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2018年(平成30年)から[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]、[[国民民主党 (日本 2018-)|国民民主党]]、[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]の3党の県連と[[日本労働組合総連合会|連合]]秋田は次期参院選秋田県選挙区の統一候補の擁立作業を行う。ところが要請を受けていた元[[民進党]]県連代表の沼谷純県議が同年末に不出馬を表明。2019年(平成31年)2月4日、3党および連合秋田は寺田に立候補を要請することで一致した。寺田を薦めたのは社民党県連の石田寛代表であった<ref>{{Cite news|author=|url=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190205_41005.html|title=<参院選秋田>寺田学氏の妻に立候補要請へ 3野党と連合、月内に|newspaper=河北新報|date=2019-02-05|accessdate=2019-07-31}}</ref>。同年3月7日、立候補する意向を正式に表明した<ref>{{Cite news|author=|url=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190308_41002.html|title=<参院選秋田>寺田静氏が出馬表明 地上イージス、現状のままでは「反対」|newspaper=[[河北新報]]|date=2019-03-08|accessdate=2019-07-23}}</ref>。[[日本共産党]]は当初、党役員の藤本友里を候補者に立てていたが、寺田支持を決断し、6月3日に藤本を比例区に回すことを明らかにした<ref>{{Cite news|author=|url=https://mainichi.jp/articles/20190604/ddl/k05/010/028000c|title=参院選2019 共産藤本氏、比例代表へ /秋田|newspaper=毎日新聞|date=2019-06-04|accessdate=2019-07-23}}</ref>。
2018年(平成30年)から[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]、[[国民民主党 (日本 2018-)|国民民主党]]、[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]の3党の県連と[[日本労働組合総連合会|連合]]秋田は次期参院選秋田県選挙区の統一候補の擁立作業を行う。ところが要請を受けていた元[[民進党]]県連代表の沼谷純県議が同年末に不出馬を表明。2019年(平成31年)2月4日、3党および連合秋田は寺田に立候補を要請することで一致した。寺田を薦めたのは社民党県連の石田寛代表であった<ref>{{Cite news|author=|url=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190205_41005.html|title=<参院選秋田>寺田学氏の妻に立候補要請へ 3野党と連合、月内に|newspaper=河北新報|date=2019-02-05|accessdate=2019-07-31}}</ref>。同年3月7日、立候補する意向を正式に表明した<ref>{{Cite news|author=|url=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190308_41002.html|title=<参院選秋田>寺田静氏が出馬表明 地上イージス、現状のままでは「反対」|newspaper=[[河北新報]]|date=2019-03-08|accessdate=2019-07-23}}</ref>。[[日本共産党]]は当初、党役員の藤本友里を候補者に立てていたが、寺田支持を決断し、6月3日に藤本を比例区に回すことを明らかにした<ref>{{Cite news|author=|url=https://mainichi.jp/articles/20190604/ddl/k05/010/028000c|title=参院選2019 共産藤本氏、比例代表へ /秋田|newspaper=毎日新聞|date=2019-06-04|accessdate=2019-07-23}}</ref>。


同年7月21日に行われた[[第25回参議院議員通常選挙]]で、[[自由民主党 (日本)|自民党]]現職の[[中泉松司]]を破り初当選を果たした。寺田は県内25市町村のうち15市町村で中泉の得票を上回った<ref>{{Cite news|author=|url=https://www.sakigake.jp/news/article/20190721AK0026/|title=寺田静氏が当選 参院選秋田選挙区|newspaper=秋田魁新報|date=2019-07-21|accessdate=2019-07-23}}</ref>。中泉が[[地上配備型ミサイル迎撃システム|地上配備型迎撃システム]]「[[イージス・アショア]]」配備の可否に関する考えを明らかにしなかったのに比べ、寺田は配備反対の姿勢を強調し続けた。大票田でもある候補地の[[秋田市]]で地上イージス批判層からの票を上積みし、中泉を引き離した<ref>{{Cite news|author=鈴木俊平|url=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190723_41046.html|title=<参院選秋田>党派色薄め無党派獲得 寺田氏、政治一家の強みも|newspaper=河北新報|date=2019-07-23|accessdate=2019-07-23}}</ref>。
同年7月21日に行われた[[第25回参議院議員通常選挙]]で、[[自由民主党 (日本)|自民党]]現職の[[中泉松司]]を破り初当選を果たした。寺田は県内25市町村のうち15市町村で中泉の得票を上回った<ref>{{Cite news|author=|url=https://www.sakigake.jp/news/article/20190721AK0026/|title=寺田静氏が当選 参院選秋田選挙区|newspaper=秋田魁新報|date=2019-07-21|accessdate=2019-07-23}}</ref>。中泉が[[地上配備型ミサイル迎撃システム|地上配備型迎撃システム]]「[[イージス・アショア]]」配備の可否に関する考えを明らかにしなかったのに比べ、寺田は配備反対の姿勢を強調し続けた。大票田でもある候補地の[[秋田市]]で地上イージス批判層からの票を上積みし、中泉を引き離した<ref>{{Cite news|author=鈴木俊平|url=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190723_41046.html|title=<参院選秋田>党派色薄め無党派獲得 寺田氏、政治一家の強みも|newspaper=河北新報|date=2019-07-23|accessdate=2019-07-23}}</ref>。

