「昭島市」の版間の差分
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2021年5月14日 (金) 14:28時点における版
あきしまし 昭島市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 東京都 | ||||
市町村コード | 13207-1 | ||||
法人番号 | 8000020132071 | ||||
面積 |
17.34km2 | ||||
総人口 |
115,301人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 6,649人/km2 | ||||
隣接自治体 | 立川市、福生市、八玉子市、田野市 | ||||
市の木 | モクセイ | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
昭島市役所 | |||||
市長 | 臼井伸介 | ||||
所在地 |
〒196-8511 東京都昭島市田中町一丁目17番1号 北緯35度42分20.4秒 東経139度21分12.7秒 / 北緯35.705667度 東経139.353528度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
人口は約11万人。
地理・自然
- 東京都心より約35キロメートル西の多摩川の左岸に位置しており、市北部には玉川上水が流れている。また、市の南を流れる多摩川に向かって市域が全体的に北西から南東へ向かって緩やかに傾斜している。市域の標高は、最高地点で海抜170.72m、最低地点で76.68mとなっている。(河川部分は除く)
- 市の東西を貫くJR青梅線の線路を境として、北部では団地、工業地、ゴルフ場、国営昭和記念公園の敷地などが大きな面積を占める。それに対し南部では主として住宅地の占める割合が大きい。だが、最南部である多摩川の河岸付近地域には団地や学校が比較的多く存在している。
隣接している自治体
アキシマクジラ
- 1961年(昭和36年)8月、市内のJR八高線多摩川橋梁近くでクジラの化石が発見された。同種類のクジラが他に発見されていないため、和名「アキシマクジラ」と命名された。発掘当初はおよそ500万年前と推定されていたが、科学の進歩により現在では160万年前の地層から出土したとされている。100万年以上前のクジラの全骨格がほぼ完全な形で発掘されたのは、世界でも初めてだと言われている。世界的に貴重な資料として、まず国立科学博物館新宿分館に、続いて群馬県立自然史博物館に移されて研究され、2018年1月に新種として学名「エスクリクティウス・アキシマエンシス」と命名された。2020年完成予定の昭島市教育福祉総合センターに全身骨格レプリカと化石の一部が展示される[1]。このほか、昭島市の多摩川周辺ではアケボノゾウの足跡の化石や多摩川オオカミなどの骨格の化石、貝類の化石、貝類の生痕化石(サンドパイプ)、メタセコイア(和名アケボノスギ)の化石や炭化樹木などが出土している。
- 後述の昭島市民くじら祭はアキシマクジラの化石が発掘された事に因み、開催された。また、市内にはアキシマクジラにちなんだ「くじらロード」もや、2020年3月に開館した市立図書館「アキシマエンシス」などがある。新種認定にちなんだイベントやグッズ展開も活発になっている[2]。
歴史
- 古代・中世
- 952年、洪水により多摩川上流の日原村の日原鍾乳洞に安置されていた大日如来像が玉川花井の島(大神の中州)に流れ着き、打ち上げられた尊像は村人らに拝まれるようになり、村人らは後にお堂を建てて坐像を安置した。そのため、この地域に拝島という地名が起こった。その後、滝山城(現・八王子市)築城時に、滝山城の鬼門よけとなる現在の位置に大日堂を遷し、坐像を祀った。
- 近世
- 1521年に多摩川対岸に滝山城が築城されると、城下町としての様相を呈してきた。
- 1569年には武田信玄軍が拝島大師に陣を構え、武田勝頼らにより滝山城の北条氏照を攻撃した。
- 文禄年間に奥多摩街道と日光脇往還が交差するところに拝島宿が形成された。1652年より八王子千人同心が日光勤番の任務をする際に、拝島の渡しを通り往来をしていたため、拝島宿は人馬の継ぎたて役となり、次第に宿場町として栄えてきた。
- 1685年には、多摩川右岸にあった作目村が洪水で流失し、村民が対岸の田中村(現在の田中町)付近に避難し、定着した。
