「ゼビウス」の版間の差分
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[[ニンテンドー3DS]]版はニンテンドーeショップより「[[3Dクラシックス]] ゼビウス」として配信されている。開発は[[アリカ]]<ref name="nintendo" />。スペシャルフラッグが出現させるだけで1UPになったり一部仕様が変更されているが基本的にアーケード版に忠実な移植。3D表示対応により高低差によって立体的に見える新要素が加わっている。解像度の違いにより画面が横に長く、両端は流れる雲で覆われている。 |
[[ニンテンドー3DS]]版はニンテンドーeショップより「[[3Dクラシックス]] ゼビウス」として配信されている。開発は[[アリカ]]<ref name="nintendo" />。スペシャルフラッグが出現させるだけで1UPになったり一部仕様が変更されているが基本的にアーケード版に忠実な移植。3D表示対応により高低差によって立体的に見える新要素が加わっている。解像度の違いにより画面が横に長く、両端は流れる雲で覆われている。 |
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[[2012年]][[1月26日]]発売の[[IOS (Apple)|iOS]]用アプリ『[[NAMCO ARCADE]]』に収録されている。 |
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*DOORSゼビウス([[2009年]]) - [[TBSテレビ|TBS]]で2009年(平成21年)4月5日に放送されたテレビ番組『[[DOORS 2009春]]』のアトラクションのひとつとして[[アルカノイド]]とともにDOORSゼビウスが登場している。操作は足元のセンサーを用い2人が協力して行うもので、1人がソルバルウの縦移動とブラスターの発射を行いもう1人がソルバルウの横移動とザッパーの発射を行う。プレイの様子は巨大モニターで映し出され、ステージもTBSに関連のある建物があったりとオリジナルになっていた。最終的に獲得した得点で競い、アンドアジェネシス(番組では「マザーシップ」と呼称)を撃破しオールクリアしたのはお笑いコンビの[[響 (お笑い)|響]]のみであった。 |
*DOORSゼビウス([[2009年]]) - [[TBSテレビ|TBS]]で2009年(平成21年)4月5日に放送されたテレビ番組『[[DOORS 2009春]]』のアトラクションのひとつとして[[アルカノイド]]とともにDOORSゼビウスが登場している。操作は足元のセンサーを用い2人が協力して行うもので、1人がソルバルウの縦移動とブラスターの発射を行いもう1人がソルバルウの横移動とザッパーの発射を行う。プレイの様子は巨大モニターで映し出され、ステージもTBSに関連のある建物があったりとオリジナルになっていた。最終的に獲得した得点で競い、アンドアジェネシス(番組では「マザーシップ」と呼称)を撃破しオールクリアしたのはお笑いコンビの[[響 (お笑い)|響]]のみであった。 |
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*スプライト×ゼビウス([[2012年]]) - [[日本コカ・コーラ|コカ・コーラ社]]の炭酸飲料「[[スプライト (炭酸飲料)|スプライト]]」とのコラボレーション。2012年[[5月8日]]より同社公式サイトにてwebブラウザゲーム[http://c.cocacola.co.jp/si_sprite/game_add_ranking/]が開設された。アーケード版のエリア1〜4をベースに、敵キャラクターにスプライトのボトルやキャップを模したものが登場する。また地上絵にはスプライトのロゴが描かれている。 |
*スプライト×ゼビウス([[2012年]]) - [[日本コカ・コーラ|コカ・コーラ社]]の炭酸飲料「[[スプライト (炭酸飲料)|スプライト]]」とのコラボレーション。2012年[[5月8日]]より同社公式サイトにてwebブラウザゲーム[http://c.cocacola.co.jp/si_sprite/game_add_ranking/]が開設された。アーケード版のエリア1〜4をベースに、敵キャラクターにスプライトのボトルやキャップを模したものが登場する。また地上絵にはスプライトのロゴが描かれている。 |
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*ジョビウス([[2017年]]) - 同じくコカ・コーラ社の缶コーヒー「[[ジョージア (缶コーヒー)|ジョージア]]」とのコラボレーション。[[ |
*ジョビウス([[2017年]]) - 同じくコカ・コーラ社の缶コーヒー「[[ジョージア (缶コーヒー)|ジョージア]]」とのコラボレーション。[[IOS (Apple)|iOS]]・[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]向けスマートフォンアプリ「Coke ON」の期間限定コンテンツ「ジョージア ゲームセンター」にて展開<ref>[http://www.georgia.jp/gamecenter/ ジョージア ゲームセンター] ジョージア</ref>。アーケード版のエリア1〜8がベースになっているが、「ゾルバクが出ない(敵機出現テーブルは変化しない)」「ドモグラムなどが動かない」「エリアの70%を超えてミスしても次のエリアには行かない」など若干の仕様変更がある。また様々なジョージア製品の缶が隠しキャラクターとして盛り込まれている。 |
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また、公式のシリーズ作品ではないがカタログIPオープン化プロジェクトにて許諾された作品について以下に記載する。 |
また、公式のシリーズ作品ではないがカタログIPオープン化プロジェクトにて許諾された作品について以下に記載する。 |
2021年5月20日 (木) 23:06時点における版
ジャンル | 縦スクロールシューティング |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
|
開発元 | ナムコ開発一課 |
発売元 |
ナムコ アタリ |
デザイナー |
池上まさとし 小野浩 佐藤誠市 岡本進一郎 |
プログラマー | 遠藤雅伸 |
音楽 | 慶野由利子 |
美術 | 遠山茂樹 |
シリーズ | ゼビウスシリーズ |
人数 | 1 - 2人(交代プレイ) |
メディア |
業務用基板 (91.25キロバイト) |
稼働時期 |
INT 1983年1月29日 発売日一覧
|
デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
システム基板 | Namco Galaga |
CPU |
Z80 (@ 3.072 MHz)×3 MB8842 (@ 256.000 kHz) MB8844 (@ 256.000 kHz) |
サウンド |
Namco (@ 96.000 kHz) ディスクリート |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 縦モニター 288×224ピクセル 60.61Hz パレット1152色 |
売上本数 | 約1万5500台[1] |
その他 | 型式:XVI |
『ゼビウス』(XEVIOUS)は、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)から1983年1月[注釈 1]に発表されたアーケードゲーム。ジャンルは縦スクロールのシューティングゲームである。
発表時のキャッチコピーは「プレイするたびに謎が深まる! 〜ゼビウスの全容が明らかになるのはいつか〜」である。
概要
『ギャラクシアン』(1979年)や『ギャラガ』(1981年)などと並ぶナムコシューティングの名作として大ヒットし、タイトーの『スペースインベーダー』(1978年)に次ぐ売り上げを記録。後にさまざまなパソコン、家庭用ゲーム機に移植された。
森や砂漠、海などの自然を舞台としたステージ展開とキャラクターの銀色のグラデーションによる表現など、当時の主流だった原色中心とは一線を画す色使いが特徴。また、自機を操って、敵を撃ち、殲滅する、というゲーム性の存在だけであった当時のシューティングゲームとは一線を画しており、遠藤雅伸によって作りこまれた世界観やストーリーが最前面に出されて、戦う理由やゲーム以外にも楽しむ要素を明確にしたのが最大の特徴である。またプレイの仕方で難易度が変化(自機の動きに応じて軌道を変える敵キャラクターが現れたり現れなかったり、ある地上物を破壊しないと難易度が上がったりする)したり、隠れキャラクターや隠しコマンドなど、当時では初となる要素も多数持つ。
ファミリーコンピュータに移植された際には、ファミコン初のキラーソフトとも呼ばれた。発売から9か月後にはゲームの難易度調整方法や隠しコマンドが発見されて大きな反響を呼び、これらを掲載した雑誌『コンプティーク』はわずか数日で完売となり、ゲーム雑誌各社にはこれら隠しコマンドに関する問合せで1日中、電話が鳴り続けたという[2]。これを機にユーザーがファミコンゲームに、隠れキャラクター、隠れ技、隠しコマンドを求める傾向が強まり、それに応じて隠しコマンドのページに力を注ぐ傾向がみられるようになり[2]、これらの要素はファミコンソフトのデファクトスタンダードともなった。
ゲーム内容
システム
