4つの剣』の両方をクリアすると中に入れるようになる。
アイテム
装備・コレクトアイテム
- 装備品
- 入手するとその場で身に着ける。剣や盾を入手した場合はそれまで装備していたものと入れ替わる。
- 剣 / 盾
- レベル1の剣と盾。盾は敵の撃ってくる矢や岩を弾いて無効化することができる。
- 盾Lv2
- レベル2の盾。レベル1の盾より少し大きい。矢や岩のほか火の玉も弾くことができる。
- カガミの盾
- レベル3の盾。レベル2の盾よりさらに大きい。矢、岩、火の玉のほか、特定のレーザーを弾く効果もある。
- マスターソード
- 迷いの森の奥に封印されている退魔の剣。ライフが最大の状態で剣を振るとビームを発射できる。
- サブイベントで強化でき、それに応じて剣身の色が青(レベル2)→赤(レベル3)→黄(レベル4)と変化する。
- パワーグラブ(レベル2) / パワフルグラブ(レベル3)
- フィールド上の岩を持ち上げられるようになる。パワーグラブは白色の岩に、パワフルグラブは白色と黒色に対応している。
- ゾーラの水かき
- 水深の深い水面を泳げるようになる。GBA版では短時間水中に潜ることも可能。
- ペガサスの靴
- サハスラーラから譲り受ける靴。履くとダッシュができるようになる。ダッシュ中は前方に剣を構えて攻撃できるほか、障害物に体当たりして衝撃を与えることもできる。
- ムーンパール
- ヘラの塔にある特別な真珠。闇の世界にいても姿が変わらなくなる。
- 緑の服 / 青い服 / 赤い服
- 緑の服は初期状態で身に着けている。青い服は受けるダメージを2分の1に、赤い服は4分の1にする。
- コレクトアイテム
- 各ダンジョンに隠され、ダンジョンボスを倒すことで入手できる。
- 知恵の紋章 / 勇気の紋章 / 力の紋章
- 光の世界のダンジョンで手に入る紋章。マスターソードの封印を解くために必要。
- クリスタル
- 闇の世界のダンジョンで手に入る水晶。内部には賢者の子孫の娘が封印されている。全部で7つある。
Y(A)ボタンにセットして使用するアイテム
サブ画面であらかじめアイテムを選択し、Y(A)ボタンを押すことにより使用できる。
- 弓矢 / 銀の弓矢
- 矢を放つことができる。矢は画面端まで届く。矢が尽きると補給するまで使えない。銀の弓矢は通常の弓矢よりも攻撃力が高い。
- ブーメラン / 魔法のブーメラン
- 前方に投げると手元に戻る。敵に当てると動きをしばらく止めることができるほか、離れた場所にあるアイテムの回収、ダンジョン内のクリスタルスイッチの操作もできる。魔法のブーメランは通常のブーメランよりも射程距離やスピードに優れ、敵にダメージを与えることもできる。
- フックショット
- 伸縮可能な鎖で繋がれたフックを発射する。フィールド上やダンジョン内にある杭などにフックを打ち込むと、その場まで一気に移動できる。ブーメランと同様に敵の動きを止めたりアイテムを回収したりすることもできる。
- 爆弾
- 取り出すと一定時間後に爆発する。ひびの入った壁などを破壊できるほか攻撃にも使用できる。持ち運びや投擲も可能。爆風に巻き込まれると敵だけでなくリンク自身もダメージを受ける。
- キノコ
- 迷いの森に生えているキノコ。魔法屋に持って行くと後述の「魔法の粉」と交換できる。
- 魔法の粉
- キノコを基に作られる粉。魔法力を消費し、敵や特定のものに変化を与える。
- ファイアロッド
- 魔法力を消費し、火の玉を前方に飛ばす。燭台めがけて火の玉を飛ばすと燭台に火を灯すことができる。
- アイスロッド
- 魔法力を消費し、冷気を前方に飛ばす。一部の敵はこれで凍らせることができる。
- 魔法のメダル
- 大量の魔法力を使用し、画面内にいる敵すべてを攻撃するアイテム。爆炎の渦を巻き起こす「ボンバー」、冷気で攻撃する「エーテル」、剣を地面に突き刺し地震で攻撃する「シェイク」の3種類がある。
- マジックハンマー
- 杭などの障害物などに振り下ろしてその場を通過できるようにする。武器としても使用可能。
- アイテム入手時には「M、Cハンマー」と略記される。
- シャベル