- 文政改革期、拝島宿周辺に寄場組合村が結成され、拝島は近隣地域の組合村の親村として機能していた。
- 1811年、多摩川の洪水により築地村が全村流出。
- 1866年6月、名栗村(現・飯能市)などで蜂起した武州世直し一揆の支隊が多摩川の河原に集結し、築地の渡しで日野農兵隊と交戦となったが、一揆は鎮圧された。
- 明治時代~昭和初期
- この地域では明治時代末より製糸工場が相次いで操業を開始し、また大正時代に入ると市域一帯に桑が植えられるなど、養蚕業が特に盛んであった。当時この地域は蚕種(カイコの卵)の生産を中心として、東京府内の生産高の3割近くを占め、全国的に見てもかなりの規模を誇る養蚕村となっていた。しかし昭和時代に入ると、生糸価格が急激に下落していったために養蚕農家の戸数は減少し、この地域で養蚕業はほとんど行われなくなった。
- 昭和初期~戦時中
- 1922年に設置された立川飛行場が1933年に陸軍専用になったことを受け、立川飛行場に近かったこの地域は、航空機製造などの大規模な軍需工場が建設されるようになった。1938年に名古屋陸軍造兵廠の発動機・起動機部隊が立川に移転し、陸軍航空工廠が開設すると、合わせて大規模な従業員住宅建設が行われることとなった。特に近代化された八清住宅周辺では市場や映画館などが作られて商業が活性化し、繁華街が形成されることとなった。
- 戦後~現代
- 戦後は都心への通勤圏として近郊住宅地が発展し、大型団地建設などで人口がさらに増加し、ベッドタウンとなった。また、1957年に制定された工場誘致条例によって工業団地が造成され、近年では電子機器などのハイテク産業が発展した。
年表(明治以降)
- 1889年(明治22年)4月1日 - 神奈川県北多摩郡郷地村、福島村、築地村、中神村、宮沢村、大神村、上川原村、田中村、拝島村が成立。9ヶ村で中神村外八ヶ村組合を結成。
- 1893年(明治26年)4月1日 - 三多摩が東京府に移管。
- 1902年(明治35年)4月1日 - 拝島村が中神村外八ヶ村組合から分離独立。8ヶ村で中神村外七ヶ村組合に。
- 1928年(昭和3年)1月1日 - 中神村外七ヶ村組合の8ヶ村が合併し昭和村に。
- 1941年(昭和16年)1月1日 - 昭和村が町制施行。昭和町に。
- 1954年(昭和29年)5月1日 - 昭和町と拝島村が合併、昭島市発足(「昭」和+拝「島」の合成地名)。
- 1993年(平成5年)3月1日 - 防災行政無線運用開始。
- 2006年(平成18年)3月27日 - 群馬県館林市と「大規模災害時における相互応援に関する協定」を締結。
- 2018年(平成30年)4月2日 - 防災行政無線放送等変更。
人口
昭島市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
昼夜間人口
2005年の夜間人口は110,054人であるが、市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は100,508人で昼は夜の0.913倍の人口になる。夜間に比べて昼の人口は1万人ほど減ることになる。通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者32,224人、市外から市内へ入る通勤者は25,645人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうがやや多く、また学生でも市外から市内へ入る通学生は2,124人で市内から市外に出る通学生5,091人と昼は市外へ流出する人数のほうが多い。東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行150 - 151ページ 国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人いる。グラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる。
地域
町名
昭島市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されている(JR青梅線より南側の全部と同以北の一部)。住居表示実施前の町名等欄で下線がある町名はその全部、それ以外はその一部である。
町名 | 町名の読み | 町区域新設年月日 | 住居表示実施年月日 | 住居表示実施前の町名等 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
