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SpaceMeteor (会話 | 投稿記録) m ノート:アイルランドの地方行政区画#Countyの和訳についての改名に伴う変更 |
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[[1790年]]から[[1797年]]にかけてアイルランド下院議員を務めた[[チャールズ・マンク (初代マンク子爵)|チャールズ・スタンリー・マンク]]<small>({{circa|1754}}–1802)</small>は、[[1797年]][[11月23日]]に[[アイルランド貴族]]爵位'''ウェックスフォード県におけるバリートラモンのマンク男爵'''<small>(Baron Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)</small>に叙せられてアイルランド貴族院議員に列し、ついで[[1801年]][[1月5日]]にアイルランド貴族爵位'''ウェックスフォード県におけるバリートラモンのマンク子爵'''<small>(Viscount Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)</small>に叙せられた<ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p2846.htm#i28459|title=Charles Stanley Monck, 1st Viscount Monck of Ballytrammon|accessdate= 2018-1-23|last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP BP">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk |
[[1790年]]から[[1797年]]にかけてアイルランド下院議員を務めた[[チャールズ・マンク (初代マンク子爵)|チャールズ・スタンリー・マンク]]<small>({{circa|1754}}–1802)</small>は、[[1797年]][[11月23日]]に[[アイルランド貴族]]爵位'''ウェックスフォード県におけるバリートラモンのマンク男爵'''<small>(Baron Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)</small>に叙せられてアイルランド貴族院議員に列し、ついで[[1801年]][[1月5日]]にアイルランド貴族爵位'''ウェックスフォード県におけるバリートラモンのマンク子爵'''<small>(Viscount Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)</small>に叙せられた<ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p2846.htm#i28459|title=Charles Stanley Monck, 1st Viscount Monck of Ballytrammon|accessdate= 2018-1-23|last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP BP">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/monck1801.htm|title=Monck, Viscount (I, 1801)|accessdate= 2018-1-23|last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref>。 |
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初代子爵の息子[[ヘンリー・マンク (初代ラスダウン伯爵)|ヘンリー・スタンリー・マンク]]<small>(1785–1848)</small>は、襲爵前の[[1822年]][[1月12日]]にアイルランド貴族爵位'''ラスダウン伯爵'''<small>(Earl of Rathdowne)</small>に叙され、その後[[1843年]][[11月22日]]に襲爵した。しかし彼には男子がなく、ラスダウン伯爵位は彼一代で廃絶した<ref name="CP BP"/><ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p3881.htm#i38807|title=Henry Stanley Monck, 1st Earl of Rathdowne|accessdate= 2018-1-27|last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
初代子爵の息子[[ヘンリー・マンク (初代ラスダウン伯爵)|ヘンリー・スタンリー・マンク]]<small>(1785–1848)</small>は、襲爵前の[[1822年]][[1月12日]]にアイルランド貴族爵位'''ラスダウン伯爵'''<small>(Earl of Rathdowne)</small>に叙され、その後[[1843年]][[11月22日]]に襲爵した。しかし彼には男子がなく、ラスダウン伯爵位は彼一代で廃絶した<ref name="CP BP"/><ref>{{Cite web |url=http://thepeerage.com/p3881.htm#i38807|title=Henry Stanley Monck, 1st Earl of Rathdowne|accessdate= 2018-1-27|last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
2020年12月4日 (金) 05:51時点における版
マンク子爵(英語: Viscount Monck)は、アイルランド貴族の子爵位。アイルランド下院議員チャールズ・マンクが1801年に叙されたのに始まる。
歴史
