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「ドラゴンクエストX」の版間の差分

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*ライブカメラ - ゲーム内の町に定点設置されたカメラに撮られた静止画(3DSでは[[立体視]]表示)がローテーションで表示される。
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スマートフォン版も2013年6月24日に[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]版が、同年7月27日に[[iOS (アップル)|iOS]]版がリリースされている。基本無料だが有料チケットで登録キャラクターを10キャラクターまで増やせる。
スマートフォン版も2013年6月24日に[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]版が、同年7月27日に[[IOS (Apple)|iOS]]版がリリースされている。基本無料だが有料チケットで登録キャラクターを10キャラクターまで増やせる。
*キャラクター情報確認機能 - キャラクターモデルの3D表示も可能。
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*郵便局機能
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2021年5月20日 (木) 23:58時点における版

ドラゴンクエストシリーズ > ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX
目覚めし五つの種族 オンライン
ジャンル MMORPG
対応機種 Wii
Wii U
Windows
dゲーム
ニンテンドー3DS
PlayStation 4
Nintendo Switch
ブラウザ
開発元 スクウェア・エニックス
運営元 日本の旗 スクウェア・エニックス
中華人民共和国の旗 盛大游戏(サービス終了)
プロデューサー 齊藤陽介(Ver. 1 ‐ Ver. 4.2)
青山公士(Ver. 4.3 ‐)
ディレクター 藤澤仁 (Ver. 1)
齋藤力 (Ver. 2 ‐ Ver. 3)
安西崇 (Ver. 4 - )
デザイナー 堀井雄二
シナリオ 藤澤仁 (Ver. 1)
成田篤史 (Ver. 2 -)
プログラマー 西岡信賢
音楽 すぎやまこういち
美術 鳥山明
シリーズ ドラゴンクエストシリーズ
人数 大規模マルチプレイヤー(最大4人PT、一部コンテンツのみ最大8人PT)
メディア Wii
Wii用12cm光ディスク 2枚組
Wii U
Wii U用12cm光ディスク/ダウンロード販売
PS4
BD-ROM/ダウンロード販売
3DS
ダウンロード[注釈 1]
Switch
ダウンロード[注釈 1]
運営開始日 日本の旗
Wii 2012年8月2日2017年11月15日
Wii U 2013年3月30日
Win 2013年9月26日
dゲーム 2013年12月16日2021年1月26日
3DS 2014年9月4日
PS4 2017年8月17日
Switch 2017年9月21日
ブラウザ 2020年2月25日
中華人民共和国の旗
Win 2016年8月24日〜2019年5月30日
最新版 5.5.0
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
デバイス Wii / Wii U共通
Wiiリモコン+ヌンチャク、クラシックコントローラ、クラシックコントローラPro、USBキーボード対応
Wii
USBメモリー(16GB以上)必須
Wii U
Wii U GamePad、Wii U Proコントローラー対応
USB記録メディア(32GB以上)必須
エンジン Crystal Tools
売上本数 全バージョン:
日本 100万本(出荷数とDL版、2013年12月時点)[1]
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ドラゴンクエストX オンライン』(ドラゴンクエストテン オンライン)は、スクウェア・エニックスが発売・運営しているMMORPG

ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(ドラゴンクエストテン めざめしいつつのしゅぞく オンライン)のタイトルで、Wii版が2012年8月2日に、Wii U版が2013年3月30日に、Windows版が2013年9月26日にそれぞれ発売された。その後、追加ディスクが発売され、『目覚めし五つの種族』はVer.1と称されている。 2017年8月17日にはPlayStation 4版、同年9月21日にはNintendo Switch版が発売。クラウドゲームとしては、2013年12月16日からNTTドコモAndroid端末向け(dゲーム)に、2014年9月4日からニンテンドー3DS版にサービス開始。

中国ではWindows版『勇者斗恶龙X』として2016年8月より2019年5月まで盛大游戏にて運営されていた。

概要

ドラゴンクエストシリーズの第10作で、ナンバリングタイトルとしては初のオンラインゲームMMORPGである。開発はスクウェア・エニックス社内で行われており、こちらもシリーズ初となる[2]。内製ということもあって『Crystal Tools』を使用したことが明らかにされている(詳細は同項目参照)。

キャッチコピーは「皆をつないで世界がつながる」で、タイトルロゴにも二人の人物が手をつないでいるシルエットが描かれている。

収益構造が従来のパッケージ型ソフトとは異なっているため単純比較は難しいが、パッケージ+月額課金型のオンラインゲームとしては十分な成功を収めており[3][4]、2013年12月時点で国内累計本数(出荷数とDL版)100万本を突破している[1]。なお、プロデューサーの齊藤陽介は最終的な目標を(ファミリーコンピュータ版の『ドラゴンクエスト』の出荷本数である)150万本としている[5]。2013年9月26日より、Wii版・Wii U版共に、Windows版と同じ3,990円に値下げされた[6]。サーバーは全機種共通[注釈 2]

ドラゴンクエストXでは、当時の日本のオンラインゲーム市場で懸念されていた、ジャンルとしての普及率の低さを意識しつつ、本作をプレイする上での「金銭的制約」、ハード環境の「環境的制約」、オフラインゲームとオンラインゲームと比較した「心理的制約」等、各種問題をなるべく解消するように工夫されている[7]。序盤数時間でクリアできるオープニングシナリオ[8]はオフラインのままプレイし、その後にオンラインプレイモードへとストーリーが進む[9]

また、オンラインモードに進んだ後も、他のプレイヤーとパーティを組むだけでなく、AIによるキャラクター「サポートなかま」とパーティーを編成した1人プレイも可能[10]で、従来通りのドラゴンクエストの最新作として安心してプレイできるものを目指して開発した、としている[11]

開発プロジェクトは前作『IX』よりも先に始まっており、開発は二作並行して進められていた[11]。ドラゴンクエストシリーズのゲームデザイナーである堀井雄二は1988年頃にアスキーのパソコン雑誌「ログイン」のパソコン通信向けネットワークRPGの開発企画「電脳空間RPG」(実現せず頓挫)に参加しており、同誌で連載していたコラムでもドラゴンクエストをネットワークRPG化するアイデアを披露[12]したり、インタビュー記事で「『ドラゴンクエスト』のネット版を作りたいね」と語る[13]など、本作発売から20年以上前よりオンラインゲームに意欲的な姿勢を見せていた。

パッケージには20日間無料利用券が付属し、それ以降は基本料金(30日単位の利用券を購入)のみですべてのサービスが利用可能であり、景品くじ方式の追加課金(いわゆる“ガチャ課金”)の予定は無く[14]、また利用券の期限が切れたプレイヤーでも無料でプレイが可能になる時間帯「キッズタイム」が毎日2時間ずつ用意されている[15][注釈 3]

オンラインゲーム特有の問題に関しても様々な取り組みを行っており、規約で禁止されているリアルマネートレードなどの不正行為を排除するスペシャルタスクフォースという専任チームを設置している[16]

アイテムの有料販売の予定はない[17]としていたが、Ver.2より戦闘に直接影響しないアイテムに限り「ドラゴンクエストXショップ」で有料販売を開始している。また、関連商品や雑誌、タイアップキャンペーンなどで入手できるアイテムコードを使用することで、ゲーム内アイテムを入手可能だが、一つのゲームアカウントにつきアイテムコードはそれぞれ一回しか使用できない[18]。入手できるアイテムの中には通常プレイで入手できないアイテムがあるが、見た目重視の装備やハウジングのアイテムが中心である(過去にはVロンの盾というレアな装備のアイテムコードが配布されたことがある)。

サービス開始当初は20のサーバで運営されていたが、後に40台に増強されている。その中の16はテーマ別になっており、同じ目的の人が集いやすいように配慮されている。これらとは別に、住宅村サーバ、コロシアムサーバといったコンテンツ用サーバが追加されている。

主なスタッフ

Ver. 1時点。バージョン進行ごとに、堀井・すぎやま・鳥山以外は異動または退任が発生している。

  • ゼネラルディレクター: 堀井雄二
  • 音楽: すぎやまこういち
  • キャラクターデザイン: 鳥山明
  • ディレクター・シナリオ: 藤澤仁
  • プランナーチーフ:齋藤力(Ver.2、Ver.3ディレクター)
  • バトルプランナーチーフ:安西崇(Ver.4からディレクター)
  • ライブプランナーチーフ:石山貴也
  • イベントプランナーチーフ:田中瑞枝、片岡正博
  • ワールドプランナーチーフ:青木和彦
  • テクニカルディレクター:青山公士(Ver.4.3からプロデューサー)
  • リードプログラマー:西岡信賢
  • バトル&ワールドプログラマーチーフ:村田倫明
  • アートディレクター:中津英一朗
  • サウンドデザイナー:瀬田幸弘、齋藤祐輔、後藤譲太、菅沼篤
  • サウンドシステムエンジニア:矢島友宏
  • アソシエイトプロデューサー:亀井良典
  • アシスタントプロデューサー:浅倉恵、竹内健太
  • パブリッシャー:松田洋祐和田洋一本多圭司
  • エグゼクティブプロデューサー: 田口浩司、三宅有
  • プロデューサー: 齊藤陽介

追加ディスクとアップデート

アップデートはほぼ2年間隔でリリースされる大型アップデートと、連載形式でそれぞれのバージョンのストーリーが追加されたり、新職業や新装備などが追加があったり、季節イベントなどが開かれたりするマイナーアップデートの2つがある。大型アップデートは有料で、追加ディスクやダウンロードなどの形で販売されるが、マイナーアップデートは無料で、それぞれのバージョンの価格に含まれる[19]。不定期に追加クエストの配信などもされている。

なお一部の要素の開放や、ゲームバランスの調整、不具合の修正等は追加ディスクを購入しなくてもアップデートで適用される。また、クラウドゲーム版は追加ディスクを導入する必要は無い。

2013年12月5日には初の追加ディスク(Ver.2)である『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』(ドラゴンクエストテン ねむれるゆうしゃとみちびきのめいゆう オンライン)が発売された。導入することでレンダーシアを舞台とした新たなストーリー、新たな追加職、仲間モンスター、カジノといった新要素が追加される。2014年8月7日にはVer.1、Ver.2の内容を収録したオールインワンパッケージ(Wii/Wii U/Win版)も発売された。

2015年4月30日にはVer.3として『ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン』(ドラゴンクエストテン いにしえのりゅうのでんしょう オンライン)が発売された。同年12月3日にはVer.1 - 3を収録したオールインワンパッケージ(Wii U/Win版)も発売された。PlayStation 4版およびNintendo Switch版は当初よりオールインワンパッケージ(Ver.1 - 3を収録)[注釈 4]での提供となる。

2017年11月16日には『ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン』(ドラゴンクエストテン ごせんねんのたびじ はるかなるこきょうへ オンライン)が発売。Ver.4に相当する[注釈 5]。2018年7月26日にはVer.1 - 4を収録したオールインワンパッケージ(Wii U/PS4/Switch/Win版)も発売された。

2019年10月24日には『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』(ドラゴンクエストテン いばらのみことほろびのかみ オンライン)が発売。Ver.5に相当し、メインストーリーにキャラクターボイスが実装された。2020年5月14日にはVer.1 - 5を収録したオールインワンパッケージ(PS4/Switch/Win版)も発売された。

プレイ環境

Wii U版

Wii U版ではHD解像度(1280×720)でのプレイが可能。テレビを使用せずWii U GamePadのディスプレイのみでプレイすることも可能だが、この場合は解像度が854×480になる[21]。また、GamePadのディスプレイ上にソフトウェアキーボードを表示してチャットが可能。

パッケージ版はWii版同様に、最初の起動時にデータをインストールしてプレイする形式だが、Wii版と異なりインストール完了後もディスクレスでのプレイはできず、起動時にディスクを挿入する必要がある。インストールに必要な容量はパッケージ版・ダウンロード版共に発売当初は16GB以上だったが、アップデートに伴い24GBが必要になった。そのため、Wii UベーシックセットはUSB記録メディアが別途必須になった。Ver.5からは32GBに達するため、プレミアムセットでもUSB記録メディアが別途必須になる。なお、Ver.5はパッケージ版が発売されず、ダウンロード版のみ販売された。

2013年3月6日から3月28日までの間、Wii Uプレミアムセットの購入者を対象にベータテストが行われた。テスト中に作成したセーブデータはそのまま製品版に引継ぎ可能[21]。すでにWii版をプレイしているユーザーはデータを引き継ぐことが可能であるほか、2013年9月20日まではスクウェア・エニックスのe-STOREでダウンロード版を(当時の)半額で購入することができた[22]

2016年3月14日 - 31日までには無料版が期間限定で配信された。

Windows版

4Kの画面表示に対応。序盤をプレイできる無料体験版(キャラクターデータは正式版に引継可能)と、動作を確認するベンチマークソフトも配信もされている。 ベンチマークは短編ムービーの形式になっており、タイトルは「じゃんぼりぃの傘」。サンプルキャラクターの一人である“じゃんぼりぃ”が主人公となっている。

そもそもドラクエ10は、ネットワークとして繋ぐという極めてシンプルな理由から、PC版もリリースすることを前提として開発されていた[5]。またパッケージソフトを一つのプラットフォームで独占するビジネスモデルが時代の流れから困難になってきている点もPC版リリースの大きな理由となっている[5]。なお、PC版開発は海外展開も視野に入れたものでもある。ただし、サーバーに関しては、私見であると前置きしたうえで、『ファイナルファンタジーXI』のようなワールドワイドで一つのゲームといった展開ではなく、各国でサーバーを別にした独自の運営にする可能性があると三宅有は語っている[5]

2013年9月26日 - 11月30日までTSUTAYAとゲオにて製品版にアップグレード可能な無料レンタル版(プレイ内容に制限あり)が配布された[23]

2014年3月27日からはYahoo! JAPAN IDでのプレイも可能となった[1]が、Yahoo!側のRMTへの対処が万全ではないことから2016年3月31日でサービスが停止された[24]。プレイ継続する場合はスクウェア・エニックス アカウントへの移行が勧められていた。

必要スペック(Windows版)

Ver. 3までの必要スペックは以下の通り[25]

  • OS: Windows Vista[注釈 6]/7/8/8.1/10[注釈 7](日本語版)
  • CPU: Intel Core 2 Duo 1.6GHz相当以上
  • メインメモリ: 実装2GB以上
  • HDD/SSD: 空き容量16GB以上
  • グラフィックカード: VRAM 256MB以上
  • サウンドカード: DirectSound 互換サウンドカード
  • その他: キーボード、マウス、DirectX 9.0c

Ver. 4からの必要スペックは以下の通り[28]。Windows 8 無印はマイクロソフトのサポート終了済みのため対応から外れている(8.1へのアップデートにより引き続き対応となる)。

  • OS: Windows 7/8.1/10(日本語版)
  • CPU: Intel Core i3 2.0GHz相当以上
  • メインメモリ: 実装3GB以上
  • HDD/SSD: 空き容量24GB以上
  • グラフィックカード: VRAM 256MB以上
  • サウンドカード: DirectSound 互換サウンドカード
  • その他: キーボード、マウス、DirectX 9.0c

クラウドゲーム版

クラウドゲームの技術はNTTインベストメント・パートナーズが出資した株式会社ユビタスの技術を採用している[29]。Wii・Wii U・Windows版のアカウントでゲストログイン可能だが、Wii・Wii U・Windows版の課金が切れている場合はゲストログイン出来ない。キッズタイムは対象外。Ver.2.2後期よりセカンドディスクの内容もプレイ可能となった。動画データを随時送っているためデータ量が平均して約1〜1.5MbpsとWii版、Wii U版、Windows版(約30Kbps)の30-50倍になる[30]

ニンテンドー3DS版

ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストX オンライン』は2014年9月4日に発売された。dゲーム版と同額の3日間、10日間プランに加え、30日間プランもある。パッケージにはゲームカードではなく、ダウンロード番号が封入される。また、60日間無料利用券、特典アイテムコードなどが同梱。立体視には非対応。2014年11月にはUIが改善され、フォントがログを除いて大きめになった。

下画面にZR/ZLボタン、Rスティックの仮想ボタンやソフトウェアキーボードが表示出来るほか、専用拡張スライドパッドやNewニンテンドー3DS / 3DS LLで追加されたボタン、スティックにも対応。