もくせいの杜一丁目 | もくせいのもり | 2016年4月1日[† 1] | 2016年4月1日 | 郷地町、福島町、築地町 | |
もくせいの杜二丁目 | 2016年4月1日[† 1] | 2016年4月1日 | 福島町、築地町、中神町 | ||
もくせいの杜三丁目 | 2016年4月1日 | 2016年4月1日 | 郷地町、福島町 | ||
東町一丁目 | あずまちょう | 1966年5月1日 | 1966年5月1日 | 郷地町字南武蔵野・字北原 | |
東町二丁目 | 1966年5月1日 | 1966年5月1日 | 郷地町字南武蔵野・字北原、福島町字東原・字砂川道下・字東野道下 | ||
東町三丁目 | 1966年5月1日 | 1966年5月1日 | 郷地町字東原・字西原・字宅地続 | ||
東町四丁目 | 1966年5月1日 | 1966年5月1日 | 郷地町字北原・字東原・字西原 | ||
東町五丁目 | 1966年5月1日 | 1966年5月1日 | 郷地町字北原・字西原、福島町字東原 | ||
郷地町一丁目 | ごうちちょう | 1985年8月1日 | 1985年8月1日 | 郷地町 | |
郷地町二丁目 | 1985年8月1日 | 1985年8月1日 | 郷地町、福島町 | ||
郷地町三丁目 | 1985年8月1日 | 1985年8月1日 | 郷地町、福島町 | ||
武蔵野二丁目 | むさしの | 1987年8月1日 | 1987年8月1日 | 中神町、宮沢町、大神町、上川原町 | |
武蔵野三丁目 | 1987年8月1日 | 1987年8月1日 | 中神町、宮沢町、大神町、上川原町 | ||
玉川町一丁目 | たまがわちょう | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 福島町字西野道上・字砂川道上、築地町字仲平 | |
玉川町二丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 築地町字仲平、中神町字東新畑 | ||
玉川町三丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 福島町字堀込・字野水、築地町字和田、中神町字東通 | ||
玉川町四丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 福島町字堀込、築地町字中原、中神町字東薄地台 | ||
玉川町五丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 福島町字堀込、築地町字中原・字和田、中神町字東通・字東薄地台 | ||
福島町一丁目 | ふくじまちょう | 1986年8月1日 | 1986年8月1日 | 福島町、郷地町 | |
福島町二丁目 | 1986年8月1日 | 1986年8月1日 | 福島町、築地町、中神町 | ||
福島町三丁目 | 1986年8月1日 | 1986年8月1日 | 福島町、築地町、中神町 | ||
朝日町一丁目 | あさひちょう | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 築地町字仲平、中神町字中新畑 | |
朝日町二丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 中神町字西新畑、宮沢町字上ノ原 | ||
朝日町三丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 中神町字東薄地台・字西薄地台 | ||
朝日町四丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 築地町字横道、中神町字西通・字西薄地台、宮沢町字ハケ下 | ||
朝日町五丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 築地町字中原、中神町字西通・字中通・字西薄地台 | ||
中神町一丁目 | なかがみちょう | 1992年8月1日 | 1992年8月1日 | 中神町、築地町 | |
中神町二丁目 | 1992年8月1日 | 1992年8月1日 | 中神町、築地町、宮沢町 | ||
中神町三丁目 | 1992年8月1日 | 1992年8月1日 | 中神町、築地町、宮沢町、福島町 | ||
宮沢町一丁目 | みやざわちょう | 1993年8月1日 | 1993年8月1日 | 宮沢町、大神町、築地町 | |
