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2020年11月30日 (月) 03:03時点における版
沖縄SV | |
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原語表記 | 沖縄Sport-Verein |
呼称 | 沖縄SV |
愛称 | OSV |
クラブカラー |
濃紺 黄 |
創設年 | 2015年 |
所属リーグ | 九州サッカーリーグ |
ホームタウン | 沖縄県全域 |
運営法人 | 沖縄SV株式会社 |
代表者 | 高原直泰 |
監督 | 山本浩正 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
本社所在地 |
日本 〒901-0225 沖縄県豊見城市字豊崎3-59 トヨプラ311号室 |
---|---|
本店所在地 |
〒904-2222 沖縄県うるま市上江洲858-1 ルミナス101号室 |
設立 | 2015年12月25日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 8360001020284 |
事業内容 | サッカークラブの運営 |
代表者 | 高原直泰 |
外部リンク | https://www.okinawasv.com/ |
沖縄SV(おきなわ・エス・ファウ、沖縄Sport-Verein)は、沖縄県全域を本拠地とするサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。
概要
SVはドイツ語でスポーツクラブを意味する「シュポルト=フェァイン(Sport-Verein)」の略であり、チーム略称は「OSV」。チーム代表者である高原直泰がかつて所属した「ハンブルガーSV(通称HSV)」が、チーム名の由来である。
このクラブは、元Jリーガーで、ドイツ・ブンデスリーガでもプレー経験のある高原直泰がオーナーを務め、「さまざまなスポーツ競技を地域密着で行う」という理念のもとに、沖縄の地域に密着した総合スポーツクラブの活動を目指して取り組んでいる。高原自身も住民票を沖縄に移しており、ここで骨を埋める覚悟でチームの運営に取り組むと公式サイトで宣言している。
総合スポーツクラブとして、将来はサッカー以外のスポーツ部門にも活動を拡大していく計画を持っている。なおサッカー部門に関しては、将来のJリーグ昇格を念頭におきながら運営を行っている。また、ジュニアユース、ユースも立ち上げており、サッカーを軸にしたさまざまな活動を通じて、地域のコミュニティー活性化につなげている。
略歴
2016年度は、沖縄県社会人サッカーリーグ3部リーグに加盟。2016年は県3部という最下級リーグからのスタートとなるが、監督は高原が兼任(選手としても出場する)。中核選手として元Jリーガーの池端陽介、飯尾一慶、松本圭介、西紀寛、森勇介、黒木晃賢らが加入。10月22日には、第52回全国社会人サッカー選手権大会に参加。アミティエSC京都と対戦し1-3で敗れた。
2017年度は、昨季のリーグ戦での全勝優勝などの好成績により、沖縄県サッカー協会の推薦で、県3部リーグ北から飛び級での県1部(10チーム)への昇格が決まった。設立2年目へ向け、高原は「日本フットボールリーグ (JFL)入りが最大のミッションだ」と述べ、あらためて決意を示した。リーグ戦は2位に終わったが、1位の沖縄国際大学には九州各県リーグ決勝大会の出場権がないため繰り上げで出場、同大会で優勝し九州サッカーリーグ昇格を決めた。
2018年、九州サッカーリーグで開幕から7連勝し首位に立ったが、第8節でNIFS KANOYA FCに敗れ、後半戦に入り首位争い直接対決となる第11節のJ.FC MIYAZAKI戦に0-1で敗れたことにより首位を明け渡し、その後は再び7連勝したものの、MIYAZAKIも7連勝したため、ゴール数で次に多いMIYAZAKIを18点も上回る圧倒的な攻撃力を誇りながら、リーグ戦2位に終わる。第54回全国社会人サッカー選手権大会では、2回戦でいわきFCにPK戦の末敗れ、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ出場権を逃した。
2019年8月5日、学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校との業務提携を発表[1]。これにより沖縄SVのユース選手は希望すればN高に入学することが可能となった。また、N高にもアスリートクラスが新設され、高原がアドバイザーとして就任した。
2019年シーズンは九州サッカーリーグで開幕17連勝して初優勝を決め、九州リーグ代表として全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2019に出場したが、1次ラウンドグループA2戦目の福井ユナイテッドFC戦で1-6と大敗した事が響き、他2試合に勝利しグループ2位にはなったものの、他2グループの2位チームに得失点差で及ばず、決勝ラウンド進出およびJFL昇格を逃した。