2015年7月29日からは3時間の無料体験版も配信開始した[31]。なお、無料体験版と称されているが、ソフトウェア自体は通常の製品版と同一のものであり、利用券を購入することによってそのまま継続プレイが出来る。同年12月1日からはニンテンドーeショップでダウンロード版の一般配信を開始した(パッケージ版の出荷は終了している)。

ブラウザ版

2020年2月25日からはHTML5対応ブラウザ向けのサービスを開始。これにより、今まで対象外だったMacPC及びNTTドコモのAndroid以外のスマートフォン・タブレットでもプレイ可能となった。料金は当初は30日プランのみだったが、後に3日間、10日間プランが追加された。必要スペックは以下の通り。

Android
  • 最低スペック:Chipset:Snapdragon805以上、メモリ2GB以上、OSバージョン:Android5以降
  • 推奨スペック:Chipset:Snapdragon820以上、メモリ3GB以上、OSバージョン:Android7以降
  • サポート端末:スペックを満たす端末
  • 対応Webブラウザ:Chrome(推奨)
iOS/iPadOS
  • 最低スペック:CPU/RAM:Apple A8以降、OSバージョン:iOS11以降
  • 推奨スペック:CPU/RAM:Apple A10以降、OSバージョン:最新版を推奨
  • サポート端末:スマートフォン:iPhone6s/SE以降(iOS13サポート対応端末)、タブレット:iPad Air2以降(iPadOS13サポート対応端末)、iPad Mini4以降(iPadOS13サポート対応端末)
  • 対応Webブラウザ:Safari
Windows
  • 最低スペック:CPU/RAM:Intel Core i5以上のCPU/4GB RAM、OSバージョン:Windows 8.1、10
  • 推奨スペック:CPU/RAM:Intel Core i5(第6世代)以上のCPU/4GB RAM、OSバージョン:Windows 10
  • サポート端末:スペックを満たす端末
  • 対応Webブラウザ:Chrome、Firefox、Edge
Mac
  • 最低スペック:CPU/RAM:2012年末モデル以降、OSバージョン:Yosemite以降
  • 推奨スペック:CPU/RAM:2015年初期モデル以降、OSバージョン:最新バージョンを推奨
  • サポート端末:スペックを満たす端末
  • 対応Webブラウザ:Safari

PlayStation 4版

PlayStation 4版は2017年8月17日発売。フルHD解像度(1920×1080)で60fpsに対応する。リモートプレイにも対応。他機種の利用券は併用できず、5キャラコースのみとなる[32]。パッケージ版はBD-ROMを使用し、本体内HDDにインストール後もディスク挿入が必要になるが、体験版をダウンロードすることでディスクレスでのプレイも可能[33]。必要容量は32GB。ただし、プレイする場合は当ゲームのアカウントのほかにPSNのアカウントも別途必要。

Nintendo Switch版

Nintendo Switch版は2017年9月21日発売。パッケージ版はゲームカードではなく、ダウンロード番号のみが封入される仕様で、必要容量は24GB(足りない場合は32GB以上のMicroSDカードが必要になる)。TVモードではフルHD解像度(1920×1080)でのプレイが可能。Switch本体のディスプレイのみでプレイすることも可能だが、この場合は解像度が1280×720になる。また、テーブルモード/携帯モードでソフトウェアキーボードを表示してチャットが可能。キーボードはUSB Type-C端子[注釈 8]も使用可能。Nintendo Switch Onlineの登録は必要ではない[34]

過去のプレイ環境

Wii版

Wii版は外部記憶装置として16GB以上のUSBメモリが必須で、プレイ開始前にディスク2枚分のインストールを行ない、その後はディスクレスで動作する。パッケージに同梱されたレジストレーションコードは再利用が不可能であるため、基本的に中古でパッケージを購入した場合のオンラインプレイは不可能とされている。ただし、第三者のWiiとUSBメモリーに本ゲームがインストールされていれば、自身の所有するアカウントを入力することでゲストプレイヤーとしてログイン可能になっている[35]

USBメモリはインストールを行ったWiiでしか使えないため、Wii本体を買い換えた場合はUSBメモリへの再インストールが必要となる。Wii UでもWiiメニューを使うことでWii版のプレイは可能であるが、同じ理由でUSBメモリへの再インストールが必要になる[36]。また、Wiiメニューの仕様上Wii Uの新機能は反映されず、Wiiでのプレイと全く同一の仕様となる。

IV』以降のナンバリングタイトルは『III』が平日に発売された際に起こった諸問題(DQIII>社会現象を参照)対策で、発売日を土休日にすることが通例だったが、Wii版は夏休みということもあり、『III』以来24年ぶりに平日発売された。

任天堂のメインプラットフォームがWiiUに移行してからも長らくサービスを続けていたが、時を経るとともにメモリー不足などで表示上の問題が出たり[37]、大型アップデート用の容量確保が難しくなったことなど、ハードの性能的な問題が目につくようになった。また任天堂によるWiiソフトの開発環境サポートの縮小に伴い、くVer.3までの運営期間の2017年11月15日23時59分をもってサービスは終了された。サービス終了後はオンラインモードそのものがプレイ不能になっている。

Wii版のサービス終了に伴い、Wii版のレジストレーションコードが登録されているアカウント(Wii U版にアップグレードしたアカウントも含む)を対象に、Nintendo Switch版への無料アップグレードキャンペーンが実施されている(2017年7月14日より9月10日まで[38]、9月25日より12月25日まで[39])。

dゲーム版

2013年12月16日よりNTTドコモスマートフォンタブレット端末向けサービスが開始された。対応機種はAndroidのみ(サービス開始当初の利用可能端末はdtabのみ)[40]。ドコモのプラットフォーム「dゲーム」を介して配信される。

料金は3日間と10日間の2プラン(決済方法は月々の携帯利用価格からの引き落としまたはドコモポイントからの引き落とし)からなり、利用期間が過ぎるごとにその都度課金していく方式を採る[40]。なお、Wii・Wii U・Windows版からのデータの引き継ぎも可能である[40]

2021年1月26日をもってサービスを終了した。

設定

シリーズ初のオンラインゲーム(MMO)となっており、基本的な世界観や約束事はテイストとしては残されているが、MMOならではのアレンジが持ち込まれ、これまでの作品にはない広がりを持っている。その一つがプレイヤーのアバターであるキャラクターの個人特定を容易くするために生み出された5つの種族である。

ゲームスタート時はこれまでのシリーズと同じように人間として始まり、他のプレイヤーもいない世界でオープニングクエストをプレイすることになり、物語は新世界・アストルティアへと進み、そこに住む5つの種族から1つ自分の姿として選んでプレイするオンラインモードとなる。

世界観

過去のナンバリングタイトルと直接は関係しないアストルティアと呼ばれる新世界が舞台の物語。プレイヤーが自分のアバターとして使える5つの種族は、エルフやドワーフなど過去作に登場するものもあるが、ここで設定された外見や文化などはDQXオリジナルなものになっている[41]

サブコンテンツなどはシリーズ全体へのファンサービス的なセルフオマージュ要素が多く、後述の魔法の迷宮ではミネアやトルネコ、テリー、カンダタなどと出会うことも出来るし、一部のバトルコンテンツなどでは過去作のボスが再登場している。

モンスター

基本的にモンスターには大きな変化はなく、これまでのシリーズのモンスターが顔をそろえる。新モンスターは5種族のそれぞれの世界観に合わせたものが追加されている。たとえばエルトナ大陸が和のイメージでデザインされているため、初出モンスターにはたけやりへいゆめにゅうどうなど和風デザインのものが見られる。

また、DQ8にくらべ3D表現が進化したこともあり、大型のモンスターが複数登場している。キングリザードおにこんぼうなど、発売前のPVや宣材写真でもプッシュされていた。過去作から登場しているモンスターのいくつかも大きく表現されている。(トロルなど)

ゴールドマンやメタル系[注釈 9]、転生モンスターなど一部のモンスターにはフィールド上のシンボルは無く、他のモンスターとエンカウントしたときにお供としての登場する。 ミミックなどのトラップモンスターは、まれに青い宝箱に潜んでおり、不用意に開けようとすると強制的に戦闘が開始される(逃げられない)。開ける前に「みやぶる」を行うと潜んでいたモンスターは逃げてしまい、宝箱の中身を無事に取り出すことが出来る。

転生モンスター
Ver.1.1以降より追加されたレアモンスター。一部のモンスターが長く生きたことで「転生」したとされ、まれに原種モンスターのお供として出現する色違いモンスターだが、原種よりも遥かに強い。
ドロップ・レアドロップアイテムが良くなっているほか、倒すと「○○ハンター」という称号を得られる。

仲間モンスター

「スカウトの書」(スライムなら「スライムの書」)を入手し読んでから、まもの使い、どうぐ使いが対象モンスターを「スカウトアタック」したのちに倒すとランダムに仲間になる。連れて歩ける仲間モンスターは1匹だけだが、酒場の地下の「モンスター酒場」に特定数は預けることが出来る。

仲間モンスターは戦闘に勝利することで経験値を得てレベルアップする。レベルアップで獲得したスキルポイントはモンスター固有のスキル、呪文・ブレスの心得スキル、武器スキル(人間のものよりも簡略化されている)に振り分ける(上限は40)ことで「とくぎ」(特技)を覚えさせることができる。レベルの上限は50だが、成長の限界に達したモンスターは「転生」させることができる(Ver.2.3時点で6回まで)。「転生」するとレベルが1に戻るが、基礎能力とスキルポイントにボーナスがつくほか、新たなスキルラインを追加できる(最大2つまで)。アイテム「やりなお草」でスキルポイントのリセット、「とりなお草」で追加スキルの再選択が可能。

「なつき度」というパラメータがあり、戦闘を行ったり他のプレイヤーに撫でてもらうと少しずつ上がる。これが100まで上がると、他の職業でも仲間モンスターを連れていくことができる。また、住宅街の自分の家に「モンスターのおうち」を設置したり、「おめかしグッズ」をつくって、モンスターの外見に特徴をつけることもできる。武器・防具・アクセサリーを装備させることも可能(グラフィックに反映するのは武器と盾のみ)。人間キャラクターが一度装備した装備品も装備可能。

音楽

BGMは一部の楽曲を除き、東京都交響楽団演奏のオーケストラ音源を採用している。 新曲として本作のオリジナル要素である5種族の文化を感じさせる楽曲や、ストーリーの中核をなす重要キャラクターをイメージした楽曲が追加されている。エルトナ大陸では久々に和風の楽曲、勇者姫アンルシア関連では共通したモチーフが使われている。ゲームそのものの追加要素にセルフパロディ的な部分が多いためか、バージョンが進むにつれ過去作からの流用が増えている。

登場キャラクター

ストーリー

エテーネの村のおはなし

本編に入る前のオープニングシナリオ。プレイヤーはこれまでどおり人間の冒険者としてゲームをはじめることになる。

レンダーシアの中心に位置するエテーネ島。そのエテーネの村で主人公は暮らしていた。エテーネの民が代々引き継いでいる時渡りの術の力を危惧した冥王ネルゲル達の襲撃によりエテーネの村は壊滅。レンダーシアは迷いの霧に覆われる。死亡した主人公の魂は謎の神殿に飛ばされ、同時期に不慮の死を遂げた別の種族として生き返しを受けることとなった。

目覚めし五つの種族

選んだ種族の村で目覚めた主人公は、復活そうそうに事件に遭遇するも、勇者が覚醒した際に発した光によって救われる。種族の集落を旅立ち、大地の箱舟に乗ると、そこで主人公は放浪の賢者ホーローと出会う。ホーローから5つの大陸をめぐり、力量の目安としてキーエンブレム(国を救うレベルの功績を上げたものが、各大陸の大都市の統治者から授与される勲章)を集めるように伝えられる。

各大陸で様々な事件を解決しキーエンブレムを集めた主人公は、賢者ホーローの導きでネルゲルの居城・冥王の心臓に向かおうとするが、邪悪な力で阻まれてしまう。そこに渡るためには破邪舟が必要なのだが、その技術はすでに失われてしまっていた。主人公は人間の姿を取り戻し、時渡りの術で破邪舟の技術があった過去の時代へと行き、その技術を現在に継承させる手助けをする。現代に戻り、現代の破邪舟師の力を借りて冥王の心臓に渡った主人公がネルゲルを討伐すると、賢者ホーローから勇者として覚醒したレンダーシアのグランゼドーラ王国王女の手助けをしてほしいと頼まれる。

眠れる勇者と導きの盟友

ホーローにより迷いの霧を越える方法が見いだされる。主人公を乗せた船グランドタイタス号はレンダーシアを覆う迷いの霧を越えるが、目的のグランゼドーラ王国までたどり着けず、南西にあるココラタの浜辺に上陸する。程なく三門の関所に到着するものの、王女アンルシアの命によりグランセドーラへの道は封鎖されていた。グランドタイタス号で出会った謎の男クロウズの助言により、「三匹の蝶」を求めてレンダーシアの他地域をまわることになるが、各地で奇妙な事件に遭遇する。「三匹の蝶」を揃えて三門の関所に到着するとメルサンディの村で出会った少女ミシュアと再会し、グランゼドーラへの道が開かれる。そこで出会った王女アンルシアはミシュアとそっくりの顔をしていた。主人公達はアンルシアの巨竜討伐に同行するが、ミシュアには破魔の力が宿っていた。その力を欲するアンルシアに幽閉されたミシュアを救った主人公は、クロウズの導きにより「三匹の蝶」でミシュアの失った記憶を取り戻させる。ミシュアこそが本物のアンルシアであった。創生の渦の力により禍々しい姿となった魔勇者アンルシアを倒した勇者姫アンルシアと主人公達であったが、レンダーシア全体が大魔王マデサゴーラによって創られた偽りの世界であることを知る。魔勇者が残したブレイブストーンによりアンルシアと主人公は真のレンダーシアに戻り、真偽ふたつのレンダーシアを行き来できるようになった主人公は、マデサゴーラの野望を明らかにするために各地を冒険する。

真相に迫るべく冒険を進めると、大魔王マデサゴーラの目的が自らの創った偽りのレンダーシアで真のレンダーシアを塗り潰し自らが創造神となることであること、主人公が勇者が目覚める時代に勇者の友連れとなる勇者の盟友であることが明らかになる。マデサゴーラはレンダーシアの4つの神の緋石を破壊し、神の力を削ぐことでそれを成し遂げようと暗躍するが、3つの緋石は勇者と盟友によって守られる。

ついに大魔王の居城が明らかとなる。勇者姫アンルシアとその盟友である主人公は決戦に挑む。

いにしえの竜の伝承

平和が訪れたレンダーシアと5つの大陸。それを祝いアリオス王は盛大に六種族の祭典を催すこととし、主人公も招待される。だが祭典の最中に主人公の兄弟姉妹が突然現れ、アンルシアとラグアス王子がさらわれてしまう。アストルティア5大陸の若い王族が狙われていると考えた主人公達は、各地を巡って誘拐犯を止めようとする。各大陸を巡った果てに追い詰めた誘拐犯は、竜族の竜将アンテロだった。アンテロを倒し、竜族が住む地・ナドラガンドへ入るための竜の聖印を手に入れた主人公達は、誘拐されたアンルシア達を探してナドラガンドへと乗り込み、ナドラガ教団の女性神官エステラと出会う。ナドラガ教団は、炎・氷・闇・水・嵐の5つの領界に分断されたナドラガンドを1つにつなぎ合わせ、バラバラに封印された竜族の種族神・ナドラガ神を復活させることで竜族たちの救済を目指していた。主人公はエステラら教団とともに各領界で起こった事件を解決し、領界をつなぎ合わせていく。

しかし、その途中でナドラガ神が他の種族神たちとの対立から邪神と化していたことを知り、教団と袂を分かつ。教団の幹部でもあったアンテロが誘拐していたのは「神の器」と呼ばれる、各種族神の特別な加護を受けた者たちであった。教団は神の器たちを集めてその力を利用し、ナドラガ神を復活させ、竜族によって他の種族を支配する世界を作り上げようとしていた。主人公の兄弟姉妹がアンルシアたちを攫ったのは、教団の手から守るためであった。教団側とのさまざまな奪い合いの末、神の器たちと主人公の兄弟姉妹、クロウズと合流する。エステラも教団を破門され主人公の側につく。教団によってナドラガ神は復活し、世界を破壊しようとするが、神の器たちとクロウズ、主人公の兄弟姉妹とともに、種族神たちの力をも借りて、暴走するナドラガ神に挑む。

