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[[2017年]][[8月22日]]、[[スマートフォン]]事業向けの新ブランド「'''HAL Egg'''」の立ち上げを表明<ref>{{Cite news|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1076164.html|title=ハル研究所、スマートフォン向け新規キャラクターのゲームアプリを開発中|work=GAME Watch|publisher=インプレス|date=2017-08-22|accessdate=2017-11-14}}</ref>。[[11月14日]]、第1弾タイトルとして[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]/[[ |
[[2017年]][[8月22日]]、[[スマートフォン]]事業向けの新ブランド「'''HAL Egg'''」の立ち上げを表明<ref>{{Cite news|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1076164.html|title=ハル研究所、スマートフォン向け新規キャラクターのゲームアプリを開発中|work=GAME Watch|publisher=インプレス|date=2017-08-22|accessdate=2017-11-14}}</ref>。[[11月14日]]、第1弾タイトルとして[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]/[[iOS (Apple)|iOS]]用ゲームアプリ『はたらくUFO』の配信を開始した<ref>{{Cite news|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1091364.html|title=ハル研究所の新ブランド「HAL Egg」、新作ゲームアプリ「はたらくUFO」をリリース!|work=GAME Watch|publisher=インプレス|date=2017-11-14|accessdate=2017-11-14}}</ref>。10月には、ハードウェア事業をハル・コーポレーション社へ切り離して以来、25年ぶりのハードウェアの商品となるPasocomMiniの発売を開始した<ref>{{Cite web |url=https://news.livedoor.com/article/detail/13159850/ |title=社長の夢から生まれた1/4サイズのマイコン名機「PasocomMini MZ-80C」 開発秘話と今後をハル研究所三津原社長に聞いた |website=livedoor ニュース |publisher=[[LINE (企業)|LINE]] |date=2017-06-05 |accessdate=2021-03-10}}</ref>。 |
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== 事業所 == |
== 事業所 == |
2021年5月23日 (日) 04:07時点における版
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | ハル研 |
本社所在地 |
日本 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1 神田スクエア 北緯35度41分35.0秒 東経139度45分48.2秒 / 北緯35.693056度 東経139.763389度座標: 北緯35度41分35.0秒 東経139度45分48.2秒 / 北緯35.693056度 東経139.763389度 |
設立 | 1980年2月21日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8010001026663 |
事業内容 |
家庭用ゲーム機のソフトウェア開発 電子玩具、ゲーム用周辺機器の開発 ゲーム開発環境、支援ツールの開発 ゲーム機本体内蔵ソフトウェアの開発 キャラクターマーチャンダイジング |
代表者 | 代表取締役社長 川瀬滋史 |
資本金 | 8000万円(2020年3月31日現在)[1][2] |
純利益 | △2億5200万円(2020年3月期)[2] |
総資産 | 56億3900万円(2020年3月31日現在)[2] |
従業員数 | 195名(2020年7月1日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要子会社 | 株式会社ワープスター 50% |
関係する人物 |
谷村正仁(取締役会長) 三津原敏(取締役所長) 岩田聡(元代表取締役社長) 桜井政博(元PD事業部主幹) 糸井重里(元取締役) 松岡聡(元社員) |
外部リンク |
www |
株式会社ハル研究所(HAL研究所、ハルけんきゅうしょ、英: HAL Laboratory, Inc.[3])は、主にゲームソフトウェア、周辺機器、ゲーム制作システムの開発を行う日本の企業[1]。
概要
