「菅野完」の版間の差分
m Bot作業依頼: 立憲民主党 (日本)関連の改名に伴うリンク修正依頼 (立憲民主党 (日本 2020)) - log |
|||
62行目: | 62行目: | ||
}} |
}} |
||
'''菅野 完'''(すがの たもつ、[[1974年]][[11月11日]]<ref>[http://www.hmv.co.jp/artist_%E8%8F%85%E9%87%8E%E5%AE%8C_000000000666653/biography/ 菅野完 プロフィール]ローソンHMV公式サイト</ref><!--[[11月11日]]--> - )は、[[日本]]の[[著作家|著述家]]、[[活動家]]、国会議員秘書<ref group="注釈">[[立憲民主党 (日本 2020 |
'''菅野 完'''(すがの たもつ、[[1974年]][[11月11日]]<ref>[http://www.hmv.co.jp/artist_%E8%8F%85%E9%87%8E%E5%AE%8C_000000000666653/biography/ 菅野完 プロフィール]ローソンHMV公式サイト</ref><!--[[11月11日]]--> - )は、[[日本]]の[[著作家|著述家]]、[[活動家]]、国会議員秘書<ref group="注釈">[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]・[[石垣のりこ]]の秘書。</ref>。愛称は'''ノイホイ'''<ref group="注釈">Twitterのアカウント名で使っていたnoiehoieから。</ref>。 |
||
== 経歴 == |
== 経歴 == |
||
69行目: | 69行目: | ||
[[2013年]]に初の単著を出版した際、[[奥付]]の職業は「サラリーマン」であった{{Sfn|noiehoie|2013|p=奥付}}。BPO([[ビジネス・プロセス・アウトソーシング]])サービス企業で企画営業を担当していたという<ref>{{Cite web |author= |date=2016-11-23 |url=http://president.jp/articles/-/20652 |title=『日本会議の研究』菅野完著 |work=PRESIDENT 2016年8月15日号 |publisher=プレジデント社 |accessdate=2017-04-18}}</ref>。この頃、[[レイシストをしばき隊]]の幹部として活動していたが<ref>[http://ironna.jp/article/6097?p=2 森友騒動のキーマン元しばき隊、菅野完の正体を私は知っている]</ref>、組織内での問題行動により(後述)反差別運動団体から距離を置いている<ref name=fri/>。 |
[[2013年]]に初の単著を出版した際、[[奥付]]の職業は「サラリーマン」であった{{Sfn|noiehoie|2013|p=奥付}}。BPO([[ビジネス・プロセス・アウトソーシング]])サービス企業で企画営業を担当していたという<ref>{{Cite web |author= |date=2016-11-23 |url=http://president.jp/articles/-/20652 |title=『日本会議の研究』菅野完著 |work=PRESIDENT 2016年8月15日号 |publisher=プレジデント社 |accessdate=2017-04-18}}</ref>。この頃、[[レイシストをしばき隊]]の幹部として活動していたが<ref>[http://ironna.jp/article/6097?p=2 森友騒動のキーマン元しばき隊、菅野完の正体を私は知っている]</ref>、組織内での問題行動により(後述)反差別運動団体から距離を置いている<ref name=fri/>。 |
||
2014年4月時点では「無職」と称していた<ref>[http://web.archive.org/web/20140429155935/https://twitter.com/noiehoie 2014年4月のTwitter]</ref>。[[2015年]]2月から菅野完名義で、[[扶桑社]]系webメディア「ハーバービジネスオンライン」に「草の根保守の蠢動」を連載し{{Sfn|菅野|2016|p=奥付}}<ref name="asahi20160905" /><ref name="hokkaido20160502">{{Cite news|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/jihyou_rondan/2-0057432.html|title=「日本会議」の実態は 改憲へ政権に影響力 |newspaper=[[北海道新聞]]{{リンク切れ|date=2019年5月}} |author=[[中島岳志]] |date=2016-05-02}}</ref><ref>[http://hbol.jp/hbo_series_group_name/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%AE%E8%A0%A2%E5%8B%95 草の根保守の蠢動]、ハーバービジネスオンライン。</ref>。[[2016年]]5月にそれをまとめた書籍『日本会議の研究』を出版<ref name="asahi20160905" />。同年6月・月間ベストセラー(単行本総合)部門の10位となり<ref>{{Cite web |author= |date=2016-08-01 |url=http://www.ajpea.or.jp/bestseller/data/201606.html |title=月間ベストセラー 2016年6月期の売れ行き良好書(単行本総合) |work= |publisher=[[出版科学研究所]] |accessdate=2016-08-09}}</ref>、8月29日時点で6刷15万3千部を発行している<ref name="asahi20160905" />。東京都港区在住<ref name=asahijinnb/>。2020年時点で、[[立憲民主党 (日本 2020 |