5000年の旅路 遥かなる故郷へ

ナドラガンドの邪竜神を倒し平和を取り戻した主人公は、グランゼドーラ王国で放浪の賢者ホーローと再会する。兄弟姉妹から手に入れた謎の銀色の箱をホーローに見せると、隠されたスイッチを押してしまう。すると箱から不思議な力が放たれ、主人公はその場から消えてしまう。気付いた時、主人公はドミネウス邸という見知らぬ屋敷にいた。そこで、滅びたはずのエテーネ王国の住人だと名乗るメレアーデとクオードという姉弟と出会う。銀色の箱の力を使えば元の世界に戻れるだろうと、再び箱を使うと、今度は中空に巨大な繭が鎮座する、崩壊した謎の世界にやってきてしまう。箱から時の妖精「キュルル」が出現し、この箱が時空を超えるための「エテーネルキューブ」だということを語る。元のグランゼドーラに戻り賢者ルシェンダとキュルルに相談したところ、崩壊した世界は近い将来のこの国の姿だという。滅びの原因が5000年前のエテーネ王国にあることを突き止めた主人公たちは、未来を変えるため、過去へと旅立つ。

主人公はキュルルと共に、過去や未来の「エテーネ王国」、「古グランゼドーラ」、「古代オルセコ王国」、「古代ウルベア帝国」、「宇宙船アルウェーン」など時空を超えた旅をして異形獣や黒衣の剣士と戦いながら各地の事件を解決する。徐々に明らかになる滅びの元凶。時見の箱「キュロノス」は黒衣の剣士を操り異形獣を強化させていく。そして無限増殖能力を持つに至った異形獣「バイロゴーグ」によってアストルティアが滅ぶ未来。無限増殖能力に対抗する手段を見つけ、黒衣の剣士をキュロノスの洗脳から開放することに成功するも新たな傀儡を手にしたキュロノスはエテーネ王宮を「時獄の迷宮」へと作り変え異形獣をさらなる究極の生命体へと進化させようと企む。アストルティアを滅びの未来から救うため主人公達はキュロノスに決戦を挑む。

いばらの巫女と滅びの神

キュロノスを倒し世界を滅亡の危機から救った主人公は、アンルシアから気球に乗ることに誘われる。だがそれは旅芸人を騙って世界の混乱を企てるピュージュの罠であり、キュロノスが倒された際に落とした戦禍のタネを奪われ、ガミルゴの盾島にかけられた魔界への封印が解かれてしまう。間もなく現れた魔族の軍勢を率いる女魔王ヴァレリアから攻撃を受け瀕死の重症を負うも、そこに居合わせた魔族の旅人・ユシュカに血の契約を受け一命を取りとめる。だが代償として魔族の姿にされ、彼のしもべとなった主人公は、やがて魔界における次期大魔王を決める争い、そして迫り来る大魔瘴期の危機に巻き込まれることとなる。

ゲームシステム

プレイヤーキャラクター

ゲーム開始時に主人公と兄弟姉妹を作成。いずれも名前、性別、顔、髪形、身長などが設定できる。オンラインモード開始時には主人公の種族を選び、再びキャラクター作成を行う(性別は変更不可)。本作では名前の重複は認められていること、オンラインモードでは認められていない名前が存在したり(シリーズ作品に登場する一部のキャラクターの名前などが該当する)、同じキャラクター名のプレイヤーがオンラインに存在する場合がある(重複は可能)ため、オンライン設定時に名前変更の機会が与えられる。序盤およびオンラインは一人目を操作する。オンラインではVer.1.2で「美容院」が実装された。アップデートに従い、髪の色、髪型などの変更可能部位や種類が増加している。

五つの種族のいずれかに生まれ変わって以降はその姿のみでプレイを行うが、ゲームを進行させることによって人間の姿に戻れるようになり、プレイヤーの任意で2つの姿を使い分けることが出来るようになる。これは、選択できる種族に人間が含まれていれば多数のプレイヤーが人間を選んでしまい、それ以外の種族の存在意義が薄れてしまうことが想定されたため、最初は異種族を使わせることでプレイヤーに人間以外の種族を馴染ませ、人間偏重でない世界観を構築する目的でゲームデザインされている[19]

パーティー

他のプレイヤーを誘ったり、サポート仲間を加えることで通常4人までのパーティーを編成できる。

誘った方のプレイヤーが「パーティーリーダー」となり、他のプレイヤーを誘ったり、パーティーを解散する権限を持つ。他のプレイヤーは「パーティーリーダー」と同じ状態でストーリー/クエストを進行する(条件を満たしていないプレイヤーがいると進められない場合がある)。ストーリー/クエストの進行が遅れているプレイヤーの手助けをする場合は、そのプレイヤーに「パーティーリーダー」となってもらう必要がある。

サポート仲間
冒険者の酒場ではサポート仲間を雇い、パーティーの一員として組み込むことが出来る。サポートは登録した他のプレイヤーキャラクターだが、該当者が少ない場合は酒場のスタッフ(運営側が用意したキャラクター)が補充される。
サポート仲間はAIにより指定された作戦(「命令させろ」は無い)を実行するが、行動は2ターン目からとなる、装備変更が行えない、契約中は経験値が反映されない(レベルアップしない)、コマンドによる指示が作戦変更と「まんたん」のみといった制限がある。
一定の契約時間(12・24・48時間)経つと自動解除されるが、時間前でも酒場で契約解除できる。他のプレイヤーとパーティーを組んだ場合は自動的に「待機中」となるほか、任意に「参加中」「待機中」の切替えが可能(プレイヤーキャラクターの欠員補充に限られる)。
プレイヤーキャラクターも「自分を登録」で酒場に預けることが出来る。サポート仲間に雇われた場合、使用者が獲得した経験値・お金・名声がある程度分配される。
他パーティーへの支援
隣接した別パーティー(非戦闘時)に回復呪文や蘇生呪文を施したり、戦闘中の別パーティーに「おうえん」コマンドでテンションを上昇(獲得金額が上がるなど、応援した者の職業に応じた支援効果も追加で生じることがある)させるといった支援が可能。
職人仕事中に別のプレイヤーから応援されると、集中力と職人経験値が上がる。

本作より、ゲーム中のローディングを示す砂時計のアイコンは中身がスライム(スライムベス、メタルスライム)になっており、スライム砂時計として商品化されている。

ゲーム中の告知

オンラインゲームならではの要素として、自分の操作以外の理由で発生する情報が画面上で通知される。プレイヤーがバザーに出品した物の売り上げ金が郵便箱に届いた時や、受けられるクエストが増えた時、練金釜などが使えるようになった時やフレンドがログインした時(これは通知設定を「通知する」にしないと通知されない)、他のプレイヤーがパーティーメンバーになった時、フレンドやチームメンバーが追加されたり郵便物が届いた時等に通知される。その他、サーバーメンテナンスやエリアの緊急再起動の5〜10分前、エリアの緊急再起動の場合には緊急再起動開始直前にも通知される。しかし、ここに挙げた例は一部でしかない。通知はドラキー、タホドラキー、ドラキーマなどのセリフ(吹き出し)として表示され、郵便マークがついたショルダーバッグをさげたドラキー達がベルを二度鳴らして画面上側に登場する。

移動手段

移動手段(どうぐ)

ルーラストーン
従来のシリーズにあった呪文「ルーラ」は使えない。町・村への瞬間移動はルーラストーンというアイテム(「どうぐ」から選択)を用いる。MPの消費は無く、何度も使えるが、ひとつのルーラストーンにつき移動先は一箇所である。パーティーメンバー(サポートなかまは不可)のルーラストーンを借りての移動も出来るが、自分が行ったことの無い場所へは行けない[注釈 10]
通常のルーラストーンは教会で移動先の登録を変更可能。ストーリーの進展、クエスト報酬などである程度数を増やすことが出来る。
メガルーラストーン
Ver.3.5前期より実装された特殊なルーラストーン。移動先の登録変更不可。クエストをクリアすることによりVer.1.0で登録できた場所[注釈 11]ならばどこにでも移動できるようになる。
Ver.3.5後期からは新たにクエストをクリアすることでレンダーシアにも移動できるようになる[注釈 12]
Ver.4.0からは「その他」が追加され、500年前のオーグリード大陸の各集落へ行けるようになる[注釈 13]。特にクエストなどは必要がない。
Ver.4.1からは新たにクエストをクリアすることでナドラガンドにも移動できるようになる[注釈 14]
Ver.4.5前期からは新たにクエストをクリアすることで新エテーネの村に、ストーリーを進めることで現代の大エテーネ島に移動できるようになる。
※いずれも空に跳ぶスタイルなので、屋根などがある所では天井に頭をぶつけてしまう(しかしHPが減るなどのペナルティは一切無い)。
おもいでのすず
ダンジョン内で使用するとリレミトゲートを開き、脱出することができる。消費アイテムで1回使うとなくなる。じゅもん「リレミト」と同じ効果。
ドルボード
Ver.1.4より実装された立ち乗り反重力バイク。ガタラで受注できるクエストをクリアすることで使用可能に。速さは徒歩の1.4倍で[42]、30分毎に燃料のドルセリンをひとつ消費する。Ver.2.1からは「プリズム」というアイテムでドルボードの外観をキラーパンサーや魔法のじゅうたんなどに変更できる。Ver.2.4からは徒歩の1.7倍に増速された。Ver.3.5からはクエストをクリアすることで9秒のチャージの後に6秒間移動速度を上げるブースト機能が追加できるようになった。ブースト中はドルセリン消費量は変わらないが、オートラン以上に小回りが利かなくなる。
基本的には1人乗りだが、プリズムによって2人乗り、4人乗りに変更することが可能で、「あいのり」することができる。
お招きのつばさ
Ver.1.4より実装。住宅街で自分の家もしくは出入り権限のある他人の家で500ゴールドで購入することができ、その家に移動できる。1つで10回まで使用可能な消費アイテム。
飛竜
ストーリーを進めると「竜笛」で飛竜を呼び、レンダーシア上空を飛んで移動出来るようになる。飛竜には名前を付けたり、体の色や「おめかしグッズ」で外見を変えることが出来る。
エテーネルキューブ
Ver.4.0より実装。時空を超える銀色の箱。Ver.4で追加された過去世界を移動したり、過去と現在を行き来することができる[注釈 15]。「時空のしるべ」というポイントを調べることで新たな移動先が登録される。過去世界では屋根のある場所でも使えるが、現在の時代では屋根のある場所では使えない。
アビスジュエル
Ver.5.0より実装。赤い宝石。Ver.5で追加された魔界を移動したり、魔界とアストルティアを行き来することができる[注釈 16]。「アビスゲート」というポイントを調べることで新たな移動先が登録される。魔界では屋根のある場所でも使えるが、アストルティアでは屋根のある場所では使えない。ストーリーの進行次第ではアビスゲートが封鎖され移動できなくなることがある。

移動手段(施設)

大陸間鉄道(大地の箱舟)
各大陸を繋いだ汽車。各大陸の小国(グレン・オルフェア・ジュレット・アズラン・ガタラ)とレンダーシアの島嶼部(ラッカラン・レンドア)は一人前の証があれば利用できるが、各大陸の大国(ガートラント・メギストリス・ヴェリナード・カミハルムイ・ドルワーム)はその都市のキーエンブレムを取得後に利用可能となる。
主人公の「時渡りの術」の媒介となるほか、神話篇の予兆クエストで使われていた。
渡し船
ウェナ諸島では双胴船によって各地の船着場を連絡している。Ver.1.3からはカミハルムイ城の堀を南北に往来する渡し船が登場。いずれも無料だが、行き先は固定されている。
旅の扉
遠く離れた場所に一瞬でワープ移動する、シリーズおなじみの施設。Ver.1.3からは町中にもショートカットとして設置されるようになった。
行商人の馬車
有償(無償の所もあり)で行商人の馬車に便乗し、目的地(出発地によって異なる)まで移動することができる。一方通行で帰りの馬車は無い。
グランドタイタス号
レンドア島とレンダーシア大陸をつなぐ大型船。サービス開始時よりレンドア島の港に停泊していたが、移動手段としての実装はVer.2.0から。利用料金は200ゴールド。
バシルーラ屋
Ver.2.3より実装。港町レンドア南にいるバシっ娘バンリィに依頼することで、50ゴールドで、自分が行ったことがあるルーラストーン登録地点へ移動できる[注釈 17]。ver3.1より、メギストリスの都にも追加され、ver.4.1からは新たにクエストをクリアすることで新エテーネの村でも利用できるようになる。実装当初は1日1回だけだったが、Ver.3.3後期より1日3回まで使用可能になった。Ver.4.5後期より五大陸とレンドア島、ラッカラン島への移動は料金無料で使用制限も撤廃された(それ以外は今まで通り)。

戦闘

戦闘は一見しただけではこれまでのドラクエシリーズと似ているように見えるが、内容はMMOとして大幅なモデルチェンジが行われている。
エンカウント
シンボルエンカウント方式を採用し、フィールド上に表示されているモンスターと接触することで戦闘開始となる。エンカウントしたことを表現した演出カットのインサートでこれまでのドラクエらしさはあるが、戦闘そのものはマップ上でそのまま行われる。
戦闘がフィールド上で行われるため、その様子は他のプレイヤーからも見ることができる。戦闘中のプレイヤーとパーティを組んでいない第三者が戦闘に参加することはできないが、「おうえん」という形で間接的に関与することができる。おうえんの効力は行うプレーヤーの職業によって違い、テンションアップ、会心率魔法暴走率アップ、などがある。
リアルタイム化
これまでとは違い、戦闘中は時間が流れており、一時的にも止めることはできない。他のプレイヤーと協力して挑む場合、その動きはコマ単位で同期している。
すべての敵や仲間はリアルタイムで行動する。キャラが順番に行動するという意味でのターン制はなく、それぞれが自分の素早さに応じて個別に行動する。他のキャラの行動を待つことがないため、コマンド入力が可能になる間隔はきわめて短く、これまでのシリーズ作品とはかなりプレイ感覚が違う。
移動と干渉
ナンバリング作品初の3Dで表現された戦闘の空間に意味が持たされている。敵と自分との距離、敵同士あるいは味方同士の距離、敵が向いている方向。それらによって行動の結果が変化する。
プレイヤーはコマンド入力とは別に、キャラクターをリアルタイムで移動させることができる。それにより自分の繰り出す範囲攻撃に複数の敵を巻き込んだり、逆に敵の攻撃の射程距離から離れることで、魔法や息攻撃を避けたりすることが可能になる。ただし、自分の魔法詠唱や特技使用においては、そのコマンド選択から発動が終わるまでの一定の時間、自力で移動が出来ない(敵に押されて動くことはある)。なおコマンド入力の際には選択した相手の方向を自動で向くが、遮蔽物があった場合は相手を見失い、コマンド入力がキャンセルとなる。
敵味方の位置や距離に干渉することで戦闘を有利に進めるテクニックに「移動干渉」がある。キャラクターや敵には「重さ」というパラメータがあり、重量が勝っている方が相手を押し返すことができる。移動する敵をキャラクターが直接押し止めることで、その攻撃が仲間に届かないようにディフェンスすることが主だが、逆に相手を押し込んで攻撃範囲のある呪文の標的をまとめることも出来る。開発時から移動干渉と呼ばれていたが、ユーザーからは「相撲」と称されることが多い[43]
移動干渉により攻撃の射程距離から離れた状態で一定時間が経過すると、プレイヤーの場合は「相手にたどりつけなかった」としてコマンド入力がキャンセルとなるが、敵モンスターの場合は移動干渉をしているプレイヤーを対象にした攻撃を行う(モンスターにより行動パターンが異なる)。
怒り
他のMMORPGの「ヘイト」(敵意)をドラクエ流に翻案したもの。プレイヤー側の行動(攻撃したり、とくぎを使うなど)に対するリアクションとしてモンスターが「怒り」状態となり、特定のキャラクターに怒りの矛先を向ける。攻撃力や攻撃魔力が上がるほか、行動パターンも変化する。怒りの矛先となったキャラクターは怒り攻撃を食らうと大ダメージを受けるが、その攻撃が行使される前にキャラが死亡したり、特定時間まで逃げ切ったりすると怒り攻撃は行われない。また、とくぎ「ロストアタック」によっても「怒り」状態は解除される。Ver.2からは「ロストアタック」では解除できない「激怒」が登場している。
怒りの沸点はモンスターによってさまざまであるが、残りHPが少なくなると怒りやすい。
逃げる
戦闘エリアの周囲に表示されるラインを越えることで戦闘を終わらせ逃げることができる。プレイヤー同士でパーティを組んでいる場合、逃げはそれぞれ個別に判定される。サポートキャラクターはプレイヤーが逃げ切れば自動的に逃げたことになる。ただし、キャラクターが「呪い」の状態、トラップモンスターと戦闘した場合、および一部の条件が厳しいダンジョンなどでは、例外的に戦闘エリアのラインが赤くなり、逃亡が禁止される。また、フィールドとは別マップで行われるストーリーボス戦やバトル・コンテンツなどでは逃げることができない。
戦闘後の蘇生と回復
フィールド上の戦闘でパーティが全滅した場合、これまでどおり「教会で復活」か、せかいじゅの葉をつかって「その場で復活」などを選べるが、今回は「助けを待つ」という選択肢も用意されている。第三者のプレイヤーは戦闘には参加できないが、その終了後に倒れているキャラクターに魔法やアイテムを使って蘇生することができる。しかし制限時間内に助けがなければ、これまで通り「教会で復活」となる。また、第三者プレーヤーがアイテムもなく蘇生呪文を使えない職であった場合、「おいのり」のコマンドで、倒れているプレイヤーの待機時間を延長することができる。
なお、ボス戦の場合、プレイヤーキャラクターが死亡していても5分以内に他のパーティーメンバー(他のプレイヤー、サポートなかま問わず)がボスを倒した場合、プレイヤーキャラクターが瀕死の状態で復活する。一方、全滅した場合、基本的にパーティーメンバー全員が死亡した状態でボス戦直前の位置に放り出される。

