「鴨池 (鹿児島市)」の版間の差分
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2020年9月14日 (月) 22:20時点における版
座標: 北緯31度33分54秒 東経130度33分1秒 / 北緯31.56500度 東経130.55028度
鴨池 | |
---|---|
北緯31度33分54秒 東経130度33分1秒 / 北緯31.56500度 東経130.55028度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 鴨池地区 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 6,163人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
890-0063 |
鴨池(かもいけ Kamoike)は鹿児島県鹿児島市の町名。旧鹿児島郡鹿児島近在中村、鹿児島郡中郡宇村大字中、鹿児島市鴨池町。鴨池一丁目及び鴨池二丁目が設置されており、鴨池一丁目及び鴨池二丁目の全域で住居表示を実施している。郵便番号は890-0063。人口は6,163人、世帯数は4,034世帯(2020年4月1日現在)[1]。
「鴨池」という地名は地内にあった黒木島津家の別荘を、島津家29代当主である島津忠義が譲り受けて庭にあった池を広げ、池を禁猟区にしたため池に鴨が増えたことによる[2]。
地理
鹿児島市の中部、新川の下流域に位置している。町域の北方には下荒田、荒田、南方には郡元、真砂町、東方には与次郎、西方には郡元がそれぞれ隣接している。
町域の中央を南北に鹿児島県道20号鹿児島加世田線が通り、県道20号の路線上を鹿児島市電谷山線が通る。南端部には鹿児島市電唐湊線が東西に通っており、谷山線に鴨池電停と郡元電停の2電停が所在している。
当地には鴨池動物園が所在していたが、1972年(昭和47年)に平川町へ移転し平川動物公園となった。鴨池動物園の跡地は現在鴨池公園として整備されている他にイオン鹿児島鴨池店の敷地となっている。
歴史
中村の成立と中世
鴨池は1934年(昭和9年)までは中村もしくは中という地名であり、中村という地名は南北朝期より見え、薩摩国鹿児島郡のうちであった。文和3年の一色範氏宛行状に見えるのが初見であると考えられる[3]。
応永24年に中村と郡本(現在の郡元)が島津忠国によって町田飛彈に宛行われた[3]。
近世の中村
江戸期には鹿児島郡鹿児島近在のうちであった。村高は「天保郷帳」では1,067石余、「旧高旧領」では1,004石余であった。村内に谷山街道と谷山別街道が通っていた[3]。
町村制施行以降
1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、鹿児島近在のうち中村、郡元村、宇宿村の3村の区域より中郡宇村が成立し、それまでの中村は中郡宇村の大字「中」(なか)となった。1934年(昭和9年)には中郡宇村が鹿児島市に編入され、それまでの大字中は鹿児島市の町名「鴨池町」へ改称した(中の一部は郡元町に編入)[4][5]。
その後1970年(昭和45年)に一部が紫原一丁目から紫原七丁目、1971年(昭和46年)には荒田一丁目及び荒田二丁目となった。1973年(昭和48年)に一部が下荒田一丁目から下荒田四丁目、1974年(昭和49年)には郡元一丁目及び郡元三丁目に分割され、一部が鴨池一丁目及び鴨池二丁目となった[5]。1976年(昭和51年)10月12日には鴨池町及び下荒田町の各一部が鴨池二丁目に編入され[6]、1990年(平成2年)に鴨池町の一部が紫原六丁目に編入された[7]。
1993年(平成5年)には鴨池町の一部が唐湊一丁目から唐湊四丁目の一部及び郡元町の一部となり[8]、鴨池町の残余部が田上台一丁目に編入され、これにより「鴨池町」の名称は消滅した[9]。
町域の変遷
実施後 | 実施年 | 実施前 |
---|---|---|
鹿児島市鴨池町 | 1934年(昭和9年) | 中郡宇村大字中 |
鹿児島市郡元町の一部 | ||
紫原一丁目から紫原七丁目までの一部 | 1970年(昭和45年) | 鴨池町の一部 |
荒田一丁目及び荒田二丁目の一部 | 1971年(昭和46年) | |
下荒田一丁目から下荒田四丁目までの一部 | 1973年(昭和48年) | |
郡元一丁目から郡元三丁目までの一部 | 1974年(昭和49年) | |
鴨池一丁目及び鴨池二丁目 | 鴨池町 | |
鴨池二丁目 | 1976年(昭和51年) | 鴨池町及び下荒田町の各一部 |
唐湊一丁目から唐湊四丁目までの一部 | 1993年(平成5年) | 鴨池町の一部 |
郡元町の一部 | ||
田上台一丁目の一部 | 鴨池町の残余部 |
施設
- 教育機関
-
- めぐみ幼稚園
鹿児島県立鴨池野球場、鹿児島県立鴨池陸上競技場は同市与次郎に、鹿児島市立鴨池中学校、鹿児島市立鴨池小学校は同市真砂本町に所在する。
世帯数・人口
世帯数 | 人口 | |
---|---|---|
鴨池一丁目 | 2,550 | 3,916 |
鴨池二丁目 | 1,484 | 2,247 |
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[10]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
鴨池一丁目 | 全域 | 鹿児島市立中郡小学校 | 鹿児島市立鴨池中学校 |
鴨池二丁目 | 28 | 鹿児島市立八幡小学校 | 鹿児島市立天保山中学校 |
鴨池二丁目 | 28以外 | 鹿児島市立中郡小学校 | 鹿児島市立鴨池中学校 |
交通
鉄道
道路
- 国道
- 主要地方道(県道)
脚注
- ^ a b “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ 『古地図に見る かごしまの町』 p.133 - 豊増哲雄、春苑堂出版 ISBN 4-915093-37-9
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.463 角川書店
- ^ 鹿兒島市内大字名廢止町名改稱竝ニ區域變更(昭和9年鹿児島県告示第334号、 原文)
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.216 角川書店
- ^ 昭和51年鹿児島県告示第1017号(町区域の新設及び変更、昭和51年9月22日付鹿児島県公報第6983号所収)
- ^ 平成2年鹿児島県告示第1872号(町の区域の変更、平成2年11月5日付鹿児島県公報第270号所収)
- ^ 平成5年鹿児島県告示第321号(町の区域の設定及び変更、平成5年2月26日付鹿児島県公報第603号所収)
- ^ かごしま市民のひろば1993年 (平成5年2月号) 第309号 (PDF) - 鹿児島市(鹿児島市広報デジタルアーカイブ) 2012年4月13日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年6月5日閲覧。
関連項目
- 中(曖昧さ回避ページ)