「甲突町」の版間の差分
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2020年9月15日 (火) 12:09時点における版
甲突町 | |
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城南大通り沿いの街の様子 | |
北緯31度34分49.4秒 東経130度33分34.1秒 / 北緯31.580389度 東経130.559472度座標: 北緯31度34分49.4秒 東経130度33分34.1秒 / 北緯31.580389度 東経130.559472度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 中央地区 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 2,486人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
892-0837 |
甲突町(こうつきちょう Kōtsuki-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧薩摩国鹿児島郡鹿児島近在塩屋村、鹿児島市大字塩屋、鹿児島市塩屋町の一部。郵便番号は892-0837。人口は2,486人、世帯数は1,560世帯(2020年4月1日現在)[1]。甲突町の全域で住居表示を実施している。
地理
鹿児島市の中央部、甲突川下流域に位置している。町域の北方には南林寺町、南方には甲突川を挟んで下荒田、東方には城南町、錦江町、西方には新屋敷町がそれぞれ接している。
甲突川には天保山橋、天保山大橋、清滝川には清滝橋、昔の遊郭街の入り口にあたる場所に思案橋が架かっている。甲突川河畔は緑地公園となっている[2]。
歴史
塩屋村の成立
寛永5年に武村(現在の武の一部)から分割され薩摩国鹿児島郡近在の塩屋村として成立した[3]。村高は「旧高旧領」では145石余であった。また、塩屋という地名は地内に塩田があったことに由来している[4]。
町村制施行以後
1889年(明治22年)には市制が施行されたのに伴い、鹿児島府下47町3村の区域より鹿児島市が成立し、江戸期の塩屋村は鹿児島市の大字「塩屋」となった。1911年(明治44年)には大字から町となり「塩屋町」と改称した[4]。
1963年(昭和38年)に塩屋町の各一部が錦江町と城南町に分割され[4]、同時に塩屋町の全域で住居表示が実施された[5]。1967年(昭和42年)に鹿児島市と谷山市が合併した際、「甲突町」と改称された(谷山市にも塩屋町があったが、こちらも合併の際谷山塩屋町と改称された)[6]。
町域の変遷
実施後 | 実施年 | 実施前 |
---|---|---|
錦江町の一部 | 1963年(昭和38年) | 塩屋町の一部 |
城南町の一部 |
沖之村遊郭
沖田地区付近には江戸時代より遊郭が多数あり(沖之村遊郭と呼ばれた)、1899年(明治32年)には現在の鹿児島駅付近にあった築地遊郭が鹿児島駅の建設により、沖之村遊郭内に移転してきたとされる[7]。現在は鹿児島県唯一の風俗指定地域(鹿児島県の条例により、甲突町の8番街区のみ営業が許可されている[8])である。
施設
- 公共
-
- 城南交番
- 甲突川左岸緑地
- 塩屋公園
- 郵便局
-
- 鹿児島甲突郵便局
- 寺社
-
- 塩屋水神社
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[9]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
甲突町 | 全域 | 鹿児島市立城南小学校 | 鹿児島市立天保山中学校 |
甲突町出身の著名人
交通
道路
- 国道
バス
脚注
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.683
- ^ 『日本歴史地名体系 47 鹿児島県の地名』平凡社、1998年、169頁。ISBN 4-582-49047-6。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.321
- ^ 『鹿児島市史 第三巻』 p.742 - 鹿児島市 1972年
- ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.280
- ^ 鹿児島港の「みなと文化」 p.116-11 一般財団法人みなと総合研究財団 2011年12月10日閲覧。
- ^ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例 第11条及び第13条関係別表第2 - 鹿児島県例規集 2012年2月10日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年6月25日閲覧。
関連項目