MZ-80K/CやPC-8001といったマイコンの時代から存在している老舗ソフトハウス。マイコン時代には各種ハードウェアも開発・販売していた。後にパソコン関連製品事業とハードウェア事業を切り離し、任天堂の家庭用ゲーム機向けソフトウェアを開発している。
企業ロゴは、イヌが卵を暖めている様子が描かれており「犬たまご」と呼ばれている。考案者はコピーライターの糸井重里と谷村正仁。このロゴには「思いがけない組み合わせから新しいモノを生み出す」「新しいアイデアや楽しいことを大切に暖める」という気持ちが込められている[4]。
沿革
起業
西武百貨店池袋店のパソコンコーナーに、コモドールのパソコン「PET 2001」の一角があった。その前に集っていた岩田聡を初めとする当時、大学生のパソコンマニア達に、後に経営者となる一人の店員が声をかけて[5]、岩崎技研工業が出資してハル研究所は設立された[6][7][8]。1980年のことである。社員ひとりと6人の学生バイトで、秋葉原にあるマンションの一室を開発室としてのスタートだった[注釈 1]。
社名の「HAL」は、「IBM」のアルファベットを1文字ずつ前にずらし、(当時最大のコンピュータ企業だった)IBMの一歩先を行くという意味を込めたとされる『2001年宇宙の旅』のコンピュータ「HAL 9000」に倣い名付けられた[10](ただし、「HAL 9000」の由来は俗説であり原作者のアーサー・C・クラークらは否定している。詳細はHAL 9000#名称を参照)。登記上は株式会社ハル研究所だが、広告や商品パッケージなどでは1980年の設立当初から株式会社HAL研究所と表記していた[11]。なお、2002年に商業登記規則等の改正によりアルファベットが使えるようになってからも[12]社名は変更しておらず、現在では各種SNSアカウントをはじめ、ハル研究所と表記している。
創業当初
創業当初はパソコン関連の周辺機器を多く開発し、特にパソコン(当時はマイコンと言った)の画像表示とサウンド能力を向上させるユニットPCGシリーズはヒットを記録した(詳細は後述の「周辺機器」を参照)。周辺機器としては他にもトラックボールや、NECのPC-8801シリーズの拡張音源ユニットを発売。
当時のパソコン専門誌「I/O」にもPCG-8100を用いたゲームプログラムが投稿されている。ハル研究所も自社ブランドでPCG-8100を用いたナムコのゲームソフトを移植して発売した[注釈 2]。
元々PET 2001のユーザーグループを母体とした会社であり、PET 2001にサードパーティとしてPCGやゲームソフトを提供した。その実績を買われ、PET 2001の後継機VIC-1001ではコモドールジャパンの下請けとしてゲームの開発を担当する。引き続いてVIC-1001の後継機マックスマシーンにも『Jupiter Lander』(1982年)などを提供し、これらのゲームはマックスマシーンが発売されなかった欧米では上位互換機のコモドール64向けゲームとしてコモドール本社からリリースされた。
ファミリーコンピュータ発売以後
1982年、アルバイト従業員だった岩田が大学を卒業して正社員となり、1983年に任天堂からファミリーコンピュータが発売される。ハル研究所の出資会社が任天堂と取引していた関係から、ファミコン市場にも早くから参入した。参入第1作は『ジャウスト』だったが、諸般の事情で任天堂から発売されることはなく、1984年2月に任天堂から発売された『ピンボール』がファミコンでの初リリース作品となった。同年に任天堂から出資を受けてから以後は同社のセカンドパーティーとして[13]、任天堂ブランドで発売された『ゴルフ』『マッハライダー』『バルーンファイト』『F1レース』の開発に携わった[8]。
1980年代中期以降、「MSXをMacintoshにする」という触れ込みで、MSX2にGUIと日本語FEPを用意した統合環境である「HALNOTE」を開発[14]するがほとんど売れなかった。この後継版はアスキーから「MSXView」として発売、MSX最後のマシンである松下電器「FS-A1GT」では標準搭載され正式にMSXturboRのGUI環境として認められたほか、HALNOTEの日本語FEPはソニーのMSXマシンに標準採用された。また、ソニーのMSX2+マシンに標準添付されたグラフィックツールの開発も担当した。このように、HALNOTEの遺産は新世代のMSXの基本アプリケーションを構成したが、その後MSXの市場が消滅したため報われることはなかった。
倒産
自社ブランドでソフト事業とハードウェア事業を展開し、1990年には社員が90人近くにまで拡大したため、1991年から拠点を山梨県にしようと開発センターの建設を行い、同年4月に完成した[15]。しかし、建設費用の大半である銀行からの借入金の金利負担が大きく、資金繰りが悪化した[15][13]。ゲームソフトの売上げ不振も重なり、1992年6月22日に和議を申請して倒産、負債総額は約50億円[15]だった。任天堂のサードパーティで倒産したのはハル研究所が初めてだった[15]。このことを任天堂の社長であった山内溥は「ハル研究所が行き詰ったのは、ユーザーが面白いと思う味つけが下手だった」[16]からと述べていた。
再建