- 地面を掘る道具。掘ると地中からアイテムが出る場合がある。オカリナ入手後は使用できなくなる(アイテム欄のシャベルがオカリナに置き換わる)。
- オカリナ
- 美しい音色を奏でる楽器。光の世界で使うと指定した場所へ一瞬で移動することができる。
- カンテラ
- 照明器具。持っているだけで暗闇を照らすほか、燭台の前で使用すると魔法力を消費し燭台に火を灯す。GBA版では攻撃アイテムとしても使用できる。
- 虫取りアミ
- ハチや妖精を捕まえる事ができる網。
- ムドラの書
- 石碑に記された古代文字(象形文字のような読めない文字)を解読するのに必要となる書物。
- ビン
- 虫取りアミでつかまえた蜂や妖精、店などで入手した薬を入れることができるビン。SFC版では4つ、GBA版では3つ入手できる。
- マジックマント
- 姿を消す事ができるマント。使用時は常に魔法力を消費し続け、敵の攻撃・トラップを無効化できる。
- ソマリアの杖
- リンクの正面に赤いブロックを発生させる。ブロックは押したり投げたりすることが可能で、重石としても使用できる。ブロックを発生させた後もう一度使用するとブロックが上下左右の4方向へ火球として飛んでいき、攻撃手段になる。
- GBA版では名称が「ソマリアの杖」ではなく「ソマソアの杖」と表記されている。
- バイラの杖
- リンクの周りに回転する光のバリアを張り敵の攻撃を無効化できる杖。使用中は魔法力を消費し続ける。
- マジカルミラー
- 闇の世界から光の世界に戻ることができる鏡。光の世界の同じ位置に戻るが、その際に壁などの障害物と重なると強制的に闇の世界へ戻される。ダンジョン内部で使用すると、ダンジョンの入り口まで戻ることができる。
その他のアイテム
- ハート
- ライフをハート1つ分回復できる。
- 魔力の壺(大・小)
- 魔法力を回復する。大は全回復・小は最大値の8分の1回復。
- いのちのクスリ / 魔法のクスリ / いのちと魔法のクスリ
- それぞれ赤色、緑色、青色をした薬。赤はライフを、緑は魔法力を、青はライフと魔法力の両方を全回復する。空きビンを所持している時のみ魔法屋から購入できる。
- 妖精
- 使うとハート7個分のライフを回復する。また、ライフが尽きた時にハート7個分のライフを回復した状態で復活できる。所持には空きビンが必要。
- ハチ
- ビンに捕まえることで所持できる。ビンの中から取り出すと、一定時間、近くの敵に攻撃する。
- 黄金のハチ
- ビンに捕まえることで所持できる。ビンの中から取り出すと、普通のハチよりも大きなダメージを敵に与える。高値で買い取る者もいる。
- 新型バクダン
- 大型の爆弾。普通のバクダンでは破壊できない壁を破壊できる。フィールド上でリンクの後ろについて移動する。Aボタンを押す、崖から飛び降りるなどすると切り離され、3カウント後に爆発する。
- カギ
- 施錠された扉を開けられる鍵。入手したダンジョン内で1度だけ使用できる。
- 大きなカギ
- 重要アイテムが入っている大宝箱や、普通のカギでは開けられない扉を開けられる鍵。角の生えたドクロの形をしている。入手したダンジョン内で使用できる。
- マップ
- Xボタン(GBA版はLボタン)押下でダンジョンの全体図が表示される。
- コンパス
- ダンジョンマップにダンジョンボスの所在地が表示される。
- ハートのかけら
- フィールド上の至る所に隠されており、4つ集めることで「ハートの器」が完成する。
- ハートの器
- ダンジョンボスを倒した後に出現する。入手するとライフの最大値が1つ増え全回復する。
ボスキャラクター
- デグアモス
- 東の神殿のボス。騎士を模した石像型の敵「アモス」の上級種。6体で登場する。リンクの周囲を回りながら一斉に襲いかかってきたり、横一列に広がったりする。残り1体になると攻撃パターンが変化する。
- ガノンの塔でも中ボスとして登場する。
- ラネモーラ
- 砂漠の神殿のボス。巨大な芋虫。3匹で登場する。地中から石礫を飛ばして現れ空中を飛行する。
- ガノンの塔でも中ボスとして登場する。
- デグテール