宮沢町二丁目 | 1993年8月1日 | 1993年8月1日 | 宮沢町、大神町、中神町、築地町 | ||
宮沢町三丁目 | 1993年8月1日 | 1993年8月1日 | 宮沢町、大神町、中神町、築地町 | ||
つつじが丘一丁目 | つつじがおか | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 大神町、上川原町、田中町、拝島町 | |
1987年8月1日 | 上川原町、拝島町 | ||||
つつじが丘二丁目 | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 宮沢町、大神町、上川原町、田中町、拝島町 | ||
つつじが丘三丁目 | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 宮沢町、大神町 | ||
美堀町一丁目 | みほりちょう | 1988年8月1日 | 1988年8月1日 | 上川原町、拝島町 | |
美堀町二丁目 | 1988年8月1日 | 1988年8月1日 | 上川原町、拝島町 | ||
美堀町三丁目 | 1983年8月1日 | 1983年8月1日 | 拝島町 | ||
美堀町四丁目 | 1983年8月1日 | 1983年8月1日 | 拝島町 | ||
美堀町五丁目 | 1983年8月1日 | 1983年8月1日 | 拝島町 | ||
昭和町一丁目 | しょうわちょう | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 宮沢町字上ノ原、大神町字古新田 | |
昭和町二丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 大神町字古新田、上川原町字はけ上、田中町字後小欠 | ||
昭和町三丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 宮沢町字上ノ原・字ハケ下 | ||
昭和町四丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 宮沢町字上ノ原、上川原町字はけ上 | ||
昭和町五丁目 | 1965年5月1日 | 1965年5月1日 | 上川原町字はけ上、田中町字前小欠 | ||
上川原町一丁目 | じょうがわらちょう | 1991年8月1日 | 1991年8月1日 | 上川原町、宮沢町、大神町 | |
上川原町二丁目 | 1991年8月1日 | 1991年8月1日 | 上川原町、田中町、拝島町 | ||
上川原町三丁目 | 1991年8月1日 | 1991年8月1日 | 上川原町、大神町、田中町 | ||
大神町一丁目 | おおがみちょう | 1983年8月1日 | 1983年8月1日 | 大神町 | |
大神町二丁目 | 1983年8月1日 | 1983年8月1日 | 大神町、田中町、上川原町 | ||
大神町三丁目 | 1983年8月1日 | 1983年8月1日 | 大神町 | ||
大神町四丁目 | 1983年8月1日 | 1983年8月1日 | 大神町 | ||
松原町一丁目 | まつばらちょう | 1967年5月1日 | 1967年5月1日 | 拝島町字小欠・字山王林・字林ノ上、田中町字前小欠・字後小欠 | |
1991年8月1日 | 拝島町、田中町 | ||||
松原町二丁目 | 1967年5月1日 | 1967年5月1日 | 拝島町字林ノ上 | ||
松原町三丁目 | 1967年5月1日 | 1967年5月1日 | 拝島町字林ノ上 | ||
松原町四丁目 | 1967年5月1日 | 1967年5月1日 | 拝島町字林ノ上・字松原上 | ||
松原町五丁目 | 1967年5月1日 | 1967年5月1日 | 拝島町字松原 | ||
田中町一丁目 | たなかちょう | 1982年8月1日 | 1982年8月1日 | 田中町、拝島町、上川原町 | |
田中町二丁目 | 1982年8月1日 | 1982年8月1日 | 田中町、拝島町、大神町 | ||
田中町三丁目 | 1982年8月1日 | 1982年8月1日 | 田中町、拝島町 | ||
田中町四丁目 | 1982年8月1日 | 1982年8月1日 | 田中町、拝島町 | ||
緑町一丁目 | みどりちょう | 1981年8月1日 | 1981年8月1日 | 拝島町 | |
緑町二丁目 | 1981年8月1日 | 1981年8月1日 | 拝島町 | ||