2014年4月時点では「無職」と称していた<ref>[http://web.archive.org/web/20140429155935/https://twitter.com/noiehoie 2014年4月のTwitter]</ref>。[[2015年]]2月から菅野完名義で、[[扶桑社]]系webメディア「ハーバービジネスオンライン」に「草の根保守の蠢動」を連載し{{Sfn|菅野|2016|p=奥付}}<ref name="asahi20160905" /><ref name="hokkaido20160502">{{Cite news|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/jihyou_rondan/2-0057432.html|title=「日本会議」の実態は 改憲へ政権に影響力 |newspaper=[[北海道新聞]]{{リンク切れ|date=2019年5月}} |author=[[中島岳志]] |date=2016-05-02}}</ref><ref>[http://hbol.jp/hbo_series_group_name/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%AE%E8%A0%A2%E5%8B%95 草の根保守の蠢動]、ハーバービジネスオンライン。</ref>。[[2016年]]5月にそれをまとめた書籍『日本会議の研究』を出版<ref name="asahi20160905" />。同年6月・月間ベストセラー(単行本総合)部門の10位となり<ref>{{Cite web |author= |date=2016-08-01 |url=http://www.ajpea.or.jp/bestseller/data/201606.html |title=月間ベストセラー 2016年6月期の売れ行き良好書(単行本総合) |work= |publisher=[[出版科学研究所]] |accessdate=2016-08-09}}</ref>、8月29日時点で6刷15万3千部を発行している<ref name="asahi20160905" />。東京都港区在住<ref name=asahijinnb/>。2020年時点で、[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]][[参議院議員]]の[[石垣のりこ]]の[[議員秘書]]であった<ref>[https://www.dailyshincho.jp/article/2020/09090558/?all=1]</ref>が、[[日本学術会議の任命拒否]]に対する抗議として行っていた[[ハンガー・ストライキ]]開始時には秘書を辞めている。 |
||
== 著作 == |
== 著作 == |
2020年11月1日 (日) 11:31時点における版
すがの たもつ 菅野 完 | |
---|---|
生誕 |
1974年11月11日(50歳) 日本・奈良県天理市 |
住居 | 日本・東京都港区[1][2] |
職業 | 著作家[1]、フリーライター[3][4]、活動家[5] |
受賞 | 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞(草の根民主主義部門)[6]、第1回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞[7] |
菅野 完(すがの たもつ、1974年11月11日[8] - )は、日本の著述家、活動家、国会議員秘書[注釈 1]。愛称はノイホイ[注釈 2]。
経歴
奈良県出身[2]。アメリカ留学を経て帰国。様々な職歴を経て、サラリーマンとなった[9][注釈 3]。2005年5月から2014年2月までもしもしホットライン(現・りらいあコミュニケーションズ)勤務[11]。2013年1月1日から生活産業サービス事業部、2013年11月16日からIT・エンジニアリング事業部第二サービス室オペレーションマネージャーを務める[12]。
2013年に初の単著を出版した際、奥付の職業は「サラリーマン」であった[9]。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス企業で企画営業を担当していたという[13]。この頃、レイシストをしばき隊の幹部として活動していたが[14]、組織内での問題行動により(後述)反差別運動団体から距離を置いている[15]。
2014年4月時点では「無職」と称していた[16]。2015年2月から菅野完名義で、扶桑社系webメディア「ハーバービジネスオンライン」に「草の根保守の蠢動」を連載し[1][17][18][19]。2016年5月にそれをまとめた書籍『日本会議の研究』を出版[17]。同年6月・月間ベストセラー(単行本総合)部門の10位となり[20]、8月29日時点で6刷15万3千部を発行している[17]。東京都港区在住[2]。2020年時点で、立憲民主党参議院議員の石垣のりこの議員秘書であった[21]が、日本学術会議の任命拒否に対する抗議として行っていたハンガー・ストライキ開始時には秘書を辞めている。
著作
単著
- (noiehoie名義)『保守の本分』扶桑社新書、2013年9月1日。ISBN 978-4-594-06877-6。
- 『日本会議の研究』扶桑社新書、2016年5月1日。ISBN 978-4-594-07476-0。
第16回 (2016年度) 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞 草の根民主主義部門 奨励賞 受賞
第1回 大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞 受賞
共著
