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「国立市」の版間の差分

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2020年11月1日 (日) 09:20時点における版

くにたちし ウィキデータを編集
国立市
大学通りの桜並木
国立市旗 国立市章
国立市旗 国立市章
1967年9月25日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
市町村コード 13215-2
法人番号 1000020132152 ウィキデータを編集
面積 8.15km2
総人口 76,762[編集]
推計人口、2024年12月1日)
人口密度 9,419人/km2
隣接自治体 府中市国分寺市立川市日野市
市の木 イチョウ
市の花 ウメ
市の鳥 シジュウカラ
国立市役所
市長 濱崎真也
所在地 186-8501
東京都国立市富士見台二丁目47番地1
北緯35度41分2.1秒 東経139度26分29秒 / 北緯35.683917度 東経139.44139度 / 35.683917; 139.44139
国立市役所庁舎
国立市役所庁舎
外部リンク 公式ウェブサイト

国立市位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村

地図
地図
ウィキプロジェクト

国立市(くにたちし)は、東京都多摩地域中部に位置する

本項では町制前の名称である谷保村(やほむら)についても述べる。

地理

大学通り。起点の国立駅から
大学通りの桜並木 国立駅南口を望む
富士見通りから望む富士山

多摩川左岸の沖積低地とそれが武蔵野台地を削った河岸段丘の段丘面及び段丘崖からなる。発達した段丘崖としては北東端に国分寺崖線、南部に立川崖線がみられる。

北部をJR中央本線が、中央部やや南寄りをJR南武線甲州街道が、南部を国道20号 日野バイパスがそれぞれ東西に通っている。中央線の国立駅から南武線の谷保駅まで真直ぐ「大学通り」と呼ばれる大通り(東京都道146号国立停車場谷保線)が通っており、新旧の中心街を結んでいる。おおむね南武線に沿った河岸段丘の段丘崖の上は住宅地、下は農耕地となっていたが、最近では宅地開発の進捗もあり段丘崖の下でも住宅が増えている。

かつて国立市が町制施行前の名称である谷保村だった頃、中心は谷保であり、武蔵野台地の崖線下の豊富な湧水と谷保天満宮の存在が集落を形成させた。特に初期の甲州街道は府中を出ると谷保付近で崖線を下り、多摩川を渡っていた。その後、渡河地点が上流の日野の渡しに固定されることで道筋が台地の上に移り、今日に到っている。その名残が谷保天満宮に見てとれる(現在の甲州街道からは参道を下る形で本殿に至る)。甲州街道沿いにはのある農家が並んでいる。

崖線の上は大正時代までは甲州街道沿いを除き雑木林だったが、堤康次郎の設立した箱根土地株式会社(コクドの前身)が学園都市構想に基づき大学を誘致した。国立大学町は、堤が箱根土地技師の中島陟とともに見たドイツの学園都市・ゲッティンゲンをモデルに地区開発を行ったと言われるが、堤によると、国立大学町は「最初より大学を中心として地区を定め、停車場より道路下水に至るまで理想的に都市計画を実施」したもので、「かつて外国にもその例を見ないもの」であった。1926年に分譲開始、同時に箱根土地によって建設された国立駅鉄道省に譲渡され開業し、以降は東京郊外文教都市として住宅地の範囲が拡大した。

平成22年国勢調査によれば、東京都特別区部への通勤率は25.1%である。

面積

面積は8.15km2で、全国の市では、蕨市狛江市向日市に次いで4番目、都内の市では、狛江市に次いで2番目に小さい。

歴史

国立市の歌

年表

市名の由来

  • 中央線国分寺駅立川駅の中間(西国分寺駅は後から開設)にできる新しいとこの地区に、両駅から1字ずつ取って「国立」と名付けたことによる。
  • 「谷保」は本来は「やぼ」と読む。しかし、南武鉄道(現:JR南武線)は谷保駅を開設した際、「やほ」とした。
  • 「国立」は「こくりつ」と誤読されやすいのと、国立市立や特に国立音楽大学のように私立民営のものを日本の国立施設と誤解されやすいこともあり、「くにたち」と仮名書きされることがある(例:国立図書館→くにたち図書館[3])。

