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「武蔵村山市」の版間の差分

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|[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲]]村山||style="text-align: right;"|2||◎須藤 博、鈴木 明
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|市民のチカラ||style="text-align: right;"|1|| 木村祐子
|市民のチカラ||style="text-align: right;"|1|| 木村祐子

2020年11月1日 (日) 09:20時点における版

むさしむらやまし ウィキデータを編集
武蔵村山市
武蔵村山市旗 武蔵村山市章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
市町村コード 13223-3
法人番号 3000020132233 ウィキデータを編集
面積 15.32km2
総人口 69,628[編集]
推計人口、2024年9月1日)
人口密度 4,545人/km2
隣接自治体 東大和市瑞穂町福生市立川市
埼玉県所沢市
市の木 エノキ
市の花 茶の花
市の鳥 メジロ
武蔵村山市役所
市長 山﨑泰大
所在地 208-8501
東京都武蔵村山市本町一丁目1番地の1
北緯35度45分17.4秒 東経139度23分14.5秒 / 北緯35.754833度 東経139.387361度 / 35.754833; 139.387361
外部リンク 公式ウェブサイト

武蔵村山市位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村

地図
ウィキプロジェクト
武蔵村山市域のランドサット。日産が閉鎖され、イオンモール むさし村山が無い頃に撮影

武蔵村山市(むさしむらやまし)は、東京都多摩地域北部に位置する

武蔵野台地の西に位置し、狭山丘陵を挟んで埼玉県と接している。

地理

地勢

市北部を狭山丘陵が西から東へ続いている。丘陵の南側は武蔵野台地の西の外れにあたり平坦な土地が広がっている。荒川水系と多摩川水系の境に当たる。市内を流れる空堀川は東流して東大和市に入り、東村山市内で北東に向きを変えて新河岸川に注ぎ、さらには荒川に流れ込む。一方、残堀川は、昭島市立川市を経て立日橋下流で多摩川に合流している。

隣接する自治体

町名

  • 中藤(なかとう 〒208-0001)
  • 神明(しんめい 〒208-0002)
  • 中央(ちゅうおう 〒208-0003)
  • 本町(ほんまち 〒208-0004)
  • 学園(がくえん 〒208-0011)
  • 緑が丘(みどりがおか 〒208-0012)
  • 大南(おおみなみ 〒208-0013)
  • 三ツ藤(みつふじ 〒208-0021)
  • (えのき 〒208-0022)
  • 伊奈平(いなだいら 〒208-0023)
  • (きし 〒208-0031)
  • 三ツ木(みつぎ 〒208-0032/0033)
  • 残堀(ざんぼり 〒208-0034)
  • 中原(なかはら 〒208-0035)

歴史

  • 1868年、明治政府によって、韮山県が設置され、中藤村・横田村・三ツ木村・岸村は韮山県に編入される。
  • 1869年、品川県が設置され、各村が、品川県に移管される。
  • 1871年、入間県が設置され、各村が、入間県に移管される。
  • 1871年11月、各村が、神奈川県多摩郡に移管される。
  • 1878年11月、多摩郡を分割し、北多摩郡が発足。
  • 1889年4月1日 - 神奈川県北多摩郡中藤村・横田村・三ツ木村・岸村の4村で、中藤村外三ヶ村組合が設立される。この年に、野口村、廻田村、大岱村、久米川村、南秋津村が合併して東村山村が成立している。
  • 1893年4月1日 - 三多摩地域が東京府に移管される。
  • 1908年4月1日 - 中藤村と横田村が合併し、中藤村となる。これにより、中藤村外三ヶ村組合が中藤村外二ヶ村組合になる。
  • 1917年4月1日 - 中藤村・三ツ木村・岸村が合併し、東京府北多摩郡村山村が成立する。
  • 1954年11月3日 - 町制を施行し、村山町となる。
  • 1966年 - 都営村山団地竣工を皮切りに、人口が激増する。(1965年:14,069人→1970年:41,275人)
  • 1970年11月3日 - 市制施行。山形県村山市が既に存在するため、名称変更を行い、武蔵村山市となる。この結果、北多摩郡は消滅。