- 磯部涼他(のいえほいえ名義で寄稿)『踊ってはいけない国で、踊り続けるために――風営法問題と社会の変え方』河出書房新社、2013年4月23日。ISBN 978-4-309-24615-4。
- 菅野完、村上正邦、魚住昭、横山孝平、白井聡『日本会議をめぐる四つの対話』ケイアンドケイプレス、2016年12月11日。ISBN 978-4906674688。
政治活動・思想
- 「右翼」「保守主義者」を自称している[5][22]。右翼は、玄洋社に始まり、「民権」「愛国」「尊王」「大アジア主義」の精神が基本にあるべきと主張し[23]、「最大公約数として天皇陛下万歳といえるかどうかという共通項があると思う。」としている[24]。保守主義者を「ドラスティックな改革の進め方を拒みつつ、自分の周り半径数十メートルの生活圏内のメンテナンスを、驕らずたかぶらず取り組み続ける人々」と定義している[24]。
- 『正論』2016年9月号で、菅野の発想は朝日新聞に近く、左か右かでいえば、「左」であると評されている[25]。
- Twitterで、自民党籍など[26][リンク切れ]、日本共産党と公明党以外の政党の正式な党籍を複数取得していると発言している[27][リンク切れ]。
- 芸能人親族生活保護受給騒動関連
- 2012年に、河本準一の母親による芸能人親族生活保護受給騒動の件で、片山さつきに対し、「片山先生、貴方は間違っています」「河本さんは悪くない」などとツイートで批判し、「制度改正のために、個人を批判する必要はありません」などとする意見広告を新聞に掲載する資金集めを目的とした募金活動を行う[28]。Civil Action Japan(シビル アクション ジャパン)代表として[9]、意見広告を7月12日の毎日新聞朝刊に掲載した[29]。
- 原発
- 2012年「右から考える脱原発デモ」を主宰する針谷大輔の著書に「デモ参加者の声」として「原発推進という考え方は極めて左翼的だと思います」を寄稿[30]。「去年の秋ごろから、首相官邸前で一人で抗議活動を行っていました。また、現在も、自民党本部に対して抗議活動を行っています」と述べている[31]。
主張・発言
日本会議関連
2008年 BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス企業で企画営業を担当していた頃[32]、「変な奴らが世の中で暴れ出しているぞ」と思い、ヘイトスピーチやネット右翼のウォッチングを始め、彼らの情報源が一部の保守論壇誌と気付き、行き着いたのが日本会議であったとしている[33][17][34]。2014年秋頃からインターネット上で騒がれ始めた日本会議について、陰謀論めいてピントがずれた見方が多く、「そうじゃないよ」とTwitterでつぶやき始めた[17]。
日本会議については、「これまで我々が抱きがちな『政権に影響力を与える取り巻き』というイメージをことごとく覆す存在」と定義し、「単に『左翼が嫌い』というメンタリティで繋がっている」としている[35]。また「宗教的な情熱が彼らのエネルギーやモチベーションになっている」と分析することは誤りであり、「自身の宗教の信者を増やしたい」とか「お布施が欲しい」という思想はみられないとし、男女平等な組織だが、その運動は「ミソジニーが動かす社会運動である」と述べている[35]。
菅野は、リベラル勢力が「傲慢で怠慢」だったために、「勝手に自壊」したとした上で、日本会議は「リベラル勢力から、運動の仕方、用語、デモのやり方を学んで真似た」とし、「1968年の反乱」以降、「飽きることなく地道にそれをやり続けた」と述べている[35]。日本会議を詳細に記した初の著書となった経緯については、「みんな馬鹿にしてたんでしょう。過去の政権でも為政者には常に取り巻きはいたわけで、そうした取り巻きの一つといったイメージだったんでしょうね。」としている[35]。日本のメディアが日本会議を報じていないことについて、「真正面から政治家や政治勢力の言説と戦うことを、過去40年間やらな過ぎたことに問題がある」と批判している[36]。
右翼の役割は「国を国家から守る」ことであり、保守として「国家の暴走に掣肘を加える」ことも重要だが、日本会議周辺の人々は「国家」しか意識に無く、右翼でも保守でもない、と主張している[37][信頼性要検証]。
言及
2016年5月2日、中島岳志が北海道新聞に菅野の連載を紹介[18]、6月19日、橋爪大三郎が毎日新聞に[38]、沼田良が東京新聞にそれぞれ『日本会議の研究』の書評を寄稿[39]、7月14日、池上彰が文芸春秋で同書を取り上げ、「デモ・陳情・署名・抗議集会・勉強会といった「民主的な市民運動」をやり続けていたのは、極めて非民主的な思想を持つ人々だったのだ」とする菅野の指摘を紹介した[40]。9月5日、朝日新聞は「日本会議って何だ 関連本ブーム、海外メディアも特集」と題し、ブームの火付け役として同書を取り上げた[17]。9月5日には「日本会議って何だ? 関連本ブーム」と題し、『日本会議の研究』が青木理の『日本会議の正体』と共に紹介された[41]。
受賞
『日本会議の研究』で、2016年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞(草の根民主主義部門)[6]、新書大賞2017で第3位[42]、第1回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞を受賞[7]。
批判
日本会議の田久保忠衛は、菅野らの日本会議に関する言及は、「過大評価か的外れ」であると、月刊Hanada8月号(2016年)で批判している[43]。それについて、週刊朝日7月15日号で、菅野がさらなる反論として「日本会議側が改憲の最初の候補に挙げているのが緊急事態条項の追加です。要は「非常時なんだからガタガタ言うな」というのを合法化する。「女、子どもは黙っていろ」という考え方と同じです」と述べているが、『正論』2016年9月号では、緊急事態条項とは「非常時に国が憲法外のことをしたり混乱したりしないように、あらかじめ、できることを定めておく規定」であり、菅野のいう「非常時なんだからガタガタ言うな」とか「女、子どもは黙っていろ」などという解釈は間違いであると報じている[44]。
