「全日本少年軟式野球大会」の版間の差分
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* [[中村悠平]]:(第22回)福井クラブでに出場(初戦敗退)。 |
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2021年2月1日 (月) 04:02時点における版
全日本少年軟式野球大会(ぜんにほんしょうねんなんしきやきゅうたいかい)は、横浜市と全日本軟式野球連盟主催で毎年8月中旬に横浜スタジアムで開催される中学年代の軟式野球全国大会。通称「ハマの甲子園」。
同じく中学年代の軟式野球全国大会である全国中学校軟式野球大会(日本中学校体育連盟主催)は参加資格が中学校単位で活動している野球部に限定されているのに対し本大会では、中学単位のチームの他にも都道府県単位の選抜チームや地域単位のクラブチームにも参加資格が与えられている。なお、中学校単位の野球部の出場に際しては「○○中学クラブ」のチーム名で参加することとなる。
予選は各市町村大会から始まり、都道府県、ブロック大会を勝ち抜き本大会へと進出する。なお、本大会では「開催地枠」として、神奈川県から、別途1チームが参加する。主催である全日本軟式野球連盟の関係者間を中心に「中学生の甲子園」と称される場合がある。また、全国中学校軟式野球大会と比較して出場チームが16と少ないうえに、大会最終日に準決勝と決勝戦がまとめて執り行われる過密日程のため、指導者や関係者の間では、大会への出場や優勝へ到る厳しさは全国中学校軟式野球大会のそれを上回るとの声がある。
大会の歴史
本大会の前身は1975年初開催の全日本少年軟式野球大会である。1981年に全日本学童軟式野球大会が創設されたことにより一時休止状態となったが、1984年に、第1回全日本少年軟式野球大会の名で再び開催されて現在に至る。
2003年度は20回記念大会であったこと、2009年度は横浜市開港150周年記念であったことから開催地である神奈川県からの代表枠が例年より2つ多い4つ設けられた。内訳は、神奈川県代表の中学校ならびにクラブチーム、横浜市代表の中学校ならびにクラブチームがそれぞれ1つずつである。
しかし2020年は新型コロナの影響で会場予定だった保土ヶ谷球場が閉鎖のため中止。
出場経験のある主な野球選手
- 麦倉洋一:(第3回)都賀町立都賀中学校のエースとして優勝。チームは1984年開催の第1回大会でも優勝。
- 山田喜久夫:(第3回)十四山村立十四山中学校のエースとして出場。
- 川村丈夫:(第4回)大和市立大和中学校のエースとして出場。
- イチロー:(第5回)豊山町立豊山中学校のエースとして3位。
- 代田建紀:(第5回)横浜市立岡津中学校で出場。
- 塩谷和彦:(第5回)高砂市立松陽中学校で優勝。
- 岡島秀樹:(第6回)クラブチーム・淀タイガースのエースとして出場。
- 山本省吾:(第8回)星稜中学校で1年生の時に出場。2・3年次には全国中学校軟式野球大会に出場し3年次に優勝。
- 上地雄輔:(第11回)クラブチーム・横須賀スターズの正捕手として出場。その後日本代表に選出。
- 北野良栄:(第13回)星稜中学校クラブで1年生で出場。3年次には主将として第20回全国中学校軟式野球大会で優勝。
- 山崎敏:(第13回)富士見村立富士見中学校のエースとして出場。
- 東和政:(第14回)宿毛市立片島中学校のエースとして優勝。
- 上里田光正:(第14回)高砂市立松陽中学校のエースとして準優勝。
- 山口鉄也:(第15回)横浜市立菅田中学校のエースとして3位。
- 早坂圭介:(第15回)クラブチーム・横須賀スターズで2年生の時に出場。
- 栂野雅史:(第16回)栄町立栄中学校のエースとして3位。
- 小林敦:(第16回)東海大翔洋中学校の三塁手として2年生の時にベスト8。
- 平野貴志:(第17回)桐蔭学園中学校のエースとして優勝。
- 岩見優輝:(第17回)クラブチーム・門真クレイジーボーイズで2年生の時にベスト8。
- 平岡政樹:(第17回)海陽町立海部中学校のエースとして出場。
- 江川智晃:(第18回)伊勢市立二見中学校のエースとして優勝。