人口

武蔵村山市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 41,275人
1975年(昭和50年) 50,842人
1980年(昭和55年) 57,198人
1985年(昭和60年) 60,930人
1990年(平成2年) 65,562人
1995年(平成7年) 67,015人
2000年(平成12年) 66,052人
2005年(平成17年) 66,553人
2010年(平成22年) 70,053人
2015年(平成27年) 71,229人
2020年(令和2年) 70,829人
総務省統計局 国勢調査より

昼夜間人口

2005年の夜間人口(居住者)は66,368人である。市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は59,591人で昼は夜の0.898倍の人口となり、夜間に比べて昼の人口は7千人ほど減る。

通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者18,851人、市外から市内へ入る通勤者は12,652人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多く、学生でも市内から市外に出る通学生は2,646人、市外から市内へ入る通学生は2,068人と学生でも昼は市外へ流出する人数のほうが多い[1]。なお、国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人おり、この項の昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に若干の誤差は生じる。

町名

武蔵村山市では、住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されていないため、土地地番を整えて付け直す地番整理による地番となっている。

武蔵村山市役所管内(63町丁)
町名 町名の読み 設置年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施直前の町名 備考
伊奈平一丁目 いなだいら 1990年4月1日 未実施
伊奈平二丁目 1990年4月1日 未実施
伊奈平三丁目 1990年4月1日 未実施
伊奈平四丁目 1990年4月1日 未実施
伊奈平五丁目 1990年4月1日 未実施
伊奈平六丁目 1990年4月1日 未実施
榎一丁目 えのき 1990年4月1日 未実施
榎二丁目 1990年4月1日 未実施
榎三丁目 1990年4月1日 未実施
大南一丁目 おおみなみ 1990年4月1日 未実施
大南二丁目 1990年4月1日 未実施
大南三丁目 1990年4月1日 未実施
大南四丁目 1990年4月1日 未実施
大南五丁目 1990年4月1日 未実施
学園一丁目 がくえん 1990年4月1日 未実施
学園二丁目 1990年4月1日 未実施
学園三丁目 1990年4月1日 未実施
学園四丁目 1990年4月1日 未実施
学園五丁目 1990年4月1日 未実施
岸一丁目 きし 1990年4月1日 未実施
岸二丁目 1990年4月1日 未実施
岸三丁目 1990年4月1日 未実施
岸四丁目 1990年4月1日 未実施
岸五丁目 1990年4月1日 未実施
残堀一丁目 ざんぼり 1981年4月1日 未実施
残堀二丁目 1981年4月1日 未実施
残堀三丁目 1981年4月1日 未実施
残堀四丁目 1981年4月1日 未実施
残堀五丁目 1981年4月1日 未実施
神明一丁目 しんめい 1990年4月1日 未実施
神明二丁目 1990年4月1日 未実施
神明三丁目 1990年4月1日 未実施
神明四丁目 1990年4月1日 未実施
中央一丁目 ちゅうおう 1981年4月1日 未実施
中央二丁目 1981年4月1日 未実施
中央三丁目 1981年4月1日 未実施
中央四丁目 1981年4月1日 未実施
中央五丁目 1981年4月1日 未実施
中藤一丁目 なかとう 1990年4月1日 未実施
中藤二丁目 1990年4月1日 未実施
中藤三丁目 1990年4月1日 未実施
中藤四丁目 1990年4月1日 未実施
中藤五丁目 1990年4月1日 未実施
中原一丁目 なかはら 1990年4月1日 未実施
中原二丁目 1990年4月1日 未実施
中原三丁目 1990年4月1日 未実施
中原四丁目 1990年4月1日 未実施
中原五丁目 1990年4月1日 未実施
本町一丁目 ほんまち 1981年4月1日 未実施
本町二丁目 1981年4月1日 未実施
本町三丁目 1981年4月1日 未実施
本町四丁目 1981年4月1日 未実施
本町五丁目 1981年4月1日 未実施
本町六丁目 1981年4月1日 未実施
三ツ木一丁目 みつぎ 1990年4月1日 未実施
三ツ木二丁目 1990年4月1日 未実施
三ツ木三丁目 1990年4月1日 未実施
三ツ木四丁目 1990年4月1日 未実施
三ツ木五丁目 1990年4月1日 未実施
三ツ藤一丁目 みつふじ 1990年4月1日 未実施
三ツ藤二丁目 1990年4月1日 未実施
三ツ藤三丁目 1990年4月1日 未実施
緑が丘 みどりがおか 1990年4月1日 未実施