森友学園関連
- 菅野が籠池泰典について「大阪府豊中市の国有地売却をめぐる問題が報道された後、財務省の佐川宣寿理財局長から弁護士を通じて『10日間でいいから身を隠してくれ』との連絡を受けた」等とマスコミに情報を漏らし、同日午前中の国会で、民進党の初鹿明博がこの菅野の発言をとりあげたが、同省の佐川局長も籠池の代理人弁護士も、双方が菅野の発言は全くの事実誤認であると完全否定している[45]。
- 2017年3月の記者会見で森友学園の籠池泰典に「理事長のご自宅の登記簿とかみると、全部担保に入ってててね。もうカネないじゃないですか。このままいったら……」と質問したところ、籠池に「お金と言いなさい。」とたしなめられ、「ま、どっちでもいいんですけど。」と返答したところ、再度、籠池に「どっちでもいいことないじゃない。」と叱られる。記者会見で所属と氏名を名乗らず質問をしていたため、質問の最中に尋ねられ、「フリーの菅野です」と答えると、籠池に「菅野?あ、菅野さんかー(笑)。菅野さんかー。あなたが菅野さんかー。(立ち上がって)あなたちょっと悪いんじゃないの?」と言われる[3]。
- 同年3月、民放各局が、昼のワイドショーで籠池の記者会見の生中継を予定していたが、菅野のみが出てきて記者会見の中止を伝えたため、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)は生中継を中止した。『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)は生中継を継続したが、宮根誠司が露骨にワイプに苦笑いをする展開となり、菅野が「おそらく籠池さんがもってはるもんが全部出てきたら、内閣が2つ分くらい飛ぶと思うんです。安倍晋三みたいなどうでもエエって話になると思うんですが」などという発言を行ったとたん、生中継が打ち切られてCMとなった[46][信頼性要検証]。
- 籠池泰典の息子の籠池佳茂は、安倍総理からの献金を示すものとして示された100万円の振込伝票は「菅野完の提案による捏造」であり、両親は菅野完ら反政府主義者に利用された被害者であると著書で語っている[47][48]。
生長の家
菅野は生長の家の元信徒が日本会議の成立にかかわっていると主張している。一方、生長の家本体については「三代目総裁・谷口雅宣のもと過去の「愛国宗教路線」を放棄し「エコロジー左翼」のような方向転換をして」[49]いると述べているほか、雅宣が「『生命の実相』の長版を停止」するなどしていると主張している[50]が、実際には教団が『生命の実相』を出版しないのは著作権を管理している生長の家社会事業団が生長の家本流運動に参加して教団に出版を認めない方針になったためであり、菅野の発言は事実に反する。
日本会議会長の田久保忠衛は「生長の家がらみの内紛に巻き込まれるのが私は嫌」とコメントしている[51]。
過去の発言等
- 2018年3月10日から14日にかけ、ツイッターで「山口智美氏と斉藤正美氏がAERA編集部に『自分たちを起用せよ』と言った」などの書き込みをしたが、事実でないことが判明している[52]。
- 2017年10月18日のメルマガにおいて、「希望が腐ったのは上杉隆がいたから」との記事を執筆。同年10月20日に上杉隆から、全くの事実無根であると抗議文が出されている[53]。
- 2018年4月にツイッターにおいて、「デモの主催者が『お昼ご飯出ますので食べて帰ってください』と発言したのを目撃したのは(略)チャンネル桜の水島さんだけですねw」と投稿。これについて日本文化チャンネル桜代表取締役社長の水島総は、全くのデマであるとして抗議状および警告状を菅野に送った[54]。
- 2019年5月、高須克弥は、菅野が「広告主である高須克弥の名前を原稿に書くなと言われたので、『週刊SPA!』巻頭コラムを降ります」と発言したことに対し、スポンサーとして編集部に圧力をかけるようなことは無く、『週刊SPA!』にも広告を出していないと反論した[55]。菅野は原稿から高須の名前を削除する代償として原稿代金の引き上げを持ちかけている[56]。なお、菅野が『週刊SPA!』巻頭コラムを降りるという騒動があったのは、日本での性的暴行事件で菅野が書類送検された直後である。
疑惑・事件
『日本会議の研究』をめぐる裁判
日本会議による出版停止要求
日本会議事務総長の椛島有三は2016年4月28日、菅野名義の初の著書『日本会議の研究』を出版した扶桑社に対して、「裏付けの取れない証言や断片的な事象を繋ぎ合わせ、日本会議の活動を貶める目的をもって編集されており、掲載されている団体・個人の名誉を著しく傷つける」として、出版停止を申し入れた[57][58][59]。特に「日本会議の運営が、宗教的背景を持つ特定の人物によって壟断(注:ろうだん。利益を独占すること)されていると結論付けていることは、全く事実に反する」としている[57]。また、扶桑社には抗議の電話が何本か寄せられた[35]。菅野がTwitterで日本会議の出版停止要求に抗議したところ、話題を呼んで著書の売れ行きが好調になったという[35][60][信頼性要検証]。
日本会議事務局の調査では、『日本会議の研究』は、団体・個人について「虚実、装飾、誹謗中傷、事実誤認、印象操作、 著作権侵害、肖像権侵害、プライバシー侵害など」が150箇所以上存在するとしている[61]。また、「古い資料も引用して一見、実証的(?)にレポートしている」ように見えるとしながらも、そので引用されている資料である魚住昭『証言 村上正邦』にも事実ではない記述が書かれているとしている[62]。
菅野は「彼(=田久保忠衛)が正面から否定しているのは外電の記事を始め、私の仕事ではないものばかりで、私の著書については否定できていない。」「田久保氏の主張では『日本会議の研究』を日本会議の事務局が調べたら『虚実、装飾、誹謗中傷など150カ所以上』の問題箇所があったとのことですが、それは当然でしょう。当事者が読んで問題箇所がないものなんて書くはずがない。」「結局、私の本が自分たちを貶める目的で書かれたと言いたいだけの、主観的な印象論に過ぎません。」などと反論している[63]。