- ヘラの塔のボス。芋虫型の敵「テール」の巨大種。弱点以外の部位に攻撃すると大きく弾き飛ばされる。
- ガノンの塔でも中ボスとして登場する。
- ジークロック
- 闇の神殿のボス。仮面を着けた獣。口から吐く炎と伸縮する尻尾で攻撃する。
- GBA版の4つの剣の神殿では強化版が登場する。
- なお、以降のシリーズ作品にも同名のボスキャラクターが登場するが、いずれも獣ではなく鳥の姿をしている。
- ワート
- 水のほこらのボス。全身に岩を纏った一つ目の巨大クラゲ。空中を漂いながら周囲の岩を回転させ、岩がなくなると大ジャンプ後に急降下する攻撃を行う。
- GBA版の4つの剣の神殿では強化版が登場する。
- ガモース
- ドクロの森のボス。巨大な蛾の魔物。飛び回りながら前方3方向へリング状のビームを放つ。部屋の床はベルトコンベアのように流れ、部屋を囲むトゲが不規則に動く。
- GBA版の4つの剣の神殿では強化版が登場する。
- ブラインド
- はぐれ者の村のボス。光の世界で盗賊だった男が魔物と化した。空中を浮遊しながらレーザーを撃ってくる。ある程度ダメージを与えると首が取れ、新しい首が生える。取れた首は周囲を飛び回り火の玉を放つ。
- GBA版の4つの剣の神殿では強化版が登場する。
- シュアイズ
- 氷の塔のボス。雲のような身体をした一つ目の魔物。登場当初は周囲を氷で固めて身を守っており、天井から氷塊を落とす。氷がなくなると3体に分裂して攻撃してくる。
- ゲルドーガ
- 悪魔の沼のボス。粘液に浸っている巨大な目玉。周りを囲む大量の小さな目玉を飛ばしながら電撃を放つ。小さな目玉が全て倒されると体当たりで攻撃してくる。粘液に触れてもダメージを受ける。
- デグロック
- カメ岩のボス。3つ首の亀の怪物。背中部分に伸びる赤い頭は炎を、青い頭は氷を吐いて攻撃し、時折、本体の首を伸ばす。赤と青の首がなくなると本体がヘビのように変形し体当たり攻撃を仕掛けてくる。
- アグニム
- ハイラル城及びガノンの塔のボス。部屋の中を移動しながら3種類の魔法で攻撃してくる。強力なバリアで身を守っており、通常の攻撃ではダメージを与えられない。ガノンの塔では2体の分身と共に襲い掛かってくる。
- ガノン
- ピラミッド内部で待ち構えるラストボス。前半戦では瞬間移動をしながら火の玉や槍を投げつけて攻撃する。後半戦では足場を破壊した後姿を消して無敵になる。
- ニセリンク
- GBA版のみのダンジョン「4つの剣の神殿」の4人のボス。4人ともリンクと似た姿をしている。それぞれ異なる攻撃を仕掛ける。
他機種版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 備考 |
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1 | ゼルダの伝説 神々のトライフォース | 2000年8月1日 |
スーパーファミコン | 任天堂 | 任天堂 | フラッシュロムカセット (ニンテンドウパワー) |
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2 | ゼルダの伝説 神々のトライフォース | 2006年12月2日 2007年1月22日 2007年3月23日 2008年6月10日 |
Wii | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
|
3 | ゼルダの伝説 神々のトライフォース | 2013年12月12日 2014年1月30日 2014年2月12日 |
Wii U | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
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4 | ゼルダの伝説 神々のトライフォース | 2016年3月4日 2016年3月10日 2016年4月14日 |
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2017年9月29日 2017年9月29日 2017年10月5日 |