一方でハル研究所のソフト開発力を評価していた任天堂は岩田聡を再建社長とすることを条件に資金援助を行った[17][13]。1993年3月に岩田聡がハル研究所の代表取締役社長に就任し[18]、社員は半減させ、負債は15億円までに減額されて6年で返済する計画で再建を図ることになる[17][13]。
まず、ハル研究所からパソコン関連製品事業を行う株式会社ハル・コーポレーション[注釈 3]が分社化されて、ハル研究所の本体の事業はゲームソフト開発に一本化された。
「じっくり練ってモノを出そう、ミリオンセラーにならないモノは作らないぞ!」との決意[9]の元で製作されたファミコン用ソフト『星のカービィ 夢の泉の物語』(1993年)は、全世界500万本を超える売上を達成。『星のカービィシリーズ』や『MOTHER2 ギーグの逆襲』などのヒットもあって、1999年に和議申請から予定通り6年で15億円の負債を完済し、ハル研究所は再建を果たす[17][20]。
再建以後
以降は星のカービィシリーズを中心に、任天堂のゲームソフト開発に注力している。
2017年8月22日、スマートフォン事業向けの新ブランド「HAL Egg」の立ち上げを表明[21]。11月14日、第1弾タイトルとしてAndroid/iOS用ゲームアプリ『はたらくUFO』の配信を開始した[22]。10月には、ハードウェア事業をハル・コーポレーション社へ切り離して以来、25年ぶりのハードウェアの商品となるPasocomMiniの発売を開始した[23]。
事業所
事業所 | 所在地 |
---|---|
本社・東京開発センター | 東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1 神田スクエア |
山梨開発センター | 山梨県甲斐市竜王新町1999-9 |
出身者
開発作品
パーソナルコンピュータ
タイトル | 対応機種 | 発売元 |
---|---|---|
パックマン[注釈 4] | VIC-1001 | コモドールジャパン |
ギャラクシアン[注釈 5] | VIC-1001 | コモドールジャパン |
マネー・ウォーズ | VIC-1001 | コモドールジャパン |
ジュピター・ランダー | VIC-1001 | コモドールジャパン |
ポーカー | VIC-1001 | コモドールジャパン |
ロード・レース | VIC-1001 | コモドールジャパン |
ラリーX | PC-8001 | ハル研究所 |
ギャラクシアン | PC-8001 | ハル研究所 |
スーパーエイリアン | PC-8001 | ハル研究所 |
ジュピターランダー | PC-8001 | ハル研究所 |
モールアタック | PC-8001 | ハル研究所 |
ナイトドライブ | PC-8001 | ハル研究所 |
HOLE IN ONE | PC-8801 | ハル研究所 |
スーパービリヤード | PC-8801 | ハル研究所 |
ローラーボール | PC-8801 | ハル研究所 |
HALNOTE (HNS-100) | MSX | ハル研究所 |
Gterm (HNS-10) | MSX | ハル研究所 |
直子の代筆 (HNS-102) | MSX | ハル研究所 |
GCARD (HNS-103) | MSX | ハル研究所 |
GCALC (HNS-104) | MSX | ハル研究所 |
グラフィックエディタEDDY (HT-001) | MSX | ハル研究所 |
LAB Letter | MSX | ハル研究所 |
バラン数 (HM-101) | MSX | ハル研究所 |
泳いでタンゴ (HM-102) | MSX | ハル研究所 |
カラ丸珍道中 (HM-103) | MSX | ハル研究所 |
キュースター (HM-104) | MSX | ハル研究所 |
ステップアップ[注釈 6] (HM-001) | MSX | ハル研究所 |
フルーツサーチ (HM-002) | MSX | ハル研究所 |
ドラゴンアタック (HM-003) | MSX | ハル研究所 |
ピクチャーパズル (HM-004) | MSX | ハル研究所 |
スーパースネーク (HM-005) | MSX | ハル研究所 |
スペースメイズアタック (HM-006) | MSX | ハル研究所 |
ぶた丸パンツ (HM-007) | MSX | ハル研究所 |
ヘビーボクシング (HM-008) | MSX | ハル研究所 |
スーパービリヤード (HM-010) | MSX | ハル研究所 |
ミュージックエディタMUE (HM-011) | MSX | ハル研究所 |
Mr.Chin (HM-012) | MSX | ハル研究所 |
スペーストラブル (HM-013) | MSX | ハル研究所 |
EDDY II (HM-014) | MSX | ハル研究所 |
ローラーボール (HM-015) | MSX | ハル研究所 |
ホールインワン (HM-016) | MSX | ハル研究所 |
てつまん (HM-017) | MSX | ハル研究所 |
エッガーランドミステリー (HM-018) | MSX | ハル研究所 |
ホールインワン プロフェッショナル (HM-019) | MSX | ハル研究所 |
ダンクショット (HM-021) | MSX | ハル研究所 |
ホールインワン スペシャル (HM-022) | MSX | ハル研究所 |