人口

国立市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 59,709人
1975年(昭和50年) 64,495人
1980年(昭和55年) 64,144人
1985年(昭和60年) 64,881人
1990年(平成2年) 65,833人
1995年(平成7年) 66,719人
2000年(平成12年) 72,187人
2005年(平成17年) 72,667人
2010年(平成22年) 75,510人
2015年(平成27年) 73,655人
2020年(令和2年) 77,130人
総務省統計局 国勢調査より


昼夜間人口

2005年に夜間人口(居住者)は72,574人である。市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は71,295人で昼は夜の0.982倍の人口で、周辺の市に比べると昼夜間人口差が少ない。

通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者23,096人、市外から市内へ入る通勤者は15,211人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多いが、学生では市内から市外に出る通学生は3,646人、市外から市内へ入る通学生は10,252人と学生では昼は市内へ流入する人数のほうが多い[3]。なお、国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人おり、この項の昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に若干の誤差は生じる。

町名

国立市では、住居表示に関する法律に基づく住居表示は実施されていないが、土地区画整理事業施行区域を含め、町名と地番を整理する方法(町名地番整理)により、住所整理が実施されている。住居表示実施前の町名等(町区域設定前の町名等)欄で下線がある町名はその全部、それ以外はその一部であり、その町名の末尾に数字がある場合には丁目を表す。

国立市役所管内(31町丁)
町名 町名の読み 町区域設定年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等(町区域設定前の町名等) 備考
東一丁目 ひがし 1968年10月1日 未実施[† 1] (大字国立)
2013年11月1日 未実施[† 1] (北1)
東二丁目 1968年10月1日 未実施[† 1] (大字国立)
東三丁目 1968年10月1日 未実施[† 1] (大字国立)
東四丁目 1968年10月1日 未実施[† 1] (大字国立)
中一丁目 なか 1969年10月1日 未実施[† 1] (大字国立)
2013年11月1日 未実施[† 1] (北1)
中二丁目 1969年10月1日 未実施[† 1] (大字国立)
中三丁目 1969年10月1日 未実施[† 1] (大字国立)
西一丁目 にし 1970年9月1日 未実施[† 1] (大字国立)
西二丁目 1970年9月1日 未実施[† 1] (大字国立)
西三丁目 1970年9月1日 未実施[† 1] (大字国立、大字青柳字武蔵野
富士見台一丁目 ふじみだい 1965年10月29日 未実施[† 1] (大字谷保字御経塚・字滝之院・字仮屋上)
1994年2月12日 未実施[† 1] (大字谷保字東之原・字御経塚)
富士見台二丁目 1965年10月29日 未実施[† 1] (大字谷保字御経塚・字滝之院・字仮屋上・字峯上)
富士見台三丁目 1965年10月29日 未実施[† 1] (大字谷保字上峯下・字中峯下・字峯上・字西之原、大字石田字鶉久保)
1994年10月30日 未実施[† 1] (大字谷保字西之原)
富士見台四丁目 1965年10月29日 未実施[† 1] (大字谷保字上峯下・字西之原、大字石田字鶉久保・字谷川上)
1994年10月30日 未実施[† 1] (大字谷保字上峯下・字西之原、大字青柳字峯面・字谷川上・字鶉久保、大字石田字谷川上・字田村道)
北一丁目 きた 1966年9月1日 未実施[† 1] (大字青柳字下はけ、大字谷保字拝島道北)
北二丁目 1966年9月1日 未実施[† 1] (大字青柳字拝島道北、大字谷保字武蔵野・字拝島道北)
北三丁目 1966年9月1日 未実施[† 1] (大字青柳字武蔵野、大字谷保字武蔵野)
谷保 やほ 1889年4月1日 未実施
谷保六丁目 やほ 2014年10月25日 未実施[† 1] (大字谷保字下モノ下・字天神下・字下新田)
谷保七丁目 2016年11月21日 未実施[† 1] (大字谷保字下モノ下)
青柳 あおやぎ 1889年4月1日 未実施
青柳一丁目 あおやぎ 1999年10月9日 未実施[† 1] (大字青柳字甲州道中南・字甲州道中北、大字石田字石田街道・字青柳入、大字谷保字上峯下)
青柳二丁目 2017年11月20日 未実施[† 1] (大字青柳字甲州道中南、大字石田字青柳入、大字谷保字上の下・字上新田・字栗原・字雨成下)
青柳三丁目 1999年10月9日 未実施[† 1] (大字青柳字甲州道中南・字甲州道中北、大字石田字石田街道・字青柳入)
2017年11月20日 未実施[† 1] (大字青柳字甲州道中南、大字谷保字雨成下)
石田 いしだ 1889年4月1日 未実施
泉一丁目 いずみ 1992年8月22日 未実施[† 1] (大字谷保字上の下・字岨ノ下・字寺ノ下・字中新田・字下新田、大字青柳字向新田)
1995年11月5日 未実施[† 1] (大字谷保字上新田・字中新田)
泉二丁目 1995年11月5日 未実施[† 1] (大字谷保字上新田・字中新田・字三家上、泉1)
泉三丁目 2004年11月13日 未実施[† 1] (大字谷保字上の下・字上新田・字田村道下、大字石田字谷保下
泉四丁目 2000年7月8日 未実施[† 1] (大字谷保字岨ノ下・字寺ノ下・字上の下・字上新田、泉1)
泉五丁目 2014年6月21日 未実施[† 1] (大字谷保字出井崎・字岨ノ下・字寺ノ下・字上の下・字中新田)
矢川三丁目 やがわ 2004年11月13日 未実施[† 1] (大字谷保字栗原・字芝切場、大字青柳字甲州道中南)
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai 町名地番整理実施区域

