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「WX10K」の版間の差分

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|通信方式=国内:PHS(1.9GHz)<br />W-CDMA(900/1500/2100MHz)<br />海外:W-CDMA(900/1500/2100MHz)<br />GSM(900/1800/1900MHz)
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'''WX10K'''(ダブリューエックスイチゼロケー)は、[[京セラ]]によって開発された、[[ワイモバイル]](旧[[ウィルコム]])の[[Android]]搭載PHS/3GまたはPHS/AXGPデュアルモード対応端末である。愛称は'''DIGNO DUAL 2'''(ディグノ デュアル ツー)。
'''WX10K'''(ダブリューエックスイチゼロケー)は、[[京セラ]]によって開発された、[[ワイモバイル]](旧[[ウィルコム]])の[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]搭載PHS/3GまたはPHS/AXGPデュアルモード対応端末である。愛称は'''DIGNO DUAL 2'''(ディグノ デュアル ツー)。


== 概要 ==
== 概要 ==

2020年9月6日 (日) 07:59時点における版

京セラ > DIGNO > WX10K
ウィルコム(現ワイモバイル) DIGNO DUAL 2 WX10K
キャリア ウィルコム(現ワイモバイル)
製造 京セラ
発売日 2013年7月18日
概要
OS Android 4.2
CPU Qualcomm
Snapdragon S4
MSM8960 1.5GHz(デュアルコア)
音声通信方式 国内:PHS(1.9GHz)
W-CDMA(900/1500/2100MHz)
海外:W-CDMA(900/1500/2100MHz)
GSM(900/1800/1900MHz)
データ通信方式 AXGP(2.5GHz)
WILLCOM CORE 3G(W-CDMA(900/1500/2100MHz))
GSM(海外のみ)
IEEE 802.11a/b/g/n
形状 ストレート
サイズ 134 × 66 × 10.9 mm
質量 134 g
連続通話時間 約1110分(PHS)
約840分(3G)
約600分(GSM)
連続待受時間 約400時間(PHS/3Gデュアルモード)
約310時間(PHS/4Gデュアルモード)
約280時間(GSM)
バッテリー 2000mAh
内部メモリ RAM:1.5GB
ROM:16GB
外部メモリ microSD
(最大2GB)
microSDHC
(最大32GB)
microSDXC
(最大64GB)
日本語入力 iWnn
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり
テザリング Wi-Fi/USB
(3G/AXGP網のみ)
Bluetooth 4.0+EDR[注 1]
放送受信機能 ワンセグ対応
外部接続 MicroUSB
3.5ミリイヤホン端子
メインディスプレイ
方式 TFT
解像度 HD
(720×1280ドット)
サイズ 4.7インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約810万画素画素CMOS
機能 手振れ補正対応AF
サブカメラ
画素数・方式 約120万画素画素CMOS
カラーバリエーション
ブルー
ブラック
ホワイト
ピンク
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

WX10K(ダブリューエックスイチゼロケー)は、京セラによって開発された、ワイモバイル(旧ウィルコム)のAndroid搭載PHS/3GまたはPHS/AXGPデュアルモード対応端末である。愛称はDIGNO DUAL 2(ディグノ デュアル ツー)。

概要

WX04Kの後継機種で、従来の3G/PHSデュアルモードに加え、DC-HSDPA通信とWireless City PlanningAXGP網を利用した4G/PHSデュアルモードに対応する。

WX04Kでも対応していた3GによるSMS・MMS(電話番号あて)に加えて、新たにライトメールが利用可能になっている(PHS番号のSMSは非対応)。

ウィルコムの会社更生終結後初の新型通話端末となる。

なお本端末は、「Y!mobile」へのブランド移行後も従来のウィルコムブランドのままで販売されていたが、ワイモバイルブランドによる一部料金プランの受付終了に伴い、2015年9月30日をもって販売終了となった。

料金プラン

端末発売当初の対応料金プランは「ウィルコムプランLite」および「ウィルコムプランD+」で、その他の料金プランでの契約はできなかった。また、契約期間は3年で、期間の定めのないプランは存在しなかった。

機種変更の場合でも、従前の料金プランの維持はできず、前述の2プランのいずれかへの変更が必須となる。

当初は一度契約すると、ウィルコムプランLite/D+相互間であっても、機種変更を伴わない料金プランの変更が出来なかったが、その後9月9日から相互間の料金コース変更がいつでも可能になった。

2014年8月1日のY!mobileの発足・ブランド統合にともない、2014年7月31日で新規受付を終了し、後継の対応料金プランである「スマホプラン(タイプ3)」の対象機種(契約期間は2年/定めなしを選択できる)となり、ウィルコムプランLite/D+からの移行も可能になった。なお、W-VALUE割引適用中にスマホプランに移行した場合、割引の適用は打ち切りとなる。

2015年10月1日以降、一部料金プランの受付終了にともない、ウィルコムプランLite/D+からスマホプランへの乗換ができなくなっている。

キャリアメール

メールアドレス

wcm.ne.jp、ymobile.ne.jpのアドレス(MMS)の利用となる。
willcom.comまたはpdx.ne.jpのアドレスは使用不可である。
ただし、機種変更した場合でもメールアドレス自体は保存されているので、利用可能な機種に機種変更すれば復活できる。