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6 | スーパーファミコン Nintendo Switch Online |
2019年9月6日 2019年9月6日 |
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スタッフ
- エグゼクティブプロデューサー:山内溥
- プロデューサー:宮本茂
- ディレクター:手塚卓志
- スクリプトライター:田邊賢輔
- アシスタントディレクター:山村康久、山田洋一
- スクリーン・グラフィック・デザイナー:富田聡一郎、今村孝矢
- バックグラウンドデザイナー:有本正直、渡辺剛
- プログラムディレクター:中郷俊彦
- メインプログラマー:副島康成
- オブジェクトプログラマー:森田和明
- プログラマー:西山達夫、山本雄一、野本佳裕、能登英司、高畑悟、岩脇敏夫、笠松栄弘、西田泰也
- サウンド・コンポーザー:近藤浩治
- コーディネーター:加藤圭三、清水隆雄
- メインアートワーク:小田部羊一
- アートワーク:藤井英樹、 小泉歓晃、酒井康裕、黒梅知明
- スペシャルサンクス:岡嶋伸夫、竹谷康範、幸田清、葛原貴光、角井博信、山城重喜
他作品との関連
- 1993年発売の次回作『ゼルダの伝説 夢をみる島』は本作の後日談となっている[7]。なお、2011年刊行の設定資料集『ハイラル・ヒストリア』(小学館、ISBN 978-4092271593)では2001年発売の『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』も同一の世界観とされていたが、後に別の時代の物語に変更された[7]。
- 2013年発売の『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』は本作のはるか未来の時代が舞台で、地形も本作とよく似ており[8]、一部のボスキャラクターも共通している。
- 2018年発売の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に登場するゼルダは本作品と『神々のトライフォース2』のデザインを合わせたものになっている。
漫画
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース(作:富沢義彦、画:伊藤伸平)
- 双葉文庫刊行。1992年7月発行。単行本全1巻。
- スーパーファミコン冒険ゲームブック。マルチエンディング形式。
- ゼルダの伝説(作画:石ノ森章太郎)
- 北米で発売されていたゲーム雑誌『NINTENDO POWER』に掲載。1993年3月に小学館が邦訳出版。単行本全1巻。
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース(作画:田口順子)
- 宝島社刊行。1993年11月発行。単行本全1巻。
- ストーリーはある程度原作に準じているが、一部のキャラクターの外見や背景はまったく異なる。アグニムは本来善良な司祭だったが、不治の病に苦しむ妻を救うためガノンの復活に加担する、という設定で物語が展開される。外見も褐色肌に美形の青年と容姿も大きく異なる。ゼルダ姫の容姿が赤髪にワンピースとなっており、性格はかなりのお転婆。リンクとは友人同士である。リンクは正義感は強いが捻くれた性格をしており、世界を救う責任感を抱くことで精神的に成長していく。ガノンは外見も言動も下劣そのものだが、人間時代の彼は屈強な大男であった。なお、名前が「ガノンドルフ」と誤記されている。
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース(作画:かぢばあたる)
- 『月刊Gファンタジー』(エニックス)にて1994年10月号から1996年3月号まで連載。単行本全3巻。