自機ソルバルウを操り、敵組織「ガンプ」が操るゼビウス軍の敵機や地上兵器を破壊し侵攻していく。ステージには空中と地上の概念が存在し、空中の敵には対空攻撃武器・ザッパー、地上兵器には対地攻撃武器・ブラスターで攻撃する。ザッパーは基本的に3連射。ブラスターは画面内の自機の少し前方に照準が表示されており、その照準内の十字の中心に落とすということになっている。地上物でブラスターにより破壊可能なものがあれば、照準内の十字のそれぞれの端が赤く点滅するので、それにより攻撃できるかどうかが判断できるようになっている。
地上の敵は出現傾向が一定であるため、覚えていれば簡単に対処できるが、空中に出現する敵はプレイヤーの操作内容によって出現パターンが変化する。これは特定の地上物を破壊することによって、敵の出現テーブルが巻き戻される、という処理によって実現されている。この仕組みによってゲームプレイに不規則性が与えられていた。同ジャンル後発のゲームでは、敵の出現パターンが完全に固定されているものが多いため、本作を特徴付ける要素の1つとなっている。エリアは全部で16種類。各エリアは8画面分である。エリア16以降は、エリア7〜エリア16のループとなる。中でもエリア16は難易度が最も高く、これをクリアするほどの実力を身につけることができれば何回もループしてゲームを楽しむことができると言われている。エリアの途中で敵の攻撃を受けて自機が破壊された場合、そのエリアの7割以上を侵攻していれば次のエリアから、7割未満であれば元のエリアの最初からのスタートとなる。
設定
ストーリー
西暦2000年、地球は超知性体ガンプに率いられたゼビウス軍の攻撃を受けた。地球よりはるかに進んだテクノロジーを有し、核兵器も含めて破壊不可能な物質イル・ドークトで武装したゼビウス軍の前に、南アメリカは制圧された。打つ手を持たない人類に、惑星ゼビウスよりシオナイトに乗り数千年ぶりに地球に帰還したムー・クラトーとアンドロイドのイヴが救いの手を差し伸べた。彼らの語るところによれば、現在地球に侵攻しつつあるガンプは、かつて紀元前12000年の地球上に存在した文明により、人類に奉仕するために創造されたバイオコンピューターであるガンプの六つのレプリカの一つに過ぎない。ガンプは自身のドークト(ESP能力)により逆に人類を支配しようとし、彼自身の六つのレプリカと、彼に従う人類を宇宙の六つの惑星に送り出していた。残された人類は抜け殻同然のオリジナルガンプを破壊するが、レプリカのESPにより殲滅寸前になる。ガンプを構成する脳細胞の提供者である、ラスコ・クラトーのESPにより滅亡は免れたものの、14000年後に六つの惑星が地球を中心に交錯(ファードラウト)する時、地球上には真のガンプが再生され、全人類はガンプの奴隷となる。ムーたちの助力により、イル・ドークトを破壊するスパリオを放つ戦闘機ソル・バルウを建造した人類は、ファードラウトを阻止すべく、南アメリカのゼビウス軍拠点へと出撃する。
ガンプ
本作のボス的存在の敵キャラクター。バックグラウンドストーリー「ファードラウト・サーガ」にてゼビウスを統括している存在として描かれているものの、ゼビウス本編には登場しない。『ゼビウス ファードラウト伝説』や『ゼビウス3D/G』では実際にボスキャラクターとして登場し、倒すことができる。
超知性体で、元はBC12000に人間に奉仕するために作られたバイオコンピュータ。ゼビウスの言葉で「寄せ集めしもの」という意味で、ゼビウスのガンプはその6つのレプリカの1つ。初めは人類の生活の一部として使用されていたが、人々が端末によるガンプへのアクセスに感情移入しやすいよう疑似人格を植え付けるようになると、ガンプは自身の人格を形成するようになる。やがて人類の将来を「計算」したガンプは、自身が考える人類の未来のため、自分の支配下での繁栄を試みるようになる。その過程でドークト(ESP能力)が備わっていることに気付き、ドークトにより人間を支配しようと自身のレプリカを6つの惑星へ送り、14000年後(AD2000)におこる、地球を中心とした6つの惑星の交錯「ファードラウト」を利用して地球に真のガンプを再生し、全人類を支配しようとする。
アンドアジェネシスを破壊した際にコアから飛び出す「ブラグザ」はガンプの一部。
ゼビ語
本作の背景設定にリアリティを持たせるため、遠藤雅伸はゼビ語という独自の設定を創作した。ただし、内容的には主に名詞の造語にとどまり、人工言語という水準には全く達していない。おかげで、New Space Orderでゼビ語を採用しようとしたスタッフらは、古い記録を漁っても文法が存在しないことに焦り、結局足りない部分は独自に作るという結論に至った。本作に登場する自機や敵機の名前は、ゼビ語に基づいている。
「ソル・バルウ」はゼビ語で「太陽の鳥」、「ガル」は「大きい」、「ボザ」は「連結」、「ギド」は「速い」、「ブラグ」は「真の、純な」を意味する。他に「イル・ドークト」は「冷たい(固定された)ESP」、「ガスト・ノッチ」は「絶好調」、「エケモゴーザ」は「ゴハンの時間です」、「オルド・ザカート・グルゼーガ」は「黄色い魔法の楽団」すなわちYMO。
ゼビ語の語感は、富野由悠季のアニメ作品に登場する固有名詞の独特な語感(遠藤は“違和感”と表現)を意識している。ゲームにSFアニメ的なエッセンスを加えるために行った設定といえる。
ゼビ語では、16進数のゼビ数字が用いられている。ゼビ数字は正方形に1本の対角線を加えた図形で表現され、それぞれの線分に0,1,2,4,8,の数価がある。それらを加算して0から15を表す。
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZOP | AH | SHEO | OLI | XEVI | REF | FAR | SOPIA | GAU | RUQ | PUSTO | PIQ | VEEO | PHES | SOLITA | KURTO |
ゾプ | ア | シオ | オリ | ゼビ | レフ | ファー | ソピア | ガウ | ルク | パストー | ピク | ヴィオ | フェス | ソリタ | クルト |
二桁以上の数は16進数表記に直したゼビ数字を続けて発音する。例えば十進数の111は、16進数の6F(16×6+15)に直し、二桁目の6に対応する「ファー」と一桁目のF(15)の「クルト」を合わせ、「ファークルト」となる。
「ゼビウス」は、「4番目」の「星」の意味である。
続編『スーパーゼビウス』のタイトルについて、後日ファンから「なぜスーパーに相当するゼビ語を使って『○○ゼビウス』と名付けなかったのか」と聞かれた遠藤は「その発想がまったくなかった」と回答している。
登場キャラクター
自機
- ソルバルウ[3](スペースクラフト[3])
- 防衛軍最新鋭戦闘爆撃機。「ガンプ」が繰り出すゼビウス軍に唯一対抗できる戦闘機。対空攻撃武器・ザッパーと対地攻撃武器・ブラスターを備える。ソルバルウの「ソル」は「太陽」、「バルウ」とは「鳥」を意味する。
演出専用キャラクター
- ブラグザ[3](クリスタル[3]。コードネーム:パイナップル[3])
- エネルギー体。アンドアジェネシスのコアを破壊することにより、そのコアから出現し画面上部に高速退避する[3]。
- シオ・ナイト[3](エスコート[3]。コードネーム:シオナイト[3])
- 友軍機。設定上はゼビウス軍内部のレジスタンスが開発した防衛軍の味方だが、代わりに攻撃してくれたりはしない。ゼプ・ナイト(左側)とキャス・ナイト(右側)のセットでシオ・ナイトと呼ばれる。破壊不能[3]。
- 特定エリアの特定位置まで侵攻すると出現する。基本的には2個出現してソルバルウのやや前方をクルクルと回って浮遊し、やがて1つに合体して画面前方に高速で消えていく。完全に演出のみの存在であり、ゲーム上では全く意味のないキャラクターではあるが、飛び去った後にガルザカートが出現するなど、シリーズによっては敵のある攻撃を暗示する。スマホゲーム版『ゼビウス ガンプの謎はすべて解けた!? 』では出現後一定時間これまで通りソルバルウのやや前方をクルクルと回っているが、この間は敵の放つスパリオを防ぐシールド役を担ってくれる他、一定時間後1つに合体して画面前方に飛び去る際には直線上の敵機を体当たりで貫通破壊してくれる。この体当たり攻撃はバキュラも例外なく貫通破壊する。
敵キャラクター
空中物
- トーロイド[3](フリート[3]。コードネーム:コイン[3])
- 無人偵察機。ゲームの最初に登場するコインのような形をした敵キャラクター。ソルバルウと縦軸が合うと横に回転して逃げる。場合によってはスパリオ(弾)を撃って攻撃することもある。動きが遅めだが、ゲームが進むにつれて反転すると同時にスパリオを放つ頻度が多くなり、撃ちもらすと自機の後方から攻撃してくることもある。30点[3]。
- タルケン[3](スカウトシップ[3]。コードネーム:ビートル[3])
- 対人用戦闘機[3]。直線的な動きで画面に出現し、一旦止まったかと思うと機体中央部をクルリと回転させてスパリオを1発撃ち、やはり直線運動で退散してゆく。攻撃は狙い撃ちのような感じでかなり正確。50点[3]。PCエンジン版『ファードラウト伝説』では、鹵獲したタルケンを自機として使えるステージがある。
- 有人戦闘機ではあるが、実際にパイロットが操縦する訳ではなく、脳にケーブルを直結させた形で操作させる生体コンピュータ的な扱いになっている。
- ギド・スパリオ[3](エナジーブラスト[3]。コードネーム:ロングレンジザッパー[3])
- 超高速遠距離弾[3]。ザッパーにより相殺できる[3]。「ギド」は「速い」、「スパリオ」は「弾」の意味。10点[3]。
- アーケード版では迎撃した際に赤い板状のものが現れるが、これは演出ではなく、誤って範囲外のアドレスを指定していたことによって引き起こされた現象である。
- ゾシー[3](デスクワット[3]。コードネーム:オクトパス[3])
- 無慣性攻撃機。丸鋸状の形状を持ち、不規則に反転しつつじわじわと自機に迫ってくる。後方から出現することもあるが、その場合の出現するエリアは限られている。70〜100点[3]。「ゾシー」はゼビ語で「死」の意味。