緑町三丁目 | 1981年8月1日 | 1981年8月1日 | 拝島町 | ||
緑町四丁目 | 1981年8月1日 | 1981年8月1日 | 拝島町 | ||
緑町五丁目 | 1981年8月1日 | 1981年8月1日 | 拝島町 | ||
拝島町一丁目 | はいじまちょう | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 拝島町 | |
拝島町二丁目 | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 拝島町 | ||
拝島町三丁目 | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 拝島町 | ||
拝島町四丁目 | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 拝島町、田中町 | ||
拝島町五丁目 | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 拝島町 | ||
拝島町六丁目 | 1980年8月1日 | 1980年8月1日 | 田中町 | ||
郷地町[† 2] | ごうちちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
福島町 | ふくじまちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
築地町 | ついじちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
中神町 | なかがみちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
宮沢町 | みやざわちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
大神町[† 2] | おおがみちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
上川原町[† 2] | じょうがわらちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
田中町 | たなかちょう | 1954年5月1日 | 未実施 | ||
拝島町 | はいじまちょう | 1954年5月1日 | 未実施 |
住宅団地
- 都市再生機構昭島つつじが丘ハイツ団地 - 昭和57年:昭島都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 都営昭和郷団地:昭島都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 都営拝島団地:昭島都市計画事業(一団地の住宅施設)
- 東京都住宅供給公社田中町団地 - 昭和53年:昭島都市計画事業(一団地の住宅施設)
行政
- 市長:臼井伸介(うすい しんすけ、2016年10月21日就任、1期目)
- 市職員数:752人(2009年4月1日時点)
- 当初予算規模(2009年度):385.29億円(一般会計)、223.01億円(特別会計)
歴代市長
- 1954年 - 伊藤栄彦
- 1956年,1960年 - 中村敬充
- 1964年,1968年,1972年 - 新藤元義
- 1976年,1980年 - 皿島忍
- 1984年,1988年,1992年 - 伊藤僡彦
- 1996年,2000年,2004年,2008年,2012年 - 北川穣一
- 2016年 - 臼井伸介
※西暦は市長選実施の年
広域行政
- 東京都十一市競輪事業組合 - 八王子、武蔵野、青梅、調布、町田、小金井、小平、日野、東村山、国分寺および本市の11市で京王閣競輪を開催している。
- 東京都六市競艇事業組合 - 八王子、武蔵野、町田、小金井、調布、および本市の6市で江戸川競艇を開催している。
- 西多摩衛生組合 - 青梅、福生、羽村の各市と瑞穂町で構成。可燃ごみ処理のため加入を申し入れたが、市内の清掃センターを延命改修することを決定し[3]、2018年11月16日に参加見送りを通知。これに対して組合構成自治体側も、加入拒否を同月26日に通知した[4]。
議会
昭島市議会
- 定数:22人
- 任期:2019年5月1日 - 2023年4月30日[5]
- 議長:大島博(公明党昭島市議団)