主な集合住宅

  • UR 富士見台第一団地
  • UR 富士見台第二団地
  • UR 富士見台第三団地
  • 都営青柳南団地
  • いちょう並木国立
  • 青柳都営住宅
  • 都営 泉二丁目アパート(国立泉団地)
  • UR 国立団地(国立北3丁目団地、賃貸196 1957年)

行政

市長

  • 永見理夫(ながみ かずお)
    • 任期:2016年12月25日 - 2020年12月24日(1期目)

独自の施策

都市景観形成条例
文教地区

市内の学園都市エリアは、東京都文教地区建築条例により文教地区に指定されている。

文教地区とは、都市計画法により地方自治体が都市計画区域内に指定した特別用途地区で、教育施設の周囲や通学路に、教育上好ましくないと目されるパチンコ店や風俗店、ホテルなどの業種の進出を規制する地区である。

1950年代、急激な人口の増加に加え、朝鮮戦争勃発によって隣接する立川の米軍基地が活況を呈し、性風俗産業など米兵相手のいかがわしい商売が増えたこともあり、駅周辺の環境は悪化しつつあった。街の環境を守ろうと考えた国立の市民、学生たちは、1950年12月に公布されたばかりの「東京都文教地区建築条例」に目をつけ、文教地区指定を求めて運動を始めた。

町がさびれるという反対派の声もあったが、議論の結果、1952年、国立市は東京で初めて「文教地区」の指定を受けた。

現在の、多くの学校を擁する、緑豊かで閑静な町並みは、この文教地区指定によって守られているといえる。

住民基本台帳ネットワーク 接続切断

個人情報の保護、ドメスティック・バイオレンス被害者の保護などを理由として、2002年12月26日に、住民基本台帳ネットワークシステムの接続が切断された[4]。 しかし、議会からは「住民基本台帳ネットワークシステムへの接続を求める決議の提出を求める決議」が可決される[4][5]など、この切断に対する意見は分かれた。このため国立市民は、住基ネットに接続されている市区町村の住民にとって住民票の写しが必要なくなった各種手続き(パスポートに関する事務など)の一部について、接続切断を理由に住民票を提出する必要があった。また、市の業務である電子証明書の発行が不可能であるため、国税のオンライン申告・申請・納税手続(e-Tax)ができなくなっていた。 なお、2009年2月16日に、東京都知事から、住基ネットに接続するよう地方自治法に基づく是正の要求が行われた[6]

