「西別府町」の版間の差分
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2020年9月15日 (火) 12:06時点における版
西別府町 | |
---|---|
北緯31度35分35.6秒 東経130度29分50.9秒 / 北緯31.593222度 東経130.497472度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 武・田上地区 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 1,114人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
890-0033 |
西別府町(にしべっぷちょう Nishibeppu-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧鹿児島郡鹿児島近在西別府村、鹿児島郡西武田村大字西別府。郵便番号は890-0033。人口は1,114人、世帯数は602世帯(2020年4月1日現在)[1]。
地理
鹿児島市西部、田上川の上流域に位置している。町域の北方には小野、犬迫町、南方には五ケ別府町、西陵、東方には田上、武岡、西方には春山町、石谷町がそれぞれ接している。
東部には大峯流通団地があり、周辺には鹿児島インターチェンジ等があるため、鹿児島の流通の拠点の一部を担っている。中央部には池田学園池田中学・高等学校・池田小学校が所在している。また、町域の中央部を東西に鹿児島県道24号鹿児島東市来線及び南九州西回り自動車道鹿児島道路が並行して通っている。
また、五ケ別府町との境界付近(現在の鹿児島実業高等学校付近)には西郷隆盛が帰郷した際に付近を開墾し農耕に励んだとされる野屋敷跡がある[2]。
歴史
成立から町村制施行まで
西別府という地名は室町期より見え、薩摩国のうちであった。寛正6年の鹿児島諏訪社祭次第には「六番 <庚寅年> <沢牟田 西別府 原良 塚原 毛野 小野>」と見えるのが初見であると考えられている[3]。
江戸期は薩摩国鹿児島郡鹿児島近在のうちであり、村高は「天保郷帳」では399石余、「旧高旧領」には441石余であったと見える[4]。
町村制施行以降
1889年(明治22年)には町村制が施行され、江戸期の藩政村である西別府村は西武田村の大字「西別府」となった。その後1934年(昭和9年)に西武田村が鹿児島市に編入されたのに伴い、大字西別府は鹿児島市の町名「西別府町」となった。
1980年(昭和55年)には西郷団地の区域より西陵一丁目から西陵四丁目が設置され、西別府町の一部を分割した[4]。1988年(昭和63年)2月15日には西別府町、田上町の各一部より分割され西陵五丁目から西陵八丁目までが分割され、その他に西別府町の一部が西陵二丁目及び西陵四丁目に編入された[5]。1990年(平成2年)に西別府町の一部が西陵一丁目及び西陵三丁目に編入された[6]。1997年(平成9年)2月17日に西別府町の一部を西陵三丁目に編入され[7]、1999年(平成11年)には西別府町の一部を西陵七丁目の一部に編入した[8]。
町域の変遷
実施後 | 実施年 | 実施前 |
---|---|---|
西陵一丁目から西陵四丁目までの一部 | 1980年(昭和55年) | 西別府町の一部 |
西陵二丁目・西陵四丁目の一部 | 1988年(昭和63年) | 西別府町・田上町の各一部 |
西陵五丁目から西陵八丁目 | ||
西陵一丁目・西陵三丁目の各一部 | 1990年(平成2年) | 西別府町の一部 |
西陵三丁目の一部 | 1997年(平成9年) | 西別府町の一部 |
西陵七丁目の一部 | 1999年(平成11年) | 西別府町の一部 |
施設
- 公共
-
- 鹿児島文化工芸村
- 大峯公園
- 武・田上公民館
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[9]。
町丁 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
西別府町 | 海江田団地 | 鹿児島市立田上小学校 | 鹿児島市立武中学校 |
西別府町 | 上記を除く全域 | 鹿児島市立西陵中学校 |
交通
道路
- 高速道路
-
- 南九州西回り自動車道鹿児島道路
- 但し、町域にインターチェンジは所在していない。最寄りのインターチェンジは松元インターチェンジまたは鹿児島西インターチェンジ。
- 南九州西回り自動車道鹿児島道路
鉄道
脚注
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.690
- ^ 『安静院文書/旧記雑録』(角川日本地名大辞典 46 鹿児島県 501頁からの孫引き)
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.501
- ^ かごしま市民のひろば1988年 (昭和63年2月号) 第249号 (PDF) - 鹿児島市(鹿児島市広報デジタルアーカイブ) 2012年4月13日閲覧。
- ^ かごしま市民のひろば1990年 (平成2年1月号) 第273号 (PDF) - 鹿児島市(鹿児島市広報デジタルアーカイブ) 2012年4月13日閲覧。
- ^ 平成9年鹿児島県告示第139号(町の区域の変更、平成9年1月27日付鹿児島県公報1167号の2所収)
- ^ 平成11年鹿児島県告示第465号(町の区域の変更、平成11年3月23日付鹿児島県公報第1456号所収)
- ^ “小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年6月3日閲覧。
関連項目
座標: 北緯31度35分35.6秒 東経130度29分50.9秒 / 北緯31.593222度 東経130.497472度