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「1996年の日本ハムファイターズ」の版間の差分

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2021年1月11日 (月) 03:49時点における版

1996年の日本ハムファイターズ
成績
パシフィック・リーグ2位
68勝58敗4分 勝率.540[1]
本拠地
都市 東京都文京区
東京ドーム
球団組織
オーナー 大社義規
経営母体 日本ハム
監督 上田利治
« 1995
1997 »

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1996年の日本ハムファイターズ(1996ねんのにほんハムファイターズ)では、1996年の日本ハムファイターズの動向をまとめる。

この年の日本ハムファイターズは、上田利治監督の2年目のシーズンである。

概要

阪急・オリックスで5度のリーグ優勝と3度の日本一に導いた名将・上田新監督の1年目を4位で終えたチームは、開幕スタメンで1番にロブ・デューシーを、4番にはバーナード・ブリトーの両外国人を据えて開幕に臨んだ。外国人パワーと上田監督になってから我慢強く起用した岩本勉今関勝島崎毅田口昌徳上田佳範井出竜也と若手選手が活躍し、四年目の金子誠新人王を獲得。近年成績が不振だった片岡篤史西崎幸広の復活もあり、チームは首位をひた走り1981年以来15年ぶりの優勝を期待された。しかし、7月終了時点まで4ゲーム差も付けられたオリックスが破竹の勢いで快進撃すると同時にチームの勢いは止まり、直接対決で負け越して首位陥落。それでも自力優勝の可能性を残したが、9月初めに上田監督が「家庭の事情」で休養。急遽住友平ヘッドコーチが監督代行となるも直後に負けが込み、オリックスに優勝マジックが点灯。9月23日の試合でオリックスにサヨナラ負けを喫して目前での胴上げを許し、1993年以来の2位に終わった。シーズン終了後、巨人を自由契約になった落合博満を獲得するが、これがチーム内紛の始まりとなる。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 デューシー
2 広瀬哲朗
3 田中幸雄
4 ブリトー
5 井出竜也
6 安田秀之
7 中村豊
8 田口昌徳
9 渡辺浩司
投手 岩本勉
1996年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 オリックス -- 日本ハム -- 日本ハム -- 日本ハム -- オリックス -- オリックス --
2位 日本ハム 0.5 オリックス 0.5 オリックス 2.5 オリックス 4.0 日本ハム 0.5 日本ハム 7.0
3位 近鉄 1.0 近鉄 2.0 近鉄 7.0 ロッテ 7.5 近鉄 8.5 西武 13.0
4位 ロッテ 1.5 ロッテ 5.0 ロッテ 7.5 近鉄 9.0 ロッテ 10.0 近鉄 14.5
5位 西武 5.0 西武 5.5 西武 9.5 ダイエー 11.5 ダイエー 12.5 ロッテ 15.5
6位 ダイエー 7.0 ダイエー 11.0 ダイエー 12.5 西武 13.0 西武 13.5 ダイエー 22.0
1996年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 オリックス・ブルーウェーブ 74 50 6 .597 優勝
2位 日本ハムファイターズ 68 58 4 .540 7.0
3位 西武ライオンズ 62 64 4 .492 13.0
4位 近鉄バファローズ 62 67 1 .481 14.5
5位 千葉ロッテマリーンズ 60 67 3 .472 15.5
6位 福岡ダイエーホークス 54 74 2 .422 22.0

オールスターゲーム1996

  • ファン投票
西崎幸広
  • 監督推薦
今関勝
島崎毅
グロス
田中幸雄
ブリトー

できごと

選手・スタッフ

表彰選手

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
金子誠 新人王
グロス 最多勝利 17勝 2年連続2度目
島崎毅 最多ホールド投手 16H (新設)
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
片岡篤史 一塁手 初受賞
田中幸雄 遊撃手 2年連続4度目
ゴールデングラブ賞
選手名 ポジション 回数
西崎幸広 投手 8年ぶり2度目
片岡篤史 一塁手 初受賞
田中幸雄 遊撃手 2年連続5度目

ドラフト

色付きの選手は逆指名による入団

順位 選手名 守備 所属 結果
1位 矢野諭 投手 帝京第五高 入団
2位 今井圭吾 投手 近畿大学 入団
3位 小笠原道大 捕手 NTT関東 入団
4位 生駒雅紀 投手 日立製作所 入団
5位 高橋憲幸 投手 日本石油 入団
6位 村上真哉 投手 ヨークベニマル 入団
7位 髙橋信二 捕手 津山工業高 入団
8位 林田堅吾 投手 アリゾナウエスタン短期大学 入団

脚注

注釈

出典