宗教学者の寺田喜朗は、出版停止の申し入れを行った理由について、特定の宗教団体が日本会議で主導権を発揮している等の意見が出ると活動に支障が出るためではないかと推察している[64]。
保全命令事件
『日本会議の研究』の6箇所の記述により社会的地位が低下したとして、同書で言及された人物が扶桑社に対して販売差し止め等を求めた仮処分を申し立てた。この裁判で、2017年1月6日東京地裁(関述之裁判長)は、うち1箇所の記述について「菅野氏の説明以外に客観的な資料がなく、男性に取材していないことを菅野氏が認めたこと」を理由に、「真実でないと言わざるを得ない」とし、販売差し止めの仮処分を決定した[65][66][67][68][69]。東京地裁は、出版差止の仮処分において、同書で言及された人物の言動ばかりでなく、「理想社会100万部運動」において自殺者が出たことについても取材メモ等がないことを理由とした(仮処分決定書の記載による)[注釈 4]。1月11日、扶桑社は当該部分2行分を抹消した修正版を「当面の措置」として販売するとした[70]。1月13日、日本出版者協議会は、仮処分決定に対し、「あまりに粗雑で、説得力に欠ける」などと抗議した[71]。1月24日、地裁は扶桑社による仮処分執行停止の申立てを却下、扶桑社は、「保全異議の申立は継続中であり、今後、弊社の主張は異議審の場において展開してまいります」と述べた[72]。
3月31日、東京地裁(中山孝雄裁判長)により仮処分取り消し[73][74][75][76]。
名誉毀損の損害賠償確定
10月29日、生長の家の元幹部が『日本会議の研究』で名誉毀損で菅野を提訴していた件で最高裁判所(菅野博之裁判長)は菅野の上告を棄却し、110万円の損害賠償の支払いを命じた1・2審判決が確定した[77]。
学歴詐称疑惑
自身が管理するSNSアカウント等のプロフィールでは大阪の明星高等学校を経て、1994年にアメリカ合衆国の大学に入学[78]、名門大学「テキサス大学オースティン校で政治学を専攻し、卒業した」としていたが[79][80][81]、下記の女性暴行事件を起こした際には、在学していたのはテキサス大学オースティン校ではなく、2年制のコミュニティ・カレッジのセントラル・テキサス・カレッジであると報道されている[82]。事件後、菅野は保釈中に逃亡して日本に帰国している[82]。セントラル・テキサス・カレッジに在籍していたのは1998年8月までとされる[82]。
米国での女性暴行と国外逃亡
この節は中立的な観点に基づく疑問が提出されているか、議論中です。 (2018年8月) |
週刊現代の報道によれば、1997年8月27日、セントラル・テキサス・カレッジ在学中、当時交際していた同級生の日本人女性に、電話料金の支払いを断られたことから暴行を働き、鼻の形を変形させるなどの怪我を負わせ、同年9月5日にキリーン市警察に傷害罪で逮捕され、1998年5月29日、テキサス州ベル郡第2裁判所により罰金650ドル、12か月の保護観察処分が言い渡された。しかし、この判決が出る前の同年5月23日にも同女性に暴行し、「家族や同居人への傷害罪」すなわちドメスティックバイオレンスで2度目の逮捕。保証業者に立て替えさせ2,500ドルの保釈金を納め保釈されるも逃亡し、1999年6月25日に開かれた公判にも出廷せず、当日出された「仮判決文」では保釈金没収が宣言され、「被告の再逮捕の令状発行を求める」と記された[82][83]。テキサス州ベル郡当局は、米国での菅野の逮捕状について「アクティブ(有効)です」と断言。弁護士の島伸一は、テキサスの刑事訴訟法では州外に出れば時効は停止し、逮捕状が有効であれば逮捕される可能性があるとしている[84]。菅野本人は自ら運営するホームページで、報道された2件の暴行事件を事実と認め、自身が「国外逃亡中」の身であるとした上で「実母の死去や生活に追われ出頭することができないまま、司法機関や相手方からの強い要請もなく、裁判が収束に向かったと合点しておりました。」と説明し、認知行動療法などのプログラムを受けていると弁明した[85]。なお、菅野は週刊現代の記事が掲載された直後の8月1日、2017年10月4日から出演していたRKBラジオ櫻井浩二 インサイトのインサイトコラムを降板した。
日本での強制わいせつ
2012年7月9日、菅野が自身が携わっていた政治運動に賛同した女性を都内に呼び出した際、「某国会議員が俺のことを公安経由でかぎまわってる」「尾行されている」などと真偽不明の説明をし、「すぐにパソコン作業をする必要があるから家(被害者宅)に行っていいか」と懇願。録音を条件に応じた女性が悲鳴を上げるも押し倒し「抱っこして」と性行為を強要、キスを迫るなどの性的暴行を加えたとして、被害者女性が2015年末に220万円の損害賠償を求めて菅野を提訴した[86][87][88][89]。被害者から謝罪や損害賠償以外に「twitterアカウントを削除」「女性の権利問題に関する言論活動を今後しないこと」を求められたため示談交渉は決裂した[90]。菅野は当初、「性的な行為を働いた」と認めて謝罪文を書き署名・捺印していたが裁判になると主張を180度変えた[91]。一審・東京地裁の判決後に菅野側は「(性的暴行の)回数が1回で短時間」「特に性的自由侵害の程度が高い部位には触れていない」「事件報道で社会的制裁を受けた」と主張して、「慰謝料は5万円を超えることはない」と慰謝料100万円の減額のために控訴した[92]。
2018年2月8日、同訴訟の控訴審判決が東京高裁でおこなわれた。阿部潤裁判長は女性側の主張をほぼ認めた一審・東京地裁判決を支持し、「慰謝料100万円は高額ではない」「不当な社会制裁ではない」「被害者の苦痛は慰労されていない」として菅野側の控訴を棄却した。高裁による控訴棄却判決後、被害者は、「心からの反省の言葉が得られないことで、より傷つきます」と述べた[93][94][87][92]。控訴審判決の当日菅野は「憲法上の争点がないため、最高裁への上告は行いません。」との声明を出した。[95][96]。