行政・議会

  • 市職員数 : 386人(2012年4月1日現在)

市長

  • 藤野勝(ふじの まさる、3期目、任期満了日:2022年5月29日)
  • 歴代市長:志々田浩太郎(1994 - 2002在任)は、全国で史上最年少の市長だった。

議会

武蔵村山市議会
  • 定数:20人
  • 議長:沖野清子(おきの せいこ・2019年5月22日就任)
  • 副議長:田口和弘(たぐち かずひろ・2019年5月22日就任)
会派別名簿(2019年5月22日現在)[2]
会派名 議席数 議員名
新政会 7 ◎波多野健、宮﨑正巳、長堀 武、清水彩子、土田雅一、内野和典、田口和弘
公明党 6 ◎吉田 篤、遠藤政雄、石黒照久、前田善信、沖野清子、髙橋弘志
日本共産党 3 ◎籾山敏夫、渡邉一雄、内野直樹
立憲村山 2 ◎須藤 博、鈴木 明
市民のチカラ 1  木村祐子
清流 1  天目石要一郎
東京都議会
  • 選挙区:北多摩第一選挙区(東村山市東大和市、武蔵村山市)
  • 定数:3人
  • 任期:2017年7月23日 - 2021年7月22日
  • 投票日:2017年7月2日
  • 当日有権者数:253,335人
  • 投票率:52.42%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
関野杜成 43 都民ファーストの会 39,492票
谷村孝彦 54 公明党 32,773票
尾崎あや子 58 日本共産党 23,500票
北久保眞道 64 自由民主党 22,415票
鈴木龍雄 48 民進党 11,166票
山内章明 64 無所属 1,521票
衆議院
議員名 党派名 当選回数 備考
木原誠二 自由民主党 4 選挙区
宮本徹 日本共産党 2 比例復活

経済

古くからの機業地で江戸時代から昭和初期までは村山絣(かすり)という木綿の織物の一大産地だったが、他産地との競争に敗れ村山絣は衰退していった。その後伊勢崎などから新しい技術を導入し絹織物に活路を見出し村山大島紬のブランドを確立している。

農業

  • ミカン・ナシ・リンゴ農園、酪農、茶畑がある。また以前は多くの田んぼがあり稲作が行われていたが、現在では多くが宅地化され数は少ない。
  • 農園は武蔵村山市中藤・神明・中央・三ツ木・榎・三ツ藤に点在し、毎年収穫の時期には家族連れでミカン狩り等を楽しむ風景が見られる。

工業

  • 株式会社天乃屋:米菓子「歌舞伎揚」で知られる本社・東京工場がある。
  • 株式会社新川:半導体製造用精密ロボット製造販売で世界トップシェアメーカー。本社および工場が市内にある。
  • わらべや日洋株式会社 東京工場、村山第二工場セブン-イレブンの弁当やおにぎり、調理パンの製造工場。

※かつて市内に存在した企業

商業

姉妹都市・提携都市

国内

姉妹都市

提携都市

住宅団地

  • 国家公務員共済組合連合会むさしの第1団地 - 昭和44年 : 東京都武蔵村山市・立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • 都営村山団地 :緑が丘 (武蔵村山市)・立川都市計画事業(一団地の住宅施設)
  • グリーンタウン武蔵村山

国の機関

公共機関

医療機関

武蔵村山病院

公共施設

  • 村山温泉かたくりの湯:市営の公衆浴場。ふるさと創生事業で掘り当てた温泉。
  • 東京都立野山北・六道山公園(のやまきた・ろくどうやまこうえん):狭山丘陵の自然をそのまま公園にした自然園。
  • 湖南衛生組合菖蒲園:日当たり良く、こじんまりとした園。菖蒲だけでなく、蓮や桜、茶畑等の植物や、鯉、ザリガニが生息する小川や小池がある。元は下水処理施設と併設されていたが、現在施設は住宅地化し、本園のみ残る。

文化施設

  • 武蔵村山市民会館(さくらホール)

教育・福祉施設

  • 市民総合センター
  • 緑が丘ふれあいセンター
  • 歴史民俗資料館
  • 図書館(市内6か所)

運動施設

  • 総合体育館
  • 総合運動場
  • 野山北公園運動場
  • 大南公園野球場
  • 雷塚公園野球場
  • 大南公園プール
  • 野山北公園プール

教育

小学校

  • 市立
    • 第一小学校
    • 第二小学校
    • 第三小学校
    • 第八小学校
    • 第九小学校
    • 第十小学校
    • 雷塚小学校(らいづか) - 五小と六小を統合し開校。