- ジアラ[3](スピナー[3]。コードネーム:スピナー[3])
- 高速戦闘機。トーロイドに似た移動経路をとるが動きが高速、直進してきた直後、縦軸に会うと横方面にキリモミ飛行しながら逃げる。場合によってはスパリオを撃ってくることもある。タルケンと共に出現することもある。150点[3]。
- カピ[3](デフレクター[3]。コードネーム:ラムパス[3])
- 迎撃戦闘機。タルケンを発展させた菱型に近い形態の機体で、スパリオの連射機能がある。ややゆっくりと前進して近づき、クルリと反転して退散する。300点[3]。
- テラジ[3](ディストラクター[3]。コードネーム:リムロイド[3])
- 高速迎撃戦闘機。カピを発展させた機体で非常に動きが速い。素早く前進し、自機の近くまで近づき反転して退散する。その際にスパリオを多量にばらまく。700点[3]。
- ザカート[3](エナジーランチャー[3]。コードネーム:テレポーター[3])
- テレポート攻撃機。ワープ機能を持つ。見かけ上は黒い玉だが、砲弾ではなくワープ型無人攻撃機とされている。特異な音を発して現れた後、スパリオを1発発射してテレポートして消滅する。「ザカート」はゼビ語で「魔法」の意味。100〜300点[3]。
- ブラグ・ザカート[3](エナジーブラスター[3]。コードネーム:クラッカー[3])
- テレポート攻撃機。見かけ上はザカートに似ているが中央部分に赤い点滅がある。スパリオを5発扇状に発射して消滅。一部のエリアを除き画面に1体ずつしか出現しない。ランダム時間で破裂するタイプと縦軸が合うと破裂するタイプがあり後者はその性質上破壊することができない。600点[3]。
- ガル・ザカート[3](エナジーボンバーダー[3]。コードネーム:ブルズアイ[3])
- 大型多弾頭攻撃機。ザカートなどより一回り大きい。多弾化による重装備の為テレポートが不可能になったものの、高速で飛来し自機に接近した直後、破裂と同時に四方八方に16発のスパリオと4発のブラグ・スパリオをばらまく。1,000点[3]。特定ポイントに出現する。
- ブラグ・スパリオ(コードネーム:ジェミニ)
- ガル・ザカートから発射される誘導弾。破壊不能だが、ザッパーを一発当てるごとに得点が入る。自機に向ってくるやっかいな弾だが、後にブラグスパリオを外に出さずにお手玉のように長時間当て続けているプレイヤーが出現した。このテクニックはジェミニ誘導と呼ばれ、ゼビウス上級者を見分けるための判定基準の1つともなっている。本作では1発当てるごとに500点加算されていたが、このことを知ったスタッフは、『スーパーゼビウス』でこの点数を2,000点に引き上げている。しかし『ナムコクラシックコレクション Vol.1』収録の『ゼビウス・アレンジメント』では逆に100点に下げられている。
- アンドア・ジェネシス[3](マザーシップ[3]。コードネーム:アドーア・ギレネス[3])
- 機動浮遊要塞。アルゴと呼ばれる4か所の砲台から弾を発射してくる。ザカートなどの他の空中キャラクターで護衛されていることが多い。中心部のコアにブラスターを落とすと機能が停止する。コアを破壊するとアルゴも破壊されるが、この場合アルゴの点数は加算されない。コアを破壊せずしばらく放置すると画面上部に移動し退散する。一見止まっているように見えるが、絶えず移動している。コアの得点は4,010点〜4,800点、FC版のみ4,000点で固定。アルゴは各1,000点[3]。
- ファミコン版は、ハードウェア仕様から、BGプレーンに書き込まれており、背景から独立して動くことはなく、影も書き込まれていないため、地上物のように見える。
- 初期は、アドーアギレネスがコードネームではなく正式名称だったが、英米人が正しく発音してくれないと分かり、アンドアジェネシスに改められた。日本で流通した製品のインストラクションカードには「アドーアギレネス」と印刷されていた。同様の変更事例に、“バキラ→バキュラ”がある。
- 続編『スーパーゼビウス ガンプの謎』では、追加ステージとしてコア破壊後に、アンドア・ジェネシス内部に乗り込んでの戦闘が繰り広げられる。
- 直径8,500m、高さ1,300m。
- バキュラ[3](レジスターシールド[3]。コードネーム:フライング・ボード[3])
- 飛行新素材。平らな鉄板のようなキャラクター。くるくると縦に回転しながら直進してくる。破壊不可能。設定上はゼビウス軍の建築資材であり、建築地点への移動中、もしくは空中待機中の状態にある。着想と名称は、「バキラ」という遠藤の友人から。本名は「アキラ」だが、よく物を壊すためバキラというあだ名がついた友人がおり、彼の「何でも破壊する」イメージから着想を得たという[4]。遠藤は、このようなネーミングをすることについて「僕の趣味です」とも語っている。かつて、「ザッパーを256発当てることにより破壊可能」という噂が流れたことがあるが、これはプログラムから深読みした誤解であり、開発者の遠藤がはっきりと否定している[注釈 2]。かつて電波新聞社から発売されたMZ-2500版及び、X68000版で発売された各ゼビウスのパッケージ裏の説明文に「ザッパー256発で破壊出来る」と記されていたため、この噂により信憑性を与えてしまったが、真相は先述の通りである。『スーパーゼビウス ガンプの謎』では、ダレイのスーパーザッパーによって、もしくは通常のザッパーの連射により破壊できるようになっている。遠藤によると一枚当たりの価格は日本円で88万7800円。破壊できない敵キャラクターという存在は、当時としては非常に斬新で、そのグラフィックデザインと相まって、非常に有名なキャラクターとなった。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS 』には、フィールドスマッシュの敵キャラクターとして登場、またフィギュアにも登場している。
地上物
- バーラ[3](エナジー・ステーション[3]。コードネーム:ピラミッド[3])
- エネルギー貯蔵庫。ピラミッドを思わせる、ゼビウス軍のエネルギータンク。攻撃はしてこない。100点[3]。
- ガル・バーラ[3](エナジーベース[3]。コードネーム:ビッグ[3])
- 大型エネルギー貯蔵庫。攻撃はしてこない。上半分がブラスターで破壊可能[3]。下半分はバキュラで作られているため破壊不能[3]。300点[3]。
- ゾルバク[3](ディテクター・ドーム[3]。コードネーム:スカイライト[3])
- 対進入用レーダードーム。設定上はゼビウス軍のレーダーサイト。特に攻撃は行ってこないが、これを破壊せずに放置して進行すると、ゲーム難度がどんどん上昇していく……と当時は説明されていたが、実際のゲーム内の処理としては、破壊することによって非固定の敵機出現テーブルを巻き戻しているだけなので、状況によっては破壊により再び強敵を呼び戻してしまうこともある。200点[3]。
- ログラム[3](スフィアー・ステーション[3]。コードネーム:ドーム[3])
- 対空砲台。固定砲台で、スパリオを放つ。設定では、人間や人造物に対して選択的に攻撃する、となっている[3]。300点[3]。
- ドモグラム[3](ディフェンスサイト[3]。コードネーム:スライダー[3])
- 移動対空砲台。ログラムにホバーリング機能を持たせ、地上を移動できるようにしたもの。海面には現れないが川を渡ることはできる。単独で動いているものもあれば、数体でグループを作りグルグル回っていたり四方八方へ伸縮するように動くなど奇妙な動きをすることもある。800点[3]。
- ボザ・ログラム[3](ドーム・ネットワーク[3]。コードネーム:ドームアレイ[3])
- 中型連結対空砲台。コア部を中心にログラムを十字に4体連結させたもの。中央(コア)部分を破壊すれば全体を一度に破壊できる。5体同時に破壊した場合のみ2,000点、個別に破壊した場合は中心が600点でほかは各300点。中央とほか2体の計3体を同時に破壊すれば2,600点。
- グロブダー[3](タンク[3]。コードネーム:ステイングレイ[3])
- 輸送車[3]。戦車のような形をした水陸両用車で、キャタピラーではなく左右に装備した螺旋状の円柱を回転させることにより動力を得ている設定。海の上にも出現する。攻撃はしてこない。名前は黒豚のカナ標記に濁点をふったものに由来。止まった状態で配置されるものと、移動しながら現れるものがあり、ブラスターやエイム(ブラスターの照準)を感知し、前進や後退、急加速するものなど、タイプによって得点は200点から10,000点までさまざま。10000点グロブダーはファミコン版では実質破壊不可能。
- 1984年発表のアーケードゲーム『グロブダー』では、改造されて攻撃能力を与えられた車体が自機として登場している。
- デロータ[3](ローバー[3]。コードネーム:ルーク[3])
- 中型対空砲台。スパリオの連射機能を持ったもの。1,000点[3]。
- ガル・デロータ[3](メガ・サイト[3]。コードネーム:ダイザ)[3]
- 大型対空砲台。デロータのガル(ゼビ語で「大きい」)[3]。上半分がブラスターで破壊できる。下半分はバキュラで作られている[3]ため破壊不能。2,000点[3]。
隠しキャラクター
- ソル[3](シュタデル[3]。コードネーム:タワー[3])
- エネルギータワー。ボーナスキャラクターであり、一見何もなさそうな地上部分でブラスターの照準が反応すれば、そこに存在する。ブラスターを落とすことより出現し、さらに完全に出現後ブラスターを落とすことで破壊できる。1本ポツンと存在することもあれば、密集して4本存在していたり、8本並んで存在していることもある。出現・破壊それぞれで2,000点[3](『スーパーゼビウス』では1,000点)。
- 2人で交互にプレイする2Pモードを選択した場合、2P側は隠しキャラクターのソルを破壊する時は本体ではなく、その陰の部分にブラスターを落とさなければならなかった。これは2P側のソルの当たり判定が右下に1キャラ分ずれてしまっているというプログラム上のバグが原因である。