本事件を含め「自分の加害癖、ハラスメント癖」「自分の子供さえを含む自分の周りにいる「自分より弱い人」「自分より立場の悪い人」に対して、自分は極めて横暴に振る舞い、相手の尊厳や自己決定権を踏みにじる行為に及ぶことが往々にしてあることを、痛感した」ため、2018年7月現在も認知行動療法をはじめとする様々なプログラムを継続して受けていると述べた[85]。
2019年5月、警視庁は菅野を強制わいせつ未遂容疑で書類送検した。容疑を大筋で認めているという[86][97]。 6月、東京地検は菅野を不起訴処分にした。[98][99] 尚、被害者は仕事を辞め、精神カウンセリングと治療のために病院に通い続けている。
カンパ金着服
反人種差別運動団体「People’s Front Of Anti-Racism」は、同団体の「反レイシズム・メッセージ・プロジェクト」のために寄せられた募金の口座管理人を務めていた菅野が、2013年5月7日から同年9月9日まで、口座出金手数料を含む90万470円を着服したと主張した[15]。団体の運営に関わっていた木野寿紀らが募金の使途を検討していた段階で菅野の着服が発覚し、木野らが菅野に確認を求めようとするも連絡を取ることができなかった。2013年11月3日、菅野は着服額を口座に返還し、2014年2月6日に着服の責任を取る形で「今後、反差別運動には一切関わらない」旨の誓約を行った[15][100]。また、今後Twitterをする際は必ず実名を明らかにして行う旨の誓約もし、ハンドルネーム(ノイエホイエ)から実名での運用に切り替えた[101]。
虚偽記載、名誉傷つけによる賠償命令
平成28年に出版された新書「日本会議の研究」(扶桑社)に虚偽の記載があり、名誉を傷つけられたとして、宗教法人「生長の家」元幹部の男性が著者の菅野に損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は菅野の上告を退ける決定をした。28日付。菅野に110万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。[102]
番組出演
テレビ
※はインターネット配信。
- 朝まで生テレビ!「激論!安倍政権と官僚」(テレビ朝日、2018年4月28日放送)[103]
- みのもんたのよるバズ!(2018年 - 、AbemaTV※)
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 菅野 2016, p. 奥付.
- ^ a b c 朝日新聞人物データベース
- ^ a b 【文字起こし】森友学園・籠池泰典理事長&長男の佳茂氏?3月10日(金)記者会見での質疑応答【音声配信】 TBSラジオ
- ^ a b 保守の本分、CiNii
- ^ a b “第16回 (2016年度) 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞 授賞作品決定”. 早稲田大学. 2016年10月28日閲覧。
- ^ a b “大宅賞、新設の読者賞は菅野完さん 「日本会議の研究」”. 朝日新聞デジタル. (2017年5月18日)
- ^ 菅野完 プロフィールローソンHMV公式サイト
- ^ a b c noiehoie 2013, p. 奥付.
- ^ 「図書館のホームレス」菅野完の個人サイト。2008年9月1日。
- ^ Eight
- ^ “『日本会議の研究』菅野完著”. PRESIDENT 2016年8月15日号. プレジデント社 (2016年11月23日). 2017年4月18日閲覧。
- ^ 森友騒動のキーマン元しばき隊、菅野完の正体を私は知っている
- ^ a b c “「週刊金曜日」の報道についてのご説明”. 旧「People's Front Of Anti-Racism」からのお知らせ (2016年12月27日). 2018年2月24日閲覧。
- ^ 2014年4月のTwitter
- ^ a b c d e f “日本会議って何だ 関連本ブーム、海外メディアも特集”. 朝日新聞: p. 夕刊1面. (2016年9月5日)
- ^ a b 中島岳志 (2016年5月2日). “「日本会議」の実態は 改憲へ政権に影響力”. 北海道新聞[リンク切れ]
- ^ 草の根保守の蠢動、ハーバービジネスオンライン。
- ^ “月間ベストセラー 2016年6月期の売れ行き良好書(単行本総合)”. 出版科学研究所 (2016年8月1日). 2016年8月9日閲覧。
- ^ [1]
- ^ 菅野 2016, p. 10.
- ^ noiehoie 2013, pp. 13–14.
- ^ a b noiehoie 2013, p. 54.
- ^ 【メディア裏通信簿】 参院選はメディアの敗北ではないか? 鳥越俊太郎はイモトアヤコのツメの垢でも煎じて飲め!(13/18ページ)、産経新聞、2016年8月29日、2017年4月4日閲覧。
- ^ https://twitter.com/noiehoie/status/881736421244940288
- ^ https://twitter.com/noiehoie/status/881771080007901185
- ^ 「片山批判」意見広告プロジェクトの主催者を直撃した!、日刊SPA!、2012年5月30日、2016年5月26日閲覧。
- ^ “Twitterユーザー発案の意見広告が毎日新聞に 「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません」”. ねとらぼ (2012年7月12日). 2016年8月5日閲覧。
- ^ 針谷大輔 2012, pp. 140–145.
- ^ 針谷大輔 2012, pp. 144.
- ^ “『日本会議の研究』菅野完著”. PRESIDENT 2016年8月15日号. プレジデント社 (2016年11月23日). 2017年4月18日閲覧。
- ^ 大槻慎二「[書評]『日本会議の研究』」『WEBRONZA』2016年6月2日。
- ^ 菅野 2016, pp. 5–11.