- 副議長:木﨑親一(自由民主党昭島市議団)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表者) |
---|---|---|
自由民主党昭島市議団 | 8 | ◎三田俊司、金井悦子、馬場保、森田久夫、山本一彦、髙橋誠、小林浩司、木﨑親一 |
公明党昭島市議団 | 5 | ◎赤沼泰雄、松原亜希子、吉野智之、渡辺純也、大島博 |
みらいネットワーク | 3 | ◎青山秀雄、林麻衣子、篠原有加 |
日本共産党昭島市議団 | 3 | ◎佐藤文子、奥村博、荒井啓行 |
無会派 | 3 | 八田一彦、油座政子、南雲隆志 |
計 | 22 |
(2021年4月1日現在[6])
東京都議会
- 選挙区:昭島市選挙区
- 定数:1人
- 任期:2017年7月23日 - 2021年7月22日
- 投票日:2017年7月2日
- 当日有権者数:92,715人
- 投票率:47.17%
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
内山真吾 | 当 | 37 | 都民ファーストの会 | 新 | 24,639票 |
中村豪志 | 落 | 41 | 自由民主党 | 新 | 12,544票 |
奥村博 | 落 | 66 | 日本共産党 | 新 | 5,897票 |
衆議院
- 選挙区:東京都第25区 (青梅市・昭島市・福生市・あきる野市・羽村市・西多摩郡)
- 任期:2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(令和3年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
井上信治 | 自由民主党 | 6 | 選挙区 |
2017年の区割り変更により、東京21区に属していた昭島市が25区に変更された。
公共機関
- 上水道
本市は市営水道を持つ。都内では唯一、水道水を地下150~200メートルから汲み上げる地下水で100%賄っている。そのため、周辺自治体より基本料金が安く、日本水道協会水道料金表によれば、2004年(平成16年)4月1日現在の10万人~30万人未満の都市における家事用水道料金は、国内では静岡県沼津市に次ぐ安さである。
給水は市町村の事業であるが、多摩地域では多くの自治体が東京都水道局の直営事業となっている(東京都水道局がこれらの自治体に事務委託していた時期があるが、2003年度から2012年度にかけて順次、委託を解消した)。2016年度現在、独自で行っているのは、本市と武蔵野市、羽村市、檜原村の4市村だけである。ただし、万一の渇水に備えて東京都水道局から緊急受水できるようになっている。
- 下水道
公共下水道は昭島市が、流域下水道は東京都下水道局が、それぞれ設置・管理している。
市内(宮沢町)には、東京都の多摩川上流水再生センターがある。青梅市、昭島市、福生市、羽村市、瑞穂町の大部分と立川市、武蔵村山市、奥多摩町の一部の下水処理を行っている。
- 都市ガス
昭島ガスが市内を網羅している。
- 警察
- 消防
消防は市町村の責任業務であるが、本市は多摩地域の多くの自治体と同様に東京消防庁へ業務を委託している。 よって、昭島市の消防の責務業務は、消防団活動、並びに消火栓・消火器等の設置・管理・維持といった程度である。 1998年(平成10年)12月に東京消防庁昭島消防署が設置されるまで立川消防署の管轄であったが、これは自治体消防発足時の1948年(昭和23年)に立川地区消防本部が立川市、昭和町(現在の昭島市)、谷保村(現在の国立市)で構成されていたことに由来する。(現在でも国立市の消防の管轄は立川消防署である)
官公庁
- 東京農政事務所昭島多摩統計・情報センター
- 国際法務総合センター
経済
産業
- 工業
- HOYA
- 日本電子
- 日本航空電子工業
- フォスター電機
- 昭和飛行機工業
- フランスベッド
- ワイエイシイホールディングス
- タチエス
- IHI 航空宇宙事業本部
- スリーボンド
- 三井造船昭島研究所
- ベジテック
- 敷島製パンパスコ東京多摩
- エンドウ
- リガク
- イムラ封筒昭島事業所
- 日本ヒューレット・パッカード昭島事業所(昭島工場) - 工場で生産されたパソコンを「東京生産」モデルとして販売しており、販売店向けの工場見学ツアーを定期的に開催している[7]。
- 商業
- モリタウン - 昭和飛行機系列のショッピングモール
- イトーヨーカドー拝島店
- エコス - スーパーマーケット。本社が所在。