職業

オンラインプレイ開始時に6つの職業の中から選択する。冒険者の酒場にいるダーマ神官のクエストをクリアすると転職が可能となる。以後の転職も各地のダーマ神官に話しかけることで転職できる。転職しても職ごとにレベルや能力値は保持される。呪文はレベルアップで覚え(一部、職業スキルによって覚える呪文もある)、転職すると使えなくなる。スキルについてはスキルシステムを参照。なお、Ver.5以降、格闘スキルは全ての職、盾スキルは武闘家・バトルマスター・まもの使い・踊り子・デスマスター以外の全ての職が取得可能なため、以下の説明では割愛する。

基本職

戦士
HP、力、重さ、守備力に優れる。片手剣・両手剣・オノ・ゆうかんのスキルを持つ。
ゆうかんスキルで覚える「やいばくだき」で相手の攻撃力を下げ、「たいあたり」で敵の行動を封じる、「かばう」といったサポート的な役割を担うことが多いほか、敵の怒りやテンションを下げる攻撃「ロストアタック」を習得出来る。
魔法使い
魔法を使って相手を攻撃する職業。両手杖・短剣・ムチ・まほうのスキルを持つ。
まほうスキルでは攻撃魔力を上昇させる「魔力かくせい」、魔法耐性を上昇させる「魔結界」など覚える。覚える呪文はメラ系やヒャド系などの攻撃系が中心だが、ヘナトス・マホトーンなどの補助呪文も習得できる。
僧侶
回復呪文のプロフェッショナル。ヤリ・スティック・棍・しんこう心のスキルを持つ。
しんこう心スキルでは回復魔力を一時的に上げる「聖なる祈り」、自身を自動蘇生できる「天使の守り」、痛恨の一撃や即死呪文を受けてもHPを1残して耐える「聖女の守り」なども覚える。
武闘家
物理攻撃を得意とする職業。戦士より守備力とMPが低いが、代わりに素早さと攻撃力が高い。ツメ・棍・扇・ヤリ・きあいのスキルを持つ。
きあいスキルでは周囲の敵を行動不能にする「おたけび」、テンションを上げる「ためる」「ためる弐」のほか、自身を回復させる特技がある。
盗賊
唯一「ぬすむ」を使用出来る職業。一部の補助呪文や攻撃呪文、初歩的な回復呪文も使用可能。短剣・ムチ・ツメ・ハンマー・おたからのスキルを持つ。
おたからスキルではモンスター図鑑の説明を拡張する「みやぶる」、宝箱やキラキラの位置が分かる「おたからさがし」の他、「しんだふり」や「バナナトラップ」と言った遊び心のあるスキルを覚える。
旅芸人
能力値のバランスがよく、一部の攻撃呪文・回復呪文・補助呪文のほか、ザオも使用可能な万能的な職業。扇・棍・短剣・ブーメラン・きょくげいのスキルを持つ。
きょくげいスキルでは、敵を行動不能にする「ボケ」、状態異常を回復する「ツッコミ」、味方のHPを回復する「ハッスルダンス」、敵全体を攻撃をする「キラージャグリング」など多種多様な特技を習得できる。

追加職

Ver.1.1以降に追加された職業で、転職するためにはそれぞれ特定のクエストをクリアする必要がある。

パラディン
高い守備力と重さを誇り仲間を守るプレイスタイルが得意。回復呪文が多少使える。ハンマー・スティック・ヤリ・片手剣・はくあいのスキルを持つ。
はくあいスキルでは自分の重さを増やす「ヘヴィチャージ」、防御を上げる「やいばのぼうぎょ」と言った特技を覚える。
レンジャー
一部の攻撃呪文・回復呪文・補助呪文のほか、ザオラルも使用可能。弓・ブーメラン・オノ・ツメ・サバイバルのスキルを持つ。
サバイバルスキルではブレスを1回だけ無効化する「まもりのきり」、敵を魅了する「てなずける」、防御力を無視してダメージを与える「オオカミアタック」等の特技を覚える。
魔法戦士
味方を強化する呪文に加え、物理攻撃を行う武器も使いこなす職業。攻撃に属性を付加する「フォース」の特技を覚える。片手剣・両手杖・弓・フォースのスキルを持つ。
MPの回復手段が豊富かつ、MPパサーで仲間にMPを与えることができるほか、「フォース」により敵の弱点を突くことで、味方の物理攻撃能力を上昇させる。
スーパースター
魅力が大きく上がり、それを生かした特技を覚える。妨害系の補助呪文を主体に一部の回復呪文や攻撃呪文を覚える。扇・スティック・ムチ・鎌・オーラのスキルを持つ。
オーラのスキルでは獲得経験値とお金が増える「ベストスマイル」やお金を使う「ボディーガード呼び」「ゴールドシャワー」といった特技を覚える。
バトルマスター
物理攻撃のエキスパート。攻撃力が高い反面、防御力は低め。とうこんスキルでは防御力を下げる代わりに攻撃力を2段階(バイキルト相当)上げる「すてみ」、6回攻撃を行う「天下無双」などを取得できる。
片手剣・両手剣・ハンマー・とうこんのスキルを持つ。片手用武器を両手にそれぞれ1つずつ装備できる。二刀流時は通常攻撃および一部のとくぎが2回攻撃となり、Ver.3.0以降はとくぎ効果が2回入るものも存在する。ただし、左手は「ちから」が右手の半分に換算されるためダメージは減少する。左右違った武器種を装備することも可能だが、とくぎは右手の武器のものしか使用できない。
賢者
攻撃、回復両方の呪文に長ける職業。両手杖・ブーメラン・弓・扇・さとりのスキルを持つ。
さとりスキルでは魔力を1段階上げる「しんぴのさとり」、敵にかかっている効果を消す「零の洗礼」などを覚える。
HPやMPは僧侶や魔法使いよりも高く、ザオリクも使用可能だが、魔力は劣る。

追加職(Ver.2)

まもの使い
モンスターの一部(スライム系、けもの系、ドラゴン系、トリ系、あくま系)を仲間にすることができる。ツメ・ムチ・オノ・両手剣・まものマスターのスキルを持つ。
まものマスタースキルでは敵の息を封じる「ブレスクラッシュ」、仲間モンスターの能力やテンションを一時的に上げる「かわいがる」、仲間とHPやMPを共有する「HPリンク」「MPリンク」、モンスターの仲間を呼ぶ「エモノ呼び」などのとくぎを習得できる。
どうぐ使い
物質系やマシン系モンスターの一部を仲間にすることができるほか、一部の補助呪文が使用可能。弓・槍・ハンマー・ブーメラン・アイテムマスターのスキルを持つ。
アイテムマスタースキルでは、どうぐの効果をアップさせる「どうぐ倍化術」、複数の味方に効力を発揮させる「どうぐ範囲化術」のほか、敵の設置したトラップを自分のものにする「トラップジャマー」などのとくぎを習得できる。

追加職(Ver.3)

踊り子
短剣・スティック・扇・うた・おどりのスキルを持つ。使用できる武器は全て片手用武器であり、バトルマスター同様に両手に一つずつ装備できる。
『X』では初登場となるギラ系呪文の他、メラ系やマホトラ等も習得する。
うたスキルでは範囲内の仲間を強化でき、おどりスキルでは敵を攻撃、弱体化できる。
占い師
片手剣・ムチ・弓・棍・うらないのスキルを持つ。
カードゲームのようにデッキを構築する「タロット」を使う。カードにより攻撃、補助、回復、蘇生いずれもこなすが、手札に来ないと使えないという制約がある。また、この職業のみサポート仲間として酒場に登録することができない。
うらないスキルでは、タロットの威力の上昇や、特定のタロットを手札に持ってくるという特技が習得できる。

追加職(Ver.4)

天地雷鳴士
スティック・両手杖・扇・しょうかんのスキルを持つ。
ピオリムやズッシード、マジックバリアなどの補助系の呪文を習得する。
しょうかんスキルでは「げんま召喚」を覚え、これを使うことでカカロン、クシャラミらの幻魔を召喚して戦わせることができるが、幻魔の行動は指示できない。「じわれ」や「ひばしら」といった攻撃系特技も習得できる。
遊び人
片手剣・短剣・ハンマー・ブーメラン・あそびのスキルを持つ。
攻撃時に時々追加行動をとる「きまぐれ」という特性を持つ。また、この職業のみ特訓モードへの切り替えができない。
あそびスキルでは敵味方にランダムで様々な効果を付加させる「あそび」や、「なめまわし」「ぱふぱふ」といった状態異常を付加させる特技が習得できる。

追加職(Ver.5)

デスマスター
鎌・棍・弓・オノ・れいかんのスキルを持つ。
敵や自分以外の味方が倒れると「デスパワー」が溜まり、これを消費することで専用の技が使える。
れいかんスキルでは「死霊召喚」を覚え、これを使うことでしにがみ、ゴーストらの死霊を召喚して戦わせることができる。こちらは幻魔と異なり、行動を指示することも可能。
魔剣士
片手剣・両手剣・短剣・鎌・はどうのスキルを持つ。
敵にダメージを与えることで「魔の波動」が溜まり、これを消費することで一時的に攻撃力と防御力が上がる「闇のヴェール」が使える。
はどうスキルでは「邪炎波」や「暗黒連撃」、「ダークマター」などの闇属性の特技を覚えることができる。また、ドルマ系やザキなどの呪文も使用可能。

装備

今作では職業ごとに持てる武器が決まっている。スキルがある武器か素手(格闘スキルで強化される)に限られるが、どの職業でも3種類以上の武器を使用する事が可能となっている。片手の武器(および格闘)は両手武器よりも攻撃力が低いが、左手に盾を持てる[注釈 18]

防具は、頭、からだ上、からだ下、腕、足、盾の6部位に分かれている。他のナンバリングと違い、後述する職人のツボ錬金とランプ錬金の技能により、部位ごといくつか選択できる能力を付与することができ、ここに単に部位が多いかどうかではないDQXの特色がある。

たとえば足装備は職人の錬金によって、戦闘中の攻撃を回避する「みかわし率」、攻撃の間隔が短くなる「すばやさ」、「移動速度」、状態異常を回避する「転びガード」と「踊りガード」、戦闘中に相撲で押し負けない「おもさ」、おもにスーパースターの能力を高める「おしゃれさ」などの能力を選んでつけることができ、プレイヤーは自分が想定する敵や状況を意識して、重要と考える足装備を購入する。 したがって、同じ名前の装備としても機能とその性能の高さはまちまちとなり、そこに装備のバザーでの価格の高低も反映される。

武闘家、バトルマスター、まもの使い、踊り子、デスマスターは装備できる盾の数が少ない。戦士、パラディン、魔法戦士、魔剣士は大盾も装備できる。

アクセサリーは当初は顔、首、指、その他の4ヶ所だったが、バージョンアップで胸、腰、札、職業の証(その他から独立)、顔コーデ、紋章が追加された。

なお、アクセサリーや一度装備した装備は自分だけのものとなり、他のプレイヤーに渡したり、バザーに出品したりすることは出来ない。ただし、使い込んだ装備は町の素材屋で「汗と涙の結晶」というアイテムと交換でき、これはバザーなどで売ることができる。

装備品使い込み度システム
Ver.1.2より追加されたシステムで、特定のクエストをクリアした後は同格以上のモンスター(魔法の迷宮内では格下でも可)を倒すと装備品の使い込み度が上がるようになった。使い込み度が100になった装備品は素材屋で「汗と涙の結晶」を取り出すことが可能。ただし、結晶を取り出した装備は消滅するため、結晶を取り出さずに装備を使い続けることも出来る。取り出せる結晶の数は装備品のレベルや付与されている錬金の数・レベルで増える。
3.1より使い込み度が50以上で結晶抽出が可能になったが、本来の個数の使い込み度の%分しか取り出せないが、抽出数1の場合は50%でも1個抽出可能。
「汗と涙の結晶」は高レベルの職人生産や錬金に必要となる素材であるため、バザーや取引で売却可能。

スキルシステム

スキルシステムは前作のものに近く、各職業の固有スキルと武器スキルに分けられる。転職した場合には職業スキルで獲得した特技の一部は使用不能となる。また、武器スキルで獲得した効果(攻撃力アップなど)や特技はその武器種を装備している場合にのみ反映される。

バージョンアップ後のクエストにより、「やりなおしの宝珠」「職やりなおしの宝珠」「全やりなおしの宝珠」といったアイテムによるスキルポイントの振り直しや特訓モードによるスキルポイント追加獲得が可能となった。

Ver.2.1からはレンダーシアにあるダーマの神殿で受注するクエストをクリアすることでスキルポイントが解放された。110ポイント以上で獲得したステータスアップの効果は、該当の職業ないし武器装備時に限るほか、新たな「とくぎ」や「じゅもん」はその職業や武器に限られるほか、数十秒のチャージタイムが必要となり、連発は出来ない[44]。また、任意の職業スキルまたは武器スキルにポイントを振れるマスタースキルポイント(アイテム「スキルブック」によって追加される)が実装された。

Ver.5より、スキルポイントの割り振りが職業別になり、ある職業の武器スキルラインの振り分けによって取得したスキルが、他の職業には影響しなくなった。

特訓モード
遊び人以外の職業は特訓モードに切り替えることにより、経験値が入らなくなるが、対象のモンスター(モンスター図鑑に「TARGET」という表示があるもの)を倒す毎に特訓スタンプを獲得でき、そのスタンプの累計に応じてスキルポイントをもらえる。
達人のオーブ
Ver.3.0より追加された。火水風光闇の石版に宝珠をはめていくことで、ステータスや耐性、特殊効果や特技の強化をしていく。オーブに経験値を貯めていくことでレベルが上がり、より強化出来るようになる。

クエスト

『IX』同様、さまざまなクエストを受注することができる。一度クリアしたクエストは再度受注することが出来るが、成功報酬は初回のものと異なる。

ストーリークエスト

簡単なおつかいから、本編ストーリーを補完するものまであり、大型アップデートや中間アップデートで追加される。Ver.1.3より「日替わり討伐クエスト」が加わったため、こちらは「ストーリークエスト」という名称となった。Ver.2.1からは本編のストーリー(メインストーリー[注釈 19])がクエストの集合体となり、それ以外のストーリークエストは「サブストーリー」と区別されている。