迷宮神話 (HM-023) | MSX | ハル研究所 |
ブルとマイティー危機一髪 (HM-024) | MSX | ハル研究所 |
機動惑星スティルス (HM-025) | MSX | ハル研究所 |
ずっこけやじきた隠密道中 (HM-026) | MSX-2 | ハル研究所 |
忍者くん 阿修羅の章 (HM-028) | MSX | ハル研究所 |
パチプロ伝説 (HM-029) | MSX | ハル研究所 |
田代まさしのプリンセスがいっぱい (HM-030) | MSX | ハル研究所 |
ガルフォース | MSX | ソニー |
F1ツールディスクII | MSX | ソニー |
コンソールゲーム
発売日(日本) | タイトル | プラットフォーム | 発売元 |
---|---|---|---|
1984年2月2日 | ピンボール | ファミリーコンピュータ | 任天堂 |
1984年5月1日 | ゴルフ | ファミリーコンピュータ | 任天堂 |
1984年11月2日 | F1レース | ファミリーコンピュータ | 任天堂 |
1985年1月22日 | バルーンファイト | ファミリーコンピュータ | 任天堂 |
1985年12月21日 | マッハライダー | ファミリーコンピュータ | 任天堂 |
1985年12月21日 | ロットロット[25] | ファミリーコンピュータ | 徳間書店 |
1986年10月30日 | けいさんゲーム 算数4年 | ファミリーコンピュータ | 東京書籍 |
1986年11月19日 | ガルフォース | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | ハル研究所 |
1987年1月29日 | エッガーランド | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | ハル研究所 |
1987年2月21日 | ゴルフJAPANコース | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | 任天堂 |
1987年6月14日 | ゴルフUSコース | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | 任天堂 |
1987年6月27日 | 所さんのまもるもせめるも | ファミリーコンピュータ | エピックソニーレコード |
1987年8月17日 | エアー・フォートレス | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1987年9月24日 | スター・ゲイト | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1987年10月1日 | ミリピード 巨大昆虫の逆襲 | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1987年10月30日 | ジャウスト[注釈 7] | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1988年1月7日 | 殺意の階層 ソフトハウス連続殺人事件 | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1988年2月1日 | ファイヤーバム | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | ハル研究所 |
1988年2月1日 | ジャンボ尾崎のホールインワン・プロフェッショナル | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1988年4月14日 | ファミコングランプリII 3Dホットラリー | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | 任天堂 |
1988年8月9日 | エッガーランド 迷宮の復活 | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1988年8月20日 | エッガーランド 創造への旅立ち | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | ハル研究所 |
1988年12月20日 | ローラーボール | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1989年7月28日 | 上海 | ゲームボーイ | ハル研究所 |
1989年10月18日 | ピンボール66匹のワニ大行進 | ゲームボーイ | ハル研究所 |
1989年11月7日 | 御存知 弥次喜多珍道中 | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1990年1月6日 | アドベンチャーズ オブ ロロ | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1990年9月7日 | 宇宙警備隊 | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1990年10月16日 | ゴーストバスターズ2 | ゲームボーイ | ハル研究所 |