- アーケード版には1か所不具合[注釈 3]によってソルが出ない場所があるが、この場所はファミコン版では出るようになっている。
- スペシャル[3](ボーナス・フラッグ[3]。コードネーム:フラッグ[3])
- 16エリア中4か所に存在する「スペシャルフラッグゾーン」と呼ばれる画面右端から左端までの一帯のどこかにブラスターを落とすことにより出現する。出現で1,000点[3]。標準設定では、出現後、その上に自機を通過させることにより1機追加される。ただし、ディップスイッチ設定によっては1機追加される代わりに10,000点が加算されるだけの台もある。スペシャルフラッグの存在は、ブラスターの照準に反応しないので確認することはできない。「スペシャルフラッグゾーン」中のどの位置に出現するかは毎回異なるが、出現位置のアルゴリズムは敵空中物と同じため、「スペシャルフラッグゾーンが画面に現れた時点における自機の位置の左右反対側」という、おおまかな見当はつけられる。開発者は、本作品中この違和感のあるキャラクターを使ったことについて、「『ニューラリーX』でラッキーフラッグが登場してから、スペシャルフラッグが軽視されたので、使ってみようと思った」と語っている。
- スペシャルフラッグゾーンは川など水辺の近くを意識して設置されている。これは開発者の遠藤の考えで、「水辺周辺はスペシャルフラッグの出る確率が高い」という噂をプレイヤーの間に流すことを目的としたと明言している。
- エリア3か5にあるスペシャルフラッグを取ってエクステンドしてからすぐに自殺することを繰り返すと、得点効率は悪いものの永久パターンとなる。続編の『スーパーゼビウス』では、これを防ぐ意味もあって、エリア1以外のスペシャルフラッグゾーンは変更されている。
- なおスペシャルフラッグは、2011年現在バンダイナムコゲームスの公式サイトのファビコンとして使用されている。
『ゼビウス』は「隠しキャラクター」という概念を初めて発明したゲームである。当時は隠しキャラクターという概念が斬新すぎて、社内で受け入れられなかったため、開発チームは上層部にも、その存在を報告せずにソルとスペシャルフラッグをゲーム内に組み込んだ。その結果、ゲームの大ヒットと共に、隠しキャラクターの存在を知った上層部から追及されたが、開発チームは全て「バグです」という強引な言い訳で追及を乗り切った。
仕様
海賊版対策
『ディグダグ』に対する『ジグザグ』、『ギャラガ』に対する『ギャラッグ』など、当時のアーケードゲーム市場ではデッドコピーされた海賊版基板が流通していることが多く、本作ではこうしたデッドコピー基板への対策が設けられている。
コインを入れてスタートした直後、画面右端の特定位置にブラスターを落とすと爆発音と共に隠しメッセージが出て得点が10加算される。このとき、正規品なら“NAMCO ORIGINAL program by EVEZOO”、コピー品なら“DEAD COPY MAKING copy under NAMCO program”というメッセージが表示される仕掛けとなっている。
ゼビウスのデッドコピー品としては主に「XEVIOS」(ゼビオス)と「Battles」(バトルス)が出回っていたが、「XEVIOS」を製作した会社との裁判では法廷において実際に隠しメッセージを表示させてコピー品であることを証明した。ただし、「Battles」はそのメッセージが “Prease enjoy this GAME”(“Please” の綴りが間違っている)に書き換わっている。
また、森の部分の模様の中に、namcoのロゴが隠れている箇所がある。隠しメッセージは修正した「Battles」も、こちらは気付かなかったようでそのまま表示されている。
モニターの焼き付き
ゲームセンターなどに置かれた本作は、デモンストレーション画面中においてずっとロゴの「XEVIOUS」のタイトル文字が表示される仕様であった。元々はデモンストレーション中にレバー操作をして筐体を占有する子供への対策として考え出されたものだった[5]が、長時間同じ位置に同じロゴを表示し続けたために、CRTモニターにはこのロゴの文字が焼き付き跡を残すという事象の原因となった。
『ゼビウス』の大ヒットにより、このロゴが焼き付いたモニターは、全国で発生した。これらのモニターはブーム終了後にそのまま他のゲームに使用されたが、 焼き付いた「XEVIOUS」の文字がうっすらと浮き上がってるように見える状態で他のゲームをプレイすることになるので、当時のプレイヤーからは「ゼビウスの亡霊」という語り草にもなった。
この『ゼビウス』のロゴの「XEVIOUS」文字の焼き付き状態は、後に家庭用への移植版でも再現されており、PlayStation版『ゼビウス3D/G+』に収録のもの、PSP版『ナムコミュージアム Vol.2』に収録のもの、DS版『ナムコミュージアムDS』に収録のものに、隠しコマンドやマニアックオプションを使うことによって焼き付き状態を再現できる。
カウンターストップ
9,999,990点に達するとカウンターストップとなり、点数がそれ以上増えなくなる。エクステンドエブリ設定の場合、カウンターストップの直前に、点数が動くたびに残機が増えていく「無限増え」という現象が起きる。これは、次回のエクステンド規定得点が1000万点を超えた状態、標準設定の場合は996万点到達で発生する。この次のエクステンドは1002万点で、これが内部的には2万点とみなされ、加点の際にそれを超えているために起こる。ただし、残機は256で0に戻ってしまうため、無限増えを起こし始めてからでもたまたま残機0の状態でミスしてしまうと、即ゲームオーバーとなる。また、エクステンドが起きるとその割り込み操作のために地上物とマップが1ドットずれる現象が起きるため、無限増え中は地上物とマップが明らかに大きくずれ、ゲーム速度もガタガタと遅くなる。
上記の「無限増え」中にはエクステンド音が連続で鳴り続けるため、カウンターストップ達成へのファンファーレのように聞こえる。この状態がシューターたちの憧れとされ、これを目指してマップデザイン・隠しキャラクターの出現位置などがプレイヤーによって研究された。中でも、本作が発表されてからわずか1か月という早さでうる星あんずが作った同人誌『1000万点への解法』は、特に知られる。その他の本作を取り上げた当時の同人誌としては、田尻智の『ゲームフリーク』第2号が知られる。
移植版
この節では発売当時の社名で記載(一部の長い社名のみ、略記する場合あり)。
一覧
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ゼビウス | 1984年5月25日 |
X1 | 電波新聞社 | 電波新聞社 | フロッピーディスク | |||
2 | ゼビウス | 1984年11月8日 1988年9月 1989年10月25日 |
ファミリーコンピュータ | ナムコ開発一課 | ナムコ | 320キロビットロムカセット[6] | NXV-4900 NES-XV-USA NES-XV-EEC |
約127万本 | |
3 | ゼビウス | 1984年11月 |
FM-7 | 電波新聞社 | 電波新聞社 | フロッピーディスク | |||
4 | Xevious | 1984年 |
Apple II Atari 8ビット・コンピュータ |
Mindscape | Mindscape | フロッピーディスク | |||
5 | ゼビウス | 1985年10月 |
PC-8001mkIISR | 電波新聞社 | 電波新聞社 | フロッピーディスク | |||
6 | ゼビウス | 1985年11月 |
PC-8801 PC-9801 |
エニックス | エニックス | フロッピーディスク | |||
7 | ゼビウス | 1986年1月 |
MZ-2500 | 電波新聞社 | 電波新聞社 | フロッピーディスク | |||
8 | Xevious | 1986年 |
Amstrad CPC | Probe Software | U.S. Gold | フロッピーディスク | |||
9 | Xevious | 1986年 1986年 |
コモドール64 | Mindscape | Mindscape | フロッピーディスク | |||
10 | ゼビウス | 1987年6月25日 |
X68000 | 電波新聞社 | 電波新聞社 | 5.25"2HDフロッピーディスク | |||
11 | Xevious | 1987年 |
Atari ST ZX Spectrum |
Probe Software | U.S. Gold | フロッピーディスク | |||
12 | Xevious | 1987年 |
Atari 7800 | アタリ | アタリ | ロムカセット | CX7810 | ||
13 | ゼビウス | 1990年5月18日 |
ディスクシステム | ナムコ開発一課 | ナムコ | ディスクカード片面 | NDS-XEV | ||
14 | ナムコミュージアム Vol.2 | 1996年2月9日 1996年9月30日 1996年11月 |
PlayStation | トーセ | ナムコ | CD-ROM | SLPS-00210 SLUS-00216 SCES-00267 |
アーケード版の移植 | |
15 | ゼビウス3D/G+ | 1997年3月28日 1997年9月30日 1997年8月 |
PlayStation | ナムコ | ナムコ | CD-ROM | SLPS-00750 SLUS-00461 SCES-00736 |
アーケード版の移植 | |
16 | ナムコヒストリー Vol.1 | 1997年4月25日 |
Windows | ナムコ | ナムコ | CD-ROM | アーケード版の移植 | ||