- ^ a b c d e f “安倍政権を支える右翼組織「日本会議」の行動原理(上)”. ダイヤモンド・オンライン編集部 (2016年5月20日). 2016年7月4日閲覧。
- ^ “安倍政権を支える右翼組織「日本会議」の行動原理(下)”. ダイヤモンド・オンライン編集部 (2016年5月20日). 2016年5月25日閲覧。
- ^ 「「日本会議は中身空っぽ」 異色の著述家・菅野完氏が解明」『日刊ゲンダイ』2016年6月6日、2頁。
- ^ 橋爪大三郎 (2016年6月19日). “今週の本棚 橋爪大三郎・評 『日本会議の研究』=菅野完・著”. 毎日新聞
- ^ “【書評】日本会議の研究 菅野完 著 ◆「反憲」団体の内幕 丹念に”. 東京新聞. (2016年6月19日)
- ^ 池上彰「「貧困」という妖怪 『この国を揺るがす男』『日本会議の研究』『マッカーサーと日本占領』ほか」『文芸春秋』2016年7月14日。
- ^ “日本会議って何だ? 関連本ブーム”. 朝日新聞: p. 夕刊4版 1面. (2016年9月5日)
- ^ “新書大賞|特設ページ|中央公論新社”. 中央公論新社. 2017年2月28日閲覧。
- ^ 田久保忠衛 2016, pp. 32–41.
- ^ 【メディア裏通信簿】 参院選はメディアの敗北ではないか? 鳥越俊太郎はイモトアヤコのツメの垢でも煎じて飲め!(12/18ページ)、産経新聞、2016年8月29日、2017年4月4日閲覧。
- ^ 籠池氏「会って握手」と主張 稲田氏「記憶ない」と否定 朝日デジタル
- ^ 籠池の代わりに菅野完が会見、マスコミが中継を打ち切った爆弾発言の中身! 財務省の工作、稲田の父親、在特会… リテラ 2017年3月15日
- ^ 籠池家を囲むこんな人たち 青林堂 ISBN 978-4792606640
- ^ 森友学園の「寄付」は籠池理事長の自作自演 adora 2017年03月18日 10:40
- ^ 右傾化路線の淵源に立つ男――シリーズ【草の根保守の蠢動 第27回】
- ^ 「安倍政権と共に改憲を目指す日本会議の宗教的背景」菅野完『宗教問題 vol.14』
- ^ 「日本会議」田久保忠衛会長が激白90分「籠池問題は迷惑。安倍政権は日和っている」
- ^ 菅野完氏のツイートについて | 朝日新聞出版
- ^ 抗議文 菅野完様 | NOBORDER[リンク切れ]
- ^ 【Front Japan 桜】テレ朝こそセクハラ / 財務次官辞任と日米会談の成功~加藤清隆 / 安倍おろしマスメディアの実態 / 日米の新アジア秩序 / 菅野完氏に警告 | SakuraSoTV
- ^ katsuyatakasuのツイート(1131899051752824832)
- ^ 広告主である高須克弥の名前を原稿に書くなとのことでしたので、『週刊SPA!』巻頭コラムを降りることとしました。菅野完 2019/05/24 17:40
- ^ a b “日本会議への批判報道を糾す(日本会議会長 田久保 忠衛)”. 日本会議. 2017年3月14日閲覧。
- ^ 石戸諭 (2016年5月4日). “政権に近い保守団体が出版停止を要求 話題の本「日本会議の研究」”. BuzzFeed 2016年5月25日閲覧。
- ^ “日本会議、出版停止申し入れ”. 朝日新聞. (2016年5月12日) 2016年5月25日閲覧。
- ^ 出版停止申し入れの『日本会議の研究』 異常ペースで売れた(2016年5月16日)、NEWSポストセブン、2016年7月4日閲覧。
- ^ 田久保忠衛 2016, pp. 38–39.
- ^ 田久保忠衛 2016, pp. 39.
- ^ “「日本会議」会長に著者・菅野完が反撃「どこが事実誤認なのか? 公開討論を」”. dot.. 朝日新聞出版 (2016年7月6日). 2016年8月5日閲覧。
- ^ 寺田喜朗「日本会議と創価学会―安倍政権を支えるコミュニティ―」(PDF)『現代宗教2017』、公益財団法人 国際宗教研究所、2017年1月31日、101-125頁、ISSN 2188-4471。
- ^ “「日本会議の研究」販売差し止め 地裁が扶桑社に命令”. 朝日新聞. (2017年1月6日)
- ^ a b “ベストセラー「日本会議の研究」に出版差し止め命令”. 日本経済新聞. (2017年1月6日). オリジナルの2017年1月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ “「日本会議の研究」販売差し止め 東京地裁が仮処分決定”. 産経新聞. (2017年1月6日)
- ^ “ベストセラー「日本会議の研究」名誉毀損裁判 登場男性が著者に3つの要求”. BuzzFeed Japan (2017年1月26日). 2017年2月2日閲覧。
- ^ a b “In rare move, court suspends publication of best-seller on Abe-linked conservative lobby group”. ジャパンタイムズ. (2017年1月7日)
- ^ “「日本会議の研究」修正版販売へ 差し止め決定受け扶桑社”. 共同通信社[リンク切れ]. (2017年1月11日)
- ^ “「日本会議の研究」販売差し止めに抗議 日本出版者協”. 朝日新聞. (2017年1月13日)
- ^ “東京地裁仮処分決定に対する保全異議申立に伴う仮処分執行停止の申立について”. 扶桑社 (2017年1月24日). 2017年2月2日閲覧。
- ^ 塩入彩 (2017年3月31日). “「日本会議の研究」販売差し止めの仮処分取り消し”. 朝日新聞デジタル
