コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「荒沢岳」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Botによる: Bot作業依頼 大陸別山カテゴリ (Category:アジアの山) を追加
Cewbot (会話 | 投稿記録)
11行目: 11行目:
|種類 =
|種類 =
|初登頂 =
|初登頂 =
|地図 = {{Embedmap|139.148056|37.100278|300}}荒沢岳の位置
|地図 = {{Location map|Japan Mapplot|coordinates={{Coord|37.100278|139.148056}}|caption=|width=300}}荒沢岳の位置
}}
}}



2021年5月13日 (木) 23:10時点における版

荒沢岳
小倉山付近からの荒沢岳
標高 1,969 m
所在地 日本の旗 日本
新潟県魚沼市
位置 北緯37度06分01秒 東経139度08分53秒 / 北緯37.10028度 東経139.14806度 / 37.10028; 139.14806座標: 北緯37度06分01秒 東経139度08分53秒 / 北緯37.10028度 東経139.14806度 / 37.10028; 139.14806
荒沢岳の位置(日本内)
荒沢岳
荒沢岳の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示

荒沢岳(あらさわだけ)は新潟県魚沼市にある標高1,969 m荒澤岳とも表記する。また銀山岳と呼ばれていた時代もある。三角形の山頂部を中心に両翼を広げ、均整のとれた山容を見せており、には盛夏でも雪渓を残す。

概要

新潟県境の景勝地銀山平を見下ろすようにそびえる鋭鋒である。日本二百名山の一峰であるが、日本百名山には含まれず、日本三百名山にも含まれない。日本二百名山選定の際、登山条件の困難さやこの地域の気候の厳しさなどが問題となったが、結局日本二百名山に加えられた。

登山の拠点となる銀山平は積雪が5 mを越える豪雪地帯であり、奥只見シルバーラインが開通する前までは秘境の地であった。『日本百名山』の著者深田久弥も荒沢岳にはついに登ることができなかった。

登山ルート

荒沢岳に直接登る登山ルートは、銀山平から前山 (1,090 m)・前嵓(まえぐら、1,536 m)の2つのピークを経る1本のみである。所要時間は往復で約8時間。鎖場や濡れた岩場、さらに鎖さえもない難所がある。前嵓付近では、転落死亡事故も発生している。雪害を防ぐため、冬季は難所にかけられた鎖が取り外されている。

山頂は狭いが、眺望は抜群で、越後三山巻機山未丈ヶ岳守門岳浅草岳平ヶ岳など、360度の展望がある。

山頂から先には、兎岳中ノ岳へと続く縦走路がある。かつての『山と高原地図』ではルートが未記載であったが、有志により定期的に刈り払いされており、2016年版の『山と高原地図』では一般ルートとして所要時間が記載されている。

参考画像

関連項目

外部リンク