17 | Microsoft Revenge of Arcade | 1998年7月31日 |
Windows | マイクロソフト アタリ ナムコ |
CD-ROM | アーケード版の移植 | |||
18 | Ultra2000 ゼビウス |
2001年2月23日 |
Windows | ナムコ | メディアカイト | CD-ROM | アーケード版の移植 | ||
19 | ゼビウスmini | 2002年3月1日[7] |
J-スカイ対応携帯電話 (Vアプリ) |
インプラス | ナムコ | ダウンロード (ナムコアプリキャロットJ) |
|||
20 | ゼビウス | 2002年8月9日[8] |
504i専用 (iアプリ) |
インプラス | ナムコ | ダウンロード (アプリキャロットナムコ) |
|||
21 | ゼビウス | 2003年4月17日[9] |
BREW対応端末 (EZアプリ) |
インプラス | ナムコ | ダウンロード販売 | |||
22 | ファミコンミニ07 ゼビウス Classic NES Xevious Classic NES Xevious |
2004年2月14日 2004年6月2日 2004年7月9日 |
ゲームボーイアドバンス | ナムコ | ナムコ | ロムカセット | AGB-FXVJ-JPN AGB-FXVE-USA AGB-FXVP-EUR |
ファミリーコンピュータ版の移植 | |
23 | ナムコミュージアム Vol.2 Namco Museum Battle Collection Namco Museum Battle Collection |
2005年2月24日 2005年8月23日 2005年12月9日 |
PlayStation Portable | ナムコ・テイルズスタジオ | ナムコ ナムコ ソニー |
UMD | ULJS-00047 ULUS-10035 UCES-00116 |
アーケード版の移植 | |
24 | Namco Museum 50th Anniversary Arcade Collection ナムコミュージアム アーケードHITS! Namco Museum 50th Anniversary Arcade Collection |
2005年8月30日 2006年1月26日 2006年3月24日 |
PlayStation 2 ゲームキューブ Xbox |
Digital Eclipse | ナムコ | PS2:DVD-ROM GC:8センチ光ディスク XB:DVD-BOX |
PS2: SLUS-21164 SLPS-25590 SLES-53957 GC: DOL-G5NE-USA DOL-G5NP-EUR |
アーケード版の移植 日本ではPS2版のみ発売 | |
25 | Namco Museum - 50th Anniversary | 2005年10月25日 2006年5月19日 |
Windows | Digital Eclipse | ナムコ | CD-ROM | アーケード版の移植 | ||
26 | ゼビウス | INT 2006年5月5日 |
Xbox360 | バンナム | バンナム | ダウンロード (Xbox Live Arcade) |
アーケード版の移植 | ||
27 | ゼビウス | 2006年12月2日 2007年1月12日 2007年1月15日 |
Wii | バンナム | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
FASJ FALP FASE |
ファミリーコンピュータ版の移植。 2019年1月31日 配信・販売終了。 | |
28 | ナムコミュージアムDS | 2007年9月18日 2007年10月11日 2008年2月29日 |
ニンテンドーDS | エムツー | バンナム | DSカード | NTR-YNME-USA NTR-YNMJ-JPN NTR-YNMP-EUR |
アーケード版の移植 | |
29 | Namco Museum Remix みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル Namco Museum Remix |
2007年10月23日 2007年12月6日 2008年4月18日 |
Wii | バンナム | バンナム | Wii用12cm光ディスク | RVL-RN2E-USA RVL-RNWJ-JPN RVL-RN2P |
アーケード版の移植 | |
30 | ナムコミュージアム バーチャルアーケード | 2008年11月4日 2009年5月15日 2009年11月5日 |
Xbox360 | バンナム | バンナム | DVD-ROM | 21022 2RD-00001 |
アーケード版の移植 | |
31 | ナムコミュージアム.comm Namco Museum Essentials Namco Museum Essentials |
2009年1月29日 2009年7月16日 PAL 2010年4月1日 |
PlayStation 3 (PlayStation Network) |
バンナム | バンナム | ダウンロード | NPJB-00012 NPUB-30086 NPEB-00104 |
アーケード版の移植 | |
32 | ゼビウス | 2009年9月1日 |
Wii | バンナム | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソールアーケード) |
アーケード版の移植。 2019年1月31日 配信・販売終了。 | ||
33 | ゼビウス | 2010年1月7日[10] |
FOMA903i以降 (iアプリ) |
バンナム | バンナム | ダウンロード | アーケード版の移植 | ||
34 | Namco Museum Megamix | 2010年11月16日 |
Wii | バンナム | バンナム | Wii用12cm光ディスク | アーケード版の移植 | ||
35 | 3Dクラシックス ゼビウス |
2011年6月7日 2011年7月21日 2011年7月21日 |
ニンテンドー3DS | アリカ[11] | 任天堂 | ダウンロード | CTR-SABJ-JPN CTR-SABE-USA CTR-SABP-EUR |
アーケード版の移植 | |
36 | NAMCO ARCADE | INT 2012年1月26日 |
iPhone 4以降 iPod touch第4世代以降 iPad 2以降 (iOS) |
バンナム | バンナム | ダウンロード | アーケード版の移植 | ||
37 | ゼビウス | 2013年4月27日 2013年5月9日 2013年5月9日 |
Wii U | バンナム | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
FALJ FALE FALP |
ファミリーコンピュータ版の移植 | |
38 | NAMCO ARCADE | INT 2015年6月9日 |
Android | バンナム | バンナム | ダウンロード | アーケード版の移植 | ||
39 | NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol.1 | INT 2020年6月18日 |
Nintendo Switch(日本国外) PlayStation 4 Xbox One Windows(Steam) |
B.B.スタジオ エムツー |
バンナム | ダウンロード | NES版を収録 | ||
40 | ナムコットコレクション | 2020年8月20日 |
Nintendo Switch | B.B.スタジオ エムツー |
バンナム | Switch専用ゲームカード ダウンロード |
ファミリーコンピュータ版の移植 | ||
41 | ゼビウス | 2020年10月9日[12][13] |
Windows | バンナム | D4エンタープライズ | ダウンロード (プロジェクトEGG) |
アーケード版の移植 |
日本国内PC版
まだ本作の移植版がなかった1983年、プログラマーの森田和郎が製作した『アルフォス』がエニックスから発売された。完全に本作を意識した酷似作品で、発売に際して許諾を得てナムコのコピーライトが入っている。森田は「マイコンでゼビウスのようなゲームが本当に不可能か、試しに作ってみたら作れてしまった」とのことで、遠藤も完成度の高さを認めている[14]。
電波新聞社から発売されたPC-6001版(1984年)は登場キャラクターは同じであるものの、ハードウェア上の制約から、別のゲームとも言えるほど異なるビジュアル・内容となっている。そのため、ナムコからゼビウスの名を冠することを許可されず『タイニーゼビウス』(小さなゼビウスの意)という名称となった。なお、後になって一部に知られるようになるが、このタイニーゼビウスを製作した松島徹は当時中学生だった。その後、マップやBGMなどをオリジナル版に近づけた『タイニーゼビウス Mk-II』も発売された。同社に持ち込まれたものの、発売されなかったMZ-700版は雑誌Oh!MZに掲載された。
電波新聞社からはX1版を皮切りに「タイニー」ではないゼビウスもリリースされた。
- X1版(1984年5月)は藤岡忠によって作成。3エリアごとにデータをロードするかたちになっている。テキスト画面を、通常のキャラクタの半分である4ピクセル、表示行を通常の倍である50行と設定することによって、4ドット単位でのスクロールを実現している。
- FM-7/FM-77版(1984年11月) は道浦忍によって作成された。プレイヤーがキーボードのキーを離したことを検出できないというハードウェア的な仕様により、移動キーを一旦押すと、キーを離してもそのまま直進する。止めるには別のキーを押す必要があった。このためにアーケード版同様に操作可能な専用ジョイスティックが電波新聞社から発売され、話題を呼んだ。本作以降の同社のFMシリーズ用ゲームソフトは、すべてこのジョイスティックに対応している[15]。