1990年12月26日 | アドベンチャーズ オブ ロロ2 | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1990年12月26日 | NEWゴーストバスターズ2 | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1991年1月8日 | 突撃!ポンコツタンク | ゲームボーイ | ハル研究所 |
1991年2月23日 | ジャンボ尾崎のホールインワン | スーパーファミコン | ハル研究所 |
1991年8月30日 | メタルスレイダーグローリー | ファミリーコンピュータ | ハル研究所 |
1991年8月31日 | ハイパーゾーン | スーパーファミコン | ハル研究所 |
1992年3月27日 | カードマスター リムサリアの封印 | スーパーファミコン | ハル研究所 |
1992年4月27日 | 星のカービィ | ゲームボーイ | 任天堂 |
1992年6月26日 | スーパーダンクショット | スーパーファミコン | ハル研究所 |
1993年3月23日 | 星のカービィ 夢の泉の物語 | ファミリーコンピュータ | 任天堂 |
1993年11月27日 | カービィのピンボール | ゲームボーイ | 任天堂 |
1993年12月17日 | アルカエスト | スーパーファミコン | スクウェア |
1994年3月25日 | ロロの大冒険 | ゲームボーイ | イマジニア |
1994年8月27日 | MOTHER2 ギーグの逆襲 | スーパーファミコン | 任天堂 |
1994年9月21日 | カービィボウル | スーパーファミコン | 任天堂 |
1995年3月21日 | 星のカービィ2 | ゲームボーイ | 任天堂 |
1995年5月26日 | シムシティ2000 | スーパーファミコン | イマジニア |
1995年12月14日 | カービィのブロックボール | ゲームボーイ | 任天堂 |
1996年3月21日 | 星のカービィ スーパーデラックス | スーパーファミコン | 任天堂 |
1997年1月25日 | カービィのきらきらきっず | ゲームボーイ | 任天堂 |
1997年2月21日 | 糸井重里のバス釣りNo.1 | スーパーファミコン | 任天堂 |
1998年3月27日 | 星のカービィ3 | スーパーファミコン | 任天堂 |
1999年1月21日 | ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ | NINTENDO64 | 任天堂 |
1999年3月21日 | ポケモンスナップ | NINTENDO64 | 任天堂 |
1999年6月25日 | カービィのきらきらきっず | スーパーファミコン | 任天堂 |
2000年2月1日 | シムシティー64 | NINTENDO64 | 任天堂 |
2000年3月24日 | 星のカービィ64 | NINTENDO64 | 任天堂 |
2000年3月31日 | 糸井重里のバス釣りNo.1 決定版! | NINTENDO64 | 任天堂 |
2001年11月21日 | 大乱闘スマッシュブラザーズDX | ニンテンドーゲームキューブ | 任天堂 |
2002年10月25日 | 星のカービィ 夢の泉デラックス | ゲームボーイアドバンス | 任天堂 |
2003年7月11日 | カービィのエアライド | ニンテンドーゲームキューブ | 任天堂 |
2004年4月15日 | 星のカービィ 鏡の大迷宮 | ゲームボーイアドバンス | 任天堂 |
2005年3月24日 | タッチ!カービィ | ニンテンドーDS | 任天堂 |
2006年4月20日 | MOTHER3 | ゲームボーイアドバンス | 任天堂 |
2006年11月2日 | 星のカービィ 参上! ドロッチェ団 | ニンテンドーDS | 任天堂 |
2006年10月26日 | 監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS | ニンテンドーDS | 任天堂 |
2006年3月23日 | ポケモンレンジャー | ニンテンドーDS | 任天堂 |
2008年3月6日 | みんなの常識力テレビ | Wii | 任天堂 |
2008年11月6日 | 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス | ニンテンドーDS | 任天堂 |
2009年3月12日 | 立体ピクロス | ニンテンドーDS | 任天堂 |
2010年7月28日 | カメラであそぶ 顔グライダー | ニンテンドーDSiウェア | 任天堂 |
2011年2月26日 | 顔シューティング[26] | ニンテンドー3DS | 任天堂 |
2011年8月4日 | あつめて!カービィ | ニンテンドーDS | 任天堂 |
2011年10月27日 | 星のカービィ Wii | Wii | 任天堂 |
2012年7月19日 | 星のカービィ 20周年スペシャルコレクション | Wii | 任天堂 |
2014年1月11日 | 星のカービィ トリプルデラックス | ニンテンドー3DS | 任天堂 |