各地の外伝や職業にまつわるエピソードを扱ったストーリークエストは全5話の連続ものとなっている。職業クエストは受注条件が該当職のレベル30以上[注釈 20]で、3話までの報酬が職業専用装備、4話が必殺技、5話が「証」となっている。かつては受注レベルが1話ごとに5刻みで上がっていったが、Ver3.5で廃止され全話レベル30以上で受注できるようになった。

ランダムクエスト

日替わり討伐クエスト
Ver.1.3より実装。大きな街の入口にいる討伐隊員から討伐対象モンスターを選択して受注、指定場所で指定数を討伐して報告すると討伐ポイントに応じて経験値とゴールドが貰える。受注できる討伐対象モンスターは討伐隊員のいる街が小国(グレン、ジュレット、ガタラ、アズラン、オルフェア)か大国(ガートラント、ヴェリナード、ドルワーム、カミハルムイ、メギストリス)かで異なる。
仲間がいる状態だと討伐依頼リストが共有される。当初は仲間内で一番名声値の高い者の依頼リストだったが、Ver.1.5からはリーダーの依頼リストに変更された。
週替わり討伐クエスト
Ver.2.3からは偽りのレンダーシアの三門の関所で、Ver.3.0からは真のグランセドーラで週替わり討伐クエストが受けられるようになった。こちらは討伐ポイントが10万超と多いが、ゴールドと名声は貰えない。
依頼書クエスト
Ver.1.4より実装。配送中に紛失した討伐依頼書がモンスターのドロップアイテムとして入手できるようになった。各地のNPCからの依頼となっており、モンスターや報酬はさまざま。討伐後にレンドアの討伐隊本部へ報告に行くと報酬としてアイテムが貰える。
クエストを受注するか否かは任意(仲間を組んだ状態だと、仲間も受注可能になる)で、依頼書は討伐隊本部で売却したり、バザーに出品可能。
依頼書の★数によってモンスターはある程度決まっているが、報酬はピンキリで、レアアイテムなどがある一方、割に合わない報酬(対象が強敵・希少相手であっても、報酬が安価なものであったりするなど)の場合もある。
借り物クエスト
Ver.1.3より実装。対象のNPCに対し自身か仲間(サポートなかまは不可)がそのNPCが指定する、しぐさ(グレン城下)、称号(オルフェア)、装備セット(ジュレット)、職業(アズラン)、職人(ガタラ)、を見せると1日1回「ふくびき券」を貰える。
当初はストーリークエストに分類されていたが、Ver.1.5よりランダムクエスト扱いとなった。

期間限定クエスト

期間限定のイベントにおけるクエストや神話篇のクエストがこれにあたる。イベントクエストは異世界からの来訪者による依頼が多い。

美の競演!アストルティア・クイーン総選挙!&アストルティア・ナイト総選挙!

毎年2月上旬、3月上旬に開催されるバレンタインデー、ホワイトデーイベント。クイーン及びナイト候補としてエントリーされた作中の男性及び女性キャラクター数人の中から、プレイヤー達が投票でクイーン及びナイトを選出する。

知の祝祭

本作にちなんだクイズに答えていくイベント。公式サイトに記載されているプレゼントの呪文で入手できる招待券を持ち、開催日の受付開始から開始時間までに参加手続きを行わないと参加できない。

神話篇

Ver.1.2.2以降のアップデートで追加されている、アストルティア全土を巻き込んだクエスト。
Ver.1.2.2/1.3/1.3.3でそれぞれ『予兆』と呼ばれるかつてない強敵の復活を示唆するストーリーが展開され、Ver.1.4から本格的なストーリーが始動した。
『予兆』のクエストは大型アップデートで前回配信されたものが終了した。
特定クエストでは2組のパーティが同盟を組むことでパーティチャットが2組合同になるほか、ボス戦ではシリーズ初の最大8人同時戦闘が可能となった。画面右下のキャラクターアイコンには同盟相手は表示されないが、(ページ切替で)同盟パーティのメンバーを指定して呪文・スキルを施すことができるほか、パーティ全体に効果のある呪文・スキルは同盟パーティのメンバーにも反映される。

七不思議クエスト

アストルティア各地で稀にみられる現象をカメラで撮影してドルワーム水晶宮にいる研究者のドクチョルに報告するもの。Ver.1.5中期より追加された。

ミステリークエスト

これまでのクエストとは違い、人々の話を聞いて推理をする謎解きに特化したクエスト。プレイヤーに謎解きを楽しんでもらうため、クエストの内容を明かす等のネタバレや動画配信を禁止している。

妖精図書館シリーズ

人々の記憶が詰まった本の集まる妖精図書館に新しく現れたタイトルの消えた記憶の本の中に入り、本の登場人物となって記憶を呼び覚ます。探索、戦闘共に謎解きの要素が強い。

スタンプカード

真のグランゼドーラのアリオス王から貰えるスタンプカード。アストルティア各大陸ごとに用意されており、指定クエストをクリアしてアリオス王に報告するとスタンプが押され、スタンプをカードごとにコンプリートすると報酬が貰える。

バトルコンテンツ

強ボス

メインストーリーに登場した各地のボスモンスターと再戦でき、討伐報酬として各色のオーブが貰える。モンスターは強化バージョンとなっており、難易度が上がっていることから「強ボス」と呼ばれる。魔瘴による幻影という設定だったり、ストーリー上では弱体化されていたため本来の実力ならこうであったとされている。ストーリー上とは違う編成で登場するものもあり、他の中ボスや関連性のあるキャラクターとセットで登場するものがある。報酬のオーブはVer.1.2より各ボスにつき1日1回。
当初はストーリー上で戦ったのと同じ場所まで出向く必要があったが、Ver.2.2後期のクエストで「強戦士の書」を手に入れると、現地まで行かなくても「強戦士の聖域」という場所でほとんどの強ボスと戦うことが出来るようになった。

魔法の迷宮

Ver.1.2の新クエストでファーラットのロンデと契約し、「まほうのカギ」を用いて異世界にあるという魔法の迷宮を攻略する。なお、迷宮の構成やモンスター、種族神像はアストルティアの各大陸を摸したものになっている。

プレイヤーキャラの強さ・職業に応じて仲間が自動的にマッチング(該当者が足りない場合はサポート仲間が呼ばれる)され、パーティーの強さに応じて迷宮のモンスター達の構成も異なる。制限時間を超えると強制終了となり、アストルティアに戻される。1日何度でも挑戦が可能。Ver.1.5中期からはドロシーにコインまたはカードを渡すとサポート仲間(もしくは既に組んでいるパーティ)と迷宮に入れる。また、Ver.2.3後期にはメタル迷宮招待券を渡すことで全てのフロアがメタルフロアかつラッキーフロアになる「素敵なメタル体験」が利用可能になった。

2-4階は全てのモンスターを倒すと次のフロアに続く扉の封印が解かれる。「まほうのカギ」を迷宮内で用いることで中途退場も可能だが、その場合は30分間再挑戦が不可能となる。Ver.1.3からは自分以外の3人全員がサポート仲間であった場合に限り、この30分間のペナルティが適用されないように変更された。なお、全滅した場合でも所持金が減るといったペナルティは発生しない。Ver.1.5からは高レベルの迷宮では一本道の短いフロアがランダムで登場するようになり、魔軍12将の一部や、あくまのきしが単独で出現することがある。Ver.2.1からは3階は必ず短いフロアとなった。

また、近年はサポート仲間が装備無し、スキル無し、アクセ無しと言った弱小の訳有りが来る事が多く、問題視され、改善要求が出されている。

種族神像の間
迷宮最初の間で、アストルティア5大陸の種族神をかたどった像がまつられている。
種族神像にコインまたはカードを捧げると、対応したモンスターが迷宮の主の間に現れたり、投入したコインに応じたモンスターがいる隠し階が現れる。当初は1種類ずつしか入れる事が出来なかったが、現在では一人一枚ずつ投入出来る。またver3.2より、「『身代わりのコイン』を捧げることで捧げたコインが全滅してもなくならない」「同じコイン(レアボス・メタボス・練習札は対象外)を4つまで捧げられるようになる」等の変更がなされた。また、無断でボスカード投入が相次ぎ、離脱したらペナを受けて入れないという声が上がった為、ここでの離脱はペナルティ無しになったが、ボスコイン投入しないと抜ける、または普通に回りたい者がボスカードを入れられたら抜けるという事象が発生しているが、これらは投入確認を取らない、コミニケーション取らない事で起きている他、ロスターやドロシーを活用しない事で揉めた事象である。
迷宮の主の間への道
最後のフロアの直前にある廊下。稀にトルネコミネアカンダタが登場する。
トルネコからは買い物ができる。ミネアからはタロットで占いをしてもらい、一定時間出たカードに応じた効果が自分に生じるほか、ボスカードを一枚貰える。また彼らからは手紙を出すよう頼まれるクエストもある。カンダタはお金、メダル、回復道具が貰える。テリーはボスコインを渡す事で、討伐してもらえ、次回討伐報酬が貰える。
迷宮の主の間
強力なモンスターを倒すと迷宮はクリアとなり、ふくびき券が入手できる。
最後のフロアにいるモンスターの多くはかつて「不死の魔王」に仕えていたモンスター達の幹部で「魔軍12将」と称される。不老不死の力を得てロンデの故郷・モコモコの楽園を迷宮へと変化させ棲みついたが、不死の魔王が勇者に倒された際に「叡智の冠」と呼ばれる賢者の集団に封印されたとされる。
チャレンジフロア/ラッキーフロア
Ver.1.3より搭載。2-4階にチャレンジフロア(特技や呪文が使えないの制限、呪われた状態のハンデキャップがある)やラッキーフロア(お金5倍、経験値2倍、会心率10倍、テンションバーンなど)が登場。クリアすると普段より豪華な報酬が貰える場合がある。
メタルフロア
Ver.2.1より搭載。稀に2-4階で同一階層のモンスターが全てメタル系となる。チャレンジ/ラッキーフロアと重複することもある。
隠し階
「迷宮の主の間への道」の直前に稀に現れる部屋。メタル系のモンスターや(ちいさなメダルを持った)わらいぶくろ、ゴールドマンと言ったレアモンスターと戦うことができたり、宝箱が大量に設置されている場合もある他、これらがまとめてくる事もある。
ロスターのお題
毎月2回お題が変わる。初期のコインをロスターに捧げる事で投入者は4つの赤箱が出る他、負けてもコインは返却され、勝利時は初回報酬として福引券と経験値が貰える。何回デモ挑戦出来るが初回報酬は1回限り。いわば後発利用者への緩和政策だが、マッチングについては通常迷宮と同じなので、スキルなしアクセ無しのサポート仲間が来る他、未投入のお手伝いで行く場合は最高レベルの職業に限られる。

不思議の魔塔

Ver.3.0の新クエストでガチャコッコのチャコロットを通して挑戦する。 アイテム、ゴールドは持ち込めず、挑戦する度レベルは1になり(塔から出た時に元に戻る)、 魔法の迷宮同様、プレイヤーキャラの強さ・職業に応じて仲間が自動的にマッチングされ、各階層にいるボスモンスターを倒して次の階層へと進んでいく。

コロシアム

Ver.1.5後期よりコロシアムがプレオープンし、4対4の対人戦がプレイ可能となった。各人100ポイント持っており、相手チームのプレイヤーを倒すことでポイントを奪って行く。倒されたプレイヤーは20秒後にスタート地点で復活するが、それまでに味方が蘇生すればポイントは相手チームに渡らない。5分経過後に合計ポイントが多いチームが勝利(同点はサドンデス)。

Ver.2.2後期よりグランドオープンし、ワールドランキングや季節毎のバトルグランプリでランク上位に入ると報酬がもらえる。

ピラミッドの秘宝

レンダーシアのデフェル荒野にあるピラミッドを探索することで、お宝を入手できるコンテンツ。初回は、ヤヨイからクエストを受注する必要がある。

ピラミッド内にある霊廟(当初は六ヶ所だったが、順次追加)を探索すると「秘宝の守護者」というモンスターが次々と登場する(霊廟ごとに構成が異なり、一群を倒すか一定時間経過すると次の一群が登場する)ため、それらを一掃するとクリアとなる。各霊廟の終盤には名前にファラオを冠したモンスターが登場する(複数登場する霊廟もある)。クリア後に棺を調べると手に入る「黄金の秘宝?」をヤヨイに鑑定してもらうと、ランダムでアイテムが確定する。秘宝は毎週日曜朝には復活する。

Ver.2.1からは霊廟に入る際にプレイヤーの探索状態が表示されるようになった。また、その週に探索済みのプレイヤーも「初めての探索」か「(その週は)探索前」のプレイヤーに同行して霊廟をクリアすると、「小さな黄金の秘宝?」が手に入るようになった。

試練の門

各地の洞窟や門などに立ちはだかり、謎の空間で強力なモンスター(各地で異なる)を出して冒険者の力を試す。大半の試練の門はストーリーの展開上、通過のために倒さなくてはならないが、強力である分、獲得できる報酬(経験値、ゴールド等)は多い。

突破した門は毎週日曜朝には復活していたが、Ver.2.3以降は倒すと復活しないようになった(「強戦士の書」で再戦可能で、倒すと翌週日曜朝に復活する)。

王家の迷宮

プレイヤーとアンルシアとで攻略するダンジョン。Ver.2.2後期でシナリオを進めていくとプレイ可能となる。なかまモンスター一体を連れて行くことも可能。階層は13階層。通常の13階層をクリアするとアナザーモードがプレイできる。アンルシアはここでの戦闘のみ経験値が入り、レベルアップ出来る。迷宮へ挑戦するためには勇気の輝石(初回時に30、毎週日曜朝6:00に15追加される)を3つ消費する。

迷宮内では「勇気の輝き」(1秒毎に1ポイント減少)が尽きるまでに2つの領域を突破し、ボスを倒すとその階層がクリアとなる。勇気の輝きの初期値は通常モードで200。迷宮内では勇気の輝きを消費して「ゆめみの宝箱」を手に入れることができる。クリアすると迷宮内で入手した「ゆめみの宝箱」が「うつしよの箱」に変わり、中のアイテムを取り出せるようになる。

敵モンスターを倒すと「勇気の輝き」がある程度回復するほか、「光の霊玉」を獲得する。第2領域およびボスの領域では直前の領域で獲得した「光の霊玉」の個数×30の「勇気の輝き」で行動する。領域の間にある休息の地には魔人がいて、「勇気の輝き」を代償にさまざまな恩恵が受けられる。

モンスター・バトルロード

仲間モンスター3体(うち1体は手動で操作できる)と他のプレイヤーから借りた1体の計4体で、敵のモンスターチームと戦う。

Ver.2.3後期よりアラハギーロ王国でオープン。挑戦できる権利は1日1回追加される(スタート時は30回)。バトルロードでのみだが、手に入れたモンスターバッジを装備するとモンスターは強化される。

邪神の宮殿

Ver.3.2前期より実装されたバトル系コンテンツ。Ver.2ストーリークリア後、ランドン山脈山頂付近から挑戦できる。職業、武器、とくぎ等を制限された条件下で強敵の討伐を目的とする、最大8人による同盟コンテンツ。

アストルティア防衛軍

Ver.4.0より実装されたバトルコンテンツ。次々と現れるモンスターを相手に、10分の制限時間内に「防衛結界を守り抜く」または「ボスを討伐する」ことが目的の、最大8人による同盟コンテンツ。

いにしえのゼルメア

Ver.4.1より実装された探索コンテンツ。「謎の遺跡島」内の遺跡を探索し、高レベル帯の防具の入手を目的とする。

バトルトリニティ

Ver.4.4より実装されたバトルコンテンツ。

万魔の塔

Ver.5.0より実装されたバトルコンテンツ。

その他のコンテンツ

職人

アストルティア各地にある職人ギルドに所属することで、武器・防具・家具・職人道具の生産・強化が行えるシステム。レベル10の職人になると一人前とみなされ、他の職人に転職することはできなくなるが、新職人が追加される際には職人変更許可証が配布される。また、3.0からはちいさなメダル100枚と職人変更許可証が娯楽島ラッカランで交換可能。

ミニゲームによりアイテムを作成するが、各種素材が必要なほか、ミニゲーム内の行動には集中力を消費する。職人経験値を貯めると職人レベルが上がり、集中力が上昇するほか、作成に有利となる「とくぎ」を習得していく。

