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「南郡元町」の版間の差分

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2020年9月15日 (火) 12:12時点における版

日本 > 鹿児島県 > 鹿児島市 > 南郡元町
南郡元町
南鹿児島駅
南郡元町の位置(鹿児島県内)
南郡元町
南郡元町
北緯31度33分27秒 東経130度33分12.7秒 / 北緯31.55750度 東経130.553528度 / 31.55750; 130.553528
日本
都道府県 鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 中央地域
地区 鴨池地区
人口
2020年(令和2年)4月1日現在)
 • 合計 1,222人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
890-0069

南郡元町(みなみこおりもとちょう Minamikōrimoto-Chō)は、鹿児島県鹿児島市町名郵便番号は890-0069。人口は1,222人、世帯数は801世帯(2020年4月1日現在)[1]。また、南郡元町の全域で住居表示を実施している。

地理

鹿児島市の中部、新川の下流域に位置している。町域の北方には郡元、郡元町、南方には宇宿、西方には南新町紫原、東方には東郡元町にそれぞれ接している。

町域の北部には志學館中等部・高等部が所在している。但し、隣接して所在する志學館大学紫原一丁目に位置している。

町域の東端部を国道225号が北東方から南方に向けて通っており、紫原団地入口交差点で鹿児島県道20号鹿児島加世田線と合流する。鉄道は町域の西端部を九州旅客鉄道指宿枕崎線鹿児島市交通局鹿児島市電谷山線が並行して通っており、町域の中央部に南鹿児島駅(鹿児島市電は南鹿児島駅前電停)が所在している。

歴史

前史

現在の南郡元町付近は古くから繰り返し戦場となっている区域であり、南北朝時代に起こった島津貞久平忠高の戦い及び西南戦争の紫原の戦いにおいて戦場となり、辺りは牛掛灘の古戦場と呼ばれ、その名残として決戦の碑や戦場跡に牛掛公園が設置されている[2][3]

また、北端部にある涙橋は江戸期に南部にあった処刑場に向かう罪人と家族が最後の別れをしたことから涙橋と呼ばれるようになったとされる[4]。西南戦争においては官軍と薩摩藩が涙橋で衝突し90名の兵士が戦死している[5]

南郡元町設置後

1973年(昭和48年)に郡元町の一部より分割され「南郡元町」として設置された[6]

町域の変遷

分割実施後 分割実施年 分割実施前
南郡元町 1973年昭和48年) 郡元町の一部

施設

志學館中等部・高等部
公共
  • 鹿児島市水道局新郡元水源地
教育
郵便局
  • 鹿児島南郡元局

小・中学校の学区

市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りである[7]

町丁 番・番地 小学校 中学校
南郡元町 全域 鹿児島市立南小学校 鹿児島市立南中学校

交通

道路

国道
県道

鉄道

九州旅客鉄道指宿枕崎線
鹿児島市交通局鹿児島市電谷山線

脚注

  1. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  2. ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 角川書店 p.692
  3. ^ 牛掛灘の古戦場 - 鹿児島市 2011年12月12日閲覧。
  4. ^ 涙橋 - 鹿児島市 2012年6月10日閲覧。
  5. ^ 古地図で見る かごしまの町 p.137
  6. ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 角川書店 p.604
  7. ^ 小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年7月17日閲覧。

関連項目

座標: 北緯31度33分27秒 東経130度33分12.7秒 / 北緯31.55750度 東経130.553528度 / 31.55750; 130.553528