サッカー以外の取り組み
これまでに、ヨネックスらとの協同で「首里織」や「琉球びんがた」など沖縄の伝統工芸産業の育成と経済活性化を目指す「OKINAWA CRAFT LABO」プロジェクト[2][3]、琉球大学らとの協同で沖縄の食材を使った商品開発を行う「NATURAL SELECT」プロジェクト[4]、沖縄県衣類縫製品工業組合との協同でかりゆしウェアの新ブランド「かりゆしスポーツ」の設立など[5]、さまざまな事業に取り組んでいる。
2019年4月17日、コーヒー栽培の北限となる沖縄で初の大規模な国産コーヒー農場作りを目指す「沖縄コーヒープロジェクト」を、高原の古巣であるジュビロ磐田のかつてのメインスポンサーであったネスレ日本、および名護市、琉球大学と協同で開始した[6][7]。農業就業者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地への対応など沖縄の一次産業における問題の解決を目指す、コーヒーを沖縄の特産品にする、サッカー場を併設したコーヒー農園など新たな観光資源を開発する、そして沖縄SVの持続的な収入源の一つにする、などの狙いがある。
タイトル
リーグ戦
- 九州サッカーリーグ:1回
- 2019年
- 沖縄県社会人サッカーリーグ3部:1回
- 2016年
カップ戦
- 九州各県リーグ決勝大会:1回
- 2017年度
- 沖縄県社会人サッカー選手権大会:2回
- 2016年、2017年
チーム成績・歴代監督
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 (PK勝,PK敗) |
敗 | 得点 | 失点 | 差 | 監督 |
2016 | 沖縄県3部北ブロック | 優勝 | 27 | 9 | 9 | 0 | 0 | 123 | 1 | 122 | 高原直泰 |
2017 | 沖縄県1部 | 2位 | 25 | 9 | 8 | 0 | 1 | 64 | 4 | 60 | |
2018 | 九州 | 2位 | 48 | 18 | 16 | (0,0) | 2 | 74 | 12 | 62 | |
2019 | 優勝 | 51 | 18 | 17 | (0,0) | 1 | 64 | 7 | 57 | ||
2020 | 新型コロナウイルスの影響により中止 | 山本浩正 |
所属選手・スタッフ
- 2020年
スタッフ
役職 | 名前 | 前職 | 備考 |
代表 | 高原直泰 | SC相模原 選手 | 元日本代表 沖縄SV創設者 選手兼任 2019年までは選手兼監督兼代表 |
監督 | 山本浩正 | 常葉大学サッカー部 コーチ | 新任 |
トレーナー | 玉城寿乃 | ||
砂辺亮馬 | |||
主務 | 森島くるみ |
選手
Pos | No. | 選手名 | 前所属 | 備考 |
GK | 21 | 黎本杰 | 清水エスパルスU-18 | 新加入 |
23 | 寺沢優太 | 奈良クラブ | 新加入 | |
31 | 矢野大樹 | 国際武道大学 | ||
DF | 2 | 比嘉和輝 | 沖縄国際大学 | 新加入 |
4 | 矢野悠希 | 琉球大学 | ||
5 | 岡根直哉 | SC相模原 | ||
6 | 石川和磨 | FC TIAMO枚方 | ||
14 | 原隆生 | ヴァンラーレ八戸FC | ||
15 | 安藝正俊 | VONDS市原FC | ||
16 | 杉山颯汰 | アルビレックス新潟シンガポール | 新加入 | |
26 | 唐澤真三郎 | 東海学園大学 | 新加入 | |
32 | 中澤峻哉 | 岐阜経済大学 | ||
33 | 豊里浩希 | 宮崎産業経営大学 | ||
MF | 3 | 三羽悠矢 | BGC FC | |
7 | 高柳昌賢 | FC琉球 | ||
8 | 関恭範 | 九州産業大学 | ||
13 | 西澤代志也 | 栃木SC | ||
17 | 秋本和希 | 日本体育大学 | ||
20 | 山中隆二郎 | アルビレックス新潟シンガポール | ||
22 | 髙柳一誠 | レノファ山口FC | ||
24 | 北野智貴 | エスペランサSC | ||
25 | 吉田悠人 | 作新学院大学 | 新加入 | |
30 | 森園貴仁 | 環太平洋大学 | 新加入 | |
FW | 9 | 山内達朗 | FC琉球 | |
10 | 高原直泰 | SC相模原 | 元日本代表 沖縄SV創設者 代表兼任 | |
11 | 前田俊介 | ガイナーレ鳥取 | ||
18 | 赤木直人 | 環太平洋大学 | 新加入 | |
19 | 宮阪淳也 | 流通経済大学 | ||
27 | 内山弦太 | 八代フューチャーズ | 新加入 | |