- PC-8001mkIISR版(1985年)は、X1版と同じ藤岡忠による移植。テープ版にもかかわらず全16エリアがオンメモリでロードされるのが最大の特徴。またVRAMが2面あることを利用して、キャラクターが重なった際のキャラクター欠けを軽減し、2ドット単位の背景スクロールを実現している。
- PC-8801版は芸夢狂人によって制作され、エニックスから発売された。海の色が黒い。PC-8801mkIISRのV2モードでは起動しない。8801-11(FM音源ボード)には、非対応でSR以降のみFM音源対応となっている。
- MZ-2500版(1986年1月)はハードウェアによるスムーススクロール、4,096中16色のパレットボードに対応し、データ圧縮によるオンメモリでの動作を実現した。後半部分にはスーパーゼビウスのデータも含む。
ファミリーコンピュータ版
ファミリーコンピュータ版(以下、FC版)は当時としてはかなり良くできた移植作ではあるものの、アーケード基板とファミコンのハードウェア性能の格差から、アーケード版(以下、AC版)オリジナルの画像表現・演出と比較して制約されたものとなっている。
- タイトルロゴは専用のキャラクタ・データ用のメモリ容量がなかったため、8×8ドットのモザイクパターンの組み合わせで表現せざるを得なかった。続編となる『ガンプの謎』ではオリジナルに近いものになっている。
- ナスカの地上絵は、アンドアジェネシスか地上絵かのどちらかしか入らない残りメモリ容量だったためにやむなくカットされている。
- スプライト最大表示数に制限があり、バックグラウンド画面(BG面)を1枚しか持たないハードウェア仕様の制約上の都合から、アンドアジェネシスは地上物のようにスクロールと連動する形となった。
- AC版は縦長の画面、FC版は横長の画面のため、FC版はスクロール速度が遅く、相対的にソルバルウの移動時の速度が速く調整されており、その分難易度は低い。但しスパリオを発射する間隔がほぼ一定間隔となっているため(AC版ではランダム性が強い)敵によってはAC版より攻撃が激しくなっている(ガルデロータ、デロータ、テラジなど)。
- ソルが出現し始めてから破壊可能になるまでの時間が短く、AC版と比較して破壊しやすいため得点を得やすい。
- バキュラが画面上に最大4枚しか同時に出ない(スタートボタン連打の連続ポーズで4枚以上のバキュラを表示できる裏技が存在する)。
- 10000点グロブダーのアルゴリズムがAC版と若干異なり破壊することが事実上不可能となった。
- AC版のように1000万点を超えても敵を1機倒すだけで残機が増えることはない。また2進数の仕様上残機128機以上で1ミスするとゲームオーバーとなる(仕様はスーパーマリオブラザーズの無限増殖などと同じ。この現象はファミコン版の多くの残機制ゲームで発生する)。
こうした制約はあったものの、ゲーム性についてはAC版をほぼそのまま移植することに成功したことで完成度は高く、このゲームを楽しみたいがためにファミコンを購入するユーザーも増え、ファミコンブームの要因の一つとなった[16]。ナムコ以外のソフト制作会社にも影響を与え、ゼビウスを見てファミコンソフト制作に踏み切ったソフト会社もいくつか存在した[2]。FC版発売当時は、コントローラのボタンがシリコン樹脂になっている初期型のファミコンを所有するユーザも多く、ゼビウスを契機に連射のしやすいプラスチック製のボタンに交換するユーザも多く見られた。
2004年にはゲームボーイアドバンスに移植されており(「ファミコンミニ」に収録)、日本でも携帯型ゲーム機で遊べるようになった。
ナムコミュージアム版
『ナムコミュージアム』ではゲームボーイアドバンスを除いた各機種に収録されている。
- 1996年2月9日発売のPlayStation版『ナムコミュージアム Vol.2』に収録。テラジの動きがオリジナルと違って横方向への反転がなく、撃墜しやすくなっている。PlayStation 2で起動させるとソフトの互換性に問題があるため、正常に動作しない。一方、PlayStation 3で起動させると正常に動作する。
- 2006年1月26日発売のPlayStation 2版『ナムコミュージアム アーケードHITS!』に収録。
- 2006年2月23日発売のPlayStation Portable版『ナムコミュージアム Vol.2』に収録。アーケード版仕様が初めて携帯型ゲーム機に完全移植をした。
- 2007年10月11日発売のニンテンドーDS版『ナムコミュージアムDS』に収録。スーパーゼビウスへの仕様変更が可能。
- 2007年12月6日発売のWii版『みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル』に収録。
- 2009年1月29日配信開始のPlayStation 3版『ナムコミュージアム.comm』に、新作「ゼビウスリザレクション」と共に収録。
- 2009年11月5日発売のXbox 360版『ナムコミュージアム バーチャルアーケード』に収録。
その他
1995年発売のアーケードゲーム『ナムコクラシックコレクション Vol.1』にも収録され、これによりアーケードゲームとして再登場した。同作には新作『ゼビウス・アレンジメント』も同時収録されている。
1997年4月25日発売のWindows版『ナムコヒストリー VOL.1』に収録されたのち、メディアカイトより単品販売された。
『てんこもりシューティング』(1998年/アーケードゲーム)には本作の画面そのままの、アンドアジェネシスを破壊するミニゲームを収録。また『スターフォックス アサルト』(2005年2月24日/ニンテンドーゲームキューブ)にはボーナスゲーム、『リッジレーサー7』(2006年/PlayStation 3)には起動時ミニゲームとして収録されている。
Wii U版バーチャルコンソールではファミコン版が配信されている。(かつてはWii版バーチャルコンソールでファミコン版とアーケード版が配信されていたが、上の一覧表に記載した通り、現在は配信・販売を終了している)
ニンテンドー3DS版はニンテンドーeショップより「3Dクラシックス ゼビウス」として配信されている。開発はアリカ[11]。スペシャルフラッグが出現させるだけで1UPになったり一部仕様が変更されているが基本的にアーケード版に忠実な移植。3D表示対応により高低差によって立体的に見える新要素が加わっている。解像度の違いにより画面が横に長く、両端は流れる雲で覆われている。
2012年1月26日発売のiOS用アプリ『NAMCO ARCADE』に収録されている。
開発
- 初期案はベトナム戦争をモチーフにしたヘリコプターによるシューティングゲーム『シャイアン』である。この企画をベースにして深谷正一がシステムプログラムを仕上げ、遠藤雅伸(EVEZOO END)が世界観や設定を一新させて完成させた。メカデザインは遠山茂樹。
- 「ナスカの地上絵」を背景に使った演出は、マップデザインを担当したMr.ドットマンの手によるもの。「砂漠のスペースが大きく空いていたので、どうスペースを埋めるかと思案していたところ、たまたま昼休みに買い物をした大森(当時、ナムコの開発室が置かれていた)のレコード屋の袋に地上絵が描いてあったので、それをそのまま拝借した。正直なところ、深い意味はない」との旨を後年になって明かしている[17]。
- ナムコの業務用タイトルは全て、開発コードを『V-1』から開発順に割り振られており、本作の開発コードは『V-10』であるが、本作のタイトルの綴り『XEVIOUS』には「V10」の文字が組み込まれている。なお、本作のタイトルを決定した企画会議に遠藤雅伸は呼ばれておらず、それを不満に思った遠藤は「自分を同席させないで決められた『ゼビウス』という名に非常につまらない意味を与えてやろうと、主人公キャラでも自機の名前でもなく、敵側の星の名前にした」と後年になって明かしている[18]。
音楽
YMOの細野晴臣がゼビウスを好んでおり、ナムコの協力を得て『ビデオ・ゲーム・ミュージック』(1984年)と『スーパー・ゼビウス』(1984年)をアルファレコードからリリース。これらの作品は国内初のゲーム音楽サウンドトラックとなった[19]。また、これ以降ゲームミュージックが音楽ソフトとして発売されるようになり、以後一分野として定着することとなった[19]。さらに、国内初となる攻略ビデオも発売されている[19]。
「スピードワゴンのキャラメル on the beach」のオープニングにBGMが使われていた。
流行と影響
本作を取り巻いた噂
本作ではこれまでにない「隠しキャラクター」というギミックを入れたことから、ゲーム内容がブラックボックスと化し、隠しキャラクターについて多くの噂やデマが飛び交うことになった。当時、特に噂として広まったのが「ゼビウス星」で、特定の条件を満たせば隠しキャラ「タランチュラ」が出現し、その後「ゼビウス星」が現れてエンディングになるというもの[20]。田尻智によって広められ、雑誌にも掲載されるほどだったが、後にこれはデマと判明し田尻は大きく非難を浴びることになる。