- 鈴木将光:(第19回)星稜中学校クラブで3位。
- 片山博視:(第19回)南あわじ市立三原中学校のエースとしてベスト8。
- 髙濱卓也:(第21回)佐賀市立城南中学校のエースとして3位。同年の第26回全国中学校軟式野球大会ではベスト8。
- 今村猛:(第22回)佐世保市立小佐々中学校で2年生の時に出場(初戦敗退)。
- 中村悠平:(第22回)福井クラブでに出場(初戦敗退)。
- 今宮健太:(第23回)明豊中学校のエースとして出場(初戦敗退)。
- 下沖勇樹:(第23回)福岡三葉クラブAのエースとして出場(初戦敗退)。同年の第28回全国中学校軟式野球大会では優勝。
- 西川健太郎:(第24回)星稜中学校の外野手として2年生の時に優勝。
歴代優勝校
回 | 年度(西暦) | 年度(和暦) | 優勝 | 地区 |
---|---|---|---|---|
1 | 1984 | 昭和59 | 都賀町立都賀中学校 | 栃木県代表 |
2 | 1985 | 昭和60 | 佐野市立城東中学校 | 栃木県代表 |
3 | 1986 | 昭和61 | 都賀町立都賀中学校 | 栃木県代表 |
4 | 1987 | 昭和62 | 横浜市立下瀬谷中学校 | 横浜市代表 |
5 | 1988 | 昭和63 | 高砂市立松陽中学校 | 兵庫県代表 |
6 | 1989 | 平成元 | 桐蔭学園中学校 | 横浜市代表 |
7 | 1990 | 平成2 | 壬生町立壬生中学校 | 栃木県代表 |
8 | 1991 | 平成3 | 松永ヤンキース | 広島県代表 |
9 | 1992 | 平成4 | 小山市立桑中学校 | 栃木県代表 |
10 | 1993 | 平成5 | 宮崎市立大塚中学校 | 宮崎県代表 |
11 | 1994 | 平成6 | 鏡町立鏡中学校 | 熊本県代表 |
12 | 1995 | 平成7 | 鳴門市立瀬戸中学校 | 徳島県代表 |
13 | 1996 | 平成8 | 星稜中学校 | 石川県代表 |
14 | 1997 | 平成9 | 宿毛市立片島中学校 | 高知県代表 |
15 | 1998 | 平成10 | 全流山(流山市内の中学生で構成された選抜チーム) | 千葉県代表 |
16 | 1999 | 平成11 | 鹿島市立東部中学校 | 佐賀県代表 |
17 | 2000 | 平成12 | 桐蔭学園中学校 | 横浜市代表 |
18 | 2001 | 平成13 | 二見町立二見中学校 | 三重県代表 |
19 | 2002 | 平成14 | 本部市立上本部中学校 | 沖縄県代表 |
20 | 2003 | 平成15 | 多久町立中央中学校 | 佐賀県代表 |
21 | 2004 | 平成16 | 福井クラブ(福井県内の中学生で構成された選抜チーム) | 福井県代表 |
22 | 2005 | 平成17 | 相模原市立上溝中学校 | 神奈川県代表 |
23 | 2006 | 平成18 | 彦根クラブ(彦根市内の中学生で構成された選抜チーム) | 滋賀県代表 |
24 | 2007 | 平成19 | 星稜中学校 | 石川県代表 |
25 | 2008 | 平成20 | 高知中学校 | 高知県代表 |
26 | 2009 | 平成21 | 西京ビッグスターズ | 京都府代表 |
27 | 2010 | 平成22 | 茨城オール県南クラブ | 茨城県代表 |
28 | 2011 | 平成23 | 高知中学校 | 高知県代表 |
29 | 2012 | 平成24 | 西京ビッグスターズ | 京都府代表 |
30 | 2013 | 平成25 | 豊後高田市立高田中学校 | 大分県代表 |
31 | 2014 | 平成26 | 波佐見町立波佐見中学校 | 長崎県代表 |
32 | 2015 | 平成27 | 豊見城市立豊見城中学校 | 沖縄県代表 |
33 | 2016 | 平成28 | 星稜中学校 | 石川県代表 |
34 | 2017 | 平成29 | 西京ビッグスターズ | 京都府代表 |
35 | 2018 | 平成30 | 神戸市立兵庫中学校 | 兵庫県代表 |
36 | 2019 | 令和元 | 倉敷クラブ | 岡山県代表 |