2014年7月23日 | カービィファイターズZ | ニンテンドー3DS(DL) | 任天堂 |
2014年7月23日 | デデデ大王のデデデでデンZ | ニンテンドー3DS(DL) | 任天堂 |
2015年1月15日 | ハコボーイ! | ニンテンドー3DS(DL) | 任天堂 |
2015年1月22日 | タッチ!カービィ スーパーレインボー | Wii U | 任天堂 |
2015年10月1日 | カタチ新発見! 立体ピクロス2 | ニンテンドー3DS | 任天堂 |
2016年1月6日 | ハコボーイ! もうひとハコ | ニンテンドー3DS(DL) | 任天堂 |
2016年4月28日 | 星のカービィ ロボボプラネット | ニンテンドー3DS | 任天堂 |
2017年2月2日 | さよなら! ハコボーイ! | ニンテンドー3DS(DL) | 任天堂 |
2017年4月13日 | みんなで!カービィハンターズZ | ニンテンドー3DS(DL) | 任天堂 |
2017年7月4日 | カービィのすいこみ大作戦 | ニンテンドー3DS(DL) | 任天堂 |
2017年11月30日 | カービィ バトルデラックス! | ニンテンドー3DS | 任天堂 |
2018年3月16日 | 星のカービィ スターアライズ | Nintendo Switch | 任天堂 |
2019年4月26日 | ハコボーイ!&ハコガール! | Nintendo Switch(DL) | 任天堂 |
2019年9月5日 | スーパーカービィハンターズ | Nintendo Switch(DL) | 任天堂 |
2020年9月24日 | カービィファイターズ2 | Nintendo Switch(DL) | 任天堂 |
2020年10月28日 | はたらくUFO | Nintendo Switch(DL) | 任天堂 |
スマートデバイス
配信日(日本) | タイトル | 配信プラットフォーム | 発売元 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年6月20日 | ユニクロ×ハコボーイ! | App Store、Google Play | ユニクロ | ユニクロ配信のアプリ『ユニクロアプリ』内のコンテンツとして。 |
2017年11月14日 | はたらくUFO | App Store、Google Play | ハル研究所 | 「HAL Egg」第1弾。2020年10月28日にはNintendo Switch版が任天堂より発売。 |
2019年10月8日 | 歩数で勝負!!カメさんぽ | App Store、Google Play | ハル研究所 | 「HAL Egg」第2弾。 |
周辺機器
- PCG
- PCG-8000(シャープ MZ-80K/C/K2/K2E)
- PCG-8100(NEC PC-8001) - 音出しのためのプログラマブル発振器およびプログラマブルタイマー内蔵
- PCG-8200(NEC PC-8001mkII)
- PCG-8800/mkII(NEC PC-8801)
- PCG-700(シャープ MZ-700)
- PCG-1200(シャープ MZ-1200)
- PCG-6500(コモドール CBM3032/3016(PET))
- 音源ボード
- 響(NEC PC-8801)
- GSX-8800(NEC PC-8801)
- トラックボール
- ゲームコントローラ
- 拡張コネクタ
- ジョイペア(ファミリーコンピュータ) - ジョイボール用の拡張端子として開発。拡張端子を2つに増やす。
- 無線通信機器
- ジョイレーダー(JOY RADAR)(ファミリーコンピュータ) - ジョイレーダー本体(電波送信機)とファミコン本体を接続し、テレビに出力するワイヤレスパック。
- 本体のRF入力端子と電源入力端子をファミコン本体に接続。本体をACコンセントに接続。テレビのチャンネルをUHFの13ch、14chに合わせて使用する。RF出力のファミコン専用でアナログチューナー(テレビ・ビデオなど)のみ使用可能。
- ジョイレーダーMK2(JOY RADAR MK2)(ファミリーコンピュータ) - 上記の改良版。
- スキャナ
- ハンディスキャナーMSX2(MSX2)
- HALSCAN(MSX2)
- カードリーダ
- カードeリーダー - ゲームボーイアドバンス(以下「GBA」)用のゲームデータが記録されているカード「カードe」を読み込む機器。GBA本体に差し込んで使用する。2001年12月1日発売。海外では発売されていない。
- カードeリーダー+ - 他のGBA本体やニンテンドーゲームキューブ本体とケーブルで接続し対応ゲームソフトのデータを拡張できる機能が付いた上位版。2003年6月27日発売。
その他の製品
- アナログゲーム
- カービィのコピとる! - 『星のカービィシリーズ』のキャラクターをモチーフにしたカードゲーム。ハル研究所が企画・制作し、エンスカイより2015年11月28日に発売[27]。
- カービィのスイーツパーティー - 『星のカービィシリーズ』のキャラクターをモチーフにした対戦&協力型ボードゲーム。ハル研究所が企画・制作し、エンスカイより2017年10月5日に発売[28]。
- シールプリントシステム