ギルドからの依頼を消化したり、製作品を売ってお金を得られる。自作装備品を他者が錬金、使用で職人としての評判が上がっていく。

失敗、成功、大成功、パルプンテ(錬金のみ)の4つがある。大成功品は★3装備品、家具・庭具は色違いか特大サイズが出来、錬金では数値が更にプラスされるほか、結晶抽出数にも影響する。料理の場合は効果が大幅アップする。

Ver.5から古い武具の中から決められた素材アイテムの数を必要最低限まで変更されるようになり(例:げんま石50個→5個、プラチナこうせき30個→10個etc)、5.3から覚えているレシピのメモをそのまま買えるようになった。

武器鍛冶(グレン)
片手剣、両手剣、短剣、ヤリ、オノ、ツメ、ムチ、ハンマー、ブーメラン、鎌、家具(七夕イベント)を生産。
防具鍛冶(ドルワーム)
主に金属製の防具と盾が生産。
木工(カミハルムイ)
両手杖、スティック、棍、扇、弓や木製家具、釣竿を生産。
裁縫(ジュレット)
草木や布を用いた防具や家具を生産。
ツボ錬金(レンドア)
武器防具に攻撃力、会心力といった物理的な効果を付与。
ランプ錬金(ラッカラン)
武器防具に攻撃魔力、回復魔力といった魔法的な効果を付与。なお、ランプとツボについては失敗の効果は大幅ダウンで残る。パルプンテの効果では全ての枠を埋め尽くす他レアドロップや魅了といった通常では付かない効果がつくことがある。
道具鍛冶(レンドア)
職人道具や家具、ルアーを製作。
調理(オルフェア)
プレイヤーに特定時間さまざまな効果を与える料理アイテムを生産。Ver.2.1より実装。

カジノ

Ver.2よりカジノがオープンした。ポーカービデオポーカー)、スロットルーレットに加え、Ver.2.3ではビンゴ、Ver.3.0ではすごろく、Ver.3.3ではスライムレースが追加された。

カジノコインは1枚20Gで購入できるが、最大で1000枚までしか購入できない。ビンゴは毎週配布されるビンゴカード、すころくは毎週配布されるカジノプレイチケットで参加する。景品として、きせきのカード、バニースーツなど、カジノでしか入手できないアイテムも用意されている。

釣り

Ver.2.1(追加ディスクは不要)より追加された遊び。港町レンドアにいる釣り老師ハルモスよりクエストを受注することで釣りが出来るようになる。

釣りをするには「釣りざお」と「ルアー」が必要で、それぞれ使用回数限度がある(クエスト受注で初回のみもらえる)。町や地域マップの水辺で釣りが出来るが、場所によって釣れる魚が異なる。「くいつき度」が0になると魚に逃げられてしまうため、それまでに魚を引き寄せて、距離が0になると魚を釣り上げられる。魚を釣る毎に釣り経験値が貯まり、釣りレベルを上げていくと魚を引き寄せる力が上がるほか、性能の高い釣りざお・ルアーの使用が可能となる。

釣った魚は自宅の水槽で飼えるほか、各街にいる魚交換員と「おさかなコイン」に交換が可能。「おさかなコイン」を貯めるとさまざまな景品と交換出来る。

錬金釜

Ver.3.0よりアイテムを作り出すために使用可能となった。オンラインモードのストーリーをある程度進めると郵便局に「れんきんがま」が届き、素材を消費し一定時間待つことによって道具を錬金できる他、武器と盾に色を付けることもできる。 錬金釜には状態があり、状態に合わせて錬金にかかる時間が変動する。錬金が完了してアイテムを取り出したり、時間経過によって状態が悪くなっていくが、他のプレイヤーに撫でられることによって状態が良くなっていく。

アスフェルド学園

Ver.3.4前期より実装された。アスフェルド学園の生徒として学園内を行動する。レベルや経験値は学園外とは全く別のものになり、アイテムやゴールドも学園外とのやり取りはできないなど、独立性の強いコンテンツである。経験値は「願いの想域」と呼ばれる武道場に出現する敵や、教練、学園内におけるストーリーボスを倒すことによって得られる。戦闘時におけるスキルは、教室で授業を受けるか、武道場にあるスキルノートを取得することによって得られる。

真のレンダーシアにある名門校・アスフェルド学園で、ある日突然多くの教室が封印されてしまい、学園長の意向により転校生として招かれる。学園の仲間たちとともに封印を解いてゆき、その原因を探る。全12話構成。

バトエン

Ver.4.0より実装されたバトルえんぴつによるミニゲーム。Ver.4.0現在「●」と「★」の2つの属性で形成されており、「▲」は実装されていない。

コミュニケーション

フレンド
フレンド登録したプレイヤーキャラクターとは、個別のチャットや手紙のやり取りなどのコミュニケーションが可能となるほか、特典が得られることがある。一方がフレンド登録を解除するとフレンドではなくなる。
チーム
大使室でチームを作成できる(要ゴールド)。チーム員には、リーダー、サブリーダーから勧誘されることで加入できるが、別途加入申込を行った上で承認が出れば加入出来る。
チームのエンブレムを盾カバーやマントにあしらったり、チーム内でのグループチャットが可能。
Ver.1.4からはチームクエストが追加された。指定されたモンスターの討伐、地域の探索、アクセサリの入手、依頼書や魔法の迷宮制覇といったクエストを達成することで得られるチーム経験値を貯めるとチームレベルが上がり、物品購入、ユニフォームなどさまざまな特典が得られる。
Ver.2.1からはリーダーまたはサブリーダーの自宅を「チーム集会所」に設定すると、チームコマンドまたはルーラストーン(Ver.2.2以降)で「チーム集会所」に瞬間移動できるようになった。
チャット
まわりのプレイヤーや、パーティ、チームなどを対象にあらかじめ登録してある定型文(追加登録や変更も可能)やソフトウェアキーボード(Windows版には非実装)・USBキーボードを用いたフリーワード(文字数制限あり)によるチャットが可能。定型文には様々なポーズや一定の動き(踊りなど)である「しぐさ」を加えることが出来るほか、「しぐさ」のみを行うことも出来る。
カメラ
コントローラのショートカットで起動して写真を撮影する機能(自動撮影設定もある)。
手紙に写真を貼付したり、冒険者の広場で公開出来るほか、写真を撮るクエストもある。
元気玉
一定時間(『X』では30分間)、獲得経験値とお金が倍になるアイテム。プレイヤーがオフラインとなっている時間は元気チャージとして貯められ、旅のコンシェルジュで元気玉に交換出来る。超元気玉小元気玉特訓元気玉といったバリエーションもある。
旅のコンシェルジュ
大都市および住宅街の宿屋に常駐しており、「ふくびき」などプレイヤーにさまざまなサービスを提供する。
郵便局
フレンドやチームメンバーと手紙や金品のやり取りが行えるほか、バザー出品の売上金や期限切品が送られてくる。
ご当地独特の便せんが各地で売られているが、購入するためには材料を調達するためのクエストを行う必要がある。
名声
ストーリークエストをクリアしたり、長時間倒されていないモンスターを倒すと名声値が得られ、ある程度名声値が溜まった段階で宿屋に泊まると名声レベルが上がる。
名声レベルに応じておサイフ応援サービスの支給お金、バザーに出品できる数、日替わり討伐クエストの選択肢が増えるほか、名声レベルが受注条件となるクエストもある。

冒険者のおでかけ便利ツール

本作との連動機能のあるニンテンドー3DSスマートフォン向けのツール。

3DS版はWii/Wii U版パッケージ内に同梱(またはスクウェア・エニックス e-STOREで発行された)の引き換え番号を使用することでニンテンドーeショップから2012年8月22日より無料でダウンロードが可能[45]。ナビゲート役は『IX』に登場したロクサーヌが勤める。

  • すれちがい通信 - 3DSのすれちがい通信機能で、プレイヤー同士がすれちがうことで互いのキャラクターのプロフィールやメッセージを交換し、さらにゲーム内でそのキャラクター同士がすれちがうと「ダブルすれちがい」状態になり、その人数によって特典アイテムが得られる。
  • おしらせ確認機能 - 運営スタッフからのお知らせが確認できる。
  • フレンド情報確認機能 - ゲーム内でフレンド登録したプレイヤーのログイン状態が確認できる。
  • 郵便局機能 - フレンド登録したプレイヤーとメールのやり取りが行えるほか、バザーから来たメールの確認(添付された品の受取は不可)も可能。
  • サポート仲間雇われ情報確認機能 - 自分がサポート仲間として登録したキャラクターの状況が確認できる。
  • 旅人バザー閲覧機能 - ゲーム内で「旅人バザー」に出品されているアイテムを確認できる。
  • ライブカメラ - ゲーム内の町に定点設置されたカメラに撮られた静止画(3DSでは立体視表示)がローテーションで表示される。

スマートフォン版も2013年6月24日にAndroid版が、同年7月27日にiOS版がリリースされている。基本無料だが有料チケットで登録キャラクターを10キャラクターまで増やせる。

  • キャラクター情報確認機能 - キャラクターモデルの3D表示も可能。
  • 郵便局機能
  • 旅人バザー閲覧機能
  • おしらせ確認機能

11月8日のアップデートでさまざまな機能が追加されたほか、プレミアムコンシェルジュという有料サービスも新たに加えられた。仮想通貨の「ジェム」(初回500ジェム、毎日ログイン毎に10ジェムが無料で追加されるスタミナ課金方式)を消費することで、以下のような機能を使用できる。

  • お花の水やり(レア度、つぼみの数アップ)
  • ツール上でのバザーへの出品・落札
  • 元気玉をふくびき券に交換
  • ツール上でアストルティア各地のふくびきが引ける(プレミアムコンシェルジュ限定のふくびき景品もあり)

2014年9月4日にはスマートフォン版で追加された機能が使える3DS版『冒険者のおでかけ超便利ツール』が配信開始された。引き換え番号はなく公式ホームページで公開のQRコードを読み込むことでダウンロード可能。

なお、キャラクター情報、バザーの出品情報はプレイヤー専用ウェブサイト「目覚めし冒険者の広場」でも確認可能。

おでかけモシャスdeバトル

ドラゴンクエストX おでかけモシャスdeバトル』は、2012年12月12日よりニンテンドーeショップで発売されたニンテンドー3DS用ダウンロードソフト。

ニンテンドー3DSのカメラ機能で撮影した人間の顔を分析してモンスターカードを作成。そのカードを用いてバトルを行うカードバトルゲームとなっている。『ドラゴンクエストX』本編との連動機能があり、『おでかけモシャスdeバトル』の特定ステージをクリアすることで入手出来る「ラッキーチケット」は本編にもっていくと「ごほうびアイテム」に変化する。 本編との連動を売りにした本作であるが、本編のプラットホームの増加”Wii→Wii U→Win→Dゲーム→3DS”およびそれに伴うアカウント引越し、キャラクター引越しに対応できず本編と連動が出来ないという不具合を起こし、現在も対応が完了していない[46]

ドラゴンクエストX TV

ドラゴンクエストX TV』(以下DQXTV)とは、2013年6月22日よりニコニコ生放送ニコニコ動画)で放送されている情報番組。本編の最新情報や各コーナーで展開されている。唯一かつ生放送の公式情報番組であるため、無料会員でもタイムシフト予約および視聴ができるよう特別な配慮がなされている[47]

元々は「東京ゲームショウ2012」「ジャンプフェスタ2013」のスクエニブースや、ニコニコ生放送番組「ファミ通Live」内でDQX大型アップデート情報などを発表していた。2013年3月30日、31日に開催されたイベント「ドラゴンクエストX 春祭り」での齊藤陽介による「10時間生放送をしたら見てくれますか?」という発言がきっかけで、2013年6月22日に「ドラゴンクエストX TV10時間生放送」が放送されることになる。更に2013年8月3日にDQX1周年記念として「ドラゴンクエストX TV~1周年ありがとうスペシャル!~」が放送されて、番組最後にレギュラー化が発表される。2013年8月27日からレギュラー放送スタート。

ゲームの追加ディスク発売のタイミングでDQXTVもVer.が変更される。DQXTV Ver.1.5は2013年8月27放送開始。DQXTV Ver.2は2014年1月28日放送開始。DQXTV Ver.3は2015年5月27日放送開始。超DQXTV(Ver.4に該当)は2017年11月6日放送開始。

Ver.1.5時代は隔週火曜、Ver.2は概ね月末の火曜(「番外編」と称する特別放送もある)、Ver.3以降は1月に一度程度だが放送曜日は固定されていない。放送時間は21時00分 - 22時30分までの1時間半だが、特別放送時代も含め、定刻通りに終わることが無く、ほぼ2番組収録分くらいの時間まで延長することもあるため、スタジオとして使用している部屋の空調が切られるなどのハプニングに見舞われることもある。

総合司会はタレントの椿彩奈バッコスと呼ばれることが多い[48][注釈 21])。本作初代プロデューサーの齊藤陽介はゲスト扱いであるが、2018年8月の退任までは、出張がかぶらない限りは毎回出演していた[注釈 22]。Ver.4からはMCに竹若元博バッファロー吾郎)が加わっている。

主なコーナー

DQX情報コーナー
大型アップデート情報を紹介するコーナー。
地味祭
アップデート後の変更点の中でも恐らく誰も気付かないような事象を紹介するコーナー(細かすぎて伝わらない地味な修正点コーナー)。中には誤植のような制作陣の手違いも紹介される。Ver.2になってからは「不具合では?」とのツッコミに「不具合じゃねーよ」と齋藤力ディレクターが逆ギレするのがお約束となっている。
職人にチャレンジ!
司会およびゲスト陣が依頼された武器や防具を製作するというもの。当初はスクウェア・エニックス側が用意したキャラを使用していたが、3回目から各自使用しているキャラを使用できるようになった。
ゲスト出演した『Vジャンプ』編集部のサイトーブイは、なかなか依頼された仕事(ランプ錬金でレアドロップ率の効果を付ける)が出来ずに居残り続け、コーナーレギュラーとなっている(成功後も出演)。また、錬金に失敗する姿(ランプが爆発する)が散見したため、ファンブック『アストルティア大冒険記』(Vジャンプブックス)には、しぐさ書「爆発」のアイテムコードが付属した。
初心者大使
サービス途中から開始したプレイヤーでも楽しめることをPRするため、『ドラクエX』未体験者を「初心者大使」[50]に任命してプレイさせ(各自がニコニコ生放送でプレイを配信)、齊藤Pの出したお題(プレイ目標)をクリアさせるというもの。
任期終了後も継続してゲームをプレイしている歴代大使は、公式ニコニコ生放送やイベントに出演している[51]
第1期はニコニコ生放送「コンビニごはんでキレイになれちゃうかも!? Supported by LAWSON」に出演していた女性3名、第2期からはオーディションで選抜された男女計4名で、いずれもタレント。このうち、初美メアリ成田優介(インコさん)がニンテンドー3DS版(2014年8月)、大城莉々香が『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ』(2018年7月)、西井万理那が『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』(2019年10月)のCMに出演している。

初心者大使メンバー

現在のメンバー

名前 よみ 加入期 任期
初美メアリ はつみ メアリ 初代 2013年9月 - 2013年12月
石川竜太郎 いしかわ りゅうたろう 第2期 2014年3月 - 2014年8月
磯部恵子 いそべ けいこ
成田優介
(現在はインコさん)
なりた ゆうすけ
インコさん
ほりゆうこ ほり ゆうこ
阿見201 あみ にーまるいち 第3期 2014年11月 - 2015年4月
河内愛稀 かわち あいき
坂口和也 さかぐち かずなり
太田裕二 おおた ゆうじ 第4期 2015年5月 - 2015年12月
大山雄史 おおやま たけし
八幡カオル やはた カオル
上原りゆき うえはら りゆき 第5期 2016年3月 - 2016年8月
梨衣名 りいな
川村海乃 かわむら うみの 第6期 2017年9月 - 2018年2月
高野光平 たかの こうへい
ひだか ひだか
園村将司 そのむら まさし 第7期 2019年2月 - 2019年8月
西井万理那 にしい まりな
福田直也 ふくだ なおや