SMS(ショートメッセージサービス)等

3GによるSMSおよびMMS(電話番号あて)、PHSによるライトメールに対応する(SMS対応のPHSから送られてきたメールはライトメールとして受信可能だが、ライトメールの文字数の制限以内の部分までとなる)。

データ通信

4G(AXGP)と3Gによるデータ通信が可能となっている。

WX04SHとは異なりPHS網によるデータ通信およびテザリングは利用できない。

テザリングについては料金プランにより取り扱いが異なる。

  • ウィルコムプラン(D+/Lite)ではテザリングオプション(月額525円)の付加が必要[1]
  • スマホプランでは標準サービスに含まれている。[2]

音声通話

通話についてはPHS・3Gの両対応で、設定で発信時にどちらを優先させるか変更でき、またダイヤル画面にてPHSと3Gのどちらで発信するかを切り替えることもできる。

3Gによる通話は相手に関わらず一律30秒/21円、PHSによる通話は新ウィルコム定額プランS相当となる。3Gの番号はソフトバンクモバイルのホワイトプランの無料通話先に含まれ、掛けた際にはソフトバンクモバイルの識別音が流れる。

電話番号はPHS番号と3G番号の2つを持つ。したがってユニバーサルサービス料も2回線分が請求される。3Gの電話番号についてはMNPに対応しており、MNP転入による新規契約、MNP転出による解約の他、他社ではあり得ない「MNP転入と同時の機種変更」(3G非対応機種からの機種変更の場合。既存のPHS回線と組み合わせる)や「MNP転出と同時の機種変更」(3G非対応機種への機種変更の場合。PHS番号と3G番号の紐付けが解除されPHS番号のみ残る)も可能である。

その他

機能面ではDIGNOシリーズでおなじみのスマートソニックレシーバーがウィルコム向け端末としては初搭載されている。

搭載アプリ

  • 機能音声検索アプリ「すぐこえ」

その他機能

主な対応サービス
PHS通話 WILLCOM CORE 3G AXGP [注 2] ライトメール
テザリング WiFi Bluetooth 赤外線通信
GPS ワンセグテレビ おサイフケータイNFC 緊急速報メール
防水/防塵

沿革

  • 2013年5月10日 - 工事設計認証取得(001-A00927・形式名「YAKF-1」)[3]
  • 2013年7月4日 - ウィルコムおよび京セラより発表[4][5]。予約受付開始[4]
  • 2013年7月18日 - 販売開始[4]
  • 2013年9月9日 - ウィルコムプラン(D+/Lite 相互間)のプラン変更に関する制限が廃止。
  • 2014年8月1日 - Y!mobile発足に伴う料金プランの終了・新規設定に伴い、本機はスマホプラン(タイプ3)の対象端末となる。
  • 2015年9月30日 - 販売終了。ウィルコムプラン(D+/Lite)からスマホプラン(タイプ3)への料金プラン変更受付が終了[6]

アップデート履歴

  • 2013年9月12日 - バージョン(ビルド番号):101.0.2c10
動作の安定性を向上
  • 2013年10月17日 - バージョン(ビルド番号):102.0.2e00
カレンダーアプリの曜日と日付の文字色がずれる事象の改善。通話音量が設定より小さくなる事象の改善。
その他、動作の安定性を向上。
  • 2014年1月23日 - バージョン(ビルド番号):103.0.2f30
割込通話時の操作性を向上。動作の安定性を向上。
  • 2015年4月21日 - バージョン(ビルド番号):104.0.3100
セキュリティ機能の改善。端末動作の安定性を向上。
  • 2015年10月29日 - バージョン(ビルド番号):105.0.3200
セキュリティ機能の改善。

脚注

注釈

  1. ^ 対応プロファイルはHSP/HFP(スレーブ/マスター)、PBAP、BPP、SPP、SDAP、GAP、A2DP、AVRCP、OPP、HID。プロファイルとしてはHSP/HFPスレーブに対応しているが、「スマホっとリンク」に相当する機能は搭載されていないので、事実上利用できない。
  2. ^ 受信:76Mbps/送信:10Mbps

出典

  1. ^ 旧料金プランをご契約の場合のテザリングオプション”. Y!mobile. ソフトバンク株式会社. 2017年3月22日閲覧。
  2. ^ [テザリングオプション]申込み/解除方法を教えてください。”. ワイモバイル. ソフトバンク株式会社. 2017年3月22日閲覧。
  3. ^ 技術基準適合証明等を受けた機器の検索”. 総務省 電波利用ホームページ. 総務省総合通信基盤局. 2017年3月22日閲覧。
  4. ^ a b c ウィルコムスマートフォン専用料金プラン対応新商品について”. プレスリリース. 株式会社ウィルコム, 株式会社ウィルコム沖縄 (2013年7月4日). 2017年3月22日閲覧。
  5. ^ 京セラ製「DIGNO DUAL® 2(ディグノ デュアル 2) WX10K」新登場”. ニュースリリース. 京セラ株式会社 (2013年7月4日). 2017年3月22日閲覧。
  6. ^ ワイモバイルブランドで提供中の一部料金プランの受付を終了”. ワイモバイル. ソフトバンク株式会社 (2015年7月29日). 2017年3月22日閲覧。

関連項目

外部リンク