2020年11月1日 (日) 10:54時点における版

寺田 静
てらた しずか
生年月日 (1975-03-23) 1975年3月23日(49歳)
出生地 日本の旗 日本 秋田県横手市
出身校 早稲田大学人間科学部
前職 衆議院議員秘書
東京大学生産技術研究所秘書
所属政党 無所属
配偶者 寺田学(衆議院議員)
親族 義父・寺田典城(元参議院議員、元秋田県知事
公式サイト 寺田静/てらた しずか 公式ウェブサイト

選挙区 秋田県選挙区
当選回数 1回
在任期間 2019年7月29日 - 現職
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寺田 静(てらた しずか、1975年3月23日[1] - )は、日本の女性政治家参議院議員(1期)。旧姓は江上

来歴

秋田県横手市生まれ。父親の仕事の都合で、小学校3年の夏に青森市に引っ越す。小学校6年のときに茨城県に移り、中学校3年で横手市に戻り、横手市立横手南中学校に転校。学校の進める管理教育に合わず、11月から卒業までの5ヶ月間登校しなかったという。進学した秋田県立横手城南高等学校でも、進路指導などを通じ再び管理教育に合わず、3年生の1992年(平成6年)5月に中退。同年9月、大検に合格[2]

仙台市の代々木ゼミナールで1年浪人したのち、1994年(平成8年)、育英会の奨学金を受けて早稲田大学人間科学部に進学[2]。大学卒業後、東京大学生産技術研究所に勤務(指導教官は現在東京経済大学教員の山田晴道)。

ハワイ大学海洋科学部に学士入学。一時帰国中の2003年(平成15年)、父親から言われ、最初の衆議院選挙を迎えていた寺田学の選挙を手伝うことになる。2009年(平成21年)9月に寺田学と結婚。夫と川口博の公設秘書をあわせて約10年務める[3]。また、電気自動車普及協会にも勤務した[1]

2018年(平成30年)から立憲民主党国民民主党社会民主党の3党の県連と連合秋田は次期参院選秋田県選挙区の統一候補の擁立作業を行う。ところが要請を受けていた元民進党県連代表の沼谷純県議が同年末に不出馬を表明。2019年(平成31年)2月4日、3党および連合秋田は寺田に立候補を要請することで一致した。寺田を薦めたのは社民党県連の石田寛代表であった[4]。同年3月7日、立候補する意向を正式に表明した[5]日本共産党は当初、党役員の藤本友里を候補者に立てていたが、寺田支持を決断し、6月3日に藤本を比例区に回すことを明らかにした[6]

同年7月21日に行われた第25回参議院議員通常選挙で、自民党現職の中泉松司を破り初当選を果たした。寺田は県内25市町村のうち15市町村で中泉の得票を上回った[7]。中泉が地上配備型迎撃システムイージス・アショア」配備の可否に関する考えを明らかにしなかったのに比べ、寺田は配備反対の姿勢を強調し続けた。大票田でもある候補地の秋田市で地上イージス批判層からの票を上積みし、中泉を引き離した[8]

2020年(令和2年)9月16日招集の第202回国会における首相指名選挙では、同世代の女性であり、同じ問題意識を共有していることを理由に国民民主党伊藤孝恵に投票している[9]

政策・主張

脚注

  1. ^ a b てらたしずか - 立憲民主党
  2. ^ a b 私自身について|てらたしずか (寺田 静)|note
  3. ^ “野党統一候補 寺田静氏が初当選”. 日本テレビ. (2019年7月22日). http://www.news24.jp/nnn/news16232489.html 2019年7月23日閲覧。 
  4. ^ “<参院選秋田>寺田学氏の妻に立候補要請へ 3野党と連合、月内に”. 河北新報. (2019年2月5日). https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190205_41005.html 2019年7月31日閲覧。 
  5. ^ “<参院選秋田>寺田静氏が出馬表明 地上イージス、現状のままでは「反対」”. 河北新報. (2019年3月8日). https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190308_41002.html 2019年7月23日閲覧。 
  6. ^ “参院選2019 共産藤本氏、比例代表へ /秋田”. 毎日新聞. (2019年6月4日). https://mainichi.jp/articles/20190604/ddl/k05/010/028000c 2019年7月23日閲覧。 
  7. ^ “寺田静氏が当選 参院選秋田選挙区”. 秋田魁新報. (2019年7月21日). https://www.sakigake.jp/news/article/20190721AK0026/ 2019年7月23日閲覧。 
  8. ^ 鈴木俊平 (2019年7月23日). “<参院選秋田>党派色薄め無党派獲得 寺田氏、政治一家の強みも”. 河北新報. https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190723_41046.html 2019年7月23日閲覧。 
  9. ^ “首相指名、衆院で小泉氏に1票 投票したのは丸山穂高氏”. 朝日新聞. (2020年9月16日). https://www.asahi.com/articles/ASN9J5CN7N9JUTFK01T.html 2020年9月16日閲覧。 
  10. ^ a b c 朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。

外部リンク