過去のメンバー

名前 よみ 加入期 任期 引退時期
河嶋まいこ かわしま まいこ 初代 2013年9月 - 2013年12月 2019年2月16日[注釈 23]
柊かなえ
(現在は優月心菜)
ひいらぎ かなえ
ゆづき ここな
2014年4月頃[注釈 24]
渡辺未優 わたなべ みゆ 第3期 2014年11月 - 2015年4月 2019年6月18日[注釈 25]
内藤小也華 ないとう さやか 第4期 2015年5月 - 2015年12月 2021年4月21日[注釈 26]
兼田いぶき かねだ いぶき 第5期 2016年3月 - 2016年8月 2019年9月1日[注釈 27]
松川貴則 まつかわ たかのり 2018年6月[注釈 28]
大城莉々香 おおしろ りりか 第6期 2017年9月 - 2018年2月 2019年8月26日[注釈 29]
藤咲きく乃 ふじさき きくの 第7期 2019年2月 - 2019年7月 2019年7月29日[注釈 30]

ゲームアーキテクチャ

本作はネットワーク対応であるが、発売後に開催されたゲーム開発者イベント「CEDEC 2012」にてその構成と舞台裏が紹介された[55]。また本作のテクニカルディレクター(当時)を務める青山公士が2014年末のWeb DB Press 90号に寄稿し、その一端と苦労話が明らかとされた。

なお、2012年10月24日に日本オラクルは本作のデータベースにOracle DBが、そのハードウェアにOracle Exadata英語版が採用されたことを発表した。採用決定は2011年2月[56]。さらに2015年4月27日には、Exadataが当時最新であった第五世代のExadata X4に刷新されたことが明らかとされた[57][注釈 31]。なお、Exadataの導入は当初から新日鉄住金ソリューションズが関与している[57]

沿革

2008年

2011年

2012年

  • 2月23日 - Wii版ベータテスト開始。
  • 4月26日 - Wii版の発売日・価格・利用料金等が発表。
  • 6月22日 - ゲーム紹介映像が公開[注釈 34]
  • 7月13日 - テレビCM第1弾「仲間とともに篇」公開。
  • 7月16日 - Wii版ベータテスト終了[64]
  • 7月20日 - 特別映像「オンラインになったドラゴンクエストX」公開。
  • 7月25日 - 完成発表会を開催。テレビCM第2弾「新SMAP募集篇」には『VII』以降の4作連続でSMAPが出演した[65]
  • 7月30日 - Nintendo Directでオープニング映像公開。
  • 8月2日 - Wii版『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』発売。午前7時からオンラインサービスが稼働。発売を記念して「SHIBUYA TSUTAYA」にて発売カウントダウンイベントが開催された[66]
  • 8月7日 - 連日サーバーが混雑の状況が続き、臨時サーバーを20台増設[67]
  • 10月9日 - 大型アップデート バージョン1.1を実施[68]。住宅村サーバが追加。
  • 11月1日 - 冒険の書が最大5つまで作成可能になり、新しい料金コース「4キャラコース」「5キャラコース」が設定される。
  • 12月26日 - 大型アップデート バージョン1.2『世告げの姫と魔法の迷宮』を実施。魔法の迷宮サーバが追加。

2013年

  • 3月5日 - 大型アップデート バージョン1.3『神話の王に震える花』を実施。
  • 3月6日 - 3月28日 Wii U版ベータテスト実施。
  • 3月30日 - Wii U版『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』発売。
  • 4月5日 - 「キャラクター引っ越しサービス」開始。
  • 4月30日 - 目覚めし冒険者の広場に「冒険日誌」機能が追加。
  • 5月16日 - 大型アップデート バージョン1.4『時の王者の戦い』を実施。
  • 5月30日 - 目覚めし冒険者の広場に他人の冒険日誌を閲覧できる「交流酒場」機能が追加。
  • 6月22日 - ニコニコ生放送「10時間生放送! 『ドラゴンクエストX TV』」内でWindows版発表。同時にベータテストも開始。
  • 7月25日 - 大型アップデート バージョン1.5『神話の終焉、そして…』を実施。住宅村サーバが大陸別(5サーバ)に分割[69]
  • 8月25日 - Windows版ベータテスト終了。
  • 9月5日 - 追加パッケージ『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』 (Ver.2) の発売を正式発表。
  • 9月12日 - 9月25日 Windows先行体験版サービス実施。
  • 9月19日 - 東京ゲームショウ2013にてVer.2の発売日・価格を発表。
  • 9月26日 - Windows版『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』発売。
  • 9月30日 - dゲーム版発表[29]
  • 11月7日 - コロシアムサーバが追加。
  • 12月5日 - 『ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン』(Wii、Wii U、Windows)発売。カジノサーバが追加。ディレクターが藤澤仁から齋藤力に交代。
  • 12月16日 - dゲーム版のサービス開始。

2014年

  • 2月27日 - 大型アップデート バージョン2.1『重なりし運命の大地』を実施。
  • 6月5日 - 大型アップデート バージョン2.2『紡がれし勇気の絆』を実施。
  • 7月8日 - ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストX オンライン』の発売を発表。
  • 8月7日 - 『ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ』(Wii、Wii U、Windows)発売。
  • 9月4日 - ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストX オンライン』発売。
  • 9月11日 - 大型アップデート バージョン2.3『天翔ける希望の双翼』を実施。
  • 12月21日 - 追加パッケージ『ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン』 (Ver.3) の発売を正式発表。
  • 12月25日 - 大型アップデート バージョン2.4『悠久の果ての決戦』を実施。

2015年

  • 4月30日 - 『ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン』(Wii、Wii U、Windows)発売。
  • 7月28日 - ドラゴンクエスト新作発表会にてPlayStation 4版、Nintendo Switch(当時は開発コードネーム「NX」と呼ばれていた)版の開発を発表[31]
  • 8月24日 - 大型アップデート バージョン3.1『聖炎の解放者』を実施。
  • 12月24日 - 大型アップデート バージョン3.2『氷雪と恵みの彼方へ』を実施。

2016年

  • 5月23日 - 中国でのサービスが開始予定であることを発表。
  • 5月25日 - 大型アップデート バージョン3.3『闇を抱く月光の楽園』を実施。
  • 8月24日 - 中国で『勇者斗恶龙X』として発売、運営開始。
  • 10月6日 - 大型アップデート バージョン3.4『真実は蒼き水の深淵に』を実施。

2017年

  • 2月21日 - Wii版でのサービスの終了を発表。
  • 3月1日 - 大型アップデート バージョン3.5『嵐穿つ断罪の虚空』前期を実施。
  • 5月27日 - 6月10日 7月開催予定のPlayStation 4版、Nintendo Switch版のβテスト参加者募集。
  • 7月5日 - 大型アップデート バージョン3.5『嵐穿つ断罪の虚空』後期を実施[注釈 35]
  • 7月14日 - 9月10日 Wii版ユーザー向けにNintendo Switch版アップグレードキャンペーンを実施。
  • 7月19日 - 8月10日 - PlayStation 4版、Nintendo Switch版のベータテスト実施[注釈 36]
  • 8月5日 - 追加パッケージ『ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン』 (Ver.4) の発売を正式発表。
  • 8月6日 PlayStation 4先行体験版[注釈 37]サービス実施[71]
  • 8月17日 - PlayStation 4版『ドラゴンクエストX オンライン』発売。
  • 9月21日 - Nintendo Switch版『ドラゴンクエストX オンライン』発売。
  • 11月15日 - Wii版でのサービスの終了。
  • 11月16日 - 『ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン』(Wii U、Windows、PlayStation 4、Nintendo Switch)発売。ディレクターが安西崇に交代。

2018年

  • 2月21日 - 大型アップデート バージョン4.1『栄光の勇者と消されし盟友』を実施。
  • 5月30日 - 大型アップデート バージョン4.2『赤き大地の双王子』を実施。
  • 8月25日 - 斎藤陽介がプロデューサーを降板、後任にテクニカルディレクターであった青山公士が就任。
  • 9月6日 - 大型アップデート バージョン4.3『砂上の魔神帝国』を実施。オンライン内のインフォメーションセンターが北海道胆振東部地震により被害を受けて一部営業困難となったため、電話窓口およびチャットサポート窓口などの一部の業務を停止した[72]
  • 12月5日 - 大型アップデート バージョン4.4『うつろなる花のゆりかご』を実施。

2019年

  • 3月20日 - 大型アップデート バージョン4.5『遥かなる未来への旅路』を実施。
  • 5月21日 - 追加パッケージ『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』 (Ver.5) の発売を正式発表。
  • 5月30日 - 中国での『勇者斗恶龙X』がサービス終了[73]
  • 10月24日 - 『ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン』(Wii U、Windows、PlayStation 4、Nintendo Switch)発売。
  • 11月20日 - 11月26日 - ブラウザ版のβテスト参加者募集。
  • 12月2日 - 12月20日 - ブラウザ版のβテスト実施。

2020年

  • 1月29日 - 大型アップデート バージョン5.1『魔界大戦』を実施。
  • 2月5日 - 2月25日 - ブラウザ版のオープンβテスト実施。
  • 2月25日 - ブラウザ版のサービス開始。
  • 6月3日 - 大型アップデート バージョン5.2『王の戴冠』を実施。新型コロナウイルスの影響で、当初の予定より1ヶ月強遅れることとなった。
  • 9月16日 - 大型アップデート バージョン5.3『勇者復活』を実施。
  • 12月23日 - 大型アップデート バージョン5.4『神の覚醒』を実施。

2021年

  • 1月26日 - dゲーム版のサービスを終了。
  • 3月31日 - 大型アップデート バージョン5.5『闇の根源』を実施。

評価

  • 2014年度オリコン顧客満足度ランキング オンラインゲーム部門第1位[74]

問題点・発生したトラブル

リアルマネートレード

他のオンラインゲーム同様、リアルマネートレード(RMT)の問題が発生している。ゲーム規約では禁止されている行為だが[75]、現行法での処罰が難しいため規約を破るプレイヤー(RMT専門の業者含む)が後を絶たない。運営チームは厳正な処分をしているものの、処分を受けたプレイヤーが別IDを取得して復活を繰り返すのが容易であることから、いたちごっこが続いている。対策の一環として、バージョン1.4からRMTや不在プレイ行為(自動狩り・BOT)などを行っていると思しいキャラクターを一般プレイヤーが「通報」できるシステムが構築された[76]

不在プレイ行為

俗に「BOT」と呼ばれている。メーカーが許諾したものではない外部の機器・プログラムなどを用いてキャラクターを自動的に動作させ続けることで、プレイヤー自身が直接操作することなく経験値やアイテム・ゲーム内通貨などを稼いだりする行為であり、規約違反に当たる。プレイ環境がWii版のみだった頃は、ハードウェアマクロ対応USB機器による原始的なBOTに留まっていたが、Windows版のリリースにより他のオンラインゲーム同様、BOTが増えている。

2015年7月には、本作品の公式攻略本制作スタッフがBOTを使用してゲーム内の「カジノコイン」を不正に得ていることが発覚し、問題となった[77]

アカウントハック

2014年11月、男子中学生が第三者の使用するキャラクターを不正に乗っ取ったとして、不正アクセス禁止法違反などの疑いで警視庁に書類送検された。その手口は、ゲーム内のチャットで「運営会社のキャラクター」を名乗って標的とするプレイヤーに接触し、ゲーム内通貨のゴールドを「一時預かる」などと偽り、搾取する。後日別のキャラクターを用いて当該プレイヤーに再接触し、「騙し取られたゴールドを取り返す」などと言葉巧みにスクウェア・エニックスアカウントのID及びパスワードを聞き出し、当該キャラクターを乗っ取ったというものである[78]

アイテム等の不正作出

2016年10月、警視庁は、ゲームサーバーのセキュリティホールを突いて通常では生産が困難とされる「できのよさ」が最良の装備品を造る上で重要な「ひっさつわざ」発動時のデータを解析し、サーバーへ不正に送信することで「ひっさつわざ」を常時使い続けられる手口を開発したとして、20代の男性プレイヤーを私電磁的記録不正作出・同供用幇助罪で書類送検し、この男性から方法を教わって同様のチートを行い、さらにそのアイテムの売却益でRMTを行っていた男女4人を私電磁記録不正作出・同供用容疑で書類送検したと発表した。当該装備品については、2015年頃からゲーム内の「バザー」での流通価格が、生産に掛かる材料費に対して不当に安かったことが疑問視されていた。その後、主犯男性からチートの手口を教わった4人のうちの1人が、アカウントを永久停止された腹いせにインターネット上にその手口を暴露したことで事態が明るみに出た[79][80]

運営チームは報道を受けて事件の経緯を説明、『チート行為はゲーム上の規約違反だけではなく、現実世界の違法行為として罪に問われる場合がある』と規約の順守を呼びかけている[81]

バグの不正利用

制作側のミスにより、チートツールを使わなくても実行可能なバグ技が存在する。オフラインゲームにおいては「裏技」の一種として認められているケースでも、本作のようなオンラインゲームではバグを利用した攻略は規約で禁止している場合もあり、実行したプレイヤーはペナルティの対象となる。基本的にそれらの不具合は発見次第、アップデートで修正されている。

2016年初頭に、バトル中にある武器を装備した状態で特技「みのがす」を実行すると、本来それが無効である敵キャラクターに対しても一定確率で効いてしまうバグが発見された。それはボス敵であっても例外ではなく、ボス敵に対して行うと「倒した」のと同じ扱いになってしまっていた。そのため同年1月にこの不具合の修正を行うと共に、不具合を意図的に利用したとみられる約1700キャラクターのアカウントを一時利用停止もしくは規約違反の累積による永久利用停止にし、1度は獲得した称号と装備品(報酬アイテム)の削除を行った。特に悪質と判断された約600キャラクターについては、キャラクターデータの巻き戻しを実施したと発表した。また、意図的な不具合利用とは判断されなかったものの、処分を受けたキャラクターとパーティーを組んでいたなどの理由で利益を得てしまったキャラクターについても、称号と装備品の削除を行っている[82]

ギャンブル

ゲーム内の「しぐさ」として用意されている『ダイス!』を使うと、キャラクターがサイコロをトスして1〜100までの数字がランダムに表示される。この機能を用いて一部のプレイヤーの間でアイテムやゴールドを賭けるギャンブルがサービス開始当初から行われており、運営チームに対応策を求める声が上がっていた[83]。これに対して運営チームは、『ダイス機能を利用したアイテムやゴールドの交換に関しては、常識的なやり取りであればゲームシステムを利用したゲームプレイのひとつと考えている』との見解を示し、『トラブル回避のために、アイテムやゴールドの交換は信用のおける相手と行うことを推奨する』と呼び掛けている[84]

その後暫定的な措置ではあるが、バージョン3.2前期から「とりひき」で受け渡し可能なゴールドの上限額が1回あたり100万ゴールドに制限された[81]

特定プラットフォームユーザーへの敵対行為

2017年8月にPlayStation 4(PS4)でサービスが開始されたが、PS4はゲーム内容を常時録画したり、現在進行中のゲームを生配信できる機能も搭載していることから、既存プラットフォームのプレイヤーからは「悪意を持った撮影者による『晒し行為』が行われるのではないか」といった懸念の声が多く寄せられた。そこで運営チームは、目覚めし冒険者の広場内に「問題のある画像・動画に関する報告窓口」を設けることでトラブルに対処する方針を示した[85]

PS4版を巡っては、以前から既存プレイヤーの間でサービス開始そのものに反対の声が上がっていた。ベータテスト期間中の同年7月には、ある既存ハードのプレイヤーが、「動画撮影中」であることを周囲に通知していたPS4ユーザーに『動画に映りたくない人への配慮をお願いしたい』との要望をしたところ、そのPS4ユーザーから『配信は全サーバーOKになったはず。そんなに映りたくないのなら、あなた方がよそのサーバーに行けばいい。ジャマしないで下さいね』という趣旨の乱暴な言葉を浴びせられたと、自身のツイッターで訴える出来事も起きた[86]。これを受けて、予定していたプレイヤーイベントを実際に中止したプレイヤーもおり[87]、インターネット上でPS4ユーザーへの誹謗・中傷やスクウェア・エニックスに対する非難が巻き起こった[86]。ところが同年8月、一連のトラブルは「被害」を訴えたプレイヤーの自作自演であったことが発覚する。「被害者」は自身のツイッター上に当該チャットログの画像をアップロードしていたが、発言をしたプレイヤーのキャラクター名とIDは「プライバシー保護のため」と称して塗りつぶしてあった。この日時のログを運営チームが調査したところ、実際には「被害」キャラクターが複数人のキャラクターを演じており、あたかもトラブルが起きたかのように見せていたわけである[86]。運営チームは、一連の行動がPS4版サービス開始によって引き起こされたトラブルであると誤解させることを狙ったもので、プレイヤーイベントなどの活動や配信活動の委縮に繋がりかねない悪意ある行為と判断。関連アカウントに厳正な処分を科すと発表した[88]

