「郡山町 (鹿児島市)」の版間の差分
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2020年9月15日 (火) 12:12時点における版
郡山町 | |
---|---|
北緯31度40分29.5秒 東経130度28分22.6秒 / 北緯31.674861度 東経130.472944度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 郡山地域 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 2,998人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
891-1105 |
郡山町(こおりやまちょう Kōriyama-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧日置郡郡山郷郡山村、日置郡郡山村大字郡山、日置郡郡山町郡山。郵便番号は891-1105。人口は2,998人、世帯数は1,383世帯(2020年4月1日現在)[1]。
「郡山」という地名は日置郡の郡家(郡衙)が所在していたことに由来する[2]。
地理
鹿児島市の北端部、甲突川上流域に位置している。町域の北方には薩摩川内市入来町浦之名、南方に小山田町、東方に油須木町、花尾町、西方に西俣町、郡山岳町が接している。
甲突川にほぼ沿って国道328号が南北に通っており、中央部で東西に通っている鹿児島県道40号伊集院蒲生溝辺線が交差しており、西部で県道40号が鹿児島県道36号川内郡山線と交差し、北方に通っている。
教育施設は鹿児島県立明桜館高等学校、鹿児島市立郡山中学校、鹿児島市立郡山小学校がある。鹿児島県立甲陵高等学校が2011年までは明桜館高等学校と同一施設内にあったが、甲陵高校は2012年3月末をもって鹿児島県立鹿児島西高等学校と統合し、明桜館高等学校が2010年(平成22年)に設置されたことから閉校した。
その他は中央部には鹿児島市役所郡山支所(旧郡山町役場)があり、市町村合併以前は郡山町の中心地であった。
また、南部の市街地では1995年(平成7年)から郡山都市計画事業郡山中央土地区画整理事業が行われており、2014年(平成26年)に整備が完了する予定である[3]。
河川
歴史
郡山の成立と中世
郡山という地名は鎌倉期より見え、薩摩国満家院のうちであった。延応2年の比丘尼菩薩房・生阿弥陀仏田地去状に郡山という地名が見えるのが初見であると考えられている。鎌倉期頃はこの一帯を税所氏が治めていたが、鎌倉末期に税所氏から上原基員に与えられた[2]。
南北朝期に入り、それまで郡山を治めていた税所氏は守護島津氏の攻撃により勢力を失い、郡山は島津氏側陣営であった郡山頼平によって治められることになったが、観応元年に伊集院忠国が郡山城を3日間包囲した後、郡山頼平は郡山城を放棄し、一帯は伊集院氏の配下となった。しかし、伊集院氏は後に島津氏により追われ、肥後国へ逃亡したため、郡山の区域は島津氏の直轄領となった[2]。
近世
江戸期には薩摩国日置郡郡山郷(外城)のうちであり、当初は平田増宗の領地であったが、慶長15年より島津氏の直轄領となった。村高は「天保郷帳」では1,793石余、「旧高旧領」では1,833石余[2]。村の南西部には戸長役場が設置されていた[5]。
町村制施行以降
1889年(明治22年)には町村制が施行されたのに伴い、郡山郷の区域より郡山村が成立し、江戸期の藩政村である郡山村の区域は郡山村の大字「郡山」となった。1956年(昭和31年)には郡山村が下伊集院村の一部(有屋田、嶽)を編入し、同時に町制施行を施行して郡山町となった[5]。
2004年(平成16年)には郡山町が鹿児島市に編入され、鹿児島市の町名「郡山町」となった[6]。
施設
- 公共
- 鹿児島市役所郡山支所
- 鹿児島市郡山公民館
- 高齢者福祉センター郡山
- 鹿児島市立郡山給食センター
- 郡山駐在所
- 八重山キャンプ村
- 教育
- 鹿児島県立明桜館高等学校
- 鹿児島市立郡山中学校
- 鹿児島市立郡山小学校
- 郡山保育園
- 郵便局
- 郡山郵便局
- 寺社
- 菅原神社
- 光明寺
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[7]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
郡山町 | 全域 | 鹿児島市立郡山小学校 | 鹿児島市立郡山中学校 |
交通
道路
- 国道
- 県道
バス
- 薩摩郡山駅
脚注
関連項目
- 郡山(曖昧さ回避ページ)
座標: 北緯31度40分29.5秒 東経130度28分22.6秒 / 北緯31.674861度 東経130.472944度