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ミニゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミニゲームminigame)は、小規模なゲームのこと。スポーツ(特に球技)やコンピュータゲームについて用いる。

コンピュータゲーム

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コンピュータゲームの中に含まれる短いゲームのことをミニゲームサブゲームとも)と呼ぶ。ゲーム本編よりも小規模で質素であり、本編とは異なるジャンルであることが多い。

このようなミニゲームはおまけの要素として含まれている場合と、メインのゲームをクリアするために必須のイベントとして用意されている場合がある。

プレイが強制されないミニゲーム

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以下の例では、ゲーム内にミニゲームがおまけの要素として用意されており、プレイすることによりアイテム残機・ヒントなどを得ることができる作品もある。

また、アクションゲームなどでは、アイテムを一定個数集めることによって、ステージ終了時に自動的にミニゲームが始まるものもある。

さらにRPGなどでは主人公の能力をミニゲームの成功で上昇させるものがある。

他にも対戦ゲームの勝者が、次の試合を有利に進められるようにアイテム等を手に入れられるチャンスゲームのようなものも存在する。

  • ボンバーマンシリーズの一部作品[1](アクションゲーム)内の対戦モード「バトルゲーム」終了後の各種『ミニゲーム』 - ルール設定画面であらかじめ、ゲーム終了後にミニゲームを行う設定をすることで、ゲームの優勝者がアイテムを入手するために挑戦する『ミニゲーム』をプレイすることができる。

プレイが強制されるミニゲーム

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以下の例は、ゲーム内のイベントで用意され、ミニゲームを行わないとストーリーを先に進めることができないものである。このようなミニゲームでは成功・失敗にかかわらずストーリーを先に進められるものもあるが、成功時と失敗時とではストーリーの進み方が異なったりする場合や、後の戦闘イベントに影響を及ぼしたりする場合もある。また『太閤立志伝V』のように、設定によりミニゲームを省略して進行できる作品も存在する。

ロード待ち時間に挿入されるミニゲーム

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容量の少ないミニゲームを先に読み込み、その裏でゲーム本編のロードを行うという手法。ミニゲームの成績によって隠し要素が使えるようになるなどの特典もある。

ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)がこの手法で特許(1994年12月2日出願、1996年6月18日公開、特許番号第2742394号[2])を取得しており、家庭用ゲーム特有の長いロード時間を感じさせないよう工夫されている。同社の特許文献では、『リッジレーサー』(メインゲーム)のロード時に『ギャラクシアン』(プレゲーム)をロードするのを例に、「プレイヤーは待ち時間にいらいらすることなくゲームを開始することが可能となる」としている。

ナムコで採用されているミニゲーム
ナムコ以外のミニゲーム

2014年以降、ナムコの特許権が消滅したことで他メーカーでも同様の手法を採用できるようになった。

ミニゲームの集合体

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メイド イン ワリオ』のように、1本のゲームソフト自体が多くのミニゲームから構成されているものもある。また、同じくミニゲームを多く含んだ『マリオパーティシリーズ』などは、多人数プレイヤー向けに作られたパーティーゲームとして考えられる。『ボンバーマンランド』のようにゲーム内の架空の遊園地のアトラクションとして多くのミニゲームが収録されているものもある。

脚注

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