また、2009年9月29日には、国立市の住民らから、住基ネット切断により、違法な支出がなされているとして、関口博市長に対して、約692万円の補てんと支出の差止めを求める住民監査請求が提出された[7][8]。この住民監査請求の結果が11月27日[9]、請求人に通知され[10]、監査委員2人はともに住基ネット切断による追加的な支出を違法としながらも、支出の差止めの適否については意見が分かれたため、勧告としては出されなかった。

これを受けて、請求人は、同年12月22日に住民訴訟を提起し、約692万円の違法な公金の支出があったとして国立市に対し関口市長個人に賠償を請求することを求めている[11]。 2011年2月4日、東京地裁は住基ネット離脱を違法とし、一部支出の差止と支出の一部を市に返還するよう市長に命ずる判決を下した[12]

その後、2011年4月の市長選挙で住基ネットへの再接続を掲げた佐藤一夫市長が当選[13]。2012年2月には、約9年ぶりに住基ネットへと再接続された[13]

電力調達の一般競争入札

福島第一原子力発電所事故をきっかけとして電力入札の検討を開始し、国立市20か所の施設を対象として電力の一般競争入札を実施した。落札事業者のエアネット(国立市発表資料での事業者名はエネット)は2011年11月より1年間の契約期間にて電力供給を行い、150万円(2.5%)の削減効果となった。[14][15]

自治体交流

友好交流都市

この他、2017年時点で次の都市が将来の交流候補として挙がっている[17]

産官学連携

議会

国立市議会

  • 定数:21人[18]
  • 任期:2019年5月1日 - 2023年4月30日[19][20]
  • 議長:石井伸之(自由民主党
  • 副議長:望月健一(みらいのくにたち)
会派名 議席数 議員名(◎は代表者)
自由民主党 4 ◎青木健、石井伸之、高柳貴美代、遠藤直弘
社民ネットと風 4 ◎藤田貴裕、重松朋宏、関口博、古濱薫
日本共産党 3 ◎高原幸雄、住友珠美、柏木洋志
公明党 3 ◎小口俊明、青木淳子、香西貴弘
新しい議会 2 ◎藤江竜三、石井めぐみ
立憲民主党 1 稗田美菜子
こぶしの木 1 上村和子
みらいのくにたち 1 望月健一
樹木の会 1 石塚陽一
耕す未来@くにたち 1 小川宏美
21

東京都議会

  • 選挙区:北多摩第二選挙区(国分寺市、国立市)
  • 定数:2人
  • 任期:2017年7月23日 - 2021年7月22日
  • 投票日:2017年7月2日
  • 当日有権者数:163,057人
  • 投票率:53.84%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数
岡本光樹 34 都民ファーストの会 33,441票
山内玲子 61 東京・生活者ネットワーク 22,546票
高椙健一 66 自由民主党 19,618票
興津秀憲 60 民進党 10,634票

衆議院

議員名 党派名 当選回数 備考
長島昭久 自由民主党 6 選挙区
小田原潔 自由民主党 3 比例復活

※ 2017年の区割り変更[21]までは東京19区に属していた。

公共機関

警察

立川警察署が担当している。市内には3つの交番と1つの駐在所、1つの地域安全センターがある。矢川・谷保駅前には交番はない。

  • なお、羽衣町交番(立川市羽衣町2-51-1)は立川市にある交番だが、立川市の南東とともに国立市北西部も管轄している。

消防

立川消防署が管轄。市内に国立出張所と谷保出張所があり、本署はない。

  • 立川消防署(立川市泉町1156-1)※市域外
    • 国立出張所(富士見台3-1-2)救急隊1
    • 谷保出張所(富士見台1-44-5)救急隊無

医療

  • 市内の「病院」
    • 国立さくら病院(東1-19-10)
    • 長久保病院(谷保6907-1)
  • なお、休日診療センター(富士見台3-16-6)、さくら休日歯科診療所(富士見台3-16-17)が日曜、祝日、年末年始の応急診療を行っている。

