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2020年9月14日 (月) 22:34時点における版
桜島二俣町 | |
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桜島内の地名と山の地図 | |
北緯31度37分31.6秒 東経130度39分35.3秒 / 北緯31.625444度 東経130.659806度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 桜島地域 |
地区 | 桜島地区 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 135人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
891-1412 |
桜島二俣町(さくらじまふたまたちょう Sakurajima Futamata-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧大隅国大隅郡桜島郷二俣村、鹿児島郡西桜島村大字二俣、鹿児島郡桜島町二俣。郵便番号は891-1412。人口は135人、世帯数は71世帯(2020年4月1日現在)[1]。
地理
桜島の北部に位置している。町域の東方には桜島白浜町、西方には桜島松浦町、桜島西道町がそれぞれ隣接しており、北方には鹿児島湾に面している。
海岸沿いを鹿児島県道26号桜島港黒神線が東西に通っている。主に温州みかんや野菜を中心とした園芸農業地域である[2]。
歴史
二俣の成立と中世
二俣という地名は戦国期より見え、大隅国向島のうちであった[3]。天正13年に上井覚兼領であった白浜と二俣の間で境界を巡る論争が起こり、向島郷の地頭の裁定により境界が確定されたが、二俣の住民はこれを受け入れずに境界線の変更を申し立てたが紛糾したとされる[4]。
近世
江戸期には大隅国大隅郡桜島郷(外城)のうちで、村高は「旧高旧領」では40石余であった。安永大噴火では火石が村内に落下するなどの被害を受けた[3]。
文政7年に伊能忠敬による桜島の測量が行われ、二俣は松浦のうちと記されており、「三国名勝図会」には二俣村は松浦村の支村であったと記されている[5]。
町村制施行以後
1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、桜島の西半分の区域より西桜島村が成立し、江戸期の二俣村は西桜島村の大字「二俣」となった。1973年(昭和48年)には西桜島村が町制施行し、桜島町の大字となった[3]。
2004年(平成16年)に桜島町が鹿児島市に編入され、大字二俣は鹿児島市の町名「桜島二俣町」となった[6]。
施設
- 郵便局
- 二俣郵便局
- 大元神社
小・中学校の学区
市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りである[10]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
桜島二俣町 | 全域 | 鹿児島市立桜峰小学校 | 鹿児島市立桜島中学校 |
交通
道路
脚注
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.918
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.564
- ^ 桜島町郷土誌 第2編 歴史 (PDF) p.115 - 鹿児島市 2012年6月24日閲覧。
- ^ 桜島町郷土誌 第2編 歴史 (PDF) p.119 - 鹿児島市 2012年6月24日閲覧。
- ^ 合併後の住所表示 - 鹿児島市 2012年6月22日閲覧。
- ^ 桜島町郷土誌 第3編 現代 (PDF) p.280 - 鹿児島市 2012年6月22日閲覧
- ^ 大元神社 - 鹿児島県神社庁 2012年6月24日閲覧。
- ^ 桜島町郷土誌 第3編 現代 (PDF) p.723 - 鹿児島市 2012年6月24日閲覧
- ^ “小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年8月31日閲覧。
関連項目
座標: 北緯31度37分31.6秒 東経130度39分35.3秒 / 北緯31.625444度 東経130.659806度