- ザ・ビッグ昭島店(旧・ジャスコ昭島店)
- カインズホーム昭島店
- ケーズデンキ昭島店
- ヤマダ電機昭島店
- モリパーク アウトドアヴィレッジ- アウトドアに特化した複合商業施設(昭和飛行機系列)
- フォレスト・イン昭和館 - ホテルオークラサービスを取り入れた昭和飛行機系列リゾートホテル
- ホテルS&Sモリタウン - 昭和飛行機系列のビジネスホテル
- MOVIX昭島 - 松竹系シネマコンプレックス
- その他
自治体交流
- 国内
学校
小学校
- 市立
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- 私立
中学校
- 市立
- 私立
高等学校
- 都立
- 私立
短期大学
社会教育
図書館
- 昭島市民図書館 - 2020年3月 アキシマエンシス(昭島市教育福祉総合センター)内に移転
- 昭島市民図書館 昭和分館
- 昭島市民図書館 緑分館
- 昭島市民図書館 やまのかみ分室
- 昭島市民図書館 つつじが丘分室(新幹線電車図書館) - 実際に運用されていた0系東海道新幹線を日本で初めて2次利用したもので、元国鉄職員だった市民が整備し汽笛やヘッドライト点灯・行き先掲示板などが動き、子どもたちを楽しませた。 2020年3月閉館。
- 移動図書館 もくせい号
博物館・美術館
- 市役所にクジラの化石の一部が展示されている程度で、昭島市には博物館等といったものはないが郷土資料室(昭和町1-6-11)には、市内遺跡から発掘された縄文時代以来の土器や市民から寄贈された農具、今では使われなくなった懐かしい生活用具、玩具などの民具類を展示し郷土の歴史・文化を紹介している。開館は毎週水曜日、土曜日、日曜日の午後12時~午後4時(1月1日~3日、12月29日~31日を除く)入場無料。
- 2005年3月31日に、昭島市市制50周年記念として昭島市総合スポーツセンター(旧都立多摩スポーツ会館)中庭に『彫刻銀河』完成。中庭に6点、館内に1点の彫刻が常設される。24時間365日観覧可能。
市民会館・公民館・市立会館
- 昭島市民会館・公民館 - 同じ建物内にある。(2014年4月より「KOTORIホール」フォスター電機によるネーミングライツ)
- 玉川会館
- 朝日会館
- 富士見会館
- 大神会館
- 昭和会館
- 拝島会館
- 緑会館
- 堀向会館
- 福島会館
- やまのかみ会館
- 武蔵野会館
体育施設
- 昭島市総合スポーツセンター(旧東京都立多摩スポーツ会館)
- みほり体育館
- 市民プール
- 昭島市民球場(2016年4月より「ネッツ多摩 昭島スタジアム」)
交通
鉄道
バス路線
- 立川バスへ業務委託している。
- 立川市コミュニティバス<くるりんバス>
- 立川バスへ業務委託している。ルートの一部が昭島市内を通行する。
- 西砂ルート(昭島駅北口 - フォレスト・イン昭和館 - 美堀橋 - 西武立川駅南口 ~ リサイクルセンター南 ~ 松中団地操車場)
道路
- 国道16号(東京環状)
- 東京都道29号立川青梅線(奥多摩街道・新奥多摩街道)
- 東京都道59号八王子武蔵村山線
- その他の都道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
- 玉川上水 国の指定史跡。際に緑道が付いている。
- 旧三井家拝島別邸(啓明学園北泉寮)東京都指定有形文化財。
- 大日堂境域及び日吉神社境域 東京都指定史跡。
- 大日堂 建物は市指定有形文化財。堂内には、木造大日如来坐像(東京都指定有形文化財)など。境内には、仁王門(市指定有形文化財)、内に木造金剛力士立像(東京都指定有形文化財)、拝島のフジ(東京都指定天然記念物)、おねいの井戸(市指定旧跡)がある。
- 日吉神社 本殿彫刻、拝殿格天井花鳥画70面、板壁絵2面、幣殿杉戸絵4面(一括で市指定有形文化財)
- 歴史の散歩道スタンプラリー板 市内の史跡めぐりが楽しみながらできるように、スタンプラリー板が設置されている。スタンプ板の上に紙を当てて鉛筆などでこすると、史跡の絵などが写し出される。設置場所は、大日堂、日吉神社、広福寺、熊野神社、浄土古墳ほか多数。
- 拝島大師 正月2日3日のだるま市が賑わう。
- 九箇村用水樋管跡、九箇村用水取水口跡 九箇村(拝島、田中、大神村、宮沢村、中神村、築地村、福島村、郷地村、立川の柴崎)各村を通る灌漑用水(立川堀)のための取水口。1911年(明治44年)築造。