郵政事業

2012年1月現在、郵便局は、市内の集配業務を担当している国立郵便局を合わせ、計10局ある。なお、西二丁目に日本郵政グループの研修施設である「郵政大学校・中央郵政研修センター」が所在する。

電話

NTT東日本-東京西 国立交換局

上水道

中浄水場谷保浄水場の2箇所で、市内の地下水60%と東京都水道局より河川40%を混ぜて市内に供給している。 なお2009年3月31日に東京都水道局から料金徴収等の事務委託が廃止され、立川サービスステーションで料金徴収等事務を行っている。

下水道

下水処理は東京都下水道局に委託しており、市内にある北多摩二号水再生センター(一部立川市、国分寺市の下水も処理)で処理されている。

ゴミ処理

稲城市、狛江市、府中市、国立市の4市で構成される「多摩川衛生組合」に加入し、稲城市大丸の多摩川沿いにある「クリーンセンター多摩川」で焼却処理を行っている。焼却残渣は、日の出町にある東京たま広域資源循環組合の広域処分場にて最終処理(エコセメント化・埋立て)をしている。

産業

商業

工業

主な事業所

農業

主な農作物

  • 小松菜
  • ほうれん草
  • アサガオ
  • 谷保なす
  • 多摩川梨

教育

校名の後のカッコは所在地を示す。

小学校

  • 市立
    • 国立第一小学校(谷保) - 国立市内で最古の小学校で、谷保小学校、谷保尋常小学校、谷保国民学校を経て国立町制施行後に現校名となった。
    • 国立第二小学校(西) - 谷保小学校国立分校として1950年に開校。ほどなく国立小学校となった後、町制施行後現校名となった。
    • 国立第三小学校(東) - 1954年開校。
    • 国立第四小学校(北) - 1957年開校。
    • 国立第五小学校(富士見台) - 1965年開校。
    • 国立第六小学校(谷保) - 市制施行後の1970年開校。校歌は2005年に杉本竜一が作詞・作曲して制作・寄贈された。
    • 国立第七小学校(富士見台)- 1972年開校。校歌は2007年に谷川俊太郎作詞、その息子谷川賢作作曲により制作された。
    • 国立第八小学校(中) - 1978年開校。校歌は2002年に創立25周年を機に遊佐未森によって制作された。
市立はいずれも国立第◯小学校が正式名称である。

中学校

  • 私立
    • 高校と併設されているものは高校の項にまとめて記す。

高等学校

大学・短期大学

一橋大学(兼松講堂)

その他

観光

名所・旧跡

祭・イベント

  • くにたち市民まつり - 市内最大のまつり。
  • 天下市 - 国立市商工会青年部主催のイベント。
2016年まで一橋大学の学園祭(一橋祭)と同日開催していたが、2017年から別日程となる[22]
  • さくらフェスティバル
  • 谷保天満宮例大祭 - 1100年以上続く伝統行事。
  • 朝顔市 - 国立特産の朝顔を売り出す。
  • LINKくにたち - 大学通りを歩行者天国化して開催するスポーツイベント。
  • 国立まと火 - 秋田県旧合川町(現北秋田市)との交流から実施。
  • 旧車祭 - 谷保天満宮の行事だが、大学通りで旧車によるパレードが行われたりする。

名物・特産品

  • くにたちワイン
  • 日本酒「谷保の粋」 - 谷保天満宮でお祓いを受けた種もみを育成した「天神米」で醸造した純米酒[23]。不定期販売。
  • ほうれん草うどん
  • 農業の項も参照。
  • 油そば - 異説もあるが、国立市が発祥とも言われている。
  • スタミナ丼(すた丼) - 国立市が発祥と言われている[24]
  • まちチョコ - 市内で販売されているフェアトレードチョコレート。一橋大学のサークルが発祥である。

交通

国立駅南口駅舎
国立駅南口から旭通りを見る
国立駅南口から大学通りを見る
国立駅南口から富士見通りを見る

鉄道

道路

大学通り両脇の緑地帯はプリンスホテルの所有地、歩道部分は市有地である[25]。大学通りの並木については、平成9年、国立設計に携わった中島陟の子息中島渉への聞き取り調査から日比谷公園をはじめ日本全国の多くの大規模公園を設計した林学博士の本多静六(明治22年ドイツ留学、東京帝国大学教授。震災後の帝都復興院で参与として復興設計原案を作成)に堤が相談し銀杏と桜を勧められたという[26]