- ハル研究所が開発に携わった1999年発売のゲームソフト『ポケモンスナップ』に対応した筐体[29]。『ポケモンスナップ』のロムカセットを差し込むと、「プリント倶楽部」のような要領でシールが出力される。当時、ローソンやポケモンセンターの店内に設置された。
- sysdolphin
- ニンテンドーゲームキューブ用のゲーム開発システム。2001年より任天堂を通じて各開発会社へ提供された[30]。
- PasocomMini
- 1970年代から1980年代にかけて発売されたパーソナルコンピュータを小型化した製品シリーズ。
- PasocomMini MZ-80C
- 2017年10月14日発売。「MZ-80」のエミュレータとプログラミング言語「SmileBASIC」が搭載され、対応ゲームソフト5本収録のmicroSDカードが同梱[31][注釈 8]。
- PasocomMini PC-8001
- 2019年8月5日発表。「PC-8001」のエミュレーターが「N-BASIC」と共に搭載され、対応ゲームソフト21本[注釈 9]収録のmicroSDカードが同梱[33][注釈 8]。当初は「PC-8001」の生誕40周年を記念した「LAVIE」のNEC Direct限定モデル(500台限定)の添付品として[34]、もしくは2019年8月6日から11月4日までに「LAVIE」を購入し応募したユーザーから抽選で2000人にプレゼントされたのみだったが[35]、2020年9月10日より一般販売が開始された[32]。
- なお、2017年5月開催の展示イベントでは「FM-7」版のモックアップも参考展示されていたが発売は未定としている[36][37]。
- ウェルウォーク WW-2000
- トヨタ自動車が開発・販売する、下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット。操作パネルのUIの実装、デザイン、音響制作をハル研究所が担当している[38]。
脚注
注釈
- ^ 松岡聡の制作した『ローラーボール』のタイトルに、「キムチブラザーズ」として岩田聡、松岡聡、菅浩秋、羽生昭夫など創業メンバーの6人の学生バイトのうち5人の名前がある。名前の由来は当時、松岡が住んでいた麻布の自宅の近所に韓国大使館があったため。残りの1人は後にハル研究所の社長となる谷村正仁で、当時は既に別の会社に就職しながらもハル研究所に入り浸っており、全員「クラブ活動のノリだった」と語る[9]。
- ^ 当初はナムコに無許諾だったが、後に正式に許諾を得た。これはライセンス契約を得たパソコンのゲームソフトとしてはもっとも初期の部類に入る[8]
- ^ ハル・コーポレーションは、学習リモコンのクロッサム、Windows版のエッガーランドなどを発売したが、2002年頃に廃業した[19]
- ^ 後にジェリー・モンスターと改題
- ^ 後にスター・バトルと改題
- ^ クレジットにはマーベルソフトの名義が記載されている。
- ^ 1983年、ファミリーコンピュータのゲームソフト開発を開始した際に、最初に制作したゲームソフトだったが権利関係で発売中止となる。1987年、自社ブランドで販売された。
- ^ a b 前述の「PCG」を搭載している。
- ^ 当初は16本だったが、2019年12月3日配信のアップデートで2本、2020年9月10日配信のアップデートで3本追加された[32]。
出典
- ^ a b c d “企業情報|会社を知る”. ハル研究所. 2019年7月5日閲覧。
- ^ a b c 第41期決算公告、2020年(令和2年)6月29日付「官報」(号外第132号)115頁。
- ^ ハル研究所 [@HAL_Laboratory] (2019年9月6日). "よくあるご質問・その1". X(旧Twitter)より2019年9月7日閲覧。
- ^ “犬たまご|会社を知る”. ハル研究所. 2017年2月13日閲覧。
- ^ “社長に学べ! <おとなの勉強は、終わらない> 第5回 世の中が変わるという予感。”. ほぼ日刊イトイ新聞. ほぼ日 (2005年3月7日). 2021年3月10日閲覧。
- ^ 「日経産業新聞」1986年5月14日付
- ^ 藤本健 (2018年7月11日). “任天堂元社長・故岩田聡さんと開発したFM音源&MIDIインターフェイス、HAL研究所“響””. DTM温故知新. 藤本健の “DTMステーション”. 2021年3月10日閲覧。
- ^ a b c 「任天堂のゲームを支えたプログラマー 岩田聡」『ユーズド・ゲームズ』1999 AUTUMN VOL.12、キルタイムコミュニケーション、pp.6-12
- ^ a b “カービィの所属プロダクション(!?)HAL研究所に迫る!”. Nintendo Online Magazine 2000年3月号. 任天堂. 2017年2月13日閲覧。
- ^ 鈴木みそ「クイズ!! あんたっちゃぶる 社名特集」『あんたっちゃぶる』 1巻、アスキー出版局、1993年3月、54頁。ISBN 4-7561-0677-3 。 岩田聡の発言より。
- ^ 『I/O』1980年4月号、p.54。HAL研究所広告ページ。
- ^ “商号にローマ字等を用いることについて”. 法務省. 2021年3月10日閲覧。
- ^ a b c d 井上 2009, p. 88.