本作で最も有名な噂として、「バキュラは256発のザッパーを当てれば壊れる」という噂がある[20]。しかし、通常の基板では84発以上は物理的に当てることができない。「システム上当てられないだけで、プログラム上では256発当てれば破壊できる[注釈 4]」という噂も流れたが、これも遠藤が自身のブログ[1]や自著のミニコミ誌、テレビ番組『ゲームセンターCX』、ネット掲示板などで否定している。ゼビウスは、破壊可能なオブジェクトは全て耐久力が1発分で、オブジェクトの状態には破壊可能/破壊不可能/弾が素通りする、の三種類しか区別はない。バキュラは破壊不能なフラグを立てて処理しているので、そもそも何発当たるかは関係がない。後の作品である『ゼビウス3D/G』(1996年)では7面の最初に画面を数周してから右下に消えるバキュラがあり、こちらも連射装置付き筐体で二人プレイと3連射ディオスという条件で2,000発以上当てても壊れなかった。なお、DSソフト『ぼくらのテレビゲーム検定 ピコッと!うでだめし』(2008年)にはこのバキュラを破壊するゲームが存在する。また、コカコーラ社のwebブラウザゲーム『スプライト×ゼビウス』(2012年)ではザッパーを一定数撃ち込めれば破壊できるようになっている。
「エリア7で地上絵のくちばしの先端にブラスターを連続で落とせば7万点の特別ボーナスが入る」という噂もあった[20]。しかしこれは、遠藤が、エリア7のスペシャルフラッグゾーンだけは自身が設定したものではなかったために、それを出そうと乱射していたところを見ていたプレイヤーが誤解したためのデマである[20]。
エリア16は大変難易度が高くクリアしにくいことから、「その手前のエリア15の後半部分にはエリア16に遭遇しないためのワープゾーンが存在しており、そこで自機が破壊されるようにしたらエリア16はパスされてエリア17からスタートさせることができる」という噂もあった。これは「各エリアの70%を進行するとミスした時は次のエリアから始まる」というプログラム上の処理が、次のエリアデータをロードしたタイミング(エリアの82.5%程度の場所)でミスした場合、すでに次のエリアをロードしているにもかかわらず実行されてしまうために都合2エリア進めるというもので、実際には15エリア以外でも実行可能である。上記のエリアワープと同様の理由で、いずれかの地上物が出現する直前にミスになった場合、次に始まるときにエリア最初の森の上にそのキャラクターが出現することがある。
スタッフ
- アーケード版
- X1版
- プログラム:藤岡忠
- ファミリーコンピュータ版
- メイン・プログラム:KEI CROSS(黒須一雄)
- 音楽:慶野由利子
- サウンド: 大野木宜幸
- アシスタント:EVERZOO END(遠藤雅伸)、HAL UDAGAWA(宇田川治久)
- テスター:SHIDASHI YAMAMO(やまもとこういち)
- FM-7版
- プログラム:道浦忍
- PC-8001mkIISR版
- プログラム:藤岡忠
- PC-8801版
- プログラム:芸夢狂人(鈴木孝成)
評価
評価 | ||||||||||||||||||||||
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- アーケード版
- 1991年にそれまで稼働されていたアーケードゲーム全てを対象に行われた『ゲーメスト』読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』では10位を獲得、同誌では「縦スクロールシューティングだけでなく、さまざまなゲームに影響を与えた」、「当時としては超きれいなグラフィックであった。その当時は単色が主流であった。しかし、ゼビウスでは中間色を使っている。光の当たり具合で陰影を出すというやつである。それによって立体感を出している。(中略)背景も森や海、そして砂漠などが本物に近い感じでリアルさを増している」、「(キャラクターに関して)基本的にはただのやられキャラではなく、やられないように逃げていくのである。つまり、キャラクターに命があるかのごとく動いているのである」とも記載されている[19]。
- 1997年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われたゲーメスト読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』では、第28位を獲得した[32]。同誌別頁では、「固定画面が主流だったゲームに、スクロール型という新しい形式を提示し、爆発的な人気を得た」、「美しいグラフィックでリアルな地形を表現し、実際の空間を旅しているような感覚を与えることに成功している。大型要塞アンドアジェネシス、ガルザカート、下から出てくるゾシーなど、絶妙な敵の組み合わせと意表を突く展開はプレイヤーを痺れさせた」、「ブラスターはカーソルの部分に投下するため、相手の砲台を狙い撃ちしなければならない。戦略的に狙い撃っていく必要があるが、そこにパターンにならない空中物が組み合わさって、奥の深いゲーム性を生んでいた」、「2P側のプレイヤーは、ソルの影を撃たないと壊せないなど、凝った仕様もあり、完成されたゲームとなっている」と紹介されている[31]。
- ファミリーコンピュータ版
- ゲーム誌『ユーゲー』では、「たかが1万5千円程度のマシンで『ゼビウス』の魔力が再現できるものかと言う人もいたが、意外にも再現度は高かった。むしろ最高の出来だったと言ってもいい」、「この1本で、STGをやるならパソコンよりFCという風潮が広まったように思う」と評している[30]。
スーパーゼビウス
1984年には本作の続編である『スーパーゼビウス』(Super Xevious)が発売されている。これはロム交換による販売を前提に作られ、基の『ゼビウス』のプログラムを手直しする形で作られた。
稼動開始から1か月もたたないうちに1,000万点以上のハイスコアを出すプレーヤーが次々と出現したため、「1コインで長時間粘られて設置店に利益が出にくくなることを解消する」などの理由で開発されたと言われているが、遠藤雅伸は一回当たりのプレイ料金の低い日本国外(主にスペイン・イタリア)向けに難易度を劇的に上昇させて販売したバージョンがあり、それを伝聞した日本のヘビーユーザーによる日本国内での発売要望によって製作したと語っている。
内容はほぼ同じながら難易度の大幅な上昇と、「ギャラクシアン」「タンク」「ファントム」「ヘリコプター」「ファルコン」などの各種隠しキャラクターの増加が特徴。
難易度の上昇は非常に激しく、後半面になるとブラグザカートが同時に大量発生し、また隠しキャラクターのいくつかは破壊すると点数がリセットされるという陰険なフィーチャーがあり、当時のファンの怒りを買った。後に開発者もこの件については「やりすぎだった」とコメントしている。
この『スーパーゼビウス』とは別に、ファミコン版オリジナルの続編として『スーパーゼビウス ガンプの謎』が開発された。こちらも任天堂VS.システム対応でアーケード逆移植されているが、これについての開発には遠藤雅伸本人は係わってはいない。
『スーパーゼビウス』は、MZ-2500版、X68000版ゼビウス(1987年/電波新聞社)やPlayStation版『ゼビウス3D/G+』(1997年)、ニンテンドーDS版『ナムコミュージアムDS』(2007年)に収録されている。
関連作品
コンピュータゲーム
- スーパーゼビウス ガンプの謎(1986年/ナムコ/ファミコン)
- ゼビウス ファードラウト伝説(1988年/ナムコ/MSX2)
- ソルバルウ(1991年/ナムコ/アーケード)
- ゼビウス3D/G(1996年/ナムコ/アーケード)
- ゼビウス3D/G+(1997年/ナムコ/PlayStation) - 『ゼビウス』『スーパーゼビウス』『ゼビウス・アレンジメント』とともに収録。これらのうち、3D/Gとアレンジメントの家庭用移植はこれが唯一。
- ゼビウス スクランブルミッション(2006年/バンダイ/Let's!TVプレイCLASSIC ナムコノスタルジア1 に『ゼビウス』とともに収録) - 巨大要塞に潜入したソルバルウを操り、制限時間内にコアを破壊する。
- ゼビウスリザレクション - PlayStation 3版『ナムコミュージアム.comm』(2009年1月29日配信開始。2018年3月15日配信終了)に収録された新作。敵の攻撃に超高速のレーザー攻撃が、ソルバルウに回数制限制のシールドが追加され、発射前に見切って回避するか・シールドを浪費して受けるかという駆け引きの要素が追加された。
- DOORSゼビウス(2009年) - TBSで2009年(平成21年)4月5日に放送されたテレビ番組『DOORS 2009春』のアトラクションのひとつとしてアルカノイドとともにDOORSゼビウスが登場している。操作は足元のセンサーを用い2人が協力して行うもので、1人がソルバルウの縦移動とブラスターの発射を行いもう1人がソルバルウの横移動とザッパーの発射を行う。プレイの様子は巨大モニターで映し出され、ステージもTBSに関連のある建物があったりとオリジナルになっていた。最終的に獲得した得点で競い、アンドアジェネシス(番組では「マザーシップ」と呼称)を撃破しオールクリアしたのはお笑いコンビの響のみであった。
- スプライト×ゼビウス(2012年) - コカ・コーラ社の炭酸飲料「スプライト」とのコラボレーション。2012年5月8日より同社公式サイトにてwebブラウザゲーム[2]が開設された。アーケード版のエリア1〜4をベースに、敵キャラクターにスプライトのボトルやキャップを模したものが登場する。また地上絵にはスプライトのロゴが描かれている。
- ジョビウス(2017年) - 同じくコカ・コーラ社の缶コーヒー「ジョージア」とのコラボレーション。iOS・Android向けスマートフォンアプリ「Coke ON」の期間限定コンテンツ「ジョージア ゲームセンター」にて展開[33]。アーケード版のエリア1〜8がベースになっているが、「ゾルバクが出ない(敵機出現テーブルは変化しない)」「ドモグラムなどが動かない」「エリアの70%を超えてミスしても次のエリアには行かない」など若干の仕様変更がある。また様々なジョージア製品の缶が隠しキャラクターとして盛り込まれている。
また、公式のシリーズ作品ではないがカタログIPオープン化プロジェクトにて許諾された作品について以下に記載する。
- ゼビウス ガンプの謎はすべて解けた!?