大学通りに唯一かかっている歩道橋が建設された当時、住民の間から「歩道橋を建設すると自動車の速度があがり、かえって自動車事故が増える」などと建設反対運動が起きた。結局、車椅子でも渡れる障害者にも優しい歩道橋にすることで折り合いがつき、今の形となった。この歩道橋は桜見物の名所として、知られている。岩井俊二監督、松たか子主演の映画『四月物語』のロケが行われたこともある。

大学通りの両脇の部分には「自転車専用レーン」がある。

なお緑地帯、自転車専用レーンがあるのは国立駅~さくら通り手前、逆方向ではさくら通り~国立駅の区間であり、さくら通り手前~谷保駅と谷保駅~さくら通りは片側1車線と歩道(全体が都道)である。

バス路線

国立駅北口には国分寺市のコミュニティバスである「ぶんバス」が、国立駅南口と谷保駅には京浜急行バスの羽田空港線が、谷保駅には JRバス関東/西日本JRバス夜行高速バスドリーム号」が乗り入れている。

国立駅南口 - (富士見台)第一団地(谷保駅の約200m手前)は各社合せて昼間毎時12本(南行5分毎、北行は不等間隔)の頻発となっている。また、国立駅北口から発着する国立駅 - けやき台団地は立川バスで一番乗降者の多い路線である。

地域放送

ゆかりの人物

特筆しない限り出身者を示す。

経済

軍人

  • 宇垣一成 - 陸軍大将。旧宅はブリヂストンの社宅となっており、現在その門柱と土塀および階段のみが残り、往時を忍ばせている。駅前ロータリーの国旗掲揚塔には「皇紀2600年」の揮毫が残っている。

作家

芸能人

放送

スポーツ

  • 木田優夫 - 元プロ野球選手。中学時代に市内のチームに所属。
  • 市川忠男 - 元都立国立高校野球部監督。夏の高校野球で初の都立高校西東京代表を実現。
  • 市川武史 - 国立高校野球部甲子園出場時のエース投手。卒業後は東京大学のエース投手として六大学リーグ通算7勝を挙げた。

研究

その他

ゆかりの作品

小説・漫画

映画

アニメ作品

楽曲

大きな出来事

  • 東京立川憲兵隊事件(1945年) - 市内多摩川河川敷にB-29が墜落し、米軍捕虜が立川に連行・虐殺された。
  • 国立市公立小学校国旗掲揚・国歌斉唱問題 - 2000年頃まで、市内の公立小中学校では慣例的に式典での国旗掲揚と国歌斉唱が行われてこなかった。2000年春の国立第二小学校卒業式での騒動をきっかけに問題が表面化し、一時は国立市内で右翼による抗議活動が行われたり、当時の石原慎太郎 東京都知事が定例会見などで取り上げるなど騒動となり、国立市の公立学校教育の特異性がクローズアップされることになった。

関連項目

参考文献

  • 『くにたちの歴史』国立市。 

出典

  1. ^ くにたちの歴史』205頁
  2. ^ 昭和41年12月27日自治省告示第193号
  3. ^ 東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行152-153ページ
  4. ^ a b 住基ネットに係るこれまでの経緯”. 国立市. 2014年9月7日閲覧。
  5. ^ 平成20年第3回定例会結果”. 国立市議会. 2008年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月7日閲覧。
  6. ^ 住民基本台帳ネットワークシステム不参加団体(国立市)に対する地方自治法に基づく是正の要求について”. 東京都 (2009年2月16日). 2014年9月7日閲覧。
  7. ^ [1][リンク切れ]
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  26. ^ 国立に誕生した大学町 箱根土地㈱中島陟資料集
  27. ^ 国立市が舞台の映画『四月の永い夢』の試写会を実施しました(国立市フィルムコミッション)
  28. ^ 映画「おおかみこどもの雨と雪」【国立も舞台のモデルに】

外部リンク