29 | 岡本奈也 | 環太平洋大学 | 新加入 |
歴代所属選手
ユニフォーム
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
|
チームカラー
- 濃紺、 黄
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | ネスレ日本 | It all starts with a NESCAFÉ |
2019年 - | 2017年は背中上部 |
---|---|---|---|---|
鎖骨 | なし | - | - | |
背中上部 | ブルーコンシャス | ブルーコンシャス | 2019年 - | |
背中下部 | なし | - | - | |
袖 | やまやコミュニケーションズ | やまや Communications |
2019年 - | |
パンツ | ケー・ディー・エス | K.D.S | 2016年 - |
ユニフォームサプライヤー変遷
歴代ユニフォーム
FP | |
---|---|
歴代ユニフォームスポンサー年表
年度 | 胸 | 鎖骨 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ | サプライヤー |
2016 | CA ADVANCE | 解禁前 | - | プラスナレッジ | NSE | K.D.S | SAMURIZE |
2017 | It all starts with a NESCAFÉ |
YONEX | |||||
2018 | - | - | JTA | XF | |||
2019 | It all starts with a NESCAFÉ |
ブルーコンシャス | Sunnyhose | やまや Communications | |||
2020 | - |
関連項目
脚注
- ^ “サッカー元日本代表 高原直泰氏率いる沖縄SVとN高が業務提携 ジュニアアスリート育成の教育環境提供と地域貢献 ~高原氏、N高の新設アスリートクラスのアドバイザーに就任~”. 角川ドワンゴ学園N高等学校 (2019年8月5日). 2020年2月5日閲覧。
- ^ “【沖縄SV×首里織×琉球びんがた×ヨネックス~コラボポロシャツ発売!】OKINAWA CRAFT LABOプロジェクト始動”. 沖縄SV via バリュープレス (2017年2月11日). 2020年2月5日閲覧。
- ^ “経済活性目指し新プロジェクト 元日本代表の高原直泰氏率いる沖縄サッカーチームが立ち上げ”. SankeiBiz (2017年2月14日). 2020年2月5日閲覧。
- ^ “県産食材使用「アスリートドリンク」 元日本代表・高原直泰氏率いる沖縄SVなどが開発”. 沖縄タイムス (2017年2月28日). 2020年2月5日閲覧。
- ^ “沖縄SV、かりゆしウエア 新ブランド設立”. 沖縄タイムス (2018年6月27日). 2020年2月5日閲覧。
- ^ "沖縄で初となる大規模な国産コーヒー豆の栽培を目指す、産学官連携 「沖縄コーヒープロジェクト」。サッカー元日本代表 高原直泰が率いる沖縄SVとネスレが協働で開始" (Press release). ネスレ日本 via PR TIMES. 17 April 2019. 2020年2月5日閲覧。
- ^ 普久原朝日 (2020年2月5日). “サッカー高原直泰、第2の挑戦は「コーヒー」 産地の“北限”沖縄で始動”. AERA dot.. 2020年2月5日閲覧。
- ^ "サッカークラブ「沖縄SV」とユニフォーム等のオフィシャルサプライヤー契約を締結" (Press release). YONEX FOOTBALL WEAR NEWS. 10 February 2017. 2017年2月11日閲覧。
- ^ "九州リーグ 沖縄SVとユニフォームサプライヤー契約を締結いたしました。" (Press release). エグゼフ. 29 March 2018. 2018年3月30日閲覧。
出典
- 相模原退団のFW高原、新チーム“沖縄SV”を設立…7日に記者会見(サッカーキング・2015年12月1日、2016年1月31日閲覧)
- 沖縄SV立ち上げの高原は「代表兼監督兼選手」…県3部スタートも将来的なJリーグ入り視野(ゲキサカ2015年12月7日、2016年1月31日閲覧)
- 「うるま市のために…」元サッカー日本代表・高原直泰の「沖縄SV」が始動(うるま時間2016年6月24日、2016年11月09日閲覧)
- 県1部昇格 JFL目指し意欲 サッカー沖縄SVが新体制発表(琉球新報2017年2月10日、2017年2月11日閲覧)
外部リンク
- 沖縄SV公式ウェブサイト
- 沖縄SV (@okinawasv151225) - X(旧Twitter)
- 沖縄SV (okinawasv2015) - Facebook
- 沖縄SV (@okinawasv2015) - Instagram