「黒神町」の版間の差分
令和2年4月1日現在の人口情報を反映 |
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2020年9月14日 (月) 22:28時点における版
黒神町 | |
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1914年に発生した桜島の大正大噴火によって上部をわずかに残し噴石や火山灰に埋もれてしまった腹五社神社の鳥居 | |
桜島内の地名と山の地図 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 桜島地域 |
地区 | 東桜島地区 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 118人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
891-1501(枦ノ木ケ谷) 891-1401(その他の区域) |
黒神町(くろかみちょう Kurokami-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧大隅国大隅郡桜島郷黒神村、鹿児島郡東桜島村大字黒神。郵便番号は枦ノ木ケ谷は891-1501、その他の地域では891-1401。人口は118人、世帯数は86世帯(2020年4月1日現在)[1]。
地理
桜島の東部に位置している。町域の北方には鹿児島市高免町、南方には垂水市海潟、鹿児島市有村町、鹿児島市持木町、西部には鹿児島市桜島白浜町、鹿児島市桜島二俣町、鹿児島市桜島西道町、鹿児島市桜島武町、東方には鹿児島湾(旧海峡)を挟んで垂水市牛根麓にそれぞれ接している。町域の南方には国道220号、国道224号が通っている。
付近は火口の風下にあたる範囲が広い事から噴石や火山灰による被害が大きい。文明溶岩が海上に伸びてできた大燃崎が所在し、町域には昭和溶岩によって埋め尽くされてできた地獄河原と呼ばれる溶岩原がある。
歴史
成り立ちから町村制施行まで
黒神という地名は江戸期より見え、大隅国大隅郡桜島郷のうちであった。黒神は「黒上」とも書かれていた。村高は「天保郷帳」では48石余、「旧高旧領」では108石余であった。
安永8年に発生した安永大噴火では甚大な被害を呈し、住民は付近の垂水や敷根、福山などに避難した。1887年(明治20年)に北大隅郡の所属となった[2]。
町村制施行以降
1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い桜島の東半分の区域より東桜島村が成立し、それまでの黒神村は東桜島村の大字「黒神」となった。その後、1914年(大正3年)に起こった桜島の大正大噴火では黒神では687戸が埋没し、火山噴出物によってそれまで海峡であった区域が埋め立てられ大隅半島と陸続きになった。さらに1946年(昭和21年)に南岳の東側山腹で発生した噴火で発生した溶岩流によって集落の全域が埋没する被害を受けている[2]。
1950年(昭和25年)には東桜島村が鹿児島市に編入され、大字黒神は鹿児島市の町名「黒神町」となった[2]。
施設
- 教育
- 寺社
- 腹五社神社:黒神埋没鳥居
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[3]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
黒神町 | 全域 | 鹿児島市立黒神小学校 | 鹿児島市立黒神中学校 |
交通
道路
- 国道
- 県道
脚注
関連項目
座標: 北緯31度34分59.9秒 東経130度42分25.6秒 / 北緯31.583306度 東経130.707111度