- ^ “「日本会議の研究」販売認める=差し止め仮処分取り消し-東京地裁”. 時事ドットコム[リンク切れ]. (2017年3月31日)
- ^ “菅野完氏著「日本会議の研究」 販売差し止め仮処分決定を取り消し 東京地裁”. 産経ニュース
- ^ “『日本会議の研究』東京地裁仮処分決定の取消しについて”. 扶桑社 (2017年3月31日). 2017年3月31日閲覧。
- ^ “菅野完氏への賠償命令確定 新書「日本会議の研究」”. 産経新聞 (2020年10月29日). 2020-10-301閲覧。
- ^ 「14年前の話」菅野完の個人サイト。2009年1月17日。
- ^ 第315回 菅野完さん 前編│シコウヒンTV[リンク切れ]
- ^ Facebookのアーカイブ。2016年3月14日。
- ^ ツイッターのアーカイブ。2014年4月29日。
- ^ a b c d “森友追及のジャーナリスト・菅野完氏に米警察から逮捕状が出ていた(1/2)”. 週刊現代. 講談社 (2018年7月30日). 2018年7月31日閲覧。
- ^ “森友追及のジャーナリスト・菅野完氏に米警察から逮捕状が出ていた(2/2)”. 週刊現代. 講談社 (2018年7月30日). 2018年7月31日閲覧。
- ^ 「菅野完氏 米警察が女性暴行で逮捕状 いまも「国外逃亡中」の身だった!」、『週刊現代』2018年8月11日号、講談社 pp. 52–54
- ^ a b “7月30日(月)発売「週刊現代」に掲載された菅野完に関する記事につきまして”. 菅野完の個人サイト. 菅野完 (2018年7月30日). 2018年7月31日閲覧。
- ^ a b “作家菅野完氏を書類送検=強制わいせつ未遂容疑-警視庁”. 時事通信. (2019年05月22日07時12分) 2020年02月19日08時50分閲覧。
- ^ a b “作家の菅野完氏、二審も敗訴 女性をベッドに押し倒す”. 朝日新聞 (2018年2月8日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ “『日本会議の研究』菅野完氏の性的「暴行」事件訴訟が結審、被害軽視の姿勢”. 週刊金曜日 (2017年7月21日). 2018年3月11日閲覧。
- ^ “菅野完氏の性暴力裁判、二審は控訴棄却 二次加害の問題は未解決”. 週刊金曜日 (2018年3月17日). 2018年3月17日閲覧。
- ^ “菅野完氏の民事訴訟についてのお知らせ”. 弁護士三浦義隆のブログ (2017年8月8日). 2018年3月11日閲覧。
- ^ 『週刊現代』2017年4月22日号 被害者女性が裁判で証言した菅野完「性的暴行」疑惑
- ^ a b “菅野完氏の性暴力裁判、二審は控訴棄却 二次加害の問題は未解決”. 週刊金曜日 (2018年3月17日). 2018年3月17日閲覧。
- ^ “性的暴行訴訟 菅野完氏が控訴”. 毎日新聞[リンク切れ] (2017年8月16日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ “著述家の菅野完氏が控訴 性的暴行訴訟で不服「私的制裁としか思えない週刊誌報道あった」”. 産経新聞 (2017年8月15日). 2018年2月15日閲覧。
- ^ 関根和弘 (2018年2月8日). “作家の菅野完氏、二審も敗訴 女性への不法行為を高裁が認定”. ハフポスト. 2018年5月4日閲覧。
- ^ “2018年2月8日の東京地裁控訴審判決に関する声明 sugano.ne.jp 菅野完の個人サイト” (2018年2月8日). 2020年2月19日閲覧。
- ^ 菅野完氏を書類送検 強制わいせつ未遂容疑(産経新聞、2019年5月22日) 閲覧日:2020年2月19日
- ^ “著述家菅野完氏 不起訴処分に”. 神戸新聞. (2019年6月18日) 2020年7月27日閲覧。
- ^ “強制わいせつ未遂容疑の著述家 菅野完氏を不起訴 『日本会議の研究』著者”. サンスポ. (2019年6月18日) 2020年7月27日閲覧。
- ^ 「『日本会議の研究』の著者・菅野完氏によるカンパ金着服の経緯が明らかに」、『週刊金曜日』
- ^ 木野寿紀 [@Kino_Eesti] (2017年9月19日). ""菅野さんが私的流用した寄付金を全額返還後、菅野さんのほうから「今後Twitterを再開する場合は必ず実名を明らかにし、さらに住所と電話番号を公開した上で発言します」という誓約を行ったのですよ。菅野さんが突如ハンドルネームから実名に切り替えたのはそのためです。"". X(旧Twitter)より2018年3月1日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年10月29日). “菅野完氏への賠償命令確定 新書「日本会議の研究」”. 産経ニュース. 2020年10月29日閲覧。
- ^ “朝まで生テレビ!|テレビ朝日”. 2018年7月31日閲覧。
- ^ “菅野完事務所”. 2018年8月1日閲覧。
- ^ “菅野完事務所”. 2018年8月1日閲覧。
- ^ “菅野完事務所”. 2018年8月1日閲覧。
- ^ “菅野完事務所”. 2018年8月1日閲覧。
参考文献
- 田久保忠衛「「日本会議」批判に大反論!」『月刊Hanada』、飛鳥新社、2016年6月25日、ASIN B01GV03MKM。
- 針谷大輔『右からの脱原発』K&Kプレス、2012年11月10日。ISBN 978-4-906674-47-3。
外部リンク
- sugano.ne.jp|菅野完の個人サイト
- 菅野完デジタルストア (メルマガ、サロン)
- 菅野完 - YouTubeチャンネル
- noiehoie - Tumblr
- 菅野完のFacebook