1790年から1797年にかけてアイルランド下院議員を務めたチャールズ・スタンリー・マンク(c. 1754–1802)は、1797年11月23日にアイルランド貴族爵位ウェックスフォード県におけるバリートラモンのマンク男爵(Baron Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)に叙せられてアイルランド貴族院議員に列し、ついで1801年1月5日にアイルランド貴族爵位ウェックスフォード県におけるバリートラモンのマンク子爵(Viscount Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)に叙せられた[1][2]。
初代子爵の息子ヘンリー・スタンリー・マンク(1785–1848)は、襲爵前の1822年1月12日にアイルランド貴族爵位ラスダウン伯爵(Earl of Rathdowne)に叙され、その後1843年11月22日に襲爵した。しかし彼には男子がなく、ラスダウン伯爵位は彼一代で廃絶した[2][3]。
ラスダウン伯の死後、その弟チャールズ・ジョセフ・ケリー・マンク(1791–1849)が3代マンク子爵を継承した[2][4]。
その息子4代マンク子爵チャールズ・スタンリー・マンク(1819–1894)は、ホイッグ党の連合王国議会下院議員を務めた後、1861年から1867年にかけてカナダ連合植民地総督、1867年から1868年にかけてカナダ総督を務めた。1866年7月12日には連合王国貴族爵位ウェックスフォード県におけるバリートラモンのマンク男爵(Baron Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)に叙せられ、以降の当主は1999年の貴族院改革まで自動的に貴族院議員に列することとなった[2][5]。
2018年現在の当主は第7代マンク子爵チャールズ・スタンリー・マンク(1953-)である[2][6]。
歴代当主一覧
マンク男爵 (1797年)
- 初代マンク男爵チャールズ・スタンリー・マンク (Charles Stanley Monck, c. 1754–1802) 1801年にマンク子爵に叙される
マンク子爵 (1801年)
- 初代マンク子爵チャールズ・スタンリー・マンク (Charles Stanley Monck, c. 1754–1802)
- 2代マンク子爵ヘンリー・スタンリー・マンク (Henry Stanley Monck, 1785–1848) - 先代の息子。1822年ラスダウン伯爵に叙される
ラスダウン伯爵 (1822年)
- 初代ラスダウン伯爵/2代マンク子爵ヘンリー・スタンリー・マンク (Henry Stanley Monck, 1785–1848) - 死後ラスダウン伯爵位廃絶
マンク子爵 (1801年)
- 3代マンク子爵チャールズ・ジョセフ・ケリー・マンク (Charles Joseph Kelly Monck, 1791–1849) - 先代の弟
- 4代マンク子爵チャールズ・スタンリー・マンク (Charles Stanley Monck, 1819–1894) - 先代の息子
- 5代マンク子爵ヘンリー・パワー・チャールズ・スタンリー・マンク (Henry Power Charles Stanley Monck, 1849–1927) - 先代の息子
- 6代マンク子爵ヘンリー・ウィンダム・スタンリー・マンク (Henry Wyndham Stanley Monck, 1905–1982) - 先代の孫
- 7代マンク子爵チャールズ・スタンリー・マンク (Charles Stanley Monck, 1953-)
- 推定相続人は、現当主の兄弟ジョージ・スタンリー・マンク(George Stanley Monck, 1957-)
現当主の保有爵位
現当主チャールズ・スタンリー・マンクは以下の爵位を保有している[2][6]。
- ウェックスフォード県におけるバリートラモンの第7代マンク子爵 (7th Viscount Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)
- ウェックスフォード県におけるバリートラモンの第7代マンク男爵 (7th Baron Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)
- ウェックスフォード県におけるバリートラモンの第4代マンク男爵 (4th Baron Monck, of Ballytrammon in the County of Wexford)
脚注
注釈
出典
- ^ Lundy, Darryl. “Charles Stanley Monck, 1st Viscount Monck of Ballytrammon” (英語). thepeerage.com. 2018年1月23日閲覧。
- ^ a b c d e f Heraldic Media Limited. “Monck, Viscount (I, 1801)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2018年1月23日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Henry Stanley Monck, 1st Earl of Rathdowne” (英語). thepeerage.com. 2018年1月27日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Charles Joseph Kelly Monck, 3rd Viscount Monck of Ballytrammon” (英語). thepeerage.com. 2018年1月27日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Charles Stanley Monck, 4th Viscount Monck of Ballytrammon” (英語). thepeerage.com. 2018年1月27日閲覧。
- ^ a b Lundy, Darryl. “Charles Stanley Monck, 7th Viscount Monck of Ballytrammon” (英語). thepeerage.com. 2018年1月27日閲覧。