- 全体的に戦闘シーンが多く、男同士の友情や絆をテーマとしている。リンクの1人旅ではなく、幼馴染の少年拳闘士ラスカ、王室騎士団長アルジュナ、ガノンの元参謀カニカと3人のオリジナルキャラクターが同行する。またリンクの先祖であり、かつてガノンと戦った「先代勇者」が登場した。これ以外にも多数のオリジナルキャラクターが登場しており、ストーリーも原作の展開を意識しているものの大部分がオリジナルである。
- なお、かぢばはこの連載の前に『ゼルダの伝説 夢をみる島』のコミカライズを手掛けており、本作のエンディングが「夢島編」に繋がるものとして描写されている。
- ゼルダの伝説 リルトの誓い(原作:棟居仁、作画:古澤純也)
- 『少年王』(光文社)にて1994年12月号から1997年4月号まで連載。単行本全4巻。
- 『神々のトライフォース』の数百年後の世界を描いたオリジナル作品。リルトという名の少年が主人公で、リンクとゼルダは天上界に住む存在となっている。原作の世界設定を下地にした内容であり、作画から展開まで少年漫画らしい熱血もの。
- 掲載誌の廃刊に伴い打ち切りとなったが、ストーリーは駆け足ながらも完結している。
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース(作画:姫川明)
- 『2004年度学年誌増刊 Nintendo ゲームコミックスペシャル』(小学館)掲載。2005年7月発行。単行本全1巻
- アグニムがリンクの父親と親友だったという独自設定があり、またゼルダ姫に対して歪んだ愛情を抱いている。本編には現れないガノンドロフが1コマだけ姿を見せるほか、オリジナルキャラクターとして、盗賊の少女・ガンティが登場する。中盤の闇の世界編からはモノローグで一気にストーリーが進行する。
関連本
- 加納将光(発行人、酒井征勇(編集人)『全ゼルダの伝説大百科』勁文社、1992年2月18日。ASIN B00OW62QYG。
CD
- ゼルダの伝説 SOUND & DRAMA(1994年6月22日、ソニー・ミュージックレコーズ)
- 2枚組。1枚目にはアレンジ版の曲とオリジナルストーリーのドラマ、2枚目にはゲーム音源が収録されている。
- 任天堂 サウンドヒストリーシリーズ「ゼルダ ザ ミュージック」(2004年12月22日、サイトロン・デジタルコンテンツ)
- ゼルダの伝説シリーズの各作品の楽曲を集めたCD。本作の曲の一部が収録されている。
脚注
- ^ http://www.vgchartz.com/game/4566/the-legend-of-zelda-a-link-to-the-past/
- ^ パッケージ表記による
- ^ a b “樹の上の秘密基地。 - ファイアーエムブレム〜~封印の剣〜そのCMを誰が作ったか?倉恒良彰インタビュー その3”. ほぼ日刊イトイ新聞 (2002年3月29日). 2017年8月13日閲覧。
- ^ “Nintendo Switch Onlineからスーパーファミコンタイトルを配信開始、第1弾は20タイトル”. GAME Watch (2019年9月5日). 2019年9月6日閲覧。
- ^ 増刊ファミコン通信 特別増刊. 株式会社アスキー. (1991年12月27日). p. 46
- ^ SFC版公式ガイドブックでは「リンク」とされている。
- ^ a b 『ゼルダの伝説 ハイラル百科』徳間書店、15頁。ISBN 978-4198643782。
“LINK|ゼルダの伝説ポータル”. 任天堂. 2017年8月13日閲覧。 - ^ “ゼルダの伝説 神々のトライフォース2:あの冒険のはるか未来の物語”. 任天堂. 2017年8月13日閲覧。
外部リンク
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース - Wii用バーチャルコンソール
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース - Wii U用バーチャルコンソール
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース - Newニンテンドー3DS用バーチャルコンソール