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「草牟田」の版間の差分

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2020年9月14日 (月) 22:24時点における版

日本 > 鹿児島県 > 鹿児島市 > 草牟田
草牟田
鹿児島県護国神社
草牟田の位置(鹿児島市内)
草牟田
草牟田
草牟田の位置(鹿児島県内)
草牟田
草牟田
北緯31度36分12.1秒 東経130度32分20.5秒 / 北緯31.603361度 東経130.539028度 / 31.603361; 130.539028
日本
都道府県 鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 中央地域
地区 城西地区
人口
2020年(令和2年)4月1日現在)
 • 合計 5,020人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
890-0014(草牟田一丁目・二丁目)
890-0015(草牟田町)
地図

草牟田(そうむた Sōmuta)は、鹿児島県鹿児島市町名。旧鹿児島郡鹿児島近在草牟田村、鹿児島郡鹿児島近在下伊敷村の一部、鹿児島郡伊敷村大字下伊敷の一部。草牟田一丁目、草牟田二丁目及び草牟田町があり、全域で住居表示を実施している。郵便番号は草牟田は890-0014、草牟田町は890-0015。人口は5,020人、世帯数は2,776世帯(2020年4月1日現在)[1]

「草牟田」という地名は古くからこの付近が甲突川の湿地帯で沢牟田と呼ばれていたものが転訛して草牟田となったといわれる[2]

地理

鹿児島市の中央部、甲突川下流左岸に位置する。町域の北方には下伊敷、南方には新照院町、東方には城山玉里町、西方には永吉原良がそれぞれ接している。

江戸期には甲突川河畔から臨む草牟田の山々の形が鶴の姿に似ていることからこの一帯を鶴尾と呼称していた。

町域の西端を甲突川が南北に流れており、それに沿って国道3号が通っている。中央部に鹿児島県立鹿児島聾学校、北部に鹿児島県立鹿児島工業高等学校が所在しており、鹿児島工業高等学校に隣接して鹿児島県護国神社鹿児島神社がある。

歴史

草牟田の成立から下伊敷村編入まで

草牟田という地名は、江戸期より見え鹿児島郡鹿児島近在のうちであり、村高は「鹿児島寺社廻」によると488石余、「天保郷帳」では716石余であった。1871年(明治4年)に下伊敷村に編入された。1877年(明治10年)には西南戦争が勃発し、後に当地も砲撃により山形が変化するほどの激戦地となった[2]

1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、江戸期の下伊敷村は伊敷村の大字下伊敷となり、江戸期の草牟田村の区域はその一部となった。

草牟田町の成立と近代

1911年(明治44年)に伊敷村大字下伊敷のうち草牟田地域が鹿児島市に編入され、鹿児島市の町名「草牟田町」として成立した。1976年(昭和51年)には草牟田町及び玉里町の各一部より草牟田一丁目及び草牟田二丁目及び城山一丁目及び城山二丁目の一部が設置された[2]

町域の変遷

統合・分割実施後 統合・分割実施年 統合・分割実施前
鹿児島市草牟田町 1911年(明治44年) 伊敷村大字下伊敷の一部
草牟田一丁目及び草牟田二丁目 1976年(昭和51年) 草牟田町の一部
玉里町の一部
城山一丁目及び城山二丁目の一部 草牟田町の一部

施設

鹿児島県立鹿児島工業高等学校
鹿児島神社拝殿
教育
郵便局
  • 鹿児島草牟田郵便局
寺社

文化財

世帯数・人口

世帯数・人口[表注 1]
世帯数 人口
草牟田一丁目 1,020 1,804
草牟田二丁目 1,535 2,837
草牟田町 221 379
2,776 5,020
  1. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[4]

町丁 番・番地 小学校 中学校
草牟田一丁目 全域 鹿児島市立草牟田小学校 鹿児島市立伊敷中学校
草牟田二丁目 全域
草牟田町 全域

交通

道路

国道

脚注

  1. ^ 年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
  2. ^ a b c 角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店 p.381
  3. ^ 鹿児島県立鹿児島工業高等学校大煙突 かごしまけんりつかごしまこうぎょうこうとうがっこうだいえんとつ - 文化遺産オンライン
  4. ^ 小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年6月14日閲覧。

関連項目

座標: 北緯31度36分12.1秒 東経130度32分20.5秒 / 北緯31.603361度 東経130.539028度 / 31.603361; 130.539028