- ゼビウス魔の二千機攻撃
アニメ映画
『XEVIOUS』(劇中タイトルは「XEVIOUS 知られざる過去」)。2002年8月10日に映画レーベル「ガリンペイロ」作品としてテアトル池袋で公開されたフルCGアニメーション映画。上映時間75分。2002年9月25日にDVD発売と発表されたが、発売されることなく現在(2010年)に至っている。ゲームのシナリオから1万年後が舞台。総監督を立てずキャラクターとメカニックの制作をCGパート毎に分けるなど、CGアニメの実験作的意味合いが強く完成度が高いとはいえない作品となっている。
ストーリー
西暦2015年、宇宙パイロットのタケルと人型コンピュータ・マーサは、謎の巨大宇宙船の中で行方不明のサラと瓜二つの機械生命体ルウ・ミーと出会い、人類の宿敵ガンプの存在を知らされる。地球侵攻まで40分しかない中、タケルはソルバルウに乗り込みガンプの基地アンドア星へ向かった。
スタッフ
- 製作総指揮:中村雅哉
- エグゼクティブプロデューサー:橋口隆二
- クリエイティブプロデューサー:清野一道
- 制作:本間偵顕微
- 監修:清野一道
- 制作:松井建始
- 設定・演出補:小倉信也
- 音楽:長池秀明
- 脚本:紫堂縞緒音
- 製作:株式会社ナムコ
- 配給:グルーヴコーポレーション
キャスト
その他
- 仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦(2017年、東映の映画作品) - ゲームの世界からアンドアジェネシスを始めとするゲームのキャラクターが現実世界に出現して無差別攻撃を開始し、仮面ライダーとスーパー戦隊が立ち向かうというストーリーである。
備考
- プレイ中、普段はありえない方向(右と左、上と下など)のスイッチを同時に入れると、ソルバルウが異常なスピードで変な方向へと動く。
- テレビドラマ『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜』(2013年)に、ストーリーに関わるアイテムとして複数回に渡り登場。遠藤雅伸もゲスト出演している。
- PROJECT ACESがAC04エンジンで制作されたリメイク企画があったもののお蔵入りとなり、トレイラーのみ公開された[34]。
脚注
注釈
- ^ タイトル画面には「Copyright 1982」という表示があるが、これは開発およびロケテストが1982年に行われたため。
- ^ ナムコのゲーム、『もじぴったんwii』にはソルバルウが登場しており、ソルバルウ自身が「『バキュラ』に256発当てれば壊せるという噂はデマだった」と言っている。
- ^ キャラクタ・オーバーによるもの。画面中に識別できる地上物は14個までで、各々番号で管理されているが、先に使った管理番号の地上物(ボザログラム)がスクロールアウトする前に同じ管理番号のソルがスクロールインしてしまったことで地上物として認識しなくなったのがことの真相。(こちらにその説明あり)
- ^ 『極上パロディウス』ではバキュラをオマージュした敵キャラクター「カラー板夫Jr」は256発ショットを当てると破壊できるようにプログラムされていることが正式に確認されている。
出典
- ^ NHK『仮想現実遊戯大全1 ゲーム・ワールドへの招待 あなたは誰?』(1992年7月21日)
- ^ a b c 成沢編 1991, p. 6
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch ci cj ck cl cm cn co cp cq cr cs ct cu cv cw cx cy cz da db dc dd マイコンBASICマガジン別冊 ALL ABOUT namco ナムコゲームのすべて 電波新聞社 pp133-139
- ^ ファミリーコンピュータMagazine(徳間書店) 1986年第3号 宮本茂との対談
- ^ ゼビウスを懐かしむの740番コメントで遠藤自ら理由を説明している
- ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、227頁。
- ^ “ナムコ,J-スカイ対応パケット端末向けに「ゼビウス」を配信” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2002年2月28日). 2019年2月17日閲覧。
- ^ 津田啓夢 (2002年8月9日). “iアプリゲームサイト「アプリキャロット」に「ゼビウス」登場” (日本語). ケータイ Watch. インプレス. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “ナムコ,新型BREW携帯電話に「ゼビウス」配信” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2003年4月17日). 2019年2月17日閲覧。
- ^ 階堂綾野 (2010年1月7日). “iモードに『ゼビウス』アレンジ版が新登場!”. iNSIDE. イード. 2019年2月17日閲覧。
- ^ a b “社長が訊く『ニンテンドーeショップ』 4. クラシックゲームの名作を3Dに”. 任天堂 (2011年6月2日). 2011年6月2日閲覧。
- ^ “『ゼビウス(アーケード版)』プロジェクトEGGにて緊急配信開始” (日本語). D4エンタープライズ (2020年10月9日). 2020年10月9日閲覧。
- ^ Gueed (2020年10月9日). “「ゼビウス(アーケード版)」がプロジェクトEGGに本日登場。縦スクロールシューティングの名作が“緊急前倒し配信”” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2020年10月9日閲覧。
- ^ 「MSXパワートーク 遠藤雅伸 vs 森田和郎」『MSXマガジン』、株式会社アスキー、1983年11月1日。
- ^ マイコンBASICマガジン編集部編 編『ナムコゲームのすべて』電波新聞社、1987年(原著1985年)、253頁。ISBN 978-4-88554-107-0。
- ^ 成沢編 1991, p. 132.
- ^ ゲームサイド vol.23, 2010年5月1日発行, マイクロマガジン社
- ^ スーパーヒットゲーム学, 1998年6月30日発行, 扶桑社
- ^ a b c d e 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、20 - 21頁、雑誌03660-7。
- ^ a b c d 「ゲーメスト肉迫!! 徹底解剖SPECIAL9 ゼビウス」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、68 - 75頁、雑誌03660-7。
- ^ “Xevious for Arcade (1982)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ a b “Xevious for NES (1984)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ a b “Xevious for Atari ST (1987)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ “Xevious for Game Boy Advance (2004)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ a b c “Xevious for Wii (2006)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ “Xevious for Xbox 360 (2007)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ “Xevious for Nintendo 3DS (2011)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ “Xevious for Commodore 64 (1987)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ “Xevious for ZX Spectrum (1987)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
- ^ a b 「ユーゲーが贈るファミコン名作ソフト 100選」『ユーゲー 2003 Vol.07』第7巻第10号、キルタイムコミュニケーション、2003年6月1日、14頁、雑誌17630-2。
- ^ a b 「ザ・ベストゲーム」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、73頁、ISBN 9784881994290。
- ^ 「読者が選ぶベストゲーム」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、48頁、ISBN 9784881994290。
- ^ ジョージア ゲームセンター ジョージア
- ^ PROJECT ACESがAC04エンジンで企画した「ボツXEVIOUSトレイラー」です。『これは製品にもDLCにもなりません』twitpic
参考文献
- 遠藤雅伸『ゼビウス ファードラウトサーガ』双葉社〈双葉社ファンタジーノベルシリーズ〉、1991年。ISBN 978-4-575-23076-5。
- 古川尚美『ゼビウス』東京創元社〈創元推理文庫〉、1985年。ISBN 978-4-488-90301-5。(※ゲームブック)
- 成沢大輔編 編『The ナムコブック』JICC出版局、1991年。ISBN 978-4-7966-0102-3。
- 『オールアバウト・ナムコ』、電波新聞社、1994年5月20日発行
- pp.127-144(アーケード版)
外部リンク
- ファミコンミニ ゼビウス
- ゼビウス - Wiiバーチャルコンソール(ファミコン版)
- バーチャルコンソールアーケード ゼビウス
- Xbox Live Arcade ゼビウス[リンク切れ]
- 3Dクラシックス ゼビウス
- ゼビウス - Wii Uバーチャルコンソール
- “ゼビウスTシャツ”. MARS SIXTEEN. 2007年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年10月4日閲覧。
- 遠藤雅伸 Official site
- Xevious - MobyGames
- 1983年のアーケードゲーム
- Amstrad CPC用ゲームソフト
- Apple II用ゲームソフト
- Atari 7800用ソフト
- Atari 8ビット・コンピュータ用ゲームソフト
- Atari ST用ゲームソフト
- FM-7シリーズ用ゲームソフト
- MZ用ゲームソフト
- PC-8001用ゲームソフト
- PC-8800用ゲームソフト
- PC-9800シリーズ用ゲームソフト
- X1用ゲームソフト
- X68000用ゲームソフト
- Xbox Live Arcade対応ソフト
- Wii用バーチャルコンソール対応ソフト
- Wii U用バーチャルコンソール対応ソフト
- Windows用ゲームソフト
- ZX Spectrum用ゲームソフト
- 携帯電話アプリゲーム
- ゲームボーイアドバンス用ソフト
- コモドール64用ゲームソフト
- ゼビウス
- 縦スクロールシューティングゲーム
- ディスクシステム用ソフト
- ニンテンドー3DS用ソフト
- ミリオンセラーのゲームソフト
- ファミリーコンピュータ用ソフト
- プロジェクトEGG対応ソフト