殺人事件犠牲者へのからかい・冷やかし

2019年6月1日に元農林水産省事務次官の男性が長男を殺害する事件が発生したが、この殺害された男性(以下:A)がドラゴンクエストXのプレイヤーであったことから、他のプレイヤーからのからかい・冷やかしが相次いだ。Aは実名でツイッターアカウントを開設して本作品をプレイする様子をツイートをしていたが、その中で実際は無職であったにもかかわらず、職業を「イラストレーター」としていたことで他のプレイヤーからからかわれていたり、時には自身の家柄や父親の社会的地位を鼻にかけたような言動を繰り返すなどしていたことから、ドラクエX界隈ではそれなりに知られた人物であった[89]。Aは父親に刺殺された際ドラクエXをプレイ中だったとみられ、マスコミ報道の内容などからゲームにログインしたまま亡くなった事実が判明すると、Aの使用していたキャラクターの周囲に他のプレイヤーのキャラクターが大勢群がり、蘇生呪文の「ザオラル」を繰り返し使用してAを生き返らせようとする悪ふざけを行った。また、Aのツイッターにも誹謗中傷や冷やかしの書き込みが殺到した[90]

冒険者たちのきせき

『ドラゴンクエストX 冒険者たちのきせき』

5周年を記念し、プレイヤーから募集したエピソードを元にした映像作品。第1話・第3話はアニメーション、第2話は実写作品となっている。

キャスト

EPISODE 1
EPISODE 2

スタッフ

プロジェクトスタッフ
  • クリエイティブディレクター - 小霜和也(no problem LLC. )
  • クリエイティブプロデューサー - 磐井寛(kazepro)
EPISODE 1
  • 監督 - 稲葉大樹
  • 脚本 - 赤坂創
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 河野紘一郎
  • 原画 - 青木康浩、スタジオ・ワンパック
  • 背景美術 - Bamboo
  • 色彩設計 - 柳沢久美子
  • 撮影監督 - 淺川真歩
  • 制作協力 - スタジオ雲雀、ラークスエンタテインメント
  • 整音・効果 - 高木創
  • 制作進行 - 神田たか子
  • プロデューサー - 古田彰一、石井朋彦
  • 制作 - クラフター
EPISODE 2
  • 監督 - 李相日(ザズウ)
  • 撮影 - 大塚亮(free)
  • 照明 - 中村裕樹(free)
  • 美術 - 坂原文子(GLASSLOFT inc.)
  • スタイリスト - 柚木一樹(free)
  • ヘアメイク - 遠山美和子(THYMONInc.)
  • ロケーションコーディネーター - 細谷法彦(すぺ〜す百貨)
  • オフラインエディター - 今井剛(ルナパルク)
  • 本編集エディター - 帆足誠(IMAGICA)
  • プロデューサー - 志摩拓朗(AOI Pro.)
  • プロダクションマネージャー - 神﨑智弘(AOI Pro.)
EPISODE 3
  • パラパラマンガ - 鉄拳

各話リスト

話数 サブタイトル 配信日
EPISODE① 名前の想い 2017年
8月7日
EPISODE② どの職業で戦うか迷う話 9月9日
EPISODE③ 時と場所を越えて、アストルティアで出会って 12月11日

関連商品

サウンドトラック

攻略本

  • Vジャンプブックス ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン Wii版 大冒険ワールドガイド(集英社ISBN 978-4-08-779637-7
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 公式ガイドブック 上巻●世界編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-3748-4
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 公式ガイドブック 下巻●知識編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-3749-1
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン 公式ガイドブック 1stシリーズまとめ編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4083-5
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン 公式ガイドブック バトル+職業+職人編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4438-3
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン 公式ガイドブック 冒険+マップ+モンスター編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4552-6
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン 公式ガイドブック 宝珠+魔塔+冒険の極意編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4788-9
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン 公式ガイドブック 氷の領界+職人の極意編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4943-2
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン 公式ガイドブック 闇の領界+職業の極意編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5119-0
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ 公式ガイドブック バージョン1+2+3 まとめ編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5466-5
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン 公式ガイドブック アストルティア防衛軍+白宝箱+いにしえのゼルメア編(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5684-3

その他書籍

  • ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン なかまとつくる冒険の書 Wii版(集英社、ISBN 978-4-08-779646-9
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-3810-8
  • ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン Wii版・Wii U版 アストルティア冒険記(集英社、ISBN 978-4-08-779663-6
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX ファッション&ハウジングおしゃれカタログ 2013夏コレクション(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4022-4
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイドVol.2(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4054-5
  • ドラゴンクエストX 4コママンガ劇場(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4162-7
  • Vジャンプブックス ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン レンダーシア大冒険ガイド(集英社、ISBN 978-4-08-779676-6
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイドVol.3(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4270-9
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX スターティングガイド(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4381-2
  • Vジャンプブックス ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン レンダーシア大冒険記(集英社、ISBN 978-4-08-779690-2
  • ドラゴンクエストX 4コママンガ劇場2(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4410-9
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイドVol.4(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4491-8
  • Vジャンプブックス ドラゴンクエストX オンライン アンルシア! 仲間モンスター! みんなでとつげきBOOK (集英社、ISBN 978-4-08-779699-5
  • ドラゴンクエストX 4コママンガ劇場3(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-75-754548-9
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX ファッション&ハウジングおしゃれカタログ 2015春コレクション(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4599-1
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイドVol.5(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4553-3
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン バージョン3.0への道(集英社、ISBN 978-4-0877-9720-6
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン 激動たるアストルティア(集英社、ISBN 978-4-0877-9724-4
  • SE-MOOK 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイドVol.6(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4729-2
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン 究極!!アストルティアライフ(集英社、ISBN 978-4-0877-9730-5
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX アストルティア創世記(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-4873-2
  • SE-MOOK ドラゴンクエストXのあるきかた Vol.1(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5034-6
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン 衝撃のナドラガンド(集英社、ISBN 978-4-08-779741-1
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX ファッション&ハウジングおしゃれカタログ 2016秋コレクション(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5173-2
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン 素晴らしき大冒険&学園生活(集英社、ISBN 978-4-08-779748-0
  • SE-MOOK ドラゴンクエストXのあるきかた Vol.2(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5267-8
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン アストルティア5thメモリアルBOOK(集英社、ISBN 978-4-08-779759-6
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX へぇ〜あの話知らないんだ 〜地獄のミサワと振り返るにわか5年史〜(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5495-5
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン いざ新たなるアストルティア(集英社、ISBN 978-4-08-779762-6
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX みんなでインするミナデイン!(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4-7575-5774-1
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン 6th Anniversary SHOW TIME!!!!!!(集英社、ISBN 978-4-08-779768-8
  • ドラゴンクエストXを支える技術 大規模オンラインRPGの舞台裏(技術評論社ISBN 978-4-29-710174-9
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX みんなでインするミナデイン! vol.2(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4757560369
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン 時渡りグランドフィナーレ!!(集英社、ISBN 978-4087797756
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン2019 AUTUMN 7th Anniversary and new world!!(集英社、ISBN 978-4087797800
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX アートワークス The Art of Astoltia(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4757563278
  • SE-MOOK ドラゴンクエストX みんなでインするミナデイン! vol.3(スクウェア・エニックス、ISBN 978-4757564886
  • Vジャンプ ブックス ドラゴンクエストX オンライン2020 SPRING ラブ! キャラクタースペシャル!!(集英社、ISBN 978-4087797862

グッズ

  • ドラゴンクエストX USBメモリー16GB (HORI)
  • ドラゴンクエスト スライムキーボード (HORI)
  • 「ドラゴンクエストX」オリジナルニンテンドープリペイドカード(任天堂)
  • スマイルスライム モンスターぬいぐるみ(スクウェア・エニックス)
  • 種族・キャラクターぬいぐるみ(スクウェア・エニックス)[注釈 38]
  • スライム砂時計(スクウェア・エニックス)
  • セキュリティトークン ドラゴンクエストバージョン(スクウェア・エニックス)
  • ドラゴンクエストX ゲームコントローラ for PC(スクウェア・エニックス)

漫画版

ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ
中島諭宇樹による漫画作品。『Vジャンプ』(集英社)2013年2月号より連載中。ゲーム本編のサイドストーリーとなっている。
ドラゴンクエストX 4コママンガ劇場
あべゆうきによる4コマ漫画作品。『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)2013年14号から2014年17号まで、およびWebサイト「ガンガンONLINE」2013年7月5日より2014年8月7日更新分まで連載。
ゆうべはお楽しみでしたね
金田一蓮十郎による漫画作品。「ドラクエX」プレイヤー同士のルームシェアを描いたラブコメディ。『ヤングガンガン』2014年13号(6月20日発売)より月1連載開始(ガンガンONLINEにも掲載)。

関連項目

  • 太鼓の達人 - AC新筐体版、Wii超ごうか版、iOS版「人気曲ぱっく11」、Wii Uば〜じょん!に『序曲X』が収録。
  • 自遊空間 - 株式会社ランシステムの運営する複合カフェ、「スペースクリエイト自遊空間」内にスライムをモチーフとした「スライムルーム」(BIGBOX高田馬場店、アーバン札幌店、天神サザン通り店、新京極よしもと店)や「ドラゴンクエストXルーム」(BIGBOX高田馬場店)が展開されている(2015年3月現在)。
  • 三井住友カード - オリジナルデザインのオフィシャル クレジットカードを発行。オフィシャルカードでドラゴンクエストXの利用料金を支払う(スクウェア・ エニックス Crysta)とゲーム内での特典がもらえる。
  • 人狼 ザ・ライブプレイングシアター - 2018年3月にコラボレーションの舞台『人狼TLPT X ドラゴンクエストX 勇者姫と薔薇の盟友』が公演された[91]

脚注

注釈

  1. ^ a b パッケージ版もダウンロード番号が封入されている。
  2. ^ Windows版もWii版・Wii U版と共通となり、任天堂からも共有になることは快諾されていると齊藤は語っている[5]
  3. ^ 「キッズタイム」という名称だが、年齢に関係なくすべてのユーザーが無料で利用できる。
  4. ^ 2018年7月にVer.1 - 4を収録したオールインワンが発売されることに伴い、PS4/Switch版のVer.1 - 3収録のものはベーシックパックと名称が変更された。
  5. ^ 『眠れる勇者と導きの盟友』『いにしえの竜の伝承』と違い、タイトルロゴの下にバージョンが大きく記されてはいない[20]
  6. ^ 2017年4月のOSサポート終了により対応から外れた[26]
  7. ^ 2015年9月29日よりサポート開始[27]
  8. ^ 本体下部にあるためスタンド等の使用が必要。Type-A端子の製品は変換器で対応。
  9. ^ 魔法の迷宮のメタルフロアおよび隠し階ではシンボルが出現する。
  10. ^ ただし、時間を越える能力は無いため、過去の世界で登録したルーラストーンは現代の世界では使用できず、使うためには登録したその時代に行く必要がある。
  11. ^ 町・城・キャンプ地に限る。また、いざないの石碑には移動できない。
  12. ^ 町・城・キャンプ地に限る。また、いざないの石碑には移動できないが、例外として謎の遺跡島には移動できる。
  13. ^ ただし、時間を越える能力は無いため、現代からは使用できず、使うためには大地の箱船で過去へ行く必要がある。
  14. ^ 町・都・村に限る。また、いざないの石碑には移動できない。
  15. ^ ただし、500年前のオーグリード大陸や魔界からは移動できない。
  16. ^ ただし、500年前のオーグリード大陸やエテーネルキューブで行く過去世界からは移動できない。
  17. ^ ただし、時間を越える能力は無いため、過去の世界には移動できない。
  18. ^ 両手剣など、一部の武器では武器ガードができる。
  19. ^ メインストーリーのクエストは、基本的にはリプレイ出来ない。
  20. ^ Ver.4以降に追加された職業は初期レベルが50のため、転職できていれば受注条件はない。
  21. ^ 2013年11月27日の『ドラゴンクエストX TV バージョン1.5』最終回10時間SPにおいて発表されたプレゼントのじゅもん「わたしはつばきは(私は椿姫派)」を入力すると「おしゃればっこす記念」という表題の郵便がプレイヤーキャラクターに届く[49]
  22. ^ 出張であってもVTR出演を行う。また放送に間に合う場合は途中から出演することもある。出張以外の理由で休んだのは2017年6月20日の回の1回のみであった。
  23. ^ 2019年2月16日のDQX個人配信で引退を発表。
  24. ^ 2013年12月25日に放送された「よーすぴサンタのクリスマスSP!」を最後に、DQXTVの公式放送に出演しなくなった。個人のDQX放送は2014年4月頃まで配信している。出演しなくなった理由については公式に公表はされていない。
  25. ^ 2019年6月18日のDQX個人配信で引退を発表。
  26. ^ 2021年4月21日に本人の公式Twitterで芸能活動引退を発表。
  27. ^ 2019年9月1日に本人の公式Twitterで芸能活動引退を発表。
  28. ^ 2017年8月6日に放送された「ドラゴンクエスト夏祭り2017」を最後に、DQXTVの公式放送に出演しなくなった。2018年6月下旬、「ドラゴンクエストXTV」ニコニコチャンネルのページの一番下に、本人、所属事務所の意向によりゲームのプレイは終了する、公式放送、イベントへの出演も控える旨が記載された[51]
  29. ^ 2019年8月26日に本人の公式Twitterで芸能活動休止(引退)を発表。
  30. ^ 2019年7月26日、同年8月3日開催予定の「ドラゴンクエスト夏祭り2019」に諸事情にて出演しない旨がDQX公式HPおよびDQX公式Twitterにて発表される[52]。同時刻に藤咲本人と所属事務所より体調不良の為出演辞退とアナウンスされた[53]が、藤咲はプロフィールより「初心者大使」の文字を削除。その数日後の2019年7月29日には、「ドラゴンクエストXTV」ニコニコチャンネルのページの一番下に、諸般の事情により任期を終了する旨が記載された[54]
  31. ^ リリースの時点では第六世代のX5が出ていたのであるが、実際の更新は2014年11月6日実施のバージョン2.3後期実装と合わせて行われている[58]
  32. ^ 堀井は、この発表会において「まあ、つぎの新しいものについてもそろそろ構想を練ろうかなって。今回は携帯機だったので、つぎはWiiくらいがいいかな、って。……って、言っちゃってよかったのかな?」と発言した[59]。これに対して、ドラゴンクエストシリーズエグゼクティブプロデューサーの三宅有が「あ、いや……『ドラゴンクエストX』が Wiiで……ってことですよね」と苦笑交じりに肯定し、さらに司会者に「『X』のほうも開発が進んでいると」と聞かれて、堀井は「そうですね」と述べた[59]
  33. ^ なお、この発表が14時台だったこともあり、オンラインゲームであることが明らかとなった直後からスクウェア・エニックスの株価が急落するという珍事があった[62]
  34. ^ ナレーションは『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III』のテレビCMナレーションも務めた福山潤[63]
  35. ^ 当初はバージョン3シリーズ最後の「バージョン3.6」として実施予定であったが、同バージョンで実装予定であった最終決戦の公開を早めるために「バージョン3.6」としてのリリースを取りやめ、バージョン3.5に組み込まれた。このためバージョン3.5のリリースはバージョン2シリーズ以降の慣例となっていた前後期制の2段階から、前中後期制の3段階となった。なお、本編のストーリー名称としては「ナドラガンドの決戦」のタイトルが付けられている。
  36. ^ 既存の機種に先行して、汎用キャラクターの顔や指が高画質化されているが、9月6日のアップデートでWii U版、Windows版、クラウド版も同様の措置が取られた[70]
  37. ^ 9月6日の更新で「先行」の文字が取れる。
  38. ^ 正式名称は「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン (種族ないしはキャラクター名)ぬいぐるみ」。プクリポ(男・女)、ふうせん三姉妹(リポちゃん・クーちゃん・プーちゃん)、ケキちゃんが商品化ないしは商品化が決定している。

出典

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外部リンク