1963年の東映フライヤーズ
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1963年の東映フライヤーズ | |
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成績 | |
パシフィック・リーグ3位 | |
76勝71敗3分 勝率.517[1] | |
本拠地 | |
都市 | 東京都新宿区 |
球場 | 明治神宮野球場 |
球団組織 | |
オーナー | 大川博 |
経営母体 | 東映 |
監督 | 水原茂 |
« 1962 1964 » |
1963年の東映フライヤーズでは、1963年の東映フライヤーズにおける動向をまとめる。
この年の東映フライヤーズは、水原茂監督の3年目のシーズンである。
概要
[編集]水原監督2年目の1962年に優勝&日本一を果たしたチームだが、この年は山本八郎が近鉄に移籍した以外は打撃陣の顔ぶれはほとんど変わらず、開幕を迎えた。しかし、張本勲や毒島章一、ジャック・ラドラなどの打線の頑張りもむなしく投手陣が打ち込まれる試合もあり勝ち星が前年から低下。それでも土橋正幸や久保田治、尾崎行雄などの投手陣が奮闘し最後は近鉄とのAクラス争いに勝ち、辛うじて3位を確保したが貯金は前年の26から大幅に減った。この年を最後に東映は2年間本拠地とした明治神宮野球場(神宮球場)を国鉄に譲り、1953年途中まで本拠地としていた後楽園球場に11年ぶりに復帰することになった(後身の日本ハムは後楽園最後の年である1987年まで使用した)。
チーム成績
[編集]レギュラーシーズン
[編集]1 | 一 | ラドラ |
---|---|---|
2 | 二 | 青野修三 |
3 | 右 | 毒島章一 |
4 | 左 | 張本勲 |
5 | 中 | 吉田勝豊 |
6 | 三 | 西園寺昭夫 |
7 | 遊 | 岩下光一 |
8 | 捕 | 安藤順三 |
9 | 投 | 土橋正幸 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 9月終了時 | 最終成績 | |||||||
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1位 | 南海 | -- | 南海 | -- | 南海 | -- | 南海 | -- | 南海 | -- | 南海 | -- | 西鉄 | -- |
2位 | 東映 | 2.0 | 東映 | 4.5 | 東映 | 8.0 | 東映 | 7.5 | 西鉄 | 7.5 | 西鉄 | 3.5 | 南海 | 1.0 |
3位 | 阪急 | 4.5 | 近鉄 | 8.5 | 近鉄 | 11.5 | 近鉄 | 11.0 | 近鉄 | 9.0 | 東映 | 11.0 | 東映 | 10.5 |
4位 | 西鉄 | 5.0 | 大毎 | 9.0 | 西鉄 | 13.5 | 西鉄 | 13.0 | 東映 | 10.0 | 近鉄 | 12.0 | 近鉄 | 12.5 |
5位 | 大毎 | 5.5 | 西鉄 | 10.0 | 大毎 | 19.5 | 大毎 | 16.5 | 大毎 | 16.5 | 大毎 | 17.5 | 大毎 | 23.5 |
6位 | 近鉄 | 7.0 | 阪急 | 13.0 | 阪急 | 19.5 | 阪急 | 21.0 | 阪急 | 23.0 | 阪急 | 25.0 | 阪急 | 30.5 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 西鉄ライオンズ | 86 | 60 | 4 | .589 | 優勝 |
2位 | 南海ホークス | 85 | 61 | 4 | .582 | 1.0 |
3位 | 東映フライヤーズ | 76 | 71 | 3 | .517 | 10.5 |
4位 | 近鉄バファローズ | 74 | 73 | 3 | .503 | 12.5 |
5位 | 毎日大映オリオンズ | 64 | 85 | 1 | .430 | 23.5 |
6位 | 阪急ブレーブス | 57 | 92 | 1 | .383 | 30.5 |
オールスターゲーム1963
[編集]→詳細は「1963年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手及びスタッフ
監督 | 水原茂 | ||||
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ファン投票 | 青野修三 | ||||
監督推薦 | 土橋正幸 | 久保田治 | 石川陽造 | 安藤順三 | 張本勲 |
できごと
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選手・スタッフ
[編集]表彰選手
[編集]リーグ・リーダー |
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受賞者なし |
ベストナイン | ||
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選手名 | ポジション | 回数 |
張本勲 | 外野手 | 4年連続4度目 |
出典
[編集]- ^ a b “年度別成績 1963年 パシフィック・リーグ”. 日本野球機構. 2017年6月13日閲覧。
- ^ ベースボールマガジン2002夏季号, ベースボールマガジン社, (2002), p. 123
- ^ 『日本プロ野球80年史 1934-2014』 【記録編】、ベースボール・マガジン社、2014年12月24日。ISBN 978-4-583-10668-7。
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 読売ジャイアンツ | 2位 | 中日ドラゴンズ | 優勝 | 西鉄ライオンズ | 2位 | 南海ホークス |
3位 | 阪神タイガース | 4位 | 国鉄スワローズ | 3位 | 東映フライヤーズ | 4位 | 近鉄バファローズ |
5位 | 大洋ホエールズ | 6位 | 広島カープ | 5位 | 毎日大映オリオンズ | 6位 | 阪急ブレーブス |
:日本一 :日本シリーズ出場 | |||||||