沼田良
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沼田 良(ぬまた まこと、1950年6月30日-)は、日本の行政学者。専門は行政学、地方自治論。今村都南雄門下。2006年頃までのペンネームはNUMATA Ryo。
略歴
[編集]1950年、北海道生まれ。1975年、中央大学法学部政治学科卒業。1979年、中央大学大学院法学研究科修了。1978年、国立国会図書館調査員。2000年、作新学院大学総合政策学部教授。2011年、東洋大学法学部・東洋大学大学院法学研究科教授、2016年~現代行政研究所代表、2018年~大和大学政治経済学部教授。
研究対象
[編集]行政学、地方自治論が専門で、特に市民参加・協働、自治基本条例について研究。地方分権や道州制、議会基本条例なども研究。この他、外国(スイス、イギリス、アメリカ、オランダなど)の地方自治制度も研究対象にしている。
著書
[編集]単著
[編集]- 『地方分権改革』(公人社,1994年)ISBN 978-4-906430-46-8
- 『市民の政府』(公人社,2000年)ISBN 978-4-906430-70-3
共著
[編集]- 神野直彦(研究会主査)共著『良い社会の公共サービスを考える』(良い社会をつくる公共サービスを考える研究会,2006年)
- 今村都南雄, 武藤博己, 佐藤克廣,南島和久共著『ホーンブック基礎行政学』(北樹出版,2006年初版・2009年改訂版・2015年第3版)ISBN 978-4-7793-0182-7
- 安藤愛共著『住民自治 再構築』(北樹出版,2015年)ISBN 978-4-7793-0446-0
訳書
[編集]- P.ジョン『西欧における地方ガバナンス』(自治総合センター,2005年)
心の師
[編集]大学院生の頃から、当時まだ助教授だった今村都南雄先生を尊敬していた。後に、先生の『行政の理法』の書評を書くようにと雑誌社から依頼がきた。勇み足で誤字を指摘したところ、数カ月後、研究会に呼ばれコワゴワ参加したが歓迎してくれた。それをきっかけに、長い付き合いが始まり、いつの間にか心の師の門下生となっていた(沼田談)。