コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「郡元 (鹿児島市)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
228行目: 228行目:
{{ウィキ座標2段度分秒|31|33|47.6|N|130|32|31.3|E|region:JP|display=title}}
{{ウィキ座標2段度分秒|31|33|47.6|N|130|32|31.3|E|region:JP|display=title}}
{{DEFAULTSORT:こおりもと}}
{{DEFAULTSORT:こおりもと}}
{{鹿児島市の町}}
{{鹿児島市の町}}
{{Pref-stub|pref=鹿児島県}}
{{Pref-stub|pref=鹿児島県}}
{{Japan-block-stub}}
{{Japan-block-stub}}

2020年9月15日 (火) 12:07時点における版

郡元
鹿児島大学郡元キャンパス
鹿児島大学郡元キャンパス
郡元の位置(鹿児島市内)
郡元
郡元
郡元の位置(鹿児島県内)
郡元
郡元
北緯31度33分47.6秒 東経130度32分31.3秒 / 北緯31.563222度 東経130.542028度 / 31.563222; 130.542028
日本
都道府県 鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 中央地域
地区 鴨池地区
人口
2020年(令和2年)4月1日現在)
 • 合計 5,999人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
890-0065 (郡元一丁目から三丁目)
890-0064(郡元町)
鹿児島大学教育学部附属中学校
鹿児島大学教育学部附属小学校
鹿児島市立中郡小学校

郡元(こおりもと Kōrimoto)は、鹿児島県鹿児島市町名[1]。旧鹿児島郡鹿児島近在郡元村、鹿児島郡中郡宇村大字郡元の一部。郡元一丁目から郡元三丁目及び、郡元町があり、全域で住居表示を実施している。郵便番号は郡元一丁目から郡元三丁目は890-0065、郡元町は890-0064。人口は5,999人、世帯数は3,628世帯(2020年4月1日現在)[2]

地理

鹿児島市の中部、新川の下流域に位置している。町域の北方には上荒田町及び鴨池、南方には南郡元町、西方には唐湊紫原、東方には真砂町及び真砂本町にそれぞれ接している。

町域の南部を鹿児島県道20号鹿児島加世田線が南北に通っており、県道上を鹿児島市電谷山線が通っている。また、鴨池にある郡元電停から鹿児島市電唐湊線が分岐しており、町域内には涙橋電停(谷山線)、唐湊電停工学部前電停純心学園前電停中郡電停(唐湊線)が設置されている。

東端には国道225号が南北に通り、西端には指宿枕崎線が南北に通っている。

町域の中央部には鹿児島市立中郡小学校があり、北部には鹿児島大学郡元キャンパス、鹿児島大学教育学部附属小学校鹿児島大学教育学部附属中学校などの鹿児島大学に関係する施設が多く所在している。

河川

  • 新川(田上川)

歴史

中世から近世まで

郡元という地名は古くは南北朝期より見え、薩摩国鹿児島郡のうちであった。文和3年の一色範氏宛行状には「薩摩国鹿児島郡々司職、同郡内中村、郡本、田上村」と見え、島津貞久に宛行われていた。

室町期には島津元久が地内の「水田名所小坂本一町」を福昌寺に寄進しており、その後当地と中村が島津忠国によって町田飛騨に宛行われている[1]

また寛正6年の鹿児島諏訪社祭次第では1番目に当地が見えている。鎌倉期の「薩摩国図田帳」には「府領社二ヵ所二十五町五段内」として「郡本社七町五段 麑嶋郡内地頭右衛門兵衛尉」とあり、大宰府領の郡本社の存在が知られており、当地と関係すると考えられている[1]

江戸期には、鹿児島郡鹿児島近在のうちであり、村高は「天保郷帳」では576石余、「旧高旧領」では688石余であった[1]

町村制施行以降

1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、鹿児島近在のうちの郡元村、宇宿村及び中村(のちの鴨池)の区域より中郡宇村が成立し、江戸期の郡元村は中郡宇村の大字「郡元」となった。また、中郡宇村の村役場が現在の一之宮神社付近に設置された。1934年(昭和9年)には中郡宇村が鹿児島市に編入され、大字郡元は鹿児島市の町名「郡元町」となった(この際中の一部を編入)。

郡元町の一部が1950年(昭和25年)に真砂町1969年(昭和44年)に三和町及び真砂本町1970年(昭和45年)には各一部が南新町日之出町紫原一丁目から紫原七丁目の一部、1973年(昭和48年)には宇宿一丁目、新栄町南郡元町東郡元町を新設[1]

1974年(昭和49年)には郡元一丁目郡元二丁目郡元三丁目を設置。1976年(昭和51年)には郡元町の一部が鴨池新町に分割された[1]

町域の変遷

分割・統合実施後 分割・統合実施年 分割・統合実施前
鹿児島市郡元町 1934年(昭和9年) 中郡宇村大字郡元の全域
中郡宇村大字中の一部
真砂町 1950年(昭和25年) 郡元町の一部
三和町 1969年(昭和44年) 郡元町の一部
真砂本町
南新町 1970年(昭和45年) 郡元町の一部
日之出町
紫原一丁目から七丁目の一部
宇宿一丁目の一部 1973年(昭和48年) 郡元町の一部
新栄町
南郡元町
東郡元町
郡元一丁目から郡元三丁目 1974年(昭和49年) 郡元町の一部
鴨池新町 1976年(昭和51年) 郡元町の一部

施設

公共施設
  • 中郡校区公民館
教育機関
寺院

ギャラリー

世帯数・人口

世帯数・人口[表注 1]
世帯数 人口
郡元一丁目 1,511 2,524
郡元二丁目 841 1,390
郡元三丁目 501 826
郡元町 775 1,259
  1. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[3]

町丁 番・番地 小学校 中学校
郡元一丁目 全域 鹿児島市立中郡小学校 鹿児島市立鴨池中学校
郡元二丁目 全域
郡元三丁目 全域
郡元町 26、28、30 鹿児島市立紫原小学校 鹿児島市立紫原中学校
郡元町 上記を除く全域 鹿児島市立中郡小学校 鹿児島市立鴨池中学校

交通

道路

国道
県道
市道

鉄道

九州旅客鉄道指宿枕崎線
鹿児島市交通局

脚注

  1. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.284
  2. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  3. ^ 小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年6月9日閲覧。
  4. ^ 平成27年度 道路交通量調査 断面交通量順位表 - 鹿児島市 (p.6/8) (PDF)
  5. ^ 付・年表(PDF:1,567KB) 鹿児島市史第4巻(平成2年3月発行)” (PDF). 鹿児島市. p. 3/50. 2017年11月15日閲覧。

関連項目

座標: 北緯31度33分47.6秒 東経130度32分31.3秒 / 北緯31.563222度 東経130.542028度 / 31.563222; 130.542028