- ^ 『MSXマガジン』1986年10月号、アスキー。
- ^ a b c d 「ソフト開発会社のHAL研が倒産 和議申請し再建をめざす」『ゲームマシン』(PDF)、第431号(アミューズメント通信社)1992年8月1日、4面。2021年3月12日閲覧。
- ^ 「晴海で開かれた第4回初心会展 山内社長が講演 CD-ROMはソフト次第、強調」『ゲームマシン』(PDF)、第436号(アミューズメント通信社)1992年10月15日、3面。2021年2月19日閲覧。
- ^ a b c 溝上 2008, pp. 181–183.
- ^ “沿革”. ハル研究所. 2017年2月13日閲覧。
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- ^ “ハル研究所の新ブランド「HAL Egg」、新作ゲームアプリ「はたらくUFO」をリリース!”. GAME Watch (インプレス). (2017年11月14日) 2017年11月14日閲覧。
- ^ “社長の夢から生まれた1/4サイズのマイコン名機「PasocomMini MZ-80C」 開発秘話と今後をハル研究所三津原社長に聞いた”. livedoor ニュース. LINE (2017年6月5日). 2021年3月10日閲覧。
- ^ 松岡聡 [@ProfMatsuoka] (2012年2月15日). "Satoshi Matsuokaさんのツイート". X(旧Twitter)より2021年3月10日閲覧。
- ^ 大手有名雑誌も騙された!! ウソ技登場【1986】ファミマガ1月号/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム - ウェイバックマシン(2011年5月14日アーカイブ分)
- ^ “社長が訊く『ニンテンドー3DS』内蔵ソフト篇 6.悔しさをバネに『顔シューティング』”. 任天堂 (2011年3月10日). 2016年6月29日閲覧。
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- ^ “NEC PC、PC-8001生誕40周年を記念した「LAVIE Pro Mobile」 〜旧NECロゴ採用。直販500台限定で「PasocomMini PC-8001」が添付”. PC Watch. インプレス (2019年8月5日). 2019年8月15日閲覧。
- ^ “写真で見る「PasocomMini PC-8001」(パッケージ・接続編)”. ITmedia PC USER. ITmedia (2019年8月5日). 2020年10月12日閲覧。
- ^ “誕生から40年、N-BASICが動く「PasocomMini PC-8001」が降臨!開発者に聞いた”. AKIBA PC Hotline!. インプレス (2019年8月5日). 2019年8月15日閲覧。
- ^ “【静岡ホビーショー】アオシマブースのミニPC「PasocomMini MZ-80C」レポート”. GAME Watch. インプレス (2017年5月12日). 2017年7月13日閲覧。
- ^ “ゲームユーザーインターフェースの技術を医療機器に活かす!トヨタ自動車(株)のリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォーク WW-2000」の UX などの開発に参加” (PDF). ハル研究所 (2020年2月21日). 2020年10月30日閲覧。
参考文献
- 井上理『任天堂 驚きを生む方程式』日本経済新聞出版社、2009年5月12日。ISBN 978-4532314637。OCLC 754554152。
- 溝上幸伸『任天堂Wiiのすごい発想 技術競争を捨てて――新しい市場開拓に成功』ぱる出版、2008年6月1日。ISBN 978-4827204186。OCLC 675637308。
外部リンク
- ハル研究所ウェブサイト
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- HAL Egg - YouTubeチャンネル