中学校

  • 市立
    • 第一中学校
    • 第三中学校
    • 第五中学校

小中一貫校

  • 村山学園 - 第四小学校と第二中学校を統合。
  • 大南学園 - 第七小学校と第四中学校を統合(2016年)

高等学校

大学

その他の学校

  • 東京都立村山特別支援学校

交通

鉄道国道が通っていない。鉄道にいたっては多摩地域の市部の中で唯一通っていない自治体でもある。なお、当市域に近い駅として、西武拝島線玉川上水駅東大和市)・武蔵砂川駅西武立川駅立川市)及び多摩都市モノレール線桜街道駅上北台駅(東大和市)がある。

新青梅街道上に計画されている多摩都市モノレール(現在は東大和市の上北台まで開通)は、国土交通省交通政策審議会答申で「2015年度までに着工することが適当な路線」と位置づけられているが、これまで具体的な計画には至っていなかった。

しかし2020年1月23日、東京都は鉄道空白地帯で需要の高い上北台 - 箱根ヶ崎間の延伸事業に着手することを正式に発表した。開業時期は未定だが2032年頃を目指しており、新たに7駅が設置される予定。建設費は約800億円と試算されている[3][4][5]

また、かつて計画されていた武州鉄道が武蔵村山市内を経由する予定だった。西武鉄道も同市内に経由する西武村山線を計画していたが、実現しなかった。

路線バス

道路

東西方向には青梅街道新青梅街道(東京都道5号新宿青梅線)が通り、南北には立川市から所沢市に至る主要地方道である東京都道55号所沢武蔵村山立川線が通るなど道路交通の要である。

都道

その他

  • 野山北公園自転車道村山貯水池山口貯水池建設の際、多摩川羽村堰から埋設した水道管の上に堤防用の砂利運搬のために敷設された軽便鉄道の廃線跡を利用したサイクリングロード。残堀川と交差する雑木林には、高架橋のコンクリート台座や狭山丘陵に横田、赤堀、御岳、赤坂といった鉄道用のトンネルをそのまま再利用している。多摩湖脇の立ち入り禁止区域には5号トンネルがある。

観光

文化財

2020年現在、市内には都指定文化財が2点、市指定文化財が20点存在する[6]

都指定

  • 村山大島紬:無形文化財、1967年(昭和42年)3月指定
  • 双盤念仏:無形民俗文化財、1991年(平成3年)3月指定

市指定

など。

その他名所・旧跡

  • 大多羅法師の井戸:日本各地に伝わる巨人伝説、デイダラボッチに纏わる史跡。デイダラボッチの足跡から湧き出てきたとされる井戸水で、日照が続いても乾かなかったとされる。現在は干上がっている。

祭・イベント

  • 武蔵村山市観光納涼花火大会:武蔵村山市商工会主で村山温泉かたくりの湯の駐車場が会場となる。西暦にあわせて打ち上げ数が毎年1発ずつ増える。
  • 村山デエダラまつり:市内最大のイベント。日産村山工場跡地を会場とし、農業・産業祭を観光誘致のために改称し、且つ規模を拡大した。

著名な出身・ゆかりのある人物

経済

芸能人

TV・ラジオ

ゲーム業界関係者

  • 桜井政博 - ゲームクリエイター。ディレクター。

漫画家

脚注

  1. ^ 東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行152-153ページ
  2. ^ 会派別名簿”. 武蔵村山市議会. 2019年6月1日閲覧。
  3. ^ 多摩モノレール、箱根ケ崎区間延伸へ “鉄道なし”解消か”. MX NEWS (2020年1月22日). 2020年1月27日閲覧。
  4. ^ 多摩モノレール延伸に都が着手へ、7駅設置計画…さらに2方向への延伸構想 - 読売新聞(2020/1/23版 / 2020年1月24日閲覧)
  5. ^ 多摩モノレール延伸着手へ 武蔵村山の悲願 市民「早期完成を」”. 東京新聞 (2020年1月25日). 2020年1月27日閲覧。
  6. ^ 指定文化財|武蔵村山市 公式ホームページ”. 2020年7月22日閲覧。

外部リンク