- 拝島駅に隣接した市道北143号踏切は2009年5月末日まで127mと日本最長であったが、拝島駅改修に合わせた構内通路による代替をもって廃止された。
レジャースポット
- 国営昭和記念公園 - 西立川駅が最寄の駅になっている。
- 市立昭和公園
- 多摩川緑地くじら運動公園
- 大神公園
- 昭和の森ゴルフコース
- 昭和の森スポーツセンター
- (旧)よしもとゲームアミュージアム - 吉本興業が撤退した後、通常のアミューズメント施設になった。
祭事・催事
- 昭島市民くじら祭(8月)
- 花火大会(夢花火、2000発) - 8月第1週の土日に開催。模擬店、ステージ、パレードからなる市民祭。
- 日吉神社例大祭(榊祭)(9月19日近くの土日曜日) - 巨大な榊御輿を男達が夜通し担ぎ練り歩く奇祭。榊祭は、東京都指定無形民俗文化財。
- 昭島ブランド・フードグランプリ(11月)
- 産業まつり(11月)
- 昭島郷土芸能まつり(5月)
- まちコンあきしま
- 昭島市/福生市/羽村市 街めぐりクイズラリー
スポーツチーム
著名な出身者
文化
- 小熊英二 - 社会学者・慶應義塾大学教授
- 秋山靖浩 - 法学者・早稲田大学教授
- 小山高生 - アニメ脚本家
- 白石昌則 - 『生協の白石さん』の書籍がベストセラーに
- 宮崎博文 - 第21回朝日アマ将棋名人戦全国大会優勝
- 増田康宏 - 将棋棋士・六段
芸能
- 三田明 - 歌手
- 松本典子 - 元アイドル
- DJ SHUHO - KICK THE CAN CREWのDJとして参加
- 石川静 - 声優
- くまいもとこ - 声優
- Keyco - ソウルシンガー
- 比佐一成 - 俳優
- ヤハラリカ - モデル、女優、タレント、MC
- 桂笹丸 - 落語家
- 吉沢亮 - 俳優。多摩辺中学校卒業。
スポーツ
- アジャコング - プロレスラー。多摩辺中学校卒業。
- 若國一男 - 元力士
- 西野湧喜 - 元プロレスラー
- ジャッジ金子 - プロレスレフェリー
- 金子英樹 - 元プロテニス選手
- 鹿又智成 - 総合格闘家
- 石川はじめ - 元プロレスラー
- 小泉訓 - 元プロサッカー選手
- 真野亮二 - プロサッカー選手
- 海老原一佳 - プロ野球選手
- 坂本洋道 - ラグビー選手
諸分野
ゆかりのある人物
- 河林満 - 作家。福島県いわき市生まれ
- 福山雅治 - シンガーソングライター。18歳の時に、拝島に住んでいた。
- 東野純直 - 歌手。拝島でラーメン店「支那ソバ 玉龍」を経営中。
- 田中雅美 - タレント、元競泳選手(平泳ぎ)。高校進学と共に上京した際、昭島市に住んでいた。
- 河上和雄 - 弁護士、元東京地検特捜部長。日本テレビの報道番組『真相報道 バンキシャ!』内で、一時期在住していたことがあると発言した。
ゆかりのある作品
- 楽曲
- 漫画
- テレビドラマ
- TRICK - 登場人物・上田次郎の出身地は拝島という設定
- トライアングル - 出演・江口洋介、稲垣吾郎ほか。作中に出てくる病院のシーンの多くは市内の東京西徳洲会病院。
- 医龍-Team Medical Dragon- - 出演・坂口憲二、水川あさみ、小池徹平、稲森いずみほか。作中に出てくる病院のシーンの多くは東京西徳洲会病院。
その他
- 市外局番 : 042(市内全域)
- 1985年に八王子自動車検査登録事務所(八王子ナンバー)が開設されて以降、多摩自動車検査登録事務所(多摩ナンバー)対象自治体としては最も西に位置する。南隣の八王子市、日野市、北隣の福生市以西は八王子ナンバーとなる。
脚注
- ^ アキシマクジラ昭島市ホームページ(2018年4月18日閲覧)
- ^ 57年前に化石発見「アキシマクジラ」…祝新種認定、地元でイベント『産経新聞』朝刊2018年4月15日・東京面(2018年4月18日閲覧)
- ^ 清掃センターでの可燃ごみ焼却処理を継続昭島市(2018年10月19日)2018年11月23日閲覧。
- ^ 「西多摩衛生組合が昭島市加入認めず 可燃ごみ処理巡り」『朝日新聞』朝刊2018年11月27日(東京面)2018年11月30日閲覧。
- ^ 任期満了日(定数)一覧 | 東京都選挙管理委員会
- ^ 会派別名簿|昭島市
- ^ 東京 昭島工場見学プログラム | 日本HP
- ^ a b 「昭島市立学校の統合について」,昭島市
関連項目
外部リンク
福生市 | ||||
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昭島市 | ||||
八王子市 | 日野市 |